JPH06169858A - 太陽電池を備えた泡洗式トイレ装置 - Google Patents

太陽電池を備えた泡洗式トイレ装置

Info

Publication number
JPH06169858A
JPH06169858A JP4313017A JP31301792A JPH06169858A JP H06169858 A JPH06169858 A JP H06169858A JP 4313017 A JP4313017 A JP 4313017A JP 31301792 A JP31301792 A JP 31301792A JP H06169858 A JPH06169858 A JP H06169858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
circuit
storage battery
foam
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4313017A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2549337B2 (ja
Inventor
Sumiji Kawahara
澄次 川原
Kazuhiko Saito
和彦 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nepon KK
Original Assignee
Nepon KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nepon KK filed Critical Nepon KK
Priority to JP4313017A priority Critical patent/JP2549337B2/ja
Publication of JPH06169858A publication Critical patent/JPH06169858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2549337B2 publication Critical patent/JP2549337B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニットタイプの泡洗式トイレ装置の電源に
太陽電池と蓄電池とを併用してその利用範囲を拡大する
一方、蓄電池の過充電及び過放電を防止して、太陽電池
の発電電力の有効利用を図るとともに、蓄電池の寿命を
伸ばし、長期の使用に耐え得る。 【構成】 トイレボックス内に設けた便器に洗浄液の泡
を流出して汚物を便槽内に押し流す泡洗式トイレ装置の
電源として、太陽電池15と蓄電池11とを併用し、泡
を供給する発泡装置のエアーポンプ7a,7bと、排臭
ファン13と、照明ランプ10の各動作を制御する制御
回路9を設け、昼間、夜間等の条件による太陽電池15
の出力に応じて両電池11,15を選択使用し、制御回
路9により発泡動作、排臭動作、照明動作を制御すると
ともに、過充電・過放電防止回路18を設けて蓄電池1
1を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、便器内の汚物を洗浄液
の泡によって便槽に押し流す泡洗式トイレ装置に関し、
特に、電源として太陽電池を用いるとともに、便器をト
イレボックス内に設けたユニットタイプの泡洗式トイレ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、下水道設備が整備されていな
いために本水洗式トイレの設置が不可能な地域で使用さ
れたり、工事現場におけるように一時的に設置されて使
用される、非水洗式、あるいは簡易水洗式をはじめとす
る各種のトイレ装置は知られている。そのうち、便器内
の汚物を洗浄液の泡によって便槽に押し流す泡洗式トイ
レ装置は、非水洗式や、洗浄水を循環使用する循環式等
の他方式のトイレに比較して、使用感や臭気の点で本水
洗式に近く優れているが、発泡装置のエアーポンプを動
作させる必要上電源が不可欠である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の泡
洗式トイレ装置にあっては、商用電源を供給できない山
中等では、自家発電装置等により電源を確保しなければ
ならず、この電源の確保が不可能な場合には使用するこ
とができないという不都合があった。本発明はこのよう
な不都合を解消した太陽電池を備えた泡洗式トイレ装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明の泡洗式トイレ装置は、便器が設けられた
トイレボックスと、便器に洗浄液の泡を供給するための
発泡装置と、便槽内の臭気を排気するための排臭ファン
と、トイレボックス内を照らすための照明具と、前記発
泡装置、前記排臭ファン、前記照明具の各動作をそれぞ
れ制御するための制御回路と、電源である太陽電池と、
この太陽電池の出力が所定値以上の場合には余剰電力を
蓄電し、所定値に充たない場合には太陽電池に換わる電
源となる蓄電池と、この蓄電池の過充電及び過放電を防
止する過充電・過放電防止回路とを備えたものである。
【0005】
【作用】太陽電池の出力が所定値以上の場合には、これ
を電源として、制御回路により発泡装置、排臭ファン、
照明具の各動作を制御し、便器内の汚物を洗浄液の泡で
便槽に押し流し、便槽の臭気を排臭ファンで排出すると
ともに、余剰電力は蓄電池に蓄電する一方、前記太陽電
池の出力が所定値に充たない場合には、前記蓄電池を電
源として、夜間やには照明具でトイレボックス内を照ら
すほか、前述の各動作を行い、また、過充電・過放電防
止回路により前記蓄電池の過充電・過放電を防止してこ
れを保護する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を添付図面に
基づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は泡洗式ト
イレ装置の全体構成を一部分解して示す概略的な斜視
図、図2は便器に洗浄液の泡を供給する発泡装置を示す
概略的な断面図、図3は制御回路等を収納した操作ボッ
クス内を示す概略的な斜視図、図4は電気的な制御系統
を示す制御回路のブロック図である。
【0007】図1に示すように、泡洗式トイレ装置のト
イレボックス1は、開閉自在な扉2を備え、便槽(図示
せず)を収納した便槽収納体3上に固定されている。前
記トイレボックス1内には、発泡装置の泡供給部4を具
備した便器5が設置され、この泡供給部4は、図2で最
もよく理解できるように、給水タンク6に連通されると
ともに、フロート弁4cによって常に一定の水位が維持
される洗浄液タンク4aと、この洗浄液タンク4aに洗
剤を単位時間当たり所定量ずつ落下させて洗浄液の濃度
をほぼ一定に保つ洗剤容器4bとを有する。そして、前
記洗浄液タンク4aとそれぞれ各別に連通する第1発泡
室4dと第2発泡室4eには、同じく発泡装置の第1エ
アーポンプ7aと第2エアーポンプ7bからエアーチュ
ーブ30a,30bを介して送出されるエアーがそれぞ
れ吐出する第1発泡素子8aと第2発泡素子8bとが設
けられ、第1発泡室4dで形成された洗浄液の泡は黒矢
印の方向に、便器5上縁に設けた流出路5aにより排出
口側に導かれてボウル内に流出し、第2発泡室4eで形
成された洗浄液の泡は白抜き矢印の方向に、便器5の泡
供給部4側からボウル内に流出するよう構成されてい
る。
【0008】前述した各エアーポンプ7a,7bは、図
1及び図3に示す前面に押釦スイッチ20を設けた操作
ボックス21内に設けた収納部24に収納されており、
この操作ボックス21内には、図3に示すように、各種
スイッチや制御回路9(図4参照)を設けた基板25を
はじめとする電気部品が納められ、また、照明具たる照
明ランプ10及び扉2を開いてトイレボックス1内に入
った使用者の発する赤外線を感知する人感センサー16
が透明窓22に対応して設けられている。前記操作ボッ
クス21内のコネクタ部には、トイレボックス1内に配
置された蓄電池11のリード線の端子26と、トイレボ
ックス1の外側に便槽と連通するよう立設された排気管
12に組み込まれた排臭ファン13のリード線の端子2
7と、トイレボックス1の屋根上に架台14を介して固
定された太陽電池15のリード線の端子28が接続され
ている。また、前記収納部24の上面には、前記各エア
ーポンプ7a,7b用のエアークリーナー29が設けら
れている。そして、前記各エアーポンプ7a,7b、前
記照明ランプ10、前記人感センサー16、前記排臭フ
ァン13、前記蓄電池11及び前記太陽電池15は前記
制御回路9と電気的に接続され、前記蓄電池11及び前
記太陽電池15を電源として、前記人感センサー16や
各種スイッチからの信号に基づき、前記制御回路9によ
って前記各エアーポンプ7a,7b、前記照明ランプ1
0、前記排臭ファン13の各動作が制御されるよう構成
されている。なお、図1における符号17は大型給水タ
ンクであり、給水タンク6内の水がなくなった場合に該
給水タンク6の親タンクとして、あるいは給水タンク6
を取付けずに、トイレボックス1外側に取付けて使用さ
れるもので、使用者が多い場合や給水間隔が長い場合に
有効である。
【0009】続いて、図4に基づき制御回路9を中心と
する電気系統の構成をより詳細に説明する。12V・2
4Wの太陽電池15と12V・38AHの蓄電池11
は、過充電・過放電防止回路18を介して接続されてい
る。この過充電・過放電防止回路18は、前記蓄電池1
1が過充電に近い状態(端子電圧が14.7V以上の状
態)になった場合には前記太陽電池15からの充電電流
を遮断し、一方前記蓄電池11が過放電に近い状態(端
子電圧が10.5V以下の状態)になった場合には負荷
への供給回路を遮断し負荷に対する給電を停止して前記
太陽電池15の発電電流の全てを充電させ、その端子電
圧が12Vに復帰すると再び各負荷へ給電を開始するよ
う構成されている。また、前記太陽電池15及び前記蓄
電池11の出力は、DC0〜16Vなので、これを制御
回路9の作動電圧であるDC5Vに調整するレギュレー
タ19が設けられている。
【0010】太陽電池15の出力が加えられる昼夜検知
回路23は、前記太陽電池15の出力電圧値に基づいて
昼夜を判別するもので、電圧値が10V以上であれば昼
間、10Vに達しない場合には夜間と検知し、検知信号
を間欠ON・OFFタイマー回路92及びインバータ1
03に出力する。この検知信号が昼間検知信号の場合に
作動する前記間欠ON・OFFタイマー回路92は、人
感センサー16の検知信号が入力すると作動するタイマ
ー回路93とともに、第1エアーポンプ7aの作動時間
を制御するもので、これら両回路92,93は、操作ボ
ックス21内に配置された摘み(図示せず)で間欠動作
モードと人感動作モードとを択一的に切り替える切り替
えスイッチ94を介して、第1エアーポンプコントロー
ル回路95に接続されている。また、前記タイマー回路
93は、前記切り替えスイッチ94を介さずに、前記第
1エアーポンプコントロール回路95と同一の第1エア
ーポンプコントロール回路96にも接続されている。そ
して、前記間欠ON・OFFタイマー回路92における
ON・OFF時間の設定は、操作ボックス21内に配置
された間欠ON時間設定ボリューム及び間欠OFF時間
設定ボリューム(ともに図示せず)によってなされるも
ので、通常はON時間が60秒、OFF時間が10分に
設定される。また、前記タイマー回路93も同様に、通
常はON時間が60秒に設定される。
【0011】各第1エアーポンプコントロール回路9
5,96は、操作ボックス21内に配置された調節ボリ
ュームの設定値に基づき、泡の流出速度を決定する第1
エアーポンプ7aの風量をON時間とOFF時間の長さ
を調節して設定するもので、具体的には、第1エアーポ
ンプ7aは前述の各タイマー回路92,93により設定
された作動時間内において、風量が最小に設定される
と、ON時間が0.5ms、OFF時間が9.5msの
サイクルで作動し、風量が中位に設定されると、ON時
間が5ms、OFF時間が5msのサイクルで作動し、
風量が最大に設定されると、ON時間が9ms、OFF
時間が1msのサイクルで作動するもので、最小と最大
の範囲内において調節が可能である。前記第1エアーポ
ンプコントロール回路95の出力端はOR回路101の
一方の入力端に接続され、このOR回路101の他方の
入力端は、操作ボックス21前面に設けた押釦スイッチ
20によってON動作するタイマー回路97の出力端に
接続されている。
【0012】一方、第1エアーポンプコントロール回路
96の出力端はAND回路102の一方の入力端に接続
され、このAND回路102の他方の入力端は、インバ
ータ103を介して昼夜検知回路23の出力端に接続さ
れている。そして、OR回路101と前記AND回路1
02の各出力端はそれぞれOR回路104の各入力端に
接続され、このOR回路104の出力がFETを介して
第1エアーポンプ7aに入力するよう構成されている。
また、タイマー回路97の出力は、前記OR回路101
に入力するほか、FETを介して第2エアーポンプ7b
に入力するよう構成されている。したがって、前記第1
エアーポンプ7aと前記第2エアーポンプ7bは、押釦
スイッチ20がオン状態になると、前記タイマー回路9
7で設定された時間だけ作動するものである。この押釦
スイッチ20による泡の流出が汚物の洗浄を行うための
もので、前記タイマー回路97におけるON時間は通常
40秒に設定され、約200ccの泡が流出される。
【0013】人感センサー16の出力端は、インバータ
105を介してタイマー回路93に接続されるほか、イ
ンバータ106を介してOR回路107の一方の入力端
と、AND回路108の一方の入力端とに接続されてい
る。そして、前記OR回路107の他方の入力端は、操
作ボックス21内の配置された摘み(図示せず)で排臭
ファン13の動作を連続動作モードと使用者を感知した
ときのみ運転する人感動作モードとに択一的に切り替え
る切り替えスイッチ98と、二つのインバータ109,
103を介して、昼夜検知回路23の出力端に接続され
ている。また、前記AND回路108の他方の入力端
は、前記インバータ103の出力端に接続される一方、
前記AND回路108の出力は、FETを介して照明ラ
ンプ10に入力するよう構成されている。さらに、前記
OR回路107の出力は、FETを介して排臭ファン1
3に入力するよう構成されている。
【0014】次に、上述したトイレ装置の動作について
説明する。まず、図4に示すように、切り替えスイッチ
94が間欠動作モード(実線図示状態)で、切り替えス
イッチ98が連続動作モード(実線図示状態)に設定さ
れた通常の動作を説明する。昼間で、太陽電池15が正
常に作動し、10V以上の電圧を出力している場合に
は、昼夜検知回路23が昼間検出信号を出力するので、
間欠ON・OFFタイマー回路92と第1エアーポンプ
コントロール回路95が動作状態にあり、その出力がO
R回路101,104を順次ON動作させ、第1エアー
ポンプ7aにON信号として送られるので、この第1エ
アーポンプ7aは、間欠ON・OFFタイマー回路92
で設定された所定時間ごとに、第1エアーポンプコント
ロール回路95で設定された風量に応じた発泡動作を行
い、洗浄液の泡は第1発泡室4dから便器5の排出口側
に前記風量に応じた速度で流出し、排出口付近に滞留す
る。この泡によって、便器5の排出口付近に排出される
汚物が付着し難い状態を保つとともに、便器5内と便槽
側とを遮断状態とし、便槽内の臭気が昇ってくるのを阻
止する。一方、前記昼夜検知回路23の昼間検出信号出
力は、二つのインバータ103,109によって2度反
転されてON信号としてOR回路107に入力するの
で、この昼間検出信号が出力される限り、排臭ファン1
3は動作し続け、便槽内の臭気を外部に排気し、前述の
滞留する泡に加えて臭気の上昇阻止をより確実なものと
する。
【0015】この状態で、使用者がトイレボックス1内
に入ったことを人感センサー16が感知すると、インバ
ータ105を介したON信号によりタイマー回路93、
第1エアーポンプコントロール回路96が動作状態とな
ってAND回路102の一方の入力端にON信号が送ら
れ、また、インバータ106を介したON信号によりO
R回路107及びAND回路108の各一方の入力端に
もON信号が送られる。ここで、前記各AND回路10
2,108は、それらの他方の入力端にはON信号が送
られていないので、出力信号は発せられず、間欠ON・
OFFタイマー回路92で設定された動作時間でない限
りは第1エアーポンプ7aは動作せず、また照明ランプ
10は点灯しない。一方、排臭ファン13は感知信号の
有無に関わらず動作を続ける。用便後、使用者が押釦ス
イッチ20を押すと、ON信号がタイマー回路97を介
してOR回路101の一方の入力端と、第2エアーポン
プ7bとに送られる。これによって、二つのエアーポン
プ7a,7bは前記タイマー回路97で設定された所定
時間作動し、洗浄液の泡は第1発泡室4dと第2発泡室
2eからそれぞれ便器5内の排出口側と泡供給部4側に
流出して、汚物を便槽へと押し流す。
【0016】一方、昼間に各切り替えスイッチ94,9
8を人感動作モード(仮想線図示状態)に切り替えた場
合、上述した動作と相違するのは、第1エアーポンプ7
aに対する制御が、間欠ON・OFFタイマー回路92
ではなく、タイマー回路93によって行われる点であ
る。したがって、使用者を人感センサー16が検知しな
い限り、各エアーポンプ7a,7bは動作せず、前記人
感センサー16が検知信号を出力すると、前記タイマー
回路93、各第1エアーポンプコントロール回路,9
5,96が動作状態となってOR回路101の一方の入
力端にON信号が送られ、OR回路104もON状態と
なって、第1エアーポンプ7aが前記タイマー回路93
で設定された所定時間ON動作し、用便前に便器5の排
出口側に洗浄液の泡を流出して汚物が付着し難い状態と
する。そして、用便後に押釦スイッチ20が押される
と、上述と同様にして各エアーポンプ7a,7bを作動
し、便器5内に全体に洗浄液の泡を流出して汚物を便槽
へ押し流すのである。なお、切り替えスイッチ98を人
感動作モードに切り替えた場合には、OR回路107に
対する昼夜検知回路23からの入力がなくなり、前記人
感センサー16が検知信号を出力した場合にのみ、これ
がON信号として前記OR回路107に入力し、排臭フ
ァン13が作動されることになる。このように、昼間に
おける人感モードは使用者が少ない時に有効であり、消
費電力も少なくてすむ。
【0017】次に、夜間における動作について同じく図
4に基づき説明する。夜間においては、太陽電池15が
発電しないから、蓄電池11が電源になる一方、昼夜検
知回路23から夜間検出信号が出力されるので、間欠O
N・OFFタイマー回路92が動作せず、また、OR回
路107にもON信号が入力しないので、各切り替えス
イッチ94,98の状態如何に関わらず、人感動作モー
ドとなる。そして、AND回路108の一方の入力端に
は、前記昼夜検知回路23の夜間検出信号がインバータ
103で反転されてON信号として入力する状態とな
る。いま、人感センサー16が使用者を感知すると、タ
イマー回路93が動作するとともに、OR回路107及
びAND回路108の各一方の入力端にON信号が入力
し、排臭ファン13が作動するとともに、照明ランプ1
0が点灯する。
【0018】ここで、切り替えスイッチ94が間欠動作
モードにあると、第1エアーポンプコントロール回路9
6のみが動作状態となり、AND回路102の一方の入
力端にON信号が入力され、このAND回路102の他
方の入力端にはインバータ103を介してON信号が入
力しているから、前記AND回路102からOR回路1
04の一方の入力端にON信号が入力する。一方、前記
切り替えスイッチ94が人感動作モードにあると、各第
1エアーポンプコントロール回路95,96が動作状態
となり、OR回路101及びAND回路102がともに
ON状態となって、OR回路104の双方の入力端にO
N信号が入力する。したがって、前記切り替えスイッチ
94がいずれの状態にあっても、第1エアーポンプ7a
が前記タイマー回路93で設定された所定時間ON動作
し、用便前に便器5の排出口側に洗浄液の泡を流出して
汚物が付着し難い状態とする。そして、用便後に押釦ス
イッチ20が押されると、昼間の場合と同様にして各エ
アーポンプ7a,7bを作動し、便器5内に全体に洗浄
液の泡を流出して汚物を便槽へ押し流す。人感センサー
16が検知信号を出力しなくなると、排臭ファン13が
停止し照明ランプ10も消灯する。このように、太陽電
池15が発電しない夜間や雨天時にあっては、自動的に
人感動作モードとなることにより、消費電力を最小限に
抑制している。
【0019】なお、本発明は、上述した実施例に限ら
ず、例えば、大型給水タンク17は設けなくてもよい。
また、蓄電池11は、トイレボックス1の外に配置する
こともできる。さらに、便器5の形状が図示した、いわ
ゆる和式タイプに限らず、洋式タイプでもよいことはい
うまでもない。またさらに、人感センサー16は必ずし
も必要でないほか、制御回路9の構成が上述のものに限
定されないことはもちろんである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、泡洗式トイレ装置の有する使用感及び
防臭の良さは維持しながら、太陽電池を電源とすること
で、その利用範囲を拡大し、また移設も容易となり、さ
らには、蓄電池を電源として併用するとともに、その過
充電及び過放電を防止するので、太陽電池で発電した電
力を有効に利用し得るほか、蓄電池の寿命も伸びて長期
の使用にも耐えうるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】泡洗式トイレ装置の全体構成を一部分解して示
す概略的な斜視図。
【図2】便器に洗浄液の泡を供給する機構を示す概略的
な断面図。
【図3】制御回路等を収納した操作ボックス内を示す概
略的な斜視図。
【図4】電気的な制御系統を示す制御回路のブロック
図。
【符号の説明】
1 トイレボックス 4 泡供給部 5 便器 6 給水タンク 7a 第1エアーポンプ 7b 第2エアーポンプ 9 制御回路 10 照明ランプ 11 蓄電池 13 排臭ファン 15 太陽電池 16 人感センサー 18 過充電・過放電防止回路 21 操作ボックス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【作用】太陽電池の出力が所定値以上の場合には、これ
を電源として、制御回路により発泡装置、排臭ファン、
照明具の各動作を制御し、便器内の汚物を洗浄液の泡で
便槽に押し流し、便槽の臭気を排臭ファンで排出すると
ともに、余剰電力は蓄電池に蓄電する一方、前記太陽電
池の出力が所定値に充たない場合には、前記蓄電池を電
源として、夜間には照明具でトイレボックス内を照らす
ほか、前述の各動作を行い、また、過充電・過放電防止
回路により前記蓄電池の過充電・過放電を防止してこれ
を保護する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器内の汚物を洗浄液の泡によって便槽
    に押し流す泡洗式トイレ装置において、便器が設けられ
    たトイレボックスと、便器に洗浄液の泡を供給するため
    の発泡装置と、便槽内の臭気を排気するための排臭ファ
    ンと、トイレボックス内を照らすための照明具と、前記
    発泡装置、前記排臭ファン、前記照明具の各動作をそれ
    ぞれ制御するための制御回路と、電源である太陽電池
    と、この太陽電池の出力が所定値以上の場合には余剰電
    力を蓄電し、所定値に充たない場合には太陽電池に換わ
    る電源となる蓄電池と、この蓄電池の過充電及び過放電
    を防止する過充電・過放電防止回路とを備えたことを特
    徴とする太陽電池を備えた泡洗式トイレ装置。
JP4313017A 1992-10-28 1992-10-28 太陽電池を備えた泡洗式トイレ装置 Expired - Fee Related JP2549337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4313017A JP2549337B2 (ja) 1992-10-28 1992-10-28 太陽電池を備えた泡洗式トイレ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4313017A JP2549337B2 (ja) 1992-10-28 1992-10-28 太陽電池を備えた泡洗式トイレ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06169858A true JPH06169858A (ja) 1994-06-21
JP2549337B2 JP2549337B2 (ja) 1996-10-30

Family

ID=18036225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4313017A Expired - Fee Related JP2549337B2 (ja) 1992-10-28 1992-10-28 太陽電池を備えた泡洗式トイレ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2549337B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002339433A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Matsushita Electric Works Ltd 便器用泡発生装置
JP2011119455A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Nec Lighting Ltd 太陽電池を備えた有機el装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819476U (ja) * 1971-07-15 1973-03-05
JPH0222196U (ja) * 1988-07-29 1990-02-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819476U (ja) * 1971-07-15 1973-03-05
JPH0222196U (ja) * 1988-07-29 1990-02-14

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002339433A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Matsushita Electric Works Ltd 便器用泡発生装置
JP4613443B2 (ja) * 2001-05-15 2011-01-19 パナソニック株式会社 便器用泡発生装置
JP2011119455A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Nec Lighting Ltd 太陽電池を備えた有機el装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2549337B2 (ja) 1996-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5079495A (en) Charge exhaustion preventing apparatus of storage battery
US5743511A (en) Control device for a sanitary fixture
GB2080055A (en) Solar powered lighting equipment
JPH07100948B2 (ja) 自動給水装置における電力供給方法
US5539938A (en) Water closet
JP2549337B2 (ja) 太陽電池を備えた泡洗式トイレ装置
JP2549338B2 (ja) 太陽電池を備えた泡洗式トイレ装置
JP2002146878A (ja) トイレ装置
JP3627176B2 (ja) 簡易水洗トイレ
US20240313641A1 (en) Power supply system for smart toilet
US12021450B2 (en) Power supply system for smart toilet
JP3419247B2 (ja) 給水装置
JP3406717B2 (ja) 衛生器具の洗浄装置
JPH08280077A (ja) 温水洗浄装置のリモコン
JP2654303B2 (ja) 各種衛生器具における自動洗浄制御装置
JP2982942B2 (ja) 自動水栓装置
JP2002106021A (ja) 操作装置
JP2007128668A (ja) 仮設トイレ用照明装置
JPH10219760A (ja) 雨水リサイクルシステム
JPH0667571U (ja) 自動給水装置
JPH08251667A (ja) 温水洗浄装置
CN114293630A (zh) 一种马桶洁厕装置
JPH06173311A (ja) 自動給水装置
JP2003020702A (ja) 自動給水装置
JP2000300471A (ja) 温水洗浄便座の節電装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070808

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100808

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100808

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees