JPH06165359A - ケーブルの終端接続部におけるケーブルプラグの構造 - Google Patents
ケーブルの終端接続部におけるケーブルプラグの構造Info
- Publication number
- JPH06165359A JPH06165359A JP33676992A JP33676992A JPH06165359A JP H06165359 A JPH06165359 A JP H06165359A JP 33676992 A JP33676992 A JP 33676992A JP 33676992 A JP33676992 A JP 33676992A JP H06165359 A JPH06165359 A JP H06165359A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- pressing force
- connection part
- hardness
- terminal connection
- Prior art date
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- Pending
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- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組み立て、解体の作業性が良く、かつ小形、
軽量で安定した性能を有するバイパスケ−ブル終端接続
部の構造を提供する。 【構成】 ケ−ブル終端接続部におけるケ−ブルプラグ
内のストレスコ−ン6を構成するシリコンゴムの硬度を
ショアA硬度で25以上35以下とし、さらにケ−ブル
1の軸と垂直な面への押付力を0.5kg/cm2 以上2kg
/cm2 以下として、1個のコイルバネ8のみでソケット
に対し十分な押付け力を得られるようにした。
軽量で安定した性能を有するバイパスケ−ブル終端接続
部の構造を提供する。 【構成】 ケ−ブル終端接続部におけるケ−ブルプラグ
内のストレスコ−ン6を構成するシリコンゴムの硬度を
ショアA硬度で25以上35以下とし、さらにケ−ブル
1の軸と垂直な面への押付力を0.5kg/cm2 以上2kg
/cm2 以下として、1個のコイルバネ8のみでソケット
に対し十分な押付け力を得られるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケ−ブルとケ−ブルの接
続又は分岐、ケ−ブルと機器への接続に使われるケ−ブ
ル終端接続部におけるケ−ブルプラグの構造に関するも
のである。
続又は分岐、ケ−ブルと機器への接続に使われるケ−ブ
ル終端接続部におけるケ−ブルプラグの構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ストレスコ−ンとゴムの硬度及び
接触面の圧力の関係が明確でなく、硬いゴムに対し強い
接触圧力で使っていた。この為1本のコイルスプリング
で圧力を加える場合は太くて大きいスプリングを又は複
数本のスプリングを使って圧力を加えていた。従って、
ケ−ブルの接触部が大形でかつ重量が大となり、組立・
解体の作業性が良くないという欠点があった。
接触面の圧力の関係が明確でなく、硬いゴムに対し強い
接触圧力で使っていた。この為1本のコイルスプリング
で圧力を加える場合は太くて大きいスプリングを又は複
数本のスプリングを使って圧力を加えていた。従って、
ケ−ブルの接触部が大形でかつ重量が大となり、組立・
解体の作業性が良くないという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するためになされたもので、組み立て、解体の
作業性が良く、かつ小形、軽量で安定した性能を有する
ケ−ブル終端接続部の構造を提供することを目的とす
る。
題を解決するためになされたもので、組み立て、解体の
作業性が良く、かつ小形、軽量で安定した性能を有する
ケ−ブル終端接続部の構造を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】ケ−ブル終端接続部にお
けるケ−ブルプラグ内のストレスコ−ンを構成するシリ
コンゴムの硬度をショアA硬度で25以上35以下と
し、さらにケ−ブルの軸と垂直な面への押付力を0.5k
g/cm2以上2kg/cm2 以下として、1個のコイルバネの
みでソケットに対し十分な押付け力を得られるようにし
た。
けるケ−ブルプラグ内のストレスコ−ンを構成するシリ
コンゴムの硬度をショアA硬度で25以上35以下と
し、さらにケ−ブルの軸と垂直な面への押付力を0.5k
g/cm2以上2kg/cm2 以下として、1個のコイルバネの
みでソケットに対し十分な押付け力を得られるようにし
た。
【0005】
【実施例】図に基いて説明する。図1はケ−ブル1の終
端部のプラグ及びこれと接続するソケットの一部縦断面
図である。ケ−ブル1の導体2は金属ばね材からなる接
触子3を介してソケット側の導体接続管4に接続されて
いる。ケ−ブル1とソケットの絶縁体5との間にはスト
レスコ−ン6があり、これは保護ケ−ス7とストレスコ
−ン6の間にあるコイルバネ8で軸方向に押付けられて
圧着されている。本発明はこのストレスコ−ン6の改良
に関るものである。
端部のプラグ及びこれと接続するソケットの一部縦断面
図である。ケ−ブル1の導体2は金属ばね材からなる接
触子3を介してソケット側の導体接続管4に接続されて
いる。ケ−ブル1とソケットの絶縁体5との間にはスト
レスコ−ン6があり、これは保護ケ−ス7とストレスコ
−ン6の間にあるコイルバネ8で軸方向に押付けられて
圧着されている。本発明はこのストレスコ−ン6の改良
に関るものである。
【0006】さて、ストレスコ−ン6の材料としてシリ
コンゴムが使用される。なお図1で6′はストレスコ−
ン6と一体の導電層である。このシリコンゴムの硬度と
コイルバネ8によるケ−ブル1の軸心と垂直な面への押
付力の関係について本発明者等は研究した。その結果図
2の如き結果が得られた。
コンゴムが使用される。なお図1で6′はストレスコ−
ン6と一体の導電層である。このシリコンゴムの硬度と
コイルバネ8によるケ−ブル1の軸心と垂直な面への押
付力の関係について本発明者等は研究した。その結果図
2の如き結果が得られた。
【0007】図2はストレスコ−ンの押付力と接触面の
破壊電圧の関係をシリコンゴムのショアA硬度25と3
5について実験して得たグラフである。図2から接触面
の破壊電圧として7KV/mm以上をシリコンゴムのショア
A硬度25以上35以下で得る為には、ケ−ブル1の軸
と垂直なシリコンゴム面積1cm2当り0.5kg/cm2以上で
あればよいことがわかる。一方押付力はゴムの永久変形
を少くする為、1cm2当り2kg以下とする。このように
シリコンゴムの硬度選定及びその押付力を適切に行うこ
とによりケ−ブル終端部の好ましい構造が容易に得られ
る。
破壊電圧の関係をシリコンゴムのショアA硬度25と3
5について実験して得たグラフである。図2から接触面
の破壊電圧として7KV/mm以上をシリコンゴムのショア
A硬度25以上35以下で得る為には、ケ−ブル1の軸
と垂直なシリコンゴム面積1cm2当り0.5kg/cm2以上で
あればよいことがわかる。一方押付力はゴムの永久変形
を少くする為、1cm2当り2kg以下とする。このように
シリコンゴムの硬度選定及びその押付力を適切に行うこ
とによりケ−ブル終端部の好ましい構造が容易に得られ
る。
【0008】具体例で示すと20KVのケ−ブルに於い
て、シリコンゴムのショアA硬度25〜35でストレス
コ−ン6のケ−ブル軸に垂直な面の面積が20cm2 の場
合、コイルバネの強さは10kg以上40kg以下で作れば
よいことがわかる。このようなコイルバネは1本で容易
に作ることが出来る。同様な条件で145KVのケ−ブル
終端部も作ることが出来、極めてコンパクトなケ−ブル
終端部を得ることができた。
て、シリコンゴムのショアA硬度25〜35でストレス
コ−ン6のケ−ブル軸に垂直な面の面積が20cm2 の場
合、コイルバネの強さは10kg以上40kg以下で作れば
よいことがわかる。このようなコイルバネは1本で容易
に作ることが出来る。同様な条件で145KVのケ−ブル
終端部も作ることが出来、極めてコンパクトなケ−ブル
終端部を得ることができた。
【0009】
【効果】ストレスコ−ンを構成するシリコンゴムの硬度
をショアA硬度で25以上35以下とし、さらにケ−ブ
ルの軸と垂直な面への押付力を0.5kg/cm2以上2kg/
cm2 以下として、1個のコイルバネのみでソケットに対
する十分な押付け力を得るようにした。このようにスト
レスコ−ンの押付力を設定することにより、組み立て、
解体の作業性が良く、かつ小形、軽量で安定した性能を
有するケ−ブル終端接続部の構造を提供することが可能
となった。
をショアA硬度で25以上35以下とし、さらにケ−ブ
ルの軸と垂直な面への押付力を0.5kg/cm2以上2kg/
cm2 以下として、1個のコイルバネのみでソケットに対
する十分な押付け力を得るようにした。このようにスト
レスコ−ンの押付力を設定することにより、組み立て、
解体の作業性が良く、かつ小形、軽量で安定した性能を
有するケ−ブル終端接続部の構造を提供することが可能
となった。
【図1】本発明に係るプラグとソケットとの嵌合部の縦
断面図。
断面図。
【図2】ストレスコ−ンの押付力と接触面の破壊電圧の
関係グラフ。
関係グラフ。
1 ケ−ブル 2 導体 3 接触子 4 導体接続管 5 絶縁体 6 ストレスコ−ン 6′ (ストレスコ−ンの)導電層 7 保護ケ−ス 8 コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 一昭 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 萩原 剛 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ケ−ブル終端接続部におけるケ−ブルプ
ラグ内のストレスコ−ンを構成するシリコンゴムの硬度
をショアA硬度で25以上35以下とし、さらにケ−ブ
ルの軸と垂直な面への押付力を0.5kg/cm2以上2kg/
cm2 以下として、1個のコイルバネのみでソケットに対
し押付け力を得られるようにしたことを特徴とするケ−
ブルの終端接続部におけるケ−ブルプラグの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33676992A JPH06165359A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | ケーブルの終端接続部におけるケーブルプラグの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33676992A JPH06165359A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | ケーブルの終端接続部におけるケーブルプラグの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06165359A true JPH06165359A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18302528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33676992A Pending JPH06165359A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | ケーブルの終端接続部におけるケーブルプラグの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06165359A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012143069A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Swcc Showa Cable Systems Co Ltd | 接続母線 |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP33676992A patent/JPH06165359A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012143069A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Swcc Showa Cable Systems Co Ltd | 接続母線 |
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