JPH0616725Y2 - 葉書、封書等の通信体の製造装置における折込装置 - Google Patents

葉書、封書等の通信体の製造装置における折込装置

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JPH0616725Y2
JPH0616725Y2 JP10755590U JP10755590U JPH0616725Y2 JP H0616725 Y2 JPH0616725 Y2 JP H0616725Y2 JP 10755590 U JP10755590 U JP 10755590U JP 10755590 U JP10755590 U JP 10755590U JP H0616725 Y2 JPH0616725 Y2 JP H0616725Y2
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folding
long sheet
folded
sheet
roll
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弘道 新郷
行夫 篠山
至 村上
行夫 喜井
栄仁 米倉
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Toyo Food Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は葉書,封書等の通信体の製造装置における折込
装置、さらに詳しくは、通信文等の情報や印刷表示媒体
を隠蔽して郵送するために、その情報等の表示面を接着
した葉書,封書等の通信体を製造する際に、上記のよう
な通信体を形成する規格寸法の通信体形成用のシートを
多数連設して構成され、コンピューター等によって印字
された長尺シートを、3つ折り状態に折り込むための折
込装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の葉書,封書等の通信体の製造装置におけ
る折込装置としては、たとえば特開昭57-98347号公報所
載の装置や、特開平1−249430号公報所載の装置があ
る。
すなわち、これらの装置は、第9図に示すように3枚の
封書形成片33a,33b,33cが横に連設された封書単位形成
片34を長手方向に多数連設して構成された長尺シート35
を、1箇所の折込部36でミシン目37,37を介して3つ折
り状態に折り込むものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような折込装置は、1箇所の折込部
36で1枚ものの長尺シート35を3つ折りの状態に一気に
折り込むため、長尺シート35には曲面状のストレス、す
なわち三次元のストレスがかかることとなり、紙製の長
尺シート35にどうしても無理なテンションがかかり、そ
の結果、上記ミシン目37の位置で長尺シート35が不用意
に分断され、或いは長尺シート35が破損するおそれがあ
るという問題点があった。
本考案は、このような問題点を解決するためになされた
もので、折り込み作業時におけるテンションを緩和し、
それによって発生するミシン目における不用意な分断や
紙の破損を防止することを課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、このような課題を解決せんとしてなされたも
ので、その課題を解決するための手段は、葉書,封書等
の通信体を形成する通信体形成用シート32が3つ折り可
能に形成され、且つその通信体形成用シート32の折り込
まれるシート片29a,29b間が接着されて構成された葉
書,封書等の通信体を製造するために、前記通信体形成
用シート32が多数連設されて構成された長尺シート5を
3つ折り状態に折り込むための折込装置であって、装置
本体が前記長尺シート5を搬送しながら案内するための
複数のロッド又はロールを具備し、且つ該複数のロッド
又はロールのうち、少なくとも1つのロッド又はロール
は、前記長尺シート5を長手方向に折り込むための折込
用ロッド又は折込用ロールとして形成され、しかも前記
折込用ロッド又は折込用ロールが、前記長尺シート5の
一片5aが他片5bの略2倍の寸法となるように該長尺シー
ト5を2つ折りするための2つ折りロッド8又は2つ折
りロールと、その2つ折りされた長尺シート5の一片5a
をさらに逆向きに折り込んで3つ折り状態にするための
3つ折りロッド10又は3つ折りロールとからなることに
ある。
(作用) すなわち、本考案の折込装置は上記のような構成なるた
めに、複数のロッドやロールを介して長尺シート5が搬
送されながら案内され、且つその複数のロッドやロール
のうち、少なくとも1つのロッド又はロールが折込用ロ
ッド又は折込用ロールとして形成されてなるために、各
ロッド又はロールによる搬送,案内,及び折り込みによ
って長尺シートに対して集中的にテンションがかかるこ
ともなく、その結果、ミシン目の位置で長尺シートが不
用意に分断されることもないのである。
しかも、折込用ロッド又は折込用ロールが、前記長尺シ
ート5の一片5aが他片5bの略2倍の寸法となるように該
長尺シート5を2つ折りするための2つ折りロッド8又
は2つ折りロールと、その2つ折りされた長尺シート5
の一片5aをさらに逆向きに折り込んで3つ折り状態にす
るための3つ折りロッド10又は3つ折りロールとからな
るため、先ず長尺シート5を上記2つ折りロッド8又は
2つ折りロールによって一旦2つ折り状態とし、その後
に上記3つ折りロッド10又は3つ折りロールによって3
つ折り状態にされることとなり、いずれの折込時におい
ても長尺シート5にかかるのは、紙面内の二次元のスト
レスが主体であり、従来のような強い三次元のストレス
を受けることはないのである。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面に従って説明する。
第1図は一実施例としての折込装置を示し、(イ)は概略
正面図、(ロ)は概略側面図をそれぞれ示す。
第1図において、1は折込装置の基台で、その基台1上
には枠体2が立設され、さらにその上部に支持板3が取
付けられてなる。
4は、折り込まれた長尺シート5を搬送するための搬送
用ロール、6は該搬送用ロール4によって下向きに搬送
される長尺シート5を上向きに移送するための底部ロー
ル、7,7は該底部ロール6のわずか上方に設けられた
折込開始用ロッドを示す。8は前記折込開始用ロッド7
で折込が開始された長尺シート5を2つ折りするための
2つ折りロッド、9は該2つ折りロッド8のわずか上方
に設けられた上部ロールで、該上部ロール9と2つ折り
ロッド8とは、ともに支持板3に軸支されてなる。10,1
0は上部ロール9によって移送されてくる長尺シート5
を3つ折りするための3つ折りロッドで、その3つ折り
ロッド10の下部には方向変更ロール11が設けられてい
る。そして、3つ折りロッド10と方向変更ロール11と
は、前記支持板3の側方に設けられたL字板13に軸支さ
れている。
尚、第1図において、2つ折りロッド8,上部ロール
9,3つ折りロッド10,方向変更ロール11以外の各ロッ
ドやロールも、軸支されてはいるが、その詳細な構造は
図面上省略する。
次に、上記のような構成からなる折込装置によって、第
2図に示すようなシート片29a,29b,29cからなる葉書形
成用シート29,…が多数連設されて構成された長尺シー
ト5を3つ折り状態に折り込む操作を行う場合について
説明する。
先ず、長尺シート5を、搬送用ロール4,底部ロール6
を経て案内し、折込開始用ロッド7,7によって折り込
みを開始しつつ、さらに2つ折りロッド8によって第3
図に示すように長尺シート5の一片5aが他片5bの略2倍
の寸法となるように該長尺シート5を2つ折り状態とす
る。
次に、2つ折りされた長尺シート5は、上部ロール9を
経て3つ折りロッド10,10に搬送され、その3つ折りロ
ッド10,10によって第4図に示すように3枚のシート片5
b,5c,5dからなる3つ折り状態とする。
そして、3つ折り状態にされた長尺シート5は、方向変
更ロール11を経て次工程へ移送される。
このように、上記実施例においては、複数のロッドやロ
ールによって長尺シート5が搬送され、案内されつつ折
り込み作業が行われるため、長尺シート5に対して集中
的にテンションがかかることもない。さらに重要な点
は、折込作業を行う際には、先ず2つ折りロッド8によ
って長尺シート5の一片5aが他片5bの略2倍の寸法とな
るように該長尺シート5を2つ折りし、その2つ折り作
業後に3つ折りロッド10,10によって長尺シート5の他
のシート片5dを逆向きに折り込んで3つ折り状態にする
ため、2つ折り,3つ折りに際して従来のような曲面的
なストレスが発生することもなく、紙面に沿ったストレ
スだけが主に発生するので、長尺シート5に加わるテン
ションをより効果的に緩和することができ、ミシン目の
位置で長尺シート5が不用意に分断されることもないの
である。
尚、上記のような折込装置14による折込作業後の葉書の
製造工程の概略について説明すると、3つ折り状態に折
り込まれた長尺シート5は、第5図に示すようにフィル
ム挿入装置15に搬送され、先ず一方の案内具16によって
第6図に示すように一方のフィルム17が長尺シート5の
第1シート片5bと第2シート片5cとの間に挿入され、次
に、第7図に示すように他方のフィルム19が長尺シート
5の第2シート片5cと第3シート片5dとの間に挿入され
る。
次に、上記のように長尺シート5にフィルムが挿入され
たフィルム入り長尺シート5eは、耳取装置20によって、
その耳片38が切り取られた後、加熱装置21によってフィ
ルム入り長尺シート5eが加熱され、その後、プレスロー
ル22によってプレスされてフィルム17,19と長尺シート
5相互間が接着される。
そして、このような加熱接着後、裂断装置23の第1ロー
ラ24、第2ローラ25と、第3ローラ26との速度差に伴う
引張り力と、ショックブロック27による叩打とで前記フ
ィルム入り長尺シート5eが所定寸法毎に裂断されて規格
寸法の葉書が製造され、排出コンベアー28上に堆積され
て前方に移送されるのである。
このようにして製造された葉書29は、第8図に示すよう
に、葉書形成用シート32を3つ折り状態とし、その第1
シート片29aと第2シート片29bとの間にフィルム30が挿
入され、且つ第2シート片29bと第2シート片29cとの間
にフィルム31が挿入された構成からなるものである。
尚、各折込装置14に具備されるロッドやロールの本数も
問うものではなく、要は複数のロッド又はロールが具備
されていればよい。
さらに、上記実施例ではフィルム入りの葉書について説
明したが、フィルムの介装されていない葉書に本考案を
適用することも可能である。
また、該実施例では葉書を製造する場合について説明し
たが、本考案の対象は葉書に限らず、たとえば封書に本
考案を適用することも可能であり、このような葉書,封
書等の通信体であれば本考案を適用できる。
(考案の効果) 叙上のように、本考案は、多数の通信体形成用シートを
具備した長尺シートを搬送しながら案内するための複数
のロッド又はロールを具備し、且つ該複数のロッド又は
ロールのうち、少なくとも1つのロッド又はロールは、
前記長尺シートを長手方向に折り込むための折込用ロッ
ド又は折込用ロールとして形成したものであるため、複
数のロッド又はロールを介して長尺シートが搬送されな
がら案内され、しかもその過程において折り込みがなさ
れるため、長尺シートに対して集中的にテンションがか
かることもなく、その結果、ミシン目の位置で長尺シー
トが不用意に分断されることもないという効果がある。
よって、長尺シートの分断や破損が生じないために、紙
の無駄や折込装置における誤作動等、製造上のロスを好
適に防止できるという実益がある。さらに、折込用ロッ
ド又は折込用ロールが、前記長尺シートの一片が他片の
略2倍の寸法となるように該長尺シートを2つ折りする
ための2つ折りロッド又は2つ折りロールと、その2つ
折りされた長尺シートの一片をさらに逆向きに折り込ん
で3つ折り状態にするための3つ折りロッド又は3つ折
りロールとからなる場合には、3つ折りの葉書,封書等
を通信体を製造する場合に、先ず長尺シートを上記2つ
折りロッド又は2つ折りロールによって一旦2つ折り状
態とし、その後に上記3つ折りロッド又は3つ折りロー
ルによって3つ折り状態にされるため、いずれの折込時
においても長尺シートにかかるのは、紙面内の二次元の
ストレスが主体であり、従来のような強い三次元のスト
レスを受けることはないのである。
このように集中的なテンションや三次元のストレスを受
けることがないために、折込み時にミシン目に沿って長
尺シートが不用意に切断されることもなく、従って通信
体の大きさに沿ってミシン目を形成することが可能であ
る他、長尺シートの両側耳片に形成されるピン孔の内側
に、この耳片切断用のミシン目を形成することも可能に
なり、このようなミシン目の形成に制限を受けることが
ないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例としての折込装置を示し、(イ)は概略
正面図、(ロ)は概略側面図をそれぞれ示す。 第2図は折込前の長尺シートの概略平面図。 第3図は折込装置によって長尺シートを2つ折りにした
状態を示す概略説明図。 第4図は折込装置によって長尺シートを3つ折りにした
状態を示す概略説明図。 第5図は折込装置を含む葉書製造装置の全体を示す概略
正面図。 第6図はフィルム挿入装置によって長尺シートの2片間
に一方のフィルムを挿入した状態を示す概略説明図。 第7図はフィルム挿入装置によって長尺シートの2片間
に両方のフィルムを挿入した状態を示す概略説明図。 第8図は製造後の葉書を示し、(イ)は正面図、(ロ)は(イ)
のA−A線拡大断面図。 第9図は従来の折込装置の概略斜視図。 5……長尺シート、8……2つ折りロッド 10……3つ折りロッド、14……折込装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−98347(JP,A) 特開 昭54−152583(JP,A) 実開 昭63−49926(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】葉書,封書等の通信体を形成する通信体形
    成用シート32が3つ折り可能に形成され、且つその通信
    体形成用シート32の折り込まれるシート片29a,29b間が
    接着されて構成された葉書,封書等の通信体を製造する
    ために、前記通信体形成用シート32が多数連設されて構
    成された長尺シート5を3つ折り状態に折り込むための
    折込装置であって、装置本体が前記長尺シート5を搬送
    しながら案内するための複数のロッド又はロールを具備
    し、且つ該複数のロッド又はロールのうち、少なくとも
    1つのロッド又はロールは、前記長尺シート5を長手方
    向に折り込むための折込用ロッド又は折込用ロールとし
    て形成され、しかも前記折込用ロッド又は折込用ロール
    は、前記長尺シート5の一片5aが他片5bの略2倍の寸法
    となるように該長尺シート5を2つ折りするための2つ
    折りロッド8又は2つ折りロールと、その2つ折りされ
    た長尺シート5の一片5aをさらに逆向きに折り込んで3
    つ折り状態にするための3つ折りロッド10又は3つ折り
    ロールとからなることを特徴とする葉書,封書等の通信
    体の製造装置における折込装置。
JP10755590U 1990-10-12 1990-10-12 葉書、封書等の通信体の製造装置における折込装置 Expired - Lifetime JPH0616725Y2 (ja)

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JPH0464121U JPH0464121U (ja) 1992-06-01
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