JPH0617127Y2 - コロナ放電器 - Google Patents

コロナ放電器

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JPH0617127Y2
JPH0617127Y2 JP1987178360U JP17836087U JPH0617127Y2 JP H0617127 Y2 JPH0617127 Y2 JP H0617127Y2 JP 1987178360 U JP1987178360 U JP 1987178360U JP 17836087 U JP17836087 U JP 17836087U JP H0617127 Y2 JPH0617127 Y2 JP H0617127Y2
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JP
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正美 谷口
清重 亀田
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三田工業株式会社
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6532Removing a copy sheet form a xerographic drum, band or plate
    • G03G15/6535Removing a copy sheet form a xerographic drum, band or plate using electrostatic means, e.g. a separating corona
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T19/00Devices providing for corona discharge

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、静電複写機における剥離用コロナ放電器等に
利用することができるコロナ放電器に関する。
〈従来技術〉 一般に、静電複写機においては、転写域にて回転ドラム
に密着された複写紙の如きシート部材をこの回転ドラム
から剥離するために、剥離用コロナ放電器が広く実用に
供されている。かかる剥離用コロナ放電器は、導電性の
シールドケースとこのシールドケース内に張設されたワ
イヤ線を備えており、ワイヤ線からのコロナ放電がシー
ルドケースの開口を通してシート部材に施されるように
なっている。
かような剥離用コロナ放電器では、更に、シールドケー
スの開口を通してのシート部材の侵入を防止するため
に、上記開口に案内手段が設けられている。そして、案
内手段としてテグス、合成樹脂製フィルム或いは合成樹
脂の成形品等から形成されたものがある。
しかし、従来のコロナ放電器では、上記案内手段に関連
して、次の通りの解決すべき問題が存在する。即ち、案
内手段をテグスから形成した場合には、テグスの張設が
煩雑であり、ワイヤ線が切断した時等にはワイヤ線の張
り換えが煩雑でしかも時間を要し、またワイヤ線のクリ
ーニングも容易でない。また、案内手段を合成樹脂製フ
ィルムから形成した場合には、このフィルムが比較的短
時間に摩損し、短期間の使用で交換しなければならず、
またワイヤ線のクリーニングも容易でない。更に、案内
手段を合成樹脂の成形品から形成した場合には、成形時
の変形(所謂ソリ)によってシールドケース装着時にそ
の一部が上方に浮き上るようになり、かかる浮き上りが
大きいとシート部材が衝突して所要の通り案内されなく
なる。
〈考案の目的〉 本考案は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、上述した問題を解消し、ワイヤ線の張り換え、
清掃が容易で、しかもシート部材の衝突等も防止するこ
とができる、改良されたコロナ放電器を提供することで
ある。
〈考案の要約〉 本考案によれば、底壁及び該底壁の両側端から延びる一
対の側壁を有する導電性のシールドケースと、該シール
ドケース内に張設されたワイヤ線と、シート部材が該シ
ールドケース内に侵入するのを防止するための合成樹脂
によって形成されたガイド体を具備し、 該ガイド体は、該シールドケースの片方の側壁の内側に
位置付けられる内壁部と片方の該側壁の外側に位置付け
られる外壁部を有する取付凹部を備えた取付部と、該取
付部から他方の該側壁まで該シールドケースの開口を横
切って延びる案内腕部を有し、 該取付部の該外壁部内面または片方の該側壁外面に突起
を設け、該取付部の該取付凹部を片方の該側壁に装着し
た状態において、該突起と該片方の該外側壁外面または
該外壁部内面との作用により該外側壁が弾性変形すると
ともに、片方の該側壁の内面と接触する該内壁部を支点
としてガイド体が偏倚することによって、該案内腕部を
他方の該側壁の上縁に圧接せしめる、ことを特徴とする
コロナ放電器が提供される。
〈考案の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本考案に従って構成された
コロナ放電器の一具体例について説明する。
第1図乃至第3図を参照して、図示のコロナ放電体は例
えばアルミニウムの如き金属材料から形成された導電性
のケース2を備えている。図示のケース2は矩形状の底
壁4と底壁4の両側端から実質上垂直に延びる側壁6及
び8を有し、両側壁6及び8間に金属材料から形成され
た導電性の仕切壁10が配設されている。具体例では、
仕切壁10は略L字状であり、その仕切部12が側壁6
及び8間の実質上中央部にてケース2の長手方向に延
び、その取付部14が底壁4の第2図において右部内面
に溶接の如き手段によって固定されている。かく構成さ
れているので、側壁6及び仕切壁10(仕切部12及び
取付部14)によって構成される第2図において右側の
シールドケースが片方のコロナ放電器のシールドケース
として機能し、また側壁8、底壁4の第2図において左
部及び仕切壁10の仕切部12によって構成されるシー
ルドケースが他方のコロナ放電器のシールドケースとし
て機能する。
主として第1図及び第3図を参照して、ケース2の両端
部、詳しくは側壁6及び8間の両端部には、夫々、合成
樹脂材料の如き絶縁性材料から形成された支持部材16
(第1図乃至第3図において片方のみ示す)が装着され
ている。これら支持部材16間には、一対のワイヤ線2
0及び22が張設されている。第2図及び第3図に図示
する通り、片方のワイヤ線20は側壁6と仕切壁10の
仕切部12の間にてこれらに沿って長手方向に延び、そ
の両端部が支持部材16の第2図において右部に所要の
通り固定されている。また、他方のワイヤ線22は側壁
8と仕切壁10の仕切部12の間にてこれらに沿って長
手方向に延び、その両端部が支持部材16の第2図にお
いて左部に所要の通り固定されている。具体例では、ケ
ース2の両端部に、更に、カバー部材24及び26が装
着されている。片方のカバー部材24はケース2の第1
図及び第3図において左端部にて側壁6から他方の側壁
8まで延び、片方の支持部材16を覆っている。また他
方のカバー部材26はケース2の第1図及び第3図にお
いて右端部にて側壁6から他方の側壁8まで延び、他方
の支持部材16(図示せず)を覆っている。
かかるコロナ放電体は、例えば静電複写機における回転
ドラム(図示せず)に対向して転写域に第2図に示す通
りに配設される。従って、容易に理解される如く、側壁
6及び仕切壁10から成るシールドケースと片方のワイ
ヤ線20を含む片方のコロナ放電器は、回転ドラムの感
光体表面に形成されたトナー像を複写紙の如きシート部
材に転写する転写用コロナ放電器と機能し、ワイヤ線2
0からのコロナ放電を側壁6と仕切壁10の仕切部12
間に規定された上面開口を通してシート部材の裏面に施
す。また、側壁8、底壁4の第2図において左部及び仕
切壁10の仕切部12から成るシールドケースと他方の
ワイヤ線22を含む他方のコロナ放電器は、回転ドラム
の感光体表面に密着したシート部材をこの回転ドラムか
ら剥離する剥離用コロナ放電器として機能し、ワイヤ線
22からのコロナ放電を側壁8と仕切壁10の仕切部1
2間に規定された上面開口を通して回転ドラムに密着し
たシート部材の裏面に施す。
コロナ放電体は、第2図において左部のコロナ放電器
(即ち、剥離用コロナ放電器と機能するもの)に関連し
て配設されたガイド体28を備えている。図示のガイド
体28は取付部30と取付部30から延びる複数個(具
体例において6個)の案内腕部32を有し、具体例にお
いて取付部30及び案内腕部32が合成樹脂の一体成形
により形成されている。取付部30は、所定の間隔を置
いて長手方向に延びる外壁部34及び内壁部36を有
し、これら外壁部34及び内壁部36間に取付凹部38
を規定する(特に第2図参照)。この外壁部34には、
その長手方向に間隔を置いて複数個(具体例では3個)
の矩形状の開口40が形成されている。また、外壁部3
4の内面(詳しくは、開口40が形成されている部位間
の部位)には、長手方向に間隔を置いて複数個(具体例
では2個)の略半球状の突起42が一体に設けられてい
る。なお、開口40及び/又は突起42を設ける場合
に、具体例の如く外壁部34の一部を幾分突出せしめ、
かかる突出部に開口40及び突起42を設けるようにし
てもよく、これに代えて、外壁部34の全体を更に幾分
延ばし、かく延ばした所要部位に開口40及び突起42
を設けるようにしてもよい。複数個の案内腕部32は、
取付部30に接続された基部から第2図において右方、
第3図において右上方に延びている。これら案内腕部3
2は、第1図及び第3図に示す如く構成するのが好まし
い。即ち、ガイド体28の長手方向中央部を基準にして
その片側(第1図及び第3図において左部)に位置する
案内腕部32は、自由端部に向けて内方(第1図及び第
3図において右方)に直線状に傾斜し、またガイド体2
8の長手方向中央部を基準にしてその他側(第1図及び
第3図において右部)に位置する案内腕部32は、自由
端部に向けて内方(第1図及び第3図において左方)に
直線状に傾斜しているのが好ましい。これら案内腕部3
2の自由端部は、図示する如く、略球状に丸くなってい
る。
ガイド体28に形成された開口40に対応して、ケース
2の側壁8の外面には、係止突起44が設けられてい
る。かかる係止突起44は、例えばプレス加工によって
側壁8に固着することができる。
上述したガイド体28は、第1図及び第2図に示す通り
に着脱自在に装着される。即ち、ガイド体28の取付部
30に規定された取付凹部38とケース2の側壁8を整
合せしめた後上記ガイド体28の取付部30を下方に押
圧する。かくすると、外側に位置する外壁部34と内側
に位置する内壁部36間にこの側壁8の上端部が挿入さ
れ、かくしてガイド体28がケース2に着脱自在に装着
される。かかる装着状態においては、第1図に示す如
く、取付部30に形成された開口40内に側壁8に設け
られた対応する係止突起44が位置付けられ、かくして
ガイド体28の側壁8に対する上下方向及び長手方向の
移動が拘束され、ガイド体28の側壁8からの離脱が防
止される。また、上記装着状態においては、第1図及び
第2図に示す如く、案内腕部32の各々は、夫々、剥離
用コロナ放電器として機能するコロナ放電器におけるシ
ールドケースの片方の側壁(即ちケース2の側壁8)か
ら他方の側壁(即ち仕切壁10の仕切部12)まで上面
開口を横切って延び、その自由端部は仕切部12を越え
て側壁6に向けて幾分突出している。従って、回転ドラ
ム(図示せず)から剥離されたシート部材は案内腕部3
2に案内されて下流側に搬送され、シート部材の剥離用
コロナ放電器内への侵入が確実に阻止される。更に、上
記装着状態においては、第2図に図示する如く、取付部
30の外壁部34に設けられた突起42がケース2の側
壁8に作用する。従って、取付部30の内壁部36が側
壁8の内面に圧接されると共に外壁部34が第2図にお
いて幾分左方に弾性変形せしめられ、取付部30の上述
した弾性変形に起因して、ガイド体28が側壁8の内面
と接触する内壁部36を支点にして第2図において時計
方向に偏倚せしめられる。それ故に、各案内腕部32の
自由端部はそれ自体の弾性変形によって仕切部12の上
縁に圧接せしめられ、各案内腕部32の下縁と仕切部1
2の上縁間に間隙が実質上生成されることはなく、シー
ト部材が仕切壁10の仕切部12とガイド体28の間に
侵入することも確実に防止することができる。また、ガ
イド体28が上述した如く弾性変形することによって、
成形時に変形(所謂ソリ等)が生じたとしてもかかる変
形が上記弾性変形によって効果的に保証され、案内腕部
32の一部が上方に浮き上がることもない。
一方、ケース2の側壁8からガイド体28を離脱せしめ
るには、ケース2に対してガイド体28を第2図におい
て上方に比較的強く押し上げればよい。かくすると、取
付部30に形成された開口40と側壁8に設けられた係
止突起44の係合が解除され、ガイド体28は側壁8か
ら所要の通り離脱される。
上述した通りであるので、上記コロナ放電体において
は、容易にガイド体28を側壁8に装着及び側壁8から
離脱せしめることができ、このことに関連してワイヤ線
22の清掃及び張り換えも容易に行うことができる。
以上、本考案に従って構成されたコロナ放電器の一具体
例について説明したが、本考案はかかる具体例に限定さ
れるものではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種
々の変形乃至修正が可能である。
例えば、図示の具体例では、ガイド体28を弾性変形せ
しめるための突起42をガイド体28の取付部30(詳
しくは外壁部34の内面)に設けているが、これに代え
て、ガイド体28を弾性変形せしめるための突起を側壁
8の外面に設けるようにしてもよい。
また、例えば、図示の具体例では、2個のコロナ放電器
から成るコロナ放電体における片方のコロナ放電器に適
用して説明したが、これに限定されることなく、単独の
コロナ放電器にも同様に適用することができる。
〈考案の効果〉 本考案は以上のように構成され、シールドケースの片方
の該外側壁にガイド体を構成する取付部の取付凹部を装
着した状態において、取付部の外壁部内面または前記片
方の外側壁外面に設けられた突起と前記片方の外側壁外
面または前記外壁部内面との作用により外側壁が弾性変
形するとともに、片方の側壁の内面と接触する取付部の
内壁部を支点としてガイド体が偏倚することによって、
ガイド体を構成する案内腕部をシールドケースの他方の
側壁の上縁に圧接せしめるようにしたので、ガイド体が
成型時に若干変形(所謂ソリ)しても、上記圧接により
案内腕部が若干変形することによって案内腕部の自由端
全体をシールドケースの他方の側壁の上縁に接触される
ことができる。従って、案内腕部の自由端とシールドケ
ースの他方の側壁の上縁との間に間隙が生じないととも
に、案内腕部が浮き上がることもないので、シート部材
がガイド体とシールドケースとの間に進入することを確
実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従うコロナ放電器の一具体例を適用
したコロナ放電体を示す斜視図。 第2図は、第1図におけるII−II線による断面図。 第3図は、第1図のコロナ放電体におけるケースからガ
イド体を離脱せしめた状態で示す斜視図。 2……ケース 4……底壁 6及び8……側壁 10……仕切壁 20及び22……ワイヤ線 28……ガイド体 30……取付部 32……案内腕部 40……開口 42……突起 44……係止突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底壁及び該底壁の両側端から延びる一対の
    側壁を有する導電性のシールドケースと、該シールドケ
    ース内に張設されたワイヤ線と、シート部材が該シール
    ドケース内に侵入するのを防止するための合成樹脂によ
    って形成されたガイド体を具備し、 該ガイド体は、該シールドケースの片方の側壁の内側に
    位置付けられる内壁部と片方の該側壁の外側に位置付け
    られる外壁部を有する取付凹部を備えた取付部と、該取
    付部から他方の該側壁まで該シールドケースの開口を横
    切って延びる案内腕部を有し、 該取付部の該外壁部内面または片方の該側壁外面に突起
    を設け、該取付部の該取付凹部を片方の該側壁に装着し
    た状態において、該突起と該片方の該外側壁外面または
    該外壁部内面との作用により該外側壁が弾性変形すると
    ともに、片方の該側壁の内面と接触する該内壁部を支点
    としてガイド体が偏倚することによって、該案内腕部を
    他方の該側壁の上縁に圧接せしめる、ことを特徴とする
    コロナ放電器。
JP1987178360U 1987-11-25 1987-11-25 コロナ放電器 Expired - Lifetime JPH0617127Y2 (ja)

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EP88311125A EP0318284B1 (en) 1987-11-25 1988-11-24 Corona discharge device
EP91202800A EP0469691B1 (en) 1987-11-25 1988-11-24 Corona discharge device
DE3853368T DE3853368T2 (de) 1987-11-25 1988-11-24 Glimmentladungsvorrichtung.
DE8888311125T DE3879116T2 (de) 1987-11-25 1988-11-24 Koronaentladungsvorrichtung.

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