JPH06168460A - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
- Publication number
- JPH06168460A JPH06168460A JP34134592A JP34134592A JPH06168460A JP H06168460 A JPH06168460 A JP H06168460A JP 34134592 A JP34134592 A JP 34134592A JP 34134592 A JP34134592 A JP 34134592A JP H06168460 A JPH06168460 A JP H06168460A
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- Japan
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- optical head
- track
- vibration
- mechanical vibration
- control signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機械的振動に起因する音飛びを電気的に抑制
する。 【構成】 光ディスク１から情報を読み取る光学ヘッド
３を前記ディスク上のトラックに追従させるトラッキン
グ制御手段５，６を備えたディスク再生装置において、
振動検出手段７は前記光学ヘッドに加わる機械的な振動
を検出し、制御信号発生手段８は前記振動によってトラ
ックから外れた前記光学ヘッドを元のトラックに戻す制
御信号を発生して前記トラッキング制御手段に供給す
る。
する。 【構成】 光ディスク１から情報を読み取る光学ヘッド
３を前記ディスク上のトラックに追従させるトラッキン
グ制御手段５，６を備えたディスク再生装置において、
振動検出手段７は前記光学ヘッドに加わる機械的な振動
を検出し、制御信号発生手段８は前記振動によってトラ
ックから外れた前記光学ヘッドを元のトラックに戻す制
御信号を発生して前記トラッキング制御手段に供給す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、機械的振動に起因す
る音飛びを電気的に抑制する機能を有したディスク再生
装置に関する。
る音飛びを電気的に抑制する機能を有したディスク再生
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＣＤ（コンパクト・ディスク）やＭＤ
（ミニ・ディスク）等の光ディスクを再生する装置で
は、光学ヘッドで希望とするトラックをトレースするた
めに、トラッキング制御を行うサーボ系を備えている。
ところが、車載用或いは携帯用プレーヤのように、外部
からの機械的振動が光学ヘッドに伝わるディスク再生装
置では、サーボ系のトレース能力を越える機械的振動が
加わったとき、光学ヘッドがトレース中のトラックから
外れる「音飛び」を生じ易い。
（ミニ・ディスク）等の光ディスクを再生する装置で
は、光学ヘッドで希望とするトラックをトレースするた
めに、トラッキング制御を行うサーボ系を備えている。
ところが、車載用或いは携帯用プレーヤのように、外部
からの機械的振動が光学ヘッドに伝わるディスク再生装
置では、サーボ系のトレース能力を越える機械的振動が
加わったとき、光学ヘッドがトレース中のトラックから
外れる「音飛び」を生じ易い。
【０００３】従来は、この様な外乱の影響を低減するた
めに、光学ヘッド周辺のブロックを耐振構造とし、その
振動減衰用バネの定数をプレーヤ構造に合わせて最適調
整するようにしている。しかしながら、プレーヤ構造に
は種々のものがあり、また外部から加わる振動の種類も
多岐に亙るので、単一の設計値を全てのプレーヤに適用
しても、希望とする効果を期待できない場合もある。
めに、光学ヘッド周辺のブロックを耐振構造とし、その
振動減衰用バネの定数をプレーヤ構造に合わせて最適調
整するようにしている。しかしながら、プレーヤ構造に
は種々のものがあり、また外部から加わる振動の種類も
多岐に亙るので、単一の設計値を全てのプレーヤに適用
しても、希望とする効果を期待できない場合もある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、振動の種
類やプレーヤ構造の種類によらず、更にはトラッキング
制御のサーボ性能に依存せずに、外部からの機械的振動
に起因する音飛びを簡単な制御で抑制できるようにする
ことを目的としている。
類やプレーヤ構造の種類によらず、更にはトラッキング
制御のサーボ性能に依存せずに、外部からの機械的振動
に起因する音飛びを簡単な制御で抑制できるようにする
ことを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のディスク再生
装置は、光ディスクから情報を読み取る光学ヘッドと、
この光学ヘッドを前記ディスク上のトラックに追従させ
るトラッキング制御手段と、前記光学ヘッドに加わる機
械的な振動を検出する手段と、前記振動によってトラッ
クから外れた前記光学ヘッドを元のトラックに戻す制御
信号を発生して前記トラッキング制御手段に供給する手
段とを備えてなることを特徴としている。
装置は、光ディスクから情報を読み取る光学ヘッドと、
この光学ヘッドを前記ディスク上のトラックに追従させ
るトラッキング制御手段と、前記光学ヘッドに加わる機
械的な振動を検出する手段と、前記振動によってトラッ
クから外れた前記光学ヘッドを元のトラックに戻す制御
信号を発生して前記トラッキング制御手段に供給する手
段とを備えてなることを特徴としている。
【０００６】
【作用】光学ヘッドがトレース中のトラックから外れた
場合、トラッキング制御手段のサーボ機能で光学ヘッド
のトレース位置を元のトラックに戻そうとする。ところ
が、外部から大きな機械的振動が加わって光学ヘッドが
変位した場合には、このサーボ機能だけで光学ヘッドを
元のトラックに復帰させることが難しくなることもあ
る。
場合、トラッキング制御手段のサーボ機能で光学ヘッド
のトレース位置を元のトラックに戻そうとする。ところ
が、外部から大きな機械的振動が加わって光学ヘッドが
変位した場合には、このサーボ機能だけで光学ヘッドを
元のトラックに復帰させることが難しくなることもあ
る。
【０００７】この様な場合に、この発明では、機械的振
動を検出してその振動の方向や大きさを考慮した制御信
号を別途作成し、これをトラッキング制御手段に供給す
るので、トラッキング制御手段は通常のサーボ制御に使
用するトラッキングエラー信号に加え、この発明の制御
信号が与えられるため、機械的振動で変位した光学ヘッ
ドを速やかに元のトラックに復帰させることができる。
動を検出してその振動の方向や大きさを考慮した制御信
号を別途作成し、これをトラッキング制御手段に供給す
るので、トラッキング制御手段は通常のサーボ制御に使
用するトラッキングエラー信号に加え、この発明の制御
信号が与えられるため、機械的振動で変位した光学ヘッ
ドを速やかに元のトラックに復帰させることができる。
【０００８】この発明の音飛び対策は電気的に行えるた
め、プレーヤ毎の構造の違いを考慮する必要がない。ま
た、トラッキング制御手段の性能、例えば制御ゲイン等
が異なる場合でも、その性能に依存せずに音飛びを抑制
することができる。しかも、機械的振動の種類を問わず
有効であるため、車載用或いは携帯用プレーヤに適用す
るに有利である。
め、プレーヤ毎の構造の違いを考慮する必要がない。ま
た、トラッキング制御手段の性能、例えば制御ゲイン等
が異なる場合でも、その性能に依存せずに音飛びを抑制
することができる。しかも、機械的振動の種類を問わず
有効であるため、車載用或いは携帯用プレーヤに適用す
るに有利である。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
説明する。図１は、この発明の一実施例を示す要部構成
図である。この図において、１はＣＤ，ＭＤ等の光ディ
スク、２はこのディスク１を線速度一定で回転させるス
ピンドルモータ、３はディスク１から光学的に情報を読
み取る光学ヘッド（光ピックアップ）、４は光学ヘッド
３の出力（光電流）を増幅する高周波部、５はこの高周
波部４の出力（ＥＦＭ信号）からトラッキングエラーを
検出してエラー信号ＴＥを発生するサーボプロセッサ、
６はこのトラッキングエラー信号ＴＥを増幅して光学ヘ
ッド３のトレース位置修正信号に変換するドライブアン
プであり、これらは通常のトラッキングサーボ系を構成
する。
説明する。図１は、この発明の一実施例を示す要部構成
図である。この図において、１はＣＤ，ＭＤ等の光ディ
スク、２はこのディスク１を線速度一定で回転させるス
ピンドルモータ、３はディスク１から光学的に情報を読
み取る光学ヘッド（光ピックアップ）、４は光学ヘッド
３の出力（光電流）を増幅する高周波部、５はこの高周
波部４の出力（ＥＦＭ信号）からトラッキングエラーを
検出してエラー信号ＴＥを発生するサーボプロセッサ、
６はこのトラッキングエラー信号ＴＥを増幅して光学ヘ
ッド３のトレース位置修正信号に変換するドライブアン
プであり、これらは通常のトラッキングサーボ系を構成
する。
【００１０】光学ヘッド３は、３ビーム方式の場合、図
３のように構成される（受光系は省略してある）。即
ち、レーザダイオード３１で発生したレーザビームを回
折格子３２で３ビーム（１つのメインビームと２つのサ
ブビーム）に分割し、これをビームスプリッタ３３を通
して対物レンズ３４に入射する。対物レンズ３４を通過
した３ビームはディスク１の下面に照射されるが、その
面方向の位置はトラッキングコイル３５によって微調整
することができ、また深さ方向の焦点はフォーカスコイ
ル３６によって微調整することができる。サーボプロセ
ッサ５は、トラッキングコイル３５を使用してトラッキ
ング制御を行い、フォーカスコイル３６を使用してフォ
ーカス制御を行うが、以下ではトラッキング制御だけを
説明する。
３のように構成される（受光系は省略してある）。即
ち、レーザダイオード３１で発生したレーザビームを回
折格子３２で３ビーム（１つのメインビームと２つのサ
ブビーム）に分割し、これをビームスプリッタ３３を通
して対物レンズ３４に入射する。対物レンズ３４を通過
した３ビームはディスク１の下面に照射されるが、その
面方向の位置はトラッキングコイル３５によって微調整
することができ、また深さ方向の焦点はフォーカスコイ
ル３６によって微調整することができる。サーボプロセ
ッサ５は、トラッキングコイル３５を使用してトラッキ
ング制御を行い、フォーカスコイル３６を使用してフォ
ーカス制御を行うが、以下ではトラッキング制御だけを
説明する。
【００１１】以上の構成に対し、この実施例では、光学
ヘッド３に加わる機械的振動を高周波部４の出力から検
出する振動検出部７と、この振動検出部７で検出された
機械的振動の方向と大きさに対応する制御信号を発生す
る制御信号発生部８と、この制御信号をドライブアンプ
６の出力に加える加算部９とを追加して、光学ヘッド３
のトラック外れ、即ち音飛びを防止する。
ヘッド３に加わる機械的振動を高周波部４の出力から検
出する振動検出部７と、この振動検出部７で検出された
機械的振動の方向と大きさに対応する制御信号を発生す
る制御信号発生部８と、この制御信号をドライブアンプ
６の出力に加える加算部９とを追加して、光学ヘッド３
のトラック外れ、即ち音飛びを防止する。
【００１２】振動検出部７は、機械的振動が光学ヘッド
３に加わると、前述したメインビームがオントラックか
らずれるため、その影響でトラッキングエラー信号Ｔ
Ｅ、或いはそれを波形成形した矩形波信号ＴＥＲ（ＴＥ
が正の時“Ｈ”になる）、さらにはビーム照射点が信号
面にあるとき“Ｌ”になる信号ＨＦ（ＥＦＭ信号から得
られる）に変化が生ずることを利用して、これらの信号
から振動の大きさおよび方向を検出する（図４を参
照）。図２に示す例では、トラッキングエラー信号ＴＥ
をバンドバスフィルタ７１に導入し、そのフィルタ出力
のレベルをレベル検出器７２で検出する振動検出部構成
としてある。
３に加わると、前述したメインビームがオントラックか
らずれるため、その影響でトラッキングエラー信号Ｔ
Ｅ、或いはそれを波形成形した矩形波信号ＴＥＲ（ＴＥ
が正の時“Ｈ”になる）、さらにはビーム照射点が信号
面にあるとき“Ｌ”になる信号ＨＦ（ＥＦＭ信号から得
られる）に変化が生ずることを利用して、これらの信号
から振動の大きさおよび方向を検出する（図４を参
照）。図２に示す例では、トラッキングエラー信号ＴＥ
をバンドバスフィルタ７１に導入し、そのフィルタ出力
のレベルをレベル検出器７２で検出する振動検出部構成
としてある。
【００１３】フィルタ７１の中心周波数は、図５（ａ）
に示すプレーヤ（デッキ）機構部が有するローパスフィ
ルタ機能の振幅特性Ｃ１と、同図（ｂ）に示すトラッキ
ングサーボ利得特性の振幅特性Ｃ２とを合成して得られ
る、同図（ｂ）に破線で示す総合抑圧特性Ｃ３のピーク
値（この例では１００Ｈｚ）を使用するとよい。即ち、
振幅特性Ｃ１は外部から加えられた機械的振動がデッキ
機構部のローパスフィルタ機能でどの程度抑圧されるか
を示すものであり、機械的振動の周波数が低いほど抑圧
性能が高いことを示している。これに対し、振幅特性Ｃ
２は、低い周波数域では高い抑圧性能を維持している
が、周波数域が高くなるにつれて抑圧性能が低下するこ
とを示している。したがって、両者を合成した総合抑圧
特性Ｃ３は、或る周波数でピークを示す。そこで、この
ピーク周波数をフィルタ７１の中心周波数に使用する
と、最も効果的である。
に示すプレーヤ（デッキ）機構部が有するローパスフィ
ルタ機能の振幅特性Ｃ１と、同図（ｂ）に示すトラッキ
ングサーボ利得特性の振幅特性Ｃ２とを合成して得られ
る、同図（ｂ）に破線で示す総合抑圧特性Ｃ３のピーク
値（この例では１００Ｈｚ）を使用するとよい。即ち、
振幅特性Ｃ１は外部から加えられた機械的振動がデッキ
機構部のローパスフィルタ機能でどの程度抑圧されるか
を示すものであり、機械的振動の周波数が低いほど抑圧
性能が高いことを示している。これに対し、振幅特性Ｃ
２は、低い周波数域では高い抑圧性能を維持している
が、周波数域が高くなるにつれて抑圧性能が低下するこ
とを示している。したがって、両者を合成した総合抑圧
特性Ｃ３は、或る周波数でピークを示す。そこで、この
ピーク周波数をフィルタ７１の中心周波数に使用する
と、最も効果的である。
【００１４】この様なフィルタ７１の出力レベルは光学
ヘッド３に加わっている機械的振動に対応している。そ
こで、このフィルタ７１の出力を受けるレベル検出器７
２の出力を制御信号発生部８に入力し、ここで光学ヘッ
ド３をオントラックに戻すに適した制御信号を発生させ
る。図２に示す制御信号発生部８は、レベル検出器７２
の出力を受けるキックパルス発生器８１と、その出力を
増幅するドライブアンプ８２とからなる。キックパルス
発生器８１は、レベル検出器７２の出力に応じて図４に
示すキックパルスを発生する。
ヘッド３に加わっている機械的振動に対応している。そ
こで、このフィルタ７１の出力を受けるレベル検出器７
２の出力を制御信号発生部８に入力し、ここで光学ヘッ
ド３をオントラックに戻すに適した制御信号を発生させ
る。図２に示す制御信号発生部８は、レベル検出器７２
の出力を受けるキックパルス発生器８１と、その出力を
増幅するドライブアンプ８２とからなる。キックパルス
発生器８１は、レベル検出器７２の出力に応じて図４に
示すキックパルスを発生する。
【００１５】図４は、隣接するトラックＴ１，Ｔ２，Ｔ
３…の内、トラックＴ２のトレース中に、機械的振動が
加わってメインビームの位置がゾーンＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄに
ずれた場合の各部信号波形を示している。ゾーンＡはメ
インビームが左側のトラックＴ１方向に１／４〜１／２
トラック幅までずれた場合である。ゾーンＢはメインビ
ームが左側のトラックＴ１方向に０〜１／４トラック幅
までずれた場合である。ゾーンＣはメインビームが右側
のトラックＴ３方向に０〜１／４トラック幅までずれた
場合である。ゾーンＤはメインビームが右側のトラック
Ｔ３方向に１／４〜１／２トラック幅までずれた場合で
ある。
３…の内、トラックＴ２のトレース中に、機械的振動が
加わってメインビームの位置がゾーンＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄに
ずれた場合の各部信号波形を示している。ゾーンＡはメ
インビームが左側のトラックＴ１方向に１／４〜１／２
トラック幅までずれた場合である。ゾーンＢはメインビ
ームが左側のトラックＴ１方向に０〜１／４トラック幅
までずれた場合である。ゾーンＣはメインビームが右側
のトラックＴ３方向に０〜１／４トラック幅までずれた
場合である。ゾーンＤはメインビームが右側のトラック
Ｔ３方向に１／４〜１／２トラック幅までずれた場合で
ある。
【００１６】上述した４通りの位置ずれに対し、次のよ
うなキックパルスを発生する。メインビームがゾーンＡ
にある時は、信号ＴＥＲの立上りから信号ＨＦの立下り
まで連続するキックパルスＫＡを発生する。メインビー
ムがゾーンＢにある時は、信号ＨＦの立下りから固定幅
（例えば１５μｓ幅）のキックパルスＫＢを発生する。
メインビームがゾーンＣにある時は、キックパルスＫＢ
と逆極性のキックパルスＫＣを発生する。メインビーム
がゾーンＤにある時は、キックパルスＫＡと逆極性のキ
ックパルスＫＤを発生する。
うなキックパルスを発生する。メインビームがゾーンＡ
にある時は、信号ＴＥＲの立上りから信号ＨＦの立下り
まで連続するキックパルスＫＡを発生する。メインビー
ムがゾーンＢにある時は、信号ＨＦの立下りから固定幅
（例えば１５μｓ幅）のキックパルスＫＢを発生する。
メインビームがゾーンＣにある時は、キックパルスＫＢ
と逆極性のキックパルスＫＣを発生する。メインビーム
がゾーンＤにある時は、キックパルスＫＡと逆極性のキ
ックパルスＫＤを発生する。
【００１７】キックパルスの極性は、そのときのトラッ
キングエラー信号ＴＥの極性に対応し、トラッキングサ
ーボ機能を助長するように使用される。したがって、こ
の様なキックパルスを図３のトラッキングコイル３５に
加えると、メインビームは速やかにトレース中のトラッ
クに復帰する。このキックパルスの時間幅の設定は重要
であるが、必ずしも上記の例に限定されない。なお、振
動が大きすぎてメインビームがゾーンＡより更に左側、
或いはゾーンＤより更に右側にずれたときは、隣接トラ
ックＴ１またはＴ３に引き込まれてしまうため、トレー
ス中のトラックＴ２に戻ることはできない。
キングエラー信号ＴＥの極性に対応し、トラッキングサ
ーボ機能を助長するように使用される。したがって、こ
の様なキックパルスを図３のトラッキングコイル３５に
加えると、メインビームは速やかにトレース中のトラッ
クに復帰する。このキックパルスの時間幅の設定は重要
であるが、必ずしも上記の例に限定されない。なお、振
動が大きすぎてメインビームがゾーンＡより更に左側、
或いはゾーンＤより更に右側にずれたときは、隣接トラ
ックＴ１またはＴ３に引き込まれてしまうため、トレー
ス中のトラックＴ２に戻ることはできない。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
機械的振動を検出してその振動の方向や大きさを考慮し
た制御信号を別途作成し、これをトラッキング制御手段
に供給するので、トラッキング制御手段は機械的振動で
変位した光学ヘッドを速やかに元のトラックに復帰させ
ることができる。しかも、この発明の音飛び対策は電気
的に行えるため、プレーヤ毎の構造やトラッキング制御
手段の性能が異なる場合でも、その性能に依存せずに音
飛びを抑制することができる。また、機械的振動の種類
を問わず有効であるため、車載用或いは携帯用プレーヤ
に適用するに有利である。
機械的振動を検出してその振動の方向や大きさを考慮し
た制御信号を別途作成し、これをトラッキング制御手段
に供給するので、トラッキング制御手段は機械的振動で
変位した光学ヘッドを速やかに元のトラックに復帰させ
ることができる。しかも、この発明の音飛び対策は電気
的に行えるため、プレーヤ毎の構造やトラッキング制御
手段の性能が異なる場合でも、その性能に依存せずに音
飛びを抑制することができる。また、機械的振動の種類
を問わず有効であるため、車載用或いは携帯用プレーヤ
に適用するに有利である。
【図１】 この発明の一実施例を示す要部構成図であ
る。
る。
【図２】 図１の振動検出部および制御信号発生部の具
体的構成を示すブロック図である。
体的構成を示すブロック図である。
【図３】 ３ビーム式光学ヘッドの構成図である。
【図４】 この発明の動作説明図である。
【図５】 プレーヤ機構部のローパスフィルタ特性、ト
ラッキングサーボの利得特性および総合抑圧特性を示す
振幅特性図である。
ラッキングサーボの利得特性および総合抑圧特性を示す
振幅特性図である。
１…光ディスク、２…スピンドルモータ、３…光学ヘッ
ド、４…高周波部、５…サーボプロセッサ、６…ドライ
ブアンプ、７…振動検出部、８…制御信号発生部、９…
制御信号加算部、３１…レーザダイオード、３４…対物
レンズ、３５…トラッキングコイル、７１…バンドパス
フィルタ、７２…レベル検出器、８１…キックパルス発
生器、８２…ドライブアンプ。
ド、４…高周波部、５…サーボプロセッサ、６…ドライ
ブアンプ、７…振動検出部、８…制御信号発生部、９…
制御信号加算部、３１…レーザダイオード、３４…対物
レンズ、３５…トラッキングコイル、７１…バンドパス
フィルタ、７２…レベル検出器、８１…キックパルス発
生器、８２…ドライブアンプ。
Claims (1)
- 【請求項１】 光ディスクから情報を読み取る光学ヘッ
ドと、 この光学ヘッドを前記ディスク上のトラックに追従させ
るトラッキング制御手段と、 前記光学ヘッドに加わる機械的な振動を検出する手段
と、 前記振動によってトラックから外れた前記光学ヘッドを
元のトラックに戻す制御信号を発生して前記トラッキン
グ制御手段に供給する手段とを備えてなることを特徴と
するディスク再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34134592A JPH06168460A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34134592A JPH06168460A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | ディスク再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06168460A true JPH06168460A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18345348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34134592A Pending JPH06168460A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06168460A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1659578A3 (en) * | 2004-11-19 | 2008-10-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Optical disk apparatus |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP34134592A patent/JPH06168460A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1659578A3 (en) * | 2004-11-19 | 2008-10-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Optical disk apparatus |
| US7990816B2 (en) | 2004-11-19 | 2011-08-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Optical disk apparatus |
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