JPH061762Y2 - 手動排出装置を備えたコンクリート自動搬送テルハ - Google Patents
手動排出装置を備えたコンクリート自動搬送テルハInfo
- Publication number
- JPH061762Y2 JPH061762Y2 JP17262687U JP17262687U JPH061762Y2 JP H061762 Y2 JPH061762 Y2 JP H061762Y2 JP 17262687 U JP17262687 U JP 17262687U JP 17262687 U JP17262687 U JP 17262687U JP H061762 Y2 JPH061762 Y2 JP H061762Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- hopper
- telha
- pulley
- wire rope
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は手動排出装置を備えたコンクリート自動搬送テ
ルハに関するものである。
ルハに関するものである。
[従来の技術] 従来のコンクリート自動搬送テルハはコンクリート製品
工場によく使用されるものであるが電動巻上機を用いて
巻上げとゲートの開閉までを自動で行う為に停電等緊急
時に電動でなければ走行、巻下げ、ゲートの開放もでき
ないからその間コンクリートはホッパの中で硬化し始め
る恐れがある。
工場によく使用されるものであるが電動巻上機を用いて
巻上げとゲートの開閉までを自動で行う為に停電等緊急
時に電動でなければ走行、巻下げ、ゲートの開放もでき
ないからその間コンクリートはホッパの中で硬化し始め
る恐れがある。
従来のコンクリート自動搬送テルハが停電等で停止した
場合は、やむをえず巻上機の電磁ブレーキを手工具を用
いて短時間わずかずつ開放することによってコンクリー
トホッパを下降させゲートを開放してコンクリートを排
出していた。又は作業員がホッパ内に入りスコップを使
用してコンクリートすくい出していた。
場合は、やむをえず巻上機の電磁ブレーキを手工具を用
いて短時間わずかずつ開放することによってコンクリー
トホッパを下降させゲートを開放してコンクリートを排
出していた。又は作業員がホッパ内に入りスコップを使
用してコンクリートすくい出していた。
[考案が解決しようとする問題点] 巻上機の電磁ブレーキを手動で開放する為には先ずブレ
ーキのカバーを外すなどしてから手工具を使用してブレ
ーキばねをゆるめ短時間わずかずつブレーキを開放して
荷重の下降を安全速度に調節しなければならず之には技
術的困難と危険を伴うものである。
ーキのカバーを外すなどしてから手工具を使用してブレ
ーキばねをゆるめ短時間わずかずつブレーキを開放して
荷重の下降を安全速度に調節しなければならず之には技
術的困難と危険を伴うものである。
又スコップを使用しての人力排出はコンクリートの重量
は大で狭いホッパ内の作業であるから当然多大の労力を
必要とした。
は大で狭いホッパ内の作業であるから当然多大の労力を
必要とした。
本考案は上記のような問題点を解決し、上記のような時
緊急に手動で機体を適当の場所に移動してから手動でゲ
ートを開放してコンクリートを放出して損害をさける為
に利用される手動排出装置を備えたコンクリート自動搬
送テルハを提供することを目的とする。
緊急に手動で機体を適当の場所に移動してから手動でゲ
ートを開放してコンクリートを放出して損害をさける為
に利用される手動排出装置を備えたコンクリート自動搬
送テルハを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この形式の自動搬送テルハのホッパは吊り荷重そのもの
の重力によるワイヤロープの張力で揺動する平ゲートを
吊り上げ、ホッパ排出口を閉鎖している自力閉鎖ホッパ
であるからホッパ下降停止して後更に巻下げてワイヤロ
ープを弛緩させなければゲートを開放することができな
い。そこで緊急時ホッパ最上端では先ずホッパを走行架
台に仮止めする。
の重力によるワイヤロープの張力で揺動する平ゲートを
吊り上げ、ホッパ排出口を閉鎖している自力閉鎖ホッパ
であるからホッパ下降停止して後更に巻下げてワイヤロ
ープを弛緩させなければゲートを開放することができな
い。そこで緊急時ホッパ最上端では先ずホッパを走行架
台に仮止めする。
又巻下げ途中では台で受け止めてからワイヤロープ転向
用水平滑車送り装置を使用し手動で滑車を巻上機に近づ
くように移動すればワイヤロープが弛んで巻上滑車だけ
が下り之に連結する二又リンクは平ゲートを押し開けコ
ンクリートを放出できるようにしたものである。
用水平滑車送り装置を使用し手動で滑車を巻上機に近づ
くように移動すればワイヤロープが弛んで巻上滑車だけ
が下り之に連結する二又リンクは平ゲートを押し開けコ
ンクリートを放出できるようにしたものである。
[作用] 緊急時ホッパ巻上げ終り位置にあるときは先ず架台に取
付けられた吊りフックを使用しホッパの吊環にかけてホ
ッパが下降しないよう仮止めをする。又巻下げ途中では
ホッパを台等で受けて下降しないようにする。次に走行
架台上に設置の巻上機からの2本の巻上げワイヤロープ
を横引きの為の、通常は架台端に固定されている、2個
のワイヤロープ転向用水平滑車の固定をといて、水平滑
車送り装置の送りねじの回転ハンドルを手動で廻して水
平滑車を巻上機に近づくように移動すればワイヤロープ
は弛んで巻上滑車は下り之に枢着する二又リンクはとも
に該下端が開きながら下り従って平ゲートはホッパ内部
のコンクリート圧も加わっているから押し開けられコン
クリートを放出させることができる。
付けられた吊りフックを使用しホッパの吊環にかけてホ
ッパが下降しないよう仮止めをする。又巻下げ途中では
ホッパを台等で受けて下降しないようにする。次に走行
架台上に設置の巻上機からの2本の巻上げワイヤロープ
を横引きの為の、通常は架台端に固定されている、2個
のワイヤロープ転向用水平滑車の固定をといて、水平滑
車送り装置の送りねじの回転ハンドルを手動で廻して水
平滑車を巻上機に近づくように移動すればワイヤロープ
は弛んで巻上滑車は下り之に枢着する二又リンクはとも
に該下端が開きながら下り従って平ゲートはホッパ内部
のコンクリート圧も加わっているから押し開けられコン
クリートを放出させることができる。
[実施例] 以下図面に示す本考案の実施例によって詳細に説明す
る。第1図は本考案の1実施例であるコンクリート自動
搬送テルハの平面図、第2図は同コンクリート自動搬送
テルハの正面図、第3図は同コンクリート自動搬送テル
ハの側面図(1部切断)であって、これらは長方形の走
行架台上1の一端に巻上機2を設置し車輪3,3,3,
3、車軸4,4を下部に備え走行モーター5,5で所定
場所に走行し、停止し巻上機2からの2本の巻上げワイ
ヤロープ6,6はホッパ7を巻下げ下端に達するとコン
クリートを自動排出する自力閉鎖型ホッパ7を有する自
動搬送テルハを示している。
る。第1図は本考案の1実施例であるコンクリート自動
搬送テルハの平面図、第2図は同コンクリート自動搬送
テルハの正面図、第3図は同コンクリート自動搬送テル
ハの側面図(1部切断)であって、これらは長方形の走
行架台上1の一端に巻上機2を設置し車輪3,3,3,
3、車軸4,4を下部に備え走行モーター5,5で所定
場所に走行し、停止し巻上機2からの2本の巻上げワイ
ヤロープ6,6はホッパ7を巻下げ下端に達するとコン
クリートを自動排出する自力閉鎖型ホッパ7を有する自
動搬送テルハを示している。
2本のワイヤロープ6,6は横引きされて巻上機2と対
向端の水平滑車8に巻いて転向して戻り、架台1の中央
に近く垂直滑車9を経て下降しホッパ7の両側に配置し
た上下移動巻上滑車10で転向して再び上昇しワイヤロ
ープ6端部は走行架台1に固定されている。
向端の水平滑車8に巻いて転向して戻り、架台1の中央
に近く垂直滑車9を経て下降しホッパ7の両側に配置し
た上下移動巻上滑車10で転向して再び上昇しワイヤロ
ープ6端部は走行架台1に固定されている。
2個の水平滑車8はその滑車枠11に滑車軸32で回転
自由に枢着され、滑車枠11と一体となっている移動梁
12は走行架台1端上のブラケット13,13に固定ボ
ルト14で通常は固定されている。(簡単には固定方法
はなくてもよい) 更に移動梁12は送りねじ桿15と送り角ナット16、
ねじ受台17,17、ねじ受カラー18,18で支持さ
れ梁両端に固定された回り止板19、板から突出た回り
止ピン20はガイド板21の溝に沿って移動するように
なっている。
自由に枢着され、滑車枠11と一体となっている移動梁
12は走行架台1端上のブラケット13,13に固定ボ
ルト14で通常は固定されている。(簡単には固定方法
はなくてもよい) 更に移動梁12は送りねじ桿15と送り角ナット16、
ねじ受台17,17、ねじ受カラー18,18で支持さ
れ梁両端に固定された回り止板19、板から突出た回り
止ピン20はガイド板21の溝に沿って移動するように
なっている。
上下移動巻上滑車は滑車軸によって回転自在に枢着され
ると共に軸端は案内溝に沿って上下移動する。又滑車軸
には同時に二又リンク23も枢着されてリンクの他端は
揺動する平ゲート24の横にピンで枢着されている。ホ
ッパ吊りフック25は通常は開いて走行架台1に固定し
てあって固定を外して廻せば鈎部はホッパ7の吊環26
にかりホッパ7を仮止めすることができるようになって
いる。
ると共に軸端は案内溝に沿って上下移動する。又滑車軸
には同時に二又リンク23も枢着されてリンクの他端は
揺動する平ゲート24の横にピンで枢着されている。ホ
ッパ吊りフック25は通常は開いて走行架台1に固定し
てあって固定を外して廻せば鈎部はホッパ7の吊環26
にかりホッパ7を仮止めすることができるようになって
いる。
以上のような構造にしたので緊急停止時にホッパ7が巻
上げ上端にあるときは先ず走行架台1に取付けられてい
る吊りフック25の固定を外して廻し鈎部をホッパ7の
吊環26にかけてホッパ7が下降しないように仮止めす
る。
上げ上端にあるときは先ず走行架台1に取付けられてい
る吊りフック25の固定を外して廻し鈎部をホッパ7の
吊環26にかけてホッパ7が下降しないように仮止めす
る。
又巻下げ途中で停止のときは台等でそれ以上ホッパ7が
下降しないように受け止める。
下降しないように受け止める。
次に水平滑車8の移動梁12とブラケット13を固定ボ
ルト14を外して固定をときねじ桿15の回転ハンドル
22を回せば移動梁12、水平滑車8は巻上機2方向に
送られワイヤロープ6は弛み巻上滑車10に連なる二又
リンク23も下降しながらその他端は開いて平ゲート2
4を押し開けてコンクリートを緊急に放出させることが
できる。
ルト14を外して固定をときねじ桿15の回転ハンドル
22を回せば移動梁12、水平滑車8は巻上機2方向に
送られワイヤロープ6は弛み巻上滑車10に連なる二又
リンク23も下降しながらその他端は開いて平ゲート2
4を押し開けてコンクリートを緊急に放出させることが
できる。
[考案の効果] 本考案は以上のような構造としたのでコンクリート搬送
運転中に停電等の為運転が不可能となったときでも手動
でコンクリートホッパを開放してコンクリートを容易に
放出しその硬化を防止することができるのでコンクリー
ト工場の生産活動に有効である。
運転中に停電等の為運転が不可能となったときでも手動
でコンクリートホッパを開放してコンクリートを容易に
放出しその硬化を防止することができるのでコンクリー
ト工場の生産活動に有効である。
図面は本考案に係る手動排出装置を備えたコンクリート
自動搬送テルハの1実施例を示すものであって、第1図
はコンクリート自動搬送テルハの平面図、第2図はコン
クリート自動搬送テルハの正面図、第3図はコンクリー
ト自動搬送テルハの側面図(1部切断)、第4図は水平
滑車送り装置部附近を切断した斜視図である。 1…走行架台、2…巻上機 3…車輪、4…車軸 5…走行モーター、6…ワイヤロープ 7…ホッパ、8…水平滑車 8…垂直滑車、10…巻上滑車 11…滑車枠、12…移動梁 13…ブラケット、14…固定ボルト 15…送りねじ桿、16…送り角ナット 17…ねじ受台、18…ねじ受カラー 19…回り止板、20…回り止ピン 21…ガイド板、22…ハンドル 23…二又リンク、24…平ゲート 25…吊りフック、26…吊環 27…水平滑車送り装置、29…サイドローラー 30…走行レール、31…ホッパガイド 32…水平滑車軸
自動搬送テルハの1実施例を示すものであって、第1図
はコンクリート自動搬送テルハの平面図、第2図はコン
クリート自動搬送テルハの正面図、第3図はコンクリー
ト自動搬送テルハの側面図(1部切断)、第4図は水平
滑車送り装置部附近を切断した斜視図である。 1…走行架台、2…巻上機 3…車輪、4…車軸 5…走行モーター、6…ワイヤロープ 7…ホッパ、8…水平滑車 8…垂直滑車、10…巻上滑車 11…滑車枠、12…移動梁 13…ブラケット、14…固定ボルト 15…送りねじ桿、16…送り角ナット 17…ねじ受台、18…ねじ受カラー 19…回り止板、20…回り止ピン 21…ガイド板、22…ハンドル 23…二又リンク、24…平ゲート 25…吊りフック、26…吊環 27…水平滑車送り装置、29…サイドローラー 30…走行レール、31…ホッパガイド 32…水平滑車軸
Claims (1)
- 【請求項1】角型コンクリートホッパーとその両側に配
置した上下移動巻上げ滑車と一端を滑車軸に枢着した二
又リンク及びリンク他端をゲート横中央部に枢着した揺
動平ゲートでコンクリートを受けている自力閉鎖型ホッ
パを有するコンクリート自動搬送テルハに於て停電等緊
急時にホッパを仮止めしてから走行架台上に設置の巻上
機からの2本の巻上げワイヤロープを横引きの為の、2
個のワイヤロープ転向用水平滑車の、通常は架台端に固
定されている固定をといて水平滑車送り装置を用い手動
で該滑車を巻上機方向に移動しワイヤロープを弛緩させ
ることによって平ゲートを開放してコンクリートを放出
する手動排出装置を備えたコンクリート自動搬送テル
ハ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17262687U JPH061762Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 手動排出装置を備えたコンクリート自動搬送テルハ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17262687U JPH061762Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 手動排出装置を備えたコンクリート自動搬送テルハ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0180302U JPH0180302U (ja) | 1989-05-30 |
JPH061762Y2 true JPH061762Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31464586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17262687U Expired - Lifetime JPH061762Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 手動排出装置を備えたコンクリート自動搬送テルハ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061762Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP17262687U patent/JPH061762Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0180302U (ja) | 1989-05-30 |
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