JPH06166236A - サーマルマルチドットレコーダ - Google Patents

サーマルマルチドットレコーダ

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Publication number
JPH06166236A
JPH06166236A JP31883892A JP31883892A JPH06166236A JP H06166236 A JPH06166236 A JP H06166236A JP 31883892 A JP31883892 A JP 31883892A JP 31883892 A JP31883892 A JP 31883892A JP H06166236 A JPH06166236 A JP H06166236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scale
recording
thermal
recording paper
mark
Prior art date
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Pending
Application number
JP31883892A
Other languages
English (en)
Inventor
Morishige Matsufuji
森茂 松藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Avio Infrared Technologies Co Ltd
Original Assignee
NEC Avio Infrared Technologies Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Avio Infrared Technologies Co Ltd filed Critical NEC Avio Infrared Technologies Co Ltd
Priority to JP31883892A priority Critical patent/JPH06166236A/ja
Publication of JPH06166236A publication Critical patent/JPH06166236A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルマルチドットレコーダにおいて、種
類の異なる記録紙の使用を可能とする。 【構成】 記録紙のマーク又は目盛を検出する印刷検出
部1と、この印刷検出部1より出力される検出信号を入
力し、所定のプログラムに基づき目盛記録の判定を行う
CPU14と、このCPU14の判定結果により目盛の
記録又は停止信号を出力する目盛制御部9とを具えるも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙に測定波形或は
測定信号データ等の記録或は印字を行うサーマルマルチ
ドットレコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、計測した測定波形等を記録するた
めには、サーマルマルチドットレコーダ或はサーマルペ
ンレコーダが用いられている。通常のサーマルマルチド
ットレコーダにおいては、図4に示すごとく、例えば裏
面に折り畳み位置検出用のマークMを付し、頁毎にミシ
ン目を入れた表面に目盛の印刷されていない感熱記録紙
Pa を用い、測定波形等の記録時にサーマルマルチドッ
トレコーダが自ら目盛を記録しながら測定波形等を記録
するようになっていた。
【0003】また、サーマルペンレコーダにおいては、
図5に示すごとく、例えば予め目盛Gを印刷した頁毎に
ミシン目を入れた感熱記録紙Pb を使用して記録を行う
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サーマ
ルマルチドットレコーダ及びサーマルペンレコーダに使
用される感熱記録紙は、同じ幅を持っていても共通使用
出来ない不都合があった。これは、サーマルマルチドッ
トレコーダにサーマルペンレコーダ用の目盛付き感熱紙
を流用すると、既に印刷されている目盛の上にサーマル
マルチドットレコーダにより目盛が重ねて記録されてし
まい、記録された測定波形等が読み難くなるためであ
る。
【0005】また、通常のサーマルマルチドットレコー
ダは専用の目盛のない感熱記録紙を必要とするので、こ
の専用の感熱記録紙がない場合や測定中に記録紙切れと
なった場合には、記録を中断しなければならない不都合
があった。
【0006】従って、本発明は斯かる点に鑑み、専用の
感熱記録紙以外の感熱記録紙を使用できるサーマルマル
チドットレコーダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルマルチ
ドットレコーダは、例えば図1に示す如く、記録紙のマ
ーク又は目盛を検出する印刷検出手段1と、この印刷検
出手段1より出力される検出信号を入力し、所定のプロ
グラムに基づき目盛記録の判定を行う制御手段14と、
この制御手段14の判定結果により目盛の記録又は停止
信号を出力する目盛制御手段9とを具えるものである。
【0008】
【作用】目盛が無くマークが印刷された感熱記録紙と目
盛が印刷されたマークの無い感熱記録紙を、マーク又は
目盛りの有無を印刷検出手段で検出し、この検出結果に
より目盛の記録又は停止の判定を行い、目盛が無い感熱
記録紙の場合には目盛りの記録を行い、目盛が付されて
いる感熱記録紙の場合には目盛の記録を行わないように
した。従って、2種類の感熱記録紙の使用が可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下図1〜図5を参照して本発明のサーマル
マルチドットレコーダの実施例について説明する。図1
は本発明のサーマルマルチドットレコーダの一実施例の
構成を示すブロック図である。本発明においては、サー
マルペンレコーダ用の感熱記録紙Pbにはマークが付さ
れていないので、サーマルマルチドットレコーダ用の感
熱記録紙Paに付されたマークM或は感熱記録紙Pbの
目盛Gを検出するようにして、その有無によりいずれの
感熱記録紙Pa(Pb)が使用されたかを判断し、その
判断結果に応じて目盛Gの記録を行い或は目盛Gの記録
を行わないようにした。
【0010】図1において、1は印刷検出部で、感熱記
録紙Pa(図4)の、例えば裏面に付された折り畳み位
置検出用のマークMを検出するマークセンサ1a、感熱
記録紙Pb(図5)の表面に印刷された目盛Gを検出す
る目盛センサ1b及びこれらセンサの出力を増幅並びに
デジタル信号に変換してマーク検出信号及び目盛検出信
号として出力するマーク・目盛検出回路1cにより構成
されている。マークセンサ1a及び目盛センサ1bは、
夫々例えば発光ダイオード及びフォトトランジスタ等か
らなり、マークM又は目盛Gと白地部分の光の反射率の
違いからマークMが検出される。また、マークM及び目
盛Gが両者共に感熱記録紙Pa(Pb)の表面に付され
ている場合には、マークセンサ1a又は目盛センサ1b
はいずれか1つで共用できる。
【0011】2は記録紙検出部で、感熱記録紙Pa(P
b)の有無を検出する記録紙センサ2aと、この記録紙
センサ2aの出力を増幅並びにデジタル信号に変換して
記録紙検出信号として出力する記録紙検出回路2bとか
ら構成されている。記録紙センサ2aの構成は、マーク
センサ1a及び目盛センサ1bと同様である。記録紙セ
ンサ2aは、感熱記録紙Pa(Pb)の有無により、光
の反射の有無を検出する。この記録紙検出部2の出力に
より、感熱記録紙Pa(Pb)が無い場合には、例えば
サーマルヘッド11(後述)への記録信号の停止、或は
モータ13(後述)の回転を停止させるようになってい
る。
【0012】図3は上述したマークセンサ1a及び目盛
センサ1bの装着位置を示す概略図である。図3におい
て、サーマルヘッド11はプラテン15上に感熱記録紙
Pa(Pb)を介して押圧され、マークセンサ1aは、
感熱記録紙Paの裏面に付されたマークMに、また目盛
りセンサ1bは、感熱記録紙Pbの表面に付された目盛
Gに対向する夫々の位置に配置され、記録紙センサ2a
は感熱記録紙Pa(Pb)の例えば裏面側に配置されて
いる。記録紙センサ2aは、マークセンサ1a或は目盛
センサ1bと併置するようにしてもよい。
【0013】図1に戻り、3は測定信号入力部で、図示
しない測定装置等の外部機器から測定信号を入力し、増
幅後、デジタル信号に変換して出力する。
【0014】4は、外部機器、例えば測定信号の解析を
行う測定装置或はパーソナルコンピュータ等(図示せ
ず)の外部機器との通信を行うインターフェースであ
る。通常、記録開始信号或は記録停止信号は外部機器か
らこのインターフェース4を介して入力されるようにな
っているが、サーマルマルチドットレコーダにスイッチ
(図示せず)を設け、記録開始信号及び記録停止信号を
発生するようにしてもよい。
【0015】5はROMで、感熱記録紙Pa(Pb)の
目盛記録の処理を行うプログラム及び装置全体の制御プ
ログラムが予め格納されている。6はRAMで、測定デ
ータ等が一時的に格納されると共に例えば前回記録時の
マークM又は目盛Gの検出データが記憶保持される。ま
た、RAM6を、例えば電池によりバックアップしてお
くことにより、電源遮断後においても前回記録時のマー
ク或は目盛検出データ等を記憶させておくことができ
る。
【0016】7は測定信号制御部で、測定信号入力部3
を介して取り込まれた測定信号の波形の振幅等の制御を
行う。8はグラフ制御部で、測定信号を所定のグラフに
表す処理を施す。
【0017】9は目盛制御部で、目盛Gのない感熱記録
紙Paが使用された場合に、目盛Gを記録する目盛記録
信号を出力する。また、目盛付きの感熱記録紙Pbが使
用された場合には、目盛記録信号の出力を停止する。
【0018】10はヘッド制御部で、測定信号制御部
7、グラフ制御部8及び目盛制御部9より出力される制
御信号に基づいて、サーマルヘッド11の感熱素子(図
示せず)に記録信号を出力する。
【0019】12はモータ駆動部で、モータ13に駆動
信号を出力し、感熱記録紙Pa(Pb)の送り或は停止
等の制御を行う。
【0020】また、14は制御部で、例えばCPU等で
構成され、ROM5に格納された感熱記録紙Pa(P
b)の目盛記録の処理プログラム及び装置の制御プログ
ラムにより、目盛記録の処理及び装置全体の制御等を行
う。
【0021】次に図2に示したフローチャートを参照し
て上述した実施例の処理動作について説明する。
【0022】電源を投入し記録開始状態とする。CPU
14は、外部機器よりインターフェース4を介して、記
録開始信号或はサーマルマルチドットレコーダ自体に具
えられた記録開始スイッチによる記録開始信号が入力さ
れると、前回記録時にマークを検出したか又は目盛なし
であったか判定する(ステップS1)。マークMが検出
されているか或は目盛Gが検出されていない場合には、
目盛Gの記録を行う指示信号が目盛制御部9に出力さ
れ、目盛制御部9から目盛記録信号がヘッド制御部10
を介してサーマルヘッド11に出力されて目盛Gが記録
される(ステップS2)。目盛Gが記録されると、次の
ステップS3へ移行する。
【0023】ステップS1で、前回記録時にマークMが
検出されたか又は目盛Gが検出されていないと判定され
た場合は、マーク検出の有無或は目盛検出の有無が判定
される(ステップS3)。マークMが検出されたか或は
目盛Gが検出されなかった場合には、目盛無しの感熱記
録紙Paであると認識され、目盛制御部9に目盛無しの
記録設定を行う指示信号が出力され(ステップS4)、
感熱記録紙Paに目盛Gが記録される(ステップS
5)。更に目盛Gの記録と共に、測定信号制御部7に例
えば測定波形を記録する指示信号が出力され、測定信号
入力部3を介して取り込まれた測定信号波形が記録され
る(ステップS6)。CPU14は、外部機器から或は
サーマルマルチドットレコーダの図示しないスイッチに
より出力される、記録停止信号の有無又は記録すべきデ
ータの有無を判定し(ステップS7)、記録停止信号が
有るか又は記録データがなければ記録を終了する。記録
停止信号がないか又は記録データが有る場合はステップ
S3に戻り、上述した処理動作が繰り返される。
【0024】ステップS3でマークMが検出されないか
或は目盛Gが検出された場合は、1頁分記録紙を送った
か否か判定される(ステップS8)。1頁分記録紙が送
られたら、CPU14は目盛付きの感熱記録紙Pbであ
ることを認識して、目盛制御部9に目盛Gを記録しない
指示信号を出力する(ステップS9)。
【0025】ステップS8で1頁分の記録紙が送られて
いないと判定された場合及びステップS9で目盛付きの
指示信号が出力されて目盛Gが有る場合の記録設定がな
された後、前述したステップS6に移行して測定信号が
記録され、更にステップS7で記録停止信号が有るか或
は記録データの有無が判定されて、記録停止信号がるか
或は記録データがない場合には記録を終了し、また、記
録停止信号がないか又は記録データがある場合にはステ
ップS3に戻り上述した処理が繰り返される。
【0026】このようにして、同じ幅を有する感熱記録
紙であれば従来のサーマルペンレコーダ用の目盛付き感
熱記録紙も使用できるので、サーマルマルチドットレコ
ーダの利便性が向上する。
【0027】また、本発明は上述の実施例に限ることな
く、本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成
を取り得ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来使用できなかったサーマルペンレコーダ用の感熱記録
紙がサーマルマルチドットレコーダ用の感熱記録紙と共
に使用できるので、記録紙の無駄を省くことができると
共に、専用の記録紙切れ等による測定信号の記録中断を
防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルマルチドットレコーダの一実
施例を示すブロック図である。
【図2】実施例における処理動作を示すフローチャート
である。
【図3】実施例における各センサの装着位置を示す概略
図である。
【図4】マーク付感熱記録紙の概略図である。
【図5】目盛付感熱記録紙の概略図である。
【符号の説明】
1 印刷検出部 1a マークセンサ 1b 目盛センサ 1c マーク・目盛検出回路 5 ROM 9 目盛制御部 14 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙のマーク又は目盛を検出する印刷
    検出手段と、 この印刷検出手段より出力される検出信号を入力し、所
    定のプログラムに基づき目盛記録の判定を行う制御手段
    と、 この制御手段の判定結果により上記目盛の記録又は停止
    信号を出力する目盛制御手段とを具えることを特徴とす
    るサーマルマルチドットレコーダ。
JP31883892A 1992-11-27 1992-11-27 サーマルマルチドットレコーダ Pending JPH06166236A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31883892A JPH06166236A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 サーマルマルチドットレコーダ

Applications Claiming Priority (1)

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JP31883892A JPH06166236A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 サーマルマルチドットレコーダ

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JPH06166236A true JPH06166236A (ja) 1994-06-14

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ID=18103524

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JP31883892A Pending JPH06166236A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 サーマルマルチドットレコーダ

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