JPH06176238A - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置

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JPH06176238A
JPH06176238A JP4325731A JP32573192A JPH06176238A JP H06176238 A JPH06176238 A JP H06176238A JP 4325731 A JP4325731 A JP 4325731A JP 32573192 A JP32573192 A JP 32573192A JP H06176238 A JPH06176238 A JP H06176238A
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芳樹 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前面扉D1 を開けることなく、釣銭補給作業
を簡便に実行可能にする。 【構成】 前面扉D1 上の紙幣投入口21、硬貨投入口
22を内部金庫24、25に連結するとともに、釣銭補
給処理手段を含む制御装置10を設ける。釣銭補給処理
手段を作動させ、紙幣投入口21、硬貨投入口22を介
して金種を投入すると、釣銭補給処理手段は、投入され
た金種を釣銭用として内部金庫24、25に収納させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、釣銭補給作業を合理
化し、それに要する手数を必要最少限に抑えることがで
きる現金自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の物品を販売する自動販売機や、ホ
テルや病院等における代金の精算業務を自動化するため
の自動精算機は、現金自動取引装置として、広く社会に
受け入れられて定着している。
【0003】かかる現金自動取引装置は、一般に、釣銭
払出機能を備えるのが普通である。すなわち、このもの
は、内部金庫を備えており、内部金庫には、支払うべき
金額以上の紙幣や硬貨が投入された場合、差額を釣銭と
して自動払出しすることができるように、常時、各金種
ごとに、所定の金額を保有するようになっている。ただ
し、ここで、金種とは、1万円、5千円、千円等の紙幣
の種類、または、5百円、百円、50円、10円等の硬
貨の種類をいうものとし、さらに、これらの紙幣、硬貨
を総称していうこともあるものとする。
【0004】なお、内部金庫には、紙幣投入口、硬貨投
入口を介して投入される金種が収納され、これらの金種
も、自動的に将来の釣銭用に充当することが可能であ
り、このような形式をとる内部金庫は、自動循環式、ま
たは、単に循環式と呼ぶことが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、自動循環式の内部金庫であっても、特定の金種
の保有枚数が不足すると、内部金庫に対する釣銭補給作
業が必要であり、この釣銭補給作業が極めて煩雑である
ばかりでなく、緊急の要請に応えることができないとい
う問題が避けられなかった。すなわち、内部金庫は、一
般に、施錠可能な前面扉を有する本体ケース内に収納さ
れているから、釣銭補給作業に当っては、前面扉を開く
ことが必要であり、そのための鍵が必要である。しかる
に、この鍵は、代金回収作業等を実行するオーナ、また
は、それに準ずる責任者しか保有していないのが普通で
あるから、それ以外の係員は、釣銭補給作業に対し、全
く従事することができなかったからである。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、外部からの釣銭補給信号に対応して作
動する釣銭補給処理手段を設けることによって、鍵を保
有しない係員であっても、随時、釣銭補給作業を実行す
ることができる現金自動取引装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、施錠可能な前面扉上に紙幣投入
口と硬貨投入口とを有し、釣銭払出機能を備えた現金自
動取引装置において、外部からの釣銭補給信号に対応し
て作動する釣銭補給処理手段を設け、釣銭補給処理手段
は、紙幣投入口、硬貨投入口を介して投入される金種を
釣銭用として内部金庫に収納させることをその要旨とす
る。
【0008】なお、釣銭補給処理手段は、モード切替手
段を介して作動するようにしてもよい。
【0009】
【作用】かかる発明の構成によるときは、釣銭補給処理
手段は、外部からの釣銭補給信号に対応して作動し、紙
幣投入口、硬貨投入口を介して投入される金種を釣銭用
として内部金庫に収納させるから、鍵を保有しない係員
であっても、前面扉を開けることなく、極めて簡単に釣
銭補給作業を実行することができる。
【0010】なお、釣銭補給処理手段がモード切替手段
を介して作動するときは、モード切替手段は、釣銭補給
処理手段と、他の処理手段、たとえば精算処理手段や両
替処理手段との間において、適切なインタロックを容易
に形成することができ、全体の作動信頼性を一層向上さ
せることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0012】現金自動取引装置は、モード切替手段11
と、釣銭補給処理手段14とを含む制御装置10を備え
てなる(図1、図2)。ただし、制御装置10は、マイ
クロコンピュータであって、モード切替手段11、釣銭
補給処理手段14は、精算処理手段12、両替処理手段
13とともに、制御装置10の内部において、ソフトウ
ェア的に実現されるものとする。
【0013】現金自動取引装置を構成するすべての部材
は、施錠可能な前面扉D1 を有するケース本体D2 に収
納されている(図2)。
【0014】前面扉D1 上には、紙幣投入口21と、硬
貨投入口22と、硬貨払出口23とが配設されている。
【0015】紙幣投入口21は、紙幣判別器21aを介
し、内部金庫24に連結されている。ただし、内部金庫
24は、1万円札、5千円札を混在して収納するサブ金
庫24aと、千円札を収納するサブ金庫24bとに分割
されており、サブ金庫24bと紙幣判別器21a、紙幣
判別器21aと紙幣投入口21とは、それぞれ双方向に
連結されている。すなわち、サブ金庫24bは、自動循
環形となっているが、サブ金庫24aは、自動循環形に
なっていないものとする。なお、紙幣判別器21aは、
紙幣投入口21を介して投入された紙幣が真札か否かを
判別し、真札でない紙幣は、紙幣投入口21に返戻す
る。また、真札は、その金種を判別した上、所定のサブ
金庫24a、24bに分類して収納することができる。
【0016】硬貨投入口22は、硬貨判別器22aを介
し、内部金庫25に連結されている。また、硬貨判別器
22a、内部金庫25は、それぞれ硬貨払出口23に連
結されている。内部金庫25は、5百円硬貨、百円硬
貨、50円硬貨、10円硬貨を個別に収納するために、
サブ金庫25a、25b…を備え、さらに、サブ金庫2
5a、25b…から溢れた硬貨を収納するために、別の
サブ金庫25eを有する。硬貨判別器22aは、硬貨投
入口22を介して投入される硬貨を判別し、不良硬貨は
硬貨払出口23に返戻する一方、正規の硬貨は、その金
種を判別した上、所定のサブ金庫25a、25b…に分
類して収納することができる。
【0017】制御装置10には、各サブ金庫24a、2
4b、25a、25b…からの収納払出信号S4a、S4
b、S5a、S5b…が入力されている。ただし、収納払出
信号S4a、S4b、S5a、S5b…は、それぞれ、各サブ金
庫24a、24b、25a、25b…に対し、所定の金
種が収納されたとき、または、そこから払出しがなされ
たときに、その旨を示す信号として出力されるものとす
る。また、制御装置10からは、サブ金庫24b、25
a、25b…に対し、払出指令信号S10が分岐出力され
ている。ただし、払出指令信号S10は、釣銭の払出し
や、両替時の払出しの際に出力され、払い出すべき金額
情報を含むものとする。なお、1万円札、5千円札を収
納するサブ金庫24aは、自動循環形でなく、したがっ
て、一旦収納した1万円札、5千円札を再払出しする必
要がない。そこで、制御装置10は、サブ金庫24aに
対し、払出指令信号S10を送出する必要がない。
【0018】制御装置10には、さらに、前面扉D1 上
に設置する表示器26と、前面扉D1 の開閉を検出する
リミットスイッチ27とが接続されている。また、制御
装置10は、中央コンピュータCPに対し、通信回線を
介して双方向に接続されている。
【0019】モード切替手段11には、精算モード指示
用のスイッチSW1 と両替モード指示用のスイッチSW
2 とが接続されている(図1)。また、モード切替手段
11には、オアゲート11aを介し、釣銭補給信号S1
a、S1bが併せ入力されている。ただし、釣銭補給信号
S1aは、前面扉D1 に設置する受光器28から出力され
るものとし、受光器28は、係員が操作するリモートコ
ントローラ28aからの赤外線光信号を受光して釣銭補
給信号S1aを発生するものとする。また、釣銭補給信号
S1bは、通信回線を介し、中央コンピュータCPから与
えられるものとする。
【0020】モード切替手段11の出力は、精算処理手
段12、両替処理手段13、釣銭補給処理手段14に個
別に接続されている。また、精算処理手段12、両替処
理手段13、釣銭補給処理手段14には、終了指示用の
スイッチSW3 が併せ接続されており、スイッチSW3
は、スイッチSW1 、SW2 とともに、前面扉D1 上に
設置されているものとする。
【0021】いま、前面扉D1 上において、顧客が精算
モード指示用のスイッチSW1 を操作すると、モード切
替手段11は、精算処理手段12を作動させ、全体を精
算モードにすることができる。
【0022】精算処理手段12の動作は、たとえば図3
のプログラムフローチャートのとおりである。すなわ
ち、プログラムは、まず、システムが精算モードになっ
た旨と、その後の操作手順とを表示器26上に案内表示
するとともに(図3のプログラムステップ(1)、以
下、単に(1)のように記す)、中央コンピュータCP
に対し、精算情報を要求する(2)。ここで、精算情報
とは、たとえば、ホテルの自動精算業務において、当該
顧客が支払うべき代金明細を示す情報であって、中央コ
ンピュータCPは、別に入力される顧客の設備利用状況
を示す利用情報を基に、精算情報を算出するものとす
る。また、この場合の顧客の識別は、たとえば、ホテル
の客室ごとに現金自動取引装置を設置し、精算モードと
なった現金自動取引装置の客室番号を中央コンピュータ
CPに送出することにより、中央コンピュータCP側に
おいて、極めて簡単に行なうことができる。
【0023】つづいて、プログラムは、中央コンピュー
タCPからの精算情報を受信すると(3)、その内容を
表示器26に表示し(4)、金種の投入を促す。紙幣投
入口21、硬貨投入口22を介して金種が投入されると
(5)、プログラムは、その都度、投入された金額を表
示器26に表示更新し(6)、精算に必要な金額が投入
されるまで同一動作を繰り返す((7)、(5)、
(6))。なお、このとき、投入された金種の種別、枚
数は、内部金庫24、25からの収納払出信号S4a、S
4b、S5a、S5b…によって把握することができ、したが
って、投入された金額は、これらの情報から算出するこ
とができる。
【0024】投入された金額が支払うべき金額以上にな
ると(7)、プログラムは、釣銭を計算し(8)、内部
金庫24、25に対し、払出指令信号S10を出力する
(9)。払出指令信号S10には、釣銭として払い出すべ
き金額情報が含まれているから、このときの内部金庫2
4、25は、指定の釣銭額となるように、金種ごとに所
定の枚数を紙幣投入口21、硬貨払出口23を介して払
い出すことができる。ただし、このときの内部金庫2
4、25は、1万円札、5千円札は、釣銭に充当せず、
その他の金種について、その高額のものから順に釣銭に
充当して行くものとする。たとえば、釣銭が7380円
であれば、まず、千円札7枚を釣銭に充当し、次いで、
100円硬貨3枚、50円硬貨1枚、10円硬貨3枚
を、この順に釣銭に充当すればよい。
【0025】所定の釣銭額の払出しが完了したら(1
0)、プログラムは、各内部金庫24、25において、
現に収納されている金種ごとの保有枚数を記憶更新する
とともに、その内容情報を中央コンピュータCPに送出
して(11)、終了する。ただし、ここでいう保有枚数
には、サブ金庫25eに溢れた金種の枚数を含むすべて
の枚数と、それを含まない枚数との2種類があるものと
し、前者は、主として、売上計算等の統計処理のために
使用し、後者は、後述の釣銭補給モードの制御のために
使用するものとする。
【0026】なお、プログラムは、終了するに際し、中
央コンピュータCPに対して終了信号を送出し、当該客
室に対する精算業務が完了した旨を通知するようにして
もよい。そのときの中央コンピュータCPは、当該客室
に対する精算情報をクリアすることができるから、顧客
がスイッチSW1 を誤って再操作するようなことがあっ
ても、当該顧客に対し、二重支払いを強要するようなこ
とがない。また、図3のプログラムは、その動作中に終
了用のスイッチSW3 が操作されたことにより、随時、
その動作を中断して終了することができる。このとき、
プログラムは、既に投入された金額に相当する金種を無
条件に返戻する。ただし、一旦投入された1万円札、5
千円札は、サブ金庫24aに収納されると、その後の払
出しが不能であるから、それに相当する金額は、プログ
ラムステップ(8)、(9)の釣銭の払出しに準じて処
理するものとする。
【0027】顧客が両替モード指示用のスイッチSW2
を操作すると、モード切替手段11は、両替処理手段1
3を作動させる(図1)。ここで、両替処理手段13の
動作は、たとえば図4のプログラムフローチャートのと
おりである。
【0028】プログラムは、まず、システムが両替モー
ドになったことを表示器26に案内表示し(図4のプロ
グラムステップ(1)、以下、単に(1)のように記
す)、顧客に対し、両替すべき金種を投入することを促
す。金種が投入されると(2)、プログラムは、その確
認のための情報を表示器26に表示した上(3)、内部
金庫24、25に対し、払出指令信号S10を出力する
(4)。ただし、このときの払出指令信号10には、払
い出すべき金額情報として、プログラムステップ(2)
において投入された金額相当が含まれている。
【0029】そこで、内部金庫24、25は、以下、精
算モードにおける釣銭払出しと全く同様にして、投入さ
れた金額相当の金種を払い出すことができるから、プロ
グラムは、その払出し完了を確認した上(5)、現時点
における金種ごとの保有枚数を記憶更新するとともに、
その内容を中央コンピュータCPに送出する(6)。つ
づいて、プログラムは、終了用のスイッチSW3 が操作
されていないときは(7)、以上の各プログラムステッ
プを繰返し実行し((1)ないし(6))、両替動作を
続行する一方、スイッチSW3 が操作されたときは
(7)、その動作を終了する。
【0030】なお、図4において、プログラムステップ
(3)、(4)の間には、両替の際に払い出すべき金種
を外部から指定するためのプログラムステップを挿入し
てもよい。すなわち、前面扉D1 上に金種指定スイッチ
を設け、プログラムは、その指定に従って払い出すべき
金種、枚数を決定し、内部金庫24、25に対し、払出
指令信号S10を介して、指定の金種を払い出すように指
示するようにしてもよい。
【0031】モード切替手段11は、釣銭補給信号S1
a、S1bのいずれかが存在するとき、釣銭補給処理手段
14を作動させ、全体を釣銭補給モードにすることがで
きる(図1)。ここで、釣銭補給信号S1aは、鍵を保有
しない係員がリモートコントローラ28aを操作するこ
とにより、受光器28によって発生し、釣銭補給信号S
1bは、中央コンピュータCPにおいて発生するものであ
る。
【0032】中央コンピュータCPには、図3のプログ
ラムステップ(11)、図4のプログラムステップ
(6)により、内部金庫24、25が現に保有する各金
種ごとの保有枚数に関する情報が通知されている。そこ
で、中央コンピュータCPは、この情報に基づき、内部
金庫24、25に保有されているいずれかの金種の保有
枚数が、あらかじめ定める規定枚数を下まわったことを
検出して釣銭補給信号S1bを発生し、制御装置10に送
出することができる。ただし、ここでいう保有枚数と
は、サブ金庫25eに溢れた金種の枚数は含まないもの
とする。また、このときの中央コンピュータCPは、特
定の現金自動取引装置が釣銭補給作業を要する状態にな
った旨を警報表示することができる。
【0033】釣銭補給処理手段14の動作は、図5のプ
ログラムフローチャートに示されている。
【0034】プログラムは、まず、中央コンピュータC
Pに対し、釣銭補給モード信号を出力する(図5のプロ
グラムステップ(1)、以下、単に(1)のように記
す)。中央コンピュータCPは、釣銭補給モード信号を
受信したときは、前面扉D1 が開放され、その旨がリミ
ットスイッチ27によって検出され、制御装置10を介
して中央コンピュータCPに報知されても、何ら格別な
動作をとる必要がない。しかしながら、釣銭補給モード
信号を受信しない状態において、前面扉D1 が開放され
た旨が報知されたときは、当該現金自動取引装置に対
し、何らかの破壊的な攻撃がなされたものと判断し、異
常警報を発生することができる。
【0035】プログラムは、その後、内部金庫24、2
5が現に保有する金種ごとの保有枚数を含む案内情報を
表示器26に表示し(2)、紙幣投入口21、硬貨投入
口22から金種が投入されるのを待つ(3)。紙幣投入
口21、硬貨投入口22を介して金種が投入されると
(3)、プログラムは、その旨を確認するために、表示
器26上の表示内容を更新した上(4)、保有枚数に関
する情報を記憶更新するとともに、それを中央コンピュ
ータCPに出力する(5)。つづいて、プログラムは、
終了用のスイッチSW3 が操作されておれば(6)、全
体動作を終了させ、操作されていなければ(6)、さら
に追加投入される金種に対し、同様の動作を繰り返す
((3)ないし(6))。
【0036】ここで、プログラムステップ(3)におい
て投入された金種は、紙幣判別器21a、硬貨判別器2
2aを介し、すべて内部金庫24、25に収納される。
すなわち、ここで投入される金種は、将来、精算モード
または両替モードにおいて、釣銭用または両替用として
充当可能である。すなわち、プログラムは、紙幣投入口
21、硬貨投入口22を介して金種を投入させることに
より、鍵を保有しない係員に対し、釣銭補給作業を円滑
に実行させることができる。
【0037】一方、鍵を保有する係員は、前面扉D1 を
開放し、内部金庫24、25内のサブ金庫24b、25
a、25b…に対し、釣銭の直接補給をすることも可能
である。プログラムは、このような直接補給に対して
も、同様に対処することができる((7)、(4)、
(5))。なお、このような直接補給に際し、係員は、
サブ金庫24a、24b、24e等から、代金回収作業
を併せ実行することができる。
【0038】モード切替手段11は、精算処理手段1
2、両替処理手段13、釣銭補給処理手段14を作動さ
せるときは、それらの間に、適当なインタロックを施す
ことができる。たとえば、モード切替手段11は、精算
処理手段12、両替処理手段13、釣銭補給処理手段1
4のうちの2個以上を同時に作動させることをせず、そ
の1個のみを、スイッチSW1 、SW2 、釣銭補給信号
S1a、S1bによる作動要求の発生順に作動させるものと
する。ただし、スイッチSW1 、SW2 と、釣銭補給信
号S1a、S1bとが競合したときは、後者を優先し、まず
釣銭補給処理手段14を作動させ、その終了まで、精算
処理手段12、両替処理手段13の作動を禁止するもの
とする。
【0039】以上の説明において、リモートコントロー
ラ28a、受光器28は、係員によって操作する単純な
スイッチであってもよい。ただし、このときのスイッチ
は、一般の顧客による誤操作を避けるために、その形態
や取付位置を工夫することが好ましい。なお、リモート
コントローラ28a、受光器28や、これに代わるスイ
ッチは、全く省略してもよいものとする。
【0040】また、中央コンピュータCPは、これを使
用しないことができる。たとえば、物品販売用の自動販
売機等においては、精算情報は、顧客が指定する物品の
代金として、中央コンピュータCPがなくても、現金自
動取引装置の内部において算出することができるからで
ある。ただし、この場合は、係員により、釣銭補給信号
S1aを発生するためのスイッチ等は、これを残しておく
ものとする。さらに、このときの制御装置10は、その
内部において、釣銭補給信号S1bに相当する信号を発生
し、当該信号を発生すると同時に、前面扉D1 上に、適
当な表示をするようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、外部からの釣銭補給信号に対応して作動する釣銭補
給処理手段を設けることによって、釣銭補給処理手段
は、前面扉上の紙幣投入口、硬貨投入口を介して投入さ
れる金種を釣銭用として内部金庫に収納することができ
るから、鍵を保有しない係員であっても、前面扉を開け
ることなく、釣銭補給作業を簡便に実行することができ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 要部ブロック系統図
【図2】 全体構成系統図
【図3】 プログラムフローチャート(1)
【図4】 プログラムフローチャート(2)
【図5】 プログラムフローチャート(3)
【符号の説明】
D1 …前面扉 S1a、S1b…釣銭補給信号 11…モード切替手段 14…釣銭補給処理手段 21…紙幣投入口 22…硬貨投入口 24、25…内部金庫

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施錠可能な前面扉上に紙幣投入口と硬貨
    投入口とを有し、釣銭払出機能を備えた現金自動取引装
    置において、外部からの釣銭補給信号に対応して作動す
    る釣銭補給処理手段を設け、該釣銭補給処理手段は、前
    記紙幣投入口、硬貨投入口を介して投入される金種を釣
    銭用として内部金庫に収納させることを特徴とする現金
    自動取引装置。
  2. 【請求項2】 前記釣銭補給処理手段は、モード切替手
    段を介して作動することを特徴とする請求項1記載の現
    金自動取引装置。
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