JPH06164363A - 出力ポート回路 - Google Patents

出力ポート回路

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JPH06164363A
JPH06164363A JP4337888A JP33788892A JPH06164363A JP H06164363 A JPH06164363 A JP H06164363A JP 4337888 A JP4337888 A JP 4337888A JP 33788892 A JP33788892 A JP 33788892A JP H06164363 A JPH06164363 A JP H06164363A
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JP
Japan
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output
switch means
voltage
output port
circuit
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Hideyuki Matsueda
秀幸 松枝
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つの異なる電源電位を選択して1つの出力
ポートから出力させるようにした回路において、選択を
行うためのスイッチング素子としてのFETの破壊を防
止し、かつ出力電圧の変動を防止して安定な出力を得る
ようにする。 【構成】 異なる2つの電圧源VDD1,VDD2と出
力ポートPとの間にそれぞれスイッチ手段10,20を
介挿し、2つの電圧源の電位差に応じて電位判定回路3
0が各スイッチ手段10,20を選択的にオンさせ、電
圧源を選択して出力ポートPから出力する。各スイッチ
手段10,20はサブストレートをソース側に持つトラ
ンジスタと11,21、サブストレートをドレイン側に
持つトランジスタ12,22とを縦続接続することで、
電圧源の選択時にオフされているスッチ手段に逆電圧が
印加された場合でも、当該スイッチ手段のトランジスタ
に逆電流が流れることを防止し、出力電圧を安定化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1つのポートから複数の
電源電位を出力する半導体集積回路に関し、特にグラン
ド(GND)電位と中間電位(Z)を除いた2つ以上の
異なる電源電位を選択して1つの出力ポートより出力す
る出力ポート回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路内に電位の異なる
2つの内部電源電圧が存在する場合、その中の1つの内
部電源電圧を選択して1つの出力ポートで出力するよう
にした出力ポート回路が検討されている。例えば、図2
はその一例であり、出力ポートにはP形FET51とN
形FET52で構成されるバッファ50が接続され、デ
ータ40に基づいて電源電圧を出力ポートPに出力させ
るように構成される。このバッファ50には第1の電源
電圧VDD1と第2の電源電圧VDD2がそれぞれP形
FET13,23を介して接続され、P形FET13の
ゲートには電位判定回路30の出力が直接入力され、P
形FET23のゲートにはインバータ60を介して電位
判定回路30の出力が入力されることにより、電位判定
回路30の出力によってP形FET13,23が選択的
にON動作されるように構成されている。この回路で
は、電位判定回路30の出力レベルに応じてP形FET
13,23が選択的にON動作されるため、ONされた
側の電源電圧VDD1又はVDD2が選択されて出力ポ
ートPから出力されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような出力ポート
回路では、例えば第1の電源電圧VDD1を出力しよう
としたときには、P形FET13をONしてバッファ5
0の電源電圧をVDD1とするため、出力ポートPより
電源電圧VDD1が出力されるはずであるが、このとき
OFF状態にあるP形FET23には第1と第2の電源
電圧VDD1とVDD2の電位差(VDD1>VDD
2)がP形FET23のサブストレートに対して逆電
圧、逆電流となって印加され、P形FET23に電流が
流入し、P形FET23が破壊され、或いは逆電流が出
力ポートから出力される電圧に影響して電源電圧が変動
してしまうおそれがある。本発明の目的は、FETの破
壊を防止し、かつ出力電圧の変動を防止した出力ポート
回路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、異なる2つの
電圧源と、これらの電圧源と出力ポートとの間にそれぞ
れ介挿されるスイッチ手段と、前記2つの電圧源の電位
差に応じて各スイッチ手段を選択的にオンさせる信号を
出力する電位判定回路とを備えており、各スイッチ手段
はサブストレートをソース側に持つトランジスタと、サ
ブストレートをドレイン側に持つトランジスタとを縦続
接続した構成とする。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の回路図であり、図2に示
した回路と同一部分には同一符号を付してある。即ち、
出力ポートPにはP形FET51とN形FET52で構
成されるバッファ50が接続され、データ40に基づい
て電源電圧を出力ポートPに出力させるように構成され
る。このバッファ50には第1の電源電圧VDD1と第
2の電源電圧VDD2がそれぞれスイッチ手段10,2
0を介して接続される。第1のスイッチ手段10は、サ
ブストレートをソース側においたP形FET11と、サ
ブストレートをドレイン側においたP形FET12とを
縦続接続し、各FETのゲートを相互に接続して電位判
定回路30の出力が入力されるように構成している。ま
た、第2のスイッチ手段20もP形FET21,22で
同様に構成されるが、各ゲートには電位判定回路30の
出力がインバータ60を介して入力されるように構成し
ている。
【0006】この構成によれば、例えば、電源電圧VD
D1,VDD2をVDD1=10V,VDD2=5Vと
したときに、先ず出力ポートPよりVDD1=10Vを
出力しようとする。このときには電位判定回路30から
はロウレベルの信号が出力され、この信号によりP形F
ET11,12からなる第1スイッチ手段10がON
し、電源電圧VDD1はスイッチ手段10を通過し、バ
ッファ50を通して出力ポートPより出力される。この
とき、P形FET21,22には出力電源電位判定回路
30により出力されたロウレベルがインバータ60によ
って反転されたハイレベルが入力され、P形FET2
1,22からなる第2のスイッチ手段20はOFFとな
る。
【0007】このため、第2のスイッチ手段20にはV
DD1とVDD2の電位差が印加されることになるが、
第2のスイッチ手段20にはドレイン側にサブストレー
トを持つP形FET22が存在しているため、ソース側
にサブストレートを持つP形FET21に対してVDD
1とVDD2の差電位による逆電圧がサブストレートに
対して印加されることが防止され、P形FET21にお
ける逆電流を防止する。これにより、出力ポートPから
はVDD1=10Vの電源電位が安定に出力される。
【0008】また、電源電圧VDD1,VDD2を前記
とは逆に、VDD1=5V,VDD2=10Vとし、出
力ポートよりVDD1=5Vを出力しようとしたときに
は、電位判定回路30は出力が逆になるように構成す
る。このため、電位判定回路30からはロウレベルが出
力され、P形FET11,12からなる第1のスイッチ
手段10がONして電源電圧VDD1は第1のスイッチ
手段10を通過し、バッファ50の電源電圧となり出力
ポートPより出力される。
【0009】このとき、P形FET21,22には電位
判定回路30により出力されたロウレベルがインバータ
60よりハイレベルとして入力されるためスイッチ手段
20はOFFとなる。そして、このスイッチ手段20に
おいては、ソース側にサブストレートを持つP形FET
21を有することにより、ドレイン側にサブストレート
を持つP形FET22への漏れ電流を防ぎ、出力ポート
からVDD1=5Vの電源電位を安定に出力することが
できる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スイッチ
手段を、ソース側にサブストレートを持つトランジスタ
と、ドレイン側にサブストレートを持つトランジスタと
を縦続接続しているので、オフ状態にあるスイッチ手段
に電圧が印加された場合でも、トランジスタがサブスト
レートに対して逆バイアス状態となることが防止でき、
当該トランジスタの破壊を防止すると共に、漏れ電流に
よる出力電圧の変動を防止して安定な電圧を出力するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出力ポート回路の一実施例の回路図で
ある。
【図2】現在検討されている出力ポート回路の一例の回
路図である。
【符号の説明】
10 第1のスイッチ手段 11 ソース側にサブストレートを持つP形FET 12 ドレイン側にサブストレートを持つP形FET 20 第2のスイッチ手段 21 ソース側にサブストレートを持つP形FET 22 ドレイン側にサブストレートを持つP形FET 30 電位判定回路 40 データ 50 バッファ 60 インバータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる2つの電圧源と、これらの電圧源
    と出力ポートとの間にそれぞれ介挿されるスイッチ手段
    と、前記2つの電圧源の電位差に応じて前記各スイッチ
    手段を選択的にオンさせる信号を出力する電位判定回路
    とを備え、前記各スイッチ手段はサブストレートをソー
    ス側に持つトランジスタと、サブストレートをドレイン
    側に持つトランジスタとを縦続接続した構成としたこと
    を特徴とする出力ポート回路。
JP4337888A 1992-11-26 1992-11-26 出力ポート回路 Expired - Lifetime JP3031090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4337888A JP3031090B2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 出力ポート回路

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JP4337888A JP3031090B2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 出力ポート回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06164363A true JPH06164363A (ja) 1994-06-10
JP3031090B2 JP3031090B2 (ja) 2000-04-10

Family

ID=18312947

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4337888A Expired - Lifetime JP3031090B2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 出力ポート回路

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JP (1) JP3031090B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007174311A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Sanyo Electric Co Ltd 電圧選択回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007174311A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Sanyo Electric Co Ltd 電圧選択回路

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