JPH06170212A - 中性アミノシリコーンエマルションの製法 - Google Patents
中性アミノシリコーンエマルションの製法Info
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- JPH06170212A JPH06170212A JP12109492A JP12109492A JPH06170212A JP H06170212 A JPH06170212 A JP H06170212A JP 12109492 A JP12109492 A JP 12109492A JP 12109492 A JP12109492 A JP 12109492A JP H06170212 A JPH06170212 A JP H06170212A
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- aminosilicone
- acid
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】pHが中性の範囲でも粒径が小さく、高濃度で
且つ低粘度のアミノシリコーンエマルジョンを製造する
ことである。 【構成】アミノシリコーンのエマルジョンを製造するに
際し、乳化剤として高級アルコール、アルキルフェノー
ル、アルキルアミン等の酸化エチレン付加体を乳化剤と
して酸類の存在下で乳化を行い、次いで酸をアルカリで
中和して中性のエマルジョンを得る。 【効果】本発明の方法によれば、中性でも粒径の細か
い、低粘度の安定なエマルジョンが得られ、繊維工業、
化粧品、印刷インキ工業分野に有用なエマルジョンを提
供することが可能である。
且つ低粘度のアミノシリコーンエマルジョンを製造する
ことである。 【構成】アミノシリコーンのエマルジョンを製造するに
際し、乳化剤として高級アルコール、アルキルフェノー
ル、アルキルアミン等の酸化エチレン付加体を乳化剤と
して酸類の存在下で乳化を行い、次いで酸をアルカリで
中和して中性のエマルジョンを得る。 【効果】本発明の方法によれば、中性でも粒径の細か
い、低粘度の安定なエマルジョンが得られ、繊維工業、
化粧品、印刷インキ工業分野に有用なエマルジョンを提
供することが可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維工業、化粧品工業、
インキ工業の分野で有用な中性で濃度が高く、且つ低粘
度で、しかも微細なアミノシリコーンのエマルションの
製造法に関するものである。
インキ工業の分野で有用な中性で濃度が高く、且つ低粘
度で、しかも微細なアミノシリコーンのエマルションの
製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維工業分野での柔軟剤、化粧品
工業分野での髪のコンディショニング剤、インキ工業分
野での水性インキによる印刷物のピーリング防止剤など
としてアミノシリコンエマルジョンが使用されている。
工業分野での髪のコンディショニング剤、インキ工業分
野での水性インキによる印刷物のピーリング防止剤など
としてアミノシリコンエマルジョンが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の目的に適うため
には、中性で微細なアミノシリコーンエマルションが要
求されていたが、現状では中性であってもエマルション
粒径が大きかったり、又粒子が小さくともpHが酸性で
あったり、濃度が低く、又は高粘度であったりして性能
上必ずしも満足すべきものではなかった。
には、中性で微細なアミノシリコーンエマルションが要
求されていたが、現状では中性であってもエマルション
粒径が大きかったり、又粒子が小さくともpHが酸性で
あったり、濃度が低く、又は高粘度であったりして性能
上必ずしも満足すべきものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかるア
ミノシリコーンエマルションの問題点を解決すべく種々
検討の結果、本発明に到達したものである。即ち本発明
は、アミノシリコーンを非イオン界面活性剤及び有機
酸、又は無機酸の存在下の酸性領域でO/W型の乳化を
し、次いでアルカリで中和することによって、中性で高
濃度で粘度の低い微細な粒子のアミノシリコーンエマル
ションの製造法を提供するものである。
ミノシリコーンエマルションの問題点を解決すべく種々
検討の結果、本発明に到達したものである。即ち本発明
は、アミノシリコーンを非イオン界面活性剤及び有機
酸、又は無機酸の存在下の酸性領域でO/W型の乳化を
し、次いでアルカリで中和することによって、中性で高
濃度で粘度の低い微細な粒子のアミノシリコーンエマル
ションの製造法を提供するものである。
【0005】本発明に使用されるアミノシリコーンと
は、一級、二級アミノ基を有するポリオルガノシロキサ
ン化合物で、東芝シリコーン社製のTSF4700、T
SF4701、TSF4702、信越シリコーン社製の
X22―161A、X―22―161C、KF393、
KF864、X22―3680、日本ユニカー社製のF
Z3750、FZ3761、東レシリコーン社製のSF
―8417、BY―16、BY―850などを挙げるこ
とが出来る。
は、一級、二級アミノ基を有するポリオルガノシロキサ
ン化合物で、東芝シリコーン社製のTSF4700、T
SF4701、TSF4702、信越シリコーン社製の
X22―161A、X―22―161C、KF393、
KF864、X22―3680、日本ユニカー社製のF
Z3750、FZ3761、東レシリコーン社製のSF
―8417、BY―16、BY―850などを挙げるこ
とが出来る。
【0006】本発明に使用される非イオン界面活性剤
は、下記の一般式(1) R1O(CH2CH2O)nH ・・・・・ (1) (但し、R1は炭素数8〜22のアルキル基、nは1〜
20をそれぞれ示す)で示される界面活性剤で、好まし
くはラウリルアルコール、トリデシルアルコール、オキ
ソ法による炭素数11〜15のアルコール、オレイルア
ルコール等のアルコール1モルにエチレンオキサイドを
5〜12モル付加させた界面活性剤。
は、下記の一般式(1) R1O(CH2CH2O)nH ・・・・・ (1) (但し、R1は炭素数8〜22のアルキル基、nは1〜
20をそれぞれ示す)で示される界面活性剤で、好まし
くはラウリルアルコール、トリデシルアルコール、オキ
ソ法による炭素数11〜15のアルコール、オレイルア
ルコール等のアルコール1モルにエチレンオキサイドを
5〜12モル付加させた界面活性剤。
【0007】及び下記の一般式(2) (但し、R2は炭素数4〜12のアルキル基、R3はR2と
同様か又は水素原子、Arはベンゼン核、nは1〜20
をそれぞれ示す)で示される界面活性剤で、好ましくは
オクチルフェノール、ノニルフェノール、ジノニルフェ
ノール1モルにエチレンオキサイドを6〜12モル付加
させた界面活性剤。
同様か又は水素原子、Arはベンゼン核、nは1〜20
をそれぞれ示す)で示される界面活性剤で、好ましくは
オクチルフェノール、ノニルフェノール、ジノニルフェ
ノール1モルにエチレンオキサイドを6〜12モル付加
させた界面活性剤。
【0008】及び下記の一般式(3) R4COO(CH2CH2O)nR5 ・・・・・ (3) (但し、R4は炭素数11〜23のアルキル基、R5は水
素原子又は−OCR4、nは1〜20をそれぞれ示す)で
示される界面活性剤で、好ましくは平均分子量200〜
600のラウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸のモノ
又はジエステル。
素原子又は−OCR4、nは1〜20をそれぞれ示す)で
示される界面活性剤で、好ましくは平均分子量200〜
600のラウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸のモノ
又はジエステル。
【0009】及び下記の一般式(4) (但し、R6は−(CH2CH2O)nH又は水素原子)で示
される界面活性剤で、好ましくはラウリン酸アミド、ス
テアリン酸アミド、オレイン酸アミド1モルにエチレン
オキサイドを4〜10モル付加させた界面活性剤、多価
アルコールに炭素数8〜22の高級脂肪酸を反応せし
め、次いでエチレンオキサイドを付加させた界面活性剤
で好ましくはグリセリン又はソルビタンのモノ〜トリラ
ウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸エステルにエチレンオキサイドを5〜20
モル付加させた界面活性剤。
される界面活性剤で、好ましくはラウリン酸アミド、ス
テアリン酸アミド、オレイン酸アミド1モルにエチレン
オキサイドを4〜10モル付加させた界面活性剤、多価
アルコールに炭素数8〜22の高級脂肪酸を反応せし
め、次いでエチレンオキサイドを付加させた界面活性剤
で好ましくはグリセリン又はソルビタンのモノ〜トリラ
ウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸エステルにエチレンオキサイドを5〜20
モル付加させた界面活性剤。
【0010】及び下記の一般式 (但し、R6は−(CH2CH2O)nH又は水素原子)で示
される界面活性剤で、好ましくはラウリルアミン、オレ
イルアミン、ヘキサデシルアミン、ステアリルアミン1
モルエチレンオキサイイド5〜10モル付加させた界面
活性剤などを挙げることが出来る。
される界面活性剤で、好ましくはラウリルアミン、オレ
イルアミン、ヘキサデシルアミン、ステアリルアミン1
モルエチレンオキサイイド5〜10モル付加させた界面
活性剤などを挙げることが出来る。
【0011】本発明に使用される有機酸又は無機酸と
は、ギ酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸、コハク酸、乳酸
などの有機酸、硫酸、塩酸、リン酸などの酸をあげるこ
とが出来るが、エマルションの粒径の面からは、有機酸
が好ましい。又、本発明に使用されるアルカリは苛性ソ
ーダ、苛性カリ、アンモニア、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどを挙げ
ることが出来る。
は、ギ酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸、コハク酸、乳酸
などの有機酸、硫酸、塩酸、リン酸などの酸をあげるこ
とが出来るが、エマルションの粒径の面からは、有機酸
が好ましい。又、本発明に使用されるアルカリは苛性ソ
ーダ、苛性カリ、アンモニア、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどを挙げ
ることが出来る。
【0012】本発明の中性アミノシリコーンエマルショ
ンの製造において、先ず強い撹拌装置を付した容器にア
ミノシリコーンの所定量を加え、非イオン界面活性剤を
アミノシリコーン100重量部に対して3〜100重量
部、好ましくは10〜30重量部を加え、メタノール、
エタノール、イソプロパノール、ノルマルプロパノー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、メチ
ルセロソルブ、イソプロピルセロソルブなどの水溶性溶
剤を0〜20重量部、好ましくはエチルアルコール、イ
ソプロパノールを0〜12重量部を加え、常圧又は加圧
下、好ましくは常圧下20〜40℃で撹拌しながら同温
の水50〜500重量部を徐々に滴下し、O/W型のエ
マルションとし、有機酸0.2〜10重量部、好ましく
は0.5〜5重量部加え、微細なエマルションを得る。
ンの製造において、先ず強い撹拌装置を付した容器にア
ミノシリコーンの所定量を加え、非イオン界面活性剤を
アミノシリコーン100重量部に対して3〜100重量
部、好ましくは10〜30重量部を加え、メタノール、
エタノール、イソプロパノール、ノルマルプロパノー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、メチ
ルセロソルブ、イソプロピルセロソルブなどの水溶性溶
剤を0〜20重量部、好ましくはエチルアルコール、イ
ソプロパノールを0〜12重量部を加え、常圧又は加圧
下、好ましくは常圧下20〜40℃で撹拌しながら同温
の水50〜500重量部を徐々に滴下し、O/W型のエ
マルションとし、有機酸0.2〜10重量部、好ましく
は0.5〜5重量部加え、微細なエマルションを得る。
【0013】この後、アルカリ水溶液を所定のpHにな
る迄徐々に滴下、撹拌することによって中性の微細なア
ミノシリコーンエマルションが得られるものであるが、
本発明の方法によれば、高濃度で低粘度のエマルション
が得られるので、水は通常200部以下でよい。かくし
て得られた、中性アミノシリコーンエマルションは、皮
膚刺激性の少ない繊維工業分野での柔軟剤、化粧品工業
分野での髪のコンディショニング剤、水性インク用ピー
リング防止剤、コンクリート・プラスチックの離型剤な
どとして使用される。
る迄徐々に滴下、撹拌することによって中性の微細なア
ミノシリコーンエマルションが得られるものであるが、
本発明の方法によれば、高濃度で低粘度のエマルション
が得られるので、水は通常200部以下でよい。かくし
て得られた、中性アミノシリコーンエマルションは、皮
膚刺激性の少ない繊維工業分野での柔軟剤、化粧品工業
分野での髪のコンディショニング剤、水性インク用ピー
リング防止剤、コンクリート・プラスチックの離型剤な
どとして使用される。
【0014】次に本発明の実施例を示す。
【実施例1】スターラーを付した1リットルのビーカー
に東芝シリコーンTSF4700を300g、ペグノー
ルT−6(東邦化学工業(株)製:トリデシルアルコール
6モルエチレンオキサイド付加物)75g、イソプロピ
ルアルコール30gを加え30℃に昇温し、同温の水2
50gを撹拌しながら徐々に2時間を要し滴下、次いで
酢酸6gを水246gとともに徐々に滴下して透明なア
ミノシリコーンエマルションを得た。次いで10%苛性
カリ40gを同温で徐々に加え、常温まで冷却し、実施
例−1のエマルションを得た。実施例−1のエマルショ
ンの性状については、表−1に示す。
に東芝シリコーンTSF4700を300g、ペグノー
ルT−6(東邦化学工業(株)製:トリデシルアルコール
6モルエチレンオキサイド付加物)75g、イソプロピ
ルアルコール30gを加え30℃に昇温し、同温の水2
50gを撹拌しながら徐々に2時間を要し滴下、次いで
酢酸6gを水246gとともに徐々に滴下して透明なア
ミノシリコーンエマルションを得た。次いで10%苛性
カリ40gを同温で徐々に加え、常温まで冷却し、実施
例−1のエマルションを得た。実施例−1のエマルショ
ンの性状については、表−1に示す。
【0015】
【比較例1】実施例−1において、10%苛性カリを加
えるまでは全く同様に行い、次いで30℃の水40gを
加え常温まで冷却し、比較例−1のエマルションを得
た。比較例−1の性状については、表−1に示す。
えるまでは全く同様に行い、次いで30℃の水40gを
加え常温まで冷却し、比較例−1のエマルションを得
た。比較例−1の性状については、表−1に示す。
【0016】
【比較例−2】実施例−1において、酢酸6gを加える
までは全く同様に行い、次いで30℃の水286gを加
え常温まで冷却して、比較例−2のエマルションを得
た。比較例−2のエマルションの性状については、表−
1に示した。
までは全く同様に行い、次いで30℃の水286gを加
え常温まで冷却して、比較例−2のエマルションを得
た。比較例−2のエマルションの性状については、表−
1に示した。
【0017】
【比較例−3】実施例−1において、最初に酢酸6gを
加え、次いで30℃の水496gを徐々に滴下し、更に
10%苛性カリ40gを加え、以降は実施例−1と全く
同様に行い、比較例−3のエマルションを得た。比較例
−3のエマルションの性状は、表−1に示す。
加え、次いで30℃の水496gを徐々に滴下し、更に
10%苛性カリ40gを加え、以降は実施例−1と全く
同様に行い、比較例−3のエマルションを得た。比較例
−3のエマルションの性状は、表−1に示す。
【0018】
【0019】
【実施例−2】実施例−1と同様の容器に、東芝シリコ
ーンTSF4701を300g、ノナール206(東邦
化学工業(株)製:ノニルフェノール6モルエチレンオキ
サイド付加物)15g、ノナール210(東邦化学工業
(株)製:ノニルフェノール10モルエチレンオキサイド
付加物)30g、エチルアルコール30gを加え20℃
に保ち、同温の水100gを徐々に1時間を要し加えた
後、ギ酸の10%溶液40gを加え、更に20℃の水4
50gを撹拌しながら徐々に滴下し、半透明で粘稠なア
ミノシリコーンエマルションを得た。次いで10%アン
モニア水38gを同温度で、徐々に30分を要し加え、
本発明の実施例−2のエマルションを得た。実施例−2
のエマルションの性状については、表−2に示す。
ーンTSF4701を300g、ノナール206(東邦
化学工業(株)製:ノニルフェノール6モルエチレンオキ
サイド付加物)15g、ノナール210(東邦化学工業
(株)製:ノニルフェノール10モルエチレンオキサイド
付加物)30g、エチルアルコール30gを加え20℃
に保ち、同温の水100gを徐々に1時間を要し加えた
後、ギ酸の10%溶液40gを加え、更に20℃の水4
50gを撹拌しながら徐々に滴下し、半透明で粘稠なア
ミノシリコーンエマルションを得た。次いで10%アン
モニア水38gを同温度で、徐々に30分を要し加え、
本発明の実施例−2のエマルションを得た。実施例−2
のエマルションの性状については、表−2に示す。
【0020】
【比較例−4】実施例−2において、10%アンモニア
水を加えるまでは全く同様に行い、次いで20℃の水3
8gを加え、比較例−4のエマルションを得た。比較例
−4のエマルションの性状については、表−2に示す。
水を加えるまでは全く同様に行い、次いで20℃の水3
8gを加え、比較例−4のエマルションを得た。比較例
−4のエマルションの性状については、表−2に示す。
【0021】
【比較例−5】実施例−2において、ギ酸10%溶液を
加えずに他は10%アンモニア水を加えるまでは全く同
様に行い、次いで20℃の水78gを加えて比較例−5
のエマルションを得た。比較例−5のエマルションの性
状については、表−2に示す。
加えずに他は10%アンモニア水を加えるまでは全く同
様に行い、次いで20℃の水78gを加えて比較例−5
のエマルションを得た。比較例−5のエマルションの性
状については、表−2に示す。
【0022】
【比較例−6】実施例−2において、ギ酸10%溶液を
加えずに、他は10%アンモニア水を加えるまでは全く
同様に行い、次いでギ酸の10%溶液40gを加え、更
に10%アンモニア水38gを加える以降は、実施例−
2と全く同様に行い、比較例−6のエマルションを得
た。比較例−6のエマルションの性状については、表−
2に示す。
加えずに、他は10%アンモニア水を加えるまでは全く
同様に行い、次いでギ酸の10%溶液40gを加え、更
に10%アンモニア水38gを加える以降は、実施例−
2と全く同様に行い、比較例−6のエマルションを得
た。比較例−6のエマルションの性状については、表−
2に示す。
【0023】
【0024】
【実施例−3〜6】実施例−1、2と同様に、表−3の
如く実施例−3〜6のエマルションを得た。これらの性
状については、表−4に示す。
如く実施例−3〜6のエマルションを得た。これらの性
状については、表−4に示す。
【0025】 *1:オレイン酸アミドの酸化エチレン5モル付加物 *2:ラウリルセカンダリーアルコールの酸化エチレン
9モル付加物 *3:ラウリルアミンの酸化エチレン2モル付加物 *4:ラウリルアルコールの酸化エチレン12モル付加
物 *5:ジノニルフェノールの酸化エチレン14モル付加
物 *6:ソルビタンジオレエートの酸化エチレン12モル
付加物
9モル付加物 *3:ラウリルアミンの酸化エチレン2モル付加物 *4:ラウリルアルコールの酸化エチレン12モル付加
物 *5:ジノニルフェノールの酸化エチレン14モル付加
物 *6:ソルビタンジオレエートの酸化エチレン12モル
付加物
【0026】
【0027】
【発明の効果】実施例、比較例で明らかなように本発明
の製造方法によるアミノシリコーンエマルジョンはpH
が中性の範囲でも微細な粒径と低粘度を保つことが可能
である。このことにより、繊維用柔軟剤、化粧品分野の
髪のコンディショニング剤、水性インキ用ピーリング防
止剤等の応用面で幅広い利用が可能である。
の製造方法によるアミノシリコーンエマルジョンはpH
が中性の範囲でも微細な粒径と低粘度を保つことが可能
である。このことにより、繊維用柔軟剤、化粧品分野の
髪のコンディショニング剤、水性インキ用ピーリング防
止剤等の応用面で幅広い利用が可能である。
Claims (1)
- 【請求項1】アミノシリコーンを非イオン界面活性剤及
び有機酸又は無機酸の存在下でO/W型の乳化をし、次
いでアルカリで中和することによって、中性で微細なア
ミノシリコーンのエマルションを得ることを特徴とする
中性アミノシリコーンエマルションの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12109492A JPH06170212A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 中性アミノシリコーンエマルションの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12109492A JPH06170212A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 中性アミノシリコーンエマルションの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06170212A true JPH06170212A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=14802733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12109492A Pending JPH06170212A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 中性アミノシリコーンエマルションの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06170212A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001058383A (ja) * | 1999-06-15 | 2001-03-06 | Toray Ind Inc | 樹脂被覆ポリエステルフィルムおよびその製造方法 |
JP2009052154A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Nicca Chemical Co Ltd | 繊維用処理剤 |
JP2009052155A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Nicca Chemical Co Ltd | 繊維用処理剤 |
JP2010202984A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Nicca Chemical Co Ltd | 繊維加工方法及び繊維製品 |
CN107822927A (zh) * | 2017-12-06 | 2018-03-23 | 湖北工程学院 | 护发素及其制备方法 |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP12109492A patent/JPH06170212A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001058383A (ja) * | 1999-06-15 | 2001-03-06 | Toray Ind Inc | 樹脂被覆ポリエステルフィルムおよびその製造方法 |
JP2009052154A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Nicca Chemical Co Ltd | 繊維用処理剤 |
JP2009052155A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Nicca Chemical Co Ltd | 繊維用処理剤 |
JP2010202984A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Nicca Chemical Co Ltd | 繊維加工方法及び繊維製品 |
CN107822927A (zh) * | 2017-12-06 | 2018-03-23 | 湖北工程学院 | 护发素及其制备方法 |
CN107822927B (zh) * | 2017-12-06 | 2021-09-07 | 湖北工程学院 | 护发素及其制备方法 |
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