JPH06175833A - 制御データ作成方法及び制御データ作成制御装置 - Google Patents

制御データ作成方法及び制御データ作成制御装置

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JPH06175833A
JPH06175833A JP34557592A JP34557592A JPH06175833A JP H06175833 A JPH06175833 A JP H06175833A JP 34557592 A JP34557592 A JP 34557592A JP 34557592 A JP34557592 A JP 34557592A JP H06175833 A JPH06175833 A JP H06175833A
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JP
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program
picture
parts
data
picture part
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JP34557592A
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Inventor
Yoshinori Akimoto
吉則 秋本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マン・マシンインターフェースのプログラミ
ング作業を不要とすることにより、安価で誤りの生じに
くい信頼性の高い制御データ作成方法及び制御データ作
成制御装置を得ることを目的とする。また、エンドユー
ザーである保守員が容易に保守できるよう配慮した装置
を得ることも重要な目的とする。 【構成】 ディスプレー画面上に図形や文字などの表示
を行なうプログラムを予め図形や文字を部品化し画面表
示編集ツールによって表示画面の設計をプログラミング
言語を用いず部品を組合わせることにより画面表示プロ
グラムを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムを生成し、
このプログラムにもとづき作成したデータを出力する制
御データ作成方法及び制御データ作成制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプログラムで動作して各種制御機
器を制御するディジタル処理装置、例えばディジタル保
護・制御リレーは、図29に示すように「三菱電機技報
Vol.63・No.8・P9〜12 保護・制御用
32ビットマルチCPU基本システム」に紹介され、装
置状態等の表示をLEDを用いて「表示パネル」上に表
示し、リレーの動作点などを設定する等の整定処理は整
定パネル上の10キーを用いて行っていた。
【0003】すなわち、図29におけるディジタル処理
装置1の動作について詳細に述べると、先ず電力系統よ
りの電流電圧データをアナログ入力中央演算処理装置
(以下、CPUという)49でディジタル変換処理を行
い、マルチシステムバス48を経由してリレー演算CP
U50にデータ転送を行う。リレー演算CPU50では
予め定められた数種のリレー要素の演算アルゴリズムに
従い系統事故の有無を演算する。演算結果はマルチシス
テムバス48を経由してシーケンスCPU51へ送ら
れ、リレー演算結果と外部機器条件や運用上の設定条件
を含めたシーケンス演算処理を行う。本演算処理の結
果、遮断機のトリップ指令が必要な場合はディジタル入
出力手段55を介して転送遮断指令を出力する。同時に
シーケンス演算処理の結果や外部機器条件・運用上の設
定条件はマルチシステムバス48を介して整定・表示C
PU52に転送される。整定・表示CPU52ではこれ
らの情報を外部から保守員が一目で理解できるように表
示パネル54のLED(発光ダイオード)を点灯して表
示する。
【0004】また、整定・表示CPU52ではリレーの
運用に必要な種々の設定条件が操作員から整定パネル5
3を用いて入力される。これら設定値の入力を整定処理
と言い、入力された値を整定値と言う。整定処理は項目
選択用の押し釦スイッチやロータリースイッチと数値入
力用の10キー、また整定値の確認を行うための数値表
示機(7セグメントLED)等を用いて行われる。
【0005】最近では図30のように表示パネル54・
整定パネル53の代わりにディスプレー9やタッチパネ
ル10が使われるようになり、より高度な表示や使い易
い入力処理などができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル制御
装置に記憶されたプログラムとしてのソフトウェアは、
C言語・アセンブラと言ったプログラミング言語で記述
された上で、オブジェクトプログラムに変換され、この
オブジェクトプログラムで作成されるデータで制御され
る。したがって、装置の規模が大きくなれば必然的にプ
ログラムの記述量が増加し、人的ミスの混入の可能性が
大きくなる。また、プログラムミスの増加で生産効率も
下がり多大な工期とコストがかかるという問題点があっ
た。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、特に昨今高度化されたグラフ
ィックディスプレイやタッチパネルによるマン・マシン
インターフェースのプログラミング作業を不要とするこ
とにより、安価で誤りの生じにくい信頼性の高い制御デ
ータ作成方法及び制御データ作成制御装置を得ることを
目的とする。また、エンドユーザーである保守員が容易
に保守できるよう配慮した装置を得ることも重要な目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1における制御デ
ータ作成方法では、複数のプログラム部品の各々と対応
する絵部品を割付けておき、この各絵部品を接続関係と
ともに表示させて、絵部品全体のパターンに対応してプ
ログラム部品を接続してプログラムを作成する。そして
このプログラムの処理により作成されたデータを出力す
るようにしたものである。
【0009】請求項2の方法は、絵部品の部品処理プロ
グラムとして、絵部品がタッチパネルによるタッチ又は
カーソル指定等で指定されることにより絵部品の内容に
相当するデータを出力するデータ出力プログラムを有す
るタイプのものと、組合わされた他の絵部品のデータ出
力プログラムからのデータを取込んで加工する加工プロ
グラムと加工後のデータに基づき表示内容を変更する絵
制御プログラム及びこの変更された表示内容に対応する
データを外部に出力するデータ出力プログラムとを有す
るタイプのものを使用し、各上記データ出力プログラム
により作成されたデータを制御データとして用いるよう
にしたものである。
【0010】請求項3の方法は、絵部品を新規作成する
場合、絵部品を表示画面上に描いて作成するようにした
ものである。
【0011】請求項4の制御データ作成制御装置は、絵
部品を表示画面上に表示させるコンピュータと、このコ
ンピュータから、絵部品に対応するプログラム部品の部
品処理プログラムで作成されるデータが供給される外部
機器と、この外部機器からの信号を上記コンピュータに
入力して絵部品を制御し、かつ外部機器を制御する外部
信号処理手段を備えたものである。
【0012】請求項5の装置は、絵部品を表示画面上で
指定した時に、対応するプログラム部品をデータとして
取出せるよう構成し、表示画面上に絵部品の説明を行な
う文字を表示させるヘルプ機能を備えたものである。
【0013】請求項6の装置は、上記外部機器からの信
号を遅延させて保持する保持手段を備えたものである。
【0014】請求項7の方法は、特定の絵部品のパター
ンについては、絵部品に対応するプログラム部品のプロ
グラムデータ(サブルーチン)をそのまま用いるように
している。
【0015】請求項8の装置は、上記外部機器に電源制
御用のセンサーを設けたものである。
【0016】
【作用】請求項1の方法は、プログラム部品により対応
する絵部品を接続関係とともに表示し、各絵部品と対応
する複数のプログラム部品によりプログラムを作成す
る。
【0017】請求項2の方法では、部品処理プログラム
により、部品を集合化して一つの部品として取り扱う。
【0018】請求項3の方法では、表示画面上で、必要
となる絵部品を新規作成する。
【0019】請求項4の装置では、外部信号処理手段に
より、外部機器の動作に応じて絵部品を制御する。
【0020】請求項5の装置では、ヘルプ機能により、
絵部品の操作メッセージを表示する。
【0021】請求項6の装置では、保持手段により、絵
部品の制御時間を長くとる。
【0022】請求項7の方法では、特定のプログラム部
品をそのまま絵部品の絵のパターンとして画面に表示す
る。
【0023】請求項8の装置では、センサーからの出力
波により操作員の有無を検知して電源のオン,オフを制
御する。
【0024】
【実施例】
実施例1.(請求項1に対応) 以下、この発明の実施例1を図に基づいて説明する。図
1において、1は外部機器としてのディジタル制御装
置、2はパーソナルコンピュータまたはワークステーシ
ョンなどの制御データ作成制御装置としてのソフトウエ
ア加工生産検証マシーンであり、ディジタル制御装置1
上で動作する全ての制御データの生産に使用する。ディ
ジタル制御装置1は、その機能を実現するためにCPU
3と、RAM4と、ROM5とを有する。また、ディス
プレーインターフェース7と、タッチパネルインターフ
ェース8とを備え、これらはそれぞれディスプレー9と
タッチパネル10を装備するために設けられており、図
示しない電力系統の監視,制御用として用いられてい
る。通信インターフェース6はソフトウェア加工生産検
証マシーン2とのインターフェースを司る。
【0025】図2は画面作成の要である画面表示編集ツ
ールの説明図で、本ツールは図1のソフトウェア加工生
産検証ツール2上で動作する。画面設計者は画面表示編
集ツール11を用いて予め準備してある部品ライブラリ
12から必要な部品を選択し画面上の適切な位置に配置
する。画面表示編集ツール11はこれらの情報からプロ
グラム部品データ13と絵部品データ14を作成する。
【0026】図3は実際に画面表示を行う画面表示プロ
グラムのブロック図を示すもので、画面表示プログラム
16は、プログラム部品データ13、絵部品データ1
4、及び後述の組合せ用データ15を元にタッチパネル
2gからの情報や他のCPUからの情報によりディスプ
レー2fの表示を制御する。
【0027】図4は画面表示プログラムの処理を説明す
るものである。ここでは説明を簡略化するためプログラ
ムの入力をタッチパネルからの入力に限って説明する。
ステップST1でタッチパネルからの入力の有無を判定
し、ステップST2では入力されたXY座標のデータを
元に現在表示されている画面の必要とする絵部品のデー
タ14を検索する。ステップST3では検索した部品デ
ータの実行処理を行う。部品データの実行処理とは、選
択された部品に定められた処理を実行する処理である。
【0028】図5は絵部品とプログラム部品の部品ライ
ブラリ管理ツールのブロック図であり、部品ライブラリ
管理ツール22は、単体の部品23を集めて部品ライブ
ラリ12に登録する。無論通常のライブラリ管理ツール
のようにライブラリの更新・追加・削除などができる。
【0029】すなわち、部品ライブラリ12には図6に
示す如く、そのメモリ領域12a中に、先頭番地から順
次種々の絵部品12mのデータとこれに対応するプログ
ラム部品12nのデータがストックされている。またこ
のメモリ領域12aには絵部品間のつながり(接続関
係)を示す絵部品12hのデータ及びそのプログラム部
品12iのデータも記録されている。この絵部品12h
のデータが組合せ用データである。図2の画面表示編集
ツール11を用いることにより、上記メモリ領域12a
より必要な絵部品12mのデータ14を取出すことがで
きる。この場合絵部品データ14中には座標データも含
まれているので、図3に示すように画面表示プログラム
16により、キーボードを用いて表示画面上の絵部品を
カーソルで指定したり、タッチパネル2gでタッチして
指定することにより、図7に示すようにディスプレー2
fの画面上の所定の座標位置に、所望な絵部品12mを
配列できる。これ等絵部品間には、絵部品間の組合せを
示す絵部品12hも表示される。この絵部品12hに対
応するプログラム部品12iの機能は、矢印の示す方向
に従って絵部品12mを接続し、これに対応してプログ
ラム部品12nを接続して一連のプログラムを得るもの
である。
【0030】プログラム部品12nは、プログラムのサ
ブルーチンであり、このようなプログラム部品12n
に、絵部品12mを割付けておき、この絵部品12mを
画面上で配列し、かつ組合せ関係を示す絵部品12hで
接続することにより、絵部品12mを一定の規則に従っ
て接続した接続パターン(表示パターン)を得る。図8
に示すようにRAM2c中にこのパターンに従ってプロ
グラム部品12nがストックされるようにしておけば、
RAM2c中にはサブルーチンを集めて構成した一連の
プログラムが得られる。この一連のプログラムに従って
CPU2aを駆動して制御データを作成して、このデー
タを、回線を介してディジタル制御装置1の通信インタ
ーフェース6に送り、RAM4にストックして、ディジ
タル制御装置1を駆動する。このRAM4中のプログラ
ムはディスプレー9に表示する等して検証することもで
きる。上記実施例1においては、ディスプレー9上に表
示する文字や図形を部品として扱う場合、複数の絵部品
を組合せ、単体の部品を直列につないで集合化した部品
(集合化部品)を作成し、ディジタル制御装置1に出力
するようにしている。
【0031】実施例2.(請求項2に対応) つぎに、絵部品の組合せの他の実施例について図9ない
し図18を用いて説明する。この場合、上記絵部品12
mとして図9(a),(b)に示す押し釦スイッチの絵
部品17がメモリ領域12aに記憶されており、この絵
部品17に対応するプログラム部品12nとして図10
に示す部品処理プログラム17aが記憶されているもの
とした場合、部品処理プログラム17aは入力制御プロ
グラムPGaと押し釦スイッチ17の内容を制御する絵
制御プログラムPGbと押し釦スイッチ17の表示に対
する内容の文字や数値のデータ「1」を出力するデータ
出力プログラムPGcを有している。
【0032】また、絵部品12mとして図11に示す数
値表示器の絵部品19がメモリ領域12aに記憶されて
おり、この絵部品19に対応するプログラム部品12n
として図12に示す部品処理プログラム19aが記憶さ
れているものとした場合、部品処理プログラム19aは
他の絵部品からのデータを取込む入力制御プログラムP
Gdとこの入力制御プログラムPGdにもとづき外部か
ら取込まれた数値データを加算,減算,桁上げ等してデ
ータ加工する加工プログラムPGeとこの加工プログラ
ムPGeで加工されたデータにもとづいて絵部品19の
内容を制御する絵制御プログラムPGfと、この絵部品
19の内容の文字や数値のデータを外部に出力するデー
タ出力プログラムPGgとを有している。
【0033】図13において、2重枠線より成る絵部品
18は、メモリ領域12a中の絵部品12hに相当する
もので、この絵部品12hに対応する部品処理プログラ
ムは、この絵部品18中に含まれる特定の絵部品の出力
を、他の絵部品に入力として取込ませる処理を行う。
【0034】絵部品として画面に表示される押し釦スイ
ッチ17はタッチパネル2gを介して触れられるとタッ
チされた座標位置より部品処理プログラム17a中の入
力制御プログラムPGaに対してタッチパネルにより触
れられたことが入力される。部品処理プログラム17a
のデータ出力プログラムPGcでは、このタッチ情報が
入力されると画面表示編集ツール11で定義している押
し釦スイッチ17の「1」に相当する文字データや数値
データ18fを出力する。
【0035】また、絵部品としての押し釦スイッチ17
は、画面に一部分として表示されると、これにタッチし
たとき、あるいはカーソルで指定したときに、上記PG
bによってその絵部品17を図9(b)に示すように白
から黒に反転する。本実施例では、このような押し釦ス
イッチ17を、図14に示すように、数字「1」〜
「0」毎に、あるいは「A」,「B」,「C」・・・,
「イ」,「ロ」,「ハ」・・・等の文字17A毎に複数
個用意しておく。このような絵部品の中から数字「0」
〜「9」及び「C」の絵部品を図15に示すように表示
画面21上に選択して配列し、かつ絵部品19を近傍に
位置させ、絵部品18で囲って、この押し釦スイッチ1
7を絵部品19に対して組合せる。これにより、図12
に示すように数字,文字に対応する上記データ18f
が、絵部品19の部品処理プログラム19aのPGdに
取込まれ、PGeで処理される。従って、PGdにより
部品処理プログラム17aから出力される数値データ1
8fにもとづき絵部品19には「1」,「2」・・・,
「C」の数値,文字等が表示される。このように絵部品
としての数値表示器19は、入力として数値データを受
けるとプログラムPGdがディスプレー上に入力された
値を表示する。この場合、絵部品19の中には図16に
示すようにスケール変換器20として動作するプログラ
ムが内包されており、このスケール変換器20は数値デ
ータをスケール変換し、変換した数値データを表示内容
として出力する。
【0036】PGfにより、この変換結果が絵部品19
に表示される。また、この変換結果は、データ出力プロ
グラムPGgにより外部にデータとして出力され、ディ
ジタル制御装置1に制御データとして供給される。ま
た、上記加工プログラムPGeを、10キー入力変換器
30Aとして機能させることにより、図17,図18に
示すように10キーによって入力を行う処理を実現する
ことができる。10キーは押し釦スイッチ17、10キ
ー入力変換器30A及び数値表示器19を組合せて表現
し、先ず押し釦スイッチ17によって入力された数値デ
ータ18fは10キー入力変換器30Aに出力される。
10キー入力変換器30Aは入力文字データを数値に変
換し、入力前のデータを10倍し新しい入力データをこ
れに加え桁上がりを行い数値表示器19に数値データを
出力する。数値データを受け取った数値表示器19はこ
の値をディスプレーに表示すると共につぎの部品にデー
タを出力する。このように一連の部品を集合化し一つの
部品として取り扱うことを可能とすると、画面表示編集
ツールにおける画面作成の時間を大幅に短縮することが
できる。表示結果はデータ出力プログラムPGcにより
外部に出力される。
【0037】実施例3.(請求項3に対応) 上記実施例1において使用される絵部品とプログラム部
品により成る部品を新規に作成する際、部品編集ツール
を用いて新規部品を作成する。図19は部品編集ツール
のブロック図で、部品編集ツール24は部品23の参照
呼出、修正、新規作成などの機能をもつ。部品編集ツー
ルを用いた部品の新規作成は図20に示すように、マウ
ス25を用いてディスプレー上に絵部品となる図形26
を描画することによって行われる。これによれば、部品
を必要に応じて増加することができる。
【0038】実施例4.(請求項4に対応) 上記実施例1において、ディスプレー画面上の絵部品の
操作により外部機器に対する出力を行う機能を設けると
ともに外部機器からの入力をディスプレー画面に表示す
る機構を設ける。図21は部品と入出力を表したもの
で、先ず、ディスプレー2f上の絵部品(本例ではボタ
ン)32を押すと外部信号処理手段としてのディスプレ
イインターフェースCPU27内の画面表示プログラム
がシステムバス28上にこの絵部品に対応するサブルー
チンのプログラム部品のデータを出力信号として送り、
ディジタル入出力29より外部機器に対してDO出力3
0する。
【0039】次に外部機器よりDI出力31があった場
合は、ディジタル入出力からシステムバスを経由してデ
ィスプレーインターフェースCPU27にDI入力信号
31が取り込まれる。画面表示プログラムはこの信号を
ディスプレーに絵部品としてのランプ33として表示を
行う。これによれば、外部機器の動作に応じて絵部品を
制御でき、この絵部品を通じて外部機器の監視ができ
る。
【0040】実施例5.(請求項5に対応) 上記実施例1において次の操作手順を説明するガイダン
ス機能やリレー特性の説明や操作の仕方を説明するヘル
プ機能を表示する。図22はガイダンス・ヘルプ機能の
一例を示し、本例ではヘルプボタン34を押すことによ
ってヘルプメッセージ35が表示される。再度ヘルプボ
タンを押すとヘルプメッセージ35が消去される。ガイ
ダンスメッセージ36とヘルプメッセージ35との違い
は、ガイダンスメッセージは絶えず何らかのメッセージ
が状況に応じて表示されている点が異なる。上記ヘルプ
機能は各プログラム部品12nごとに付加される。従っ
て絵部品70〜72に対応してヘルプ機能が働いてヘル
プメッセージ35が表示される。これにより、絵部品の
扱いを容易に知ることができる。
【0041】実施例6.(請求項6に対応) 上記実施例4において、絵部品としてのランプ33を外
部機器により制御可能としたものにおいて、外部入力の
変化などにより図23に示す信号36のように一旦点灯
した表示が数10ミリ秒以下で復帰した場合、人間の目
には点灯した事が確認できない。このように僅かな時間
で復帰してしまう信号に対しては、ディスプレイインタ
ーフェースCPU27中にガイダンスメッセージ36を
一定時間遅延して保持する保持手段としての限時復帰タ
イマーを設けて信号37を得るようにし、少なくとも数
百ミリ秒点灯できるようにする。これにより、絵部品の
制御時間を十分長くすることができ、外部機器の監視を
より正確に行うことができる。
【0042】実施例7.上記実施例4において、ディス
プレー画面上に表示された部品と他のプログラムや他の
CPUの間でデータ転送を行うためメッセージ転送を用
いる。このメッセージ転送を効率よく行うためメッセー
ジ定義ツールを用いてメッセージのフォーマットなどを
機械的に作成できる。
【0043】図24はメッセージ定義ツールのブロック
図を示す。メッセージ定義ツール38は、対話形式でメ
ッセージのフォーマットを作成しメッセージライブラリ
15を作成する。このとき同時に他のCPUや他のプロ
グラムに対して例えばC言語のヘッダーファイルやアセ
ンブラーのインクルードファイルを自動作成する。これ
によって他のCPUや他のプログラムは、画面表示プロ
グラムに対するメッセージのやり取りに於いてメッセー
ジフォーマットの誤りによるインターフェース不良を回
避する。
【0044】実施例8.(請求項7に対応) 上記実施例1において、絵部品のパターンとしては画面
に絵を描いて表示しづらい場合には、無理に絵部品のパ
ターンを作ることなく、図25に示すように絵部品40
として、この絵部品40に対応するプログラム部品のプ
ログラミング言語(データ)をそのまま用いて表示して
もよい。つまり、汎用性を有するサブルーチンのプログ
ラム言語については、プログラマーであればだれでも周
知しているので、このような言語は、絵部品の絵のパタ
ーンとして画面にそのまま表示してもよい。このような
構成によればライブラリの作成に対し融通を持たせるこ
とができる。
【0045】実施例9.上記実施例4において、画面表
示部分の試験を行う場合、他CPUや他プログラムが完
成していなければ完全な試験ができない、図26に示す
ように試験用のドライバー41のプログラムを設け、テ
ストスクリプトファイル43内に予め用意しておいたテ
ストパターンを他CPU、他プログラムに代わって画面
表示プログラムに転送する。これによって画面表示プロ
グラムと関連するデータの試験を行うことができる。一
方、画面表示プログラムの動作結果については、目視で
確認できないものが数多くある(例えばメッセージの出
力など)。このように確認が困難なものについては図2
6のトレーサー42を設けトレース結果をトレースファ
イル44に蓄えて、このファイルの内容を確認すること
により間接的に動作確認が可能となる。
【0046】実施例10.(請求項8に対応) 上記実施例4において、図27のようにディジタル制御
装置1の前面、ディスプレー9の下部に超音波距離セン
サーのような電源制御用のセンサー45を設け、操作員
48(オペレータ)が装置前面に存在してるか否かを、
センサー45より出射された超音波46が操作員48に
反射したときの反射波47を監視することによって検出
し、操作員がその場に居ないときはディスプレー9の画
面10を消灯し、操作員が装置に近づいたとき始めてデ
ィスプレーが点灯されるようにする。これにより、電源
の消し忘れによる電力消費を減少できる。
【0047】
【発明の効果】本発明請求項1の方法によれば、複数の
プログラム部品の各々と対応する絵部品を割付けてお
き、この各絵部品を接続関係とともに表示させて、絵部
品全体のパターンに対応してプログラム部品を接続して
プログラムを作成する。そしてこのプログラムの処理に
より作成されたデータを出力するようにしたので、プロ
グラミング言語を書かないでディジタル制御装置の制御
データとしてのマンマシン・ソフトウェアが作成できる
ので、大幅な工期短縮が図れ、コストダウンにつなが
る。
【0048】また、使用する部品をライブラリ化して用
いるので、プログラムの再利用効率が高いと共に、共通
部品の使用でプログラマのレベルの違いによるプログラ
ムの出来映えの差異がなくなり品質が向上する。
【0049】請求項2の方法によれば、絵部品の部品処
理プログラムとして、絵部品がタッチパネルによるタッ
チ又はカーソル指定等で指定されることにより絵部品の
内容に相当するデータを出力するデータ出力プログラム
を有するタイプのものと、組合わされた他の絵部品のデ
ータ出力プログラムからのデータを取込んで加工する加
工プログラムと加工後のデータに基づき表示内容を変更
する絵制御プログラム及びこの変更された表示内容に対
応するデータを外部に出力するデータ出力プログラムと
を有するタイプのものを使用し、各上記データ出力プロ
グラムにより作成されたデータを制御データとして用い
るようにしているので、画面作成時間を大幅に短縮でき
る。
【0050】請求項3の方法によれば、絵部品を新規作
成する場合、絵部品を表示画面上に描いて作成するよう
にしているので、絵部品を必要に応じて増加できる。
【0051】請求項4の装置によれば、絵部品を表示画
面上に表示させるコンピュータと、このコンピュータか
ら、絵部品に対応するプログラム部品の部品処理プログ
ラムで作成されるデータが供給される外部機器と、この
外部機器からの信号を上記コンピュータに入力して絵部
品を制御し、かつ外部機器を制御する外部信号処理手段
を備えているので、絵部品により外部機器を監視でき
る。
【0052】請求項5によれば、絵部品を表示画面上で
指定した時に、対応するプログラム部品をデータとして
取出せるよう構成し、表示画面上に絵部品の説明を行な
う文字を表示させるヘルプ機能を備えているので、絵部
品の操作が容易となる。
【0053】請求項6によれば、外部機器からの信号を
遅延させて保持する保持手段を備えているので、外部機
器をより正確に監視できる。
【0054】請求項7の方法は、特定の絵部品のパター
ンについては、絵部品に対応するプログラム部品のプロ
グラムデータ(サブルーチン)をそのまま用いるように
しているので、ライブラリの作成が簡略化できる。
【0055】請求項8の装置によれば、外部機器に電源
制御のセンサを設けているので、無操作時の画面自動消
灯と操作時の画面自動点灯により、グラフィック表示装
置の寿命が伸びる。また無用な画面点灯を行わないの
で、省エネルギーになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における制御装置と外部機器との接続ブ
ロック図である。
【図2】画面表示編集ツールを説明するブロック図であ
る。
【図3】画面表示プログラムを説明するブロック図であ
る。
【図4】画面表示プログラムの処理フローを示す図であ
る。
【図5】管理ツールを説明するブロック図である。
【図6】部品ライブラリの領域に格納される部品を示す
図である。
【図7】表示画面の一例を示す図である。
【図8】RAM中のストック状態を示す図である。
【図9】押し釦スイッチの絵部品を示す図である。
【図10】部品処理プログラムを説明する図である。
【図11】表示器としての絵部品を示す図である。
【図12】部品処理プログラムを説明する図である。
【図13】枠としての絵部品を示す図である。
【図14】数字、文字としての絵部品を示す図である。
【図15】表示画面の一例を示す図である。
【図16】スケール変換器を説明する図である。
【図17】10キー処理を示す図である。
【図18】10キー処理を示す図である。
【図19】部品編集ツールを説明する図である。
【図20】描画を説明する図である。
【図21】絵部品の入力を説明するためのブロック図で
ある。
【図22】ヘルプ機能を説明するための図である。
【図23】保持手段の処理を説明するための図である。
【図24】メッセージ定義ツールを説明するための図で
ある。
【図25】表示画面の一例を示す図である。
【図26】試験用トレーサー/ドライバーを説明するた
めの図である。
【図27】ディジタル制御装置の斜視図である。
【図28】センサーの作用を説明するための図である。
【図29】従来のディジタル処理装置のブロック構成図
である。
【図30】従来のディジタル処理装置のブロック構成図
である。
【符号の説明】
1 ディジタル制御装置(外部機器) 2 ソフトウェア加工生産検証マシン(制御データ作成
制御装置(コンピュータ)) 12 部品ライブラリ 13 プログラム部品データ 14 絵部品データ 17a、19a 部品処理プログラム 27 ディスプレーインターフェイスCPU(外部信号
手段) 35 ヘルプメッセージ(ヘルプ機能) 45 センサー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプログラム部品のそれぞれに対応
    して絵部品を割付けて部品ライブラリとして記憶してお
    き、上記絵部品を選択して表示画面上に表示するととも
    に、それらの接続関係も表示可能とし、この接続関係に
    従って接続された絵部品全体の表示パターンに対応して
    上記プログラム部品を接続するようにして一連のプログ
    ラムを作成し、この結果得られたプログラムの処理にも
    とづくデータを作成して出力することを特徴とする制御
    データ作成方法。
  2. 【請求項2】 複数のプログラム部品のそれぞれに対応
    して絵部品を割付けて部品ライブラリとして記憶してお
    き、上記絵部品を選択して表示画面上に表示するととも
    に、それらの接続関係も表示可能とし、各絵部品は、上
    記プログラム部品を構成する部品処理プログラムが、絵
    部品がタッチパネルによるタッチ又はカーソル指定等で
    指定されることにより絵部品の内容に相当するデータを
    出力するデータ出力プログラムを有するタイプのもの
    と、組合わされた他の絵部品のデータ出力プログラムか
    らのデータを取込んで加工する加工プログラムと加工後
    のデータに基づき表示内容を変更する絵制御プログラム
    及びこの変更された表示内容に対応するデータを外部に
    出力するデータ出力プログラムとを有するタイプのもの
    から成り、各上記データ出力プログラムにより作成され
    たデータを制御データとして用いるようにしたことを特
    徴とする制御データ作成方法。
  3. 【請求項3】 複数のプログラム部品のそれぞれに対応
    して絵部品を割付けて部品ライブラリとして記憶してお
    き、上記絵部品を選択して表示画面上に表示するととも
    に、それらの接続関係も表示可能とし、この接続関係に
    従って接続された絵部品全体の表示パターンに対応して
    上記プログラム部品を接続するようにして一連のプログ
    ラムを作成し、この結果得られたプログラムの処理にも
    とづくデータを作成して出力可能とするとともに、上記
    絵部品を表示画面上に描いて作成するようにしたことを
    特徴とする制御データ作成方法。
  4. 【請求項4】 複数のプログラム部品のそれぞれに対応
    して絵部品を割付けて記憶しておき、この絵部品を表示
    画面に表示可能としたコンピュータを有し、このコンピ
    ュータから上記絵部品の指定にもとづきこれに対応する
    プログラム部品を抽出して、このプログラム部品を構成
    する部品処理プログラムの実行にもとづき作成されるデ
    ータを外部機器に出力してこの外部機器を制御可能と
    し、かつ上記外部機器からの信号を上記コンピュータに
    入力して上記絵部品を制御する外部信号処理手段を設け
    たことを特徴とする制御データ作成制御装置。
  5. 【請求項5】 複数のプログラム部品のそれぞれに対応
    して絵部品を割付けて記憶しておき、この絵部品を表示
    画面に表示可能とし、かつ上記絵部品を表示画面上で指
    定した時に上記プログラム部品をデータとして取出せる
    ように構成するとともに、上記表示画面上に、上記絵部
    品の説明を行う文字表示を行うヘルプ機能を付加したこ
    とを特徴とする制御データ作成制御装置。
  6. 【請求項6】 複数のプログラム部品のそれぞれに対応
    して絵部品を割付けて記憶しておき、この絵部品を表示
    画面に表示可能としたコンピュータを有し、このコンピ
    ュータから上記絵部品の指定にもとづきこれに対応する
    プログラム部品を抽出して、このプログラム部品を構成
    する部品処理プログラムの実行にもとづき作成されるデ
    ータを外部機器に出力して、この外部機器を制御可能と
    し、かつ上記外部機器からの信号を上記コンピュータに
    入力して上記絵部品を制御可能とするとともに、上記外
    部機器からの上記信号を遅延して保持する保持手段を設
    けたことを特徴とする制御データ作成制御装置。
  7. 【請求項7】 複数のプログラム部品のそれぞれに対応
    して絵部品を割付けて部品ライブラリとして記憶してお
    き、上記絵部品を選択して表示画面上に表示するととも
    に、それらの接続関係も表示可能とし、この接続関係に
    従って接続された絵部品全体の表示パターンに対応して
    上記プログラム部品を接続するようにして一連のプログ
    ラムを作成し、この結果得られたプログラムの処理にも
    とづくデータを作成して出力するとともに、特定の絵部
    品のパターンについてはこの絵部品に対応するプログラ
    ム部品のプログラムデータをそのまま用いるようにした
    ことを特徴とする制御データ作成方法。
  8. 【請求項8】 複数のプログラム部品のそれぞれに対応
    して絵部品を割付けて記憶しておき、この絵部品を表示
    画面上に表示可能としたコンピュータを有し、このコン
    ピュータから上記絵部品の指定にもとづきこれに対応す
    るプログラム部品を抽出して、このプログラム部品を構
    成する部品処理プログラムの実行にもとづき作成される
    データを外部機器に出力して、この外部機器を制御可能
    とし、かつ上記外部機器からの信号を上記コンピュータ
    に入力して上記絵部品を制御可能とするとともに、上記
    外部機器にこの外部機器の電源制御用のセンサを設け、
    このセンサからの信号で上記外部機器の電源を遮断する
    ようにしたことを特徴とする制御データ作成制御装置。
JP34557592A 1992-12-01 1992-12-01 制御データ作成方法及び制御データ作成制御装置 Pending JPH06175833A (ja)

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