JPH06176488A - ディジタルビデオ信号記録装置 - Google Patents

ディジタルビデオ信号記録装置

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JPH06176488A
JPH06176488A JP4350875A JP35087592A JPH06176488A JP H06176488 A JPH06176488 A JP H06176488A JP 4350875 A JP4350875 A JP 4350875A JP 35087592 A JP35087592 A JP 35087592A JP H06176488 A JPH06176488 A JP H06176488A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】HD信号を記録する時に、シンクブロック長を
SD信号と等しくして回路の共通化を図る。 【構成】並列化された各チャンネルのデータは、シャフ
リング、DCT符号化、バッファリング等の処理がなさ
れる。バッファリングは、52DCTブロック(=8マ
クロブロック+4DCTブロック)が5個のシンクブロ
ックのデータ区間に詰め込まれるようにデータ量を制御
する処理である。シンクブロック長(90バイト)およ
びシンクブロック内のデータ区間(=74バイト)は、
SD信号と等しいものである。色差信号用の固定区間の
長さが5バイトおよび4バイトの二つが存在し、より長
い方の区間(5バイト)に、視覚上の破綻が目立ち易い
赤色の成分の符号化出力を配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば高解像度ビデ
オ信号(HD信号)を圧縮符号化し、この符号化出力を
磁気テープ上に記録するのに適用されるディジタルビデ
オ信号記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルビデオ信号を例えば回転ヘッ
ドにより磁気テープに記録するディジタルVTRが知ら
れている。ディジタルビデオ信号の情報量が多いので、
その伝送データ量を圧縮するための高能率符号化が採用
されることが多い。種々の高能率符号化の中でも、DC
T(Discrete Cosine Transform)の実用化が進んでい
る。
【0003】DCTは、1フレームの画像を例えば(8
×8)のブロック構造に変換し、このブロックを直交変
換の一種であるコサイン変換処理するものである。その
結果、(8×8)の係数データが発生する。このような
係数データは、ランレングス符号、ハフマン符号等の可
変長符号化の処理を受けてから伝送される。伝送時に
は、再生側でのデータ処理を容易とするために、符号化
出力であるコード信号を一定長のシンクブロックのデー
タエリア内に挿入し、コード信号に対して同期信号、I
D信号が付加されたシンクブロックを構成するフレーム
化がなされる。
【0004】磁気テープを使用するディジタルVTR、
ディスク状記録媒体を使用するディスク記録装置等で
は、1フィールドあるいは1フレームのビデオデータが
複数個のトラックに記録されるのが普通である。しかし
ながら、上述のDCTのように、可変長出力が形成され
る時には、これらの所定期間のデータ量が変動する。こ
のため、所定期間のデータ量を目標値以下とするための
等長化処理(バッファリング処理と称する)がなされ
る。所定期間としては、1フィールド、1フレームでも
良いが、必要なメモリ容量を少なくするために、より短
い期間(バッファリング単位と称する)のデータ量を制
御するのが好ましい。
【0005】525/60システムのような標準解像度
ビデオ信号(SD信号と称する)に関しては、記録/再
生データの伝送レートが例えば25MBPSとされる。
HD信号は、SD信号に対して水平方向の画素数が約2
倍、水平走査線数が約2倍であるので、元々の情報量が
SD信号のそれの約4倍である。かかるHD信号を記録
/再生できるディジタルVTRとしては、並列2トラッ
クを同時に形成するマルチトラック方式を使用するもの
がある。HD信号を処理することによって、50MBP
Sの伝送レートを達成すれば、同じ時間内に形成される
トラック数がSD信号の2倍とできるマルチトラック方
式によって、HD信号を記録することができる。この方
法は、SD信号用VTRと同一の回転ヘッドおよび磁気
テープを含む機構部を使用し、テープ速度をSD信号用
VTRの2倍に変更することで、HD用ディジタルVT
Rを実現可能とする。
【0006】このようなHDVTRを実現する場合の一
つの問題は、DCT変換等の符号化処理のハードウエア
にとって、ディジタルHD信号のデータレートが高すぎ
ることである。SD信号用の符号化処理ハードウエアを
利用しようとすると、この問題が特に厳しい。この問題
を解決する通常の手法は、ディジタルHD信号を並列化
することである。N個のデータ系列を並列化で形成する
ことによってデータレートを1/Nとすることができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さらに、HD信号用の
信号処理用ハードウエアとSD信号用のものとを共用す
る上で、種々のパラメータが同一であることが好まし
い。その一つとして、シンクブロック長が同一であるこ
とが望まれる。また、変速再生時には、シンクブロック
単位でデータの有効/無効が判断されるので、一つのシ
ンクブロック内には、整数個のマクロブロックのデータ
が平均的に含まれることが効率的である。マクロブロッ
クは、同一位置の輝度信号ブロック、二つの色差信号ブ
ロックを集めたものである。
【0008】さらに、可変長符号化出力をシンクブロッ
ク内に配置する時に、エラー伝播を防止するために、輝
度信号のDCTブロックから生じた符号化出力の区間
と、色信号のDCTブロックから生じた符号化出力の区
間とを固定したものとして規定するデータ構成が使用さ
れる。一般的に輝度信号の符号化出力の方が色信号のそ
れよりも多いので、シンクブロック内の輝度信号用の区
間の方が色信号用のものよりも長くされる。また、二つ
の色信号用の区間の長さが等しいのが普通である。
【0009】しかしながら、SD信号のシンクブロック
長と同一のシンクブロック長を必要とするとの制約下で
は、必ずしも二つの色信号用の区間を等しくすることが
できない問題がある。
【0010】従って、この発明の一つの目的は、SD信
号と同様にHD信号を処理する時に、シンクブロック長
をSD信号と等しくするようにしたディジタルビデオ信
号記録装置を提供することにある。
【0011】この発明の他の目的は、シンクブロック内
で二つの色信号の符号化出力を配する区間の長さが異な
る場合に、視覚上破綻がより目立ち易い一方の色信号の
符号化出力に対してより長い区間を割り当てるように改
良されたディジタルビデオ信号記録装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
入力ディジタルビデオ信号を直交変換および可変長符号
化により符号化し、符号化出力を記録媒体上に複数のト
ラックとして記録するようにしたディジタルビデオ信号
記録装置であって、ディジタルビデオ信号の1枚の画像
の主たる範囲の垂直方向を記録トラック数で分割し、範
囲の水平方向を固定長化単位内に含まれるマクロブロッ
ク数で分割することで、複数のサブ領域を形成し、サブ
領域を単位として、ディジタルビデオ信号のシャフリン
グを行うシャフリング回路と、シャフリング回路からの
出力を直交変換および可変長符号化するとともに、固定
長化単位内の符号化出力のデータ量を複数のシンクブロ
ックのデータ領域内に収まるように、制御するための符
号化回路と、符号化手段の出力をシンクブロックの構成
の記録データとして、記録媒体上に記録するための装置
とを備え、シンクブロック長は、標準解像度ディジタル
ビデオ信号および高解像度ディジタルビデオ信号間で等
しく設定されることを特徴とするディジタルビデオ信号
記録装置である。
【0013】請求項2記載の発明は、シンクブロックの
構成は、直交符号化出力中の直流成分を配置するための
規則的な直流成分用区間が設けられるとともに、引き続
く直流成分用区間の間に係数データの交流成分を低域か
ら順に配置するための交流成分用区間が設けられ、シン
クブロック内に1以上の整数個のマクロブロックの係数
データを詰め込み、マクロブロック内の第1の色差成分
に割り当てられる交流成分用区間よりも、第2の色差成
分に割り当てられる交流成分用区間が若干短く設定され
たことを特徴とするディジタルビデオ信号記録装置であ
る。
【0014】さらに、この発明では、色差成分に割り当
てられる交流成分用区間に関し、HD信号の場合には、
赤色成分の符号化出力が配される区間の方が青色成分の
ものが配される区間よりも若干長いものに設定される。
【0015】
【作用】シンクブロック長がSD信号と等しいので、回
路あるいは処理を共通とするのが可能である。赤色成分
の配される区間が青色成分の配される区間よりも長いの
で、視覚上、破綻が目立ちやすい赤色成分のエラー伝播
に対する保護を青色信号よりも強力とすることができ
る。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、ディジタルVTRの記録側に
設けられるビデオデータの処理回路の構成を示す。図1
において、1Y、1R、1Bで示す入力端子には、HD
ビデオ信号の各コンポーネントY、PR 、PB が供給さ
れる。各コンポーネントが帯域制限用のローパスフィル
タ2Y、2R、2Bにそれぞれ供給される。ローパスフ
ィルタ2Y、2R、2Bの出力信号がA/D変換器3
Y、3R、3Bにそれぞれ供給される。A/D変換器3
Y、3R、3Bからは、ディジタル化されたHD信号の
コンポーネント信号が得られる。
【0017】図2に示すように、この実施例は、112
5/60システム(ハイビジョンシステムとも称され
る)、または1250/50システム(HD−MACシ
ステムとも称される)を対象とする。サンプリング周波
数は、サンプリング位置が2次元格子状に並ぶために
は、水平ライン周波数の整数倍の必要がある。信号の帯
域とサンプリング後の情報量のトレードオフとして、4
4.55MHz(1125/60システム)と45.0M
Hz(1250/50システム)を選ぶ。これは、Y信号
の場合であるが、色信号に関しては、Y信号のものの半
分のサンプリング周波数(22.275MHz/22.5
MHz)を選ぶ。
【0018】また、色信号は、A/D変換器3R、3B
の後に設けられたマルチプレクサ4および間引きフィル
タ5により、線順次信号への変換と1/2の間引き処理
を受ける。このような前処理の後に、ブランキング区間
等を除いた部分が有効領域として圧縮符号化される。図
3に1125/60システムの有効領域を示し、図4に
1250/50システムの有効領域を示す。図3中の数
字は、マクロブロック数を表す。
【0019】フレーム内の(8×8)画素が変換符号化
の最小単位(DCTブロック、但し、以下の記載では、
単にブロックと称する)である。空間的に同一位置を占
める4個のY信号ブロックと各1個のPR 信号ブロック
およびPB 信号ブロックとの計6ブロックにより、1マ
クロブロックが構成されるものと定義すると、1フレー
ム内のマクロブロック数は、 72×65=4680(1125/60システム) 75×72=5400(1250/50システム) となる。
【0020】ここで、ハードウエアの共用を図るため
に、圧縮されたデータが配されるシンクブロックのデー
タ構成をSD信号用VTRにおけるものと同一とする
と、1フレームのシンクブロック数は、 135(シンクブロック/トラック)(1125/60
システムおよび1250/50システム) 10×2(トラック/フレーム)(1125/60シス
テム) 12×2(トラック/フレーム)(1250/50シス
テム) より、 135×10×2=2700(シンクブロック/フレー
ム)(1125/60システム) 135×12×2=3240(シンクブロック/フレー
ム)(1250/50システム) となる。
【0021】さらに、SD信号の処理と同様に、バッフ
ァリング単位(すなわち、固定長化の単位)を5シンク
ブロックとすると、 (4680/2700)×5×6=52ブロック=8マ
クロブロック+4ブロック(1125/60システム) (5400/3240)×5×6=50ブロック=8マ
クロブロック+2ブロック(1250/50システム) がバッファリング単位となる。
【0022】さて、図1に戻って記録処理の構成につい
て説明すると、A/D変換器3YからのディジタルY信
号が遅延回路6を介して直列/並列変換回路7Yに供給
される。間引きフィルタ5の出力信号が直列/並列変換
回路7Cに供給される。これらの直列/並列変換回路7
Y、7Cは、直列データ系列を3個のデータ系列Y0、
Y1、Y2、C0、C1、C2に並列化する。これによ
って、データのクロックレートを1/3に低減すること
ができる。
【0023】直列/並列変換回路7Y(7Cも同様の構
成である)の一例を図5に示す。入力輝度信号がディマ
ルチプレクサ11に供給され、3個のデータ系列に振り
分けられる。ディマルチプレクサ11は、制御信号CO
NTで制御される。データ系列のそれぞれがFIFO
(First In First Out) メモリ12A、12B、12C
にそれぞれ供給される。
【0024】FIFOメモリ12A、12B、12Cに
は、共通に書込みクロックWCKと読出しクロックRC
Kとが供給される。読出しクロックRCKの周波数は、
書込みクロックの周波数の1/3である。FIFOメモ
リによって時間軸伸長され、1/3にクロックレートが
下げられたデータ系列Y0、Y1、Y2が形成される。
この直列/並列変換回路7Y、7Cでなされる並列化の
処理については、後でより詳細に説明する。
【0025】図1に示すように、直列/並列変換回路7
Y、7Cの出力データ系列がエンコーダブロック8A、
8B、8Cにそれぞれ供給される。これらのエンコーダ
ブロックは、互いに同一の構成であって、図6に示す構
成を有している。また、これらのエンコーダブロック
は、SD信号用のものと共用可能である。最初に設けら
れているブロック化およびシャフリング回路21では、
インターレス走査の順序のビデオデータが例えば(8×
8)のブロックの構造のデータに変換されるブロック化
の処理と、1フレーム内で、マクロブロックを単位とし
て、空間的な位置を元のものと異ならせる処理、すなわ
ち、シャフリングがなされる。
【0026】ブロック化およびシャフリング回路21の
出力がDCT(コサイン変換)回路22に供給される。
DCT回路22からは(8×8)の係数データ(すなわ
ち、直流分DC、交流分ACの係数データ)が発生す
る。マクロブロックは、DCTブロック当りの(8×
8)の係数データを複数ブロック集めたものであり、1
フレーム内の同一位置の、4個のYブロックと1個のP
R ブロックと1個のPB ブロックとの計6ブロックが1
マクロブロックを構成する。
【0027】DCT回路22で発生した(8×8)の係
数データの内の直流分DCが圧縮されずに後段の回路に
伝送され、その内の63個の交流分がバッファ23を介
して量子化回路24に供給される。交流分の係数データ
は、ジグザク走査の順で次数が低い交流分からこれが高
いものに向かって順に伝送される。また、この交流分の
係数データがデータ量見積り器25に供給される。バッ
ファ23は、見積り器25で適切な量子化ステップが決
定されるのに必要な時間、係数データを遅延させる。見
積り器25からの量子化ステップと対応する量子化番号
QNoは、量子化回路24に供給されるとともに、後段
に伝送される。
【0028】量子化回路24では、係数データ内の交流
分が量子化される。すなわち、適切な量子化ステップで
交流分の係数データが割算され、その商が整数化され
る。この量子化ステップが見積り器25からの量子化番
号QNoによって決定される。DCTおよび可変長符号
化で発生するデータ量は、符号化の対象の絵柄によって
変化するので、1フィールドあるいは1フレーム期間よ
り短いバッファリング単位の発生データ量を目標値以下
とするためのバッファリング処理がなされる。バッファ
リング単位を短くするのは、バッファリングのためのメ
モリ容量を低減するなど、バッファリング回路の簡略化
のためである。この例では、上述のように、52ブロッ
ク(1125/60システム)、50ブロック(125
0/50システム)をバッファリング単位とし、この単
位で生じたデータを5シンクブロック内に収まるよう
に、量子化ステップを制御している。
【0029】量子化回路24の出力が可変長符号化回路
26に供給され、ランレングス符号化、ハフマン符号化
等がなされる。例えば係数データの“0”の連続数であ
るランレングスと係数データの値とをROM内に格納さ
れたハフマンテーブルに与え、可変長コード(符号化出
力)を発生する2次元ハフマン符号化が採用される。可
変長符号化回路26からのコード信号が後段に供給され
る。見積り器25と関連して、可変長符号化回路26で
参照されるのと同一のハフマンテーブルが設けられてい
る。このハフマンテーブルは、可変長符号化した時の出
力コードのビット数データを発生する。見積り器25で
最適な量子化ステップが判定され、量子化回路24がこ
の量子化ステップで係数データを量子化する。
【0030】図6は、エンコーダブロックの概略的構成
であって、より具体的には、DCT変換を静止ブロック
と動きブロックとで区別する処理、係数データの量子化
ステップをブロックの精細度(アクティビィティ)に応
じて可変する処理、係数データの次数によって量子化ス
テップを可変する処理等が行われる。但し、これらの処
理は、この発明の本質と関係が少ないので、それらの詳
細な説明は、省略する。
【0031】上述のエンコーダブロック8A、8B、8
Cで発生したデータ(直流分データ、可変長符号化出
力、量子化番号QNo、動きフラグ、アクティビィティ
コード)が後段のフレーム化回路9A、9Bに供給され
る。フレーム化回路において、エラー訂正符号化の処理
と記録データのフレーム構造への変換の処理とトラック
シャフリングとがなされる。フレーム化回路9A、9B
の出力端子10A、10Bには、2チャンネルの記録デ
ータが現れる。記録データは、チャンネル符号化回路、
記録アンプを介して2個の回転ヘッドに供給され、磁気
テープ上に記録される。
【0032】さらに、磁気テープ上には、2本のトラッ
クが二つの近接して配された回転ヘッドによって同時に
形成され、1フレームのデータが複数のトラックに分割
して記録される。上述のように、SD信号(525/6
0システム)では、1フレームのデータが10本のトラ
ックに記録され、SD信号(625/50システム)で
は、1フレームのデータが12本のトラックに記録され
る。これに対して、1125/60システムでは、1フ
レームが20本のトラックに記録され、1250/50
システムでは、1フレームが24本のトラックに記録さ
れる。
【0033】以上の記録系中の直列並列変換回路7Y、
7Cにおいてなされる並列化処理のいくつかの例につい
て以下に説明する。図7は、1フレームが(72×65
=4680)マクロブロックの1125/60システム
に対して適用される並列化の一例である。この1フレー
ムが水平方向において24分割され、(3×65)マク
ロブロックの分割領域が形成される。各分割領域におい
て、第1の(1×65)マクロブロックが符号化ブロッ
クA(すなわち、エンコーダブロック8Aに対する入力
データ系列)とされ、第2の(1×65)マクロブロッ
クが符号化ブロックB(すなわち、エンコーダブロック
8Bに対する入力データ系列)とされ、第3の(1×6
5)マクロブロックが符号化ブロックC(すなわち、エ
ンコーダブロック8Cに対する入力データ系列)とされ
る。その結果、各符号化ブロックの大きさは、(24×
65=1560)マクロブロックとなる。符号化ブロッ
クは、水平方向に疑似的に縮小したような画像である。
【0034】図8は、1125/60システムに対して
適用可能な並列化の処理の他の例を示す。1フレームの
画面が水平方向に8分割され、(9×65)マクロブロ
ックの分割領域が形成される。各分割領域において、
(3×65)マクロブロックのストライプが3個形成さ
れる。分割領域内の第1のストライプが符号化ブロック
Aとされ、第2のストライプが符号化ブロックBとさ
れ、第3のストライプが符号化ブロックCとされる。そ
の結果、各符号化ブロックの大きさは、上述の例と等し
く(24×65)マクロブロックとなる。
【0035】図9は、1250/50システムに対して
適用される並列化の処理の一例を示す。1フレームが
(75×72)マクロブロックであり、水平方向のマク
ロブロック数が3の倍数でない。そこで、3の倍数であ
る垂直方向において、8分割され、(75×9)の分割
領域が形成される。各分割領域が(75×3)のストラ
イプにさらに分割される。各分割領域において、第1の
ストライプが符号化ブロックAとされ、第2のストライ
プが符号化ブロックBとされ、第3のストライプが符号
化ブロックCとされる。その結果、各符号化ブロックの
大きさは、(75×24)マクロブロックとなる。
【0036】図7、図8、図9に示す並列化の処理は、
符号化ブロックを構成するデータが1フレームの画面の
全体から集められたものである。従って、符号化ブロッ
クに対してシャフリング処理を行った時に、このシャフ
リング処理は、実質的に1フレームの全体領域に関して
行われている。このことによって、シャフリング処理の
効果が良好に発揮される。すなわち、記録/再生過程で
生じたエラーを分散させる効果、バッファリング単位内
で発生情報量を平均化する効果が良好に発揮される。な
お、上述の一実施例では、3系統に並列化しているが、
3以外の数のデータ系列に並列化しても良い。
【0037】図10は、1125/60システムにおけ
るシャフリング処理を説明する。図7あるいは図8に示
したように形成された、一つの符号化ブロック(24×
65)マクロブロックの上下の端部の5マクロブロック
を除く領域が(8×10)のサブ領域に分割される。各
サブ領域の(3×6)マクロブロックに対して、図示の
ように、0〜17のマクロブロック番号が規定される。
バッファリング単位が52ブロック(=8マクロブロッ
ク+4ブロック)であるのと対応して、符号化ブロック
が水平方向に8分割される。また、1フレームのデータ
が記録されるセグメント数(2チャンネル同時記録であ
るので、トラック本数の半分の10である)と対応し
て、符号化ブロックが垂直方向に10分割される。
【0038】各列の10個のサブ領域に対して図示のよ
うにサブ領域番号0〜9が規定される。各列間で、サブ
領域番号にオフセットを持たせることによって、シャフ
リングが達成される。すなわち、隣接する列間で同じ順
番が付されたサブ領域間の距離が最大となるような番号
付けがなされる。バッファリング単位の52ブロックの
うちの48ブロック(=8マクロブロック)を集める時
には、各列から同一の(サブ領域番号−マクロブロック
番号)のマクロブロックを集める。残りの4ブロック
は、上下の端部の領域から持ってくる。以上は、符号化
ブロックA、BおよびCのそれぞれに関して、上述と同
様のシャフリングがなされる。
【0039】シャフリングされたビデオデータが上述の
ように、DCT変換、バッファリング処理、可変長符号
化等の処理により、一つのバッファリング単位が5個の
シンクブロックに含まれる記録データとされ、この記録
データが磁気テープに記録される。1125/60シス
テムに関して、一つのバッファリング単位に含まれる5
シンクブロックを上から順に並べて図11に示す。ま
た、1250/50システムに関して、一つのバッファ
リング単位に含まれる5シンクブロックを上から順に並
べて図12に示す。
【0040】図13は、625/50システム(SD信
号)の場合に、上述と同様の処理を行った結果のデータ
構成を示す。但し、SD信号では、HD信号と異なり、
並列化の処理が不要である。SD信号では、1フレーム
内に(90×72=6480)の輝度信号のブロック
と、(45×36×2=3240)の色差信号ブロック
とが含まれ、合計で9720ブロック(=1620マク
ロブロック)存在する。従って、マクロブロックの構成
は、水平方向が45マクロブロックであり、垂直方向が
36マクロブロックである。
【0041】SD信号の場合には、バッファリング単位
が5マクロブロック(=30ブロック)と対応して、水
平方向に1フレームの領域が5分割され、1フレームの
記録トラック数と対応して、垂直方向にこれが12分割
される。各分割領域内の12個のサブ領域に対して、0
〜11のサブ領域番号が付けられ、この番号付けによっ
て上述と同様にシャフリングがなされる。
【0042】SD信号では、5シンクブロック内に5マ
クロブロックが平均的に含まれるので、図13に示すよ
うに、各シンクブロックに1マクロブロックの符号化出
力が配される区間が設定される。すなわち、4個の輝度
信号の交流成分用区間と2個の色差信号の交流成分用区
間とが各シンクブロックに設けられる。シンクブロック
長が90バイトであり、直流成分用区間と動きフラグM
およびアクティビィティコードATの区間と交流成分用
区間とからなるデータ区間の長さが(14×4+9×2
=74バイト)である。
【0043】上述のSD信号とHD信号の間で、シンク
ブロックの構成が同様であることは、信号処理用の回路
を共通化するうえで好ましい。図11及び図12のHD
信号のシンクブロック構成は、この点を考慮したもので
ある。すなわち、1シンクブロックの長さおよびデータ
区間の長さは、SD信号と等しく90バイト、74バイ
トである。
【0044】シンクブロックの先頭にブロック同期信号
SYNC(2バイト)が位置し、その後に、ID信号が
位置する。このID信号は、2バイトのID信号(ID
0、ID1)およびID信号に対するパリティIDP
(1バイト)からなる。この後に、量子化ステップを識
別するための1バイトの量子化番号QNOおよび補助コ
ードAUXが位置する。残りのバイトの内の74バイト
がデータ(直流成分、動きフラグM、アクティビィティ
コードAT、可変長コードあるいは外符号化のパリテ
ィ)区間であって、最後の8バイトが積符号の内符号の
パリティである。
【0045】74バイトの区間が例えば19バイトの長
さの2個の区間と18バイトの長さの2個の区間とに分
割され、この19バイトがさらに7、7および5バイト
をそれぞれ有する固定区間に分割され、18バイトがさ
らに7、7および4バイトをそれぞれ有する固定区間に
分割される。分割された各区間の固定位置に、Yまたは
CのDCTブロックで発生した直流成分(9ビット)、
動きフラグMおよびアクティビィティコードATが配置
される。7バイトの区間には、輝度信号のブロックで発
生した交流分の係数データがジグザグ走査の順に詰め込
まれる。
【0046】色差信号用の区間としては、5バイトの区
間と4バイトの区間とが存在する。5バイトの区間に
は、一方の色差信号PR の交流成分のデータが詰め込ま
れ、4バイトの区間には、他方の色差信号PB の交流成
分のデータが詰め込まれる。固定された区間は、可変長
コードのエラー伝播に対してデータを保護するうえで有
効である。従って、より長い固定区間に配される色差信
号PR に対しての保護は、色差信号PB よりも強力であ
る。これは、色差信号PR の方がPB よりも視覚上の破
綻が目立ちやすいことを考慮しているからである。
【0047】さらに、各シンクブロックの固定区間にブ
ロックのデータが全て入りきらない場合は、ワードの切
れ目で詰めるのを停止し、入りきらなかったデータをオ
ーバーフローメモリに格納する。この操作をYおよびC
の文字を記入した各固定区間について、バッファリング
単位のブロックについて行う。
【0048】次に、オーバーフローメモリに格納された
データは、固定領域の余った領域とACH区間に順次詰
められる。固定長化単位が52データブロック(8マク
ロブロック+4ブロック)であるから、5シンクブロッ
クの内、4シンクブロックに関しては、各シンクブロッ
クが2マクロブロック(=12ブロック)分の固定領域
に区切られる。残りの1シンクブロックは、4ブロック
分の固定領域を持ち、残りがACH区間となる。
【0049】1250/50システムに関しても、11
25/60システムと同様にシャフリング、フレーム化
の処理がなされ、図12に示すような一つのバッファリ
ング単位である5個のシンクブロックが構成される。デ
ータの詰め方は、上述の1125/60システムと同様
であり、シンクブロック長およびデータ区間長がSD信
号のものと等しくされている。このシステムでは、バッ
ファリング単位が50ブロックであるから、5シンクブ
ロックの内、4シンクブロックの各シンクブロックは、
2マクロブロック(=12ブロック)分の固定領域に区
切られ、残りの1シンクブロックは、2ブロック分の固
定領域とACH区間とを有する。
【0050】図14は、1回の走査で同時に形成される
二つのトラック(それぞれチャンネルAおよびチャンネ
ルBと称する)の記録データの配置を示す。各トラック
の区切りが1バッファリング単位(5シンクブロック)
を表している。例えばA0-0の参照文字は、符号化ブロ
ックA、サブ領域番号0、マクロブロック番号0を意味
する。前述のシャフリングを説明する図10の符号化ブ
ロックがAと仮定すると、各列のサブ領域番号0により
規定され8個のサブ領域であって、そのサブ領域内のマ
クロブロック番号0で規定されるマクロブロック(合計
8マクロブロック)と上下の端部の領域から取り出した
4ブロックとの合計(8マクロブロック+4ブロック)
がA0-0である。
【0051】トラックAについては、符号化ブロックの
参照文字がA、B、Aの順序を繰り返し、トラックBに
ついては、符号化ブロックの参照文字がC、B、Cの順
序を繰り返す。1トラックには、27個のバッファリン
グ単位が記録される。3個の符号化ブロックの配列順序
を上述のように制御することは、変速再生時の再生画像
の質を向上させるのに有効である。このような配列の制
御は、フレーム化回路9A、9Bにそれぞれ設けられて
いる回路によってなされる。すなわち、3個のエンコー
ダブロック8A、8B、8Cからの出力データを上述の
順序でもって、2チャンネルに振り分ける処理がなされ
る。このための構成としては、図15に概略的に示すも
のを採用できる。
【0052】エンコーダブロックからの3系統の出力デ
ータがFIFOメモリ31A、31B、31Cにそれぞ
れ入力される。FIFOメモリ31Aの出力データがR
AM32Aおよび32Bに供給され、FIFOメモリ3
2Bの出力データがスイッチング回路35に供給され、
FIFOメモリ31Cの出力データがRAM33Aおよ
び33Bに供給される。RAM32Aおよび32Bは、
2バンクを構成し、RAM32Aおよび32Bも2バン
クを構成する。スイッチング回路35は、エンコーダブ
ロック8Bの出力データを交互に二つのチャンネルに分
配する。
【0053】図16は、図15の構成の動作を基本的に
示すタイミング図である。FIFOメモリ31A、31
B、31Cに対する書込みクロックWCKの周波数の2
倍の周波数に読出しクロックRCKの周波数が有し、従
って、FIFOメモリにより時間軸が半分に圧縮され
る。また、FIFOメモリ31Bは、他のFIFOメモ
リ31A、31Bに対して、遅延されたタイミングでデ
ータを出力する。
【0054】2バンクのRAMは、その一方が書込み動
作を行っている期間にその他方が読出し動作を行う。R
AM32Aに対しては、時間軸圧縮されたA、B、Aが
順に書込まれ、次のサイクルでRAM32Aからは、時
間軸伸長されたデータがA、B、Aの順序で読出され
る。従って、RAM32A、32Bから発生するチャン
ネルAのデータは、A、B、Aの順序で符号化ブロック
のデータが配列されたものである。
【0055】RAM33A、33Bによりなされる処理
も同様であるが、書込み時には、C、C、Bの順序でデ
ータが取り込まれ、読出し時には、順序が変更され、
C、B、Cの順序でデータが出力される。従って、RA
M33A、33Bから発生するチャンネルBのデータ
は、C、B、Cの順序となる。また、チャンネルAおよ
びBのトラックの次に同時に書かれる2個のトラックを
チャンネルA´およびB´と表す。
【0056】図14に示すような3個の符号化ブロック
の配列は、変速再生時に有効である。記録時と異なるテ
ープ速度で再生を行うと、複数のトラックを跨がって回
転ヘッドがテープを走査し、隣接する数個のバッファリ
ング単位のデータを間欠的に再生する。この変速再生時
に、図14の配列では、符号化ブロックのA、B、Cが
まとまった位置に記録されているので、画面上のまとま
った領域の再生データが得られる。変速再生時には、有
効データとして扱われるものの面積が大きい方が再生画
質を向上できる。
【0057】図17は、1125/60システムのトラ
ックパターンを示す。1フレームの記録データが10セ
グメント(20トラック)として記録される。奇数フレ
ーム奇数フレームのトラックと偶数フレームのトラッと
の間では、記録順序が変更(この制御をトラックシャフ
リングと称する)されている。この変更は、1セグメン
ト(2トラック)単位でなされるものと、1トラック内
でのオフセットとがある。奇数フレームのチャンネル
A、BとチャンネルA´、B´とそれぞれに記録される
データとの関係が偶数フレームでは、入れ替えられてい
る。また、1トラックを略々2分割して、上側のデータ
とその下側のデータとを考えた時に、偶数フレームで
は、奇数フレームと上下の関係が逆となるオフセットが
存在する。
【0058】2トラック単位で記録データを入れ替える
のは、回転ヘッドのクロッグ対策である。チャンネルA
およびBのデータを記録するためのヘッド例えばダブル
アジマスヘッドと、チャンネルA´およびB´のデータ
を記録するためのダブルアジマスヘッドとが180°の
角度で対向される。2トラック単位の順序の入れ替え
は、一方のダブルアジマスヘッドがクロッグした時に、
このクロッグによって画面上の固定の領域が再生できな
い問題を防止することができる。また、テープ長手方向
に傷が発生した時でも、トラック内のオフセットによっ
て、画面上の固定した領域が再生できない問題を防止で
きる。
【0059】
【発明の効果】この発明によれば、シンクブロック長が
SD信号と等しいように、HD信号の符号化出力をフレ
ーム化することができる。従って、信号処理のための回
路構成を共通とすることができる。また、輝度信号およ
び色差信号の符号化出力が配されるための固定区間を設
ける場合、二つの色差信号の符号化出力がそれぞれ配さ
れる固定区間の内で、より長い区間に対して、視覚上の
破綻が他方より目立ちやすい一方の色差信号の符号化出
力を配することにより、再生画像の画質を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタルVTRの記録データ処理回路のブロ
ック図である。
【図2】この発明を適用できるディジタルHD信号の説
明に用いる略線図である。
【図3】マクロブロックの説明に用いる略線図である。
【図4】マクロブロックの説明に用いる略線図である。
【図5】直列並列変換回路の一例のブロック図である。
【図6】エンコーダブロックの一例のブロック図であ
る。
【図7】直列並列変換処理の一例を示す略線図である。
【図8】直列並列変換処理の他の例を示す略線図であ
る。
【図9】直列並列変換処理のさらに他の例を示す略線図
である。
【図10】シャフリング処理の説明に用いる略線図であ
る。
【図11】バッファリング単位の5シンクブロックのデ
ータ構成の一例を示す略線図である。
【図12】バッファリング単位の5シンクブロックのデ
ータ構成の他の例を示す略線図である。
【図13】SD信号に関して、バッファリング単位の5
シンクブロックのデータ構成の一例を示す略線図であ
る。
【図14】各符号化ブロックのデータをトラックとして
記録する時の順序を説明するための略線図である。
【図15】各符号化ブロックのデータを2チャンネルに
振り分けるための構成を示すブロック図である。
【図16】図15の構成の説明のためのタイミング図で
ある。
【図17】テープ上に記録されたトラックパターンの一
例の略線図である。
【符号の説明】
7Y、7C 直列並列変換回路 8A、8B、8C エンコーダブロック 21 ブロック化およびシャフリング回路 22 DCT回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディジタルビデオ信号を直交変換お
    よび可変長符号化により符号化し、上記符号化出力を記
    録媒体上に複数のトラックとして記録するようにしたデ
    ィジタルビデオ信号記録装置であって、 上記ディジタルビデオ信号の1枚の画像の主たる範囲の
    垂直方向を記録トラック数と関連する数で分割し、上記
    範囲の水平方向を固定長化単位内に含まれるマクロブロ
    ック数で分割することで、複数のサブ領域を形成し、上
    記サブ領域を単位として、上記ディジタルビデオ信号の
    シャフリングを行う手段と、 上記シャフリング手段からの出力を直交変換および可変
    長符号化するとともに、上記固定長化単位内の符号化出
    力のデータ量を複数のシンクブロックのデータ領域内に
    収まるように、制御するための符号化手段と、 上記符号化手段の出力をシンクブロックの構成の記録デ
    ータとして、上記記録媒体上に記録するための手段とを
    備え、 上記シンクブロック長は、標準解像度ディジタルビデオ
    信号および高解像度ディジタルビデオ信号間で等しく設
    定されることを特徴とするディジタルビデオ信号記録装
    置。
  2. 【請求項2】 入力ディジタルビデオ信号を直交変換お
    よび可変長符号化により符号化し、上記符号化出力を記
    録媒体上に複数のトラックとして記録するようにしたデ
    ィジタルビデオ信号記録装置であって、 上記ディジタルビデオ信号の1枚の画像の主たる範囲の
    垂直方向を記録トラック数と関連する数で分割し、上記
    範囲の水平方向を固定長化単位内に含まれるマクロブロ
    ック数で分割することで、複数のサブ領域を形成し、上
    記サブ領域を単位として、上記ディジタルビデオ信号の
    シャフリングを行う手段と、 上記シャフリング手段からの出力を直交変換および可変
    長符号化するとともに、上記固定長化単位内の符号化出
    力のデータ量を複数のシンクブロックのデータ領域内に
    収まるように、制御するための符号化手段と、 上記符号化手段の出力をシンクブロックの構成の記録デ
    ータとして、上記記録媒体上に記録するための手段とを
    備え、 上記シンクブロックの構成は、直交符号化出力中の直流
    成分を配置するための規則的な直流成分用区間が設けら
    れるとともに、引き続く上記直流成分用区間の間に上記
    係数データの交流成分を低域から順に配置するための交
    流成分用区間が設けられ、 上記シンクブロック内に1以上の整数個の上記マクロブ
    ロックの上記係数データを詰め込み、上記マクロブロッ
    ク内の第1の色差成分に割り当てられる上記交流成分用
    区間よりも、第2の色差成分に割り当てられる上記交流
    成分用区間が若干短く設定されたことを特徴とするディ
    ジタルビデオ信号記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、直交
    変換がDCTであることを特徴とするディジタルビデオ
    信号記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、上記入力ディジタル
    ビデオ信号が高解像度信号であることを特徴とするディ
    ジタルビデオ信号記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、上記第1の色差成分
    用の区間の方が上記第2の色差成分用区間よりも長いこ
    とを特徴とするディジタルビデオ信号記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、上記第1の色差成分
    が赤色信号であり、上記第2の色差成分が青色信号であ
    ることを特徴とするディジタルビデオ信号記録装置。
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