JPH06169801A - スキー靴 - Google Patents

スキー靴

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Publication number
JPH06169801A
JPH06169801A JP22591293A JP22591293A JPH06169801A JP H06169801 A JPH06169801 A JP H06169801A JP 22591293 A JP22591293 A JP 22591293A JP 22591293 A JP22591293 A JP 22591293A JP H06169801 A JPH06169801 A JP H06169801A
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JP
Japan
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bottom shell
instep
saddle
ski
ski boot
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Pending
Application number
JP22591293A
Other languages
English (en)
Inventor
Klaus Walkhoff
ヴァルクホッフ クラウス
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Raichle Sportschuh AG
Original Assignee
Raichle Sportschuh AG
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06169801A publication Critical patent/JPH06169801A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、足先の体積及び脚の周長だ
けでなく、底シェルからアッパーへの移行部に対しても
スキー靴を適応させることができる張力付与装置を備え
たスキー靴を提供することにある。 【構成】 本発明のスキー靴の底シェル(2)には、足
先/甲領域において互いに上下に係合するラグが設けら
れており、底シェル(2)にはツーパートアッパー
(3)が関節連結されている。甲領域の後ろには甲サド
ル(28)が配置されており、底シェル(2)のラグと
係合する。第1張力付与装置(35)は、互いに上下に
係合するラグを引き寄せる機能を有している。第2張力
付与装置(42)は、ツーパートアッパー(3)の2つ
の部分(5、6)を閉じる機能を有している。第3張力
付与装置(45)は、甲サドル(28)をヒールの方向
に変位させる機能を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲の請求
項1の前提部に記載のスキー靴に関する。
【0002】
【従来の技術】この形式の既知のスキー靴(EP-A-0 470
539号参照)では、アッパーがリベットにより底シェル
に関節連結されており、アッパーはスリーブと後フラッ
プとに分割されている。底シェルの足先/甲領域(fore
foot and instep region)には中央の長手方向スロット
が設けられており、底シェルの閉鎖ラグは第1張力付与
装置を介して互いに連結されている。スリーブには、横
方向底縁部から開き始め且つ上方に延びている切開部が
設けられている。底シェルに対してこのスキー靴のアッ
パーのシールを向上させるため、この切開部は、第2張
力付与装置が設けられたカバー部分により覆われる。後
フラップは、第3張力付与装置によりスリーブに連結さ
れている。第1張力付与装置は、スキー靴を、足先の体
積に適応させる機能を有している。他の2つの張力付与
装置は、スキー靴を、アッパーの領域における脚の周長
に適応させる機能を有している。この既知のスキー靴は
次のような欠点を有している。すなわち、スキー靴のシ
ェルに対するスリーブの枢動角度は大きいけれども、上
記張力付与装置の1つにより、底シェルからアッパーへ
の移行部に適応させることは不可能である。これは、ス
キー靴が、上記3つの張力付与装置によって、一方では
足先の体積に、他方では脚の周長に適応できるように構
成されているからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明により達成すべ
き目的は、張力付与装置が、スキー靴を、足先の体積及
び脚の周長だけでなく、底シェルからアッパーへの移行
部にも適応させることができるように構成されたスキー
靴を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、特許請求の範囲の請求項1の前提部に記載の特徴
に加え、該請求項1の特徴部に記載の特徴をも備えたス
キー靴により達成される。甲サドルは、第3張力付与装
置の助けによりヒールの方向に変位されるため、甲サド
ルのこの構造により、足先の領域及び脚下部の領域にお
けるスキー靴のサイズの適応とは無関係に、足と脚下部
との間の移行領域、すなわち底シェル(又は足シェル)
とアッパーとの間の移行領域においてもスキー靴を適応
させることが可能になる。以下、添付図面を参照して、
本発明のスキー靴の種々の実施例について詳細に説明す
る。
【0005】
【実施例】図1に示す本発明のスキー靴の第1実施例で
は、2部分からなるアッパー(ツーパートアッパー)3
が、ソール(底)1が設けられた底シェル2に関節連結
されており、足首/ヒール領域においては、アッパー3
が横方向の2本の連結ボルト4(1本の連結ボルトのみ
が示されている)の回りで枢動できる。ツーパートアッ
パー3は、前アッパー部分5及び後アッパー部分6を有
している。連結ボルト4は、靴の長手方向に対してほぼ
直角で且つ底シェル2の前アッパー部分5及び後アッパ
ー部分6のソール1に対してほぼ平行に延びた共通の関
節連結ピンを形成している。前アッパー部分5は舌革部
分として設計されている。各連結ボルト4は、底シェル
2のボア7(図2をも参照)、前アッパー部分5のスロ
ット8(図4及び図6をも参照)及び後アッパー部分6
のボア9を通って突出している。前アッパー部分5の両
横方向前方の下端部領域にはボア10が設けられてい
る。底シェル2はスロット11(図2をも参照)を有し
ている。これらのボア10及びスロット11にはピン1
2が通される。互いにほぼ平行な2つのスロット、すな
わち、前アッパー部分5のスロット8及び底シェル2の
スロット11により、ツーパートアッパー3が底シェル
2に対して枢動できるだけでなく、前アッパー部分5
が、底シェル2に対して、ソール1に関し垂直な関係を
なして前方に傾斜した方向に、直線的(並進的)に変位
することができる。連結ボルト4の両端部には頭部が設
けられているが、頭部自体は既知のもので詳細には図示
してない。ケーブル13は前アッパー部分5を直線的に
変位させる機能を有し、該ケーブル13は、図1及び図
4に示すように、その両端部13aがスロット8の下で
前アッパー部分5に固定されており且つ張力付与レバー
14に通されている。
【0006】前アッパー部分5の頂部領域のほぼ中央に
は、鋼製ストリップ15がねじ16により固定されてい
る。このねじ16により、鋼製ストリップ15は、前ア
ッパー部分5に上下方向に配置された3つの異なる位置
に固定できる。これらの3つの位置は参照番号16a、
16b、16cにより示されており、鋼製ストリップ1
5は、図1では最下方位置16aにあり、図4では中央
位置16bにある。鋼製ストリップ15には、歯付きラ
チェットストリップ17が連結されている。このラチェ
ットストリップ17は、固定手段19に取り付けられた
キャッチ18と係合する。別のケーブル20が設けられ
ており、該ケーブル20の一端20aはラチェットスト
リップ17から遠い側の鋼製ストリップ15の端部に取
り付けられ、ケーブル20の他端20bは、キャッチ1
8が取り付けられた固定手段19に取り付けられてい
る。ケーブル20は、ケーブル13と同様にして張力付
与レバー14に通されている。キャッチ18を備えた固
定手段19は、ラチェットストリップ(すなわち歯付き
ベルト)17に沿って変位できる。別のケーブル20
は、後アッパー部分6に取り付けられた張力付与レバー
14のハウジング21に通されており、ケーブル13
は、張力付与レバー14内で変位できるキャリジ22に
通されている(図1及び図4参照)。キャリジ22は、
ハウジング21内で回転可能に支持され且つ調節輪24
を支持したねじ23により、ハウジング21の長手方向
に変位できる。キャリジ22を調節することによりケー
ブル13の張力、従ってケーブル13が前アッパー部分
5に作用する張力を変えることができる。
【0007】ケーブル13は、底シェル2から取り外す
ことができる靴ヒール26に設けられた2つの偏向片2
5を介して通されている。各偏向片25は、ばね27
(図4をも参照)により靴ヒール26に弾性的に取り付
けられている。ケーブル13は張力付与レバー14と協
働して、前アッパー部分5の張力付与装置を形成する。
足と脚との間の移行領域において底シェル2を覆う、前
アッパー部分5の下部は、甲サドル28として示されて
いる。この甲サドル28の領域において、前アッパー部
分5は、靴の長手方向に形成された多数のうねり状隆起
部29を有している。底シェル2すなわち靴シェルは更
にストップストリップ30を有している。該ストップス
トリップ30は甲の上に設けられており、前アッパー部
分5の前縁部31と相互作用して、前アッパー部分5が
底シェル2に対して枢動する前方境界を定め、且つ脚が
前方に傾動するときの力の伝達を可能にする。図2及び
図3に示すように、底シェル2の両側には、比較的剛性
のある側壁32a、32b(図3)が設けられている。
これらの側壁32a、32bには、互いに上下に係合す
る剛性の小さなすなわち比較的ソフトなラグ33、34
が固定されている。これらのラグ33、34は、スキー
ヤの足先/甲領域でオーバーラップする。これらのラグ
33、34のオーバーラップは、別の張力付与装置(以
下、「第1張力付与装置35」と呼ぶ)により変えるこ
とができる。すなわち、両ラグ33、34を、足の体積
に対応して、互いにより大きく又はより小さく引き寄せ
ることができる。この第1張力付与装置35は1対の留
め金36を有しており、両留め金36aは図5に示すよ
うに共通の作動レバー37を備えている。これらの留め
金36aの各々は2つの部分38a、38bからなり、
これらの両部分38a、38bは、ねじボルト38cを
介して互いに連結されている。各留め金36aの一方の
部分38aは作動レバー37に関節連結されており、他
方の部分38bはラグ33に固定されている。留め金3
6aを備えた作動レバー37は他方のラグ34に固定さ
れている。留め金36aの幅は、ねじボルト38cによ
り調節できる。作動レバー37は弾性舌39を有してお
り、該弾性舌39により底シェル2の開放角度が弾性的
に制限される(すなわち、留め金36aを開くとき、両
ラグ33、34のオーバーラップが一定限度以上に小さ
くなることはない)。この結果、スキーヤは、かがむこ
となく、ストックの先端で留め金36aを閉じることが
できる。このためには、ストックの先端を作動レバー3
7の窪んだ閉鎖中空部40内に押し込む。2つの留め金
36aは、前述のように、スキー靴の足先/甲領域に設
けられ且つ両ラグ33、34を互いに引き寄せる機能を
もつ第1張力付与装置35を形成する。
【0008】張力付与レバー14は、別のケーブル2
0、鋼製ストリップ15、ラチェットストリップ17、
キャッチ18及び固定手段19と共に第2張力付与装置
42を形成する。第3張力付与装置45は、張力付与レ
バー14及びキャリジ22に関節連結されたケーブル1
3により形成される。図7に示す本発明のスキー靴の第
2実施例では、前アッパー部分5及び後アッパー部分6
が、図1〜図6に示した第1実施例のものとは幾分異な
る設計になっている。前アッパー部分5及び後アッパー
部分6は、これらが連結ボルト4の回りで枢動できるよ
うに底シェル2に関節連結されている。図1〜図6に示
した第1実施例とは異なり、図7の第2実施例では、連
結ボルト4の領域において、後アッパー部分6が、スロ
ット8が設けられた前アッパー部分5の下に配置されて
いる。また、前アッパー部分5及び後アッパー部分6か
らなるツーパートアッパー3が底シェル2に関節連結さ
れているだけでなく、前アッパー部分5は直線的に変位
することもできる。なぜならば、図1〜図6の実施例と
同様に、図7の実施例でもスロット8又は11が両関節
連結点に設けられている(一方のスロット8は前アッパ
ー部分5に、他方のスロット11は底シェル2に設けら
れている)からである。ヒールの上方の領域において、
後アッパー部分6には張力付与レバー41が関節連結さ
れており、該張力付与レバー41は、ケーブル13を介
して、前アッパー部分5を底シェル2に対して変位させ
る機能を有している。ケーブル13は、前の実施例と同
様に、靴ヒール26の偏向片(図示せず)を介して案内
される。
【0009】図1〜図6の実施例における別のケーブル
20に相当するケーブルの代わりに、第2張力付与装置
42には、前アッパー部分5を後アッパー部分6に連結
する留め金43が設けられている。留め金43は、張力
付与レバー41からは独立している。底シェル2の足先
領域には、1対の留め金の代わりに、個々の2つの留め
金44が設けられている。上部留め金43及び個々の2
つの留め金44の設計は知られており、従って、ここで
はこの設計をこれ以上詳しくは説明しない。従って、図
7の実施例にも3つの張力付与装置、すなわち、 a)底シェル2のラグ33、34を互いに引き寄せるた
めの第1張力付与装置35と、 b)ツーパートアッパー3を閉じるための第2張力付与
装置42と、 c)図6に従って設計された、前アッパー部分5の甲サ
ドル28を、ヒールの方向に変位させるための第2張力
付与装置とは独立した第3張力付与装置45とが設けら
れている。図8に示す本発明のスキー靴の第3実施例で
は、アッパーが、前アッパー部分及び後アッパー部分の
代わりにスリーブ46により形成されている。該スリー
ブ46は、足首領域において、連結ボルト47を介して
底シェル2に関節連結されている。スリーブ46は脚下
部を包囲するためのものであり、該スリーブ46の前側
で互いにオーバーラップする2つのラグ48a、48b
を有している。これらのラグ48a、48bは、対応す
る第2張力付与装置43(すなわち2つの留め金49)
により、互いに引き寄せられ且つ閉じられる。スリーブ
46と底シェル2との間には、底シェル2上で係合する
別体の甲サドル50が配置されており、該甲サドル50
は、第3張力付与装置45を形成する留め金51及びケ
ーブル52によりヒールの方向に張力をできる。また、
底シェル2は、図7の第2実施例と正確に同様に構成さ
れている。同じく、第1張力付与装置35も、図7の第
2実施例と同様に構成されている。異なる足の体積への
適応を可能にする2つの個々の留め金44は、底シェル
2を互いに引き寄せる機能を有している。前述の留め金
49は、脚下部の周長への適応を可能にする。
【0010】靴の爪先方向へのスリーブ46の枢動は、
別体の甲サドル50により、弾性的に緩衝される。ま
た、甲サドル50は、アッパーすなわちスリーブ46の
前方への移動を、底シェル2を介してスキーに伝達す
る。脚下部からスキーへのこの力伝達は重要である。こ
の目的のため、スリーブ46にはストップストリップ5
3が配置され、底シェル2にはストップストリップ30
が配置されている。別体の甲サドル50の上下の縁部5
4は、これらのストップストリップ53、30に押圧さ
れる。図6に示すように、凹部(これらの凹部は、3つ
の全ての実施例において、甲サドル28、50のうねり
状隆起部29の間に設けられている)にはゴムエレメン
ト55を充填できる。このゴムエレメント55により、
甲サドル28、50の領域における弾性撓み特性に影響
を与えることができる。図8の第3実施例では、ケーブ
ル52の両端部52aが留め金51に固定されている。
底シェル2の反対側には、ケーブル52の偏向手段(図
示せず)が固定されている。このケーブル52は、隆起
部29の間の凹部内を通り、更に、別体の甲サドル50
のケーブルガイド56(図9)に通されている。
【0011】本発明のスキー靴の上記実施例の構造を要
約すれば次の通りである。第1張力付与装置35は、底
シェル2を足の体積に適応させる機能を有している。第
2張力付与装置42は、アッパー3すなわちスリーブ4
6を、脚の周長に適応させる機能を有している。第3張
力付与装置45は、甲サドル28、50を介して、スキ
ー靴を、甲の曲がり領域にも適応できるようにする機
能、すなわち種々の足体積及び脚下部の周長を補償でき
るようにする機能を有している。底シェル2は、ラグ3
3、34により、甲の曲がり部まで足先を包囲し、且つ
後部入口靴(リアエントリ靴)と同様な後部領域におい
ては、底シェル2がヒールのみを包囲するように設計さ
れている。また、底シェル2は、ラグ33、34の後方
及び第1張力付与装置35の後方にストップストリップ
18を有している。アッパー3すなわちスリーブ46の
前方移動は、このストップストリップ30により制限さ
れる。従って、このストップストリップ30は力伝達エ
レメントを形成する。アッパー3の前方移動中の曲がり
特性を向上させるため、甲サドル28、50は、スキー
靴の長手方向軸線を横切るうねり状隆起部29により、
長手方向に弾性的に変形される。ゴムエレメント55は
これらのうねり状隆起部29の間に配置されている。第
3張力付与装置45の偏向片25は、図1に示すような
交換可能なものとし、種々の弾性度合いをもつ弾性パッ
ドを挿入できる。
【0012】第2張力付与装置42及び第3張力付与装
置45は互いに連結(図1)してもよいし、或いは互い
に独立(図7及び図8)させてもよい。ねじ16(図
1)により第2張力付与装置42を前アッパー部分5の
前方側で垂直方向に調節できることにより、共通枢軸線
に対する種々のレバー比を得ることができる。従って、
スキー靴の長手方向軸線方向における前方傾動力を変え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスキー靴の第1実施例の概略側面
図であり、閉鎖手段が開かれ且つ靴の一部が破断された
状態を示すものである。
【図2】底シェルの概略側面図であり、該底シェルが互
いに上下に重なるラグを有しており、該ラグが底シェル
の残部を構成する材料とは異なる材料で作られていると
ころを示すものである。
【図3】図2の底シェルをA−A線に沿って破断した断
面図である。
【図4】張力付与装置の張力付与ケーブルが取り付けら
れた状態の前アッパー部分を後方から見た概略図であ
る。
【図5】図1のスキー靴の前アッパー部分に別のリブ構
造体を取り付けたところを示す斜視図である。
【図6】図5に示したスキー靴に取り付けられたリブ構
造体と同じものを備えた前アッパー部分の別の実施例を
示すものである。
【図7】本発明によるスキー靴の第2実施例の概略側面
図であり、別のアッパー閉鎖手段及び別の設計のアッパ
ーを備えたものを示すものである。
【図8】本発明によるスキー靴の第3実施例の概略側面
図であり、別の甲サドルを備えたものを示すものであ
る。
【図9】張力付与ケーブル用のガイドを備えた図8の甲
サドルの拡大切断図である。
【符号の説明】
1 ソール(底) 2 底シェル 3 ツーパートアッパー 4 連結ボルト 5 前アッパー部分 6 後アッパー部分 8 スロット 11 スロット 13 ケーブル 14 張力付与レバー 15 鋼製ストリップ 20 ケーブル 21 ハウジング 22 キャリジ 25 偏向片 27 ばね 28 甲サドル 30 ストップストリップ 33 ラグ 34 ラグ 35 第1張力付与装置 36 留め金 37 作動レバー 39 弾性舌 41 張力付与レバー 42 第2張力付与装置 43 留め金 44 留め金 45 第3張力付与装置 46 スリーブ 47 連結ボルト 49 留め金 50 甲サドル 51 留め金 52 ケーブル 53 ケーブル 55 ゴムエレメント 56 ケーブルガイド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底シェル(2)を有しており、該底シェ
    ル(2)がソール(1)に連結されており且つ底シェル
    (2)の足先/甲領域には互いに上下に係合するラグ
    (33、34)が設けられており、該ラグ(33、3
    4)を互いに引き寄せるための第1張力付与装置(3
    5)と、前記底シェル(2)に関節連結の態様で連結さ
    れた枢動可能なアッパー(3)と、該アッパー(3)を
    閉じるための第2張力付与装置(42)とを更に有して
    いるスキー靴において、甲領域の後方には甲サドル(2
    8、50)が配置されており、該甲サドル(28、5
    0)が底シェル(2)のラグ(33、34)上に係合し
    且つ第3張力付与装置(45)の助けによりヒールの方
    向に変位でき、アッパー(3)の前方移動中の曲がり特
    性を向上させるため、前記甲サドル(28、50)がス
    キー靴の長手方向に弾性的に変形可能である(図1、図
    5、図7及び図8)ことを特徴とするスキー靴。
  2. 【請求項2】 前記アッパー(3)が前アッパー部分
    (5)及び後アッパー部分(6)により形成され、前記
    甲サドル(28)が前アッパー部分(5)の一部を形成
    し、前アッパー部分(5)が、ヒールの方向に直線的に
    変位できるように底シェル(2)に連結されている(図
    1、図5及び図7)ことを特徴とする請求項1に記載の
    スキー靴。
  3. 【請求項3】 前記第3張力付与装置(45)が張力付
    与レバー(14、41)を有しており、該張力付与レバ
    ー(14、41)が好ましくは後アッパー部分(6)に
    関節連結されており且つケーブル(13)を介して前ア
    ッパー部分(5)に連結されている(図1、図5及び図
    7)ことを特徴とする請求項2に記載のスキー靴。
  4. 【請求項4】 前記第2及び第3張力付与装置(42、
    45)が、ケーブル(13、20)を介して前アッパー
    部分(5)に連結された共通の張力付与レバー(14)
    を備えている(図1及び図5)ことを特徴とする請求項
    2に記載のスキー靴。
  5. 【請求項5】 前記第2張力付与装置(42)が別体の
    留め金(43)を有しており、前記第3張力付与装置
    (45)が、ケーブル(13)を介して前アッパー部分
    (5)に連結された別体の張力付与レバー(41)を有
    している(図7)ことを特徴とする請求項2に記載のス
    キー靴。
  6. 【請求項6】 前記甲サドル(50)が前記アッパー
    (3)とは別体の部分であり且つ底シェル(2)に固定
    された第3張力付与装置(45)の助けによりヒールの
    方向に引っ張られ、前記甲サドル(50)がアッパー
    (3)と底シェル(2)との間に配置されていることを
    特徴とする請求項1に記載のスキー靴。
  7. 【請求項7】 前記別体の甲サドル(50)の第3張力
    付与装置(45)が留め金(51)を有しており、該留
    め金(51)が、甲サドル(50)のうねり状隆起部
    (29)の間を通るケーブル(52)に連結されている
    (図8)ことを特徴とする請求項6に記載のスキー靴。
  8. 【請求項8】 前記アッパー(3)がスリーブ(46)
    として設計されており、該スリーブ(46)が互いに上
    下に係合する2つのラグ(48a、48b)を備えてお
    り、該ラグ(48a、48b)が第2張力付与装置(4
    2)としての調節可能な閉鎖手段(49)により閉じる
    ことができる(図8)ことを特徴とする請求項6に記載
    のスキー靴。
  9. 【請求項9】 前記甲サドル(28、50)が、スキー
    靴の長手方向軸線に対して横方向のうねり状隆起部をも
    つように設計されていることを特徴とする請求項1に記
    載のスキー靴。
  10. 【請求項10】 前記甲サドル(28、50)のうねり
    状隆起部(29)の間には、例えばゴムのような弾性材
    料からなるエレメント(55)が配置されていることを
    特徴とする請求項9に記載のスキー靴。
JP22591293A 1992-09-10 1993-09-10 スキー靴 Pending JPH06169801A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH287892 1992-09-10
CH02878/92-1 1992-09-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06169801A true JPH06169801A (ja) 1994-06-21

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