JPH0617606Y2 - 空調装置のレバー - Google Patents

空調装置のレバー

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JPH0617606Y2
JPH0617606Y2 JP1987201007U JP20100787U JPH0617606Y2 JP H0617606 Y2 JPH0617606 Y2 JP H0617606Y2 JP 1987201007 U JP1987201007 U JP 1987201007U JP 20100787 U JP20100787 U JP 20100787U JP H0617606 Y2 JPH0617606 Y2 JP H0617606Y2
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JP
Japan
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lever
screw
boss
air conditioner
lip
Prior art date
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Application number
JP1987201007U
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JPH01104808U (ja
Inventor
武明 三ッ谷
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空調装置の操作系に用いられる操作用のレバー
に関する。
(従来の技術) 従来より第4図に示すようなヒータ等の空調装置の通風
ユニット1には通風ユニット1内の風の向きを変えるダ
ンパ2を外部より制御するレバー3が設けられている。
この樹脂製または板金製のレバー3は第5図に示すよう
に通風ユニット1に設けられた合成樹脂製のボス4がガ
タ吸収用の合成樹脂製のワッシャ5を介して、スクリュ
ー6で回動自在にとりつけられているものである。
スクリュー6は溝7が頭部まで作られているものがつか
われている。
このようなレバー3の一端にダンパ2の一端を軸着させ
他端に軸着した図示しない操作杆によってレバー3を操
作すれば、レバー3はスクリュー6によって強く締め付
けられながら合成樹脂の潤活性によってボス4とワッシ
ャ5との間を摺動してダンパ2を動かす。またベンチレ
ーターに使用されている操作レバーをピンを介して動か
すもの(実公昭60−10176号公報)がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来のレバーに関しては、レバーとス
クリューとの間にワッシャが組込まれているため、この
ワッシャによってレバーのガタを吸収することはできる
ものの部品点数が多くなって作業が煩雑になりコストが
高くなることに問題があった。またスクリューを強くし
めすぎると合成樹脂製のボスが変形をし、レバーが可動
しにくいという問題があった。
また実公昭60−10176号公報のものは従来の技術
を解決しているものではない。
本考案はこのような上記問題点に鑑みてなされたもの
で、ワッシャを使用せずガタが生じないで作業性もよ
く、コストを低減してレバーの押え量を一定に保った空
調装置レバーを提供することを目的する。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するための手段として、ボス
部にレバーをスクリューによって回動自在に支持した空
調装置において、前記レバーの前記スクリューの挿通孔
口の近傍にスクリューの頭部に向けたリップを形成し、
前記挿通孔には段付のスクリューを挿通し、該スクリュ
ーの段部を、該スクリューを前記ボス部に螺合させたと
きのストッパにすると共に該スクリューの頭部によって
前記リップを押えたことを特徴とするものである。
(作用) 本考案は以上説明したように構成したので、レバーに形
成した挿通孔に段付のスクリューを挿通させ、さらに、
この段付のスクリューをボス部に螺合させて締付けれ
ば、段付のスクリューの頭部がリップに当接してこれを
押えることになるので、リップがワッシャの働きをする
ことになる。
また、段付のスクリューを締付けていき、スクリューの
頭部がリップを強く押え付けるように働いても、スクリ
ューの段部がボス部に当接してストッパとなりボス部へ
の締付量が抑制されるので、スクリューは一定以上ねじ
込まれなくなる。
(実施例) 次に本考案の一実施例を図にもとづいて説明する。第1
図において11は空調装置の通風ユニット12の一部に
設けられたボス部である。ボス部11の上面には合成樹
脂製のダンパ(図示せず)操作用のレバー13が設けら
れレバー13の上から、段付のスクリュー14がボス穴
11aに螺合している。これによってレバー13はボス部
11上で回動自在になる。レバー13のスクリュー14
のスクリューの挿通孔口の近傍にはスクリュー14の頭
部に向けたリップ15が4個形成されている(第2図参
照)。すなわちリップ15はスクリュー14中心に対し
て爪状におこして設ける。このリップ15がスクリュー
14のワッシャとなる。またスクリュー14はレバー1
3の押え量を一定に保つため頭部側に軸部14aと段部14b
を備えた段付のものが使用されている。
このように構成された空調装置のレバー13をスクリュ
ー14でボス部11に取り付ける。このときスクリュー
14を強く締付けていってもスクリュー14の段部14b
がボス部11のボス穴入口11bに当接し、それ以上螺子込
まれないようになっているのでレバー13が強い圧力で
押圧されることはない。またスクリュー14は頭部側に
軸部14aがあるのでこの部分がレバー13の軸として使
用できる。したがってレバー13は常に円滑な回動がで
きる。さらにレバー13にはリップ15が形成されてい
るので、これによってレバー13のガタが吸収できる。
また全体に合成樹脂が使用されているので合成樹脂の段
発力と潤活性が利用できレバー13の回動はさらに円滑
となる。
なお本実施例はボス部11の上に直接、レバー13を設
けてスクリュー14で保持したが、これにかぎらず第3
図のようにボス部11とレバー13の間に部材用のブラ
ケット16を介装してもよい。このようにするとレバー
13の締付時にスクリュー14の段部14bとボス部11の上面
部との間に、ブラケット16を共締めすることが可能にな
る。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案によればレバーにリ
ップを形成し、前記レバーに段付スクリューを嵌合させ
たものであるから、リップにガタ吸収機能が発生し、ワ
ッシャを廃止することができる。したがって部品点数が
少なくなって作業効率が向上するとともにコストが低減
する。
また、段付のスクリューを使用したので、スクリューを
ボス部に螺合させたとき、この段部がストッパの働きを
して、スクリューの締付けを抑制するので、リップやレ
バーの押え量を一定に保つことができる。これによっ
て、リップがガタを十分に吸収すると共にレバーの回動
を円滑にすることができる。
また、ボス部とレバーとの間に部材用のブラケットを介
装させれば、レバーの締付時にスクリューの段部とボス
部の上面部との間に、ブラケットを共締めすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
のレバーの斜視図、第3図は第1図のものにブラケット
を共締した断面図、第4図は通風ユニットの構造を示し
た側面図、第5図は従来のレバーの取り付けを示す断面
図 11……ボス部、13……レバー 14……スクリュー、15……リップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボス部にレバーをスクリューによって回動
    自在に支持した空調装置において、前記レバーの前記ス
    クリューの挿通孔口の近傍にスクリューの頭部に向けた
    リップを形成し、前記挿通孔には段付のスクリューを挿
    通し、該スクリューの段部を、該スクリューを前記ボス
    部に螺合させたときのストッパにすると共に該スクリュ
    ーの頭部によって前記リップを押えたことを特徴とする
    空調装置のレバー。
JP1987201007U 1987-12-29 1987-12-29 空調装置のレバー Expired - Lifetime JPH0617606Y2 (ja)

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JP1987201007U JPH0617606Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 空調装置のレバー

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JPH01104808U JPH01104808U (ja) 1989-07-14
JPH0617606Y2 true JPH0617606Y2 (ja) 1994-05-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0511051Y2 (ja) * 1985-04-05 1993-03-18

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JPH01104808U (ja) 1989-07-14

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