JPH06166873A - コークス炉上昇管ベンド付着カーボン除去装置 - Google Patents

コークス炉上昇管ベンド付着カーボン除去装置

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JPH06166873A
JPH06166873A JP34527992A JP34527992A JPH06166873A JP H06166873 A JPH06166873 A JP H06166873A JP 34527992 A JP34527992 A JP 34527992A JP 34527992 A JP34527992 A JP 34527992A JP H06166873 A JPH06166873 A JP H06166873A
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Kounoshin Tamura
光之進 田村
Tsutomu Matsuno
勤 松野
Makoto Hamaki
誠 浜木
Yuji Tsukihara
裕二 月原
Masato Kato
真人 加藤
Kazukiyo Matsuda
和清 松田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上昇管ベンドの散液装置の散液の死角となる
部分の付着カーボンを除去する。 【構成】 コークス炉上昇管1ベンド6内壁へのカーボ
ン付着を散液装置13からの低圧水噴射により防止する
ベンド付着カーボン除去装置において、散液装置13へ
の低圧水供給管に高圧水供給管を接続すると共に、前記
低圧水供給管と高圧水供給管のそれぞれに散液自動弁1
4、16を設け、所定頻度で高圧水供給管の散液自動弁
16を短時間開放する。 【効果】 散液装置の死角に付着したカーボンを、遠隔
操作によってほぼ完全に除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コークス炉の上昇管
と集気本管とを接続するベンド部内壁の付着カーボンを
除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コークス炉で原料炭乾留時に発生するコ
ークス炉ガスは、炭化室上部のガス道から上昇管に導か
れ、ベンドで噴霧される安水によって冷却洗浄されたの
ち集気本管に導入され、吸引ブロワにより吸引されて後
工程のガス精製工程に送られる。前記乾留時に発生する
コークス炉ガスを集気本管に導く上昇管およびベンド内
壁には、コークス炉ガス中のカーボンが付着堆積する。
特にベンド内壁の付着カーボンは、ベンドを閉塞してガ
ス流通の妨げとなり、炉内圧力上昇を惹起するため、除
去することが必要である。
【0003】従来、上昇管ベンド付着カーボンの除去
は、槍と称する掻落とし棒を用いて人力で行っていた
が、この付着カーボンの除去作業は、タール含有雰囲気
ガス、暑熱、重筋、粉塵下作業であり、コークス炉作業
の中でも最も作業条件が苛酷なもので、いわゆる3K作
業として作業員から敬遠されていた。この上昇管ベンド
へのカーボン付着を防止するには、ベンド内壁に散水し
て内壁表面に水膜を形成するのが効果的であることが確
認され、鉄鋼各社共に多少型式が異なるが、上昇管ベン
ド部に散液装置を設置し、低圧水を連続的に散水してカ
ーボン付着を防止している。
【0004】上記上昇管ベンド部の散液装置としては、
多数の散液孔を設けた散液管をベンド内に備え、散液孔
から噴射される散液によってベンドの上部内壁面に常時
液膜を形成する(実公昭48−23474号公報)、ノ
ズル本体の側方に中央の導孔と外部とを連通せしめる複
数個の貫通孔を放射状に穿設したスプレーノズル(実公
昭51−14917号公報)、ベンド管内に挿入された
散液用支管の先端に頭部外周に縦方向に複数個の凹溝を
設けた栓本体が螺着され、上記支管の管路と凹溝とが連
通され、栓本体の頭部が上向きに設置されたベンド(実
公昭51−14918号公報)、先端が封管部で封じら
れ、先端部側面に散液孔が設けられた散液管を外部から
装脱着可能にベンド内に挿入した散液装置(実公昭53
−41175号公報)、基部周面に複数の噴出孔を配設
したノズル管の取付け部材に、噴出孔を囲む周壁面を形
成した散液装置(実開昭61−82943号公報)、ベ
ンド管の水平部上面傾斜部左右から内面頂部より少し反
対側に入った地点に向けて、複数個のノズル孔を穿孔
し、これに水吹込みパイプを接続し、管内円周方向に内
面一様に水を流下させる散液装置(実開昭63−949
36号公報)、ベンドの曲部内壁を離壁材で被覆すると
共に、該内壁を噴射冷却する機構を設けたベンド(特開
平3−210386号公報)等数多くの提案が行われて
おり、上昇管ベンドへのカーボン付着の問題の大きさを
示している。
【0005】上記各上昇管ベンドの散液装置は、いずれ
もベンド内壁表面に水膜を形成することを目的として低
圧水を散液し、上昇管直管部内張り煉瓦冷却による煉瓦
の損傷を避けるため、ベンドの散液範囲は直管部に散液
が流入しないように、直管部に対して反対方向に散液
し、また、下面も同様に直管部に散液が流入しないよう
直管部に対して反下り勾配のスロープとしているのが一
般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記各上昇管ベンドの
散液装置は、散液範囲に限界があるため、散液の死角と
なる部分にカーボン付着が確実に発生する。この付着カ
ーボンは、散液装置設置前のカーボン付着量に比較して
きわめて少なく、ソフトカーボン状で柔らかいが、ベン
ドへの入口部でガス通過を妨げて炭化室ガス圧を上昇さ
せるため、15〜30日に1回の頻度で約10分/窯程
度、槍を用いて人力による除去作業を行っている。しか
し、コークス工場には、数百本以上の上昇管(窯)があ
り、全体のベンドの散液の死角となる部分の付着カーボ
ン除去作業は容易ではなく、また、作業環境が前記した
とおり、高熱、タール含有ガス雰囲気下、重筋作業であ
り、改善が望まれている。
【0007】ベンドの散液の死角となる部分の付着カー
ボン除去方法として、移動式の高圧水洗浄装置による案
が提案されている。しかしながら、この方法は、上昇管
頂部の天蓋を開放してその部分から洗浄ノズルを差込む
ため、洗浄ノズル部の耐熱性に問題があり、また、ベン
ド部円周状付着カーボンに対して完全に噴射がカバーで
きるノズル構造、装置とすることは不可能であり、しか
も上昇管部へ高圧水洗浄装置を設置するのは重量的にも
スペース的にも困難であり、例え付着カーボンが除去で
きたとしても、高圧水洗浄装置のメンテナンスで保全部
門の作業が増加する等の問題点を有している。
【0008】この発明の目的は、従来の上昇管ベンドの
散液装置の散液の死角となる部分の付着カーボンを除去
できる上昇管ベンドの散液装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意試験研究を行った。その結果、上昇管
ベンドの散液装置の散液の死角となる部分の付着カーボ
ンは、いわゆるソフトカーボンであり、付着力がそれほ
ど強くなく、高圧水の除去テストではノズルとカーボン
付着部が30cm離れた位置で700kg/cm2、1
5l/min高圧水を2秒噴射することによって5cm
四方のカーボンが完全に除去された。したがって、40
0〜700kg/cm2の高圧水を、15〜30日に1
回の頻度で、前記散液装置のノズルまたは別途設けた専
用ノズルから短時間少量噴射すれば、高圧水の水撃力に
よって完全に除去できるとの結論に至り、この発明に到
達した。
【0010】すなわちこの発明は、コークス炉上昇管ベ
ンド内壁へのカーボン付着を散液装置からの低圧水噴射
により防止するベンド付着カーボン除去装置において、
散液装置への低圧水供給管に高圧水供給管を接続すると
共に、前記低圧水供給管と高圧水供給管のそれぞれに散
液自動弁を設け、所定頻度で高圧水供給管の散液自動弁
を短時間開放することを特徴とするコークス炉上昇管ベ
ンド付着カーボン除去装置である。
【0011】また、コークス炉上昇管ベンド内壁へのカ
ーボン付着を散液装置からの低圧水噴射により防止する
ベンド付着カーボン除去装置において、前記散液装置か
らの低圧水噴射の死角となる位置へ向けて高圧水専用ノ
ズルを配設し、該高圧水専用ノズルへの高圧水供給管と
低圧水供給管との間にバイパスを設け、所定頻度で高圧
水供給管から短時間高圧水専用ノズルに高圧水を供給す
ることを特徴とするコークス炉上昇管ベンド付着カーボ
ン除去装置である。
【0012】
【作用】この発明においては、散液装置への低圧水供給
管に高圧水供給管を接続すると共に、前記低圧水供給管
と高圧水供給管のそれぞれに散液自動弁を設け、所定頻
度で高圧水供給管の散液自動弁を短時間開放することに
より、ベンドの散液装置の低圧水散液の死角となる部分
についても、高圧で拡散され水撃範囲とすることができ
るため、低圧水散液ではカーボン付着を防止できない部
分の付着カーボンを完全に除去することができる。ま
た、この発明のカーボン除去装置は、高圧水噴射を固定
式で実施するから、移動式の高圧水洗浄ノズルの欠点で
あるノズルの耐熱性の問題を、常時低圧水散液を連続的
に行うから解消できる。しかも、上昇管まわりの設備
は、配管類のみであるから軽量で設置スペースを必要と
せず、また、メンテナンスは、付近に設置する高圧自動
弁および低圧自動弁のみであるから、保全性においても
有利である。
【0013】さらにこの発明においては、散液装置から
の低圧水噴射の死角となる位置へ向けて高圧水専用ノズ
ルを配設し、所定頻度で高圧水供給管から短時間高圧水
専用ノズルに高圧水を供給することにより、高圧水専用
ノズルは付着カーボンに対して直接高圧水の水撃力を加
えることができ、散液装置からの低圧水噴射の死角の付
着したカーボンを除去することができる。また、この発
明においては、高圧水専用ノズルへの高圧水供給管と低
圧水供給管との間にバイパスを設けたことにより、高圧
水供給時以外は低圧水を常時少量供給することができ、
高圧水専用ノズルの詰まりを防止できると共に、高圧水
専用ノズルを高熱から保護することができる。
【0014】この発明における高圧水の噴射頻度は、散
液装置からの低圧水噴射の死角となる位置の付着カーボ
ンがソフトカーボンであるから、各上昇管毎に15〜3
0日に1回で十分である。また、高圧水の噴射圧力は、
30kg/cm2以上、好ましくは400〜700kg
/cm2の範囲で噴射するのが効果的である。高圧水の
噴射量は、15〜30l/min程度で、噴射時間は2
〜5秒で十分に付着カーボンを除去することができる。
なお、高圧水の噴射時は、周辺に水が拡散して一部上昇
管直管煉瓦部分に接するが、一時的で水量が微量であ
り、かつ炭化室からの上昇熱で殆ど水分蒸発するから、
上昇管内張り煉瓦の冷却による損傷問題は全く生じな
い。高圧水を供給するポンプユニットは、上昇管とは離
れた環境条件の良好な場所に設置して高圧水を輸送する
が、水量が微量であるため上昇管と100m離れていて
も、配管での圧損は僅かである。また、ポンプユニット
は、現在高圧水ポンプとして4000kg/cm2迄の
ものがあるが、1000kg/cm2のもので十分であ
る。
【0015】
【実施例】
実施例1 以下にこの発明の実施の一例を示す図1ないし図4に基
づいて説明する。図1はこの発明の上昇管ベンド付着カ
ーボン除去装置を取付けたコークス炉上昇管の全体構成
図、図2は低圧水散液時の散水状況および散水死角での
カーボン付着状況を示すもので、(a)図は側断面図、
(b)図は正面図、(c)図は上から見た図、図3は高
圧水噴射時の散水状況およびカーボン付着状況を示すも
ので、(a)図は側断面図、(b)図は正面図、(c)
図は上から見た図、図4は高圧水を供給するポンプユニ
ットの設置位置の一例を示す説明図である。
【0016】図1において、1はコークス炉2の各炭化
室3の炉長方向端部に立設した上昇管、4は上昇管1内
面の内張り煉瓦、5は上昇管1頂部に設けた水封式天
蓋、6は上昇管1と集気本管7とを接続するベンドで、
ベンド6の下端には皿弁8が設けられ、乾留時は水封式
天蓋5を閉じて皿弁8を開放して各炭化室3と集気本管
7とが縁継ぎされ、発生したコークス炉ガスは、上昇管
1、ベンド6を介して集気本管7に導入される。9はベ
ンド7に設けたガスの冷却洗浄用ガス液噴霧ノズルで、
低圧ガス液主管10および炭化室3への装炭時の無煙装
入のための中圧ガス液主管11と三方切替え弁12を介
して接続され、乾留時は低圧ガス液によるガスの冷却洗
浄が、また、装炭時は無煙装入のための中圧ガス液噴霧
によるエジェクター効果によって、炭化室3から発生ガ
スを吸引する。
【0017】13は上昇管1の出口部に設けたカーボン
付着防止のための散液ノズルで、低圧ガス液主管10と
低圧散液自動弁14を介して接続されている。また、散
液ノズル13は、高圧水主管15と高圧散液自動弁16
を介して接続され、常時は低圧散液自動弁14が開放さ
れて図2に示すとおり、低圧ガス液が散水角度θ1
θ2、α1、α2で散液され、ベンド6内壁へのカーボン
付着を防止している。しかしながら、低圧ガス液の散液
の死角となって部分には、カーボン17が付着成長する
ので、15〜30日に1度程度の頻度で、低圧散液自動
弁14を閉じて高圧散液自動弁16が開放されて図3に
示すとおり、400〜700kg/cm2程度の高圧水
が噴射されるから、低圧ガス液散液範囲より拡散され、
散水角度1.5θ1、1.5θ2、1.5α1、1.5α2
で噴射され、低圧ガス液の散液の死角となって付着した
カーボン17を水撃力によって破壊し除去するよう構成
されている。なお、18はコークス炉2の石炭塔19側
の端部に設置した高圧水主管15へ高圧水を供給するポ
ンプユニットである。
【0018】上記のとおり構成したことによって、常時
の散液ノズル13からの低圧ガス液の散水角度θ1、θ
2、α1、α2での散液の死角となって付着したカーボ
ン17は、ソフトカーボンであり付着力はそれほど強く
はないので、15〜30日に1度程度、ポンプユニット
18を起動して高圧水主管15に400〜700kg/
cm2の高圧水を供給し、低圧散液自動弁14を閉じて
高圧散液自動弁16を開放して400〜700kg/c
2の高圧水を散水角度1.5θ1、1.5θ2、1.5
α1、1.5α2で、15〜30l/minで2〜5秒噴
射するから、高圧水の水撃力によってカーボン17が破
壊されてほぼ完全に除去される。高圧水の噴射が完了す
れば、高圧散液自動弁16を閉じて低圧散液自動弁14
を開放し、低圧ガス液主管10から散液ノズル13に低
圧ガス液を供給してベンド6内壁へのカーボン付着を防
止する。なお、このカーボン17の除去操作は、コーク
ス炉2の炉列方向に各上昇管1について連続的に行うの
が、ポンプユニット18の起動回数頻度の点で望ましい
が、上昇管1の一本単位のバッチで行うことも可能であ
る。
【0019】実施例2 この発明の他の実施例を図5に基いて説明する。図5は
低圧水散液装置とは別に高圧水専用ノズルを設置した場
合のコークス炉上昇管の全体構成図である。図5におい
て、21は散液ノズル13とは別個に散液ノズル13か
らの低圧ガス液の散液の死角となって付着したカーボン
17に向けて配設した高圧水専用ノズルで、高圧散液自
動弁22を介して図示しない高圧水供給主管に接続され
ている。23は弁24を介して低圧ガス液管と高圧水管
を連結するバイパスで、通常は低圧ガス液管から高圧水
専用ノズル21に低圧ガス液が少量流されている。そし
て、15〜30日に1度程度の頻度で弁24を閉じて高
圧散液自動弁22が開放され、カーボン17に直接40
0〜700kg/cm2の高圧水を15〜30l/mi
nで2〜5秒噴射するよう構成する。
【0020】上記のとおり構成したことによって、15
〜30日に1度程度の頻度で弁24を閉じて高圧散液自
動弁22が開放され、高圧水専用ノズル21からカーボ
ン17に直接400〜700kg/cm2の高圧水が1
5〜30l/minで2〜5秒噴射されるから、高圧水
専用ノズル21が付着カーボン17に対して直接水撃力
を加えることができ、カーボン17が破壊されてほぼ完
全に除去される。高圧水の噴射が完了すれば、高圧散液
自動弁22を閉じて弁24を開き、バイパス23から少
量の低圧ガス液が供給されるから、高圧水専用ノズル2
1の先端詰まりが防止されると共に、高圧水専用ノズル
21がコークス炉ガスの高温から保護される。
【0021】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明の上昇管ベ
ンド付着カーボン除去装置によれば、上昇管の天蓋を開
放することなく、従来のベンド低圧散液装置では防止で
きない散液装置の死角に付着したカーボンを、遠隔操作
によってほぼ完全に除去することができるから、人力に
よるカーボン除去作業を皆無とでき、3K問題が解決さ
れてコークス炉要員確保問題、タールを扱うための特化
則問題が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の上昇管ベンド付着カーボン除去装置
を取付けたコークス炉上昇管の全体構成図である。
【図2】低圧水散液時の散水状況および散水死角でのカ
ーボン付着状況を示すもので、(a)図は側断面図、
(b)図は正面図、(c)図は上から見た図である。
【図3】高圧水噴射時の散水状況およびカーボン付着状
況を示すもので、(a)図は側断面図、(b)図は正面
図、(c)図は上から見た図である。
【図4】高圧水を供給するポンプユニットの設置位置の
一例を示す説明図である。
【図5】低圧水散液装置とは別に高圧水専用ノズルを設
置した場合のコークス炉上昇管の全体構成図である。
【符号の説明】
1 上昇管 2 コークス炉 3 炭化室 4 内張り煉瓦 5 水封式天蓋 6 ベンド 7 集気本管 8 皿弁 9 冷却洗浄用ガス液噴霧ノズル 10 低圧ガス液主管 11 中圧ガス液主管 12 三方切替え弁 13 散液ノズル 14 低圧散液自動弁 15 高圧水主管 16 高圧散液自動弁 17 カーボン 18 ポンプユニット 21 高圧水専用ノズル 22 高圧散液自動弁 23 バイパス 24 弁
フロントページの続き (71)出願人 000156961 関西熱化学株式会社 兵庫県尼崎市大浜町2丁目23番地 (72)発明者 渡辺 幹夫 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 北山 義晃 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 田村 光之進 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 松野 勤 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 浜木 誠 岡山県倉敷市水島川鉄通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 月原 裕二 岡山県倉敷市水島川鉄通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 加藤 真人 兵庫県加古川市金沢町7番地 関西熱化学 株式会社加古川工場内 (72)発明者 松田 和清 兵庫県加古川市金沢町7番地 関西熱化学 株式会社加古川工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークス炉上昇管ベンド内壁へのカーボ
    ン付着を散液装置からの低圧水噴射により防止するベン
    ド付着カーボン除去装置において、散液装置への低圧水
    供給管に高圧水供給管を接続すると共に、前記低圧水供
    給管と高圧水供給管のそれぞれに散液自動弁を設け、所
    定頻度で高圧水供給管の散液自動弁を短時間開放するこ
    とを特徴とするコークス炉上昇管ベンド付着カーボン除
    去装置。
  2. 【請求項2】 コークス炉上昇管ベンド内壁へのカーボ
    ン付着を散液装置からの低圧水噴射により防止するベン
    ド付着カーボン除去装置において、前記散液装置からの
    低圧水噴射の死角となる位置へ向けて高圧水専用ノズル
    を配設し、該高圧水専用ノズルへの高圧水供給管と低圧
    水供給管との間にバイパスを設け、所定頻度で高圧水供
    給管から短時間高圧水専用ノズルに高圧水を供給するこ
    とを特徴とするコークス炉上昇管ベンド付着カーボン除
    去装置。
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