JPH0616704Y2 - 野菜調理器 - Google Patents

野菜調理器

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JPH0616704Y2
JPH0616704Y2 JP1988055807U JP5580788U JPH0616704Y2 JP H0616704 Y2 JPH0616704 Y2 JP H0616704Y2 JP 1988055807 U JP1988055807 U JP 1988055807U JP 5580788 U JP5580788 U JP 5580788U JP H0616704 Y2 JPH0616704 Y2 JP H0616704Y2
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JP
Japan
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plate surface
blade
shredding
vegetables
blades
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Application number
JP1988055807U
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English (en)
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JPH01163093U (ja
Inventor
新治 猪俣
Original Assignee
愛工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、家庭等で用いる野菜調理器。詳しくは、平切
刃とその前と後に近接した千切刃とにより野菜、その他
を賽の目切りにする器具に関する。
(従来の技術) 従来、野菜を賽の目切りをする調理器として、昭和18
年実用新案出願公告第3596号公報所載のものが知ら
れており、このものは差込板の前後端に互に刃間の開き
を異にせる竪刃を有する差込式の野菜切削器において、
差込板の表裏面中央部辺に適宜の間隔を置きて一絛乃至
二絛の長溝部を、表裏互に異なる位置に穿設し、該長溝
部の任意の個所に、上面に竪刃を有するL字状屈折鈑を
着脱自在に挿嵌せしめ、該L字状屈折鈑の両端は、器枠
の内溝に依って壓迫固持せられるべくなしたるの構造
で、先ず長溝部の何れかに挿嵌したL字状屈折鈑の竪刃
に依り、芋又は大根を縦長形に切断した後、差込板のA
面上で約90度近く手加減して廻し乍ら、次の竪刃に依
り、更に、之を裁断し鉋刃にて切削すれば野菜の芋、又
は、大根を容易に賽の目型に裁断することができるもの
である。
(考案が解決しようとする課題) しかし、この野菜切削調理器は、前記したように、野菜
へ格子状の切目を付ける二個の竪刃が鉋刃の手前に間隔
を置いて取付けられているため、先の竪刃で切目を付け
た野菜を、次の竪刃へ切り込ませる前に一旦止めて90
度向きを変え、再び進めなければならないから、操作が
面倒で、切削に時間が掛かり能率が上らない。
先の竪刃により第一の切目を付けられた野菜が、勢いで
止らずに次の竪刃へ切り込むと二重に切目が付けられ
て、野菜を切り込み分だけ引戻さないとその向きを変え
ることができない。
等の欠点がある。
本考案に係る野菜調理器は、前記した欠点を解消するた
めになされたもので、平切刃を挾んでその前と後に千切
刃を設けて、後の千切刃で第一の切目を付け、前の千切
刃へ戻しながら90°向きを変えて、前の千切刃で第二
の切目を付けることにより、賽の目切りが連続操作によ
り簡単,確実にできる野菜調理器を提供することを目的
とする。
ロ.考案の構成 (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案の野菜調理器は、台
の板面は、下方側の板面と該下方側の板面より上位に位
置する上方側の板面とを有し、該上方側の板面に野菜の
進行方向と交叉させた平切刃を取付け、前記下方側の板
面と前記上方側の板面にそれぞれ千切刃を設け、前記下
方側の板面に設けた千切刃と前記上方側の板面に設けた
千切刃との間に前記平切刃を配置させると共に前記下方
側の板面に設けた千切刃及び前記上方側の板面に設けた
千切刃の高さを前記下方側の板面と前記上方側の板面の
差の高さと同じとしたものである。
又、本考案の野菜調理器は、台の板面は、下方側の板面
と該下方側の板面より上位に位置する上方側の板面とを
有し、該上方側の板面に野菜の進行方向と交叉させた平
切刃を取付け、前記下方側の板面と前記上方側の板面に
それぞれ千切刃を設け、前記下方側の板面に設けた千切
刃と前記上方側の板面に設けた千切刃との間に前記平切
刃を配置させると共に前記下方側の板面に設けた千切刃
及び前記上方側の板面に設けた千切刃の高さを前記下方
側の板面と前記上方側の板面の差の高さより高く設定し
たものである。
(作用) 前記のように構成される野菜調理器は、調理のし始めに
は、野菜の上部を握って、その小口を平切刃の上に乗
せ、野菜を平切刃の後の千切刃に向って進めると、野菜
は先ず、後の千切刃により小口全面に第一の切目を付け
られ、これに伴い野菜の小口面を台より離して、前へ戻
しながら手首を捻り、野菜の向きを90度変えて台の前
部に乗せ、平切刃の前の千切刃へ向って進めると、野菜
はこの千切刃により第一の切目と直交する第二の切目を
小口全面に付けられ、小口の切目が格子状になれば、前
の千切刃の後に位置する平切刃に掛つてスライスされ、
賽の目に刻まれて台の下へ落ちる。こうして一段目の賽
の目切りが終った野菜は、平切刃の後の千切刃に掛っ
て、二段目の第一の切目を付けられるから、以後前記の
操作を繰返せば、野菜等の賽の目切りは連続して簡単、
迅速に行われるものである。
尚、この調理器では芋,大根,人参,その他の野菜だけ
でなく、練製品,乳製品,その他の固形食品を賽の目切
りにできることは勿論である。
(実施例) 次に本考案に関する野菜調理器の実施例を図面に基いて
説明する。
第1図乃至第3図において、1は、調理器Aにおける台
で、台1の板面は、下方側の板面aと該下方側の板面a
より上位に位置する上方側の板面bとを有し、希望する
スライス厚さに適合する段差が付くように、一体成形し
てある。そして、下方側の板面a(以下「板面a」とい
う)と上方側の板面b(以下「板面b」という)にそれ
ぞれ千切刃9、5が設けられている。
2は前記台1の中間に形成した刃口3の後側に設けて、
その刃先を刃口に臨ませた平切刃で、野菜等の進行方向
に対して所定の斜交角を与え、軽快な切削が行われるよ
うにすると共に、この平切刃2の上面を板面bに一致さ
せてある。つまり、平切刃2は、板面bに取付けられ、
野菜の進行方向と交叉するようになっている。そして、
平切刃2は、板面aに設けた千切刃9と板面bに設けた
千切刃5との間に配置されている(第1図及び第2図参
照)。
4は台1における後側の高い板面bに取付けた刃板で、
これに第1図に示すように、切り起しにより所定の刃高
と間隔で多数に千切刃5を形成して、この千切刃5によ
り野菜に第一の切目を付けるもので、各千切刃5の間隔
と高さを得ようとする賽の目の大きさに合せて設定し、
前記刃板4の幅方向の両側には折曲縁6,6を設けて、
前記台1に形成した孔7,7に挿し込んで固定する。
8は台1における前側の低い板面aに設けた刃板で、前
記した刃板4と同様のものを用い、これに第1図に示す
ように、切り起しにより前記千切刃5に刃高と間隔を合
わせた多数の千切刃9を形成して、この千切刃9により
野菜に第二の切目を付けるもので、刃板8の幅方向の両
側には折曲縁10,10を設けて、前記台1に形成した孔11,
11に挿し込んで固定する。
尚、前記した千切刃5,9の刃高は、原理的には平切刃
2によるスライス厚さと一致、つまり、平切刃5、9の
高さを板面aと板面bの差の高さと同じとすれば良い
が、この場合は、野菜の刃逃げ等により切目付けが浅く
なって、スライス後、賽の目が分離しないことがあるか
ら、千切刃5,9を刃高を平切刃2によるスライス厚さ
より若干高く設定、つまり、千切刃5、9の高さを板面
aと板面bの差の高さより若干高く設定(第2図及び第
3図参照)しておけば、被切削物を例えば、賽の目に確
実に分離することができる。
尚、前記前記実施例において平切刃2の前と後にそれぞ
れ1個ずつ千切刃5,9を近接したが、これらの千切刃
5,9は、複数を前の刃の間に後の刃が位置するように
併設すれば、野菜に更に細い切目を付け、一層細かい賽
の目に刻むことが可能であるが、これに付いての図面と
詳細な説明は省略する。
前記実施例に示した野菜調理器は、適当の長さに切った
大根の上部を握って、その小口を台1に乗せ、前から後
へ進めて、後から前に戻すときに90度向きを変え、又
進める操作を繰返すと、第一の切目とこれに直交する第
二の切目を付けた後、スライスして、第4図に示すよう
に、大根の賽の目切りを簡単に能率良く行うことができ
た。
ハ.考案の効果 本考案の野菜調理器は、台の板面は、下方側の板面と該
下方側の板面より上位に位置する上方側の板面とを有
し、該上方側の板面に野菜の進行方向と交叉させた平切
刃を取付け、前記下方側の板面と前記上方側の板面にそ
れぞれ千切刃を設け、前記下方側の板面に設けた千切刃
と前記上方側の板面に設けた千切刃との間に前記平切刃
を配置させると共に前記下方側の板面に設けた千切刃及
び前記上方側の板面に設けた千切刃の高さを前記下方側
の板面と前記上方側の板面の差の高さと同じとしたもの
であるから、被加工物の野菜を台の板面の前から後ろへ
一気に進め、下方側の板面に設けた千切刃、平切刃、上
方側の板面に設けた千切刃を通過させ、その後、野菜を
台の板面から離間して後の上方側の板面側から前の下方
側の板面側へ戻すとき、手首を捻って向き(90°に捩
れば、直角の賽の目になる。)を変える動作をすれば、
該動作は、一連のスムーズな動きとなり、連続操作によ
る野菜の賽の目切りを疲労少なく行なうことができる。
又、本考案の野菜調理器は、台の板面は、下方側の板面
と該下方側の板面より上位に位置する上方側の板面とを
有し、該上方側の板面に野菜の進行方向と交叉させた平
切刃を取付け、前記下方側の板面と前記上方側の板面に
それぞれ千切刃を設け、前記下方側の板面に設けた千切
刃と前記上方側の板面に設けた千切刃との間に前記平切
刃を配置させると共に前記下方側の板面に設けた千切刃
及び前記上方側の板面に設けた千切刃の高さを前記下方
側の板面と前記上方側の板面の差の高さより高く設定し
たものであるから、前述した効果に加え、千切刃の高さ
を平切刃によるスライス厚さより高くした分、被切削物
を確実に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の野菜調理器の概略的平面
図であり、第2図は、第1図のX−X線による概略的拡
大断面図であり、第3図は、第1図の概略的側面図であ
り、第4図は、大根の賽の目の概略的斜視図である。 図中1は台、a,bは板面、2は平切刃、5,9は千切
刃である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】台の板面は、下方側の板面と該下方側の板
    面より上位に位置する上方側の板面とを有し、該上方側
    の板面に野菜の進行方向と交叉させた平切刃を取付け、
    前記下方側の板面と前記上方側の板面にそれぞれ千切刃
    を設け、前記下方側の板面に設けた千切刃と前記上方側
    の板面に設けた千切刃との間に前記平切刃を配置させる
    と共に前記下方側の板面に設けた千切刃及び前記上方側
    の板面に設けた千切刃の高さを前記下方側の板面と前記
    上方側の板面の差の高さと同じとしたことを特徴とする
    野菜調理器。
  2. 【請求項2】台の板面は、下方側の板面と該下方側の板
    面より上位に位置する上方側の板面とを有し、該上方側
    の板面に野菜の進行方向と交叉させた平切刃を取付け、
    前記下方側の板面と前記上方側の板面にそれぞれ千切刃
    を設け、前記下方側の板面に設けた千切刃と前記上方側
    の板面に設けた千切刃との間に前記平切刃を配置させる
    と共に前記下方側の板面に設けた千切刃及び前記上方側
    の板面に設けた千切刃の高さを前記下方側の板面と前記
    上方側の板面の差の高さより高く設定したことを特徴と
    する野菜調理器。
JP1988055807U 1988-04-25 1988-04-25 野菜調理器 Expired - Lifetime JPH0616704Y2 (ja)

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JPH01163093U JPH01163093U (ja) 1989-11-14
JPH0616704Y2 true JPH0616704Y2 (ja) 1994-05-02

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ID=31281708

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6122797U (ja) * 1984-07-12 1986-02-10 武弘 大野 コルク抜

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6122797U (ja) * 1984-07-12 1986-02-10 武弘 大野 コルク抜

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JPH01163093U (ja) 1989-11-14

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