JPH06164454A - 伝送システム、加入者端末ユニットおよびサブバンドエコーキャンセラー - Google Patents

伝送システム、加入者端末ユニットおよびサブバンドエコーキャンセラー

Info

Publication number
JPH06164454A
JPH06164454A JP5203986A JP20398693A JPH06164454A JP H06164454 A JPH06164454 A JP H06164454A JP 5203986 A JP5203986 A JP 5203986A JP 20398693 A JP20398693 A JP 20398693A JP H06164454 A JPH06164454 A JP H06164454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter bank
subband
echo
canceller
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5203986A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3747072B2 (ja
Inventor
Walter Kellermann
ケラーマン ヴァルター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Electronics NV filed Critical Philips Electronics NV
Publication of JPH06164454A publication Critical patent/JPH06164454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3747072B2 publication Critical patent/JP3747072B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/015Reducing echo effects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/21Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a set of bandfilters

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信路rと送信路sとの間で切り替えること
ができるキャンセラー5を含むサブバンドエコーキャン
セラー5,6を有する伝送システムを、計算が簡単化さ
れかつサブバンド符号化または復号による信号遅延が低
減されるように改良する。 【構成】 サブバンド符号化装置1,2,3,4が、サ
ブバンド符号化およびサブバンドエコーキャンセルのた
めにも設けられている合成フィルタバンク2および解析
フィルタバンク3を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つのサブ
バンド符号化装置と少なくとも1つのサブバンドエコー
キャンセラーとを有する少なくとも2つのトランシーバ
局間で信号を伝送するための伝送システムであって、前
記サブバンドエコーキャンセラーは、サブバンド符号化
装置に結合されるために設けられており、前記符号化装
置は少なくとも1つの合成フィルタバンクおよび少なく
とも1つの解析フィルタバンクを有し、前記合成フィル
タバンクおよび前記解析フィルタバンクは、前記サブバ
ンド符号化装置に対しておよび前記サブバンドエコーキ
ャンセラーに対しても設けられている伝送システムに関
する。
【0002】本発明は更に、エコーキャンセラーおよ
び、少なくとも1つのマイクロホンおよび少なくとも1
つのスピーカによって形成されるエコー路を有しかつこ
の種のエコーキャンセラーを有する加入者端末ユニット
並びに少なくとも1つのサブバンド符号化装置および少
なくとも1つのこの種のエコーキャンセラーを有する少
なくとも2つのトランシーバ局間で信号を伝送するため
の伝送システムに関する。
【0003】
【従来の技術】簡単にするために以下にエコーキャンセ
ラーと称するこの形式のサブバンドエコーキャンセラー
は殊に、サテライトリンクを介する電話接続に対する音
声信号における電気的なエコーキャンセルおよび加入者
端末ユニット、例えばビデオ会議ユニットのハンドフリ
ーファシリティにおける音響エコーキャンセルのために
必要である。これらのユニットにおいては、複雑かつ高
価な画像符号化のために音声信号の付加的な遅延があ
る。
【0004】“Advance in Speech Signal Processin
g”(Sadaoki および M. Mohan Sondhi 著, 第327な
いし356頁)から、受信路と送信路との間で切り替え
ることができるキャンセラーを設けることが公知であ
る。ここではエコー路の入力信号および出力信号は、低
減された走査レートで走査されるN個のサブバンド信号
のベクトルを発生する同一の解析フィルタバンクを介し
て送信される。キャンセラーは、サブバンドエコー信号
に相応するサブバンド信号のベクトルを形成する。結果
として減算器装置の出力側に現れるサブバンドエラー
は、合成フィルタバンクを介して送信され、そこで遠隔
スピーカに戻されるフルバンド信号が発生される。
【0005】
【発明の課題】本発明の課題は、サブバンド符号化およ
びサブバンド復号のために有利に使用することができる
サブバンドエラーキャンセラーを提供することである。
【0006】
【発明の概要】この課題は、合成フィルタバンクおよび
解析フィルタバンクが、サブバンド符号化装置に対して
およびサブバンドエコーキャンセラーに対しても設けら
れている、符号化装置が少なくとも1つの合成フィルタ
バンクおよび少なくとも1つの解析フィルタバンクを有
する、サブバンド符号化装置に結合されるために設けら
れているサブバンドエコーキャンセラーによって解決さ
れる。
【0007】本発明は、サブバンド符号化がサブバンド
エコーキャンセルに無関係に行われるとき、サブバンド
エコーキャンセルによって惹き起こされる付加的な信号
遅延があるという認識に基づいている。この遅延は、本
発明によって、サブバンドエコーキャンセラーの合成お
よび解析フィルタバンクの機能をサブバンドエンコーダ
の合成および解析フィルタバンクと統合したことによっ
て回避される。その場合エコーキャンセラーは、“Adva
nce in Speech Signal Processing”(Sadaoki および
M. Mohan Sondhi 著)から公知のようなサブバンドエ
コーキャンセラーとして設けられている。エコーキャン
セラーは、遠隔端末サブバンド受信信号を復号するため
のサブバンドデコーダと、近接端末サブバンド送信信号
を符号化するためのサブバンドエンコーダとから成る。
エコーキャンセラーは、送信路と受信路との間に挿入さ
れたキャンセラーと、減算器と、受信路に挿入された合
成フィルタバンクと、送信路に挿入された解析フィルタ
バンクとによって形成される。サブバンド符号化装置に
おいて発生されるサブバンド信号は、エコーキャンセラ
ーの複雑さを軽減する。サブバンド受信信号の処理全体
は、エコーキャンセラーによって行われ、一方合成フィ
ルタバンクおよび解析フィルタバンクは、サブバンド符
号化およびサブバンドエコーキャンセルのために設けら
れている。この目的のために、キャンセラーは、エコー
路を模倣しかつサブバンド符号化を合成しかつ解析する
ための伝達関数を有している。サブバンドエコーキャン
セルの、サブバンド符号化装置との統合および結果的に
得られる、解析および合成フィルタバンクの省略によ
り、これらフィルタバンクに対する簡単化された計算回
路が実現され、更には信号遅延が低減される。その場合
エコーキャンセラーは、サブバンド符号化装置に対して
使用される符号化方法に無関係である。
【0008】第1に計算回路の簡単化および計算コスト
の低減を目的とする直接構成において、エコーキャンセ
ラーは、受信機端末においてエコー路に前置接続されて
いる合成フィルタバンクと、送信機端末においてエコー
路に後置接続されている解析フィルタバンクとを有し、
キャンセラーは、サブバンド符号化に対する合成および
解析をモデル化するためにも設けられている。
【0009】この直接構成においてエラー推定値を決定
するために、キャンセラーは、サブバンドデコーダと合
成フィルタバンクとの間で受信路に接続されておりかつ
減算器を介して、サブバンドエンコーダと解析フィルタ
バンクとの間で送信路に接続されている。
【0010】キャンセラーに対して種々の駆動を行うこ
とができ、その際減算器の第1の出力信号および/また
はデコーダの出力側における復号された信号および/ま
たはエンコーダの出力側における送信信号が、キャンセ
ラーの駆動のために使用される。
【0011】殊に、改善された集中特性を目的とする間
接構成において、エコーキャンセラーは受信機端末にお
いてエコー路に前置接続された第1の合成フィルタバン
クと、キャンセラー装置に後置接続された第2の合成フ
ィルタバンクを有し、サブバンドデコーダには、エコー
路の送信信号および第2の合成フィルタバンクの出力信
号から形成された信号を処理するために設けられている
第1の解析フィルタバンクが前置接続されている。直接
構成とは異なって、エコー路に対する推定値は、サブバ
ンド信号からではなくて、フルバンド処理から導出され
る。
【0012】エコーキャンセラーの間接構成の場合の、
キャンセラーに対する駆動例によれば、エコーキャンセ
ラーは、第1の合成フィルタバンクの出力信号を処理す
るための第2の解析フィルタバンクと、エコー路の出力
信号を処理するための第3の解析フィルタバンクと、減
算器と、キャンセラーを駆動するためのキャンセル装置
とによって形成された識別装置を有している。
【0013】エコーキャンセラーの実施例によれば、エ
コーキャンセラーはデジタル信号プロセッサおよび/ま
たはデジタル回路として実現されている。
【0014】エコーキャンセラーの有利な用途は、少な
くとも1つのマイクロホンおよび少なくとも1つのスピ
ーカによって形成されるエコー路を有する、加入者端
末、例えば、自動車電話用のハンドフリーファシリテ
ィ、ビデオホンまたはビデオ会議ユニットである。
【0015】更に、エコーキャンセラーは、少なくとも
1つのサブバンド符号化装置を有する少なくとも2つの
トランシーバ局間に符号化された信号を伝送するために
伝送システムに使用することができる。その場合エコー
キャンセラーは、使用の符号化方法に無関係である。
【0016】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
【0017】図1に示されたサブバンド符号化装置1,
2,3,4は、送信信号を符号化するためのサブバンド
エンコーダ4と、受信信号21を復号するためのサブバ
ンドデコーダ1と、合成フィルタバンク2と、サブバン
ドエコーキャンセラー5,6の解析フィルタバンク3と
から成っている。エコーキャンセラー5,6は更に、受
信路rと送信路sとの間に挿入されたキャンセラー5
と、減算器6とを含んでいる。サブバンドデコーダ1の
出力側において、復号された受信信号22が取り出さ
れ、それは合成フィルタバンク2およびキャンセラー5
に供給される。合成フィルタバンク2の出力側におい
て、DA変換器(図1には示されていない)を介してエ
コー路7のスピーカ7aに供給される音声信号23がフ
ルバンド信号として生じる。受信路rにおいて、遠隔端
末Fから送信された信号がデジタルに近接端末Nに転送
される。エコー路7のマイクロホン7bが付加的に近接
端末Nに設けられている。マイクロホン7bによって発
生された信号24はAD変換器(これも図示されていな
い)を介して解析フィルタバンク3に供給される。送信
路sに含まれている減算器6は、解析フィルタバンク3
の出力信号25とキャンセラー5から到来する出力信号
26とから差信号を形成する。この差信号27は、一方
においてキャンセラー5を駆動しかつ他方においてサブ
バンドエンコーダ4に供給される。サブバンドエンコー
ダ4の出力は、伝送または転送すべき符号化された送信
信号28である。
【0018】遠隔端末Fから到来する、サブバンドデコ
ーダ1に供給される受信信号21は、N個のサブバンド
信号を有しておりかつ規定のサンプリングレートに比し
て係数Rだけ低減されているサンプリングレートにおい
て発生されている。このサブバンドデコーダ1におい
て、受信信号はまず復号されかつそれから復号された受
信信号22として合成フィルタバンク2に転送される。
図1に図示の信号はすべて、それらのZ変換によって表
されている。即ちサブバンド信号は、サブバンドの数を
表す長さNのベクトルにおいて結合されている。合成フ
ィルタバンク2は、復号された受信信号22をフルバン
ド信号として形成されている音声信号23に変換する。
フルバンド信号として形成されておりかつエコー路7か
ら到来する音声信号24は解析フィルタバンク3を通過
し、かつエコーキャンセルなしに発生されたサブバンド
信号25,27は、サブバンドエンコーダ4において送
信信号に変換される。サブバンドエコーキャンセルの場
合、復号されたサブバンド信号22はキャンセラー5に
対する入力信号として使用される。キャンセラー5は、
エコー路7に対するサブバンド推定値のセット26を形
成し、その結果サブバンド信号27におけるエコーは低
減される。その場合キャンセラー5は、符号化すべき送
信信号27によって制御することができる。図1から明
らかであるように、図1に示されたエコーキャンセラー
はエコーキャンセルの結果として付加的な信号遅延を惹
き起こさない。というのは、唯一の合成フィルタバンク
2または唯一の解析フィルタバンク3しか必要としない
からである。これにより、サブバンドエコーキャンセル
をサブバンド符号化と統合することが可能になる。いず
れにせよサブバンドエコーキャンセルに対して必要であ
る合成フィルタバンク2および解析フィルタバンク3に
対して付加的に、解析または合成のために別の素子は必
要でない。この点において、キャンセラー5はエコー路
7を模倣するのみならず、サブバンド符号化の合成およ
び解析も模倣することができる。キャンセラーに対して
マトリクス表示法において次の伝達関数が設定されてい
る:
【0019】
【数1】
【0020】上式中、(z)および(z)は、合成
フィルタバンク2および解析フィルタバンク3の伝達関
数を定義しかつ下線が付された関数は、サブバンド信号
を表す。
【0021】図2に示されたエコーキャンセラー5,6
aにおいて、図1に使用された参照番号がここでも使用
されている。サブバンド符号化装置1,2a,3a,4
は、送信信号27を符号化するためのサブバンドエンコ
ーダ4と、受信信号21を復号するためのサブバンドデ
コーダ1と、合成フィルタバンク2aと、解析フィルタ
バンク3aとから成っている。更に、エコーキャンセラ
ー5,6aは、受信路rと送信路sとの間に挿入されて
いるキャンセラー5と、減算器5aとから成る。サブバ
ンドデコーダ1の出力側において、合成フィルタバンク
2およびキャンセラー5に供給される、復号された受信
信号22が取り出される。合成フィルタバンク2aの出
力側において、DA変換後(図2には示されていな
い)、エコー路7のスピーカ7aに供給される音声信号
23がフルバンド信号として生じる。更に、近接端末N
にマイクロホン7bが設けられており、マイクロホン7
bによって供給された音声信号24はAD変換後に減算
器6aに供給される。減算器6aによって供給されるフ
ルバンド信号31は第1の解析フィルタバンク3aに供
給される。このフィルタバンクの出力側は、送信路sに
符号化すべき送信信号27を発生する。符号化すべき送
信信号27は、サブバンドエンコーダ4に供給される。
サブバンドエンコーダの出力側は、伝送すべき符号化さ
れた送信信号28を発生する。キャンセラー5は、エラ
ーのあるエラー信号29を出力する第1のキャンセラー
装置5aを有する。この信号は、第2の合成フィルタバ
ンク2bを介してエラーのあるフルバンド信号30にエ
ラーのあるフルバンド信号に変換される。このエラーの
あるフルバンド信号30は、マイクロホン7bから供給
される音声信号24から減算される。図2に示されてい
るエコーキャンセラー装置2a,3a,5,6aは更
に、第1の合成フィルタバンク2aの出力信号23を処
理するための第2の解析フィルタバンク3bと、マイク
ロホン7bの出力信号を処理するための第3の解析フィ
ルタバンク3cと、減算器6bと、第1のエコーキャン
セラー装置5aを駆動するための第2のエコーキャンセ
ラー装置5bとを有している。
【0022】図2に示されたエコーキャンセラー5,6
aは、図1に示されたエコーキャンセラーに対して“間
接”構成を有しており、2つのエラーキャンセラー間の
主な差異は、図2に示された実施例においてはエラー信
号がサブバンド信号としてではなくて、フルバンド信号
として発生される点にある。結果として、第2の付加的
な合成フィルタバンク2bは、エコー推定値30のため
に必要であるが、解析および合成を模倣するために第1
のキャンセラー装置5aに対して必要である回路は省略
される。
【0023】図3には、例えば、ビデオ会議リンク用の
ビデオ信号を伝送するのに適している伝送システムが示
されている。この伝送システムは、伝送システムの第1
の端末における第1のトランシーバ装置100と第2の
端末における第2のトランシーバ装置101とを有して
いる。トランシーバ100,101は、例えば、サテラ
イト伝送リンクによって形成されている伝送チャネル1
03を介して相互接続されている。トランシーバ10
0,101は例えば、図1および図2に示されているよ
うなエコーキャンセラーを有している。第1のトランシ
ーバ100は、第2のトランシーバ101からの送信信
号28に基づいている受信信号21’を受信する。第2
のトランシーバ101は、第1のトランシーバからの送
信信号28’によって形成されている受信信号21を受
信する。トランシーバ100,101のエコーキャンセ
ラーは、音声信号23,23’を発生しかつ、択一的
に、エコー路からの音声信号24,24’を処理する
(図3には示されていない)。
【0024】殊にサブバンドエコーキャンセルに関する
詳しい情報は、以下の文献を参照することができる:W.
Kellermann 著, Analysis and design of multirate s
ystems for cancellation of acoustical echoes(Pr
oc.ICASSP88, 第2570−2573頁、Ne
w York,NY,USA,1988年4月)。
【0025】A. Gilloire および M. Vetterli 著, Ada
ptive filtering in sub-bands(Proc.ICASS
P88, 第1572−1576頁、New York,N
Y,USA,1988年4月)。
【0026】M. M. Sondhi および W. Kellermann 著,
Echo cancellation for speech signals, in speech si
gnals(In S.Furui and M.M.Sondh
i,eds.,Addances in speech si
gnal processing,Marcel Dek
ker,inc.,1991年)。
【0027】D. Slock 著, Fractionally-spaced subba
nd and multiresoluyion adaptivefilters(Proc.
ICASSP91, 第3693−3696頁、Toro
nto,Canada,1991年3月)。
【図面の簡単な説明】
【図1】直接構成のサブバンド符号化装置およびエコー
キャンセラーを示すブロック回路略図である。
【図2】間接構成のサブバンド符号化装置およびエコー
キャンセラーを示すブロック回路略図である。
【図3】デジタル伝送システムを示す略図である。
【符号の説明】
1 サブバンドデコーダ、 2,2a,2b 合成フィ
ルタバンク、 3,3a,3b,3c 解析フィルタバ
ンク、 4 サブバンドエンコーダ、 5 キャンセラ
ー、 5a,5b キャンセラー装置、 6,6a,6
b 減算器、7 エコー路、 7a スピーカ、 7b
マイクロホン、 21,21’ 受信信号、 28,
28’ 送信信号、 100,101 トランシーバ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのサブバンド符号化装置
    (1、2、3、4;1,2a,3a,4)および少なく
    とも1つのサブバンドエコーキャンセラー(5,6;
    5,6a)を有する、少なくとも2つのトランシーバ局
    (100,101)間に信号(21,21’,28,2
    8’)を伝送するための伝送システムであって、前記サ
    ブバンドエコーキャンセラー(5,6;5,6a)は、
    サブバンド符号化装置(1,2,3,4;1,2a,3
    a,4)に結合されるために設けられており、前記符号
    化装置は少なくとも1つの合成フィルタバンク(2;2
    a)および少なくとも1つの解析フィルタバンク(3;
    3a)を有し、前記合成フィルタバンク(2;2a)お
    よび前記解析フィルタバンク(3;3a)は、前記サブ
    バンド符号化装置(1,2,3,4;1,2a,3a,
    4)に対しておよび前記サブバンドエコーキャンセラー
    (5,6;5,6a)に対しても設けられていることを
    特徴とする伝送システム。
  2. 【請求項2】 サブバンド符号化装置(1,4)は、送
    信信号(27)を符号化するためのサブバンドエンコー
    ダ(4)および受信信号(21)を復号するためのサブ
    バンドデコーダ(1)を有している請求項1記載の伝送
    システム。
  3. 【請求項3】 合成フィルタバンク(2;2a)は受信
    機端末においてエコー路(7)に前置接続されておりか
    つ解析フィルタバンク(3;3a)は送信機端末におい
    てエコー路(7)に後置接続されており、キャンセラー
    (5)は、サブバンド符号化に対する合成および解析を
    モデル化するためにも設けられている請求項1または2
    記載の伝送システム。
  4. 【請求項4】 キャンセラー(5)は、サブバンドデコ
    ーダ(1)と合成フィルタバンク、(2)との間で受信
    路(r)に接続されておりかつ解析フィルタバンク
    (3)とサブバンドエンコーダ(4)との間で減算器
    (6)を介して送信路(s)に接続されている請求項1
    から3までのいずれか1項記載の伝送システム。
  5. 【請求項5】 減算器(6)の第1の出力信号(27)
    および/またはサブバンドデコーダ(1)の出力側にお
    ける復号された信号(22)および/またはサブバンド
    エンコーダ(4)の出力側における送信信号(28)は
    キャンセラー(5)を駆動するために設けられている請
    求項1から4までのいずれか1項記載の伝送システム。
  6. 【請求項6】 サブバンドエコーキャンセラー(5,5
    a)は、受信機端末におけるエコー路(7)に前置接続
    されている第1の合成フィルタバンク(2a)と、キャ
    ンセラー(5)の第1のキャンセラー装置(5a)に後
    置接続されている第2の合成フィルタバンク(2b)と
    を有し、かつ第1の解析フィルタバンク(3a)には、
    キャンセラー(5)の第1の減算器(6a)が前置接続
    されており、前記第1の解析フィルタバンクは、前記エ
    コー路(7)の送信信号(24)および前記第2の合成
    フィルタバンク(2b)の出力信号(30)から形成さ
    れた信号(31)を処理するために設けられている請求
    項1または2記載の伝送システム。
  7. 【請求項7】 サブバンドエコーキャンセラー(5,6
    a)は、第1の合成フィルタバンク(2a)の出力信号
    (23)を処理するための第2の解析フィルタバンク
    (3b)と、エコー路(7)の出力信号(24)を処理
    するための第3の解析フィルタバンク(3c)と、第2
    の減算器(6b)と、第1のキャンセラー装置(5a)
    を駆動するための第2のキャンセラー装置(5b)とに
    よって形成されている識別装置(3b,3c,5b,6
    b)を有している請求項1、2または6のいずれか1項
    記載の伝送システム。
  8. 【請求項8】 サブバンドエコーキャンセラー(5,
    6;5,6a)は、デジタル信号プロセッサを用いてお
    よび/またはデジタル回路として構成されている請求項
    1から7までのいずれか1項記載の伝送システム。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つのマイクロホン(7b)
    および少なくとも1つのスピーカ(7a)によって形成
    されるエコー路(7)を有しかつ少なくとも1つのサブ
    バンド符号化装置(1、2、3、4;1,2a,3a,
    4)および少なくとも1つのサブバンドエコーキャンセ
    ラー(5,6;5,6a)を有し、前記サブバンドエコ
    ーキャンセラー(5,6;5,6a)は、サブバンド符
    号化装置(1,2,3,4;1,2a,3a,4)に結
    合されるために設けられており、前記符号化装置は少な
    くとも1つの合成フィルタバンク(2;2a)および少
    なくとも1つの解析フィルタバンク(3;3a)を有
    し、前記合成フィルタバンク(2;2a)および前記解
    析フィルタバンク(3;3a)は、前記サブバンド符号
    化装置(1,2,3,4;1,2a,3a,4)に対し
    ておよび前記サブバンドエコーキャンセラー(5,6;
    5,6a)に対しても設けられていることを特徴とする
    加入者端末ユニット。
  10. 【請求項10】 受信路(r)と送信路(s)との間を
    切り替えることができるキャンセラー(5)を有するサ
    ブバンドエコーキャンセラー(5,6;5,6a)であ
    って、前記サブバンドエコーキャンセラー(5,6;
    5,6a)は、サブバンド符号化装置(1,2,3,
    4;1,2a,3a,4)に結合されるために設けられ
    ており、前記符号化装置は少なくとも1つの合成フィル
    タバンク(2;2a)および少なくとも1つの解析フィ
    ルタバンク(3;3a)を有し、前記合成フィルタバン
    ク(2;2a)および前記解析フィルタバンク(3;3
    a)は、前記サブバンド符号化装置(1,2,3,4;
    1,2a,3a,4)に対しておよび前記サブバンドエ
    コーキャンセラー(5,6;5,6a)に対しても設け
    られていることを特徴とするサブバンドエコーキャンセ
    ラー。
JP20398693A 1992-08-18 1993-08-18 加入者端末ユニット Expired - Lifetime JP3747072B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4227327.7 1992-08-18
DE4227327A DE4227327A1 (de) 1992-08-18 1992-08-18 Teilbandechokompensator mit Teilbandcodiereinrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06164454A true JPH06164454A (ja) 1994-06-10
JP3747072B2 JP3747072B2 (ja) 2006-02-22

Family

ID=6465810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20398693A Expired - Lifetime JP3747072B2 (ja) 1992-08-18 1993-08-18 加入者端末ユニット

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5500880A (ja)
EP (1) EP0584861A1 (ja)
JP (1) JP3747072B2 (ja)
KR (1) KR100265522B1 (ja)
DE (1) DE4227327A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2985675B2 (ja) * 1994-09-01 1999-12-06 日本電気株式会社 帯域分割適応フィルタによる未知システム同定の方法及び装置
KR100200635B1 (ko) * 1996-10-28 1999-06-15 윤종용 화상회의 시스템에서의 반향제어 장치 및 제어방법
DE19805942C1 (de) * 1998-02-13 1999-08-12 Siemens Ag Verfahren zur Verbesserung der akustischen Rückhördämpfung in Freisprecheinrichtungen
DE19806015C2 (de) * 1998-02-13 1999-12-23 Siemens Ag Verfahren zur Verbesserung der akustischen Rückhördämpfung in Freisprecheinrichtungen
DE19815942A1 (de) 1998-04-09 1999-10-14 Cit Alcatel Vielkanal-Echocanceller mit Compander
US7512149B2 (en) * 2003-04-23 2009-03-31 At & T Intellectual Property Ii, L.P. Bit and power allocation scheme for full-duplex transmission with echo cancellation in multicarrier-based modems
US6510224B1 (en) 1999-05-20 2003-01-21 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Enhancement of near-end voice signals in an echo suppression system
US7346374B2 (en) 1999-05-26 2008-03-18 Johnson Controls Technology Company Wireless communications system and method
US7257426B1 (en) * 1999-05-26 2007-08-14 Johnson Controls Technology Company Wireless communications systems and method
US7151803B1 (en) 2002-04-01 2006-12-19 At&T Corp. Multiuser allocation method for maximizing transmission capacity
JP5331710B2 (ja) 2006-10-11 2013-10-30 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー 無線ネットワーク選択
US8285554B2 (en) * 2007-07-27 2012-10-09 Dsp Group Limited Method and system for dynamic aliasing suppression

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2569322B1 (fr) * 1984-08-17 1986-12-05 Trt Telecom Radio Electr Annuleur d'echo utilisant la modulation delta
US4979188A (en) * 1988-04-29 1990-12-18 Motorola, Inc. Spectrally efficient method for communicating an information signal
EP0400222A1 (en) * 1989-06-02 1990-12-05 ETAT FRANCAIS représenté par le Ministère des Postes, des Télécommunications et de l'Espace Digital transmission system using subband coding of a digital signal
US5001701A (en) * 1989-08-07 1991-03-19 At&T Bell Laboratories Subband echo canceler including real time allocation among the subbands
JPH04123606A (ja) * 1990-09-14 1992-04-23 Fujitsu Ltd サブバンド型エコーキャンセラ
AT401838B (de) * 1990-06-01 1996-12-27 Schrack Telecom Verfahren zur aufbereitung von signalen für die signalübertragung im basisband
JPH04123621A (ja) * 1990-09-14 1992-04-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 反響消去装置
JP2853455B2 (ja) * 1992-05-15 1999-02-03 ケイディディ株式会社 エコーキャンセラ
US5448555A (en) * 1993-06-14 1995-09-05 At&T Corp. Simultaneous analog and digital communication

Also Published As

Publication number Publication date
KR100265522B1 (ko) 2000-09-15
EP0584861A1 (de) 1994-03-02
JP3747072B2 (ja) 2006-02-22
KR940004992A (ko) 1994-03-16
DE4227327A1 (de) 1994-02-24
US5500880A (en) 1996-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5475731A (en) Echo-canceling system and method using echo estimate to modify error signal
CN101689371B (zh) 处理音频信号的设备和方法
AU730987B2 (en) Combined speech coder and echo canceler
JP2007515911A (ja) ステレオ音声を向上させるためのシステム及び方法
JP3747072B2 (ja) 加入者端末ユニット
US6816592B1 (en) Echo cancellation in digital data transmission system
JPH01500872A (ja) Relpボコーダを統合した線形予測エコ―キヤンセラ
EP1109154B1 (en) Linear predictive coding based acoustic echo cancellation
KR100842590B1 (ko) 이동 단말에서 음향 반향 제거 방법 및 장치
EP1031191B1 (en) Method and device at stereo acoustic echo cancellation
US6661895B1 (en) Zero-delay structure for sub-band echo cancellation
US11842750B2 (en) Communication transmission device and voice quality determination method for communication transmission device
KR100350499B1 (ko) 무선단말기의 송신측 잡음 제거장치
US7181000B2 (en) Voice transmission device and voice transmission system
JPH0856181A (ja) 伝送システムおよび該システムのための回路装置ならびに移動ステーション
JP3355585B2 (ja) エコーキャンセル方法
JP3353257B2 (ja) 音声符号化復号化併用型エコーキャンセラー
JP2644070B2 (ja) エコーキャンセラのリモート・ループバック試験方式
JPH02202300A (ja) ステレオ音声伝送システム
Wilson et al. An integrated voice codec and echo canceller implemented in a single DSP processor
KR20230085772A (ko) 딥러닝 기반 음성 통신 전처리 시스템
JPH0846556A (ja) 信号処理装置
JPH07123028A (ja) 音声会議装置
JPH0774681A (ja) エコーキャンセラー
KR19990078413A (ko) 디코더를 구비한 디바이스용 에코 소거기 및 그 소거방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040415

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040712

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040716

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050330

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050627

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131202

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term