JPH0617456A - 排水集合管 - Google Patents

排水集合管

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JPH0617456A
JPH0617456A JP34934892A JP34934892A JPH0617456A JP H0617456 A JPH0617456 A JP H0617456A JP 34934892 A JP34934892 A JP 34934892A JP 34934892 A JP34934892 A JP 34934892A JP H0617456 A JPH0617456 A JP H0617456A
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drainage
pipe
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brush
collecting
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Masao Nakaishi
正雄 仲石
Hayami Hara
早美 原
Hirokatsu Uoi
弘克 魚井
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 清掃用ブラシの引っ掛かりを防止すること。 【構成】 排水集合管1は、立管接合部12,14と横
枝管接合部23とを有し、該横枝管接合部23の上方
に、上方からの排水を一側方に偏らせる偏流壁18が設
けられ、前記横枝管接合部23の上方にくの字状のくび
れ部18aが形成され、該くびれ部18aの上面が前記
偏流壁18とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中、高層集合住宅等に
おいて用いられる排水立管中に介在される排水集合管に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種、排水集合管として、例えば、特
開昭60−11798号公報に記載のものが公知であ
る。この従来のものは、立管接合部と横枝管接合部とを
有し、該横枝管接合部の上方に、上方からの排水を一側
方に偏らせる偏流壁が設けられてなるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高層住宅における排水
立管は、定期的に清掃される。その清掃作業は、先端に
ブラシのついた可撓性ロッドを排水立管の下部から上方
に向かって通して、排水管内部の汚れを落とすものであ
った。このような清掃作業において、排水集合管に、前
記公報に記載のような偏流壁があると、清掃ブラシが該
偏流壁に引っ掛かり、上方へ移動出来ないという問題が
あった。
【0004】そこで、本発明は,清掃ブラシが引っ掛か
らないようにした排水集合管を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴と
するところは、立管接合部と横枝管接合部とを有し、該
横枝管接合部の上方に、上方からの排水を一側方に偏ら
せる偏流壁が設けられた排水集合管において、前記横枝
管接合部の上方にくの字状のくびれ部が形成され、該く
びれ部の上面が前記偏流壁とされている点にある。
【0006】
【作用】本発明によれば、排水立管清掃のため、下方か
らブラシを挿入したとき、該ブラシは、くの字状くびれ
部の下部傾斜面に案内されて偏流壁に引っ掛かることな
く上方に通過できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて
説明すると、図1乃至図5において、1は排水集合管
で、上部集合管2と下部集合管3とに分割構成され、両
集合管2,3の下端と上端とはフランジ接合部4によっ
て一体に接続されている。即ち下部集合管3の上端に受
口部5が設けられ、上部集合管2の下端部に押輪6、パ
ッキング7が外嵌されると共に、その下端が受口部5に
挿入され、受口部5上端のフランジ部8と押輪6とがボ
ルト9・ナット10により締結されている。そして上部
集合管2の上端には上位の排水立管11が接続される開
口接合部12が設けられ、下部集合管3の下端には下位
の排水立管13に接続される開口接合部14が設けられ
ており、両接合部12,14間の連ねる管本体部分は各
排水立管11,13より大径の管状体の集合部とされ
る。該集合部の中途部は大径の円筒部15とされ、上端
の開口接合部12から円筒部15に至る上部は上狭下広
の上テーパ筒部16とされ、円筒部15から下端の開口
接合部14に至る下部は上広下狭の下テーパ筒部17と
されている。
【0008】図1に示される如く、前記上テーパ筒部1
6から円筒部15上部にかけて、一側方向、即ち図1に
おいては左側方向に漸次下降する傾斜状の偏流壁18が
集合管2内周面より突出状に設けられている。即ち、上
テーパ筒部16の一側部を内方にくの字状に凹設してく
びれ部18aを形成することにより、該くびれ部18a
の上部壁面が偏流壁18の上部を形成している。またく
びれ部18aの両側から、内周面より張出す舌片状に形
成することによって偏流壁18の左右両側部を構成して
いる。
【0009】そして図2及び図4に示される如く、偏流
壁18の中央部より左側内周面に亘って略矩形状とされ
た排水流下用の切欠開口部19が形成され、従って、偏
流壁18は集合管2内周面に平面視略コの字状に張出し
た構成とされている。そしてこの偏流壁18によって、
上位の排水立管11より流下してくる排水流を矢印イの
ように円筒部15の内周面一側に向って偏流させ、かつ
減速させる偏流減速室20が画成される。
【0010】前記偏流壁18の下方に位置した他側の円
筒部15内周面には横枝管21,22が接続される枝管
接合部23,24が連通状に設けられており、偏流減速
室20に続く円筒部15は、偏流壁18によって偏流減
速された排水立管11側よりの排水流と横枝管21,2
2側から流入される排水流とが合流する集合管25とさ
れる。
【0011】即ち前記偏流壁18によって偏流減速室2
0を経て集合管25の一側に片寄せ流入される排水立管
11からの排水流の反対方向、またはこれより可及的遠
く離れた集合室25の周側面に、便器または雑排水源と
接続された横枝管21,22と接続される1個以上の枝
管接合部23,24が設けられている。前記下テーパ筒
部17内周面の上広下狭のゆるやかな勾配周面26には
上方からの排水流を旋回させながら下方に案内すべく、
管軸X−X線に対して傾斜した羽根板27が同方向等間
隔を有して複数突設されており、矢印イで示した排水立
管11側からの排水、矢印ロで示した横枝管21,22
側からの排水の集合流に対し、矢印ハで示すように、管
軸X−X線をめぐってスパイラル状に旋回しながら下位
の排水立管13に案内するよう構成されている。そして
勾配周面26によって囲まれた下部は、集合管25にお
いて合流された排水立管11及び横枝管21,22から
の排水流を、下位の排水立管13側に旋回させながら案
内する旋回室28として構成されている。
【0012】本発明の第1実施例は以上のように構成さ
れており、従来のこの種集合管と同様に、上階から下階
に亘って上下貫通状に排水立管の連結立設による排水配
管を設けるに当り、各階毎にこの集合管1を介入させる
のである。そしてその階における便器からの汚水や厨房
その他からの雑排水を、各横枝管を介して集合管1内に
流入させ、排水立管を流下する排水流と横枝管からの排
水流を集合管1内で合流集合させ、逐次下階側に連続的
に排水させるのであり、排水管系の最上部は大気に開放
され、また最下部は適宜排水会所に案内されることにな
る。そして上位の排水立管1より流下した排水は、偏流
減速室20の偏流壁18によって、内周一側方に片寄せ
られて流下することになる。
【0013】即ち排水立管11からの縦排水は集合管1
内にその大径部全面積に亘って真直に流下することな
く、偏流壁18の障害による屈曲偏流によって排水速度
が減少され、管内空気圧力の上昇を防止する。また横枝
管21,22からの流入排水との直接衝突による干渉を
なくし、このことからも管内空気圧力の上昇が防止でき
る。そして横枝管21,22からの枝管接合部23,2
4を介して流入する横排水と、排水立管11からの排水
との集合室25内における円滑かつ静粛な合流が期待で
きるのである。
【0014】また各枝管接合部23,24の連通部開口
上方に位置された偏流壁18は、所謂、庇として機能
し、横枝管21,22側への飛び出しを有効に防止して
おり、横枝管21,22側への逆流が防止できる。さら
に、偏流減速室20から集合室25に至る排水流の通過
部としての切欠開口部19が偏流壁18の中央部より一
側に亘って大きく切欠き形成されているため、十分な排
水の通過部が確保でき、集合管1をより大径に構成する
必要がなく、また一部を外方膨出状とした異形に構成す
る必要がなく、コンパクトに構成できる。そして集合室
25においては、排水立管11からの排水と横枝管2
1,22からの流入排水とが集束状に合流され、相互の
干渉により乱流も小さいことと相まって、管内空気圧の
変動を小さくして、円滑でかつ排水騒音の小さな合流効
果が得られ、その後、合流した排水が最下位の旋回室2
8内に流下することになる。
【0015】この旋回室28はゆるやかな勾配周面26
によって下方に至るに従い絞られた断面形状であると共
に、その勾配周面26は管軸X−X線方向に対して傾斜
した複数枚の羽根板27が設けられているので、合流し
た集合排水が最も密になり易い部分で、排水流は各羽根
板27の案内を介して所定方向に旋回性が与えられ、管
軸X−X線の周りに旋回下降することとなって、水栓現
象を生じることなく円滑迅速に流下し、開口接合部14
を介して下位の排水立管13側に的確に誘導流出される
のである。
【0016】この際、羽根板27による旋回は、上下貫
通状に管軸X−X線に沿って空気コアを生成することが
できるので、管内空気圧力を変動させることなく安定化
した排水状態が得られ、排水騒音の低下が得られること
になる。またこの羽根板27は勾配周面26に突設され
た構成であるため、その上下方向の適宜傾斜角度の付与
と相まって、旋回室28内における排水流に淀みや停滞
を生じることなく、迅速な水切り排出が確実に得られる
ことになる。
【0017】尚、勾配周面26のゆるやかな勾配は、先
に述べた水栓現象の防止及び空気圧安定化に対して有効
に働くことになる。また、この排水立管を、下方からブ
ラシを通して清掃する場合、偏流壁18がくの字状くび
れ部18aの上面により形成されているので、ブラシ
は、くびれ部18aの下部の傾斜面に案内され、切欠開
口部19を通って上方に通過し、ブラシが引っ掛ること
がない。
【0018】図6は第2実施例を示しており、上部集合
管2の一側部にくの字状くびれ部18aが設けられ、該
くびれ部18aの上部壁面が偏流壁18とされ、下部集
合管3側に枝管接合部29,30が設けられた構成とさ
れており、他は第1実施例と同様に構成されている。
尚、上記各実施例において、枝管接合部23,24,2
9,30が2箇所に設けられたものを示しているが、1
箇所であってもよく、実施例の数に限定されない。ま
た、第1実施例の上部集合管2と第2実施例の下部集合
管3とを組合せ、上下して各枝管接合部23,24,2
9,30が設けられる構成であってもよい。さらに上部
集合管2と下部集合管3とに分割構成されたものを示し
ているが、一体ものの集合管1であってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、くびれ部の上部壁面を
偏流壁としているので、清掃用ブラシの引っ掛りが防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面正面図であ
る。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図2のIII−III線断面拡大図である。
【図4】図1のIV−IV線断面矢視図である。
【図5】図1のV−V線断面矢視図である。
【図6】第2実施例を示す縦断面正面図である。
【符号の説明】
1 排水集合管 12 立管接合部 14 立管接合部 18 偏流壁 18a くびれ部 23 横枝管接合部 29 横枝管接合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立管接合部と横枝管接合部とを有し、該
    横枝管接合部の上方に、上方からの排水を一側方に偏ら
    せる偏流壁が設けられた排水集合管において、前記横枝
    管接合部の上方にくの字状のくびれ部が形成され、該く
    びれ部の上面が前記偏流壁とされていることを特徴とす
    る排水集合管。
JP34934892A 1992-12-28 1992-12-28 排水集合管 Expired - Lifetime JPH0730578B2 (ja)

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