JPH08309041A - 野菜加工用包丁 - Google Patents

野菜加工用包丁

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Publication number
JPH08309041A
JPH08309041A JP12157495A JP12157495A JPH08309041A JP H08309041 A JPH08309041 A JP H08309041A JP 12157495 A JP12157495 A JP 12157495A JP 12157495 A JP12157495 A JP 12157495A JP H08309041 A JPH08309041 A JP H08309041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knives
kitchen
radish
kitchen knife
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP12157495A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyoshi Isogai
徳義 磯貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISOGAI SHOKUHIN KK
Original Assignee
ISOGAI SHOKUHIN KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08309041A publication Critical patent/JPH08309041A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は漬物用の野菜を簡単に加工し得る包丁
に係り、特に野菜の背部に切目を自動的に形成し得る包
丁を目的としている。 【構成】長穴15が2個所に穿設された刃13と柄14
とを有する包丁11,12を並列すると共に、周りにリ
ング18が嵌合された羽根付ボルト16を前記長穴15
内に挿通して2個の包丁11,12を相互に連結して構
成した野菜加工用包丁の構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大根、蕪等の大根類を
漬物として加工する際に使用される包丁に係り、大根類
を漬物用に加工する際に、大根類を一定の巾で切断する
と共に切断されたものの背部に割目を自動的に効率良く
形成することが出来る野菜加工用包丁に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】本件特許出願人は、図3に示すような全
く新しい漬物を開発し、既に実用新案登録出願をすると
共に、第3,007,808号で実用新案登録を受けて
いる。この実用新案登録に係る漬物は、輪切りにした大
根を2分割して半円弧状の大根台1を形成し、その背部
に切目2を設け、かつこの切目2に海産物、果実、野
菜、畜産物或いはこれ等の加工品等の詰め込み具3を充
填して構成したものである。
【0003】前述のような漬物を製造する際に、従来は
一般に使用されている家庭用包丁を用いて大根を所定の
巾に切断して大根台1を形成した後で、更に大根台1の
背部に切線を穿設し、かつ切線によって背部が2分され
た大根台1の両上縁を手で持って両方向に引っ張ること
によって、該切線部分を開脚して所定の隙間を有する切
目2を形成し、更にこの切目2に詰め込み具3を充填し
て構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前述のような
家庭用包丁を使用した場合には、最初にまず大根を切断
して大根台1を形成し、その後からこの大根台1の背部
に切目2を形成しなければならなかった。処が、巾の狭
い大根台1の背部に更に切目2を形成する作業は極めて
熟練を要し、作業が煩雑であり、非能率的である問題が
あった。
【0005】本発明に係る包丁は、前述の従来の問題点
に鑑み開発された全く新しい技術であって、特に所定の
隙間を保って背中合わせ状に組合された一対の包丁を提
供するものであり、この包丁によって背部に切目を有す
る大根台を自動的に形成し得るようにした技術である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る野菜加工用
包丁は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術で
あって、その第1発明の要旨は、刃の複数個所に上下方
向に長い長穴が穿設された2個一対の包丁が所定の間隙
を保って背中合わせに並列され、かつ該一対の包丁はこ
れ等の前記長穴に挿通された羽根付ボルトによって相互
位置をズラせることが出来るように固定して構成されて
いることを特徴とした野菜加工用包丁である。
【0007】また、本発明に係る野菜加工用包丁の第2
発明の要旨は、巾の異なるリングを一対の包丁の間に介
在させることによって包丁相互の間隙を調節することを
特徴とした第1発明の野菜加工用包丁である。
【0008】
【作用】本発明の第1発明に係る包丁は、2個一対の包
丁が所定の間隙を保って背中合わせに並列されて構成さ
れているので、この包丁を使用することによって、背部
に切目を有する大根台を簡単にかつ自動的に形成するこ
とが出来る。また、一対の包丁には上下方向に長い長穴
が設けられ、かつこの長穴に羽根付ボルトを挿通して一
対の包丁を相互に連結しているので、一方の包丁に対し
て他方の包丁を上下方向にズラせることが出来る。従っ
てこれによって一方の包丁で所定巾の大根台を切断する
と共に、今度は他方の包丁でこの大根台の背部に切目を
自動的に形成することが出来る。
【0009】本発明の第2発明に係る包丁は、背中合わ
せに並列された2個一対の包丁の間に巾の異なるリング
を介在させて包丁相互の間隙を調節することが出来るよ
うに構成したので、これによって前述の大根台の背部に
形成される切目の位置を調節することが出来る。
【0010】
【実施例】図により本発明に係る野菜加工用包丁の一実
施例を具体的に説明すると、図1は本発明に係る包丁の
正面図及び平面図、図2はその使用状態を示す説明図で
ある。
【0011】図1に於いて、11、12は夫々包丁であ
って、刃13に柄14が取り付けられて構成されてい
る。また、これ等の包丁11、12の刃13の左右には
上下方向に長い長穴15が対象的に穿設されている。ま
た16は羽根付ボルトであって、そのネジ部には羽根1
7が回動自在に螺合されている。この羽根付ボルト16
は、前記長穴15に挿通することが出来、かつ羽根17
を螺合することによって、2個の包丁11,12を相互
に締め付けることが出来るように構成されている。
【0012】前記羽根付ボルト16は長穴15内に挿通
されているので、羽根付ボルト16を介して相互に連結
された包丁11,12は羽根付ボルト16を一旦ゆるめ
た場合に、夫々上下方向に摺動し得るように構成されて
いる。18は金属製のリングであって、前記羽根付ボル
ト16のネジ部の周りに嵌着されており、このリング1
8によって、包丁11,12の相互間に隙間を形成して
いる。従って、リング18の巾(高さ)によって、包丁
11,12の隙間を調節し得るように構成している。
【0013】本発明に係る包丁の使用に当たっては、図
2に示す如く、縦方向に2分割されかつまな板19上に
載置された大根1aの背部に包丁11,12を当接し、
かつ刃13の下縁が下方に突出した包丁12で大根1a
を切断しながら、大根台1を形成すると共に、他方の包
丁11で、次に切断される大根台1の背部に切目2を自
動的に形成することが出来る。従って、本発明に係る包
丁を使用することによって、大根台1を切断すると共に
他の大根台1の背部に切目2を自動的に形成することが
出来る。
【0014】上記実施例に於いて、巾の異なるリング1
8を使用して、包丁11,12間の隙間を調節すること
によって、大根台1に設ける切目2の位置を自在に調整
することが出来る。また、包丁12に対する包丁11の
下縁の高さを調節することによって、大根台1の背部に
形成される切目2の深さを調整することが出来る。前記
包丁11の刃13は、上方が徐々に肉厚になった、即ち
断面形状が楔形になった刃13(図示せず)を使用する
ことが出来る。このような楔形の刃13を使用した場合
には、この刃13の作用によって、大根台1に設けた切
目2を自動的に開くことが出来る。
【0015】更に、上記実施例に於いては、包丁11,
12に夫々柄14を取り付けて構成したが、例えば自動
加工機等にこれを取り付けて使用する場合等には、この
柄14は省略することが出来る。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る包丁に於いては、2個の包
丁を所定の間隔を保って並列すると共に、一方の包丁の
刃の下縁を他方の刃の下縁より下方に設定したので、野
菜を一方の刃で切断して所定巾の巾の小さい野菜を作る
と共に、他方の刃で野菜の所定位置に切目を設けること
が出来る。また、2個一対の包丁に長穴を設け、かつこ
の長穴に羽根付ボルトを挿通して、一対の包丁を連結す
るようにしたので、各包丁の相対的位置を容易に変化さ
せることが出来る。更に一対の包丁の間にリングを介在
させたので、巾の異なるリングを使用することによっ
て、小さい巾の野菜の所定位置に切目を設けることが出
来る等の多大な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包丁の正面図及び平面図である。
【図2】その使用状態を示す説明図である。
【図3】図3(A),(B)は本件特許出願人が開発し
た漬物を示す説明図である。
【符号の説明】
1 大根台 2 切目 3 詰め込み具 11,12 包丁 13 刃 14 柄 15 長穴 16 羽根
付ボルト 17 羽根 18 リン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刃の複数個所に上下方向に長い長穴が穿設
    された2個一対の包丁が所定の間隙を保って背中合わせ
    に並列され、かつ該一対の包丁はこれ等の前記長穴に挿
    通された羽根付ボルトによって相互位置をズラせること
    が出来るように固定して構成されていることを特徴とし
    た野菜加工用包丁。
  2. 【請求項2】巾の異なるリングを一対の包丁の間に介在
    させることによって包丁相互の間隙を調節することを特
    徴とした請求項1の野菜加工用包丁。
JP12157495A 1995-05-19 1995-05-19 野菜加工用包丁 Pending JPH08309041A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12157495A JPH08309041A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 野菜加工用包丁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12157495A JPH08309041A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 野菜加工用包丁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08309041A true JPH08309041A (ja) 1996-11-26

Family

ID=14814612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12157495A Pending JPH08309041A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 野菜加工用包丁

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187319A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Yahagi:Kk 櫛歯包丁、櫛歯式両手包丁、および櫛歯包丁装置
CN105835092A (zh) * 2016-05-24 2016-08-10 陈海澄 一种双柄直纹中空切片刀

Cited By (3)

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JP2006187319A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Yahagi:Kk 櫛歯包丁、櫛歯式両手包丁、および櫛歯包丁装置
JP4554355B2 (ja) * 2004-12-28 2010-09-29 株式会社ヤハギ 櫛歯包丁装置
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