JPH06176660A - メンブレンキー - Google Patents

メンブレンキー

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Publication number
JPH06176660A
JPH06176660A JP4329659A JP32965992A JPH06176660A JP H06176660 A JPH06176660 A JP H06176660A JP 4329659 A JP4329659 A JP 4329659A JP 32965992 A JP32965992 A JP 32965992A JP H06176660 A JPH06176660 A JP H06176660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
key
membrane
static electricity
flexible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4329659A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Takeda
忠司 竹田
Yasuko Ito
靖子 伊藤
Makiko Hibi
麻記子 日比
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4329659A priority Critical patent/JPH06176660A/ja
Publication of JPH06176660A publication Critical patent/JPH06176660A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電気が侵入しないメンブレンキーを提供す
ること。 【構成】 メンブレンキー裏面側において、キーシート
1と上FPCシート3との間に幅広の形状のポリエステ
ルフィルムシート2aを配置するとともに、ポリエステ
ルフィルムシート2a下面のFPCシート3及び対のF
PCシート4を包み込み、メンブレンキーの外端部から
侵入する静電気を防止したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レンジ等の電子機
器のキー操作に使用するメンブレンキー(Membrane Ke
y)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種のメンブレンキーは以下
に示す構成のものが知られている。すなわち、 (イ) 図12〜図14に示すように、FPC(Flexib
le Printed Circuit)シートの一側端部に外方向へ張り
出した凸部10を有する2枚のFPCシート3及び4と
キーシート(Key Sheet)1とから成っており、上から
キーシート1、上FPCシート3、下FPCシート4の
順に重ねられ、それぞれ糊印刷にて貼り合わされ積層し
たもの。 (ロ) また、図15〜図16に示すように、上記構成
のメンブレンキーのキーシート1と上FPCシート3の
間にポリエステルフィルシート2を配置した構成のもの
等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した構
成のメンブレンキーでは、特別に静電気侵入対策がなさ
れておらず、専らシートの絶縁性能に依存していた。実
験結果によれば、キーシート1の表面や出力信号線5の
本体キャビネ取込み部から静電気が侵入することは比較
的少ないが、出力信号線5の引き出し部7よりFPCシ
ートを突き抜けて侵入したり、その表面を伝わり、信号
を受ける制御部(図示せず)のコネクタから侵入し、制
御器の誤動作を惹き起こすことがある。したがって、F
PCシートの絶縁性能のみに依存する従来の静電気侵入
防止対策は対応が不十分である。
【0004】また、図13及び図14に示す構成のメン
ブレンキーの静電気試験結果によると、キーケーブル根
元部から静電気が侵入するという具合の悪い点があった
が、従来は、このようなキーケーブル根元部から侵入す
る静電気の防止については、全く対策を構じていなかっ
た。また、図15及び図16に示す構成のメンブレンキ
ーでは、キーシート1、ポリエステルフィルシート2、
上FPCシート3及び下FPCシート4とから構成され
ているが、上FPCシート3及び下FPCシート4の引
回しパターンが、キーシート1の外形端部に近いため、
静電気が侵入しやすいという具合の悪い点があった。
【0005】そこで本発明は、上述した従来構成のメン
ブレンキーにおける静電気侵入を防止する構成をもつメ
ンブレンキーを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明にかかるメンブレンキーは、キーシートと、
このキーシートの裏面側に上、下に順に積層されて本体
キャビネット内に収容され、シート面に所定の回路パタ
ーンが形成され、かつ側面から外側方向への張り出し凸
部が形成されると共に、当該張り出し凸部に、前記回路
パターンに発生した信号出力を導出する出力信号線を集
束した上、下二枚のフレキシブルシートを備えたメンブ
レンキーに、おいて、前記上、下二枚のフレキシブルシ
ートの本体キャビネット外張り出し部、当該フレキシブ
ルシートの本体キャビネット外張り出し部のキーケーブ
ル根元部及びメンブレンキー外形端部のうちの少なくと
も一に、静電気侵入防止手段を設けたことを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】以上の構成の本発明のメンブレンキーによれ
ば、上、下二枚のフレキシブルシート収容の本体キャビ
ネット外張り出し凸部、当該フレキシブルシート収容の
本体キャビネット張り出し部のキーシート根元部及びメ
ンブレンキー外形端部のうちの少なくとも一に静電気侵
入防止手段を設けられているため、従来のメンブレンキ
ーに比べて、これらの部分から侵入する静電気は大幅に
減少する。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明にかかるメンブ
レンキーの実施例について説明する。 実施例1 図1〜図3は、本発明の第1の実施例にかかるメンブレ
ンキーの各構成部分の分解平面図であり、図1はキーシ
ート1の平面図、図2は本実施例のメンブレンキーの上
FPCシート3の平面図、図3は下FPCシート4の平
面図である。
【0009】本実施例のメンブレンキーは、キーシート
1と、上、下のFPCシート3及び4が順に重ね合わさ
れ接着される。上、下のFPCシート3及び4の各々の
表面には、紙糊り印刷によってカーボンなどの導電性物
質で形成された対の回路パターン9,9が設けられてい
る。上FPCシート3及び下FPCシート4を本体キャ
ビネット収容部外に、FPCシートの張り出し凸部1
0,10が形成されており、凸部10及び10には外方
端部とキャビネット側にそれぞれ舌部11及び12が設
けられている。また、FPCシート3の張り出し凸部1
0の舌部11には図2に示すようなスロット(Slot)1
3があけられている。さらに、FPCシート3及び4表
面に形成した対の回路パターン9,9に発生した信号出
力は、出力信号線5,5によって導出され、前記FPC
シート3及びFPCシート4上の張り出し凸部10及び
10へ導かれ、その先端部は図示しないコネクタに連結
され、例えば電子機器の制御部と電気的に接続する構成
になっている。
【0010】したがって、FPCシート3及び4を合わ
せる場合には、図3に示すFPCシート4の張り出し凸
部10の舌部11を、FPCシート3の張り出し凸部1
0のスロット13内に差し込み結合を密にし、メンブレ
ンキー本体に対する凸部のFPCシートを2枚重ねに
し、絶縁距離を増大させることにより、メンブレンキー
本体への静電気の侵入を防いでいる。
【0011】実施例2 図4〜図6は本実施例の第2の実施例にかかるメンブレ
ンキーの各構成部分の分解平面図であり、図4は本実施
例のメンブレンキーの上FPCシート3の平面図、図5
は下FPCシート4の平面図、図6は、FPCシート3
及び4の回路パターン9に発生した信号出力5を取り出
す信号線取り出し部分に設ける導電性物質塗着導電性シ
ートの平面図である。本実施例のメンブレンキーは、実
施例1と同様に、図示しないキーシート(図1を参照の
こと)と、上、下のFPCシート3及び4を上、下に重
ね合わせて接着した後、上、下のFPCシート3及び4
の各々の表面に、紙糊り印刷によってカーボンなどの導
電性物質で形成された対の所定回路パターン9,9が設
けられている。上FPCシート3及び下FPCシート4
を本体キャビネットの取込み部外に、張り出させた凸部
10,10が形成されており、張り出し凸部10及び1
0には外方端部とキャビネット側端部にそれぞれ舌部1
1及び12が設けられている。
【0012】そして、FPCシート3及び4表面に形成
した対の回路パターン9,9に発生した信号出力は、出
力信号線5,5によって導出され、前記FPCシート3
及びFPCシート4上の張り出し凸部10及び10に集
束され、その先端部は図示しないコネクタに連結され、
例えば電子機器の制御部と電気的に接続する構成になっ
ている。上FPCシート3及び下FPCシート4を貼り
合わせる際に、凸部10,10の上に図6に示すような
導電性物質で回路を形成した導電性シート14を重ね
る。この導電性シート14の先端部分15はコネクタの
端子部であり、Pwb(Primary wire bond)側では、
この端子は、信号系と独立したGNDに接続され、キー
に侵入した静電気は、ここを伝わってアース側へ流れ、
機器の制御系に対する影響を抑止することができる。
【0013】実施例3 図7及び図8は、それぞれ本発明の第3の実施例のメン
ブレンキーの平面図及び図7のX−X矢視断面図を示
す。本実施例のメンブレンキーは、キーシート1の下面
に、上から順に、ポリエステルシート2、上FPCシー
ト3及び下FPCシート4が積層され互いに接着されて
いる。FPCシート3及び4の表面には導電物質が所定
の回路パターンに糊印刷され貼り合わされている。キー
シート1の裏面に貼り合わされているポリエステルシー
ト2は、図7及び8に示すように15mm幅だけ、出力信
号線根元部8の上、下FPCシート3,4をおおうよう
に、貼り合わされている。これによって、最も静電気が
侵入しやすい出力信号線15の根元部8をカバーし、静
電気の侵入防止を可能にしている。
【0014】実施例4 図9〜11は、本発明の第4の実施例のメンブレンキー
の平面図及び図9のY−Y矢視断面図を示す。本実施例
のメンブレンキーは、キーシート1の裏面に、上から順
に図11に示す形状のポリエステルフィルムシート2
a、上FPCシート3及び下FPCシート4が重ねら
れ、それぞれを印刷糊で貼り合わせている。そして、ポ
リエステルフィルムシート2aの斜線部分2b(図11
を参照のこと)を図11の矢印C方向に折り曲げ、上F
PCシート3と下FPCシート4を包み込み(図10を
参照のこと)込んだ。これによって、メンブレンキーの
外形端部よりキー内に静電気が侵入するのを防ぐことが
できる。
【0015】上述した実施例1、2、3及び4により構
成されるメンブレンキーは、外部よりメンブレンキー内
に侵入する静電気を防止できる。また、本発明のメンブ
レンキーは、上述した構成のものに限らず、実施例1及
び2、実施例1及び3、実施例2及び3、実施例3と4
の組合せによって得られる構成のメンブレンキーによっ
ても、静電気侵入を防止することができるし、さらにま
た、実施例1から実施例4までの全ての構成を備えたメ
ンブレンキーによっても静電気侵入を防止することがで
きる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のメンブレンキーによれは、何等静電気侵入防止対策を
構じなかった従来のメンブレンキーに比べてメンブレン
キー内に侵入する静電気を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかるメンブレンキー
のキーシートの構成を示す平面図である。
【図2】図1に示すメンブレンキー裏面に配置するFP
Cシートの構成を示す平面図である。
【図3】図1に示すメンブレンキー裏面に配置する上F
PCシートと対のFPCシート
【図4】本発明の第2の実施例にかかるメンブレンキー
の上FPCシートの平面図である。
【図5】図4に示す上FPCシートと対の下FPCシー
トの平面図である。
【図6】図4及び図5に示す対のFPCシートの凸部の
出力配線上に配置する導電性シートの構成を示す平面図
である。
【図7】本発明の第3の実施例にかかるメンブレンキー
の平面図である。
【図8】図7に示すメンブレンキーのX−X矢視断面図
である。
【図9】本発明の第4の実施例にかかるメンブレンキー
の平面図である。
【図10】図9に示すメンブレンキーのY−Y矢視断面
図である。
【図11】図9のメンブレンキーに使用するポリエステ
ルフィルムシートの形状を示す平面図である。
【図12】従来のメンブレンキーの平面図である。
【図13】図12に示すメンブレンキーを構成する上F
PCシートの構成を示す平面図である。
【図14】図12に示すメンブレンキーを構成する下F
PCシートの構成を示す平面図である。
【図15】従来のメンブレンキーの平面図である。
【図16】図15に示すメンブレンキーのA−A矢視断
面図である。
【符号の説明】
1 キーシート 2 ポリエステルフィルムシート 3 メンブレンキーの上FPCシート 4 メンブレンキーの下FPCシート 5 出力信号線 8 キーケーブル根元部 9 FPCシート上のプリント回路 10 FPCシートの張り出し凸部 11,12 張り出し凸部上の舌部 13 張り出し凸部上のスロット 14 導電性シート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーシートと、 このキーシートの裏面側に上、下に順に積層されて本体
    キャビネット内に収容され、シート面に所定の回路パタ
    ーンが形成され、かつ側面から外側方向への張り出し凸
    部が形成されると共に、当該張り出し凸部に、前記回路
    パターンに発生した信号出力を導出する出力信号線を集
    束した上、下二枚のフレキシブルシートを備えたメンブ
    レンキーに、おいて、 前記上、下二枚のフレキシブルシートの本体キャビネッ
    ト外張り出し部、当該フレキシブルシートの本体キャビ
    ネット外張り出し部のキーケーブル根元部及びメンブレ
    ンキー外形端部のうちの少なくとも一に、静電気侵入防
    止手段を設けたことを特徴とするメンブレンキー。
  2. 【請求項2】 静電気侵入防止手段として、上、下二枚
    のフレキシブルシートの本体キャビネット外張り出し部
    を互いに重ね合わせ、当該キャビネット外張り出し部の
    一のフレキシブルシートの張り出し凸部上の舌部先端
    を、他のフレキシブルシートの張り出し凸部先端の開口
    部に挿入して、二枚のフレキシブルシートの張り出凸部
    を重ね合わせ構造にしたことを特徴とする請求項1記載
    のメンブレンキー。
  3. 【請求項3】 静電気侵入防止手段として、上、下二枚
    のフレキシブルシート収容の本体キャビネットの外側張
    り出し凸部を互いに重ね合わせると共に、当該張り出し
    凸部上の出力信号線取り出し部分に導電物質塗着導電性
    シートを重ね、当該導電性シートと静電気誘導アース線
    を接続したことを特徴とする請求項1記載のメンブレン
    キー。
  4. 【請求項4】 静電気侵入防止手段として、キーシート
    と上部フレキシブルシートとの間にシート端部を出力信
    号線のキーケーブル根元部外に突出させたポリエステル
    フィルムシートと、このキーケーブル根元外にシート端
    部を突出させたポリエステルフィルシートで、上、下の
    フレキシブルシートキーケーブル根元部をカバーするよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のメンブレンキ
    ー。
  5. 【請求項5】 静電気侵入防止手段として、キーシート
    と、上、下対のフレキシブルシートのうち、上のフレキ
    シブルシートとの間に配置されたポリエステルフィルシ
    ートで、回路パターンが形成された上、下二枚のフレキ
    シブルシート外側を包み込むようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のメンブレンキー。
JP4329659A 1992-12-09 1992-12-09 メンブレンキー Pending JPH06176660A (ja)

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JP4329659A JPH06176660A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 メンブレンキー

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JP4329659A Pending JPH06176660A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 メンブレンキー

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JP (1) JPH06176660A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001297938A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Nissin Electric Co Ltd 積層セラミックコンデンサ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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