JPH0617813A - リムおよびリム用インサートリング - Google Patents

リムおよびリム用インサートリング

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JPH0617813A
JPH0617813A JP4174154A JP17415492A JPH0617813A JP H0617813 A JPH0617813 A JP H0617813A JP 4174154 A JP4174154 A JP 4174154A JP 17415492 A JP17415492 A JP 17415492A JP H0617813 A JPH0617813 A JP H0617813A
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JP
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insert ring
ring
hub
rim
hole
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JP4174154A
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Furiku Ewald
フリク エワルト
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BEE BEE S KURAFUTOFUAARUTSUOIG
BEE BEE S KURAFUTOFUAARUTSUOIGUTEKUNIKU AG
BBS Kraftfahrzeugtechnik AG
Original Assignee
BEE BEE S KURAFUTOFUAARUTSUOIG
BEE BEE S KURAFUTOFUAARUTSUOIGUTEKUNIKU AG
BBS Kraftfahrzeugtechnik AG
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B3/00Disc wheels, i.e. wheels with load-supporting disc body
    • B60B3/14Attaching disc body to hub ; Wheel adapters
    • B60B3/18Attaching disc body to hub ; Wheel adapters by circlips or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B3/00Disc wheels, i.e. wheels with load-supporting disc body
    • B60B3/14Attaching disc body to hub ; Wheel adapters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2/00Friction-grip releasable fastenings
    • F16B2/02Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
    • F16B2/18Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening using cams, levers, eccentrics, or toggles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車種ごとに異なる外径の芯出し体に対処する
ことができ、しかも加工やハブの同軸穴への嵌脱が容易
で力の伝達性能に優れ、性質の再確認が容易なインサー
トリングを用いた構成簡単なリムを提供する。 【構成】 ハブの穴にインサートリング18を嵌め合い
嵌合する。穴の内周溝27にスプリングリング42を嵌
める。インサートリング18は凸型断面を持つ円環体で
ある。スプリングリング42は、インサートリング18
の外側肩であるR切欠き部37に接する。インサートリ
ング42の円環面36はハブの支持面21よりも軸方向
内方に位置する。インサートリング18の面41はハブ
の内側肩である壁32に接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】発明は、製品ごとにその外径を異
にするブレーキ装置の芯出し体に同軸的に嵌め合い嵌合
されるリムと、そのリムと上記芯出し体との嵌め合い嵌
合に用いられる部品としてのインサートリングに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】リムは自動車のブレーキ装置にスクリュ
ーを用いて固定される。ブレーキドラムおよびリムは同
一の幾何学上の軸芯を中心として回転することより回転
のバランスがとれる。芯出しは、リムの同軸的な穴に嵌
め合い嵌合するブレーキ装置の芯出し体により保証され
る。上記の芯出し体は製品ごとにその外径を異にする。
しかし、かかる場合にもリムの在庫量を減らすための方
法として、あらゆる場合に芯出し穴は一定にする代わり
に、この中に内周径の異なるインサートリングを入れる
ことが考えられる。
【0003】ドイツ特許文3233807により次の構
成を有するリムが公知である。すなわち、このリムは、
ハブを持ち、ハブの中央に同軸的な穴を持ち、かつこの
穴の内径が、穴の中に入れられかつリムの芯出しを行う
ためのブレーキ装置の芯出し体の外径よりも大きく、上
記穴の中に放射方向の内周溝を持ち、かつ溝はハブの支
持面からは距離を隔てており、同軸的な取替えの可能な
インサートリングを持ち、かつそのインサートリングの
外周はほぼ遊びのない状態で穴に嵌め合い嵌合しかつそ
の内周面は上記芯出し体の外周面に適合する。
【0004】上記の他に、公知例として、日本の実用新
案1864818号、日本実用新案1876452号に
係わるリムがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドイツ特許文
3233807に記載された公知のリムには下記の短所
がある。
【0006】a)ハブの穴の内周溝は内矩巾が非常に広
くなければならないが、この加工は困難である。
【0007】b)インサートリング自身はこの穴に大き
な面積で接触している。この場合仮にその何処かに突起
などの不平滑な箇所の存在する場合には、その不平滑な
箇所が正しく内周溝に嵌入しない。
【0008】c)インサートリングが比較的大きい。
【0009】d)インサートリングは、不平滑な箇所の
突起が上記の内周溝に嵌入はできない。むしろインサー
トリングはハブの穴に嵌め合い嵌合するまで弾性を利用
して縮めることができねばならないが、反面その剛性は
十分な値を示さねばならない。インサートリングはスリ
ットを備え、かつこれがためにインサートリングは剛性
を失う。
【0010】e)中に穴のあるインサートリングは、直
接芯出し径に嵌め合い嵌合はできない。むしろインサー
トリングはハブの中の穴に嵌め合い嵌合する。この場合
にハブの穴とインサートリングの穴の両者の許容誤差が
重なることにより誤差が拡大する。
【0011】f)インサートリングをハブの穴から再び
抜き取ることが困難である。
【0012】g)インサートリングがスリットを持つか
ら、この部分に有害なバリが生じる。
【0013】h)インサートリングが予め縮められるこ
となく、取付け時よりも大きな径を持つ放置状態に在る
場合にも、インサートリングがサイズ決めの際に外周に
拡大されている場合にも、その内径はそれ自体の弾性の
故に測定が困難である。
【0014】i)材質的には、インサートリングの構造
はバネ鋼の性質とリングの性質を兼ね備えることが要求
される。しかし、この2つの条件を同時に満たす事はで
きないために同様に1つの短所となる。たとえば、バネ
鋼に正確に穿孔することは困難であるか不可能であり、
まして加工することは到底不可能である。
【0015】日本の実用新案1864818号に係わる
リムにおいて、それに用いられるインサートリングは、
ハブの部分を歪ませることによりハブの部分に密着す
る。このインサートリングの質量は極めて大きく、これ
を固定するにはスクリューが必要である。そして、本来
のホイールの固定のために必ずネジ穴がさらに必要であ
るために、この場合にはハブの部分の強度が著しく低下
することは免れない。スクリューは鋼製でなければなら
ない。インサートリングがアルミニウム製の場合には、
電動式工具を使用するがこれには公知の短所を伴う。そ
の取付け取外しには、多数のスクリューをその都度着脱
せねばならない。スクリュー及びネジ穴も高価である。
さらに、この場合にはスクリューは締め付けられた状態
で芯出しができると信じる過ちを人は侵すものである。
ネジには遊びが必要であるために芯出しは不可能であ
る。スクリューとネジは引張り力を作用させるのが本来
の用途である。
【0016】日本実用新案1876452号に係わる構
造も実用的なものとは云えない。このものにおいて、イ
ンサートリングは軸方向に移動することができる為に別
の構造エレメントを併用せねばならない。
【0017】発明の課題は、車種ごとに異なる外径の芯
出し体に対処することができ、しかも加工やハブの同軸
穴への嵌脱が容易で力の伝達性能に優れ、性質の再確認
が容易なインサートリングを用いた構成簡単なリムを提
供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によるリ
ムは、ハブを持ち、ハブの中の同軸的な穴を持ち、かつ
この場合に穴の内径は、穴の中に入れられかつリムの芯
出しを行うための、車種毎に異なるアクスル芯出し体の
外径よりも大きく、穴の中に放射方向の内周溝を持ち、
かつ溝はハブの支持面からは距離を隔てており、同軸的
な、取替えの可能なインサートリングを持ち、かつその
外周はほぼ遊びのない状態で穴に嵌め合い嵌合しかつそ
の内周面は芯出し体の外周面に適合し、しかも、 a)上記のインサートリングは、凸型断面を持つ円環体
であること、 b)内周溝の中にスプリングリングが位置し、かつリン
グの内径はインサートリングの外径よりも小さいこと、 c)スプリングリングは少なくとも多くの使用状態の場
合にインサートリングのハブ支持面に向かって解放され
ている外側肩に接していること、 d)インサートリングは、軸方向にはハブ支持面に干渉
せぬこと、 e)インサートリングは、少なくとも多くの使用状態で
は同軸穴の同軸内側肩に接していること、を以て特徴と
する。
【0019】請求項2の発明によるリムにおいては、上
記のインサートリングがそれ自体閉鎖型の凸型裁断面を
持つ。
【0020】請求項3の発明によるリムにおいては、上
記のインサートリングは軽金属よりも硬い材料を用いて
いる。
【0021】請求項4の発明によるリムにおいては、上
記のインサートリングが鋼から削り出されたものであ
る。
【0022】請求項5の発明によるリムにおいては、上
記のインサートリングはハブ支持面の側を向いた側にガ
イドテーパ部をその内周上に持つ。
【0023】請求項6の発明によるリムにおいては、上
記のインサートリングはハブ支持面とは反対の側の外周
上に間隙を設ける為の面取りを持ち、かつこの面取りは
回転穴、及び場合によってはその位置に設けられている
面取り以外の部分で終わっている。
【0024】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、請求項5、請求項6の何れかに記載のリム用インサ
ートリングが請求項7の発明によるインサートリングで
ある。
【0025】
【作用】請求項1のリムによれば、インサートリングを
介してハブが芯出し体に対して芯出しされる。内周溝の
中に位置されたスプリングリングは、インサートリング
が軸方向に変位し過ぎることを防止する。スプリングリ
ングの内周面の内径を変えるだけで、外径の異なる芯出
し体に対処することができる。スプリングリングを内周
溝から取り外すことによってインサートリングをハブの
穴から取り外すことができる。
【0026】請求項2のリムにおいて、インサートリン
グは、それ自体スリットを持つ、といった上記の短所を
持たぬ簡単な部品としてのインサートリングを得ること
ができる。この部品は予め力を施すことを必要としな
い。この部品は、優れた力の伝達能力を持つ。その質量
およびサイズは共に小さい。これは保管の際にもスペー
スを取らず、またその性質を随時再確認することができ
る。それはあらゆる部品に於いて同じ断面を持つ為に任
意の位置を以て取り付けることができる。
【0027】請求項3のリムにおいて、インサートリン
グは、大抵の場合に鋼製のアクスル芯出し体と、大抵は
アルミニウムであるがまた同時にマグネシウム製の軽金
属部との間の嵌合が容易となる。
【0028】請求項4のリムにおいて、インサートリン
グは、鋼製でなければならないスプリングをも支障なく
使用することが可能である。さらに、この材料は十分に
大きな力を伝達することができる。
【0029】請求項5のリムにおいて、インサートリン
グは、アクスル芯出し体に嵌め合い精度を損なうことな
しに取り付けることができる。この嵌め合いは特に移行
部分に於ける嵌め合いである。このようにインサートリ
ングは、同軸穴の中に圧入されることも、また、この穴
の中で大きな遊びを持つこともない。H7−嵌め合いが
最適であろう。
【0030】請求項6のリムにおいて、インサートリン
グは、コーナ部分では同軸穴の内部の肩に当たることな
く、したがってこじることなく、またスプリングに当た
ることはなく、したがって理想的な形で純粋に外周力を
受け止めることが可能である。ほとんど純粋な外周力の
みを受け取る場合には、受圧面は小さくて済み、かつこ
の部分の単位圧力は僅かにとどまる。
【0031】
【実施例】発明は下記において好ましい実施例に関して
詳述される。図1はアルミニウムのハブ部分の放射方向
断面を示し、インサートリング、スプリングリング、及
び芯出し体は表示されていない。図2は図1の部分2の
拡大図であり、図3はインサートリングの放射方向断面
で、縮尺は1:1である。図4はスプリングの見取図で
あり、図5は図1の部分2の拡大図であるが、この場合
にはインサートリング、スプリングリング、及び破点線
による芯出し体が表示されている。
【0032】ホイール11は、幾何学的な中心軸12に
関して少なくとも重量的にバランスしており、かつ中心
穴13を持つ。この穴13の内径は後述する芯出し体1
7の外径よりも大きい。スクリュー穴14には図示され
ていないスクリューが在り、かつこのスクリューにより
ホイール11は、図示されていないアクスルの一部であ
る支持面16に固定されることができる。支持面16は
平坦であり、かつこの支持面16からは図1には図示さ
れていないが図5に図示されている公知のデザインの芯
出し体17が突き出ている。この芯出し体17は、車両
のメーカーによりその直径を異にする。したがって芯出
し体17がその役割を果たすには、インサートリング1
8がなければ中央の穴13は異なった直径を持たねばな
らぬことになる。大きさのオーダーでは、この直径は5
0から60ミリの間である。例えば、日本の自動車メー
カであるトヨタの乗用車は54ミリ径に定められてい
る。同メーカであるホンダでは56ミリ、同じくイスズ
では56.5ミリ、同じくダイハツでは54ミリ等とな
っている。この嵌め合い嵌合を可能にするのがインサー
トリング18であり、かつこのインサートリング18
は、幾何学的な中心軸12に同軸的な円筒状の環状面で
ある内周面19以外は常に一定の断面、すなわち閉鎖型
の凸型裁断面を持つ。インサートリング18には軽金属
よりも硬い材料を好適に用いることができる。また、イ
ンサートリング18は鋼から削り出したものでもよい。
上記の内周面19はこの部分に於いて円柱状をなす通常
の芯出し体17の外周面に適合するもので、芯出し体1
7の外周面に嵌め合い嵌合を行う。幾何学的中心軸12
に直角なその支持面21の近くに於いては、中央穴13
は段付き穴22を持つ。図2によれば、インサートリン
グ18におけるハブ支持面21の側を向いた側に右から
左に向かって1/2ミリ巾のガイドテーパ23が最初に
設けられているが、これはホイール11を芯出し体17
に傾くことなしに嵌め込むことを容易にする。嵌め込む
際にはガイドテーパ23により芯出し体17が削り取ら
れることはほとんど、または全く解消する。
【0033】ガイドテーパ23に続いて、次に同軸的な
円筒状の円環面24が設けられるが、これはインサート
リング18の外側の同軸的な円柱状の円環面26よりも
10分の数ミリメートル程度大きな径を持つ。この円環
面24の巾は約1.3ミリ程度である。この部分もその
大きい直径により芯出し体17への嵌合を容易にするの
に役立つ。次に続くのが同軸的な内周溝27であり、そ
の中心28は円環面24側に比べて0.5ミリだけ、或
いはこの場合の直径の約1%だけ多く軸12側に近寄っ
ている。内周溝27はその直径が2.2ミリの円の一部
としての輪郭を持つ。内周溝27はハブ支持面21から
は軸方向に距離を隔て箇所に形成されている。内周溝2
7の左には、同軸的な円筒状の円環面29が続く。この
円環面29はインサートリング18側の円環面26と等
しい直径を持ち、その値は実施例の場合には70ミリで
ある。この場合2つの円環面26,29の許容差は嵌め
合い嵌合の許容差の範囲内にある。この場合にはインサ
ートリング18を入れるには圧入力も必要でなければ必
要以上の遊びも必要でない。
【0034】円環面29の巾は約3ミリである。中央値
がこの値になる巾であれば差し支えない。円環面29に
は円弧角が90°の円弧部31が続くが、この円弧部3
1は放射方向の、中心軸12に直角な、肩を作る壁32
に移行し、かつこの円弧部31の持つ巾は上記の中央値
より下側の範囲であり、実施例では2.8ミリである。
【0035】肩をなす壁32に続くのは面取り部33で
ある。さらに、これに続くのは本来の同軸穴13であ
り、その直径はこの領域内の芯出し体17の持つ最大値
より僅かに大きい値を持つにとどまる。
【0036】インサートリング18では、内側から外側
に向かって上述の内周面19、続いて面取り部34が設
けられるが、この面取り部34は上記の如く芯出し体1
7への挿入を容易にするのに役立ち、かつ内周面19の
各種の直径に応じた巾を持つ。内周面19の巾は約5ミ
リであり、したがってインサートリング18の約70ミ
リの外形の約10%である。図3は縮尺を以て描かれて
いるから他の寸法も図から知ることができる。
【0037】面取り部34に続くのは、放射方向の同軸
的な円環面36であり、かつこの面36は同軸的であり
かつ内周溝27の半径、即ち1ミリと同じ半径を持つ上
側のR切欠き部37に移行する。このR切欠き部は約9
0°の角度で設けられ、かつその右にさらに短い円柱面
38を持つ。挿入された状態では、放射方向の円環面3
6は、軸方向において支持面21に干渉することは決し
てない。R切欠き部37には、上述の円環面26が続
き、かつこの左には45度の面取り39が施されている
為にこの部分は少なくとも上記円弧部31からは間隔を
隔てている。左には再び平面の同軸的な放射方向の面4
1が位置し、かつこれらは挿入された時には肩をなす壁
32に全面で密着することができる。R切欠き部37は
内周溝27と共に3/4円弧を構成する。
【0038】内周溝27には、2ミリの線径を持つバネ
鋼製のスプリング42が3/4円弧に沿って密着する如
く嵌め込まれる。スプリングリング42の両端43,4
3はバリのない状態に切断されている。開いた状態での
スプリングリング42の外径は72.3ミリであるのに
対し、内周溝27の最大内径は72ミリである。この程
度の僅かな差異でもスプリングリング42は内周溝27
内に十分に保持される。
【0039】インサートリング18は軸方向には百分の
数ミリの遊びを持つために、インサートリング18はス
プリングリング42により肩壁32に絶えず押しつけら
れることはない。スプリングリング18は、寧ろインサ
ートリング18が右の方に寄り過ぎることを防止するの
に役立つに過ぎない。車種によっては変化するのは内周
面19の内径に過ぎぬ為に、インサートリング18は共
通素材を使用することができる。放射方向の円環面36
は、円環面26からはスプリングリング42の線径より
も遙に大きな隔たりを持つから、スプリングリング42
はインサートリング18を挿入した後からでも取付け、
又インサートリング18の取外しに先立って取り出すこ
とができる。
【0040】自動車メーカのアクスル装置に設けられた
芯出し体17の外径はしばしば相違する。芯出し体17
の外径の異なる毎にそれぞれリムを個別に在庫すること
は不可能に近い。したがってこれらの異なった直径に対
してインサートリング(アダプターリング)が使用され
る。しかしこれらのアダプターリングは従来から要求に
正しく応えるものではなかったのである。発明はこの点
を、インサートリング18をスプリングリング42によ
りホイール11の同軸穴13の中に固定し、しかもその
着脱を容易にすることにより改善するものである。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、内周面の内径
の異なるインサートリングを用いることによって外径の
異なる芯出し体に対処することが可能になる。インサー
トリングはスプリングリングによって確実にハブの中に
保持され、スプリングリングを取り外すことによってイ
ンサートリングをハブの同軸穴から容易に取り外すこと
が可能である。
【0042】請求項2の発明によれば、ハブの同軸穴に
対するインサートリングの着脱があらゆる部品に対して
容易であり、しかもそのインサートリングによって確実
な動力伝達がなされ、保管に便利であり、その性質の再
確認が容易である。
【0043】請求項3の発明によれば、インサートリン
グは、鋼製の芯出し体に対しても、アルミニウムやマグ
ネシウム製の芯出し体に対しても嵌合が容易となる。
【0044】請求項4の発明によれば、インサートリン
グは、鋼製でなければならないスプリングをも支障なく
使用することが可能であり、しかも大きな力の伝達が可
能である。
【0045】請求項5の発明によれば、インサートリン
グは、芯出し体に嵌め合い精度を損なうことなしに取り
付けることができる。
【0046】請求項6の発明によれば、インサートリン
グは、こじられることなく、またスプリングに当たるこ
となく、理想的な形で純粋に外周力を受け止めることが
可能である。そのため、受圧面は小さくて済み、かつこ
の部分の単位圧力は僅かにとどまる。
【0047】請求項7の発明によれば、請求項2〜請求
項6に記載した効果を発揮するインサートリングが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハブ部分の放射方向断面図である。
【図2】図1の部分2の拡大図である。
【図3】インサートリングの放射方向断面図である。
【図4】スプリングリングの見取図である。
【図5】インサートリング、スプリングリング、及び破
点線による芯出し体を表示して示す図1の部分2の拡大
図である。
【符号の説明】
13 同軸的な穴(同軸穴) 17 芯出し体 27 内周溝 21 ハブの支持面 18 インサートリング 19 インサートリングの内周面 42 スプリングリング 37 R切欠き部(インサートリングのハブ支持面に向
かって解放されている外側肩) 32 肩壁(同軸穴の同軸内側肩) 39 面取り

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブを持ち、 ハブの中の同軸的な穴を持ち、かつこの場合に穴の内径
    は、穴の中に入れられかつリムの芯出しを行うための、
    車種毎に異なるアクスル芯出し体の外径よりも大きく、 穴の中に放射方向の内周溝を持ち、かつ溝はハブの支持
    面からは距離を隔てており、 同軸的な、取替えの可能なインサートリングを持ち、か
    つその外周はほぼ遊びのない状態で穴に嵌め合い嵌合し
    かつその内周面は芯出し体の外周面に適合し、しかも、 a)上記のインサートリングは、凸型断面を持つ円環体
    であること、 b)内周溝の中にスプリングリングが位置し、かつリン
    グの内径はインサートリングの外径よりも小さいこと、 c)スプリングリングは少なくとも多くの使用状態の場
    合にインサートリングのハブ支持面に向かって解放され
    ている外側肩に接していること、 d)インサートリングは、軸方向にはハブ支持面に干渉
    せぬこと、 e)インサートリングは、少なくとも多くの使用状態で
    は同軸穴の同軸内側肩に接していること、 を以て特徴とするリム。
  2. 【請求項2】 上記のインサートリングはそれ自体閉鎖
    型の凸型裁断面を持つ円環体である請求項1に記載のリ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記のインサートリングは軽金属よりも
    硬い材料を用いている請求項1に記載のリム。
  4. 【請求項4】 上記のインサートリングが鋼から削り出
    されたものである請求項1に記載のリム。
  5. 【請求項5】 上記のインサートリングはハブ支持面の
    側を向いた側にガイドテーパ部をその内周上に持つ請求
    項1に記載のリム。
  6. 【請求項6】 上記のインサートリングはハブ支持面と
    は反対の側の外周上に間隙を設ける為の面取りを持ち、
    かつこの面取りは回転穴、及び場合によってはその位置
    に設けられている面取り以外の部分で終わっている請求
    項1に記載のリム。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6の何れかに記載のリム用インサ
    ートリング。
JP4174154A 1992-07-01 1992-07-01 リムおよびリム用インサートリング Pending JPH0617813A (ja)

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