JPH0738571A - Atm交換機 - Google Patents

Atm交換機

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JPH0738571A
JPH0738571A JP18054093A JP18054093A JPH0738571A JP H0738571 A JPH0738571 A JP H0738571A JP 18054093 A JP18054093 A JP 18054093A JP 18054093 A JP18054093 A JP 18054093A JP H0738571 A JPH0738571 A JP H0738571A
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JP
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call
control unit
channel
connection
signal
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Withdrawn
Application number
JP18054093A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Kakemizu
光明 掛水
Michiharu Baba
道治 馬場
Hironori Ochiai
弘典 落合
Yoshiharu Sato
義治 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は1つの呼で複数のコネクションを制御
するATM交換機に関し、同一ルートマルチコネクショ
ン、同一/異ルートマルチコネクションを効率よく処理
することのできるATM交換機を実現することを目的と
する。 【構成】 課金制御、各コネクションの同一ルート選択
制御の呼を制御する呼制御部10と、各コネクションの
パス設立、解放を制御するチャネル制御部20と、呼設
定時に呼制御部10とチャネル制御部20を起動する呼
制御部/チャネル制御部起動部30と、端末および交換
機との信号の送受信を行う信号処理部40を設け、信号
処理部40が呼設定信号を受信し、呼制御/チャネル制
御部起動部30を通して、呼制御部10とチャネル制御
部20を起動し、呼設定処理と各コネクションのパス設
立、解放を分離して処理するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はATM交換機に接続さた
マルチメディア端末を用いた接続サービスを実現すると
きの、1つの呼で複数のコネクションを制御するATM
交換機に関する。
【0002】ATM(Asynchronous Transfer Mode;非
同期転送モード) 通信は、セルと呼ばれる固定長のパケ
ットを基本として通信を行う。このセルのフォーマット
はCCITTにおいて、すでに定められており、ヘッダ
部5バイト、データ部48バイトの53バイトで構成す
るものとしており、さらに、呼処理のための信号とコネ
クション処理のための信号を分離することが規定されつ
つある。
【0003】ATM交換機では、多種多様なメディアの
通信が可能であり、テレビ電話等のマルチメディア端末
を交換機上で有効に利用するため、1つの呼で複数のコ
ネクションを制御できるATM交換機が要求されてい
る。
【0004】
【従来の技術】図11は従来例を説明する図を示す。図
はヘッダ2、情報部3よりなるATMセル1を示す。A
TM通信においては、情報の送信先等をヘッダ部の5バ
イトに書き込み、音声、画像等の情報をデータ部の48
バイトに書き込みATMセルを作成している。
【0005】ATM交換機では、ATMセル1のヘッダ
2の中の情報により、ATMセル1の宛先を識別し、指
定の局、指定の端末にそのATMセルを送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例において
は、制御用の信号も呼とコネクション用に分離されてお
らず、マルチコネクションも考慮されていない。
【0007】マルチメディア端末の普及により、マルチ
メディア通信が広く行われるようになってきており、こ
のようなマルチメディア通信においては、1つの呼で複
数のコネクションを行うことが必要になる。例えば、マ
ルチメディア端末としてテレビ電話を使用する場合、信
号としては音声信号と動画信号があるが、従来例ではこ
の音声信号と動画信号を別々に独立して呼設定を行うこ
とが必要である。
【0008】本発明は、1つの呼で複数のコネクション
を行うとき、同一ルートマルチコネクション、同一/異
ルートマルチコネクションを効率よく処理することので
きるATM交換機を実現しようとする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。図中の10は課金制御、各コ
ネクションの同一ルート選択制御の呼を制御する呼制御
部であり、20は各コネクションのパス設立、解放を制
御するチャネル制御部である。
【0010】また、30は呼設定時に呼制御部10とチ
ャネル制御部20を起動する呼制御部/チャネル制御部
起動部であり、40は端末および交換機との信号の送受
信を行う信号処理部であり、信号処理部40が呼設定信
号を受信し、呼制御/チャネル制御部起動部30を通し
て、呼対応に呼制御部10とチャネル制御部20を起動
し、呼設定処理と各コネクションのパス設立、解放を分
離して処理を行う。
【0011】さらに、呼制御/チャネル制御部起動部3
0に各呼に付与した識別IDを比較するID比較部30
Aを設け、該IDにより複数のコネクション制御信号が
同一呼の信号であるか否かを識別し制御を行う。
【0012】
【作用】1つの呼に対して、呼制御部/チャネル制御部
起動部30により、呼制御部10とチャネル制御部20
を起動し、呼とコネクションを別々に制御する。
【0013】したがって、端末がマルチメディア端末の
場合、メディアの追加、削除に容易に対応することがで
きる。また、着局までの呼設定を行うとき、着局におけ
る呼制御部10の識別IDを付与し、この識別IDを用
いることにより、着局における呼制御部/チャネル制御
部起動部30のID比較部30Aで識別IDを識別し、
識別IDが同じ場合には同一呼の別チャネルと判定し異
ルートマルチコネクションの制御を行うことができる。
【0014】
【実施例】図2は本発明の実施例を説明するブロック図
(1)である。図中の10は呼制御部、10Aは同一ル
ート選択制御部、10Bは同一/異ルート選択制御部、
20はチャネル制御部、20Aは予約処理部、20Bは
優先度処理部、20a〜20nはコネクションインスタ
ンス、30は呼制御部/チャネル制御部起動部、30A
はID比較部、40は信号処理部である。
【0015】2図の構成は図1で説明した原理図におい
て、呼制御部10に同一ルート選択制御部10A、同一
/異ルート選択制御部10Bを設け、チャネル制御部2
0に予約処理部20A、優先度処理部20B、コネクシ
ョンインスタンス20a〜20nを設け、呼制御部/チ
ャネル制御部起動部30にはID比較部30Aを設けた
ものである。
【0016】図3は本発明の実施例を説明するブロック
図(2)を示す。図3は図2で説明した構成をもつAT
M交換機101に収容される端末T1からATM交換機
102に収容される端末T2に対して、同一ルートの形
態でテレビ電話をかける(呼設定と同時に音声および動
画像の接続を同時に行う)例である。
【0017】図3において、11、12は呼制御部、2
1、22はチャネル制御部、31、32は呼制御部/チ
ャネル制御部起動部、41A、42Aは端末T1、T2
との信号のやりとりを行う信号処理部( Digital Signa
ling System 図中DSSと示す)であり、41B、42
Bはそれぞれ他のATM交換機との信号のやりとりを行
う信号処理部( ISDN User Part 図中ISUPと示す)
であり、51、52はチャネル制御部20から起動され
チャネルの予約、捕捉、解放を行う通話路制御部(Swit
ch Controller 図中SWCと示す)である。また、コネ
クションインスタンスとしては音声コネクションインス
タンス(図中音声CONNINSと示す)、動画コネク
ションインスタンス(図中動画CONNINSと示す)
の例である。
【0018】図において、端末との信号のやりとり、A
TM交換機間の信号のやりとり、通話路制御部51、5
2の起動はOS内で実現され、呼制御部11、12、チ
ャネル制御部(シーケンス図中ではCH制御部と示す)
21、22および呼制御部/チャネル制御部起動部3
1、32とやりとりを行う。
【0019】図4、図5は本発明の実施例の同一ルート
マルチコネクションのシーケンス図(1)、(2)を示
す。図6は本発明の実施例の同一ルート予約フローチャ
ートを示す。以下、図4〜図6にしたがって端末T1か
ら端末T2にテレビ電話をかけるために必要なマルチコ
ネクション制御の流れを説明する。 (1) 端末T1はC−SETUPおよびB−SETU
P信号をATM交換機101に送出する。ATM交換機
101内の信号処理部41Aにおいて、これらを受信す
る。これらの信号は呼設定およびコネクション設定用信
号であるので、呼制御部/チャネル制御部起動部31に
送出する。
【0020】(2) 呼制御部/チャネル制御部起動部
31において、端末T1用に呼制御部11およびチャネ
ル制御部21を起動して、これらの信号を送出する。 (3) チャネル制御部21ではB−SETUP信号を
受ける度にコネクションインスタンスを生成する。この
場合は音声および動画用に2つのコネクションインスタ
ンスが生成される。呼制御部11ではチャネル制御部2
1内の各コネクションインスタンスに対し、同一ルート
のパスを予約できるようにする。
【0021】この予約処理の流れを図6のフローチャー
トにより説明する。 (a) チャネル制御部21から必要帯域を受け取る。
例えば、テレビ電話において、音声用に64kbps、
動画用に20Mbpsの必要帯域をB−REQ信号で受
け取る。
【0022】(b) C−SETUP信号に含まれる相
手の端末T2の電話番号をもとに、相手の端末T2へ到
達可能なVPIのリスト(図中VPI−LISTと示
す)を求める。
【0023】(c) VPIのリストに空きであるか否
かを判定し、空きでないときは(d)の処理に進む。 (d) VPIのリストの先頭VPIIを選択する。
【0024】(e) チャネル制御部21にVPIIを
渡して、チャネルVCIの予約をB−SEL信号により
依頼する。チャネル制御部21は予約が可能ならば、予
約した後、呼制御部11にB−RES(Request Succes
s)信号を送出するが、予約不可ならば、B−NOT信号
を呼制御部11へ送出する。
【0025】(f) すべてのコネクションインスタン
ス(ここでは、音声および動画)にもとづく処理からB
−RES信号を受け取れば、すべてのコネクションにつ
いてパス予約が成功したので処理終了とする。
【0026】(g) すべてのコネクションインスタン
スについて予約可とならない場合は、予約解除を行うB
−CAN (Cancel) メッセージを送出して各コネクショ
ンインスタンスに予約解除させ、VPIIを除くVPI
−LISTに関して(c)に戻って処理を行う。
【0027】(h) VPI−LISTが空き、すなわ
ち(b)で求めたすべてのVPI−LISTについて、
予約不可の場合は、呼損として信号処理部41Aを介し
て端末T1にその旨を示すC−REJ (Reject) 信号を
送出する。
【0028】(4) 予約が完了すると呼制御部11は
信号処理部41Bを介して予約された接続先のATM交
換機102にC+B−SETUP信号を送出する。AT
M交換機102内の信号処理部42Bにおいて、C+B
−SETUP信号を受信する。この信号は呼設定および
コネクション設定用信号であるので、呼制御部/チャネ
ル制御部起動部32に送出する。
【0029】(5) 呼制御部/チャネル制御部起動部
32において、端末T2用に呼制御部12およびチャネ
ル制御部22を起動して、これらの信号を送出する。 (6) チャネル制御部22ではB−SETUP信号を
受ける度にコネクションインスタンスを生成する。この
場合は、音声および動画用に2つのコネクションインス
タンスが生成される。呼制御部12ではチャネル制御部
22内の各コネクションインスタンスに対し、同一ルー
トのパスを予約できるようにする。この処理の流れは
(3)と同じである。
【0030】(7) 予約が完了すると、呼制御部12
は信号処理部42Aを介して端末T2にC−SETUP
信号を送出する。 (8) 呼制御部12はチャネル制御部22に全コネク
ションの予約が成功したことをB−SUC信号により通
知し、通知を受けたチャネル制御部22は信号処理部4
2Aを介して端末T2にB−SETUP信号を送出す
る。
【0031】(9) 端末T2において応答可能ならば
ALT (Alert)信号を信号処理部42Aを介して呼制御
部12に送出する。呼制御部12では信号処理部42
B、41Bを介して呼制御部11にALT信号を送出す
る。そして、呼制御部11はALT信号を信号処理部4
1Aを通して端末T1に送出する。
【0032】(10) 端末T2にて、応答されれば、
C−CONNおよびB−CONN信号を信号処理部42
Aを介して、呼制御部12およびチャネル制御部22に
送出する。チャネル制御部22では、さきに予約したV
PI、VCIを捕捉して、コネクションを設定した後、
呼制御部12にB−EST信号を送出する。
【0033】(11) 呼制御部12ではC+B−CO
NN信号を信号処理部42B、41Bを介して呼制御部
11に送出する。 (12) 呼制御部11ではC−CONN信号を信号処
理部41Aを介して端末T1に送出した後、B−CON
N信号をチャネル制御部21に送出する。
【0034】(13) チャネル制御部21では、先に
予約したVPI、VCIを捕捉して、コネクションを設
定した後、信号処理部41Aを介して端末T1にB−C
ONN信号を送出する。このようにして、端末T1、T
2の間で、音声および動画のマルチコネクションが設立
され、テレビ電話の通信中となる。
【0035】(14) 端末T1にて切断されれば、C
−REL、B−REL信号を信号処理部41Aを介し
て、呼制御部11、チャネル制御部21に送出する。 (15) チャネル制御部21では、捕捉中のVPI、
VCIを解放した後、呼制御部11にB−DEL信号を
送出し、自タスクを終了させる。
【0036】(16) 呼制御部11ではC+B−RE
L信号を信号処理部41B、42Bを介して呼制御部1
2に送出する。 (17) 呼制御部12は信号処理部42Aを介して端
末T2にC−REL信号を送出した後、チャネル制御部
22にB−REL信号を送出する。
【0037】(18) チャネル制御部22では、捕捉
中のVPI、VCIを解放した後、呼制御部12にB−
DEL信号を送出し、その後、信号処理部42Aを介し
て、端末T2にB−REL信号を送出し、自タスクを終
了させる。
【0038】(19) 端末T2は、C−RELCOM
信号を呼制御部12に送出する。 (20) 呼制御部12は、信号処理部42B、41B
を介して呼制御部11にC−RLC信号を送出した後、
自タスクを終了させる。次に、呼制御部11では、これ
を受けて自タスクを終了させる。
【0039】図7は本発明の実施例を説明するブロック
図(3)である。図7は図2で説明した構成をもつAT
M交換機101に収容される端末T1から、中継用のA
TM交換機103、104を経由して、ATM交換機1
02に収容される端末T2に対して、異ルートの形態で
テレビ電話をかける(先に呼設定を行った後、音声およ
び動画像の接続をそれぞれ独立に行う)例である。
【0040】図7において、11、12、13は呼制御
部、21、22、23、24はチャネル制御部、31、
32、33、34は呼制御部/チャネル制御部起動部、
41A、42Aは端末T1、T2との信号のやりとりを
行う信号処理部であり、41B、42B、43B、44
Bはそれぞれ他のATM交換機との信号のやりとりを行
う信号処理部であり、51、52、53、54はチャネ
ル制御部21〜24からそれぞれ起動される通話路制御
部である。
【0041】ここでは、優先度処理部20Bにより音声
が画像よりも優先度が高く設定されており、音声がEND-
TO-ENDでパス設定不可能な場合には呼損とし、この情報
がC−SETUP信号の情報要素の中に付与されている
ものとし、呼設定ルートおよび動画用コネクション設定
ルートは「ATM交換機101→103→102」、音
声用コネクション設定ルートは「ATM交換機101→
104→102」とする。ATM交換機104の中に呼
制御部が存在しないのは、ATM交換機104が呼設定
ルート外にあり、C−SETUP信号の受付を行わない
からである。(C−SETUP信号の受理により呼制御
部が生成される。)図8〜図10は本発明の実施例の異
ルートマルチコネクションのシーケンス図(1)、
(2)、(3)を示す。以下、シーケンス図にしたがっ
て端末T1から端末T2にテレビ電話をかけるために必
要なマルチコネクション制御の流れを説明する。
【0042】図8は音声、動画ともにEND-TO-ENDでパス
設定可能なときのシーケンス図である。 端末T1は、C−SETUP信号をATM交換機1
01内の信号処理部41Aをとおして、呼制御部/チャ
ネル制御部起動部31に送出する。呼制御部/チャネル
制御部起動部31において、端末T1用に呼制御部11
を起動してこの信号を送出する。呼制御部11では、C
−SETUP信号内の相手の端末T2の電話番号をもと
に、相手の端末T2への到達可能なVPIを求め、その
先の交換機、ここではATM交換機103にこの信号を
送出する。ATM交換機103においても、ATM交換
機101と同様な処理を行い、ATM交換機102にこ
の信号を送出する。C−SETUP信号を受信した呼制
御部/チャネル制御部起動部32は呼制御部12を起動
した後、識別IDをC−SETUP信号に付与して呼制
御部12に送出する。呼制御部12は信号処理部42A
を介して端末T2にこの信号を送信する。
【0043】 端末T2は受信したC−SETUP信
号に含まれる識別IDとともに、C−CONN信号を信
号処理部42Aを介して呼制御部12に送出する。呼制
御部12はこの信号を信号処理部42B、信号処理部4
3Bを介して呼制御部13に送信する。呼制御部13は
この信号を信号処理部43B、41Bを介して呼制御部
11に送信する。呼制御部11はこの信号を信号処理部
41Aを介して端末T1に送信する。
【0044】 端末T1はC−CONNメッセージ内
の情報要素に定義された識別IDと共に、動画および音
声用コネクション設定用信号B−SETUP信号をAT
M交換機101内の信号処理部41Aを介して呼制御部
/チャネル制御部起動部31に送出する。呼制御部/チ
ャネル制御部起動部31において、端末T1用にチャネ
ル制御部21を起動して、これらの信号を送出する。チ
ャネル制御部21では、動画および音声用にそれぞれイ
ンスタンスを生成し、B−SETUP信号内の相手の端
末T2の電話番号をもとに、端末T2に到達可能なVP
I−LISTを求め、必要な帯域が確保されているVP
Iを選択し、パスを予約する。
【0045】次に、選択したVPIの先の交換機、この
場合は動画はATM交換機103、音声はATM交換機
104にこれらの信号を送出する。ATM交換機10
3、104においてもATM交換機101と同様の処理
を行い、共にATM交換機102にこれらの信号を送出
する。ATM交換機102内の呼制御部/チャネル制御
部起動部32は識別IDをもとに、これらの信号が同一
呼の別コネクション設定用信号であることを認識し、チ
ャネル制御部22を1個だけ生成し、チャネル制御部2
2にこれらの信号を送出する。チャネル制御部22で
は、動画および音声用にそれぞれインスタンスを生成
し、パスを予約した後、端末T2にこれらの信号を送出
する。
【0046】 端末T2では、優先度の高いメディア
(ここでは音声)のB−SETUP信号の受信を契機に
ALT信号を信号処理部42Aを介して呼制御部12に
送出する。呼制御部12はこの信号を信号処理部42
B、信号処理部43Bを介して呼制御部13に送信す
る。呼制御部13ではこの信号を信号処理部43B、4
1Bを介して呼制御部11に送信する。呼制御部11は
この信号を信号処理部41Aを介して端末T1に送信す
る。
【0047】 端末T2はユーザからの応答操作を契
機にB−CONN信号(動画、音声とも)を信号処理部
42Aを介してチャネル制御部22に送出する。次に、
チャネル制御部22では先に予約したパスを接続し、B
−SETUP画(動画のB−SETUP信号)はチャネ
ル制御部23に送出し、B−SETUP音(音声のB−
SETUP信号)はチャネル制御部24に送出する。チ
ャネル制御部23、24では、それぞれ先に予約したパ
スを接続し、B−SETUP画/音ともにチャネル制御
部21に送出する。チャネル制御部21では先に予約し
たパスを接続し、B−SETUP画/音信号を端末T1
に送出する。このようにして、端末T1、T2の間で動
画および音声のマルチコネクションが設立され、テレビ
電話の通信中状態となる。
【0048】 端末T1にて切断されると、C−RE
L信号およびB−REL画/音信号を信号処理部41A
を介して呼制御部11、チャネル制御部21に送出す
る。呼制御部11ではC−REL信号を呼制御部13に
送出する。呼制御部13ではこの信号を呼制御部12に
送出する。次に、呼制御部12では、この信号を端末T
2に送出する。一方、チャネル制御部21では、捕捉中
のパスを解放した後、B−REL画信号についてはチャ
ネル制御部23に、B−REL音信号についてはチャネ
ル制御部24に送出する。チャネル制御部23、24で
は捕捉中のパスを解放した後、共にチャネル制御部22
にこれらの信号を送出する。チャネル制御部22では、
捕捉中のパスを解放した後、端末T2にこれらの信号を
送出する。
【0049】 端末T2では、での信号受信を契機
にC−RLCおよびB−RLC画/音信号をそれぞれ呼
制御部12、チャネル制御部22に送出する。呼制御部
12ではC−RLC信号を呼制御部13に送出した後、
自タスクを終了させる。呼制御部13ではこの信号を呼
制御部11に送出した後、自タスクを終了させる。呼制
御部11では端末T1にこの信号を送出した後、自タス
クを終了させる。一方、チャネル制御部22では、B−
RLC画信号はチャネル制御部23に、B−RLC音信
号はチャネル制御部24に送出した後、自タスクを終了
させる。チャネル制御部23、24では共にチャネル制
御部21にこれらのメッセージを送出した後、自タスク
を終了させる。チャネル制御部21では、端末T1にこ
れらのメッセージを送出した後、自タスクを終了させ
る。
【0050】図9は音声のみEND-TO-ENDでパス設定可能
なときのシーケンス図である。 図8のに同じ。 図8のに同じ。
【0051】 B−SETUP画/音信号をそれぞれ
ATM交換機103、104に送出する手順、およびB
−SETUP音信号が端末T2まで送出される手順は図
8のに同じ。ATM交換機102において、呼制御部
/チャネル制御部起動部33はB−SETUP画信号を
受信し、チャネル制御部23を生成し、チャネル制御部
23にこれを送信する。チャネル制御部23ではB−S
ETUP画信号内の相手の端末T2の電話番号をもと
に、端末T2に到達可能なVPI−LISTを求める
が、必要な帯域が確保されているVPIが存在しないの
で、コネクションの設定を中断し、B−REJ (REJEC
T) 信号をチャネル制御部21に送出し、自タスクを終
了させる。チャネル制御部21では動画用のパスをキャ
ンセルした後、この信号を呼制御部11に送出する。呼
制御部11では、受け取ったB−REJ信号が画像用で
あり優先度が低いので、呼損とはせず、発着の端末T
1、T2およびすべての呼制御部12、13にB−RE
J信号を直接もしくは間接的に送出することで動画の接
続を中断した旨通知する。
【0052】 図8のに同じ。 B−CONN画信号のやりとりが含まれない他は図
8のに同じ。このようにして、端末T1、T2間で音
声のみのコネクションが設立され、音声による通信中状
態となる。
【0053】 B−REL画信号のやりとりが含まれ
ない他は図8のに同じ。 B−RLC画信号のやりとりが含まれない他は図8
のに同じである。 図10は画像のみEND-TO-ENDでパス設定可能なときのシ
ーケンス図である。ここで、音声が画像より優先度が高
く設定されており、音声がEND-TO-ENDでパス設定不可能
なときは呼損とするシーケンスである。
【0054】 図8のに同じ。 図8のに同じ。 B−SETUP画/音信号をそれぞれATM交換機
103、104に送出する手順、およびB−SETUP
画信号が端末T2まで送出される手順は図中8のに同
じ。ATM交換機104において、呼制御部/チャネル
制御部起動部34はB−SETUP音信号を受信し、チ
ャネル制御部24を生成し、チャネル制御部24にこれ
を送信する。チャネル制御部24ではB−SETUP音
信号内の相手の端末T2の電話番号をもとに、端末T2
に到達可能なVPI−LISTを求めるが、必要な帯域
が確保されているVPIが存在しないので、コネクショ
ンの設定を中断し、B−REJ信号をチャネル制御部2
1に送出し、自タスクを終了させる。チャネル制御部2
1では音声用のパス予約をキャンセルした後、この信号
を呼制御部11に送出する。呼制御部11では、受け取
ったB−REJ信号が音声用であり優先度が高いので、
呼損とする。
【0055】以下呼損の手順を説明する。呼制御部11
は端末T1、T2にB−REJ音/画信号およびC−R
EJ信号を直接もしくは間接的に送出することで端末T
1、T2に呼損とすることを通知する。また呼制御部1
1はすべての呼制御部12、13およびすべてのチャネ
ル制御部21、22、23にそれぞれB−REJ、およ
びC−REJ信号を直接もしくは間接的に送出すること
でこれらすべてに呼損を通知し、この後、自タスクを終
了させる。C−REJ信号を受信した呼制御部は、着局
よりの呼制御部にこのメッセージを送信した後、自タス
クを終了させる。また、B−REJ信号を受信したチャ
ネル制御部は、予約したパスをすべてキャンセルした
後、着局よりのチャネル制御部にこのメッセージを送信
した後、自タスクを終了させる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、呼全体を制御する処理
と各コネクションを分離することで、コネクション数の
増加による状態数の増加を抑制することが可能となる。
また、アプリケーションの用途に合わせて同一/異ルー
トマルチコネクション接続の選択を呼設定時に行うこと
ができる。さらに、コネクション数が増えても、コネク
ション制御用のタスクがふえないので、システム負荷を
抑えることができ、ATM交換機の処理能力の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の実施例を説明するブロック図(1)
【図3】 本発明の実施例を説明するブロック図(2)
【図4】 本発明の実施例の同一ルートマルチコネクシ
ョンのシーケンス図(1)
【図5】 本発明の実施例の同一ルートマルチコネクシ
ョンのシーケンス図(2)
【図6】 本発明の実施例の同一ルート予約フローチャ
ート
【図7】 本発明の実施例を説明するブロック図(3)
【図8】 本発明の実施例の異ルートマルチコネクショ
ンのシーケンス図(1)
【図9】 本発明の実施例の異ルートマルチコネクショ
ンのシーケンス図(2)
【図10】 本発明の実施例の異ルートマルチコネクシ
ョンのシーケンス図(3)
【図11】 従来例を説明する図
【符号の説明】
101〜104 ATM交換機 10、11、12、13 呼制御部 10A 同一ルート選択制御部 10B 同一/異ルート選択制御部 20、21、22、23、24 チャネル制御部 20A 予約処理部 20B 優先度処理部 20a〜20n コネクションインスタンス 30、31、32、33、34 呼制御部/チャネル制
御部起動部 30A ID比較部 40、41A、42A、41B、42B、43B、44
B 信号処理部 51、52、53、54 通話路制御部 T1、T2 端末 1 ATMセル 2 ヘッダ 3 情報部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 義治 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM通信において、呼設定時の同一ル
    ートマルチコネクション接続と異ルートマルチコネクシ
    ョン接続を制御するATM交換機であって、 課金制御、各コネクションの同一ルート選択制御の呼を
    制御する呼制御部(10)と、 各コネクションのパス設立、解放を制御するチャネル制
    御部(20)と、 呼設定時に前記呼制御部(10)と前記チャネル制御部
    (20)を起動する呼制御部/チャネル制御部起動部
    (30)と、 端末および交換機との信号の送受信を行う信号処理部
    (40)を設け、 前記信号処理部(40)が呼設定信号を受信し、前記呼
    制御/チャネル制御部起動部(30)を通して、呼対応
    に前記呼制御部(10)とチャネル制御部(20)を起
    動し、呼設定処理と各コネクションのパス設立、解放を
    分離して処理することを特徴とするATM交換機。
  2. 【請求項2】 前記呼制御部(10)に、 一つの呼の複数のコネクションを同一ルートで設定する
    同一ルート選択制御部(10A)と、 一つの呼の複数のコネクションを同一ルートおよび異ル
    ートで設定する同一/異ルート選択制御部(10B)を
    設け、 端末からの呼設定信号の中に同一/異ルートマルチコネ
    クションの識別情報を設定し、前記呼制御部(10)で
    この識別情報を抽出し、同一ルート選択が指定される場
    合は、前記同一ルート選択制御部(10A)により同一
    ルートを設定し、同一/異ルート選択が指定される場合
    は、前記同一/異ルート選択制御部(10B)により同
    一ルートまたは異ルートを設定することを特徴とする請
    求項1記載のATM交換機。
  3. 【請求項3】 パス予約、捕捉、解放の各コネクション
    の制御を行うためのデータを、一つのタスク内の別イン
    スタンス(20a〜20n)に割り当て処理を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のATM交換機。
  4. 【請求項4】 前記呼制御部(10)で同一ルートマル
    チコネクションが選択されたとき、前記呼制御部(1
    0)の前記同一ルート選択制御部(10A)により、前
    記チャネル制御部(20)に対して同一ルートのパス
    (VPI)内のチャネル(VCI)を選択させ、同一ル
    ートマルチコネクションを行うことを特徴とする請求項
    1記載のATM交換機。
  5. 【請求項5】 前記チャネル制御部(20)で指定され
    たパス(VPI)内でチャネル(VCI)の予約を行う
    予約処理部(20A)を設け、 前記予約処理部(20A)が指定されたパス(VPI)
    内でチャネル(VCI)の予約ができなかった場合、前
    記呼制御部(10)にチャネル(VCI)の予約が不可
    能なことを通知し、前記呼制御部(10)は別のパス
    (VPI)にて、再度前記予約処理部(20A)に対し
    て、チャネル(VCI)の予約させ、すべてのパス(V
    PI)でチャネル(VCI)の予約が不可能な場合呼損
    とすることを特徴とする請求項1記載のATM交換機。
  6. 【請求項6】 前記呼制御部(10)で異ルートマルチ
    コネクションが選択されたとき、呼制御信号を用いて前
    記呼制御部(10)のみで着局までの呼接続を行う際、
    前記呼制御部(10)の識別IDを識別するID比較部
    (30A)を設け、 着局における呼制御部(10)の識別IDを発局への呼
    制御信号に設定し、このIDをチャネル制御信号の情報
    要素に加え、前記チャネル制御部(20)では、コネク
    ション毎に異なるパス(VPI)の予約を許容し、着局
    に非同期に異なる局から送信されるチャネル制御信号を
    前記IDを用いて着局における前記呼制御部/チャネル
    制御部起動部(30)内の前記ID比較部(30A)で
    同一呼の別チャネル(VCI)と認識させ、異ルートマ
    ルチコネクションを行うことを特徴とする請求項1記載
    のATM交換機。
  7. 【請求項7】 個々のコネクションに対して優先度を付
    与する優先度処理部(20B)を設け、 前記優先度処理部(20B)により各コネクションに対
    して優先度を付与し、該優先度を呼およびチャネル制御
    信号の情報要素に付与し、優先度の低いコネクションの
    チャネル(VCI)予約が不可の場合は、このコネクシ
    ョンのみの設定を取消し、その旨を発局の前記呼制御部
    (10)を介して、着局にいたるすべての前記呼制御部
    (10)に通知し、優先度の高いコネクションのチャネ
    ル(VCI)予約が不可の場合は、その旨を発局の前記
    呼制御部(10)を介して、着局にいたるすべての前記
    呼制御部(10)、前記チャネル制御部(20)に通知
    して呼損とすることを特徴とする請求項1記載のATM
    交換機。
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