JPH06169317A - Atm交換機における信号同期制御方式 - Google Patents

Atm交換機における信号同期制御方式

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JPH06169317A
JPH06169317A JP32051592A JP32051592A JPH06169317A JP H06169317 A JPH06169317 A JP H06169317A JP 32051592 A JP32051592 A JP 32051592A JP 32051592 A JP32051592 A JP 32051592A JP H06169317 A JPH06169317 A JP H06169317A
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connection
unit
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武俊 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 呼制御信号とコネクション制御信号の到来順
序が規定シーケンスと異なっても信号の消滅がなく、マ
ルチコネクションの接続サービスを行なう。 【構成】 制御部起動部31は、信号処理部21より呼
制御信号C-SETUPを受信する前にコネクション制御信号B
-SETUPを受信した場合には、該コネクション制御信号を
信号バッファ31aに記憶する。しかる後、呼制御信号
C-SETUPを受信して呼制御部32aを起動してから、コ
ネクション制御部33aを起動し、信号バッファ31a
に記憶してあるコネクション制御信号B-SETUPを該コネ
クション制御部に渡し、以後規定されたシーケンスに従
って処理を実行する(図1(a))。又、コネクション制御
部33aに呼制御部32aが起動したことを監視する監
視機能部34aを持たせ、呼制御部32aが起動してい
ることを確認してから規定シーケンスに従って信号授受
を行なう(図1(b))。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はATM交換機に接続され
たマルチメディア端末を用いた接続サービスを実現する
際、1つの呼で複数のコネクション(音声コネクショ
ン、動画像コネクション、データコネクション等)を制
御するATM交換機における信号同期制御方式に関す
る。音声通信、データ通信だけでなく動画像通信も含め
たマルチメディア通信のニーズが高まりつつあり、その
ような広帯域(broadband)の通信の実現手段として、非
同期転送モード(Asynchronous Transfer Mode:AT
M)を基本とするB−ISDN(Broadband−ISD
N)の交換技術がCCITTで合意され、また、呼処理
のための信号(呼制御信号)とコネクション処理のため
の信号(コネクション制御信号)を分離することが規定
されつつある。
【0002】
【従来技術】呼制御処理とコネクション制御処理を別々
に行なうためには、それぞれに応じて呼制御部とコネク
ション制御部を設け、規定されるシーケンスに従って各
制御部間で信号授受をしながら呼処理を行なう必要があ
る。たとえば、呼制御信号の受信により呼制御部を起動
し、ついで、コネクション制御信号の受信によりコネク
ション制御部を起動し、コネクション制御部は起動され
ると規定シーケンスに従って所定の信号を呼制御部に送
出し、以後各制御部は該規定シーケンスに従って信号授
受を行なって呼処理を行なうようにする必要がある。と
ころで、ATM交換機はその超多重性や障害処理起動に
よる割込みの発生等により、呼制御信号とコネクション
制御信号の送出順序(あるいは到来順序)が規定シーケ
ンスとは逆になることが予想される。すなわち、呼制御
信号→コネクション制御信号の順序で到来すべきもの
が、逆の順序で到来する場合が予想される。かかる場
合、呼制御部が起動される前にコネクション制御部が起
動され、コネクション制御部から呼制御部に規定された
信号が送出される。しかし、呼制御部は起動してないた
め、該信号は消滅し、マルチコネクションの接続サービ
スができなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上より、信号順序が
規定シーケンスと異なった場合の対策を講じる必要があ
る。しかし、従来のSTM網では、扱える回線の種類が
限られているため通信可能なメディアの種類が制限され
ており、しかも信号は呼とコネクションに分離されてお
らず、このため、信号到来順序が規定シーケンスと異な
った場合の対策を考慮する必要がなかった。以上から、
本発明の目的は、呼制御信号とコネクション制御信号の
到来順序が規定シーケンスと異なった場合でも、信号の
消減がなく正しく呼処理を行なうことができるATM交
換機における信号同期制御方式を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。21は加入者又は他の交換機からの信号を受
信する信号処理部、31は制御部起動部、31aは制御
部起動部に設けられた信号バッファ、32aは呼制御信
号により呼対応に起動され、呼全体を制御する呼制御
部、33aはコネクション制御信号により起動されコネ
クションのパスの設立、解放を制御するコネクション制
御部、34aはコネクション制御部に設けられ、呼制御
部の起動を監視する監視機能部である。
【0005】
【作用】制御部起動部31にコネクション制御信号B-SE
TUPを記憶する信号バッファ31a(図1(a)参照)を設
ける。制御部起動部31は、信号処理部21より規定さ
れた順に呼制御信号C-SETUP、コネクション制御信号B-S
ETUPを受信する場合、呼制御信号C-SETUPの受信により
呼制御部32aを起動して呼制御信号を渡し、ついで、
コネクション制御信号B-SETUPの受信によりコネクショ
ン制御部33aを起動してコネクション制御信号B-SETU
Pを渡し、コネクション制御部33aは起動されると規
定シーケンスに従って所定の信号を呼制御部32aに送
出し、以後各制御部は該規定シーケンスに従って信号授
受を行なって呼処理を行なう。一方、制御部起動部31
は、呼制御信号C-SETUPを受信する前にコネクション制
御信号B-SETUPを受信すると、コネクション制御信号を
信号バッファ31aに記憶し、しかる後、呼制御信号C-
SETUPを受信したとき呼制御部32aを起動し、つい
で、コネクション制御部33aを起動して信号バッファ
31aに記憶してあるコネクション制御信号B-SETUPを
該コネクション制御部に渡し、以後規定されたシーケン
スに従って処理を実行する。このように規定された順序
と異なる順序で各制御信号を受信しても、先に到来すべ
き呼制御信号を受信して呼制御部を起動するまでコネク
ション制御部を起動させないようにしているから、信号
到来順序がずれても、信号の消滅がなく、マルチコネク
ションの接続サービスができる。
【0006】又、コネクション制御部33aに呼制御部
32aが起動したことを監視する監視機能部34a(図
1(b)参照)を持たせ、コネクション制御部33aは起動
された時、呼制御部32aが起動していることを確認し
てから規定シーケンスに従って所定の信号を呼制御部3
2aに送出し、以後各制御部は該規定シーケンスに従っ
て信号授受を行なって呼処理を行なう。このようにすれ
ば、信号到来順序がずれても、呼制御部が起動してから
信号授受を開始するため信号の消滅がなく、マルチコネ
クションの接続サービスができる。
【0007】
【実施例】
(A) ATM網の概略 ATM方式では物理回線上に多重に論理リンクを張るこ
とにより回線を複数の呼に割り当てる。そして、各呼に
応じた端末からの動画像データや音声データ等を固定長
の情報単位(セルという)に分解し、順次回線に送り出
して多重化を実現する。セルは図2に示すように、53
バイトの固定長ブロックで構成され、その内5バイトが
ヘッダ部HD、48バイトがインフォメーションフィー
ルド(情報部)DTである。ヘッダ部HDには、データ
がブロックに分解された後でも宛先が判るように呼識別
用の仮想チャンネル番号(Virtual Channel Identifie
r:VCI)が含まれ、そのほか方路を特定する仮想パ
スの識別子(Virtual Path Identifier:VPI)や、
リンク間のフロー制御に用いられるジェネリックフロー
コントロールGFC(Generic Flow Control)や、ペイ
ロードPT(PayloadType)やヘッダのエラー訂正用符号
HEC(Header Error Control)等が含まれている。
【0008】図3はATM方式を説明するためのATM
網の概略構成図であり、11a,11bは端末装置、1
3はATM網である。ATM網13は、データセルを伝
送する情報網13aと制御信号を伝送する信号網13b
を備え、情報網13aにおける各ATM交換機13c-1
〜13c-nのCPU13d-1〜4d-nは信号網13bと接続
されている。発信端末11aが着信端末11bを呼び出
すための発呼操作を行うと、発信端末内のセル組立部は
発信番号、着信番号、端末の種別、属性等を含むデータ
をセル単位に分割し、各分割データに信号用VCI(端
末毎に予め定まっている)を付して信号セルを生成し、
該信号セルをATM網13に送り出す。
【0009】ATM交換機(発信側交換機)13c-1の
図示しない信号装置は信号セルを受信すれば、該信号セ
ルに含まれる情報を組立ててCPU13d−1に通知す
る。CPUは発信者サービス分析処理、課金処理、着信
者数字翻訳処理等の呼処理を行なうと共に、方路(VP
I)及び呼識別情報(VCI)を決定し、信号網13b
を介してNO.7プロトコルに従って次の中継交換機に
発信番号、着信番号、VPI、VCI、その他のデータ
を含む接続情報を送出する。以後、中継交換機は同様な
処理を行ない、最終的に発信側交換機13c-1から着信
端末が接続されたATM交換機(着信側交換機)13c-
nまでのパス及び中継ATM交換機13c-2,13c-3,・・・
が決定される。着信側交換機13c-nは発信番号、着信
番号、上位ATM交換機のVCIを含む接続情報を受信
すれば、着信端末に所定VCIを割り当てると共に、着
信端末11bが通話可能であるか調べる。通話可能であ
れば、信号網13bは通話可能な旨を発信側交換機13
c-1に通知し、発信側交換機は発信端末11aに所定の
VCIを割り当てる。
【0010】パス上の各ATM交換機13c-1〜13c-n
はパス毎に、上位ATM交換機のVCIに対応させて、
(1) 該VCIを有するセルの出力パス(出ハイウェイ)
を特定するための接続情報と、(2) 出力するセルに付加
する新たなVCI、VPIを内蔵のルーチングテーブル
に登録する。以上により、発信端末11aと着信端末1
1b間にパスが形成されると、両端末は発呼セル、応答
セルを互いに送受しあって通信手順を確認する。しかる
後、発信端末11aは送信すべきデータを所定バイト長
に分解すると共に、前記割り当てられたVCIを含むヘ
ッダを付けてセルを生成し、該セルをATM網13に送
り出す。各ATM交換機13c-1〜13c-nは上位交換機
から所定の入ハイウェイを介してセルが入力されると、
ルーチングテーブルに基づいて該入力されたセルのVC
Iを付け変えると共に所定の出ハイウェイに送り出す。
この結果、発信端末11aから出力されたセルは呼制御
で決定したパスを介して着信側交換機13c-nに到達す
る。着信側交換機13c-nはルーチングテーブルに基づ
いて、入力されたセルに付加されているVCIを着信端
末に割り当てたVCIに付け変えた後、着信端末11b
が接続されている回線に送出する。
【0011】以後、発信端末11aはセルを順次着信端
末11bに送り、着信端末は受信したセルに含まれる情
報部DTを組立て、元のデータを復元する。以上は、1
つの呼に対する場合であるが、端末−ATM交換機間及
び隣接ATM交換機間の各回線の両端で互いに持ち合う
VCI値を変えることにより、1つの回線に多数の呼に
応じた論理リンクを張ることができ、これにより高速多
重通信が実現される。ATM方式によれば、動画像、デ
ータ、音声等異なる伝送速度をもつ情報源の情報を多重
化することができるため1本の伝送路を有効に使え、し
かも、パケット交換でソフト的に行っているような再送
制御や複雑な通信手順が不要となり、150Mbpsの
超高速のデータ伝送が可能となる。
【0012】(B) 呼制御処理とコネクション制御処理を
分離する場合の全体の動作 図4は呼制御処理とコネクション制御処理を分離するA
TM交換機の動作説明図である。図中、1,2はマルチ
メディア端末であり、例えばテレビ電話機、10,50
はATM交換機である。各ATM交換機10,50には
ATMスイッチは図示せずCPUのみが示されている。
ATM交換機10において、20はOS(オペレーティ
ングシステム)、30は基本呼処理部(アプリケーショ
ン部)である。オペレーティングシステム20におい
て、21はマルチメディア端末1からの信号を受信し基
本処理部20で処理しやすいデータ構造に変換する信号
処理部(DSS)、22は基本処理部20からのシステ
ムコールにより起動され、呼受付制御アルゴリズムに従
って指定された方路(VPI)に指定された帯域の空き
があるか判断して通知する通話路制御部(SWC)、2
3は他交換機と信号のやり取りを行なう信号処理部(I
SUP)である。
【0013】基本処理部30において、31はタスク起
動部(制御部起動部)、32aは呼制御タスク(呼制御
部)、33a1は音声コネクション制御タスク(音声コ
ネクション制御部)、33a2は動画コネクション制御
タスク(動画コネクション制御部)である。タスク起動
部31は交換機に1つ設けられ、呼制御信号C-SETUPを
受け付けて呼対応の呼制御タスク32aを起動しB-SETU
P受け取ってコネクション対応のコネクション制御タス
ク33a1,33a2を起動する。呼制御タスク32aは
タスク起動部31により起動され、信号処理部21,2
3との間で信号のやりとりを行なって、課金制御や各コ
ネクションの同一方路選択制御等の呼全体を制御する。
各コネクション制御タスク33a1,33a2はタスク起
動部31により各コネクション毎に起動され、呼制御タ
スク32aから指定された方路(VPI)内のパス(V
CI)の予約、捕捉及び解放処理を行なう。
【0014】ATM交換機50において、60はOS
(オペレーティングシステム)、70は基本処理部(ア
プリケーション部)である。オペレーティングシステム
60において、61はマルチメディア端末2からの信号
を受信する信号処理部(DSS)、62は通話路制御部
(SWC)、63は他交換機と信号のやり取りを行なう
信号処理部(ISUP)である。アプリケーション部7
0において、71はタスク起動部(制御部起動部)、72
aは呼制御タスク(呼制御部)、73a1は音声コネクシ
ョン制御タスク(音声コネクション制御部)、73a2
動画コネクション制御タスク(動画コネクション制御部)
である。
【0015】ATM交換機10に収容されるメディア端
末1から別の交換機50に収容されるマルチメディア端
末2に対してテレビ電話をかける場合について、換言す
れば音声及び動画像の各コネクションを呼設定時に同時
に接続する場合について説明する。図5、図6、図7は
テレビ電話サービスを実現するためのシーケンスフロー
図である。
【0016】(a) マルチメディア端末1よりテレビ電話
用のキーを押下して相手電話番号を入力すると、該端末
1は呼制御信号C-SETUP(発信、着信番号を含む)を送
出すると共に、音声コネクション及び動画コネクション
毎にコネクション制御信号B-SETUP(帯域(伝送速度)や
ピーク値、バースト性等を含む)を交換機10に送出す
る。交換機10の信号処理部21は呼制御信号C-SETUP
→コネクション制御信号B-SETUPの順にタスク起動部3
1に送出する。 (b) タスク起動部31は信号処理部から送られてきた呼
制御信号C-SETUPに基づいて、端末1用に呼制御タスク
32aを起動すると共に該呼制御信号を渡し、ついで、
音声と動画像のそれぞれのコネクション制御信号B-SETU
Pに基づいてコネクション制御タスク33a1〜33a2
を起動すると共にそれぞれにコネクション制御信号を渡
す。
【0017】(c) 各コネクション制御タスク33a1
33a2は受信したB-SETUP信号に含まれる帯域情報等を
B-REQ信号により呼制御タスク32aに通知する。呼制
御タスク32aは各コネクション制御タスク33a1
33a2から帯域の通知を受信すれば、着信端末への複
数の方路(VPI)を求め、その内の1つのVPIをB-
SEL信号により各コネクション制御タスク33a1〜33
2に指定する。各コネクション制御タスク33a1〜3
3a2はそれぞれ、指定されたVPIの帯域に音声、動
画像を伝送するための余裕があるか調べ、余裕があれ
ば、該VPI及び音声及び動画像コネクション用に所定
のVCIを予約し、その旨をB-RES信号で呼制御タスク
32aに通知する。以上により、音声、動画像の各コネ
クションについて同一の方路(VPI)及び各コネクシ
ョン用のVCIが予約される。
【0018】(d) 同一VPIの予約が完了すると、呼制
御タスク32aは信号処理部23を介して予約されたV
PIの接続先のATM交換機(図4では端末2を収容す
る交換機50)にC+B-SETUP信号を送出する。交換機5
0の信号処理部63はこれら信号は呼設定及びコネクシ
ョン設定用信号であるので、タスク起動部71に送出す
る。 (e) タスク起動部71は信号処理部から送られてきた信
号に基づいて、端末2用に呼制御タスク72a及び音声
と動画のそれぞれのコネクション制御タスク73a1
73a2を生成し、それぞれにC-SETUP信号,B-SETUP信号
を渡して起動する。
【0019】(f) 各コネクション制御タスク73a1
73a2は受信したB-SETUP信号に含まれる帯域情報をB-
REQ信号で呼制御タスク72aに通知する。呼制御タス
ク72aは各コネクション制御タスク73a1〜73a2
から帯域の通知を受信すれば、着信端末への方路(VP
I)を求め、該VPIをB-SEL信号により各コネクショ
ン制御タスク73a1〜73a2に指定する。該指定され
たVPIの帯域に音声、動画像を伝送するための余裕が
あれば、該VPIと音声、動画像コネクション用に所定
のVCIを予約し、予約完了をB-RES信号で呼制御タス
ク72aに通知する。以上により、音声、動画像の各コ
ネクションについて同一の方路(VPI)が予約され
る。 (g) 予約が完了すると、呼制御タスク72aは信号処理
部61を介して端末2にC-SETUP信号を送出する。
【0020】(h) 又、呼制御タスク72aは、音声及び
動画コネクション制御タスク73a 1〜73a2に全コネ
クションの予約が成功したことをB-SUC信号により通知
し、通知されたコネクション制御タスクは信号処理部6
1を介して端末2にB-SETUP信号を送出する。 (i) 端末2はC-SETUP,B-SETUP信号の受信により、応答
可能であれば、応答可能を示すALT信号を信号処理部6
1を介して呼制御タスク72aに送出する。呼制御タス
ク72aは信号処理部63,23を介して呼制御タスク
32aにALT信号を送出する。これにより、呼制御タス
ク32aは、ALT信号を信号処理部21を介して端末1
に送出する。
【0021】(j) 端末2はALT信号送出後、着信者がオ
フフックするとC-CONN及びB-CONN信号を信号処理部61
を介してそれぞれ呼制御タスク72a及び各コネクショ
ン制御タスク73a1,73a2に送出する。各コネクシ
ョン制御タスク73a1,73a2は、先に予約したVP
I、VCIを捕捉してコネクションを設定した後、呼制
御タスク72aにB-EST信号を送出する。 (k) これにより、呼制御タスク72aは、C+B-CONN信号
を信号処理部63、23を介して呼制御タスク32aに
送出する。 (m) 呼制御タスク32aはC-CONN信号を信号処理部21
を介して端末1に送出後、B-CONN信号を各コネクション
制御タスク33a1,33a2に送出する。
【0022】(n) 各コネクション制御タスク33a1
33a2は、先に予約したVPI、VCIを捕捉して、
コネクションを設定した後、信号処理部21を介して端
末1にB-CONN信号を送出する。以上により、端末1及び
端末2の間で、音声及び動画像のマルチコネクションが
設立され、テレビ電話の通信中状態となる。 (o) 通信が終了して端末1が切断されると、該端末1は
C-REL及びB-REL信号を信号処理部21を介してそれぞれ
呼制御タスク32aと各コネクション制御タスク33a
1,33a2に送出する。
【0023】(p) 各コネクション制御タスク33a1
33a2は、捕捉中のVPI、VCIを解放した後、呼
制御タスク32aにB-DEL信号を送出し、自タスクを終
了させる。 (q) B-DEL信号の受信により、呼制御タスク32aはC+B
-REL信号を信号処理部23,63を介して呼制御タスク
72aに送る。 (r) 呼制御タスク72aは信号処理部61を介して端末
2にC-REL信号を送出した後、各コネクション制御タス
ク73a1,73a2にB-REL信号を送出する。
【0024】(s) 各コネクション制御タスク73a1
73a2は、捕捉中のVPI、VCIを解放した後、呼
制御タスク72aにB-DEL信号を送出し、しかる後、信
号処理部61を介して端末2にB-REL信号を送出して自
タスクを終了させる。 (t) これにより、端末2はC-RELCOM信号を送出する。 (u) 呼制御タスク72aは、信号処理部63,23を介
して呼制御タスク32aにC-RLC信号を送出した後、自
タスクを終了させ、呼制御タスク32aはC-RLC信号を
受信して自タスクを終了させる。
【0025】以上のように、ATM交換機においては、
信号処理部21より呼制御信号→コネクション制御信号
の順序でこれらの信号がタスク起動部(制御部起動部)
31に送出され、タスク起動部31は該順序で呼制御タ
スク(呼制御部)32a、コネクション制御タスク(コ
ネクション制御部)33a1,33a2を起動する。コネ
クション制御タスク33a1,33a2は起動されると呼
制御タスク32aにB-REQ信号を送出し、以後、図7に
示すシーケンスに従って制御信号を授受しながら呼処理
を行なう。
【0026】ところで、ATM交換機の超多重性や障害
処理起動による割込みの発生等により、信号処理部21
から送出される呼制御信号とコネクション制御信号の送
出順序が逆になると、呼制御タスク32aが起動される
前にコネクション制御タスク33a1,33a2が起動さ
れ、該コネクション制御タスクから呼制御タスクにB-RE
Q信号が送出される。しかし、この時、呼制御タスク3
2aは未だ起動してないため、B-REQ信号を受信できず
該B-REQ信号が消滅し、マルチコネクションの接続サー
ビスができなくなる。このため、信号順序が規定シーケ
ンスと異なった場合の対策を講じる必要がある。
【0027】(C) 本発明の第1の実施例全体の構成 図8及び図9は信号順序が異なった場合の対策を講じた
ATM交換機の構成及び動作説明図である。尚、ATM
スイッチは図示せず、CPUのみが示されている。20
はOS(オペレーティングシステム)、21は加入者又
は他の交換機からの信号を受信する信号処理部、30は
基本呼処理部(アプリケーション部)、40は共有メモ
リ、41は実プロセスIDと論理プロセスIDの対応を
管理するテーブルである。
【0028】基本呼処理部30において、31は制御部
起動部、31aは制御部起動部に設けられたコネクショ
ン制御信号を記憶する信号バッファ、31bは論理プロ
セスID管理部、32aは呼全体を制御する呼制御部、
33aはコネクションのパスの設立、解放を制御するコ
ネクション制御部である。制御部起動部31は呼制御信
号C-SETUPを受信すると呼制御部32aを起動し、コネ
クション制御信号B-SETUPを受信するとコネクション制
御部33aを起動する。呼制御部32aは制御部起動部
31により起動され、呼制御信号C-SETUPに含まれる情
報に基づいて課金制御や各コネクションの同一方路選択
制御等の呼全体を制御する。各コネクション制御部33
aは制御部起動部31により各コネクション毎に起動さ
れ、呼制御制御部32aから指定された方路(VPI)
内のパス(VCI)の予約、捕捉及び解放処理を行な
う。尚、コネクション制御部33aは説明上1つのみ示
しているが2以上あっても構わない。
【0029】全体の動作 (a) 正常時(図8参照) マルチメディア端末より呼制御信号C-SETUP(発信、
着信番号を含む)と共に、コネクション制御信号B-SETU
Pが送られてくると、ATM交換機の信号処理部21
は、呼制御信号C-SETUPを制御部起動部31に送出す
る。 制御部起動部31は呼制御信号C-SETUPを受信すれ
ば、オペレーティングシステム20に呼制御部32aの
起動を依頼する。オペレーティングシステム20は起動
依頼に応答して呼制御部32aを起動し(実際には呼制
御タスクを生成し)、該呼制御部の実プロセスID(11
1とする)を制御部起動部31に通知する。 制御部起動部31は実プロセスID(111)を受信する
と、論理プロセスID管理部31bにより呼ID(C1)
と呼制御部の論理プロセスID(callee)を決定する。
ついで、実プロセスID(111)を呼ID、論理プロセス
ID(C1.callee)に対応付けて共有メモリ40のテーブ
ル41に登録する。
【0030】しかる後、制御部起動部31は呼制御部
32aに呼制御信号C-SETUPと呼制御部の論理プロセス
ID(C1.callee)を渡す。 しかる後、信号処理部21は、コネクション制御信号
B-SETUPを制御部起動部31に送出する。 制御部起動部31はコネクション制御信号B-SETUPを
受信すれば、既に呼制御信号C-SETUPを受信しているか
判断する。呼制御信号C-SETUPを受信していれば、オペ
レーティングシステム20にコネクション制御部33a
の起動を依頼する。オペレーティングシステム20は起
動依頼に応答してコネクション制御部33aを起動し
(実際にはコネクション制御タスクを生成し)、該コネ
クション制御部の実プロセスID(222とする)を制御
部起動部31に通知する。
【0031】制御部起動部31は実プロセスID(22
2)を受信すると、論理プロセスID管理部31bにより
コネクション制御部33aの論理プロセスID(calle
r)を決定する。ついで、実プロセスID(222)を呼I
D、論理プロセスID(C1.caller)に対応付けて共有メ
モリ40のテーブル41に登録する。尚、コネクション
が2以上ある場合には(例えば、音声、動画コネクショ
ン)、それぞれについてコネクション制御部が起動さ
れ、それぞれに論理プロセスID、実プロセスIDが決
定されてテーブル41に登録される。 しかる後、制御部起動部31はコネクション制御部3
3aにコネクション制御信号B-SETUPとコネクション制
御部の論理プロセスID(C1.caller)を渡す。 コネクション制御部33aは論理プロセスID(C1.ca
ller)をキーワードとして共有メモリのテーブル41よ
り呼制御部32aの実プロセスID(111)を求める。
又、同様に呼制御部32aは論理プロセスID(C1.call
ee)をキーワードとしてテーブル41よりコネクション
制御部33aの実プロセスID(222)を求める。
【0032】′ついで、コネクション制御部33a
は、受信したB-SETUP信号に含まれる帯域情報に呼制御
部の実プロセスID(111)を付加して呼制御部32aに
通知する(プロセス間通信)。以後各制御部は図5〜図
7のシーケンスに従って相手の実プロセスIDを付加し
て信号の授受を行なって呼処理を行なう。 以上は、信号処理部21が規定された順序で、呼制御信
号C-SETUP→コネクション制御信号B-SETUPを制御部起動
部31に入力した場合であるが、上記順序を逆にして制
御部起動部31に入力する場合がある。かかる異常時に
は以下のように動作する。
【0033】(b) 異常時(図9参照) ATM交換機の信号処理部21はマルチメディア端末
からの発呼により、誤ってまずコネクション制御信号B-
SETUPを制御部起動部31に送出する。制御部起動部3
1はコネクション制御信号B-SETUPを受信すれば、既に
呼制御信号を受信しているかチェックし、受信してない
場合には該コネクション制御信号B-SETUPを信号バッフ
ァ31aに格納し、呼制御信号の受信を待つ。 この状態で、信号処理部21から呼制御信号C-SETUP
を受信する。 制御部起動部31は呼制御信号C-SETUPを受信すれ
ば、オペレーティングシステム20に呼制御部32aの
起動を依頼する。オペレーティングシステム20は起動
依頼に応答して呼制御部32aを起動し(実際には呼制
御タスクを生成し)、該呼制御部の実プロセスID(11
1とする)を制御部起動部31に通知する。
【0034】制御部起動部31は実プロセスID(11
1)を受信すると、論理プロセスID管理部31bにより
呼ID(C1)と呼制御部の論理プロセスID(callee)
を決定する。ついで、実プロセスID(111)を呼ID、
論理プロセスID(C1.callee)に対応付けて共有メモリ
40のテーブル41に登録する。 しかる後、制御部起動部31は呼制御部32aに呼制
御信号C-SETUPと呼制御部の論理プロセスID(C1.calle
e)を渡す。 制御部起動部31は以上の処理が終われば、オペレー
ティングシステム20にコネクション制御部33aの起
動を依頼する。オペレーティングシステム20は起動依
頼に応答してコネクション制御部33aを起動し(実際
にはコネクション制御タスクを生成し)、該コネクショ
ン制御部の実プロセスID(222とする)を制御部起動
部31に通知する。
【0035】制御部起動部31は実プロセスID(22
2)を受信すると、論理プロセスID管理部31bによ
り、コネクション制御部の論理プロセスID(caller)
を決定する。ついで、実プロセスID(222)を呼ID、
論理プロセスID(C1.caller)に対応付けて共有メモリ
40のテーブル41に登録する。 しかる後、制御部起動部31はコネクション制御部3
3aにコネクション制御信号B-SETUPとコネクション制
御部の論理プロセスID(C1.caller)を渡す。 コネクション制御部33aは論理プロセスID(C1.ca
ller)をキーワードとして共有メモリのテーブル41よ
り呼制御部32aの実プロセスID(111)を求める。
又、同様に呼制御部32aは論理プロセスID(C1.call
ee)をキーワードとしてテーブル41よりコネクション
制御部33aの実プロセスID(222)を求める。
【0036】′ついで、コネクション制御部33は、
受信したB-SETUP信号に含まれる帯域情報に呼制御部の
実プロセスID(111)を付加して呼制御部32aに通知
する。以後各制御部は図5〜図7のシーケンスに従って
相手の実プロセスIDを付加して信号の授受を行なって
呼処理を行なう。 以上のように、制御部起動部31はコネクション制御信
号を呼制御信号の前に受信しても、呼制御信号を受信す
るまでコネクション制御部を起動させないようにでき、
信号到来順序がずれても、信号の消滅がなく、マルチコ
ネクションの接続サービスができる。
【0037】(D) 本発明の第2の実施例 図10及び図11は信号順序が異なった場合の対策を講
じた本発明の第2の実施例構成及び動作説明図である。
尚、ATMスイッチは図示せず、CPUのみが示されて
いる。又、図8、図9に示す第1の実施例と同一部分に
は同一符号を付している。第1の実施例と異なる点は、
制御部起動部31から信号バッファを削除した点、及
び、コネクション制御部33aに呼制御部の起動を監視
する監視機能部34aを持たせた点である。
【0038】全体の動作 (a) 正常時(図10参照) マルチメディア端末より呼制御信号C-SETUP(発信、
着信番号を含む)と共に、コネクション制御信号B-SETU
Pが送られてくると、ATM交換機の信号処理部21
は、まず呼制御信号C-SETUPを制御部起動部31に送出
する。 制御部起動部31は呼制御信号C-SETUPを受信すれ
ば、オペレーティングシステム20に呼制御部32aの
起動を依頼する。オペレーティングシステム20は起動
依頼に応答して呼制御部32aを起動し(実際には呼制
御タスクを生成し)、該呼制御部の実プロセスID(11
1とする)を制御部起動部31に通知する。 制御部起動部31は実プロセスID(111)を受信する
と、論理プロセスID管理部31bにより、呼ID(C
1)と呼制御部32aの論理プロセスID(callee)を決
定する。ついで、実プロセスID(111)を呼ID、論理
プロセスID(C1.callee)に対応付けて共有メモリ40
のテーブル41に登録する。
【0039】以上の処理が終われば、制御部起動部3
1は呼制御部32aに呼制御信号C-SETUPと呼制御部の
論理プロセスID(C1.callee)を渡す。 しかる後、信号処理部21は、コネクション制御信号
B-SETUPを制御部起動部31に送出する。 制御部起動部31はコネクション制御信号B-SETUPを
受信すれば、オペレーティングシステム20にコネクシ
ョン制御部33aの起動を依頼する。オペレーティング
システム20は起動依頼に応答してコネクション制御部
33aを起動し(実際にはコネクション制御タスクを生
成し)、該コネクション制御部の実プロセスID(222
とする)を制御部起動部31に通知する。
【0040】制御部起動部31は実プロセスID(22
2)を受信すると、論理プロセスID管理部31bにより
コネクション制御部33aの論理プロセスID(caller)を
決定する。ついで、実プロセスID(222)を呼ID、
論理プロセスID(C1.caller)に対応付けて共有メモリ
40のテーブル41に登録する。尚、コネクションが2
以上ある場合には(例えば、音声、動画コネクショ
ン)、それぞれについてコネクション制御部が起動さ
れ、それぞれに論理プロセスID、実プロセスIDが決
定されてテーブル41に登録される。 しかる後、制御部起動部31はコネクション制御部3
3aにコネクション制御信号B-SETUPとコネクション制
御部の論理プロセスID(C1.caller)を渡す。
【0041】コネクション制御部33aの呼制御部起
動監視機能部34aは自分に該当する呼ID(C1)をキー
ワードとして共有メモリのテーブル41に呼制御部32
aの実プロセスIDが登録されているか、換言すれば、
呼制御部32aが起動しているかチェックする(監
視)。 ′呼制御部32aが起動されていれば、コネクション
制御部33aは論理プロセスID(C1.caller)をキーワ
ードとして共有メモリのテーブル41より呼制御部32
aの実プロセスID(111)を求める。又、同様に呼制御
部32aは論理プロセスID(C1.callee)をキーワード
としてテーブル41よりコネクション制御部33aの実
プロセスID(222)を求める。
【0042】′ついで、コネクション制御部33は、
受信したB-SETUP信号に含まれる帯域情報に呼制御部の
実プロセスID(111)を付加して呼制御部32aに通知
する。以後各制御部は図5〜図7のシーケンスに従って
相手の実プロセスIDを付加して信号の授受を行なって
呼処理を行なう。 以上は、信号処理部21が規定された順序で、呼制御信
号C-SETUP→コネクション制御信号B-SETUPを制御部起動
部31に入力した場合であるが、上記順序を逆にして制
御部起動部31に入力する場合がある。かかる異常時に
は以下のように動作する。
【0043】(b) 異常時(図11参照) ATM交換機の信号処理部21はマルチメディア端末
からの発呼により、誤ってまずコネクション制御信号B-
SETUPを制御部起動部31に送出する。 制御部起動部31はコネクション制御信号B-SETUPの
受信すると、オペレーティングシステム20にコネクシ
ョン制御部33aの起動を依頼する。オペレーティング
システム20は起動依頼に応答してコネクション制御部
33aを起動し(実際にはコネクション制御タスクを生
成し)、該コネクション制御部の実プロセスID(222
とする)を制御部起動部31に通知する。 制御部起動部31は実プロセスID(222)を受信する
と、論理プロセスID管理部31bにより、呼IDとコ
ネクション制御部33aの論理プロセスID(caller)
を決定する。ついで、実プロセスID(222)を呼ID、
論理プロセスID(C1.caller)に対応付けて共有メモリ
40のテーブル41に登録する。
【0044】しかる後、制御部起動部31はコネクシ
ョン制御部33aにコネクション制御信号C-SETUPとコ
ネクション制御部の論理プロセスID(C1.caller)を渡
す。 コネクション制御部33aの呼制御部起動監視機能部
34aは自分に該当する呼ID(C1)をキーワードとして
共有メモリのテーブル41に呼制御部32aの実プロセ
スIDが登録されているかチェックする(監視)。実プ
ロセスIDが登録されてなければ、呼制御部32aは起
動されておらず、以後、呼制御部32aの起動を継続監
視する。 かかる状態で、制御部起動部31は信号処理部21か
ら呼制御信号C-SETUPを受信する。
【0045】制御部起動部31は呼制御信号C-SETUP
を受信すれば、オペレーティングシステム20に呼制御
部32aの起動を依頼する。オペレーティングシステム
20は起動依頼に応答して呼制御部32aを起動し(実
際には呼制御タスクを生成し)、該呼制御部の実プロセ
スID(111とする)を制御部起動部31に通知する。 制御部起動部31は実プロセスID(111)を受信する
と、論理プロセスID管理部31bにより呼制御部32
aの論理プロセスID(callee)を決定する。ついで、
実プロセスID(111)を呼ID、論理プロセスID(C1.c
allee)に対応付けて共有メモリ40のテーブル41に登
録する。 しかる後、制御部起動部31は呼制御部32aに呼制
御信号C-SETUPと呼制御部の論理プロセスID(C1.calle
e)を渡す。
【0046】′以上により、呼制御部起動監視機能部
34aは呼制御部32aの起動を認識することになる。
以後、コネクション制御部33aは論理プロセスID(C
1.caller)をキーワードとして共有メモリのテーブル4
1より呼制御部32aの実プロセスID(111)を求め
る。又、同様に呼制御部32aは論理プロセスID(C1.
callee)をキーワードとしてテーブル41よりコネクシ
ョン制御部33aの実プロセスID(222)を求める。 ′ついで、コネクション制御部33は、受信したB-SE
TUP信号に含まれる帯域情報に呼制御部の実プロセスI
D(111)を付加して呼制御部32aに通知する。以後各
制御部は図5〜図7のシーケンスに従って相手の実プロ
セスIDを付加して信号の授受を行なって呼処理を行な
う。
【0047】以上のようにすれば、信号到来順序がずれ
ても、呼制御部が起動してから信号授受を開始するため
信号の消滅がなく、マルチコネクションの接続サービス
ができる。以上、本発明を実施例により説明したが、本
発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の
変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものでは
ない。
【0048】
【発明の効果】以上本発明によれば、規定された順序と
異なる順序で各制御信号を受信しても、先に到来すべき
呼制御信号を受信するまでコネクション制御部を起動さ
せないようにしたから、信号到来順序がずれても、信号
の消滅がなく、マルチコネクションの接続サービスがで
きる。又、本発明によれば、コネクション制御部に呼制
御部が起動したことを監視する監視機能部を持たせ、コ
ネクション制御部は起動された時、呼制御部が起動して
いることを確認してから規定シーケンスに従って所定の
信号を呼制御部に送出するように構成したから、信号到
来順序がずれても、信号の消滅がなく、マルチコネクシ
ョンの接続サービスができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】ATMセルの構成図である。
【図3】ATM網の概略説明図である。
【図4】ATM交換機の動作説明図である。
【図5】テレビ電話サービスを実現するためのシーケン
スフロー図(その1)である。
【図6】テレビ電話サービスを実現するためのシーケン
スフロー図(その2)である。
【図7】テレビ電話サービスを実現するためのシーケン
スフロー図(その3)である。
【図8】本発明の第1の実施例構成及び動作説明図(正
常時)である。
【図9】本発明の第1の実施例構成及び動作説明図(異
常時)である。
【図10】本発明の第2の実施例構成及び動作説明図
(正常時)である。
【図11】本発明の第2の実施例構成及び動作説明図
(異常時)である。
【符号の説明】
21・・信号処理部 31・・制御部起動部 31a・・信号バッファ 32a・・呼制御部 33a・・コネクション制御部 34a・・呼制御部起動監視機能部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期転送モードによるATM交換機に
    接続される端末からの単一呼で複数のコネクションを制
    御するATM交換機における信号同期制御方式におい
    て、 呼全体を制御する呼制御部(32a)と、各コネクションの
    パスの設立、解放を制御するコネクション制御部(33a)
    と、呼制御信号を受信して呼制御部を起動すると共に、
    コネクション制御信号を受信してコネクション制御部を
    起動する制御部起動部(31)を設け、前記制御部起動部に
    コネクション制御信号を記憶する信号バッファ(31a)を
    設け、 制御部起動部は、規定された順に呼制御信号、コネクシ
    ョン制御信号を受信する場合、呼制御信号の受信により
    呼制御部を起動して呼制御信号を渡し、ついで、コネク
    ション制御信号の受信によりコネクション制御部を起動
    してコネクション制御信号を渡し、コネクション制御部
    は起動されると規定シーケンスに従って所定の信号を呼
    制御部に送出し、以後各制御部は該規定シーケンスに従
    って信号授受を行なって呼処理を行ない、 制御部起動部は、呼制御信号を受信する前にコネクショ
    ン制御信号を受信する場合、コネクション制御信号を信
    号バッファに記憶し、しかる後、呼制御信号を受信した
    とき呼制御部を起動し、ついで、コネクション制御部を
    起動してバッファに記憶してあるコネクション制御信号
    を該コネクション制御部に渡し、以後規定されたシーケ
    ンスに従って処理を実行することを特徴とするATM交
    換機における信号同期制御方式。
  2. 【請求項2】 非同期転送モードによるATM交換機に
    接続されるマルチメディア端末からの単一呼で複数のコ
    ネクションを制御するATM交換機における信号同期制
    御方式において、 呼全体を制御する呼制御部(32a)と、各コネクションの
    パスの設立、解放を制御するコネクション制御部(33a)
    と、呼制御信号を受信して呼制御部を起動すると共に、
    コネクション制御信号を受信してコネクション制御部を
    起動する制御部起動部(31)を設け、 前記コネクション制御部に呼制御部が起動したことを監
    視する監視手段(34a)を持たせ、コネクション制御部は
    起動された時、呼制御部が起動していることを確認して
    から規定シーケンスに従って所定の信号を呼制御部に送
    出し、以後各制御部は該規定シーケンスに従って信号授
    受を行なって呼処理を行なうことを特徴とするATM交
    換機における信号同期制御方式。
  3. 【請求項3】 制御部起動部(31)は呼制御信号、コネク
    ション制御信号を受信すると呼制御部、コネクション制
    御部を特定する論理プロセスIDを決定して各制御部に
    通知すると共に、別途決定される各制御部の実プロセス
    IDと論理プロセスIDの対応をメモリに記憶し、各制
    御部は論理プロセスIDを用いてメモリをアクセスして
    相手制御部の実プロセスIDを識別し、該実プロセスI
    Dを信号に付加し相手制御部と信号授受する場合、 前記コネクション制御部の監視手段はメモリに呼制御部
    の実プロセスIDが記憶されたか監視することにより、
    呼制御部の起動を確認することを特徴とする請求項2記
    載のATM交換機における信号同期制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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