JP3209907U - 切断器具 - Google Patents

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【課題】誰でも簡単に形を揃えて細かく切断することができる切断器具を提供する。【解決手段】開口部12の近傍に、第1の摺動方向Aに対して摺動面15を横切るように取り付けられたスライス刃部20と、摺動面上に、切断対象物に対して線状の切り込みを入れることができる刃31が、第1の摺動方向に対して摺動面を横切るように複数配置された第1の刃部30と、摺動面上に、切断対象物に対して線状の切り込みを入れることができる刃41が、第2の摺動方向Bに対して摺動面を横切るように複数配置された第2の刃部40と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、玉葱や人参等の切断対象物を手早く、形を揃えて大量に細かく切断することができる切断器具に関する。
ハンバーグ、チキンライス、チャーハン、餃子、オムレツなどを作る場合、玉葱や人参等の食材を大量にみじん切りにする必要がある。通常は、玉葱等をまな板上に置き、包丁を使ってそれらを細かくみじん切りにするが、これには手間と労力がかかっていた。そこで、まず調理器を用いて線状に切断(千切り)し、その後包丁を使ってそれらを細かくみじん切りにすることが行われている。
そのような調理器として、たとえば、上面が滑り面(摺動面)である基板に、その滑り面よりも上側に出ている複数の板状切断刃が形成され、その切断刃は、基板に設けられた開口を横切るように、切断方向を横切る幅方向に延びているものがある(特許文献1および2参照)。
特開2016−215286号公報 特公平3−73440号公報
しかしながら、上述したような調理器では、切断対象物を線状にしか切断できず、細かく切断するには、包丁等を使ってさらに切断しなければならないという問題点があった。また、最終的にヒトが包丁等を使って切断する必要があるため、熟練した者でなければ、形を揃えて大量に細かく切断することができないという問題点もあった。
本考案の考案者は、上述した問題点に関して鋭意研究・開発を続けた結果、以下のような画期的な切断器具を見出した。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様は、表面上に、切断対象物を、第1の摺動方向および第1の摺動方向と交差する第2の摺動方向に摺動させる摺動面と、第1の摺動方向に対して摺動面を横切るように形成された開口部とを有する基板部と、開口部の近傍に、第1の摺動方向に対して摺動面を横切るように取り付けられたスライス刃部と、摺動面上に、切断対象物を切ることができる刃が、第1の摺動方向に対して摺動面を横切るように複数配置された第1の刃部と、摺動面上に、切断対象物を切ることができる刃が、第2の摺動方向に対して摺動面を横切るように複数配置された第2の刃部と、を具備することを特徴とする切断器具にある。
かかる第1の態様では、切断対象物を第2の摺動方向に摺動させた後、第1の摺動方向に摺動させることにより、切断対象物を容易に細かく切断することができる。また、切断対象物の切断幅は刃の間隔に等しくなるので、各刃の間隔を一定にすることにより、形を揃えて大量に細かく切断することができる。
本発明の第2の態様は、第2の摺動方向が、第1の摺動方向と直交していることを特徴とする第1の態様に記載の切断器具にある。
かかる第2の態様では、第2の摺動方向が、第1の摺動方向と直交しているので、切断対象物を直方体状に細かく切断することができる。なお、第1の刃部に形成される各刃の間隔と、第2の刃部に形成される各刃の間隔と、スライス刃部の刃の傾きを調整することにより、切断対象物を立方体状に細かく切断することもできる。
本発明の第3の態様は、第1の刃部の刃が、第1の摺動方向に対して傾斜するように配置され、第2の刃部の刃が、第2の摺動方向に対して傾斜するように配置されていることを特徴とする第1または第2の態様に記載の切断器具にある。
かかる第3の態様では、それほど力を加えなくても、切断対象物を容易に細かく切断することができる。
図1は実施形態1に係る切断器具の概略正面図である。 図2は実施形態1に係る切断器具の概略側面図である。 図3は第2の摺動方向に切断対象物を摺動させた際の概略正面図である。 図4は第2の摺動方向に切断対象物を摺動させた際の切断対処物の表面の状態を示す概略図である。 図5は第1の摺動方向に切断対象物を摺動させた際の概略正面図である。 図6は第1の摺動方向に切断対象物を摺動させた際の切断対処物の表面の状態を示す概略図である。 図7は実施形態2に係る切断器具の概略正面図である。
以下に添付図面を参照して、本考案に係る切断器具の実施形態を説明する。なお、本考案は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1に、本実施形態に係る切断器具の概略正面図を、図2に図1のX方向から見た際の切断器具の概略側面図を示す。図1および図2に示すように、本実施形態に係る切断器具1は、矩形状の基板部10を有している。基板部10の長手方向の一方の端部は半円状になっており、その内部には円形状の円形開口部11が形成されている。ここで、基板部10の材質や形状は特に限定されず、たとえば市販されているスライサーのように押出成形で形成されたプラスチックであってもよい。
基板部10の長手方向の他方の端部には、平行四辺形状の開口部12が形成されている。そして、その近傍には、平行四辺形の板状部材で構成されたスライス刃部20が基板部10の短手方向に亘って取り付けられており、切断対象物を摺動させた際に、スライス刃部20により切断対象物をスライスした後、開口部12からスライスされた切断対象物を下方に送出できるようになっている。
さらに、基板部10の表面には、切断対象物を摺動させる摺動面15が形成されており、この摺動面15には、基板部10の長手方向と一致する第1の摺動方向Aと、基板部10の短手方向と一致する第2の摺動方向Bとがあり、第1の摺動方向Aと第2の摺動方向Bとは直交している。
摺動面15の開口部12の中央部側には、第1の摺動方向Aに対して摺動面15を横切るように第1の刃部30が取り付けられている。第1の刃部30は、平行四辺形の板状部材で構成され、その表面には、上方に向かって突出するように複数の刃31が一体的に形成されており、切断対象物を第1の摺動方向Aに摺動させた際に、切断対象物の表面部にその方向に沿った線状の切り込みを形成できるようになっている。
また、摺動面15の中央部には、第2の摺動方向Bに対して摺動面15を横切るように第2の刃部40が取り付けられている。第2の刃部40も第1の刃部30と同様に平行四辺形の板状部材で構成され、その表面には上方に向かって突出するように複数の刃41が一体的に形成されており、切断対象物を第2の摺動方向Bに摺動させた際に、切断対象物の表面部にその方向に沿った線状の切り込みを形成できるようになっている。
なお、第1の摺動方向Aと第2の摺動方向Bとが直交していることから、第1の刃部30と第2の刃部40とは直交する方向に配置されていることになる。
ここで、スライス刃部20、第1の刃部30および第2の刃部40は、切断対象物を切る(スライスする)ことができるものであれば、形状や材質は特に限定されない。スライス刃部20としては、たとえば矩形状のステンレス板の短手方向の一方の端部を刃状に加工したものであってもよい。また、第1の刃部30および第2の刃部40としては、たとえば矩形状のステンレス板に、くの字型の切り込みを複数入れ、その切込み部分を屈曲させて刃部31、41を形成したものであってもよい。
また、基板部10の周辺部には、基板部10の開口部側端部と、第2の刃部40に対応した中央部とを除き、上方に延出したガイド部17が形成されており、第1の摺動方向Aおよび第2の摺動方向Bに切断対象物をスムーズに摺動させることができるようになっている。
次に、本実施形態に係る切断器具1の使用方法について説明する。まず、図3に示すように、切断対象物100を摺動面15上に置き、第2の摺動方向Bに摺動させる。すると、図4に示すように、切断対象物100の切断器具1側の表面部分に、第2の刃部40の刃41の高さに応じた深さの線状の切り込み101が複数形成される。
その後、図5に示すように、切断対象物100をそのままの状態で再度摺動面15上に置き、第1の摺動方向Aに摺動させる。すると、図6に示すように、切断対象物100の切断器具1側の表面部分に、第1の刃部30の刃31の高さに応じた深さの線状の切り込み102が複数形成される。その結果、切断対象物100の切断器具1側の表面部分に複数格子状の切り込みが形成されることになる。
そして、そのままスライス刃部20のところまで切断対象物100を摺動させると、スライス刃部20により、切断対象物100はスライスされる。すると、上述したように、切断対象物100の切断器具1側の表面には、既に格子状の切り込みが入っているので、切断対象物100の切断器具1側の表面部分は直方体状に細かく切断されることになる。なお、スライス刃部20の高さ、第1の刃部30の刃31の間隔および第2の刃部40の刃41の間隔を揃えることにより、切断対象物100を立方体状に細かく切断することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る切断器具1によれば、切断対象物100を容易に直方体状に細かく切断することができる。また、本実施形態に係る切断器具1では、第1の刃部30を第1の摺動方向Aに対して傾斜するように配置すると共に、第2の刃部40も第2の摺動方向Bに対して傾斜するように配置したので、力を加えなくても、切断対象物100を容易に細かく切断することができる。
(実施形態2)
実施形態1では、第1の刃部を第1の摺動方向Aに対して傾斜するように配置すると共に、第2の刃部も第2の摺動方向Bに対して傾斜するように配置して切断器具を構成したが、本発明はこれに限定されない。
たとえば、図7に示すように、第1の刃部30Aを第1の摺動方向Aに対して直交するように配置すると共に、第2の刃部40Aも第2の摺動方向Bに対して直交するように配置してもよい。
なお、本発明では、開口部12Aやスライス刃部20Aの形状も、第1の摺動方向Aに対して摺動面15を横切るように形成されていれば特に限定されない。開口部12Aやスライス刃部20Aの形状としては、たとえば、図7に示すように、第1の摺動方向Aに対して直交するように形成されていてもよい。
このように切断器具1Aを構成することにより、実施形態1に係る切断器具と比較して、摺動する際に多少力を加える必要があるかもしれないが、実施形態1の切断器具と同様の効果が得られる。
さらに、第1の刃部または第2の刃部のいずれか一方を、実施形態1の切断器具のように傾斜させてもよいことは言うまでもない。
(他の実施形態)
本実施形態では、複数の刃が一体的に形成されるように第1の刃部および第2の刃部を構成するようにしたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、基板と一体的に形成してもよいし、個別の刃を基板部に複数取り付けるようにして構成してもよい。
本発明は、玉葱や人参等の食材(食品)だけでなく、それ以外のものを手早く、大量に細かく切断することにも利用することができる。
1、1A 切断器具
10 基板部
11 円形開口部
12、12A 開口部
15 摺動面
17 ガイド部
20、20A スライド刃部
30、30A 第1の刃部
40、41A 第2の刃部
31、41 刃
100 切断対象物
101、102 切り込み

Claims (3)

  1. 表面上に、切断対象物を、第1の摺動方向および当該第1の摺動方向と交差する第2の摺動方向に摺動させる摺動面と、前記第1の摺動方向に対して前記摺動面を横切るように形成された開口部とを有する基板部と、
    前記開口部の近傍に、前記第1の摺動方向に対して前記摺動面を横切るように取り付けられたスライス刃部と、
    前記摺動面上に、前記切断対象物を切ることができる刃が、前記第1の摺動方向に対して前記摺動面を横切るように複数配置された第1の刃部と、
    前記摺動面上に、前記切断対象物を切ることができる刃が、前記第2の摺動方向に対して前記摺動面を横切るように複数配置された第2の刃部と、
    を具備することを特徴とする切断器具。
  2. 前記第2の摺動方向が、前記第1の摺動方向と直交していることを特徴とする第1の請求項に記載の切断器具。
  3. 前記第1の刃部の刃が、前記第1の摺動方向に対して傾斜するように配置され、
    前記第2の刃部の刃が、前記第2の摺動方向に対して傾斜するように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の切断器具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7054493B1 (ja) * 2020-12-24 2022-04-14 株式会社曙産業 長ネギみじん切り器、及び、長ネギのみじん切り方法

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