JPH06169904A - X線保持装置 - Google Patents

X線保持装置

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JPH06169904A
JPH06169904A JP4324554A JP32455492A JPH06169904A JP H06169904 A JPH06169904 A JP H06169904A JP 4324554 A JP4324554 A JP 4324554A JP 32455492 A JP32455492 A JP 32455492A JP H06169904 A JPH06169904 A JP H06169904A
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JP
Japan
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arm
weight
ray
ray tube
image system
Prior art date
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Pending
Application number
JP4324554A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Sato
弘明 佐藤
Shingo Kanemitsu
愼吾 金光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to JP4324554A priority Critical patent/JPH06169904A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、I.I.のカウンタバランスを保っ
てスムーズな動きを確保し、かつCアームのアンバラン
スを最小限に抑えつつ、Cアームの総重量を低下させ、
それによってCアームの操作性の向上を実現し、さらに
Cアームを支持している支柱、ブロックおよび回転ブロ
ックにかかるの負荷の低減を実現するX線保持装置を提
供することを目的とする。 【構成】本発明は、X線管5とX線像を撮像する映像系
とを対向させて各端に配置しかつ映像系をX線管5に向
かう方向に沿ってスライド自在に保持するアーム4を保
持部で所定の回転軸の回りを回転可能に保持し、上記映
像系を上記映像系の重量に一致する重量のおもりと連結
することで上記映像系のカウンタバランスを保っている
X線保持装置において、上記おもりをアーム4全体の重
心位置が上記回転軸を中心に一致するようにアーム4の
各端に分配したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線管とイメージイン
テンシファイアを含む映像系とを被検体を挟んで対抗配
置したまま被検体体軸回りに回転可能にかつ体軸に対し
て傾斜可能に保持し、さらにイメージインテンシファイ
アを単独で被検体に接近または離間するように移動可能
に保持するX線保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のX線保持装置は、図5に示
したように構成されている。
【0003】すなわち、天井吊りタイプであれば、支柱
20が天井から吊り下げられていて、この支柱20の下
端に取り付けられたブロック21には回転ブロック22
が水平軸の回りをA方向に回転自在に取り付けられてい
る。この回転ブロック22には、略半円状のCアーム2
3が、B方向に走行自在に取り付けられている。
【0004】そして、このCアーム23の一端には、C
アーム23の中心Qに向かってX線束を放射するように
X線管24および絞り装置25が固定されている。一
方、Cアーム23の他端にはガイドレール26が中心Q
に向かって取付けられ、このガイドレール26に沿って
イメージインテンシファイア(以下単に「I.I.」と
いう)27がX線管24と対向したままC方向に摺動自
在に設けられている。なお、I.I.27の光出力窓に
は図示しないが光学系を介してテレビカメラが取り付け
られていて被検体を透過しI.I.27で可視光に変換
されたX線像を撮像するようになっている。
【0005】このような構成のX線保持装置によると、
アーム23を水平軸の回りにA方向に回転したり、B方
向に走行することにより、斜入撮影や被検体軸回りの回
転撮影などの撮影方向を変えた様々な撮影ができるよう
になっており、またI.I.27を被検体Pに十分接近
させるまでC方向に移動することにより容易に関心部位
の高画質像を得ることができるようになっている。
【0006】ところで、I.I.27は、大視野のI.
I.であれば、80Kg程度と非常に重く、このためI.
I.27をC方向に移動するには非常に厄介である。そ
こで、これと同重量80Kgのウエイト28をI.I.2
7にプーリ30に掛け渡したワイヤ29で連結し、カウ
ンタバランスを保つようにしているものがよく用いられ
ている。
【0007】また、Cアーム23のX線管側とI.I.
側とがカウンタバランスを保つように、例えばX線管2
4と絞り装置25の合計重量が50Kg程度であれば、こ
れとI.I.27およびウエイト28の合計重量160
Kgとの差の110Kgに調整したウエイト31をCアーム
23のX線管側に固定し、Cアーム23をA方向やB方
向にスムーズに動くようにしているものもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のX線保
持装置で、I.I.27のカウンタバランスのみを保つ
もの、つまりウエイト28のみが付いているものは、C
アーム23のバランスが大きく崩れ、Cアーム23のA
方向およびB方向の操作性が低下する。したがって、C
アーム23のカウンタバランスを保つために、ウエイト
31をCアーム23のX線管側に取り付けることが行わ
れているが、これはCアーム23の総重量を増加せし
め、そのためCアーム23の慣性モーメントが大きくな
り、操作性が低下するという問題があり、さらにはCア
ーム23の総重量の増加にしたがって、Cアーム23を
保持する支柱20、ブロック21および回転ブロック2
2の構造的強度を増大させる必要があった。
【0009】本発明は、上述した事情に対処すべくなさ
れたもので、その目的は、I.I.のカウンタバランス
を保ってスムーズな動きを確保し、かつCアームのアン
バランスを最小限に抑えつつ、Cアームの総重量を低下
させ、それによってCアームの操作性の向上を実現し、
さらにCアームを支持している支柱、ブロックおよび回
転ブロックにかかるの負荷の低減を実現するX線保持装
置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、X線を曝射す
るX線管と被検体を透過したX線像を撮像する映像系と
を対向させて各端に配置しかつ上記映像系を上記X線管
に向かう方向に沿ってスライド自在に保持するアームを
保持部で所定の回転軸の回りを回転可能に保持し、上記
映像系を上記映像系の重量に一致する重量のおもりと連
結することで上記映像系のカウンタバランスを保ってい
るX線保持装置において、上記おもりを上記アーム全体
の重心位置が上記回転軸を中心に一致するように上記ア
ームの各端に分配したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、映像系のカウンタバランスを
保っているおもりをアーム全体の重心位置がアームの回
転軸に一致するようにアーム両端に分配したので、映像
系のカウンタバランスを保ってスムーズな動きを確保
し、アームのアンバランスを最小限に抑えつつ、アーム
の総重量を低下させることができ、したがってアームの
操作性の向上を実現し、さらにアームを回転可能に保持
している保持部にかかる負荷を低減することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明一実施例を説明
する。図1は第1実施例の構造図であり、図2は図1の
a矢視図である。
【0013】すなわち、天井吊りタイプであれば、支柱
1が天井から吊り下げられていて、この支柱1の下端に
取り付けられたブロック2には回転ブロック3が水平軸
の回りをA方向に回転自在に取り付けられている。この
回転ブロック3には、略半円状のCアーム4が、B方向
に走行自在に取り付けられている。したがって、アーム
4は、水平軸の回りにA方向に自由に回転したり、B方
向に自由に走行することができるようになっている。
【0014】そして、このCアーム4の一端には、Cア
ーム4の中心Qに向かってX線束を放射するようにX線
管5および絞り装置6が固定されている。一方、Cアー
ム4の他端にはガイドレール8が中心Qに略向かうよう
に取付けられ、そして、このガイドレール8にはX線/
可視光変換を行うイメージインテンシファイア(以下単
に「I.I.」と略す)7がX線管5と対向したままC
方向にスライド自在に設けられていて、I.I.7を被
検体Pに十分接近させることにより関心部位の高画質像
を得ることができるようになっている。なお、図示しな
いがI.I.7の光出力窓には光学系を介して被検体を
透過しI.I.7で可視光に変換されたX線像を撮像す
るテレビカメラが取り付けられている。
【0015】Cアーム4のI.I.側の一端には、ウエ
イト9がガイドレール8と平行な方向に沿って移動可能
にウエイト支持部10に支持されていて、このウエイト
9はI.I.7とプーリ11,12に掛け渡されたワイ
ヤ13で連結されている。また、Cアーム4のX線管側
の他端にも同様に、ウエイト14がガイドレール8と平
行な方向に沿って移動可能にウエイト支持部15に支持
されていて、このウエイト14はウエイト9とワイヤガ
イド16内を動通するワイヤ17で連結されている。
【0016】上記ウエイト9とウエイト14は、その合
計重量が、I.I.7の重量に光学系やテレビカメラな
どの重量を加えた合計重量に一致するように調整されて
いて、I.I.7のカウンタバランスを保っている。さ
らに、ウエイト9とウエイト14の重量配分は、Cアー
ム4の全体の重心、すなわちI.I.7、光学系、テレ
ビカメラ、ウエイト9、X線管5、絞り装置6およびウ
エイト14などを含めたCアーム4全体の重心位置が、
中心Qに一致するように調整されていて、Cアーム4の
アンバランスを最小限にしている。つまり、I.I.7
のカウンタバランスを保つために従来Cアーム4のI.
I.側に集中していたウエイトを、Cアーム4全体の重
心位置がCアーム4の移動中心、つまりCアーム4の中
心Qに一致するようにCアーム4の各端に分配したもの
である。次にこのように構成した本実施例の作用につい
て説明する。図3はI.I.のスライドに伴うウエイト
の移動について示す図である。
【0017】I.I.7が矢印方向に上昇され、Cアー
ム4の中心Qに接近する。このI.I.7にワイヤ13
で連結されたCアーム4のI.I.側のウエイト9は、
I.I.7の上昇に伴って、I.I.7の移動距離に応
じた距離だけ矢印方向に降下する。また、このウエイト
9にワイヤ17で連結されたCアーム4のX線管側のウ
エイト14も、ウエイト9の降下に伴って、I.I.7
の移動距離に応じた距離だけ矢印方向に降下する。この
とき、I.I.7(光学系やテレビカメラも含む)は、
ウエイト9およびウエイト14の合計重量と同重量であ
りカウンタバランスを保っているので、微力でも軽快に
スライドをすることができる。
【0018】また、斜入撮影や被検体軸回りの回転撮影
など撮影方向を変えるときには、Cアーム4は回転ブロ
ック3をB方向に走行され、また回転ブロック3と共に
被検体軸回りにA方向に回転される。このとき、Cアー
ム4は、ウエイト9とウエイト14とがCアーム4全体
の重心位置が各動きの回転中心に一致するように分配さ
れているので、Cアーム4のアンバランスが最小限に抑
えられ、微力でも走行または回転をすることができる。
【0019】以上のようにして本実施例は、I.I.7
の重量に一致するウエイトをウエイト9とウエイト14
とに分割し、これらウエイト9、14をCアーム4全体
の重心位置が各動きの回転中心に一致するようにCアー
ム両端に分配したので、微力でもI.I.のスライドや
Cアームの移動を可能にすると共に、Cアームの総重量
が従来より低下するのでCアームを保持する回転ブロッ
ク、ブロック、支柱およびそれらの結合部にかかる負荷
を低減することができる。次に第2の実施例について説
明する。全体の構成は、先の実施例で説明した図1と異
ならない。図4は、本実施例を図1に対応させて示す。
したがって、図1と対応する部分には図1と同一符号を
付して詳細な説明は省略する。
【0020】先の第1実施例では、ウエイト9とウエイ
ト14とをワイヤガイド16を動通するワイヤ17で連
結した。これに対し本実施例では、ワイヤガイド16に
代えて、ウエイト9とウエイト14を連結するワイヤ1
8をCアーム4に配列したプーリ19に掛け渡してい
る。この実施例によっても、第1の実施例と同様の効果
が得られる。
【0021】本発明は上述した実施例に限定されること
なく、種々変形して実施可能である。例えば、上述の説
明では、2つのウエイトをワイヤで連結しているが、ラ
ックとピニオンの組み合わせにより連結してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は、X線を曝射するX線管と被検
体を透過したX線像を撮像する映像系とを対向させて各
端に配置しかつ上記映像系を上記X線管に向かう方向に
沿ってスライド自在に保持するアームを保持部で所定の
回転軸の回りを回転可能に保持し、上記映像系を上記映
像系の重量に一致する重量のおもりと連結することで上
記映像系のカウンタバランスを保っているX線保持装置
において、上記おもりを上記アーム全体の重心位置が上
記回転軸を中心に一致するように上記アームの各端に分
配したことを特徴としたので、映像系のカウンタバラン
スを保ってスムーズな動きを確保し、アームのアンバラ
ンスを最小限に抑えつつ、アームの総重量を低下させる
ことができ、したがってアームの操作性の向上を実現
し、さらにアームを回転可能に保持している保持部にか
かる負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構造を示す図。
【図2】図1のa矢視図。
【図3】I.I.の上昇に伴う2つのウエイトの降下に
ついて示す図。
【図4】第2実施例の構造を示す図。
【図5】従来の構造を示す図。
【符号の説明】
1…支柱、2…ブロック、3…回転ブロック、4…Cア
ーム、5…X線管、6…絞り装置、7…イメージインテ
ンシファイア、8…ガイドレール、9,14…ウエイ
ト、10,15…ウエイト支持部、11,12…プー
リ、13,17…ワイヤ、16…ワイヤガイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を曝射するX線管と被検体を透過し
    たX線像を撮像する映像系とを対向させて各端に配置し
    かつ前記映像系を前記X線管に向かう方向に沿ってスラ
    イド自在に保持するアームを保持部で所定の回転軸の回
    りを回転可能に保持し、前記映像系を前記映像系の重量
    に一致する重量のおもりと連結することで前記映像系の
    カウンタバランスを保っているX線保持装置において、 前記おもりを前記アーム全体の重心位置が前記回転軸を
    中心に一致するように前記アームの各端に分配したこと
    を特徴とするX線保持装置。
JP4324554A 1992-12-04 1992-12-04 X線保持装置 Pending JPH06169904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4324554A JPH06169904A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 X線保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4324554A JPH06169904A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 X線保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06169904A true JPH06169904A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18167114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4324554A Pending JPH06169904A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 X線保持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06169904A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7540660B2 (en) 2007-08-09 2009-06-02 Canon Kabushiki Kaisha Medical imaging apparatus
WO2021252625A1 (en) * 2020-06-10 2021-12-16 Hologic, Inc. Mini c-arm with movable source
KR20220049739A (ko) * 2020-10-15 2022-04-22 (주)신영포엠 일자형 아암구조를 갖는 x선 촬영용 스탠드

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US11872065B2 (en) 2020-10-15 2024-01-16 Shin Young For M co., Ltd X-ray imaging stand with straight arm structure

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