JPH06177010A - 投影露光装置及び投影露光方法 - Google Patents

投影露光装置及び投影露光方法

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JPH06177010A
JPH06177010A JP5182659A JP18265993A JPH06177010A JP H06177010 A JPH06177010 A JP H06177010A JP 5182659 A JP5182659 A JP 5182659A JP 18265993 A JP18265993 A JP 18265993A JP H06177010 A JPH06177010 A JP H06177010A
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photomask
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light source
illumination
pattern
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Kazuya Kamon
和也 加門
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    • G03F7/70216Mask projection systems
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、様々な種類のパターンのマスク
に好適な照明系を与える投影露光装置を得、高精度の投
影露光方法を提供することを目的とする。 【構成】 変形照明による露光領域を定めるブラインド
15上に、被露光基板に投影すべき回路パターンの第1
フォトマスク18と同一または対応する第2フォトマス
ク28を設ける。また、変形照明光を、被露光基板20
に投影すべき回路パターンの第1フォトマスク18と同
一または対応する第2フォトマスク28に投射し、照明
光を成形して第1フォトマスク18を照明し、回折光を
被露光基板20上に結像させて、回路パターンを投影す
る。第1および第2のフォトマスク18及び28を交換
するだけで投影露光装置の他の部品を交換せずに殆ど総
ての種類のマスクに対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は投影露光装置及び投影露
光方法に関し、特にLSIの製造に必要な微細パターン
をウエハ上に形成する投影露光装置及び投影露光方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図37に従来の投影露光装置の光学系を
示す。投影露光装置においてはランプハウスである光源
11の前方にミラー12を介してフライアイレンズ13
が配置されている。フライアイレンズ13の前方には中
央部に円形の開口部14aが形成されたアパーチャー部
材14が設けられ、更に露光範囲決定用のブラインド1
5、集光レンズ16a、16b、16c及びミラー17
を介して所望のパターンが形成された露光用マスク18
が配置されている。マスク18の前方には投影レンズ系
19a、19bおよび投影レンズ瞳22を介して被露光
基板であるウエハ20が設けられている。
【0003】光源10からの光はミラー12を介してフ
ライアイレンズ13に至り、フライアイレンズ13を構
成する個々のレンズ13aの領域に分割される。各レン
ズ13aを通過した光は、アパーチャー部材14の開口
部14a、集光レンズ16a、ブラインド15、集光レ
ンズ16b、ミラー17及び集光レンズ16cを介して
それぞれマスク18の露光領域の全面を照射する。この
ため、マスク18面上では、フライアイレンズ13の個
々のレンズ13aからの光が重なり合い、均一な照明が
なされる。このようにしてマスク18を通過した光は投
影レンズ19a、瞳19b及びレンズ19cからなる投
影レンズ系22を通してウエハ20に至り、これにより
ウエハ20の表面のレジスト膜への微細な回路パターン
の焼き付けが行われる。
【0004】図38ないし図45は、それぞれ図37に
示す従来の投影露光装置とその用途に応じた変形例をよ
り概略的に描いた図であり、対応する構成要素には同じ
あるいは対応の符号を付けてある。これらの図におい
て、光源11(図37参照)により照明されて2次光源
面となる第1アパーチャー14、微細回路パターンを有
するフォトマスク18およびウエハ20上の光学像23
は異なっているが、照明光による露光領域を定めるブラ
インド面15と、図37のミラー17上にあって3次光
源面となる第2アパーチャー21と、フォトマスク18
からの回折光を被露光基板20上に結像させて、回路パ
ターン23を投影する投影光学系22とはいずれも同一
のものである。
【0005】図38の投影露光装置においては、光源1
1(図37参照)により照明される第1アパーチャー1
4は通常照明であり、フォトマスク18はレベンソン・
タイプの位相シフトマスクであってパターン18aは微
細パターンである。この投影露光装置においては、2次
光源面である第1アパーチャー14からの光Lはブライ
ンド面15、第2アパーチャー21を通ってフォトマス
ク18を照明する。このフォトマスク18はレベンソン
・タイプの位相シフトマスクであるので、ここでは0次
回折光は生じずに±1次回折光L1、L−1が生じ、し
かも回折の角度は比較的小さい。この回折光は投影光学
系22の瞳を通過してウエハ20に比較的小さい角度で
入射して光学像23aを形成する。このため解像度及び
焦点深度は大きく、次に説明する図39の投影露光装置
の約2倍であって、十分な実用性がある。
【0006】図39の投影露光装置においては、第1ア
パーチャー14は通常照明であり、フォトマスク18は
微細パターン18bを有する通常マスクである。この投
影露光装置においては、2次光源面である第1アパーチ
ャー14からの光Lはブラインド面15、第2アパーチ
ャー21を通ってフォトマスク18を照明する。このフ
ォトマスク18のパターンは微細であるので回折光L
1,L−1は大きな角度で回折し、この回折光は投影光
学系22の瞳の周辺部を通過してウエハ20に比較的大
きな角度で入射して光学像23bを形成する。このため
焦点深度及び解像度が劣り、実用に不適である。
【0007】図40の投影露光装置においては、第1ア
パーチャー14は通常照明であり、フォトマスク18は
粗大パターン18cを有する通常マスクである。この投
影露光装置においては、2次光源面である第1アパーチ
ャー14からの光Lはブラインド面15、第2アパーチ
ャー21を通ってフォトマスク18を照明する。このフ
ォトマスク18のパターン18cは粗大であるので、回
折光L1,L−1の回折角度は小さく、この回折光は投
影光学系22の瞳の中央部を通過してウエハ20に比較
的小さな角度で入射して光学像23cを形成する。この
ため焦点深度及び解像度が良好で、十分実用に適する。
【0008】図41の投影露光装置においては、第1ア
パーチャー14は通常照明であり、フォトマスク18は
パターン寸法に無関係な孤立したパターン18dを有す
る通常マスクである。この投影露光装置に於いては、2
次光源面である第1アパーチャー14からの光Lはブラ
インド面15、第2アパーチャー21を通ってフォトマ
スク18を照明する。このフォトマスク18は孤立パタ
ーンであるので、投影光学系22の瞳面上には光学像は
得られず、ガウシアン分布の回折光LGが得られ、ウエ
ハ20上に光学像23dができる。焦点深度及び解像度
はこの回折光LGの広がり方により決定されるが、良好
で十分実用に適する。
【0009】このように、通常照明の場合には、図39
に示す微細パターンの通常マスクを用いるときに不都合
を生ずるが、それ以外の図38、図40及び図41に示
すパターンのマスクを用いるときに実用に適した露光を
行うことができる。
【0010】図42の投影露光装置においては、光源1
1(図37参照)により照明される第1アパーチャー1
4は中央に遮光部材24を持つ変形照明であり、フォト
マスク18はレベンソン・タイプの位相シフトマスクで
あってパターン18aは微細パターンである。この投影
露光装置においては、2次光源面である第1アパーチャ
ー14からの光Lはブラインド面15、3次光源面であ
る第2アパーチャー21を通ってフォトマスク18を斜
めに照明する。このフォトマスク18はレベンソン・タ
イプの位相シフトマスクであるので、ここでは0次回折
光は生じずに±1次回折光が生じるが、+1次回折光L
1は投影光学系22の瞳により遮光されて、−1次回折
光L−1だけが瞳を通過してウエハ20に達する。しか
しながらウエハ20上に達する光は−1次回折光L−1
だけであるので、回折光の干渉が起こらずに光学像23
aが形成されず、使用不可能である。
【0011】図43の投影露光装置においては、第1ア
パーチャー14は変形照明であり、フォトマスク18は
微細パターン18bを有する通常マスクである。この投
影露光装置に於いては、2次光源面である第1アパーチ
ャー14からの光Lはブラインド面15、3次光源面で
ある第2アパーチャー21を通って入射角をもって斜め
にフォトマスク18を照明する。このフォトマスク18
のパターン23bは微細であるので回折光は大きな角度
で回折し、+1次回折光L1は投影光学系22の瞳によ
り遮光され、0次回折光L0および−1次回折光L−1
が瞳の周辺部を通過してウエハ20に入射してそこに光
学像を形成する。このときウエハ20に入射する0次及
び−1次回折光の入射角(実効入射角)は小さいので、
焦点深度及び解像度に優れ、実用に十分である。
【0012】図44の投影露光装置においては、第1ア
パーチャー14は変形照明であり、フォトマスク18は
粗大パターン18cを有する通常マスクである。この投
影露光装置に於いては、2次光源面である第1アパーチ
ャー14からの光りは角度をもってブラインド面15、
3次光源面である第2アパーチャー21を通って入射角
をもって斜めにフォトマスク18を照明する。このフォ
トマスク18のパターンは微細であるので回折光は大き
な角度で回折し、+1次回折光は投影光学系22の瞳の
周辺部を通過し、0次回折光および−1次回折光が瞳の
中央部を通過してウエハ20に入射してそこに光学像を
形成する。このときウエハ20に入射する光には+1次
回折光も含まれているので実効入射角が大きく、焦点深
度及び解像度が小さく、実用に適当でない。
【0013】図45の投影露光装置においては、第1ア
パーチャー14は変形照明であり、フォトマスク18は
孤立パターン18dを有する通常マスクである。この投
影露光装置に於いては、2次光源面である第1アパーチ
ャー14からの光りは角度をもってブラインド面15、
3次光源面である第2アパーチャー21を通って入射角
をもって斜めにフォトマスク18を照明する。このフォ
トマスク18のパターンは孤立パターンであるので、投
影光学系22の瞳面上には光学像は得られず、ガウシア
ン分布の回折光が得られ、焦点深度及び解像度はこの回
折光の広がり方により決定されるが、分布の最大強度部
分が中心からずれて周囲に広がっているため実効入射角
が大きくなり、焦点深度及び解像度が小さく、実用には
不適当である。
【0014】このように、変形照明の場合には、図43
に示す微細パターンの通常マスクを用いるときには適当
な露光を行うことができるが、それ以外の図42、図4
4及び図45に示すパターンのマスクを用いるときには
不適当である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の投
影露光装置においては、通常照明の場合には微小パター
ンによる適切な投影露光をすることができず、変形照明
の場合には粗大パターンによる露光が適切に行えないと
いう問題点があった。このため、従来一つの投影露光装
置により微小パターンの露光作業と粗大パターンの露光
作業とを行うためには、フォトマスクだけでなく第1ア
パーチャーをも交換して通常照明から変形照明に変え、
瞳の大きさ、形状も変えねばならなかった。
【0016】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、フォトマスクを交換するだけで他の
部品を交換せずに微小パターンにも粗大パターンにも対
応できる投影露光装置を提供することを目的としてい
る。また、この発明は、容易に微小パターンにも粗大パ
ターンにも対応できる投影露光方法を提供することも目
的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の投影露
光装置は、光源と、前記光源からの照明光を成形して変
形照明による2次光源面を形成する第1のアパーチャー
と、2次光源面からの照明光による露光領域を定めるた
めの開口部を有するブラインドと、2次光源面からの照
明光を成形して3次光源面を形成する第2のアパーチャ
ーと、回路パターンを有すると共に3次光源面からの照
明光により照明される第1フォトマスクと、前記第1フ
ォトマスクからの回折光を被露光基板上に結像させて前
記第1フォトマスクの回路パターンを投影する投影光学
系と、前記第1フォトマスクの回路パターンに対応する
パターンを有すると共に前記ブラインドの開口部内に配
置された第2フォトマスクとを備えたものである。
【0018】請求項2に記載の投影露光装置は、光源
と、前記光源からの照明光を成形して変形照明による2
次光源面を形成するアパーチャーと、2次光源面からの
照明光による露光領域を定めるためのブラインドと、回
路パターンを有すると共に2次光源面からの照明光によ
り照明されるフォトマスクと、前記フォトマスクからの
回折光を成形すると共に成形された回折光により再び前
記フォトマスクを照明する第1の投影光学系と、再び前
記フォトマスクで回折された光を被露光基板上に結像さ
せて前記第1フォトマスクの回路パターンを投影する第
2の投影光学系とを備えたものである。
【0019】請求項3に記載の投影露光方法は、光源か
らの照明光を成形して変形照明による2次光源面を形成
する工程と、第1フォトマスクの回路パターンに対応す
るパターンを有すると共にブラインド面上に配置された
第2フォトマスクに2次光源面からの照明光を照射する
工程と、第2フォトマスクで成形された照明光を成形し
て3次光源面を形成する工程と、3次光源面からの照明
光により第1フォトマスクを照明する工程と、第1フォ
トマスクからの回折光を被露光基板上に結像させて第1
フォトマスクの回路パターンを投影露光する工程とを備
えた方法である。
【0020】請求項4に記載の投影露光方法は、光源か
らの照明光を成形して変形照明による2次光源面を形成
する工程と、2次光源面からの照明光により回路パター
ンを有するフォトマスクを照明する工程と、フォトマス
クからの回折光を成形すると共に成形された回折光によ
り再びフォトマスクを照明する工程と、再びフォトマス
クで回折した光を被露光基板上に結像させてフォトマス
クの回路パターンを投影露光する工程とを備えた方法で
ある。
【0021】
【作用】請求項1記載の投影露光装置では、第1のアパ
ーチャーが変形照明による2次光源面を形成し、ブライ
ンドの開口部内に配置された第2フォトマスクが第1フ
ォトマスクの回路パターンに最適な光源形状を与えるの
で、第1及び第2フォトマスクを交換するだけで投影露
光装置の他の部品を交換せずに微小パターンにも粗大パ
ターンにも対応できる。
【0022】請求項2記載の投影露光装置では、アパー
チャーが変形照明による2次光源面を形成し、第1の投
影光学系がフォトマスクからの回折光を成形して再びフ
ォトマスクに照射させることによりフォトマスクの回路
パターンに最適な光源形状を与える。
【0023】請求項3記載の投影露光方法では、変形照
明による2次光源面からの照明光を第2フォトマスクに
照射することにより、第1フォトマスクの回路パターン
に最適な光源形状が得られるので、微小パターンにも粗
大パターンにも対応した露光を行うことができる。
【0024】請求項4記載の投影露光方法では、変形照
明による2次光源面からの照明光をフォトマスクに照射
すると共にフォトマスクからの回折光を成形して再びこ
のフォトマスクを照明することにより、フォトマスクの
回路パターンに最適な光源形状が得られる。
【0025】
【実施例】図1にこの発明の実施例1に係る投影露光装
置の光学系を示す。ランプハウスである光源11の前方
にミラー12を介してフライアイレンズ13が配置され
ている。フライアイレンズ13の前方には中央部に円形
の開口部14aが形成され、フライアイレンズ13から
の照明光を2次光源面上で整形する第1アパーチャー部
材14が設けられている。第1アパーチャー部材14の
前方には露光範囲決定用のブラインド15、集光レンズ
16a、16b、16c及びミラー17が設けられ、集
光レンズ16cの前方には所望の回路パターンが形成さ
れた露光用の第1フォトマスク18が配置されている。
ミラー17上には第1アパーチャー部材14で整形され
た照明光を3次光源面上で整形する第2アパーチャー2
1が置かれている。第1フォトマスク18の前方には更
に、投影レンズ19a、19bおよび投影レンズ瞳19
cからなる投影レンズ系22を介して被露光基板である
ウエハ20が設けられている。
【0026】この実施例1の投影露光装置では、第1ア
パーチャー14が開口部14aの中央部に遮光部材24
(図2参照)を有する変形照明であり、また、ブライン
ド15の開口内即ちブラインド面上に設けられて、第1
のフォトマスク18と同一のパターンを有する第2のフ
ォトマスク28を備えている。
【0027】光源11からの光はミラー12を介してフ
ライアイレンズ13に至り、フライアイレンズ13を構
成する個々のレンズ13aの領域に分割される。各レン
ズ13aを通過した光は、アパーチャー部材14の開口
部14aに設けられた遮光部材24(図2参照)により
変形照明とされ、集光レンズ16a、ブラインド15、
ブラインド15の開口内の第2フォトマスク、集光レン
ズ16b、第2アパーチャー21、ミラー17及び集光
レンズ16cを介してそれぞれマスク18の露光領域の
全面を照射する。このため、マスク18面上では、フラ
イアイレンズ13の個々のレンズ13aからの光が重な
り合い、均一な照明がなされる。このようにしてマスク
18を通過した光は投影レンズ19a、瞳19c及びレ
ンズ19bからなる投影レンズ系22を通してウエハ2
0に至り、これによりウエハ20表面に塗布されたレジ
スト膜(図示せず)への微細な回路パターンの焼き付け
が行われる。
【0028】図2ないし図9は、図1に示す実施例1の
投影露光装置とその用途に応じた変形例をより概略的に
描いた図であり、対応する構成要素には同じあるいは対
応の符号を付けてある。これらの図に示す投影露光装置
においては、回路パターンを有する第1フォトマスク1
8、第1フォトマスク18と同一の回路パターンを有す
る第2フォトマスク28およびウエハ20上の光学像は
異なっているが、光源11(図1参照)により照明され
て変形照明の2次光源面となる第1アパーチャー14
と、照明光による露光領域を定めるブラインド15と、
図1のミラー17上にあって3次光源面となる第2アパ
ーチャー21と、第1フォトマスク18からの回折光を
被露光基板20上に結像させて回路パターンを投影する
投影光学系22とはいずれも同一のものである。
【0029】図2の投影露光装置においては、光源11
(図1参照)により照明される第1アパーチャー14は
遮光部材24を有する変形照明であり、第1フォトマス
ク18はレベンソン・タイプの位相シフトマスクであっ
てパターン18aは微細パターンである。従って、ブラ
インド15の面上の第2フォトマスクも第1フォトマス
ク18と同じレベンソン・タイプの位相シフトマスクで
ある。この投影露光装置においては、2次光源面である
第1アパーチャー14からの光1Lはブラインド面上の
第2フォトマスク28を照明する。ここでは、回折によ
り0次回折光は生じずに比較的回折角度の小さい±1次
回折光1L1、1L−1が生じる。この回折光のうち−
1次回折光1L−1は第2アパーチャー21により遮ら
れ、+1次回折光1L1が第2アパーチャー21を通っ
て第1フォトマスク18を照明する。この第1フォトマ
スク18はレベンソン・タイプの位相シフトマスクであ
るので、ここでは0次回折光は生じずに±1次回折光2
L1、2L−1が生じ、しかも回折の角度は比較的小さ
い。これらの回折光2L1、2L−1は投影光学系22
の瞳を通過してウエハ20の表面上に比較的小さい角度
で入射して光学像23aを形成する。このため解像度及
び焦点深度は十分大きく、マージンも大きく十分な実用
性がある。
【0030】図3の投影露光装置においては、第1アパ
ーチャー14は変形照明であり、第1フォトマスク18
及び第2フォトマスク28は微細パターン18bおよび
28bを有する通常マスクである。この投影露光装置に
おいては、変形照明の2次光源面である第1アパーチャ
ー14からの光1Lはブラインド15の第2パターン2
8bを照明して回折する。このうち1次および0次回折
光1L1及び1L0が第2アパーチャー21を通って第
1フォトマスク18を照明する。−1次回折光1L−1
は第2アパーチャー21により遮られる。第1フォトマ
スク18のパターン18bは微細であるので、この第1
フォトマスク18による1次、0次及び−1次回折光2
L1、2L0及び2L−1は大きな角度で回折し、この
回折光のうち周辺のものは投影光学系22の瞳により遮
られるが、内側の回折光は投影光学系22の瞳の中央部
を通過してウエハ20表面に比較的小さな角度で入射し
て光学像23bを形成する。このため焦点深度及び解像
度が大きく、実用に十分適切である。
【0031】図4の投影露光装置においては、第1アパ
ーチャー14は変形照明であり、第1フォトマスク18
は粗大パターン18cを有する通常マスクであり、第2
フォトマスク28も粗大パターン28cを有する通常マ
スクである。この投影露光装置においては、2次光源面
である第1アパーチャー14からの光1Lはブラインド
15の第2フォトマスク28を通って回折されて、回折
光1L1、1L0及び1L−1となり、このうち−1次
回折光1L−1は第2アパーチャー21により遮光さ
れ、1次回折光1L1及び0次回折光1L0は第2アパ
ーチャー21を通って第1フォトマスク18を照明す
る。このとき、第2フォトマスク28のパターンが粗大
パターン28cであるので、第2フォトマスク28から
の回折光はあまり広がらずに3次光源面21の中央付近
にも光が到達し、2次光源面14では変形照明であった
ものが、3次光源面21では通常照明となっている。第
1フォトマスク18は通常照明となった3次光源面21
により照明されるが、この第1フォトマスク18のパタ
ーン18cは粗大であるので、ここでの回折光2L1、
2L0、2L−1の回折角度は小さく、この回折光2L
1、2L0、2L−1は投影光学系22の瞳の略々中央
部を通過してウエハ20表面に比較的小さな角度で入射
して光学像23cを形成する。このため焦点深度及び解
像度が良好で、十分実用に適する。
【0032】図5の投影露光装置においては、第1アパ
ーチャー14は変形照明であり、第1フォトマスク18
及び第2フォトマスク28はパターン寸法に無関係な孤
立したパターン18dおよび28dを有する通常マスク
である。この投影露光装置に於いては、2次光源面であ
る第1アパーチャー14からの光1Lはブラインド面上
の孤立パターンであるパターン28dに角度をもって入
射してガウシアン分布の回折光1LGが得られる。この
回折光1LGは第2アパーチャー21を通って第1フォ
トマスク18のパターン18dを照明するが、このパタ
ーンも孤立パターン18dであるので、投影光学系22
の瞳面上には光学像は得られず、ガウシアン分布の回折
光2LGが得られ、ウエハ20上に光学像23dができ
る。焦点深度及び解像度はこの回折光2LGの広がり方
により決定されるが、良好で十分実用に適する。
【0033】図6の投影露光装置においては、第1アパ
ーチャー14は遮光部材24を有する変形照明であり、
第1フォトマスク18は解像限界以下の微細な補助シフ
タパターンを伴った孤立パターン18eを有している。
従って、ブラインド面上の第2フォトマスク28も第1
フォトマスク18と同じ補助シフタパターンを伴った孤
立パターン28eを有している。この投影露光装置にお
いては、補助シフタパターンが解像限界以下の微細なパ
ターンであるので、補助シフタパターンのレジストパタ
ーンは形成されない。しかしながら、補助シフタパター
ンにより疑似周期パターンが形成されているので、図2
に示すレベンソン・タイプのものと似た回折像が得られ
る。そのため、3次光源面21では、光は中央付近に収
束することとなり、第1フォトマスク18は高いコヒー
レンシーで照明されることになって、変形照明光源を用
いてもマージンの劣化の無い光学像23eがウエハ20
上に形成される。このため解像度及び焦点深度は十分大
きく、十分な実用性がある。
【0034】図7の投影露光装置においては、第1アパ
ーチャー14は変形照明であり、第1フォトマスク18
及び第2フォトマスク28は微細パターン18fおよび
28fを有するシフタ遮光型位相シフトマスクである。
この投影露光装置においては、ブラインド15の第2フ
ォトマスク28に入射した光は微細パターン28fによ
り回折され、3次光源面21上に通常マスクの場合と良
く似た光源像を形成する。この場合、3次光源面21上
の光源も斜めに照明する変形照明となるので、第1フォ
トマスク18のパターン18fは解像度及び焦点深度が
改善された画像23fとしてウエハ20上に投影され
る。
【0035】図8の投影露光装置においては、第1アパ
ーチャー14は変形照明であり、第1フォトマスク18
は自己整合型位相シフトマスクであって微細パターン1
8gを有している。従って、ブラインド15上の第2フ
ォトマスク28も第1フォトマスク18と同様に微細パ
ターン28gを有する自己整合型位相シフトマスクであ
る。この投影露光装置においては、ブラインド15上の
第2フォトマスク28に入射した光は、第2フォトマス
ク28のパターン28gを照明して回折し、3次光源面
21上の中央付近を照明するので、3次光源面21は通
常光源となる。従って、光学像の主ピークの裾野部分
は、微細パターン18gの位相シフト部材により打ち消
され、その結果シャープな光学像23gがウエハ20上
に得られる。
【0036】図9の投影露光装置においては、第1アパ
ーチャー14は変形照明であり、第1フォトマスク18
はハーフトーン型位相シフトマスクであってハーフトー
ンの微細パターン18hを有している。従って、ブライ
ンド15上の第2フォトマスク28も第1フォトマスク
18と同様にハーフトーンの微細パターン28hを有す
るハーフトーン型位相シフトマスクである。この投影露
光装置においては、第2フォトマスク28に入射した光
は回折して3次光源面21上の中央付近を照明する。こ
の場合、斜め入射光の0次回折光が減少し、1次回折光
が増加するので、3次光源面は通常光源となる。従っ
て、光学像の主ピークの裾野部分はハーフトーンの微細
パターン18hにより打ち消され、その結果ウエハ20
上にはシャープな光学像23hが得られる。
【0037】この実施例1の各変形例では、回路パター
ンが形成された第1フォトマスク18と同一のパターン
を有する第2フォトマスク28をブラインド15の開口
部内に配置したが、第1フォトマスク18と同一ではな
いが第1フォトマスク18の回路パターンに対応したパ
ターンを有する第2フォトマスク28を用いることもで
きる。すなわち、第1フォトマスク18の回路パターン
と配置位置は同一であるが各パターンの幅、大きさ等の
寸法が異なるように第2フォトマスク28にパターンを
形成することもできる。このような第2フォトマスク2
8により、第1フォトマスク18上の各部の露光量を調
節することができる。
【0038】フォトマスクがコンタクトホール等の微小
な孤立パターンを有する場合には、そのパターンに対す
る最適な露光量はパターンの寸法によって決定される。
このため、最適な露光を行うために従来は一つのフォト
マスク上に異なる寸法の複数の孤立パターンを形成する
ことができず、同一寸法の孤立パターンしか形成できな
かった。しかしながら、この実施例1によれば、第2フ
ォトマスク28に形成する孤立パターンの寸法すなわち
開口面積を調節することにより、一つ一つのパターンに
対して露光量の調節を行うことが可能となる。
【0039】例えば、図10に示されるように、第1フ
ォトマスク18が0.4〜0.5μm程度の微小孤立パ
ターン181を有している場合、図11に示されるよう
に第2フォトマスク28にその開口面積がパターン18
1の2倍程度の孤立パターン281を形成する。そし
て、波長365nmの照明光を用いて露光を行うと、第
2フォトマスク28の孤立パターン281を透過する光
強度I2の分布は、第1フォトマスク18の孤立パター
ン181を透過する光強度I1の分布と形状が同等で大
きさがn倍されたものとなり、第1フォトマスク18が
孤立パターン181の他に大きさの異なる孤立パターン
や粗大パターンを有していても、全てのパターンに対し
て同時に最適な露光量を設定することができる。
【0040】図12にこの発明の実施例2に係る投影露
光装置の光学系を示す。ランプハウスである光源11の
前方にミラー12を介してフライアイレンズ13が配置
されている。フライアイレンズ13の前方には中央部に
円形の開口部14aが形成され、フライアイレンズ13
からの照明光を2次光源面上で整形する第1アパーチャ
ー部材14が設けられている。第1アパーチャー部材1
4の前方には露光範囲決定用のブラインド15、集光レ
ンズ16a、16b及びハーフミラー17が配置されて
いる。ハーフミラー50の上方には、第1投影レンズ1
9aを介して所望の回路パターンが形成された露光用の
フォトマスク18が配置されている。フォトマスク18
の前方には更に、第2投影レンズ51a、51b及び第
2投影レンズ瞳51cを介してミラー52が配置されて
いる。一方、ハーフミラー50の下方には、第2投影レ
ンズ瞳19c及び第2投影レンズ19bが配置され、さ
らに第2投影レンズ19bの下方に被露光基板であるウ
エハ20が設けられている。
【0041】この実施例2の投影露光装置では、実施例
1と同様にアパーチャー14が開口部14aの中央部に
遮光部材24(図13参照)を有する変形照明である。
【0042】光源11からの光はミラー12を介してフ
ライアイレンズ13に至り、フライアイレンズ13を構
成する個々のレンズ13aの領域に分割される。各レン
ズ13aを通過した光は、アパーチャー部材14の開口
部14aに設けられた遮光部材24(図13参照)によ
り変形照明とされ、集光レンズ16a、ブラインド1
5、集光レンズ16b、ハーフミラー50及び第1投影
レンズ19aを介してそれぞれフォトマスク18の露光
領域の全面を照射する。このため、フォトマスク18面
上では、フライアイレンズ13の個々のレンズ13aか
らの光が重なり合い、均一な照明がなされる。このよう
にしてマスク18を上方に向かって通過した光はレンズ
51a、瞳51c及びレンズ51bからなる第2の投影
光学系51を通してミラー52に至り、ここで反射して
レンズ51b、瞳51c及びレンズ51aを介して再び
フォトマスク18に至る。下方に向かってフォトマスク
18を通過した光は、レンズ19a、瞳19c及びレン
ズ19bからなる第1の投影光学系19を介してウエハ
20に至り、これによりウエハ20表面に塗布されたレ
ジスト膜(図示せず)への微細な回路パターンの焼き付
けが行われる。
【0043】図13ないし図36は、図12に示す実施
例2の投影露光装置とその用途に応じた変形例をより概
略的に描いた図であり、対応する構成要素には同じある
いは対応の符号を付けてある。これらの図に示す投影露
光装置においては、回路パターンを有するフォトマスク
18及びウエハ20上の光学像は異なっているが、光源
11(図12参照)により照明されて変形照明の2次光
源面となるアパーチャー14と、照明光による露光領域
を定めるブラインド15と、第1及び第2投影光学系1
9及び51とはいずれも同一のものである。
【0044】図13及び14の投影露光装置において
は、フォトマスク18はレベンソン・タイプの位相シフ
トパターン18aを有している。なお、図13はアパー
チャー14からの照明光がミラー52に至るまでの様子
を描いた図であり、図14はミラー52での反射光がウ
エハ20に至るまでの様子を描いた図である。この投影
露光装置においては、図15(a)に示されるような2
次光源像を形成するアパーチャー14からの照明光はハ
ーフミラー50で上方へ反射されてフォトマスク18を
照明する。照明光はフォトマスク18のレベンソン・タ
イプの位相シフトパターン18aにより回折され、第2
投影光学系51の瞳51cを照明する。このとき瞳51
c上では、図15(b)に示されるように、±1次回折
光が形成されるが、±1次回折光のうち外側の成分は瞳
51cによってカットされるため、二分割照明を形成し
ている。瞳51cを通常した照明光はミラー52で反射
された後、瞳51cを通過して再びフォトマスク18を
照明する。フォトマスク18の位相シフトパターン18
aにより再び±1次回折光が形成されるが、このときの
照明光は二分割照明となっているので、第1投影光学系
19の瞳19c上で図15(c)に示されるような光源
像を形成する。瞳19cを通常した光は、ウエハ20上
に光学像23aを形成する。レベンソン・タイプの位相
シフトパターンの場合には、二分割照明のときに焦点深
度が拡大されるため、この変形例によって十分に大きい
焦点深度が確保される。
【0045】図16及び17の投影露光装置において
は、フォトマスク18は微細パターン18bを有する通
常マスクである。この投影露光装置においては、図18
(a)に示されるような2次光源像を形成するアパーチ
ャー14からの照明光はハーフミラー50で上方へ反射
されてフォトマスク18を照明する。照明光はフォトマ
スク18の微細パターン18bにより回折され、第2投
影光学系51の瞳51cを照明する。このときの光源像
は図18(b)に示されるようになり、変形照明を維持
している。瞳51cを通常した照明光はミラー52で反
射された後、瞳51cを通過して再びフォトマスク18
を照明する。このときの照明光は変形照明となっている
ので、微細パターン18bによる回折光は第1投影光学
系19の瞳19c上で図18(c)に示されるような光
源像を形成する。瞳19cを通過した光は、ウエハ20
上に光学像23bを形成する。微細パターンの場合に
は、通常照明より変形照明の方が焦点深度が拡大される
ため、この変形例によって十分に大きい焦点深度が確保
される。
【0046】図19及び20の投影露光装置において
は、フォトマスク18は比較的大きいパターン18cを
有する通常マスクである。この投影露光装置において
は、図21(a)に示されるような2次光源像を形成す
るアパーチャー14からの照明光はハーフミラー50で
上方へ反射されてフォトマスク18を照明する。照明光
はフォトマスク18のパターン18cにより回折され、
0次及び1次回折光が第2投影光学系51の瞳51cを
照明する。このときの光源像は図21(b)に示される
ようになり、変形照明とはならずに通常照明を形成す
る。瞳51cを通常した照明光はミラー52で反射され
た後、瞳51cを通過して再びフォトマスク18を照明
する。このときの照明光は通常照明となっているので、
比較的大きいパターン18cによる回折光は第1投影光
学系19の瞳19c上で図21(c)に示されるような
光源像を形成する。瞳19cを通過した光は、ウエハ2
0上に光学像23cを形成する。比較的大きいパターン
の場合には、変形照明より通常照明の方が焦点深度が拡
大されるため、この変形例によって十分に大きい焦点深
度が確保される。
【0047】図22及び23の投影露光装置において
は、フォトマスク18は孤立パターン18dを有する通
常マスクである。この投影露光装置においては、図24
(a)に示されるような2次光源像を形成するアパーチ
ャー14からの照明光はハーフミラー50で上方へ反射
されてフォトマスク18を照明する。照明光はフォトマ
スク18の孤立パターン18dにより回折され、第2投
影光学系51の瞳51cを照明する。このときの光源像
は図24(b)に示されるようになり、変形照明とはな
らずに通常照明を形成する。瞳51cを通常した照明光
はミラー52で反射された後、瞳51cを通過して再び
フォトマスク18を照明する。このときの照明光は通常
照明となっているので、孤立パターン18dによる回折
光は第1投影光学系19の瞳19c上で図24(c)に
示されるような光源像を形成する。瞳19cを通過した
光は、ウエハ20上に光学像23dを形成する。孤立パ
ターンの場合には、変形照明より通常照明の方が焦点深
度が拡大されるため、この変形例によって十分に大きい
焦点深度が確保される。
【0048】図25及び26の投影露光装置において
は、フォトマスク18は補助シフタ型の位相シフトパタ
ーン18eを有している。この投影露光装置において
は、図27(a)に示されるような2次光源像を形成す
るアパーチャー14からの照明光はハーフミラー50で
上方へ反射されてフォトマスク18を照明する。照明光
はフォトマスク18の補助シフタ型位相シフトパターン
18eにより回折され、第2投影光学系51の瞳51c
を照明する。このときの光源像は図27(b)に示され
るようになり、二分割照明を形成している。瞳51cを
通常した照明光はミラー52で反射された後、瞳51c
を通過して再びフォトマスク18を照明する。このとき
の照明光は二分割照明となっているので、補助シフタ型
位相シフトパターン18eによる回折光は第1投影光学
系19の瞳19c上で図27(c)に示されるような光
源像を形成する。瞳19cを通過した光は、ウエハ20
上に光学像23eを形成する。補助シフタ型の位相シフ
トパターンの場合には、二分割照明のときに焦点深度が
拡大されるため、この変形例によって十分に大きい焦点
深度が確保される。
【0049】図28及び29の投影露光装置において
は、フォトマスク18は微細なシフタ遮光型の位相シフ
トパターン18fを有している。この投影露光装置にお
いては、図30(a)に示されるような2次光源像を形
成するアパーチャー14からの照明光はハーフミラー5
0で上方へ反射されてフォトマスク18を照明する。照
明光はフォトマスク18のシフタ遮光型位相シフトパタ
ーン18fにより回折され、第2投影光学系51の瞳5
1cを照明する。このときの光源像は図30(b)に示
されるようになり、変形照明を維持している。瞳51c
を通常した照明光はミラー52で反射された後、瞳51
cを通過して再びフォトマスク18を照明する。このと
きの照明光は変形照明となっているので、微細なシフタ
遮光型位相シフトパターン18fによる回折光は第1投
影光学系19の瞳19c上で図30(c)に示されるよ
うな光源像を形成する。瞳19cを通常した光は、ウエ
ハ20上に光学像23fを形成する。微細なシフタ遮光
型位相シフトパターンの場合には、通常照明より変形照
明の方が焦点深度が拡大されるため、この変形例によっ
て十分に大きい焦点深度が確保される。
【0050】図31及び32の投影露光装置において
は、フォトマスク18は孤立した自己整合型位相シフト
パターン18gを有している。この投影露光装置におい
ては、図33(a)に示されるような2次光源像を形成
するアパーチャー14からの照明光はハーフミラー50
で上方へ反射されてフォトマスク18を照明する。照明
光はフォトマスク18の自己整合型位相シフトパターン
18gにより回折され、第2投影光学系51の瞳51c
を照明する。このときの光源像は図33(b)に示され
るようになり、二分割照明を形成している。瞳51cを
通常した照明光はミラー52で反射された後、瞳51c
を通過して再びフォトマスク18を照明する。このとき
の照明光は二分割照明となっているので、自己整合型位
相シフトパターン18gによる回折光は第1投影光学系
19の瞳19c上で図33(c)に示されるような光源
像を形成する。瞳19cを通常した光は、ウエハ20上
に光学像23gを形成する。孤立した自己整合型の位相
シフトパターンの場合には、二分割照明のときに焦点深
度が拡大されるため、この変形例によって十分に大きい
焦点深度が確保される。
【0051】図34及び35の投影露光装置において
は、フォトマスク18は孤立したハーフトーン型の位相
シフトパターン18hを有している。この投影露光装置
においては、図36(a)に示されるような2次光源像
を形成するアパーチャー14からの照明光はハーフミラ
ー50で上方へ反射されてフォトマスク18を照明す
る。照明光はフォトマスク18のハーフトーン型位相シ
フトパターン18hにより回折され、第2投影光学系5
1の瞳51cを照明する。このときの光源像は図36
(b)に示されるようになり、二分割照明を形成してい
る。瞳51cを通常した照明光はミラー52で反射され
た後、瞳51cを通過して再びフォトマスク18を照明
する。このときの照明光は二分割照明となっているの
で、ハーフトーン型位相シフトパターン18hによる回
折光は第1投影光学系19の瞳19c上で図36(c)
に示されるような光源像を形成する。瞳19cを通常し
た光は、ウエハ20上に光学像23hを形成する。孤立
したハーフトーン型の位相シフトパターンの場合には、
二分割照明のときに焦点深度が拡大されるため、この変
形例によって十分に大きい焦点深度が確保される。
【0052】以上説明した実施例2においては、一度フ
ォトマスク18を透過した照明光をミラー52で反射さ
せて再びフォトマスク18を透過させているので、実施
例1で用いたような第2のフォトマスクが不要となり、
さらに容易に最適な露光を行うことが可能となる。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の投影露光装置は、光源
と、前記光源からの照明光を成形して変形照明による2
次光源面を形成する第1のアパーチャーと、2次光源面
からの照明光による露光領域を定めるための開口部を有
するブラインドと、2次光源面からの照明光を成形して
3次光源面を形成する第2のアパーチャーと、回路パタ
ーンを有すると共に3次光源面からの照明光により照明
される第1フォトマスクと、前記第1フォトマスクから
の回折光を被露光基板上に結像させて前記第1フォトマ
スクの回路パターンを投影する投影光学系と、前記第1
フォトマスクの回路パターンに対応するパターンを有す
ると共に前記ブラインドの開口部内に配置された第2フ
ォトマスクとを備えているので、第1及び第2のフォト
マスクを交換するだけで微小パターンにも粗大パターン
にも対応した露光が可能であり、部品交換や調整に必要
な時間が大幅に節約できる。
【0054】請求項2に記載の投影露光装置は、光源
と、前記光源からの照明光を成形して変形照明による2
次光源面を形成するアパーチャーと、2次光源面からの
照明光による露光領域を定めるためのブラインドと、回
路パターンを有すると共に2次光源面からの照明光によ
り照明されるフォトマスクと、前記フォトマスクからの
回折光を成形すると共に成形された回折光により再び前
記フォトマスクを照明する第1の投影光学系と、再び前
記フォトマスクで回折された光を被露光基板上に結像さ
せて前記フォトマスクの回路パターンを投影する第2の
投影光学系とを備えているので、フォトマスクを交換す
るだけで微小パターンにも粗大パターンにも対応した露
光が可能となる。
【0055】請求項3に記載の投影露光方法は、光源か
らの照明光を成形して変形照明による2次光源面を形成
する工程と、第1フォトマスクの回路パターンに対応す
るパターンを有すると共にブラインド面上に配置された
第2フォトマスクに2次光源面からの照明光を照射する
工程と、第2フォトマスクで成形された照明光を成形し
て3次光源面を形成する工程と、3次光源面からの照明
光により第1フォトマスクを照明する工程と、第1フォ
トマスクからの回折光を被露光基板上に結像させて第1
フォトマスクの回路パターンを投影露光する工程とを備
えた方法であるので、容易に微小パターンにも粗大パタ
ーンにも対応した露光を行うことができる。
【0056】請求項4に記載の投影露光方法は、光源か
らの照明光を成形して変形照明による2次光源面を形成
する工程と、2次光源面からの照明光により回路パター
ンを有するフォトマスクを照明する工程と、フォトマス
クからの回折光を成形すると共に成形された回折光によ
り再びフォトマスクを照明する工程と、再びフォトマス
クで回折した光を被露光基板上に結像させてフォトマス
クの回路パターンを投影露光する工程とを備えた方法で
あるので、フォトマスクの回路パターンが微小パターン
であっても粗大パターンであっても最適な露光を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る投影露光装置の光学
系を示す図である。
【図2】図1に示す投影露光装置にレベンソンタイプの
位相シフトマスクを用いた場合の原理を示す概略図であ
る。
【図3】図1に示す投影露光装置に微細パターンの通常
マスクを用いた場合の原理を示す概略図である。
【図4】図1に示す投影露光装置に粗大パターンの通常
マスクを用いた場合の原理を示す概略図である。
【図5】図1に示す投影露光装置に孤立パターンの通常
マスクを用いた場合の原理を示す概略図である。
【図6】図1に示す投影露光装置に補助シフター型位相
シフトマスクを用いた場合の原理を示す概略図である。
【図7】図1に示す投影露光装置にシフター遮光型位相
フォトマスクを用いた場合の原理を示す概略図である。
【図8】図1に示す投影露光装置に自己整合型位相シフ
トマスクを用いた場合の原理を示す概略図である。
【図9】図1に示す投影露光装置にハーフトーン型位相
シフトマスクを用いた場合の原理を示す概略図である。
【図10】微細な孤立パターンの第1フォトマスクを用
いた場合の透過光の強度分布を示す図である。
【図11】図10に示した第1フォトマスクに対応する
第2フォトマスクを用いた場合の透過光の強度分布を示
す図である。
【図12】この発明の実施例2に係る投影露光装置の光
学系を示す図である。
【図13】図12に示す投影露光装置にレベンソンタイ
プの位相シフトマスクを用いた場合のアパーチャーから
の照明光がミラーに至るまでの様子を描いた図である。
【図14】図12に示す投影露光装置にレベンソンタイ
プの位相シフトマスクを用いた場合のミラーからの反射
光がウエハに至るまでの様子を描いた図である。
【図15】図12に示す投影露光装置にレベンソンタイ
プの位相シフトマスクを用いた場合の光源像を示す図で
あって、(a)はアパーチャー、(b)は第2投影レン
ズ瞳、(c)は第1投影レンズ瞳における光源像であ
る。
【図16】図12に示す投影露光装置に微細パターンの
通常マスクを用いた場合のアパーチャーからの照明光が
ミラーに至るまでの様子を描いた図である。
【図17】図12に示す投影露光装置に微細パターンの
通常マスクを用いた場合のミラーからの反射光がウエハ
に至るまでの様子を描いた図である。
【図18】図12に示す投影露光装置に微細パターンの
通常マスクを用いた場合の光源像を示す図であって、
(a)はアパーチャー、(b)は第2投影レンズ瞳、
(c)は第1投影レンズ瞳における光源像である。
【図19】図12に示す投影露光装置に粗大パターンの
通常マスクを用いた場合のアパーチャーからの照明光が
ミラーに至るまでの様子を描いた図である。
【図20】図12に示す投影露光装置に粗大パターンの
通常マスクを用いた場合のミラーからの反射光がウエハ
に至るまでの様子を描いた図である。
【図21】図12に示す投影露光装置に粗大パターンの
通常マスクを用いた場合の光源像を示す図であって、
(a)はアパーチャー、(b)は第2投影レンズ瞳、
(c)は第1投影レンズ瞳における光源像である。
【図22】図12に示す投影露光装置に孤立パターンの
通常マスクを用いた場合のアパーチャーからの照明光が
ミラーに至るまでの様子を描いた図である。
【図23】図12に示す投影露光装置に孤立パターンの
通常マスクを用いた場合のミラーからの反射光がウエハ
に至るまでの様子を描いた図である。
【図24】図12に示す投影露光装置に孤立パターンの
通常マスクを用いた場合の光源像を示す図であって、
(a)はアパーチャー、(b)は第2投影レンズ瞳、
(c)は第1投影レンズ瞳における光源像である。
【図25】図12に示す投影露光装置に補助シフター型
位相シフトマスクを用いた場合のアパーチャーからの照
明光がミラーに至るまでの様子を描いた図である。
【図26】図12に示す投影露光装置に補助シフター型
位相シフトマスクを用いた場合のミラーからの反射光が
ウエハに至るまでの様子を描いた図である。
【図27】図12に示す投影露光装置に補助シフター型
位相シフトマスクを用いた場合の光源像を示す図であっ
て、(a)はアパーチャー、(b)は第2投影レンズ
瞳、(c)は第1投影レンズ瞳における光源像である。
【図28】図12に示す投影露光装置にシフター遮光型
位相シフトマスクを用いた場合のアパーチャーからの照
明光がミラーに至るまでの様子を描いた図である。
【図29】図12に示す投影露光装置にシフター遮光型
位相シフトマスクを用いた場合のミラーからの反射光が
ウエハに至るまでの様子を描いた図である。
【図30】図12に示す投影露光装置にシフター遮光型
位相シフトマスクを用いた場合の光源像を示す図であっ
て、(a)はアパーチャー、(b)は第2投影レンズ
瞳、(c)は第1投影レンズ瞳における光源像である。
【図31】図12に示す投影露光装置に自己整合型位相
シフトマスクを用いた場合のアパーチャーからの照明光
がミラーに至るまでの様子を描いた図である。
【図32】図12に示す投影露光装置に自己整合型位相
シフトマスクを用いた場合のミラーからの反射光がウエ
ハに至るまでの様子を描いた図である。
【図33】図12に示す投影露光装置に自己整合型位相
シフトマスクを用いた場合の光源像を示す図であって、
(a)はアパーチャー、(b)は第2投影レンズ瞳、
(c)は第1投影レンズ瞳における光源像である。
【図34】図12に示す投影露光装置にハーフトーン型
位相シフトマスクを用いた場合のアパーチャーからの照
明光がミラーに至るまでの様子を描いた図である。
【図35】図12に示す投影露光装置にハーフトーン型
位相シフトマスクを用いた場合のミラーからの反射光が
ウエハに至るまでの様子を描いた図である。
【図36】図12に示す投影露光装置にハーフトーン型
位相シフトマスクを用いた場合の光源像を示す図であっ
て、(a)はアパーチャー、(b)は第2投影レンズ
瞳、(c)は第1投影レンズ瞳における光源像である。
【図37】従来の投影露光装置を示す概略図である。
【図38】図37に示す投影露光装置に通常照明と共に
微細パターンのレベンソンタイプの位相シフトマスクを
用いた場合の原理を示す概略図である。
【図39】図37に示す投影露光装置に通常照明と共に
微細パターンの通常マスクを用いた場合の原理を示す概
略図である。
【図40】図37に示す投影露光装置に通常照明と共に
粗大パターンの通常マスクを用いた場合の原理を示す概
略図である。
【図41】図37に示す投影露光装置に通常照明と共に
孤立パターンの通常マスクを用いた場合の原理を示す概
略図である。
【図42】図37に示す投影露光装置に変形照明と共に
レベンソンタイプの位相シフトマスクを用いた場合の原
理を示す概略図である。
【図43】図37に示す投影露光装置に変形照明と共に
微細パターンの通常マスクを用いた場合の原理を示す概
略図である。
【図44】図37に示す投影露光装置に変形照明と共に
粗大パターンの通常マスクを用いた場合の原理を示す概
略図である。
【図45】図37に示す投影露光装置に変形照明と共に
孤立パターンの通常マスクを用いた場合の原理を示す概
略図である。
【符号の説明】
11 光源 14 第1アパーチャー 15 ブラインド 18 第1フォトマスク 19 第1の投影光学系 21 第2アパーチャー 22 投影光学系 28 第2フォトマスク 50 ハーフミラー 51 第2の投影光学系 52 ミラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 前記光源からの照明光を成形して変形照明による2次光
    源面を形成する第1のアパーチャーと、 2次光源面からの照明光による露光領域を定めるための
    開口部を有するブラインドと、 2次光源面からの照明光を成形して3次光源面を形成す
    る第2のアパーチャーと、 回路パターンを有すると共に3次光源面からの照明光に
    より照明される第1フォトマスクと、 前記第1フォトマスクからの回折光を被露光基板上に結
    像させて前記第1フォトマスクの回路パターンを投影す
    る投影光学系と、 前記第1フォトマスクの回路パターンに対応するパター
    ンを有すると共に前記ブラインドの開口部内に配置され
    た第2フォトマスクとを備えたことを特徴とする投影露
    光装置。
  2. 【請求項2】 光源と、 前記光源からの照明光を成形して変形照明による2次光
    源面を形成するアパーチャーと、 2次光源面からの照明光による露光領域を定めるための
    ブラインドと、 回路パターンを有すると共に2次光源面からの照明光に
    より照明されるフォトマスクと、 前記フォトマスクからの回折光を成形すると共に成形さ
    れた回折光により再び前記フォトマスクを照明する第1
    の投影光学系と、 再び前記フォトマスクで回折された光を被露光基板上に
    結像させて前記第1フォトマスクの回路パターンを投影
    する第2の投影光学系とを備えたことを特徴とする投影
    露光装置。
  3. 【請求項3】 光源からの照明光を成形して変形照明に
    よる2次光源面を形成する工程と、 第1フォトマスクの回路パターンに対応するパターンを
    有すると共にブラインド面上に配置された第2フォトマ
    スクに2次光源面からの照明光を照射する工程と、 第2フォトマスクで成形された照明光を成形して3次光
    源面を形成する工程と、 3次光源面からの照明光により第1フォトマスクを照明
    する工程と、 第1フォトマスクからの回折光を被露光基板上に結像さ
    せて第1フォトマスクの回路パターンを投影露光する工
    程とを備えたことを特徴とする投影露光方法。
  4. 【請求項4】 光源からの照明光を成形して変形照明に
    よる2次光源面を形成する工程と、 2次光源面からの照明光により回路パターンを有するフ
    ォトマスクを照明する工程と、 フォトマスクからの回折光を成形すると共に成形された
    回折光により再びフォトマスクを照明する工程と、 再びフォトマスクで回折した光を被露光基板上に結像さ
    せてフォトマスクの回路パターンを投影露光する工程と
    を備えたことを特徴とする投影露光方法。
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