JPH06164562A - デジタル信号伝送システム - Google Patents
デジタル信号伝送システムInfo
- Publication number
- JPH06164562A JPH06164562A JP4314655A JP31465592A JPH06164562A JP H06164562 A JPH06164562 A JP H06164562A JP 4314655 A JP4314655 A JP 4314655A JP 31465592 A JP31465592 A JP 31465592A JP H06164562 A JPH06164562 A JP H06164562A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- digital signal
- pulse width
- transmission system
- Prior art date
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】伝送信頼性が高く、しかも低コストなデジタル
信号伝送システムを提供するにある。 【構成】送信器Ｔはアナログ信号である音声信号の振幅
電圧に依存させて信号送出回路２より出力されるパルス
列信号のパルス幅を変化させるパルス幅変調回路９を設
けている。一方受信器Ｒは受信回路６で受信した信号を
パルス幅復調回路１０でパルス幅としてデジタル信号に
重畳された音声信号を分離抽出するとともに、符号化さ
れたデジタル信号を復号化下回路７で復号してデータ信
号を取り出すようになっている。
信号伝送システムを提供するにある。 【構成】送信器Ｔはアナログ信号である音声信号の振幅
電圧に依存させて信号送出回路２より出力されるパルス
列信号のパルス幅を変化させるパルス幅変調回路９を設
けている。一方受信器Ｒは受信回路６で受信した信号を
パルス幅復調回路１０でパルス幅としてデジタル信号に
重畳された音声信号を分離抽出するとともに、符号化さ
れたデジタル信号を復号化下回路７で復号してデータ信
号を取り出すようになっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号と音声信
号等のアナログ信号を一対の信号線で多重伝送するデジ
タル伝送システムに関する。
号等のアナログ信号を一対の信号線で多重伝送するデジ
タル伝送システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】デジタル信号と音声信号等のアナログ信
号を一対の信号線で多重伝送するデジタル伝送システム
の従来例を図６、７により説明する。この従来例は図６
に示すようにデジタル信号のパルス列信号の周波数帯域
Ｄより高い周波数帯域ＡでＦＭ変調したアナログ信号を
多重化するようになっている。つまり送信器Ｔ側ではデ
ジタル信号を構成するデータ信号を符号化回路１におい
てＮＲＺＩ等の信号によって符号化して信号送出回路２
を介して混合回路３に入力し、一方アナログ信号をＦＭ
変調回路４により変調し、このＦＭ変調されたアナログ
信号と符号化されたデジタル信号とを混合回路３により
上述の周波数帯域で多重化してケーブル５上に送出す
る。受信器Ｒ側では分波回路６によりデジタル信号とア
ナログ信号の変調信号とを分波し、デジタル信号を構成
するデータ信号を受信回路６と復号化回路７とで復号し
て取り出すとともに、アナログ信号をＦＭ復調回路８で
復調して取り出す。
号を一対の信号線で多重伝送するデジタル伝送システム
の従来例を図６、７により説明する。この従来例は図６
に示すようにデジタル信号のパルス列信号の周波数帯域
Ｄより高い周波数帯域ＡでＦＭ変調したアナログ信号を
多重化するようになっている。つまり送信器Ｔ側ではデ
ジタル信号を構成するデータ信号を符号化回路１におい
てＮＲＺＩ等の信号によって符号化して信号送出回路２
を介して混合回路３に入力し、一方アナログ信号をＦＭ
変調回路４により変調し、このＦＭ変調されたアナログ
信号と符号化されたデジタル信号とを混合回路３により
上述の周波数帯域で多重化してケーブル５上に送出す
る。受信器Ｒ側では分波回路６によりデジタル信号とア
ナログ信号の変調信号とを分波し、デジタル信号を構成
するデータ信号を受信回路６と復号化回路７とで復号し
て取り出すとともに、アナログ信号をＦＭ復調回路８で
復調して取り出す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例で
採用した多重化方式では、信号の伝送帯域が大きくな
り、信頼性が低下するという問題があった。またアナロ
グ信号の変、復調回路４，８及び信号の混合回路３、分
波回路４とが必要となって送信器Ｔ及び受信器Ｒのコス
トが高くなるという問題があった。
採用した多重化方式では、信号の伝送帯域が大きくな
り、信頼性が低下するという問題があった。またアナロ
グ信号の変、復調回路４，８及び信号の混合回路３、分
波回路４とが必要となって送信器Ｔ及び受信器Ｒのコス
トが高くなるという問題があった。
【０００４】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは伝送信頼性が高く、しか
も低コストなデジタル信号伝送システムを提供するにあ
る。
ので、その目的とするところは伝送信頼性が高く、しか
も低コストなデジタル信号伝送システムを提供するにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、アナログ信号とデジタル信号を一対の
ケーブルでで多重伝送するデジタル信号伝送システムに
おいて、アナログ信号の振幅電圧に依存してデジタル信
号のパルス幅を変化させる手段を送信器側に設け、受信
器側には受信したパルス列からアナログ信号を分離する
手段を設けたものである。
めに、本発明は、アナログ信号とデジタル信号を一対の
ケーブルでで多重伝送するデジタル信号伝送システムに
おいて、アナログ信号の振幅電圧に依存してデジタル信
号のパルス幅を変化させる手段を送信器側に設け、受信
器側には受信したパルス列からアナログ信号を分離する
手段を設けたものである。
【０００６】
【作用】本発明によれば、伝送周波数帯域を従来のよう
にデジタル信号の周波数帯域より高い周波数帯域にアナ
ログ信号の周波数帯域を設ける必要がなくなって伝送周
波数帯域が小さく済み、そのため信頼性の高い伝送が行
え、またアナログ信号のための変、復調回路及び信号の
混合回路、分波回路が不要となって、コストの低減が図
れる。
にデジタル信号の周波数帯域より高い周波数帯域にアナ
ログ信号の周波数帯域を設ける必要がなくなって伝送周
波数帯域が小さく済み、そのため信頼性の高い伝送が行
え、またアナログ信号のための変、復調回路及び信号の
混合回路、分波回路が不要となって、コストの低減が図
れる。
【０００７】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図１は
本発明の一実施例の全体構成を示しており、送信器Ｔで
はデジタル信号であるデータ信号を符号化回路１におい
てＮＲＺＩ等の信号によって符号化して信号送出回路２
より送出する点では従来例と同じであるが、アナログ信
号（本実施例の場合は音声信号とする）の振幅電圧に依
存させて信号送出回路２より出力されるデジタル信号の
パルス列のパルス幅を変化させるパルス幅変調回路９を
混合回路、ＦＭ変調回路の代わりに設けている。一方受
信器Ｒでは受信回路６で受信した信号をパルス幅復調回
路１０でパルス幅としてデジタル信号に重畳された音声
信号を分離抽出するとともに、符号化されたデジタル信
号を復号化回路７で復号してデータ信号を取り出すよう
になっており、従来例の分波回路及びＦＭ復調回路の代
わりに上記パルス幅復調回路１０を設けている。
本発明の一実施例の全体構成を示しており、送信器Ｔで
はデジタル信号であるデータ信号を符号化回路１におい
てＮＲＺＩ等の信号によって符号化して信号送出回路２
より送出する点では従来例と同じであるが、アナログ信
号（本実施例の場合は音声信号とする）の振幅電圧に依
存させて信号送出回路２より出力されるデジタル信号の
パルス列のパルス幅を変化させるパルス幅変調回路９を
混合回路、ＦＭ変調回路の代わりに設けている。一方受
信器Ｒでは受信回路６で受信した信号をパルス幅復調回
路１０でパルス幅としてデジタル信号に重畳された音声
信号を分離抽出するとともに、符号化されたデジタル信
号を復号化回路７で復号してデータ信号を取り出すよう
になっており、従来例の分波回路及びＦＭ復調回路の代
わりに上記パルス幅復調回路１０を設けている。
【０００８】パルス変調回路９は例えば図２に示す構成
となっており、図３（ａ）に示す信号送出回路２より出
力される符号化されたデータ信号のパルス列信号をロー
パスフィルタ９ａを介して図３（ｂ）に示す信号を得、
この信号をコンパレータ９ｂの非反転入力端に入力する
とともに、図３（ｃ）に示すアナログ信号である音声信
号をコンパレータ９ｂの反転入力端に入力し、スレッシ
ョルドを音声信号の振幅に基づいて変化させることによ
り図３（ｄ）に示すようにパルス幅を音声信号の振幅に
対応して変化させたパルス列信号を得るようになってい
る。
となっており、図３（ａ）に示す信号送出回路２より出
力される符号化されたデータ信号のパルス列信号をロー
パスフィルタ９ａを介して図３（ｂ）に示す信号を得、
この信号をコンパレータ９ｂの非反転入力端に入力する
とともに、図３（ｃ）に示すアナログ信号である音声信
号をコンパレータ９ｂの反転入力端に入力し、スレッシ
ョルドを音声信号の振幅に基づいて変化させることによ
り図３（ｄ）に示すようにパルス幅を音声信号の振幅に
対応して変化させたパルス列信号を得るようになってい
る。
【０００９】一方パルス幅復調回路１０は図４に示すよ
うに位相比較器１０ｂ、ループフイルタ１０ｅ、電圧制
御発振器１０ａよりなるＰＬＬ（位相同期ループ）によ
ってクロック再生を実現したもので、安定した電圧制御
発振器１０ａの出力の位相と、受信回路６より入力した
パルス信号列の位相とを位相比較器１０ｂで比較して、
その比較出力をローパルフィルタ１０ｃを通すことによ
りアナログ信号である音声信号の出力を得、一方識別再
生回路となるＤ型フリップフロップ１０ｄを通してクロ
ックに同期した波形、つまり符号化されたデジタル信号
のパルス列信号を取り出すようになっている。
うに位相比較器１０ｂ、ループフイルタ１０ｅ、電圧制
御発振器１０ａよりなるＰＬＬ（位相同期ループ）によ
ってクロック再生を実現したもので、安定した電圧制御
発振器１０ａの出力の位相と、受信回路６より入力した
パルス信号列の位相とを位相比較器１０ｂで比較して、
その比較出力をローパルフィルタ１０ｃを通すことによ
りアナログ信号である音声信号の出力を得、一方識別再
生回路となるＤ型フリップフロップ１０ｄを通してクロ
ックに同期した波形、つまり符号化されたデジタル信号
のパルス列信号を取り出すようになっている。
【００１０】尚パルス幅復調回路１０としては図５に示
すようにデジタル信号のパルス列信号を直接ローパスフ
ィルタ１０ｃに入力して低周波成分である音声信号を取
り出すようにしても良い。
すようにデジタル信号のパルス列信号を直接ローパスフ
ィルタ１０ｃに入力して低周波成分である音声信号を取
り出すようにしても良い。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、アナログ信号とデジタル信号
を一対のケーブルでで多重伝送するデジタル信号伝送シ
ステムにおいて、アナログ信号の振幅電圧に依存してデ
ジタル信号のパルス幅を変化させる手段を送信器側に設
け、受信器側には受信したパルス列からアナログ信号を
分離する手段を設けたので、デジタル信号の周波数帯域
より高い周波数帯域にアナログ信号の周波数帯域を設け
る必要がなくなって伝送周波数帯域が小さく済み、その
ため信頼性の高い伝送が行え、またアナログ信号のため
の変、復調回路及び信号の混合回路、分波回路が不要と
なって、コストの低減が図れるという効果がある。
を一対のケーブルでで多重伝送するデジタル信号伝送シ
ステムにおいて、アナログ信号の振幅電圧に依存してデ
ジタル信号のパルス幅を変化させる手段を送信器側に設
け、受信器側には受信したパルス列からアナログ信号を
分離する手段を設けたので、デジタル信号の周波数帯域
より高い周波数帯域にアナログ信号の周波数帯域を設け
る必要がなくなって伝送周波数帯域が小さく済み、その
ため信頼性の高い伝送が行え、またアナログ信号のため
の変、復調回路及び信号の混合回路、分波回路が不要と
なって、コストの低減が図れるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
る。
【図２】同上のパルス幅変調回路の回路図である。
【図３】同上のパルス幅変調回路の各部の波形図であ
る。
る。
【図４】同上のパルス幅復調回路の回路図である。
【図５】同上のパルス幅復調回路の別の例の回路図であ
る。
る。
【図６】従来例の伝送方法の説明図である。
【図７】従来例の回路ブロック図である。
１ 符号化回路 ２ 信号送出回路 ５ ケーブル ６ 受信回路 ７ 復号化回路 ９ パルス幅変調回路 １０パルス幅復調回路 Ｔ 送信器 Ｒ 受信器
Claims (1)
- 【請求項１】アナログ信号とデジタル信号を一対のケー
ブルでで多重伝送するデジタル信号伝送システムにおい
て、アナログ信号の振幅電圧に依存してデジタル信号の
パルス幅を変化させる手段を送信器側に設け、受信器側
には受信したパルス列からアナログ信号を分離する手段
を設けたことを特徴とするデジタル信号伝送システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4314655A JPH06164562A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | デジタル信号伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4314655A JPH06164562A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | デジタル信号伝送システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06164562A true JPH06164562A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18055946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4314655A Withdrawn JPH06164562A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | デジタル信号伝送システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06164562A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09247111A (ja) * | 1996-03-06 | 1997-09-19 | Nec Corp | 副信号多重化方法とその回路 |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP4314655A patent/JPH06164562A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09247111A (ja) * | 1996-03-06 | 1997-09-19 | Nec Corp | 副信号多重化方法とその回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |