JPH06173211A - 舗装ブロックの敷設方法および敷設用治具 - Google Patents

舗装ブロックの敷設方法および敷設用治具

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JPH06173211A
JPH06173211A JP35179592A JP35179592A JPH06173211A JP H06173211 A JPH06173211 A JP H06173211A JP 35179592 A JP35179592 A JP 35179592A JP 35179592 A JP35179592 A JP 35179592A JP H06173211 A JPH06173211 A JP H06173211A
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jig
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pavement
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Katsuyuki Ishii
克侑 石井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 舗装ブロックの配列パターンの最小繰返し
単位となる単位パターンが非常に複雑で、その単位パタ
ーンに形状の異なる2種以上の多数個の舗装ブロックが
含まれる場合にも容易に、かつ間違いなく正確に舗装ブ
ロックを配列することを可能にする。 【構成】 格子または透明板等からなる透視可能な平
板状の支持枠11の下面に突起12、13、14、15
が所定の配列パターンにしたがって固定されている敷設
用治具10をサンドクッション層17上に押圧して突起
の下端で溝17aを形成し、この溝17aで配列パター
ンを描き、次いで敷設用治具10を除去したのち上記の
配列パターンにしたがって舗装ブロックB、Cを配列す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、舗装ブロックの敷設
方法および該敷設方法に使用するための敷設用治具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】道路や広場等を舗装する方法として、路
床および路盤を充分に突き固め、かつ平坦に仕上げ、そ
の上に砂を約30ミリメートルの厚さに敷いてサンドク
ッション層を形成し、しかるのちこのサンドクッション
層の上にコンクリート、煉瓦、樹脂・セラミック複合物
または木材等からなる舗装ブロックを敷設する方法が知
られているが、従来は、サンドクッション層上に舗装ブ
ロックを配列する際、所定の配列パターンが描かれた図
面を見ながら、または上記配列パターンを記憶し、この
記憶に基づいて配列していた。
【0003】上記の敷設方法は、一種類の舗装ブロック
を千鳥等の単純な配列パターンにしたがって配列する場
合は、所定の配列パターンにしたがって間違いなく敷設
することができるが、配列パターンの最小繰返し単位と
なる単位パターンが非常に複雑で、その単位パターンに
形状の異なる2種以上の多数個の舗装ブロックが含まれ
る場合は、作業員が単位パターンを記憶することが困難
であるため、作業員が単位パターンを表示した図面と首
っ引きで舗装ブロックを1個ずつ配列する必要が生じ、
そのため能率が低下し、かつ間違いが多くなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うに舗装ブロックの配列パターンの最小繰返し単位とな
る単位パターンが非常に複雑で、その単位パターンに形
状の異なる2種以上の多数個の舗装ブロックが含まれる
場合にも容易に、かつ間違いなく正確に舗装ブロックを
配列することができる舗装ブロックの敷設方法および該
敷設方法に使用するための敷設用治具を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、第1発明は、
サンドクッション層上に舗装ブロックを所定の配列パタ
ーンにしたがって敷設する舗装ブロックの敷設方法にお
いて、格子または透明板等からなる透視可能な平板状の
支持枠の下面に突起が上記の配列パターンにしたがって
固定されている敷設用治具を上記のサンドクッション層
上に押圧して上記の突起下端でサンドクッション層に上
記の配列パターンを描き、次いで敷設用治具を除去した
のちサンドクッション層上に描かれた配列パターンにし
たがって舗装ブロックを配列することを特徴とする舗装
ブロックの敷設方法である。
【0006】第2発明は、格子または透明板等からなる
透視可能な平板状の支持枠の下面に突起を、舗装ブロッ
クを敷設するためにあらかじめ設定されている配列パタ
ーンにしたがって固定したことを特徴とする舗装ブロッ
クの敷設用治具である。
【0007】第1発明で使用する敷設用治具の支持枠
は、該治具をサンドクッション層の上に置いた際にサン
ドクッション層の表面が透けて見えるものであればよ
く、透明な合成樹脂板であってもよく、また合成樹脂や
木材からなる格子であってもよい。そして、この支持枠
の大きさは、一名の作業員が手に持ち、サンドクッショ
ン層の所望の位置に静かに置くことができる範囲でなる
べく大きいことが望ましい。例えば、軽い合成樹脂板を
使用した場合は、縦1m、横2mの長方形とすることが
好ましい。
【0008】上記支持枠の下面に固定される突起は、サ
ンドクッション層上に所望の配列パターンを刻印するも
のであり、この刻印される配列パターンは、連続する直
線からなるもの、または点線からなるもののいずれでも
よく、突起を透明または不透明な板製とし、隔壁状に形
成することができ、その下面を平坦に形成してもよく、
また鋸歯状の凹凸を形成してもよい。また、上記の突起
は、多数本の釘を所定の間隔で植設したものでもよい。
ただし、突起の厚みは、隣接する舗装ブロック相互間に
設けられる隙間と同じ程度の2〜4mmが好ましい。ま
た、上記突起の高さは、サンドクッション層の表面に突
起下面の押圧により該下面のパターンを刻印することが
できる程度であればよく、15mmあれば充分である。
【0009】そして、上記の突起で囲まれる各1個の区
画は、それぞれ1個の舗装ブロックに対応し、上記区画
の配列パターンは、あらかじめ設定された舗装ブロック
の配列パターンの最小繰返し単位(単位パターン)の少
なくとも1個分を含むように形成されることが好まし
い。ただし、設定された単位パターンが大きくて1枚の
支持枠に収まらない場合は、単位パターンを複数個に分
割し、複数の敷設用治具で1個の単位パターンを形成す
るようにしてもよい。
【0010】
【作用】サンドクッション層の所定の位置に敷設用治具
を置き、上から押圧することにより、サンドクッション
層に敷設用治具下面の突起の底面パターンが転写され、
所望の配列パターンが刻印によって描かれる。したがっ
て、転写された配列パターンの隣接部の上方に敷設用治
具を移し、その際、転写された配列パターンの境界線に
敷設用治具の境界部の突起下面が一致するように、支持
枠の上から目視により確認しながら敷設用治具を降ろし
て押圧し、以下これを繰り返すことにより、広い範囲に
所定の配列パターンが正確に転写され、この転写された
配列パターンにしたがって舗装ブロックを配列すること
により、設計通りの敷設を行うことができる。なお、敷
設用治具の突起の高さを舗装ブロックの高さよりも高く
したときは、舗装ブロックを既に敷設した区域に隣接し
て配列パターンを描くことができる。
【0011】
【実施例】図1の上段に示す敷設用治具10は、アクリ
ル樹脂板(厚み5mm)からなる透明な長方形状の支持枠
11の下面に同じくアクリル樹脂板(厚み3mm)からな
る隔壁状の外側突起12が長方形状に固定され、この外
側突起12の内側に長い第1突起13、中間長さの第2
突起14および短い第3突起15が固定されて上記外側
突起12の内部空間を大、中、小の3種、合計11個の
区画に仕切っている。中形区画は一辺の長さが125mm
の正方形の中形舗装ブロックB(図2参照)に、また小
形区画は中形舗装ブロックBを二つ割りした形状の小形
舗装ブロックA(図2参照)に、また大型区画は中形舗
装ブロックBと小形舗装ブロックAを継ぎ足した形状の
大型舗装ブロックC(図2参照)にそれぞれ対応して形
成されている。
【0012】上記の敷設用治具10は、図1の中段に示
すように、地盤16上にあらかじめ用意された厚さ約3
0mmのサンドクッション層17上に置かれ、支持枠11
の上から下向きに加圧し、サンドクッション層17に上
記の突起12、13、14、15の下端を深さ10mm程
度まで押込んで溝17aを形成する。次いで、上記の敷
設用治具10を持ち上げ、上記の溝17aからなる舗装
ブロックA、B、Cの配列パターンの隣接部に移動して
降ろし、上記同様の溝17aを形成する。以下、これの
繰返しにより、目的の範囲に上記の配列パターンが描か
れる。
【0013】サンドクッション層17上から敷設用治具
10が持ち上げられ、他の区域に移されると、図1の下
段に示すように、敷設用治具10の除去跡に残された溝
17aからなる配列パターンにしたがって前記の舗装ブ
ロックA(図示されていない)および舗装ブロックB、
Cが配列される。
【0014】図3および図4に示す敷設用治具20は、
前記の小形舗装ブロックAの23個、中形舗装ブロック
Bの23個、大型舗装ブロックCの24個、合計70個
の舗装ブロックで単位パターンを形成し、その配列を極
めて複雑にした一例である。すなわち、透明なアクリル
樹脂板(厚み5mm)からなる縦1m、横2mの支持枠2
1の裏面の縦875mm、横1625mmの範囲に同じく透
明なアクリル樹脂板(厚み3mm)からなる縦方向の突起
22および横方向の突起23を隔壁状に突設することに
より、上記の小形舗装ブロックA、中形舗装ブロックB
および大型舗装ブロックCにそれぞれ対応する小形区画
a、中形区画bおよび大型区画cがモザイク模様状に、
かつ輪郭線が中心点Pに対して点対称となるように形成
される。そして、上記支持枠21の表面には左右一対の
把手24が固定される。
【0015】上記の敷設用治具20を使用し、前記のサ
ンドクッション層17の上に図5に示すように配列パタ
ーンを描いた。すなわち、図3の突起22、23の配列
パターンを転写することにより、図5の左上の隅に実線
で示す単位パターン31を縦長に描き、その右側および
下側に隣接して上記の単位パターン31をそれぞれ縦長
に描き、更にその右側および下側に隣接して上記の単位
パターン31をそれぞれ縦長または横長にに描いた。た
だし、最初の単位パターン31を除き、他の単位パター
ン31は、その外側輪郭線32のみが鎖線で示されてい
る。
【0016】そして、上記のように単位パターン31の
転写を繰返して配列パターンをサンドクッション層17
上に描いた後、この描かれた配列パターンにしたがって
3種の舗装ブロックA、B、Cを一端から順に配列し
た。この実施例は、配列パターンが極めて複雑であるに
もかかわらず、配列パターンがサンドクッション層17
上に描かれているため、配列パターンが単なる千鳥状の
場合と同じ程度の速さで、しかも間違いなく配列するこ
とができた。
【0017】
【発明の効果】上記のとおり、請求項1に記載された発
明は、敷設用治具を使用してサンドクッション層上に舗
装用治具の配列パターンを描き、この配列パターンにし
たがって舗装ブロックを配列する舗装ブロックの敷設方
法であるから、配列パターンの最小繰返し単位が形状の
異なる2種以上の舗装ブロックの多数個によって複雑に
形成されている場合であっても、その配列を容易に、か
つ正確に能率的に行うことができる。そして、上記の舗
装用治具は、透視可能な支持枠の下面に突起を上記の配
列パターンにしたがって固定したものであるから、先に
描いた配列パターンに隣接する位置に舗装用治具を正確
に置くことができる。
【0018】また、請求項2に記載された発明は、格子
または透明板等からなる透視可能な平板状の支持枠の下
面に突起を、舗装ブロックを敷設するためにあらかじめ
設定されている配列パターンにしたがって固定したこと
を特徴とする舗装ブロックの敷設用治具であるから、上
記の請求項1に記載された発明に使用して舗装ブロック
を能率的に、かつ正確に敷設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の工程説明図である。
【図2】使用する舗装ブロックの平面図である。
【図3】他の実施例の敷設用治具の一部を破断した平面
図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3の敷設用治具の単位パターンの繰返しから
なる配列パターンである。
【符号の説明】
10、20:敷設用治具 11、21:支持枠 12、13、14、15、22、23:隔壁状の突起 16:地盤 17:サンドクッション層 17a:配列パターンを形成する溝 24:把手 31:単位パターン 32:単位パターンの外側輪郭線 A:小形舗装ブロック B:中形舗装ブロック C:大型舗装ブロック a:小形区画 b:中形区画 c:大形区画

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンドクッション層上に舗装ブロックを
    所定の配列パターンにしたがって敷設する舗装ブロック
    の敷設方法において、格子または透明板等からなる透視
    可能な平板状の支持枠の下面に突起が上記の配列パター
    ンにしたがって固定されている敷設用治具を上記のサン
    ドクッション層上に押圧して上記の突起下端でサンドク
    ッション層に上記の配列パターンを描き、次いで敷設用
    治具を除去したのちサンドクッション層上に描かれた配
    列パターンにしたがって舗装ブロックを配列することを
    特徴とする舗装ブロックの敷設方法。
  2. 【請求項2】 格子または透明板等からなる透視可能な
    平板状の支持枠の下面に突起を、舗装ブロックを敷設す
    るためにあらかじめ設定されている配列パターンにした
    がって固定したことを特徴とする舗装ブロックの敷設用
    治具。
JP35179592A 1992-12-07 1992-12-07 舗装ブロックの敷設方法および敷設用治具 Expired - Lifetime JPH0711122B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007154530A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Toyo Sekizai Kk 敷石の敷設法
JP2007247330A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Taisei Rotec Corp ブロック舗装体及びブロック舗装体の施工方法

Cited By (3)

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JP4690919B2 (ja) * 2006-03-17 2011-06-01 大成ロテック株式会社 ブロック舗装体及びブロック舗装体の施工方法

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