JPH06165150A - 動画像符号化/復号化装置 - Google Patents

動画像符号化/復号化装置

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Publication number
JPH06165150A
JPH06165150A JP30857692A JP30857692A JPH06165150A JP H06165150 A JPH06165150 A JP H06165150A JP 30857692 A JP30857692 A JP 30857692A JP 30857692 A JP30857692 A JP 30857692A JP H06165150 A JPH06165150 A JP H06165150A
Authority
JP
Japan
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speed transmission
data
low
decoding
moving picture
Prior art date
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Pending
Application number
JP30857692A
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English (en)
Inventor
Koji Arii
浩二 有井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30857692A priority Critical patent/JPH06165150A/ja
Publication of JPH06165150A publication Critical patent/JPH06165150A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力に低いビットレートの符号化データを前
提としている動画像復号化装置でも再生できる高いビッ
トレートの符号化データを生成する。 【構成】 低速伝送用符号化手段1では、前処理手段に
より入力画像データのサブサンプル及びブロック化を行
い、奇数フィールドのブロックデータは画像符号化手段
で符号化して低速伝送用符号化データとする。高速伝送
用符号化手段2では、前処理手段からの偶数フィールド
のブロックデータを符号化して高速伝送用付加データと
する。データ多重化手段3は、同一ビットレートで送ら
れてくる低速伝送用符号化データと高速伝送用付加デー
タを一定量毎に多重化し、各々のデータの2倍のビット
レートで符号化データを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動画像信号を帯域圧縮伝
送符号化/復号化する動画像符号化/復号化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、通信分野を中心にディジタル動画
像の伝送及びその符号化、復号化が検討されている。こ
れら動画像符号化/復号化装置の基本動作の一例につい
て以下図面を参照しながら説明する。
【0003】図13は従来の動画像符号化装置のブロッ
ク図である。図13において、80は前処理手段、81
は画像符号化手段、82は判定手段、83は直交変換符
号化手段、84は量子化手段、85は逆量子化手段、8
6は直交変換復号化手段、87は動き補償フレーム間符
号化手段、88は動き検出手段、89は可変長符号化手
段、90は出力バッファ、91は出力バッファ制御手段
である。この例では画像符号化手段81は判定手段8
2、直交変換符号化手段83、量子化手段84、逆量子
化手段85、直交変換復号化手段86、動き補償フレー
ム間符号化手段87、動き検出手段88、可変長符号化
手段89、出力バッファ90、出力バッファ制御手段9
1で構成されている。
【0004】まず、入力画像データは前処理手段80に
入力される。前処理手段80では入力画像データのサブ
サンプル及びブロック化を行う。サブサンプルは入力画
像データの輝度データについて縦横それぞれ2分の1、
色差データについて縦横それぞれ4分の1にそれぞれ間
引いて行われる。縦方向を2分の1にするには偶数フィ
ールドと奇数フィールドの内、偶数フィールドを棄却す
ることによって行われる。サブサンプルされ、ブロック
化された入力画像データは画像符号化手段81の判定手
段82に入力される。
【0005】判定手段82はブロックデータをフレーム
間符号化、フレーム内符号化の何れで符号化するかを判
定する。フレーム間符号化の場合、ブロックデータと動
き補償フレーム間符号化手段87で予測された予測デー
タとのブロック差分データを、フレーム内符号化の場
合、ブロックデータをそのままそれぞれ直交変換符号化
手段83に送る。
【0006】一方、動き検出手段88はブロックデータ
と動き補償フレーム間符号化手段87内の前フレームの
フレームバッファ内の予測データを参照して前フレーム
との間の動き情報を検出する。
【0007】直交変換符号化手段83はブロックデータ
あるいはブロック差分データを2次元直交変換し変換係
数に変換する。変換係数は画像データの空間的な相関を
除去され、一般的に低次の係数にエネルギーが集中す
る。量子化手段84はバッファ制御手段41が示す量子
化単位で変換係数の内エネルギーが集中している低次の
係数に重み付けをして量子化を行い、可変長符号化手段
89に送る。量子化のために画像の高周波成分は棄却さ
れる。
【0008】可変長符号化手段89は量子化出力それぞ
れに対して平均符号長が短くなるように符号割当を行
う。その後、符号割当された主情報は判定手段82から
の符号化方式判定情報や動き検出手段88からの動き情
報、量子化手段84からの量子化単位等の副情報と結合
され、出力バッファ90に書き込まれる。出力バッファ
制御手段91は出力バッファ90から符号化されたデー
タを読み出して定ビットレートで送り出す。
【0009】また、出力バッファ制御手段91は出力バ
ッファ90がオーバーフロー、アンダーフローしないよ
うに監視する。出力バッファ90内のデータが一定量を
越えたら、量子化手段84に示す量子化単位を大きく
し、データが一定量を下回ったら量子化手段84に示す
量子化単位を小さくして出力バッファ90内のデータ量
を制御する。
【0010】一方、逆量子化手段85では量子化手段8
4からの量子化単位を用いて量子化出力を逆量子化し、
局部復号変換係数を作る。直交変換復号化手段86では
局部復号変換係数を直交変換復号し局部復号出力を得
る。
【0011】局部復号出力は判定手段82でフレーム間
符号化と判定された場合、予測データと加算されて動き
補償フレーム間符号化手段87に送られる。フレーム内
符号化と判断された場合、そのまま動き補償フレーム間
符号化手段87に送られる。動き補償フレーム間符号化
手段87では動き検出手段88で検出された動き情報を
用いて動き補償を行い、予測データを出力する。
【0012】図14は従来の動画像復号化装置のブロッ
ク図である。図14において、92は分離手段、93は
画像復号化手段、94は可変長復号化手段、95は逆量
子化手段、96は直交変換復号化手段、97は動き補償
フレーム間/内復号化手段、98は補間手段である。
【0013】以上の様に構成された動画像復号化装置に
ついて以下図面を用いて従来の動画像復号化装置の詳細
な動作を説明する。
【0014】動画像符号化装置で符号化され伝送路を介
して到着した符号化データは、画像復号化手段93に送
られる。本実施例では画像復号化手段93は分離手段9
2、可変長復号化手段94、逆量子化手段95、直交変
換復号化手段96、動き補償フレーム間/内復号化手段
97で構成されている。画像復号化手段93に送られた
符号化データは分離手段92で主情報と副情報に分離さ
れる。主情報はまず可変長復号化手段94で可変長復号
出力に変換される。逆量子化手段95では可変長復号出
力を副情報の量子化単位を用いて逆量子化し、復号変換
係数を作る。直交変換復号化手段96では復号変換係数
を直交変換復号し復号ブロック出力を得る。
【0015】動き補償フレーム間/内復号化手段97は
少なくとも2フレーム分のフレームバッファを持ってい
る。動き補償フレーム間/内復号化手段97では副情報
のうちの符号化方式判定情報を用いて復号ブロック出力
の符号化方法がフレーム間符号化かフレーム内符号化か
を検出する。フレーム内符号化の場合、復号ブロック出
力をそのまま復号ブロックデータとして現フレームのフ
レームバッファの指定された位置に書き込む。フレーム
間符号化の場合、副情報の動き情報を用いて前フレーム
のフレームバッファ内の動き情報が指定する前フレーム
のブロックデータと復号ブロック出力とを加算して復号
ブロックデータを作り、現フレームのフレームバッファ
の指定された位置に書き込む。
【0016】このようにして1フレーム分の再生画像デ
ータが動き補償フレーム間/内復号化手段97内のフレ
ームバッファに形成されると、前フレーム、現フレーム
と順に補間手段98に送られる。。
【0017】補間手段98は復号画像データを順次動画
像符号化装置の前処理手段80で間引かれて失われたデ
ータで補間する。補間した再生画像データを両フィール
ド用のデータとしてノンインタレースで表示タイミング
に従って、順次表示する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、動画像符号化装置で出力される符号化デ
ータは定ビットレートで出力され、また動画像復号化装
置では動画像符号化装置が出力するビットレートでしか
再生できない。つまり、高いビットレートで符号化され
た符号化データは、入力に低いビットレートの符号化デ
ータを前提としている動画像復号化装置では再生できな
いという問題点を有していた。
【0019】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、入力に低いビットレートの符号化データを前提とし
ている動画像復号化装置でも再生できる高いビットレー
トの符号化データを生成する動画像符号化装置と、その
高いビットレートの符号化データをそのまま復号する動
画像復号化装置とを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の動画像符号化装置は、入力画像データを低速
伝送用符号化データに符号化する低速伝送用符号化手段
と、低速伝送用符号化手段で棄却されるデータを高速伝
送用付加データに符号化する高速伝送用符号化手段と、
低速伝送用符号化データと高速伝送用付加データとを適
宜切り換えて多重化し出力するデータ多重化手段とを具
備したものである。
【0021】また、本発明の動画像符号化装置は、入力
画像データを低速伝送用符号化データに符号化する低速
伝送用符号化手段と、入力画像データを低速伝送用符号
化データを用いて高速伝送用付加データに符号化する高
速伝送用符号化手段と、低速伝送用符号化データと高速
伝送用付加データとを適宜切り換えて多重化し出力する
データ多重化手段とを具備したものである。
【0022】上記課題を解決するために本発明の動画像
復号化装置は、入力される符号化データを低速伝送用符
号化データと高速伝送用付加データとに分配するデータ
分配手段と、低速伝送用符号化データを低速伝送用復号
画像データに復号する低速伝送用復号化手段と、高速伝
送用付加データを高速伝送用復号画像データに復号する
高速伝送用復号化手段と、低速伝送用復号画像データと
高速伝送用復号画像データを用いて画像を再生する画像
再生手段とを具備したものである。
【0023】また、本発明の動画像復号化装置は、入力
される符号化データを低速伝送用符号化データと高速伝
送用付加データとに分配するデータ分配手段と、低速伝
送用符号化データと高速伝送用付加データを用いて高速
伝送用復号画像データに復号する高速伝送用復号化手段
とを具備したものである。
【0024】
【作用】本発明は上記した構成によって、低速な画像動
画像復号化装置では多重化されたデータの内、低速伝送
用符号化データのみを取り出して再生でき、また、高速
な画像動画像復号化装置では多重化されたデータの内、
低速伝送用符号化データ、高速伝送用付加データをそれ
ぞれ取り出して復号し、画像の詳細な部分まで再現、表
示することによって、より品位の高い画像の再生を可能
とする動画像符号化装置と動画像復号化装置を提供する
ものである。
【0025】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
おける動画像符号化装置について、図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の第1の実施例における動画像
符号化装置のブロック図である。図2は第1の実施例に
おける低速伝送用符号化手段のブロック図である。
【0026】図1において、1は低速伝送用符号化手
段、2は高速伝送用符号化手段、3はデータ多重化手段
である。図2において、4は前処理手段、5は画像符号
化手段である。高速伝送用符号化手段2は低速伝送用符
号化手段1の画像符号化手段5と同じもので構成され
る。また、低速伝送用符号化手段1の画像符号化手段
5、高速伝送用符号化手段2は従来例の動画像符号化装
置の画像符号化手段81と構成、動作ともに同じであ
る。
【0027】まず、入力画像データは低速伝送用符号化
手段1に入力される。入力された入力画像データは前処
理手段4で処理される。前処理手段4では入力画像デー
タのサブサンプル、及びブロック化を行う。サブサンプ
ルは入力画像データの輝度データについて縦横それぞれ
2分の1、色差データについて縦横それぞれ4分の1に
それぞれ間引いて行われる。縦方向を2分の1にするに
は偶数フィールドと奇数フィールドの内、偶数フィール
ドを棄却することによって行われる。前処理手段4は奇
数フィールドのみをブロック化し、画像符号化手段5に
送る。
【0028】また、前処理手段4は低速伝送用としては
棄却した偶数フィールドをブロック化し、高速伝送用と
して高速伝送用符号化手段2に送る。
【0029】画像符号化手段5は前処理手段4から送ら
れた奇数フィールドのブロックデータを従来例の動画像
符号化装置の画像符号化手段81と同様に符号化して低
速伝送用符号化データとしてデータ多重化手段3に送
る。
【0030】次に、高速伝送用符号化手段2では低速伝
送用符号化手段1の前処理手段4から送られた偶数フィ
ールドのブロックデータを従来例の動画像符号化装置の
画像符号化手段81と同様に符号化して高速伝送用付加
データとして低速伝送用符号化データと同一のビットレ
ートでデータ多重化手段3に送る。
【0031】データ多重化手段3ではそれぞれ同一の定
ビットレートで送られてくる低速伝送用符号化データと
高速伝送用付加データを一定量毎に多重化し、各々のデ
ータの2倍のビットレートで送り出す。
【0032】次に、本発明の第1の実施例における動画
像符号化装置で符号化された符号化データを復号し、画
像データを再生する動画像復号化装置について以下図面
を用いて説明する。
【0033】図3は本発明の第1の実施例における動画
像復号化装置のブロック図である。図3において、10
はデータ分配手段、11は低速伝送用復号化手段、12
は高速伝送用復号化手段、13は低速伝送用補間手段、
14は高速伝送用補間手段、15は画像再生手段であ
る。
【0034】本実施例における動画像復号化装置の低速
伝送用復号化手段11、高速伝送用復号化手段12の構
成及び動作は従来の動画像復号化装置の画像復号化手段
93と同じである。
【0035】以上の様に構成された本発明の第1の実施
例における動画像復号化装置について以下図面を用いて
詳細な動作を説明する。
【0036】第1の実施例における動画像符号化装置で
符号化され、伝送路を介して到着した符号化データは、
データ分配手段10で低速伝送用符号化データと高速伝
送用付加データに分けられる。低速伝送用符号化データ
は入力画像データの奇数フィールドを、また高速伝送用
付加データは入力画像データの偶数フィールドをそれぞ
れ符号化したものである。
【0037】低速伝送用符号化データは低速伝送用復号
化手段11に、高速伝送用付加データは高速伝送用復号
化手段12にそれぞれ送られる。
【0038】低速伝送用復号化手段11は入力された低
速伝送用符号化データを従来例の動画像復号化装置の画
像復号化手段93と同様に復号し、低速伝送用補間手段
13に入力する。低速伝送用補間手段13では第1の実
施例における動画像符号化装置の前処理手段4で間引か
れて失われたデータを補間する。補間したデータを低速
伝送用復号画像データとして画像再生手段15に送る。
【0039】また、高速伝送用復号化手段11では低速
伝送用復号化手段10と同様、入力された高速伝送用付
加データを従来例の動画像復号化装置の画像復号化手段
93と同様に復号し、高速伝送用補間手段14に入力す
る。高速伝送用補間手段14では第1の実施例における
動画像符号化装置の前処理手段4で間引かれて失われた
データを補間する。補間したデータを高速伝送用復号画
像データとして画像再生手段15に送る。
【0040】画像再生手段15では送られてきた低速伝
送用復号画像データと高速伝送用復号画像データをそれ
ぞれ奇数フィールド用データ、偶数フィールド用データ
としてインタレースで表示する。
【0041】以上のように第1の実施例では、低速伝送
用符号化手段では入力画像の奇数フィールドを符号化
し、高速伝送用符号化手段では入力画像の偶数フィール
ドを符号化してそれらを多重化して伝送するため、低速
な画像動画像復号化装置では多重化されたデータの内、
低速伝送用符号化データのみを取り出して再生できる。
また、高速な画像動画像復号化装置では多重化されたデ
ータの内、低速伝送用符号化データ、高速伝送用付加デ
ータをそれぞれ取り出して復号し、インタレース表示す
ることによってより品位の高い画像を再生できる。
【0042】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
における動画像符号化装置について、図面を参照しなが
ら説明する。本発明の第2の実施例における動画像符号
化装置の構成は第1の実施例における動画像符号化装置
の構成と同様である。図4は第2の実施例における低速
伝送用符号化手段のブロック図である。図5は第2の実
施例における高速伝送用符号化手段のブロック図であ
る。
【0043】図4において、20は前処理手段、21は
判定手段、22は直交変換符号化手段、23は量子化手
段、24は逆量子化手段、25は直交変換復号化手段、
26は動き補償フレーム間符号化手段、27は動き検出
手段、28は可変長符号化手段、29は出力バッファ、
30は出力バッファ制御手段である。
【0044】図5において、31はブロック差分手段、
32は可変長符号化手段、33は出力バッファ、34は
出力バッファ制御手段、35は量子化手段である。
【0045】まず、入力画像データは低速伝送用符号化
手段1に入力される。入力された入力画像データは前処
理手段20で処理される。前処理手段20では入力画像
データのサブサンプル、及びブロック化を行う。サブサ
ンプルは入力画像データの輝度データについて縦横それ
ぞれ2分の1、色差データについて縦横それぞれ4分の
1にそれぞれ間引いて行われる。縦方向を2分の1にす
るには偶数フィールドと奇数フィールドの内、偶数フィ
ールドを棄却することによって行われる。サブサンプル
され、ブロック化された入力画像データは判定手段21
に入力される。
【0046】判定手段21はブロックデータをフレーム
間符号化、フレーム内符号化の何れで符号化するかを判
定する。フレーム間符号化の場合、ブロックデータと動
き補償フレーム間符号化手段26で予測された予測デー
タとのブロック差分データを、フレーム内符号化の場
合、ブロックデータをそのままそれぞれ直交変換符号化
手段22に送る。
【0047】一方、動き検出手段27はブロックデータ
と動き補償フレーム間符号化手段26内の前フレームの
フレームバッファ内の予測データを参照して前フレーム
との間の動き情報を検出する。
【0048】直交変換符号化手段22はブロックデータ
あるいはブロック差分データを2次元直交変換し変換係
数に変換し、量子化手段23と高速伝送用符号化手段2
に送る。変換係数は画像データの空間的な相関を除去さ
れ、一般的に低次の係数にエネルギーが集中する。量子
化手段23は出力バッファ制御手段30が示す量子化単
位で変換係数の内エネルギーが集中している低次の係数
に重み付けをして量子化を行い、可変長符号化手段28
と高速伝送用符号化手段2とに送る。量子化のために画
像の高周波成分は棄却される。
【0049】可変長符号化手段28は量子化出力それぞ
れに対して平均符号長が短くなるように符号割当を行
う。その後、符号割当された主情報は判定手段21から
の符号化方式判定情報や動き検出手段27からの動き情
報、量子化手段23からの量子化単位等の副情報と結合
され、出力バッファ29に書き込まれる。出力バッファ
制御手段30は出力バッファ29から符号化されたデー
タを読みだして定ビットレートで低速伝送用符号化デー
タとしてデータ多重化手段3に送る。
【0050】また、出力バッファ制御手段30は出力バ
ッファ29がオーバーフロー、アンダーフローしないよ
うに監視する。出力バッファ29内のデータが一定量を
越えたら、量子化手段23に示す量子化単位を大きく
し、データが一定量を下回ったら量子化手段23に示す
量子化単位を小さくして出力バッファ29内のデータ量
を制御する。
【0051】一方、逆量子化手段24では量子化手段2
3からの量子化単位を用いて量子化出力を逆量子化し、
局部復号変換係数を作る。直交変換復号化手段25では
局部復号変換係数を直交変換復号し局部復号出力を得
る。
【0052】局部復号出力は判定手段21でフレーム間
符号化と判定された場合、予測データと加算されて動き
補償フレーム間符号化手段26に送られる。フレーム内
符号化と判断された場合、そのまま動き補償フレーム間
符号化手段26に送られる。動き補償フレーム間符号化
手段26では動き検出手段27で検出された動き情報を
用いて動き補償を行い、予測データを出力する。
【0053】次に、高速伝送用符号化手段2では低速伝
送用符号化手段1の直交変換符号化手段22から送られ
てきた変換係数と、量子化手段23から送られてきた量
子化係数をブロック差分手段31で差分を取り、量子化
手段35に送る。この差分出力は低速伝送用符号化手段
1で棄却される画像の高周波成分である。
【0054】量子化手段35は出力バッファ制御手段3
4が示す量子化単位で差分出力の量子化を行い、可変長
符号化手段32に送る。
【0055】可変長符号化手段32は量子化された差分
出力それぞれに対して平均符号長が短くなるように符号
割当を行い、量子化単位等の副情報とともに出力バッフ
ァ33に書き込む。
【0056】また、出力バッファ制御手段34は出力バ
ッファ33がオーバーフロー、アンダーフローしないよ
うに監視する。出力バッファ33内のデータが一定量を
越えたら、量子化手段35に示す量子化単位を大きく
し、データが一定量を下回ったら量子化手段35に示す
量子化単位を小さくして出力バッファ33内のデータ量
を制御する。出力バッファ制御手段34は出力バッファ
33から符号化されたデータを読み出して定ビットレー
トで高速伝送用付加データとしてデータ多重化手段3に
送る。
【0057】データ多重化手段3ではそれぞれ同一の定
ビットレートで送られてくる低速伝送用符号化データと
高速伝送用付加データを一定量毎に多重化し、各々のデ
ータの2倍のビットレートで送り出す。
【0058】次に、本発明の第2の実施例における動画
像符号化装置で符号化された符号化データを復号し、画
像データを再生する動画像復号化装置について以下図面
を用いて説明する。
【0059】図6は本発明の第2の実施例における動画
像復号化装置のブロック図である。図7は第2の実施例
における低速伝送用復号化手段のブロック図である。図
8は第2の実施例における高速伝送用復号化手段のブロ
ック図である。
【0060】図6において、40はデータ分配手段、4
1は低速伝送用復号化手段、42は高速伝送用復号化手
段、49は補間手段である。
【0061】図7において、43は分離手段、44は可
変長復号化手段、45は逆量子化手段、46は加算手
段、47は直交変換復号化手段、48は動き補償フレー
ム間/内復号化手段である。
【0062】図8において、53は分離手段、51は可
変長復号化手段、52は逆量子化手段である。
【0063】以上の様に構成された本発明の第2の実施
例における動画像復号化装置について以下図面を用いて
詳細な動作を説明する。
【0064】第2の実施例における動画像符号化装置で
符号化され伝送路を介して到着した符号化データは、デ
ータ分配手段40で低速伝送用符号化データと高速伝送
用付加データに分けられる。低速伝送用符号化データは
入力画像データを直交変換符号化したもので、また、高
速伝送用付加データは第2の実施例における動画像符号
化装置の低速伝送用符号化手段1で棄却される直交変換
係数の高次成分をそれぞれ符号化したものである。
【0065】低速伝送用符号化データは低速伝送用復号
化手段41に、高速伝送用付加データは高速伝送用復号
化手段42にそれぞれ送られる。
【0066】高速伝送用復号化手段42に送られた高速
伝送用付加データは、まず分離手段53で主情報と副情
報に分離される。主情報は可変長復号化手段51で可変
長復号出力に変換される。逆量子化手段52では副情報
である量子化単位を用いて可変長復号出力を逆量子化
し、復号差分変換係数を作り、低速伝送用復号化手段4
1の加算手段46に送る。
【0067】一方、低速伝送用復号化手段41に送られ
た低速伝送用符号化データは分離手段43で主情報と副
情報に分離される。主情報はまず可変長復号化手段44
で可変長復号出力に変換される。逆量子化手段45では
可変長復号出力を副情報の量子化単位を用いて逆量子化
し、復号変換係数を作る。加算手段46では復号変換係
数と高速伝送用復号化手段42からの復号差分変換係数
と加算し、直交変換復号化手段47に送る。復号差分変
換係数は画像の詳細な部分を符号化した高周波成分であ
る。
【0068】直交変換復号化手段47では加算された復
号変換係数を直交変換復号し復号ブロック出力を得る。
【0069】動き補償フレーム間/内復号化手段48は
少なくとも2フレーム分のフレームバッファを持ってい
る。動き補償フレーム間/内復号化手段48では副情報
のうちの符号化方式判定情報を用いて復号ブロック出力
の符号化方法がフレーム間符号化かフレーム内符号化か
を検出する。フレーム内符号化の場合、復号ブロック出
力をそのまま復号ブロックデータとして現フレームのフ
レームバッファの指定された位置に書き込む。フレーム
間符号化の場合、副情報の動き情報を用いて前フレーム
のフレームバッファ内の動き情報が指定する前フレーム
のブロックデータと復号ブロック出力とを加算して復号
ブロックデータを作り、現フレームのフレームバッファ
の指定された位置に書き込む。
【0070】このようにして1フレーム分の再生画像デ
ータが動き補償フレーム間/内復号化手段48内のフレ
ームバッファに形成されると、前フレーム、現フレーム
と順に補間手段49に送られる。
【0071】補間手段49は復号画像データから第2の
実施例における動画像符号化装置の前処理手段20で間
引かれて失われたデータを補間する。補間した再生画像
データを両フィールド用のデータとしてノンインタレー
スで表示タイミングに従って、順次表示する。
【0072】以上のように第2の実施例では、高速伝送
用符号化手段で低速伝送用符号化手段で棄却する画像の
高周波成分を符号化してそれらを多重化して伝送するた
め、低速な画像動画像復号化装置では多重化されたデー
タの内、低速伝送用符号化データのみを取り出して再生
できる。また、高速な画像動画像復号化装置では多重化
されたデータの内、低速伝送用符号化データ、高速伝送
用付加データをそれぞれ取り出して高周波成分までを含
んだ変換係数に復号することによってより品位の高い画
像を再生できる。
【0073】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
における動画像符号化装置について、図面を参照しなが
ら説明する。図9は本発明の第3の実施例における動画
像符号化装置のブロック図である。図10は第3の実施
例における高速伝送用符号化手段のブロック図である。
【0074】図9において、60は低速伝送用符号化手
段、61は高速伝送用符号化手段、62はデータ多重化
手段である。図10において、63は低速伝送用復号化
手段、64は画像データ差分手段、65は直交変換符号
化手段、66は量子化手段、67は可変長符号化手段、
68は出力バッファ、69は出力バッファ制御手段、5
0は補間手段である。
【0075】低速伝送用符号化手段60は従来例の動画
像符号化装置の画像符号化手段81と構成、動作ともに
同じである。
【0076】まず、入力画像データは低速伝送用符号化
手段60、高速伝送用符号化手段61にそれぞれ入力さ
れる。
【0077】低速伝送用符号化手段60では入力画像デ
ータは従来例の動画像符号化装置の画像符号化手段81
と同様に符号化して低速伝送用符号化データとして高速
伝送用符号化手段61とデータ多重化手段62に送る。
【0078】次に高速伝送用符号化手段61では、まず
低速伝送用復号化手段63で低速伝送用符号化手段60
からの低速伝送用符号化データを復号画像データに復号
する。本実施例の低速伝送用復号化手段63の構成及び
動作は従来の動画像復号化装置の画像復号化手段93と
同じである。補間手段50は復号画像データから第3の
実施例における低速伝送用符号化手段60で間引かれて
失われたデータを補間する。
【0079】補間された復号画像データは入力画像デー
タをある程度忠実に再現しているが、高周波成分が欠落
したり、符号化時に生じた歪などを含んでいる。画像デ
ータ差分手段64では復号した復号画像データと入力画
像データとの差分をとり、直交変換符号化手段65に送
る。差分データは全体的にエネルギーが低く、入力画像
データの高周波成分や歪を補正するデータ等が含まれて
いる。
【0080】直交変換符号化手段65は差分データを2
次元直交変換し変換係数に変換し、量子化手段66に送
る。変換係数は画像データの空間的な相関を除去され
る。量子化手段66は出力バッファ制御手段69が示す
量子化単位で変換係数の内エネルギーが集中している係
数に重み付けをして量子化を行い、可変長符号化手段6
7に送る。
【0081】可変長符号化手段67は量子化出力それぞ
れに対して平均符号長が短くなるように符号割当を行
い、量子化単位等の副情報とともに出力バッファ68に
書き込む。
【0082】また、出力バッファ制御手段69は出力バ
ッファ68がオーバーフロー、アンダーフローしないよ
うに監視する。出力バッファ68内のデータが一定量を
越えたら、量子化手段66に示す量子化単位を大きく
し、データが一定量を下回ったら量子化手段66に示す
量子化単位を小さくして出力バッファ68内のデータ量
を制御する。出力バッファ制御手段69は出力バッファ
68から符号化されたデータを読み出して定ビットレー
トで高速伝送用付加データとしてデータ多重化手段62
に送る。
【0083】データ多重化手段62ではそれぞれ同一の
定ビットレートで送られてくる低速伝送用符号化データ
と高速伝送用付加データを一定量毎に多重化し、各々の
データの2倍のビットレートで送り出す。
【0084】次に、本発明の第3の実施例における動画
像符号化装置で符号化された符号化データを復号し、画
像データを再生する動画像復号化装置について以下図面
を用いて説明する。
【0085】図11は本発明の第3の実施例における動
画像復号化装置のブロック図である。
【0086】図12は第3の実施例における高速伝送用
復号化手段のブロック図である。図11において、70
はデータ分配手段、71は低速伝送用復号化手段、72
は高速伝送用復号化手段、73は低速伝送用補間手段、
74は画像再生手段である。図12において、75は可
変長復号化手段、76は逆量子化手段、77は直交変換
復号化手段、78は画像記憶手段、79は分離手段であ
る。
【0087】本実施例における動画像復号化装置の低速
伝送用復号化手段71の構成及び動作は従来の動画像復
号化装置の画像復号化手段93と同じである。
【0088】以上の様に構成された本発明の第3の実施
例における動画像復号化装置について以下図面を用いて
詳細な動作を説明する。
【0089】第3の実施例における動画像符号化装置で
符号化され伝送路を介して到着した符号化データは、デ
ータ分配手段70で低速伝送用符号化データと高速伝送
用付加データに分けられる。低速伝送用符号化データは
入力画像データの奇数フィールドをサブサンプルして間
引いたデータを符号化したもので、従来例の動画像符号
化装置で符号化されたものと同じである。また、高速伝
送用付加データは低速伝送用符号化データを復号画像デ
ータに復号し、入力画像データとの差分データを符号化
したものである。
【0090】低速伝送用符号化データは低速伝送用復号
化手段71に、高速伝送用付加データは高速伝送用復号
化手段72にそれぞれ送られる。
【0091】低速伝送用復号化手段71は入力された低
速伝送用符号化データを従来例の動画像復号化装置の画
像復号化手段93と同様に復号し、低速伝送用補間手段
73に入力する。低速伝送用補間手段73では第3の実
施例における動画像符号化装置の前処理手段で間引かれ
て失われたデータを補間する。補間したデータを低速伝
送用復号画像データとして画像再生手段74に送る。
【0092】また、高速伝送用復号化手段72では入力
された高速伝送用付加データはまず分離手段79で主情
報と副情報に分離される。主情報は可変長復号化手段7
5に送られる。可変長復号化手段75では高速伝送用付
加データを可変長復号出力に変換する。逆量子化手段7
6では副情報である量子化単位を用いて可変長復号出力
を逆量子化し、復号変換係数を作り、直交変換復号化手
段77に送る。
【0093】直交変換復号化手段77は復号変換係数を
復号ブロック出力に直交変換復号し、そのまま画像記憶
手段78に書き込む。
【0094】このようにして1フレーム分の差分画像デ
ータが画像記憶手段78に形成されると、前フレーム、
現フレームと順に画像再生手段74に送る。
【0095】画像再生手段74では送られてきた低速伝
送用復号画像データと高速伝送用復号画像データを加算
して表示する。
【0096】以上のように第3の実施例では、高速伝送
用符号化手段で低速伝送用符号化データを復号し、入力
画像データとの差分を高速伝送用付加データとして符号
化し、低速伝送用符号化データと多重化して伝送するた
め、低速な画像動画像復号化装置では多重化されたデー
タの内、低速伝送用符号化データのみを取り出して再生
できる。また、高速な画像動画像復号化装置では多重化
されたデータの内、低速伝送用符号化データ、高速伝送
用付加データをそれぞれ取り出して復号し、加算して表
示することによってより品位の高い画像を再生できる。
【0097】なお、以上説明した実施例では、画像デー
タを動画像符号化装置で符号化し伝送路によって動画像
復号化装置に伝送される例について述べたが、符号化装
置によって符号化された画像データを光ディスクなどの
蓄積メディアに記録し、再生装置で蓄積メディアを読み
出して、復号化装置で復号する場合等その他の装置につ
いても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0098】
【発明の効果】以上のように本発明の動画像符号化装置
は、入力に低いビットレートの符号化データを前提とし
ている動画像復号化装置でも再生できる高いビットレー
トの符号化データを生成できる。
【0099】低速な画像動画像復号化装置では多重化さ
れた符号化データの内、低速伝送用符号化データのみを
取り出して再生でき、また本発明の高速な画像動画像復
号化装置では多重化されたデータの内、低速伝送用符号
化データ、高速伝送用付加データをそれぞれ取り出して
復号し、画像の詳細な部分まで再現、表示することによ
って、より品位の高い画像の再生を可能とするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における動画像符号化装
置の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例における低速伝送用符号化手段
の内部構成を示すブロック図
【図3】同第1の実施例における動画像復号化装置の構
成を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施例における低速伝送用符号
化手段の内部構成を示すブロック図
【図5】同第2の実施例における高速伝送用符号化手段
の内部構成を示すブロック図
【図6】同第2の実施例における動画像復号化装置の構
成を示すブロック図
【図7】同第2の実施例における低速伝送用復号化手段
の内部構成を示すブロック図
【図8】同第2の実施例における高速伝送用復号化手段
の内部構成を示すブロック図
【図9】本発明の第3の実施例における動画像符号化装
置の構成を示すブロック図
【図10】同第3の実施例における高速伝送用符号化手
段の内部構成を示すブロック図
【図11】同第3の実施例における動画像復号化装置の
構成を示すブロック図
【図12】同第3の実施例における高速伝送用復号化手
段の内部構成を示すブロック図
【図13】従来の動画像符号化装置の構成を示すブロッ
ク図
【図14】従来の動画像復号化装置の構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
1 低速伝送用符号化手段 2 高速伝送用符号化手段 3 データ多重化手段 4 前処理手段 5,15 画像符号化手段 10 データ分配手段 11 低速伝送用復号化手段 12 高速伝送用復号化手段 13 低速伝送用補間手段 14 高速伝送用補間手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データを低速伝送用符号化デー
    タに符号化する低速伝送用符号化手段と、 前記低速伝送用符号化手段で棄却されるデータを高速伝
    送用付加データに符号化する高速伝送用符号化手段と、 前記低速伝送用符号化データと前記高速伝送用付加デー
    タとを適宜切り換えて多重化し出力するデータ多重化手
    段と、 を具備することを特徴とする動画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 入力画像データを低速伝送用符号化デー
    タに符号化する低速伝送用符号化手段と、 前記入力画像データを前記低速伝送用符号化データを用
    いて高速伝送用付加データに符号化する高速伝送用符号
    化手段と、 前記低速伝送用符号化データと前記高速伝送用付加デー
    タとを適宜切り換えて多重化し出力するデータ多重化手
    段と、 を具備することを特徴とする動画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 低速伝送用符号化手段は入力画像データ
    の内一方のフィールドを符号化し、高速伝送用符号化手
    段は前記低速伝送用符号化手段で棄却される他方のフィ
    ールドを符号化する事を特徴とする請求項1記載の動画
    像符号化装置。
  4. 【請求項4】 低速伝送用符号化手段は直交変換を用
    い、高速伝送用符号化手段は前記低速伝送用符号化手段
    の前記直交変換で棄却される直交変換係数を符号化する
    事を特徴とする請求項1記載の動画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 高速伝送用符号化手段は、低速伝送用符
    号化データを復号して得られる復号画像データと入力画
    像データとの差分を符号化する事を特徴とする請求項2
    記載の動画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 入力される符号化データを低速伝送用符
    号化データと高速伝送用付加データとに分配するデータ
    分配手段と、 前記低速伝送用符号化データを低速伝送用復号画像デー
    タに復号する低速伝送用復号化手段と、 前記高速伝送用付加データを高速伝送用復号画像データ
    に復号する高速伝送用復号化手段と、 前記低速伝送用復号画像データと前記高速伝送用復号画
    像データを用いて画像を再生する画像再生手段と、 を具備することを特徴とする動画像復号化装置。
  7. 【請求項7】 入力される符号化データを低速伝送用符
    号化データと高速伝送用付加データとに分配するデータ
    分配手段と、 前記低速伝送用符号化データと前記高速伝送用付加デー
    タを用いて高速伝送用復号画像データに復号する高速伝
    送用復号化手段と、 を具備することを特徴とする動画像復号化装置。
  8. 【請求項8】 高速伝送用復号化手段は、請求項3記載
    の動画像符号化装置で符号化された高速伝送用付加デー
    タを復号することを特徴とする請求項6記載の動画像復
    号化装置。
  9. 【請求項9】 高速伝送用復号化手段は、請求項5記載
    の動画像符号化装置で符号化された高速伝送用付加デー
    タを復号することを特徴とする請求項6記載の動画像復
    号化装置。
  10. 【請求項10】 高速伝送用復号化手段は、請求項4記
    載の動画像符号化装置で符号化された高速伝送用付加デ
    ータを復号することを特徴とする請求項7記載の動画像
    復号化装置。
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