JPH06171513A - 列車運行管理装置 - Google Patents

列車運行管理装置

Info

Publication number
JPH06171513A
JPH06171513A JP4327020A JP32702092A JPH06171513A JP H06171513 A JPH06171513 A JP H06171513A JP 4327020 A JP4327020 A JP 4327020A JP 32702092 A JP32702092 A JP 32702092A JP H06171513 A JPH06171513 A JP H06171513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
train
station
time
departure
speed control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4327020A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Watanabe
辺 淳 一 渡
Takeshi Iriuchijima
健 入内島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4327020A priority Critical patent/JPH06171513A/ja
Publication of JPH06171513A publication Critical patent/JPH06171513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 先行列車の当該駅停車時間が計画値より延び
た場合及び続行列車の前駅出発以降に先行列車の遅延に
ついての情報が得られた場合も、発着時隔を低減できる
運行管理装置を提供する。 【構成】 出発時刻入力部14を備えた当該駅及び前駅
との間に場内信号機及び続行列車位置検出器等を備えた
鉄道において、先行列車の予想出発時刻と検出した列車
の運行時刻に対して最適列車速度制御のパラメータ表作
成部11と、これにパラメータ表格納部12を接続し、
続行列車位置検出器による列車運行実績検出部13と、
当該駅1による先行列車3の予想出発時刻入力部14
と、パラメータ表格納部1に制御パラメータ読み出し部
15を接続し、制御パラメータ読み出し部15に列車の
速度制御する速度制御出力部16を接続したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道列車の列車運行管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道列車の列車運行管理手段
は、列車追突防止のために、1信号機内に1列車の配置
を原則として運行管理されており、さらに、誤って、1
信号機内に2列車の配置をすると、直ちに、ATS(列
車自動停止装置)が作動して列車の運行を強制的に停止
して列車運行の安全性を確保している。
【0003】既に提案されているこの種の鉄道列車の列
車運行管理装置は、図16及び図17に示されるように
構成されている。
【0004】即ち、図16及び図17において、鉄道列
車における当該駅1及び前駅2との間には、先行列車3
の時間間隔を表示する間隔表示器8及び場内信号機9が
設置されており、この当該駅1及び前駅2の間には、先
行列車3と続行列車4が運行するように配置されてい
る。
【0005】このような鉄道列車の列車運行管理手段
は、図17の列車ダイヤ(列車の時隔表)に示されるよ
うに運行管理されている。
【0006】即ち、最近のように輸送量が大きく列車の
高密度の運行が求められている鉄道路線では、列車相互
の時間間隔(時隔ともいう)5を小さくすることが重要
な課題とされている。最小時隔は多くの場合、駅で制限
されるので、時隔から駅での停車時間6を減じた発着時
隔7、つまり、先行列車3の出発から続行列車4の到着
までの時間を小さくするのが有効である。
【0007】一般に、続行列車4が駅の場内信号機9の
手前で一旦停止すると、発着時隔7は最小値より長くな
ることが知られている。
【0008】即ち、図16に示される間隔表示器8によ
る出発抑止について説明する。
【0009】ある駅を当該駅1としたとき、場内信号機
9の手前で一旦停止を防いで列車の発着時隔7を低減す
る手段として、従来、当該駅1の前駅2で続行列車4の
出発を抑止する手段が知られている。これは、前駅1に
先行列車3の出発からの経過時間を表示する時隔表示器
8が列車運行計画(時刻表)より遅延しても続行列車4
の出発も同じ時間遅らせて前駅2の出発時点で計画上の
時隔を維持することで、当該駅1の場内信号機9での一
旦停止を防止しようとする手段である。
【0010】又一方、先行列車3の前駅2の出発以降の
情報を用いて行う手段も試みられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た鉄道列車の列車運行管理装置(出発抑止方式)におい
て、出発抑止の必要なほど輸送量の大きい路線では、停
車時間が計画値より延び、先行列車3の当該駅1の出発
が前駅2での遅延量以上に遅れる場合がしばしばある。
この当該駅1の遅延と前駅2の遅延に対する増分が大き
いと、時隔表示器8による出発抑止を行っても、続行列
車が当該駅1の場内信号機9の手前で一旦停止すること
を余儀無くされ、発着時隔7を低減するという目的が達
成できないばかりでなく、先行列車3が当該駅1の場内
信号機9の手前での一旦停止は、乗客に乗り心地を損な
うばかりでなく、再出発時に多くの消費電力を使用する
等の問題がある。
【0012】又一方、先行列車3の前駅2の出発以降の
情報を用いて出発抑止を行う方式でも、続行列車4が前
駅2を出発した後は制御することができず、一旦停止を
防いで発着時隔7を最小値に近付けられないという問題
がある。
【0013】本発明は、上述した問題を解決するため
に、先行列車の当該駅停車時間が計画値より延びた場合
及び続行列車の前駅出発以降に先行列車の遅延について
の情報が得られる場合でも、発着時隔を低減できるよう
にした鉄道列車の列車運行管理装置を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、出発時刻入力
部を備えた当該駅及び前駅との間に場内信号機及び続行
列車位置検出器等を備えた鉄道において、先行列車の予
想出発時刻と検出した列車の運行時刻に対して最適列車
速度制御パラメータを求める表を予め作成するパラメー
タ表作成部と、このパラメータ表作成部に上記最適列車
速度制御パラメータを格納するパラメータ表格納部を接
続し、上記続行列車位置検出器による運用時の列車の運
行実績検出する列車運行実績検出部と、上記当該駅によ
る先行列車の予想出発時刻を入力する出発時刻入力部
と、上記パラメータ表格納部にパラメータ表から上記最
適列車速度制御パラメータを読み出す制御パラメータ読
み出し部を接続し、この制御パラメータ読み出し部にこ
れにしたがって列車の速度制御する速度制御出力部を接
続したものである。
【0015】さらに、他の発明は、上述した装置におい
て、出発時刻入力部に代えて先行列車の予想停車時間を
入力する停車時間入力部と、この停車時間入力部に入力
された停車時間と検出した先行列車の到着時刻から予想
出発時刻を計算する出発時刻計算部を接続したものであ
る。
【0016】
【作用】本発明は、発着時隔を短縮しする制御を続行列
車の前駅出発以降に行えるように続行列車の前駅と当該
駅間の走行中に速度を制御するために、パラメータ表作
成部で予め最適パラメータの表を作成して上記パラメー
タ表格納部に格納し、列車運行実績検出部で列車の運行
実績を検出し、出発時刻入力部で先行列車の当該駅予想
出発時刻の入力を受け、それぞれ制御パラメータ読み出
し部へ送信し、ここで運行実績と出発時刻にしたがって
上記パラメータ表格納部から速度制御の最適パラメータ
を読み出し、これを速度制御部へ送信し、この速度制御
部で速度制御のための制御出力を行い、上記パラメータ
表作成部で予め作成した最適の表から、出発時刻入力部
と列車運行実績検出部から得られる情報を用いて、制御
パラメータを読出し部で最適パラメータを読み出し、速
度制御出力部で最適速度制御を行って、当該駅における
発着時隔を低減するものである。
【0017】さらに、他の発明は、発着時隔を短縮しす
る制御を続行列車の前駅出発以降に行えるように続行列
車の前駅と当該駅間の走行中に速度を制御するために、
パラメータ表作成部で予め最適パラメータの表を作成し
て上記パラメータ表格納部に格納し、停車時刻入力部で
先行列車の当該駅予想出発時刻の入力を受け、これを出
発時刻計算部へ送信し、この出発時刻計算部で列車の運
行実績を検出し、それぞれの制御パラメータ読出し部へ
送信し、ここで運行実績と出発時刻にしたがって上記パ
ラメータ表格納部から速度制御の最適パラメータを読み
出し、速度制御出力部へ送信し、この速度制御出力部で
速度制御のための制御出力を行い、上記パラメータ表作
成部で予め作成した最適の表から、停止時刻入力部から
の入力にしたがって出発時刻計算部が計算した情報と列
車運行実績検出部から得られる情報を用いて、制御パラ
メータ読み出し部で最適パラメータを読み出し、速度制
御出力部で最適速度制御を行って、当該駅における発着
時隔を低減するものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図示の各実施例について説明
する。
【0019】1.本発明の第1実施例(地上側に設置さ
れた鉄道列車の列車運行管理装置) 図1乃至図7において、符号1、2は、鉄道列車におけ
る当該駅及び前駅であって、この当該駅1には、出発時
刻入力部14が設置されており、この当該駅1及び前駅
2との間には、先行列車3と続行列車4が運行するよう
に配置されている。又、上記当該駅1及び前駅2との間
には、場内信号機9、続行列車位置検出器(続行列車通
過検出器)21及び最適接近速度表示器22が設けられ
ており、上記当該駅1に先行列車3がおり、上記場内信
号機9が停止現示のときに、上記最適接近速度表示器2
2は速度を表示して、当該駅接近時の速度を路線の標準
運転曲線における速度よりも低い値に下げることを上記
続行列車4の運転士へ指示し、発着時隔7を低減してい
る(図16参照)。
【0020】他方、上記出発時刻入力部14を備えた当
該駅1及び前駅2との間に場内信号機9及び続行列車位
置検出器21等を備えた鉄道において、上記先行列車3
の予想出発時刻と検出した列車の運行時刻に対して最適
列車速度制御パラメータを求める表を予め作成するパラ
メータ表作成部11は上記最適列車速度制御パラメータ
を格納するパラメータ表格納部12に接続されており、
上記続行列車位置検出器21による運用時の列車の運行
実績検出する列車運行実績検出部13と上記当該駅1に
よる先行列車3の予想出発時刻を入力する出発時刻入力
部14には、制御パラメータ読み出し部15が上記パラ
メータ表格納部12のパラメータ表から上記最適列車速
度制御パラメータを読み出すように接続されている。
又、この制御パラメータ読み出し部15には、速度制御
出力部16が制御パラメータ読み出し部15にしたがっ
て列車の速度制御するように接続されている。
【0021】以下、本発明の作用について説明する。
【0022】図4は、本発明の速度制御の流れ(フロー
チャート)を示すものである。
【0023】即ち、上記先行列車3の予想出発時刻と検
出した列車の運行時刻に対して最適列車速度制御パラメ
ータを求める表を予め作成するパラメータ表作成部11
におけるステップp1 の最適接近速度表作成は、標準運
転曲線による最適接近速度表示器22の通過時の速度以
下の範囲で指示可能なすべての速度の値(1km/h刻み
乃至1km/h刻み)について、減速曲線を計算し、上記
発着時隔7が最小になる先行列車3の当該駅1の出発時
刻を計画出発時刻からの遅延として求める。
【0024】これに対して、そのときの速度の値を上記
パラメータ表格納部12に予め格納する。このパラメー
タ表のデータは、車両性能、線路の勾配、線路の曲線、
制限速度、信号機配置等によって決定され、予め計算し
て入力しておけばよい。
【0025】又、図4における本発明の速度制御の流れ
(フローチャート)のステップP2〜P9 は、日常運用
における繰り返し動作を示したものである。さらに、上
記出発時刻入力部14には、当該駅1に停車中の先行列
車3の予想出発時刻を与えておくものとする。
【0026】この予想出発時刻としては、例えば、先行
列車3の当該駅1の到着時刻に下記のいずれかを加算し
たものを与える。
【0027】即ち、1. 過去3列車の平均停車時間 2. 先行列車3と同種(始発駅、終着駅、各停車駅/
急行が同じ)の過去3列車の平均停車時間 3. 過去10分間の列車の平均停車時間 4. 過去10分間の同種の列車の平均停車時間 5. 前週の同じ曜日のその時刻の前後各10分間の列
車の平均停車時間 6. 前週の同じ曜日のその時刻の前後各10分間の同
種の列車の平均停車時間 である。
【0028】図4における速度制御の流れ(フローチャ
ート)のステップP3 では、上記続行列車位置検出器2
1が続行列車4を検出すると、ステップP4 では、出発
時刻入力部14から与えられている予想出発時刻(=到
着時刻+所定停車時間)を読取り、ステップP5 では、
制御パラメータ読み出し部15が上記パラメータ表格納
部12から最適接近速度の値を読み出し、ステップP6
では、最適接近速度が標準運転曲線上の値より低けれ
ば、ステップP7 で最適接近速度表示器22に表示す
る。さらに、ステップP8 では、この表示された最適接
近速度に従って運転士がステップP9 の列車の速度制御
を行う。
【0029】次に、図5は上記運転士の操作の流れ(フ
ローチャート)を示すものである。
【0030】即ち、ステップD1 では、最適接近速度表
示器22までは標準運転曲線に従って運転する。次に、
ステップD2 では、最適接近速度表示器22に速度が表
示されている場合には、ステップD3 で指示接近速度ま
で減速する。さらに、ステップD4 では惰行し、ステッ
プD5 で場内信号機9に従って減速し、ステップD6で
は、場内信号機9の外方に停車する。又、ステップD7
では、ステップD3 〜D6 の間の先行列車3が出発して
当該駅1に進入可能となるを監視し、ステップD8 で
は、標準運転曲線の速度まで再力行してステップD9 に
復帰する。
【0031】なお、ステップD2 で最適接近速度表示器
22に速度が表示されていない場合には、そのままステ
ップD9 に進むことになる。又、このステップD9 では
標準運転曲線に従って運転して、ステップD10で当該駅
1に到着する。
【0032】次に、図6(A)(B)の速度制御のグラ
フは、速度制御の流れにおけるステップP1 の計算例を
示したものであり、図7の表は、このときのパラメータ
表作成部12に格納される表を例示したものである。
【0033】即ち、接近速度の値40、30、20、1
0km/hについて、図6(A)の速度制御のグラフで
は、最適接近速度表示器22からの距離G1 に対して続
行列車4の速度G2 を示しており、図6(B)では、先
行列車3の当該駅1の停車時間超過分G3 に対して発着
時隔7を示している。
【0034】次に、図6(A)の速度制御のグラフ曲線
S1 、S2 、S3 、S4 は、図6(B)とそれぞれに対
応している。即ち、図6(A)は場内信号機9が停止現
示のままであった場合に、続行列車4がその外方に停止
するまでの減速曲線を示している。
【0035】従って、先行列車3が出発して場内信号機
9の内方に進入できるようになった時点で、続行列車4
は再力行に移り、標準運転曲線に従った運転へ復帰す
る。図6(A)では、続行列車4の速度G2 の惰行部分
が30km/hの(グラフ曲線S2 の場合)を例にとって
上記図4のステップP1 とP5 の処理を説明する。
【0036】即ち、発着時隔7が最小値57.8秒にな
るのは、先行列車3の停車時間超過分G3 が21秒のと
きである。又、続行列車4は最適接近速度表示器22を
通過後、30km/hまで減速し、惰行した後、場内信号
機9の外方に停止するように再減速する。次に、その具
体的な運転の例を3つ示す。
【0037】1. 先行列車3の当該駅1の出発が計画
通り、つまり、先行列車3の停車時間超過分G3 が0秒
の場合、最適接近速度表示器22は速度表示せず、続行
列車4は標準運転曲線通り走行して当該駅1に到着す
る。このときの発着時隔7は71.3秒である。
【0038】2. 先行列車3の当該駅1の出発が計画
から29秒遅れる、つまり、先行列車3の停車時間超過
分G3 が29秒以上の場合、続行列車4は場内信号機9
の手前で一旦停止し、この場内信号機9が停止現示から
上位現示に展開した後、再力行し、その後、標準運転曲
線通り走行して当該駅1に到着する。このときの発着時
隔7は61.8秒である。
【0039】3. 先行列車3の当該駅1の出発が計画
から21秒遅れる、つまり、先行列車3の停車時間超過
分G3 が21秒以上の場合、続行列車4は30km/hま
で減速し、場内信号機9へ向けて惰行中、再減速に入る
前に場内信号機9が停止現示から上位現示に展開して再
力行し、その後、標準運転曲線通り走行して当該駅1に
到着する。このときの発着時隔7は57.8秒である。
【0040】このように、先行列車3の当該駅1の予想
出発時刻の入力値が変動しても、上記3例に示されるよ
うに、最小の発着時隔7で運転できるように進めるた
め、図4のステップP1 では接近速度を変えても、発着
時隔7が最小になる先行列車3の当該駅1の停車時間超
過分を求め、その結果をパラメータ表格納部12に表と
して格納し、図4のステップP5 では、出発時刻入力部
14に入力された予想出発時刻に従って制御パラメータ
読み出し部15が表を逆に引いて発着時隔7が最小にな
る接近速度を最適接近速度表示器22に表示できる。
【0041】即ち、例えば、先行列車3の出発遅延を2
0〜30秒と予測したとき、図7の表から惰行部分30
km/hのパターンを指示ものとする。又、先行列車3の
当該駅1の出発時刻の予想が外れても、先行列車3の停
車時間超過分が13秒から28秒の範囲ならば、一旦停
止の場合よりも発着時隔7を短くすることができる。
【0042】2.本発明の第2実施例(列車側に設置さ
れた鉄道列車の列車運行管理装置) この第2実施例は、図1、図8乃至図11において、列
車運行実績検出部13として続行列車位置検出器21を
使用し、速度制御出力部16として速度制御パラメータ
送信器23及び速度制御パラメータ受信器24を使用
し、さらに、出発時刻入力部14は当該駅1に設置され
ている。
【0043】又、当該駅1に先行列車3がおり、場内信
号機9が停止現示の場合に速度制御パラメータ送信器2
3から速度制御パラメータ受信器24へ速度制御パラメ
ータを送信し、続行列車4が自動的に速度制御を行うこ
とで発着時隔7を低減している。
【0044】以下、本発明の第2実施例の作用について
説明する。
【0045】図9は、本発明の第2実施例の速度制御の
流れ(フローチャート)を示すものである。
【0046】即ち、図9におけるステップp11の最適接
近速度制御表作成は、速度v(t)が速度制御開始時点
からの経過時間tの関数として、 v(t)=v0 +at+bt2 …………………(1) で表し、ある時間T後に v(T)=0 となり、この
ときの続行列車4の位置が場内信号機9の外方へ一旦停
止位置となるような標準運転曲線以下の速度の範囲の減
速パターンを用いる。この条件を満たす範囲の正のT
(1秒刻み乃至10秒刻み)について、上記発着時隔7
が最小になる先行列車3の当該駅1の出発時刻を計画出
発時刻からの遅延として求める。
【0047】これに対して、そのときの速度の値a,b
を上記パラメータ表格納部12に予め格納する。このパ
ラメータ表のデータは、車両性能、線路の勾配、線路の
曲線、制限速度、信号機配置等が変化したときに行う。
又、図9における本発明の第2実施例の速度制御の流れ
(フローチャート)のステップP2 〜P9 は、日常運用
における繰り返し動作を示したものである。さらに、上
記出発時刻入力部14には、当該駅1に停車中の先行列
車3の予想出発時刻を与えておくものとする。
【0048】この予想出発時刻としては、例えば、先行
列車3の当該駅1の到着時刻に下記のいずれかを加算し
たものを与える。
【0049】即ち、1. 過去3列車の平均停車時間 2. 先行列車3と同種(始発駅、終着駅、各停車駅/
急行が同じ)の過去3列車の平均停車時間 3. 過去10分間の列車の平均停車時間 4. 過去10分間の同種の列車の平均停車時間 5. 前週の同じ曜日のその時刻の前後各10分間の列
車の平均停車時間 6. 前週の同じ曜日のその時刻の前後各10分間の同
種の列車の平均停車時間 である。
【0050】次に、図9における速度制御の流れ(フロ
ーチャート)のステップP3 では、上記続行列車位置検
出器21が続行列車4を検出すると、ステップP4 で
は、出発時刻入力部14から与えられている予想出発時
刻(=到着時刻+所定停車時間)を読取り、ステップP
12では、制御パラメータ読み出し部15が上記パラメー
タ表格納部12から最適制御パラメータa、bの値を読
み出し、ステップP13では、標準運転曲線を下回る減速
曲線であれば、ステップP14で速度制御パラメータ送信
器23から速度制御パラメータ受信器24へ速度制御パ
ラメータの値を送信する。さらに、ステップP15では、
続行列車4は速度制御パラメータに従って自動的に運転
士がステップP9 の列車の速度制御を行う。
【0051】次に、図10(A)(B)の速度制御のグ
ラフは、速度制御の流れにおけるステップP1 の計算例
を示したものであり、図11の表は、このときのパラメ
ータ表作成部12に格納される表の例を示したものであ
る。
【0052】即ち、図10(A)の速度制御のグラフで
は、速度制御開始位置からの距離G1 に対して続行列車
4の速度G2 を示しており、図10(B)では、先行列
車3の当該駅1の出発時刻の停車時間超過分G3 に対し
て発着時隔7を示している。
【0053】次に、図10(A)の速度制御の各グラフ
曲線S1 、S2 、S3 は、図11(B)でそれぞれ対応
している。即ち、図10(A)では、場内信号機9が停
止現示のままであった場合に、続行列車4がその外方に
停止するまでの減速曲線を示している。
【0054】従って、先行列車3が出発して場内信号機
9の内方に進入できるようになった時点で、続行列車4
は再力行に移り、標準運転曲線に従った運転へ復帰す
る。図10(A)の実線S1 の場合の事例をとって、図
9のステップP11とP12の処理を説明する。
【0055】即ち、発着時隔7が最小値58.5秒にな
るのは、先行列車3の停車時間超過分G3 が21秒のと
きである。又、続行列車4は続行列車位置検出器21の
通過後、速度制御パラメータ受信器24が速度制御パラ
メータ送信器23から速度制御パラメータを受信する
と、図10(A)の実線S1 に示されるように、30km
/hまで減速し、惰行した後、場内信号機9の外方に停
止するように減速する。
【0056】その具体的な運転の例を3つ示す。
【0057】1. 先行列車3の当該駅1の出発が計画
通り、つまり、先行列車3の停車時間超過分G3 が0秒
の場合、速度制御パラメータ送信器23は速度制御パラ
メータを送信せず、続行列車4は標準運転曲線通り走行
して当該駅1に到着する。このときの発着時隔7は7
1.3秒である。
【0058】2. 先行列車3の当該駅1の出発が計画
から30秒遅れる、つまり、先行列車3の停車時間超過
分G3 が30秒以上の場合、続行列車4は場内信号機9
の手前で一旦停止し、この場内信号機9が停止現示から
上位現示に展開した後、再力行し、その後、標準運転曲
線通り走行して当該駅1に到着する。このときの発着時
隔7は61.8秒である。
【0059】3. 先行列車3の当該駅1の出発が計画
から21秒遅れる、つまり、先行列車3の停車時間超過
分G3 が21秒の場合、続行列車4は場内信号機9へ向
けて減速中、場内信号機9が停止現示から上位現示に展
開して再力行し、その後、標準運転曲線通り走行して当
該駅1に到着する。このときの発着時隔7は最小値の5
8.5秒である。
【0060】このように、先行列車3の当該駅1の予想
出発時刻の入力値が変動しても、上記3例に示されるよ
うに、最小の発着時隔7で運転できるようにするため、
図9のステップP11では、上記式(1)の制御パラメー
タa、bを変えて発着時隔7が最小になる先行列車3の
当該駅1の停車時間超過分を求め、その結果をパラメー
タ表格納部12に表して格納し、図9のステップP12で
は出発時刻入力部14に入力された予想出発時刻に従っ
て制御パラメータ読み出し部15が表を逆に引いて発着
時隔7が最小になるように接近速度を速度制御パラメー
タ送信器23から送信できるようにしている。例えば、
先行列車3の出発遅延を35〜45秒と予測したとき、
図11の表に基づき、a=−0.384m/s、b=−
0.003m/sというパラメータを送信する。
【0061】又一方、先行列車3の当該駅1の出発時刻
の予想が外れても、停車時間超過分が13秒から28秒
の範囲ならば、一旦停止の場合よりは発着時隔を短縮す
ることができる。
【0062】このように本発明の第2実施例は、第1実
施例に比較して、予想が的中したときの発着時隔7は大
きいけれども、この発着時隔7が一旦停止の場合より小
さくなる出発時刻の範囲がより広いのが特徴である。
【0063】3.本発明の第3実施例(地上側に設置さ
れた鉄道列車の列車運行管理装置) 第3実施例は、地上側に設置された列車の列車運行管理
装置の他の発明であって、図2、図12及び図13にお
いて、当該駅1には、停車時間刻入力部17が設置され
ており、この当該駅1及び前駅2との間には、先行列車
3と続行列車4が運行するように配置されている。又、
上記当該駅1及び前駅2との間には、場内信号機9、続
行列車位置検出器(続行列車通過検出器)21、最適接
近速度表示器22及び先行列車到着検出器25が設けら
れており、上記当該駅1に先行列車3がおり、上記場内
信号機9が停止現示のときに、上記最適接近速度表示器
22は速度を表示して、上記当該駅1接近時の速度を路
線の標準運転曲線における速度よりも低い値に下げるこ
とを上記続行列車4の運転士へ指示し、発着時隔7を低
減している。
【0064】他方、図2において、上記先行列車3の予
想出発時刻と検出した列車の運行時刻に対して最適列車
速度制御パラメータを求める表を予め作成するパラメー
タ表作成部11は上記最適列車速度制御パラメータを格
納するパラメータ表格納部12に接続されており、上記
続行列車位置検出器21による運用時の列車の運行実績
検出する列車運行実績検出部13と上記当該駅1による
先行列車3の予想停車時刻を入力する停車時間刻入力部
17には、制御パラメータ読み出し部15が出発時刻計
算部18を介して上記パラメータ表格納部12のパラメ
ータ表から上記最適列車速度制御パラメータを読み出す
ように接続されている。又、この制御パラメータ読み出
し部15には、速度制御出力部16が制御パラメータ読
み出し部15にしたがって列車の速度制御するように接
続されている。
【0065】従って、上述したように、上記当該駅1に
先行列車3がおり、場内信号機9が停止現示の場合に
は、上記最適接近速度表示器22に速度を示して、上記
当該駅1に接近時の速度を路線の標準曲線における速度
よりも低い値に下げることを続行列車4の運転士へ指示
し、発着時隔7を低減している。
【0066】図13は、他の発明の(第3実施例)速度
制御の流れ(フローチャート)を示すものである。
【0067】即ち、上記先行列車3の予想出発時刻と検
出した列車の運行時刻に対して最適列車速度制御パラメ
ータを求める表を予め作成するパラメータ表作成部11
におけるステップp1 の最適接近速度表作成は、図4に
示される発明の(第1実施例)速度制御の流れ(フロー
チャート)と同じである。
【0068】第3実施例の図13における速度制御の流
れ(フローチャート)のステップP2 〜P9 は、日常運
用における繰り返し動作を示したものである。さらに、
上記停車時間刻入力部17には、当該駅1に停車中の先
行列車3の予想出発時刻を与えておくものとする。この
予想出発時刻としては、例えば、先行列車3の当該駅1
の到着時刻に下記のいずれかを加算したものを与える。
【0069】即ち、1. 過去3列車の平均停車時間 2. 先行列車3と同種(始発駅、終着駅、各停車駅/
急行が同じ)の過去3列車の平均停車時間 3. 過去10分間の列車の平均停車時間 4. 過去10分間の同種の列車の平均停車時間 5. 前週の同じ曜日のその時刻の前後各10分間の列
車の平均停車時間 6. 前週の同じ曜日のその時刻の前後各10分間の同
種の列車の平均停車時間 である。
【0070】さらに、図13における速度制御の流れ
(フローチャート)のステップP21では、上記先行列車
3の当該駅1の到着を検出すると、ステップP22で停車
時間入力部17から与えられている予想停車時間を読み
取り、ステップP23で予想時間を計算して制御パラメー
タ読み出し部15へ送信する。さらに、ステップP3 で
続行列車位置検出器21で続行列車4を検出すると、ス
テップP5 で制御パラメータ読み出し部15が上記パラ
メータ表格納部12のパラメータ表から上記最適列車速
度制御パラメータを読み出し、ステップP6 で最適接近
速度が標準運転曲線上の値より低ければ、ステップP7
で最適接近速度表示器22に表示する。さらに、ステッ
プP8 では、この表示された最適接近速度に従って運転
士がステップP9 の列車の速度制御を行う。
【0071】なお、運転士の操作の流れは、図5に示さ
れるように行われる。
【0072】4.本発明の第4実施例(列車側に設置さ
れた鉄道列車の列車運行管理装置) 第4実施例は列車側に設置された列車の列車運行管理装
置である。
【0073】この第4実施例は、図2、図14及び図1
5において、列車運行実績検出部13として続行列車位
置検出器21と先行列車位置検出器(先行列車到着検出
器)25を使用し、速度制御出力部16として速度制御
パラメータ送信器23及び速度制御パラメータ受信器2
4を使用し、さらに、停車時間入力部17は当該駅1に
設置されている。
【0074】又、当該駅1に先行列車3がおり、場内信
号機9が停止現示の場合に速度制御パラメータ送信器2
3から速度制御パラメータ受信器24へ速度制御パラメ
ータを送信し、続行列車4が自動的に速度制御を行うこ
とで発着時隔7を低減している。
【0075】以下、第4実施例の作用について説明す
る。図15は、第4実施例の速度制御の流れ(フローチ
ャート)を示すものである。
【0076】即ち、上記先行列車3の予想出発時刻と検
出した列車の運行時刻に対して最適列車速度制御パラメ
ータを求める表を予め作成するパラメータ表作成部11
におけるステップp11の最適接近速度表作成では、図2
に示される発明の(第2実施例)速度制御の流れ(フロ
ーチャート)と同じである。
【0077】さらに、第4実施例における図15の速度
制御の流れ(フローチャート)のステップP2 〜P9
は、日常運用における繰り返し動作を示したものであ
る。さらに又、上記停車時間入力部17には、当該駅1
に停車中の先行列車3の予想出発時刻を与えておくもの
とする。この予想出発時刻としては、例えば、先行列車
3の当該駅1の到着時刻に下記のいずれかを加算したも
のを与える。
【0078】即ち、1. 過去3列車の平均停車時間 2. 先行列車3と同種(始発駅、終着駅、各停車駅/
急行が同じ)の過去3列車の平均停車時間 3. 過去10分間の列車の平均停車時間 4. 過去10分間の同種の列車の平均停車時間 5. 前週の同じ曜日のその時刻の前後各10分間の列
車の平均停車時間 6. 前週の同じ曜日のその時刻の前後各10分間の同
種の列車の平均停車時間 である。
【0079】図15における速度制御の流れ(フローチ
ャート)のステップP22では、上記停車時間入力部17
から与えられている予想停車時間を読み取り、ステップ
P23では、予想出発時刻を計算して制御パラメータ読み
出し部15へ送信する。さらに、ステップP3 では、続
行列車位置検出器21が続行列車4を検出すると、ステ
ップP12では、制御パラメータ読み出し部15が上記パ
ラメータ表格納部12から最適制御パラメータa、bの
値を読み出し、ステップP13では、標準運転曲線を下回
る減速曲線であれば、ステップP14で速度制御パラメー
タ送信器23から速度制御パラメータ受信器24へ速度
制御パラメータの値を送信する。さらに、ステップP15
では、続行列車4は速度制御パラメータに従って自動的
に運転士がステップP9 の列車の速度制御を行う。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、先行列車の
予想出発時刻と検出した列車の運行時刻に対して最適列
車速度制御パラメータを求める表を予め作成するパラメ
ータ表作成部と、このパラメータ表作成部に上記最適列
車速度制御パラメータを格納するパラメータ表格納部を
接続し、上記続行列車位置検出器による運用時の列車の
運行実績検出する列車運行実績検出部と、上記当該駅に
よる先行列車の予想出発時刻を入力する出発時刻入力部
と、上記パラメータ表格納部にパラメータ表から上記最
適列車速度制御パラメータを読み出す制御パラメータ読
み出し部を接続し、この制御パラメータ読み出し部にこ
れにしたがって列車の速度制御する速度制御出力部を接
続してあるので、先行列車の当該駅出発について情報を
用いて続行列車を前駅出発以降に制御することで続行列
車の一旦停止を防止し、発着時隔を低減できるばかりで
なく、続行列車の一旦停止の防止しに伴う乗客の乗り心
地を損わないようにすると共に消費電力の省力化を図る
ことができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の列車運行管理装置のブロック線図。
【図2】本発明の他の列車運行管理装置(第2実施例)
のブロック線図。
【図3】本発明の列車運行管理装置の線図。
【図4】本発明の列車運行管理装置の動作の流れを示す
図。
【図5】本発明の列車運行管理装置により運転者の操作
の流れを示す図。
【図6】本発明の速度制御及び発着時隔と先行列車の停
車時間超過分を示すグラフ。
【図7】本発明の列車運行管理装置のパラメータ表の事
例を示す図表。
【図8】本発明の他の列車運行管理装置(第2実施例)
の線図。
【図9】本発明の他の列車運行管理装置(第2実施例)
の動作の流れを示す図。
【図10】第2実施例の速度制御及び発着時隔と先行列
車の停車時間超過分を示すグラフ。
【図11】本発明の他の列車運行管理装置のパラメータ
表の事例を示す図表。
【図12】本発明の他の列車運行管理装置(第3実施
例)の線図。
【図13】本発明の他の列車運行管理装置(第3実施
例)の動作の流れを示す図。
【図14】本発明の他の列車運行管理装置(第4実施
例)の線図。
【図15】本発明の他の列車運行管理装置(第4実施
例)の動作の流れを示す図。
【図16】従来の出発抑止手段を示す線図。
【図17】列車ダイヤを説明するための図。
【符号の説明】
1 当該駅 2 前駅 3 先行列車 9 場内信号機 11 パラメータ表作成部 12 パラメータ表格納部 13 列車運行実績検出部 14 出発時刻入力部 15 制御パラメータ読み出し部 16 速度制御出力部 21 続行列車位置検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出発時刻入力部を備えた当該駅及び前駅と
    の間に場内信号機及び続行列車位置検出器等を備えた鉄
    道において、先行列車の予想出発時刻と検出した列車の
    運行時刻に対して最適列車速度制御パラメータを求める
    表を予め作成するパラメータ表作成部と、このパラメー
    タ表作成部に接続され上記最適列車速度制御パラメータ
    を格納するパラメータ表格納部と、上記続行列車位置検
    出器による運用時の列車の運行実績検出する列車運行実
    績検出部と、上記当該駅による先行列車の予想出発時刻
    を入力する出発時刻入力部と、上記パラメータ表格納部
    に接続されパラメータ表から上記最適列車速度制御パラ
    メータを読み出す制御パラメータ読み出し部と、この制
    御パラメータ読み出し部に接続されこれにしたがって列
    車の速度制御する速度制御出力部とを備えたことを特徴
    とする列車運行管理装置。
  2. 【請求項2】出発時刻入力部に代えて先行列車の予想停
    車時間を入力する停車時間入力部と、この停車時間入力
    部に接続され入力された停車時間と検出した先行列車の
    到着時刻から予想出発時刻を計算する出発時刻計算部と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の列車運行管
    理装置。
JP4327020A 1992-12-07 1992-12-07 列車運行管理装置 Pending JPH06171513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4327020A JPH06171513A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 列車運行管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4327020A JPH06171513A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 列車運行管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06171513A true JPH06171513A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18194415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4327020A Pending JPH06171513A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 列車運行管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06171513A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8774992B2 (en) 2010-01-18 2014-07-08 Mitsubishi Electric Corporation Operation support device and automatic operation device
US10053122B2 (en) 2014-02-07 2018-08-21 Mitsubishi Electric Corporation Train-running management device
WO2020240862A1 (en) * 2019-05-31 2020-12-03 Hitachi, Ltd. Train control system, train control device, and train control method

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8774992B2 (en) 2010-01-18 2014-07-08 Mitsubishi Electric Corporation Operation support device and automatic operation device
US10053122B2 (en) 2014-02-07 2018-08-21 Mitsubishi Electric Corporation Train-running management device
WO2020240862A1 (en) * 2019-05-31 2020-12-03 Hitachi, Ltd. Train control system, train control device, and train control method
JP2022536059A (ja) * 2019-05-31 2022-08-12 株式会社日立製作所 列車制御システム、列車制御デバイス、および列車制御方法
AU2019447961B2 (en) * 2019-05-31 2023-07-13 Hitachi, Ltd. Train control system, train control device, and train control method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5944229B2 (ja) 列車制御装置
JP3234925B2 (ja) 列車制御装置
US20120197466A1 (en) Operation support device and automatic operation device
US10363948B2 (en) Train control device, train control method and computer program product
JP2010228648A (ja) 踏切制御装置
JP3222700B2 (ja) 列車運行管理システム
JP3300915B2 (ja) 列車制御システム
JP4005541B2 (ja) 列車走行制御システムおよび列車走行制御方法
JPH09315310A (ja) 列車運行管理装置
JPH11255126A (ja) 列車運転制御装置
JPH0976914A (ja) 列車運行制御方法及び装置
JPH06171513A (ja) 列車運行管理装置
JP3525481B2 (ja) 列車制御装置
JP2006006030A (ja) 運転パターン作成装置、車両速度制御装置および車両運転支援装置。
JP4421428B2 (ja) 車両の定位置停止自動制御装置
JP6914203B2 (ja) 運転支援システム
JP2726548B2 (ja) 列車の運行管理装置
JPH11234813A (ja) 列車の自動運転制御装置
JP2002053044A (ja) 自動運転車両の運行制御システム、運行管理装置及び自動運転車両
JP2005280542A (ja) Atc/o装置
JP2002330502A (ja) 車上主体型自動列車制御装置
CN110626391A (zh) 一种乘客信息系统的信息预测方法
JP4025955B2 (ja) 車上主体型自動列車制御装置
JP3270305B2 (ja) 鉄道保安システムにおける信号保安装置
JP2002330501A (ja) 車上主体型自動列車制御装置