JPH0616836Y2 - ドリツプモ−ル取付装置 - Google Patents
ドリツプモ−ル取付装置Info
- Publication number
- JPH0616836Y2 JPH0616836Y2 JP1986041295U JP4129586U JPH0616836Y2 JP H0616836 Y2 JPH0616836 Y2 JP H0616836Y2 JP 1986041295 U JP1986041295 U JP 1986041295U JP 4129586 U JP4129586 U JP 4129586U JP H0616836 Y2 JPH0616836 Y2 JP H0616836Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side rail
- roof side
- outer panel
- drip molding
- outer end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は車体ボデイサイドにおけるドリップモール取
付装置に関する。
付装置に関する。
従来の車体ボデイサイド部分の構造として第2図に示す
ようなものがある。第2図において1はアウタパネル2
とインナパネル3とでボックス断面に形成されたルーフ
サイドレール、4はルーフサイドレールアウタパネル2
にスクリューグロメット6及びビス8を介して取り付け
られたドリップモール(ステンレス製)、10はドアのサ
ッシュ、12はこのドアサッシュ10の側周縁に嵌装され、
ルーフサイドレールアウタパネル2に弾接して車室内外
をシールするドアウエザストリップで、このドアウエザ
ストリップ12にはドリップモール4に当接するサブリッ
プ12aが一体に突設されている。14はルーフサイドレー
ル1の接合フランジに嵌装されたウエルトで、このウエ
ルト14にはドアサッシュ10に弾接するシールリップ14a
が延設されている。
ようなものがある。第2図において1はアウタパネル2
とインナパネル3とでボックス断面に形成されたルーフ
サイドレール、4はルーフサイドレールアウタパネル2
にスクリューグロメット6及びビス8を介して取り付け
られたドリップモール(ステンレス製)、10はドアのサ
ッシュ、12はこのドアサッシュ10の側周縁に嵌装され、
ルーフサイドレールアウタパネル2に弾接して車室内外
をシールするドアウエザストリップで、このドアウエザ
ストリップ12にはドリップモール4に当接するサブリッ
プ12aが一体に突設されている。14はルーフサイドレー
ル1の接合フランジに嵌装されたウエルトで、このウエ
ルト14にはドアサッシュ10に弾接するシールリップ14a
が延設されている。
なお、この種の公知文献としては実開昭52−6313号公報
がある。
がある。
ところでドリップモール4の取付について注目するとド
リップモール4はドアを開扉した際に最も目につき易い
ルーフサイドレール回りの装飾用に設けられるが、スク
リューグロメット6及びビス8を利用して取り付けられ
ているため、ドア開扉時にビス8が外観として露出し、
外観品質が悪い。またルーフサイドレール1のほぼ全長
にわたって所定間隔を置いて複数個のスクリューグロメ
ット6やビス8が取り付けられるため、作業工数及び部
品点数が多い。更に、ビス8の頭やドアサッシュ10側に
突出するため、ルーフサイドレールアウタパネル2のモ
ール取付面とドアサッシュ10との間隔L0が広くなり、
ルーフサイドレールアウタパネル2からドアサッシュ10
の外側面にかけてのラインに連続感が出しにくく、外観
品質および空力特性が低下するといった種々の課題があ
る。この考案はかかる課題に着目してなされたもので、
外観品質および空力特性が良好で、安価なドリップモー
ル取付装置を提供せんとするものである。
リップモール4はドアを開扉した際に最も目につき易い
ルーフサイドレール回りの装飾用に設けられるが、スク
リューグロメット6及びビス8を利用して取り付けられ
ているため、ドア開扉時にビス8が外観として露出し、
外観品質が悪い。またルーフサイドレール1のほぼ全長
にわたって所定間隔を置いて複数個のスクリューグロメ
ット6やビス8が取り付けられるため、作業工数及び部
品点数が多い。更に、ビス8の頭やドアサッシュ10側に
突出するため、ルーフサイドレールアウタパネル2のモ
ール取付面とドアサッシュ10との間隔L0が広くなり、
ルーフサイドレールアウタパネル2からドアサッシュ10
の外側面にかけてのラインに連続感が出しにくく、外観
品質および空力特性が低下するといった種々の課題があ
る。この考案はかかる課題に着目してなされたもので、
外観品質および空力特性が良好で、安価なドリップモー
ル取付装置を提供せんとするものである。
この考案はかかる目的を達成するため、ルーフサイドレ
ールアウタパネルの下側部にドアウエザストリップを弾
接,受容する凹部を有段成形し、この凹部の上壁面にチ
ャンネル状のリテーナをスポット溶接し、このリテーナ
にはそのチャンネル端末を覆って樹脂製のドリップモー
ルを外嵌装着するとともに、このドリップモールの外端
部をルーフサイドレールアウタパネルに当接させて設
け、該外端部に形成された斜面に前記ドアウエザストリ
ップのサブリップ端が密接することにより該外端部が前
記ルーフサイドレールアウタパネルに密接してなり、該
ルーフサイドレールアウタパネル一般面からサブリップ
外側面にわたって連続させるようにしたものである。
ールアウタパネルの下側部にドアウエザストリップを弾
接,受容する凹部を有段成形し、この凹部の上壁面にチ
ャンネル状のリテーナをスポット溶接し、このリテーナ
にはそのチャンネル端末を覆って樹脂製のドリップモー
ルを外嵌装着するとともに、このドリップモールの外端
部をルーフサイドレールアウタパネルに当接させて設
け、該外端部に形成された斜面に前記ドアウエザストリ
ップのサブリップ端が密接することにより該外端部が前
記ルーフサイドレールアウタパネルに密接してなり、該
ルーフサイドレールアウタパネル一般面からサブリップ
外側面にわたって連続させるようにしたものである。
第1図において従来と同一部分には同一符号を付して説
明すると、アウタパネル2とインナパネル3とでボック
ス断面を形成したルーフサイドレール1のルーフサイド
レールアウタパネル2の下側部にはドアサッシュ10の周
側縁に嵌装されたウエザストリップ12を弾接,受容する
凹部2aが有段成形され、この凹部2aの上壁面2a1に
はチャンネル状のリテーナ20がスポット溶接により取り
付けられている。
明すると、アウタパネル2とインナパネル3とでボック
ス断面を形成したルーフサイドレール1のルーフサイド
レールアウタパネル2の下側部にはドアサッシュ10の周
側縁に嵌装されたウエザストリップ12を弾接,受容する
凹部2aが有段成形され、この凹部2aの上壁面2a1に
はチャンネル状のリテーナ20がスポット溶接により取り
付けられている。
このリテーナ20には、樹脂製のドリップモール22が外嵌
装着されている。このドリップモール22の内,外端部2
4,26によりリテーナ20のチャンネル端末20a,20bを覆っ
て、リテーナ20が外観として露出しないようにしてい
る。
装着されている。このドリップモール22の内,外端部2
4,26によりリテーナ20のチャンネル端末20a,20bを覆っ
て、リテーナ20が外観として露出しないようにしてい
る。
このドリップモール22の外端部26にはドアウエザストリ
ップ12のサブリップ12a端が密接する斜面26aが形成さ
れ、このドリップモール22の外端部26に形成された斜面
26aに前記ドアウエザストリップ12のサブリップ12a端が
外方から重なるように密接することにより該外端部26が
前記ルーフサイドレールアウタパネル2に密接するの
で、シーリング剤の塗布を必要としないばかりか、前記
ルーフサイドレールアウタパネル2の一般面からサブリ
ップ12aの外側面にわたって連続させてある。
ップ12のサブリップ12a端が密接する斜面26aが形成さ
れ、このドリップモール22の外端部26に形成された斜面
26aに前記ドアウエザストリップ12のサブリップ12a端が
外方から重なるように密接することにより該外端部26が
前記ルーフサイドレールアウタパネル2に密接するの
で、シーリング剤の塗布を必要としないばかりか、前記
ルーフサイドレールアウタパネル2の一般面からサブリ
ップ12aの外側面にわたって連続させてある。
かかる構成により、ドア開扉時にはドリップモール22だ
けが外観として露出するため、従来のようにビスが見え
たりしないため外観品質が良好となる。
けが外観として露出するため、従来のようにビスが見え
たりしないため外観品質が良好となる。
また、ドリップモール22を取り付けるための部品として
リテーナ20だけで、しかも、このリテーナ20はルーフサ
イドレールアウタパネル2にスポット溶接という簡単な
固着方法で済むため、部品点数、作業工数が少なく製造
性が良い。更にルーフサイドレール1のドリップモール
取付面とドアサッシュ10との間の間隔L1は従来と比べ
小さくなり(L1<L0)、しかもドリップモール22の
外端部26にドアウエザストリップ12のサブリップ12a端
が密接する斜面26aが形成され、ルーフサイドレールア
ウタパネル2の一般面からサブリップ12aの外側端にわ
たって連続させてあるので、ルーフサイドレールアウタ
パネル2からドアサッシュ10の外側面にかけてのライン
に連続感が増し、このフラッシュサーフェイス化により
外観品質及び空力特性が向上する。
リテーナ20だけで、しかも、このリテーナ20はルーフサ
イドレールアウタパネル2にスポット溶接という簡単な
固着方法で済むため、部品点数、作業工数が少なく製造
性が良い。更にルーフサイドレール1のドリップモール
取付面とドアサッシュ10との間の間隔L1は従来と比べ
小さくなり(L1<L0)、しかもドリップモール22の
外端部26にドアウエザストリップ12のサブリップ12a端
が密接する斜面26aが形成され、ルーフサイドレールア
ウタパネル2の一般面からサブリップ12aの外側端にわ
たって連続させてあるので、ルーフサイドレールアウタ
パネル2からドアサッシュ10の外側面にかけてのライン
に連続感が増し、このフラッシュサーフェイス化により
外観品質及び空力特性が向上する。
なお、リテーナ20とルーフサイドレールアウタパネル2
との間への水の侵入による発錆を防止する上で重合端末
にシーリング剤を塗布することが望ましいが、本実施例
ではドリップモール22を軟質の樹脂で製作しており、ド
リップモール22の外端部26をルーフサイドレールアウタ
パネル2に弾接させているので、リテーナ20とルーフサ
イドレールアウタパネル2との重合部分への水の侵入は
防止されるため、わざわざシーリング剤を塗布する必要
がない。
との間への水の侵入による発錆を防止する上で重合端末
にシーリング剤を塗布することが望ましいが、本実施例
ではドリップモール22を軟質の樹脂で製作しており、ド
リップモール22の外端部26をルーフサイドレールアウタ
パネル2に弾接させているので、リテーナ20とルーフサ
イドレールアウタパネル2との重合部分への水の侵入は
防止されるため、わざわざシーリング剤を塗布する必要
がない。
以上この考案によれば、外観品質及び空力特性が良く、
安価なモール取付装置を得ることができる。
安価なモール取付装置を得ることができる。
第1図はこの考案の一例を示す要部断面図、第2図は従
来例の断面図である。 1……ルーフサイドレール、2……ルーフサイドレール
アウタパネル、2a……凹部、2a1……上壁面、10……
ドアサッシュ、12……ドアウエザストリップ、12a……
サブリップ、20……リテーナ、22……ドリップモール、
26……外端部、26a……斜面。
来例の断面図である。 1……ルーフサイドレール、2……ルーフサイドレール
アウタパネル、2a……凹部、2a1……上壁面、10……
ドアサッシュ、12……ドアウエザストリップ、12a……
サブリップ、20……リテーナ、22……ドリップモール、
26……外端部、26a……斜面。
Claims (1)
- 【請求項1】ルーフサイドレールアウタパネルの下側部
にドアウエザストリップを弾接、受容する凹部を有段成
形し、この凹部の上壁面にチャンネル状のリテーナをス
ポット溶接し、このリテーナにはそのチャンネル端末を
覆って樹脂製のドリップモールを外嵌装着するととも
に、このドリップモールの外端部をルーフサイドレール
アウタパネルに当接させて設け、該外端部に形成された
斜面に前記ドアウエザストリップのサブリップ端が密接
することにより該外端部が前記ルーフサイドレールアウ
タパネルに密接してなり、該ルーフサイドレールアウタ
パネル一般面からサブリップ外端面にわたって連続させ
るようにしたことを特徴とするドリップモール取付装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986041295U JPH0616836Y2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | ドリツプモ−ル取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986041295U JPH0616836Y2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | ドリツプモ−ル取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62151159U JPS62151159U (ja) | 1987-09-25 |
JPH0616836Y2 true JPH0616836Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=30856160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986041295U Expired - Lifetime JPH0616836Y2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | ドリツプモ−ル取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616836Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5829481B2 (ja) * | 2011-10-26 | 2015-12-09 | 西川ゴム工業株式会社 | ウェザーストリップ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5938233U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-10 | マツダ株式会社 | 自動車のレインレ−ル |
JPS6064023A (ja) * | 1983-09-17 | 1985-04-12 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 自動車用グラスランの取付構造 |
-
1986
- 1986-03-19 JP JP1986041295U patent/JPH0616836Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62151159U (ja) | 1987-09-25 |
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