JPH0616414B2 - 密閉形鉛蓄電池の製造装置 - Google Patents

密閉形鉛蓄電池の製造装置

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JPH0616414B2
JPH0616414B2 JP63223969A JP22396988A JPH0616414B2 JP H0616414 B2 JPH0616414 B2 JP H0616414B2 JP 63223969 A JP63223969 A JP 63223969A JP 22396988 A JP22396988 A JP 22396988A JP H0616414 B2 JPH0616414 B2 JP H0616414B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電槽すなわち外装容器が熱溶着性合成樹脂シ
ートから成形された電解液を入れる前の状態の密閉形鉛
蓄電池の製造装置に関するものである。
[従来の技術] この種の密閉形鉛蓄電池では、第4図Aに示すような極
板群成形体1を第4図Bに示すように一対の熱溶着性合
成樹脂シートからなる外装容器2内に配置する。この例
では、外装容器2内に電解液を入れた後容器2の下部開
口端縁が封止される。極板群成形体1は、セパレータの
両側に配置された1対の極板を結束フィルム4で結束し
てなる極板群3の極柱部3a及び3bに熱溶着性樹脂か
らなる成形キャップ5を取付けて構成される。成形キャ
ップ5は、ガス抜き部5aの両側に極柱固定部5b及び
5cが一体に固定されて構成されている。ガス抜き部5
aの内部には、図示していないがガス抜き用の管路が形
成されている。この管路は、ガス抜き部5aの底部から
上方に延びて横に曲り、ガス抜き部5aの一方の側面に
開口している。6はガス抜き用の管路の一端をガス抜き
可能に閉塞するゴム弁である。ガス抜き部5aの中央に
設けられた溝5dは、ゴム弁6を通して外装容器2内に
発生したガスを上方に導くガス抜き溝である。
ガス抜き部5a、極柱固定部5b及び5c及びゴム弁6
は、成形キャップ5の両側面に略面一の平面を形成する
ように構成されており、極柱固定部5b及び5cの先端
部の両側面には先端で交わる傾斜面5b1及び5c1がそれ
ぞれ形成されている。
従来は、第4図Aの極板群成形体1を第4図Bに示すよ
うに外装容器2で包む場合に、第5図に示すような手順
で行なっている。先ず、予め2枚の熱溶着性合成樹脂シ
ートを重ね合わせて両側縁部を相互に熱溶着することに
より、サイドシール部2aを備えた筒状容器2′を専用
の製袋装置で作っておく。そして成形キャップ5を下向
きにして搬送手段7により搬送された極板群成形体1
に、筒状容器2′を被せる。その後チャック8で筒状容
器2′を被せた極板群成形体1を胴体シール用溶着装置
9の位置に運び、溶着装置9の一対の加熱片9aで加熱
と加圧とを同時に行なって、胴体シールを行なう。胴体
シールでは、筒状容器2′の下部開口端縁部を成形キャ
ップ5の両側面(平面と傾斜面5b1及び5c1とから構成
される)に溶着して胴体シール部2bを形成する。その
後チャック8でポイントシール用熱溶着装置10に筒状
容器2′を被せた極板群成形体1を搬送し、一対の加熱
片10aでポイントシールを行なう。ポイントシールで
は、サイドシール部2aと胴体シール部2bとの間を熱
溶着してポイントシール部2c(第4図B参照)を形成
する。一度に筒状容器2′の下部開口端縁部の溶着を行
なわずに、胴体シールとポイントシールとに別けて溶着
を行なうのは、溶着部に皺が発生するのを避けるためで
ある。
また特開昭59−111255号公報は、搬送手段によ
り極板群成形体を外装容器製造装置に搬送し、2枚の熱
溶着性樹脂シートを用いて外装容器を製造するのと同時
に成形キャップと外装容器との熱溶着を行なう技術を開
示している。
[発明が解決しようとする課題] 第5図に示した技術を実施する従来の装置では、製袋用
の専用機械と溶着用の専用機械とを別個に必要とする。
また、筒状容器2′を溶着用の専用機械に搬送するため
の搬送装置,筒状容器2′を極板群成形体に被せるため
の装置及び極板群成形体を搬送する搬送手段が必要にな
るため、構成が複雑になる上装置全体の価格が非常に高
くなる問題があった。またこの装置では、筒状容器2′
を極板群成形体に被せる際に、容器を構成する熱溶着性
合成樹脂シートの内面が極板群の角部と接触して傷付く
ため、容器の強度の低下及び品質の低下を招く問題があ
った。
また、特開昭59−111255号公報に示された技術
を実際に実施する場合に、外装容器の製造と、極板群成
形体の成形キャップと外装容器との溶着を同時に行なう
ことができる外装容器製造装置とを作ろうとすると、高
精度でしかも構成が複雑な溶着装置を開発しなければな
らず、装置の価格が非常に高くなる問題がある。また製
造能率を高めるためには、溶着装置への熱溶着性合成樹
脂シートの送給、該シートの位置決め及び切断を早く行
なわなければならないが、これを行なうためには、高精
度で複雑なシート送給装置が必要となり、装置の価格が
更に高くなる問題がある。
本発明の目的は、外装容器の加工及び外装容器と成形キ
ャップとの溶着を複雑な搬送装置や位置決め装置を用い
ることなく、簡単な構成で行なうことができる密閉形鉛
蓄電池の製造装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の装置では、図面に示した実施例に見られるよう
に、極板群3の極柱部に熱溶着性合成樹脂からなる成形
キャップ5が取付けられた極板群成形体1が熱溶着性合
成樹脂シートからなる外装容器2内に配置され、成形キ
ャップ5に外装容器2の開口端縁部が液密に溶着されて
なる密閉形鉛蓄電池を製造する装置において、次の構成
を採用した。
熱溶着性合成樹脂シート16及び17がロール状に巻回
された一対の合成樹脂シート原反11及び12と、一対
の合成樹脂シート原反11及び12から一対の熱溶着性
合成樹脂シート16及び17を両側から対面部24に所
定のピッチで送給し且つ対面部24から一対の熱溶着性
合成樹脂シート16及び17を下方に垂下させるシート
送給機構(18〜23)とを設ける。そして第1の溶着
装置32により一対の熱溶着性合成樹脂シート16及び
17が所定ピッチで送給される毎に対面部24の下部に
おいて一対の熱溶着性合成樹脂シート16及び17を幅
方向に所定の幅で相互に溶着してサイドシール部Aを形
成する。極板群成形体投入装置27は、サイドシール部
Aが形成される毎に一対の熱溶着性合成樹脂シート16
及び17の間に対面部24の上方から、極板群成形体1
をその両側面が一対の熱溶着性合成樹脂シート16及び
17の内側面と対向するようにして横向きに投入する。
そして第1の溶着装置32の下方には、少なくとも一対
の熱溶着性合成樹脂シートの幅方向の一方の縁部をそれ
ぞれ極板群成形体1の成形キャップ5の両側面に液密に
溶着する第2の溶着装置(33及び34)を設け、第2
の溶着装置の下方にはサイドシール部Aを熱溶着性合成
樹脂シートの幅方向に切断するシート切断装置37を設
けている。
極板群成形体投入装置27を小形に構成するためには、
該投入装置を極板群成形体1を搬送する投入コンベヤー
装置28と、投入コンベヤー装置28によって搬送され
た極板群成形体を所定の姿勢で投入位置に導くガイドシ
ュータ30と、投入位置に配置されて極板群成形体1を
サイドシール部Aが形成された後に一対の熱溶着性合成
樹脂シートの間に投入するシャッター機構31とから構
成すればよい。
また、熱溶着性合成樹脂シートの下方への供給を円滑に
行なうためには、第2の溶着装置(33及び34)とシ
ート切断装置37との間に、シート供給機構と同期して
溶着された一対の熱溶着性合成樹脂シートを下方に移動
させるキャッチャー装置36を配置する。
[作 用] 本発明の装置は、シート送給機構(18〜23)により
所定のピッチで一対の熱溶着性合成樹脂シート16及び
17を対面部24から下方に垂下させ、第1の溶着装置
32によりサイドシールド部Aを形成して、極板群成形
体1の受入部を作る。極板群成形体投入装置27から投
入された極板群成形体1と一緒に合成樹脂シートが更に
送給されると、第1の溶着装置32により次のサイドシ
ールド部Aが形成され、次の極板群成形体1が受入部に
投入される。このようにして極板群成形体1は、サイド
シール部Aによって重合された1対の合成樹脂シート1
6及び17の間に挟まれて、合成樹脂シートの送給とと
もに下方へ移動して行く。合成樹脂シートの垂下に伴っ
て極板群成形体を間に挟んだ合成樹脂シートの部分が、
第1の溶着装置32の下方に配置された第2の溶着装置
(33及び34)の位置に移動し、第2の溶着装置は少
なくとも合成樹脂シートの幅方向の一方の端部を成形キ
ャップ5の側面に溶着させる動作を行なう。なお好まし
い実施例においては、第2の溶着装置は、胴体シールを
行う胴体シール用溶着装置33とポイントシールを行う
ポイントシール用溶着装置34とからなり、これらの装
置は合成樹脂シートが送給される方向に並べて配置され
ている。合成樹脂シートと成形キャップとの溶着が完了
すると、第2の溶着装置の下方に配置されたシート切断
装置37がサイドシール部Aを幅方向に2分割して、電
解液を入れる前の状態の電池の製造が完了する。
本発明によれば、外装容器を作るために送給される合成
樹脂シートが極板群成形体の搬送手段を兼ねるため、製
袋加工、溶着加工を1つの装置内に簡単に組み込むこと
ができる上、複雑で価格の高い搬送手段及び位置決め手
段を用いる必要がない。特に、合成樹脂シートを対面部
から下方に垂下させて送給する構造を採用しているた
め、合成樹脂シートを極めて簡単な構造で送給すること
ができる。
また本発明では、一度の溶着作業によって外装容器の製
造と成形キャップへの溶着を行わずに、合成樹脂シート
を所定ピッチづつ送給しながら、合成樹脂シートが送給
される毎に所定の溶着及び切断処理を順次行うので、無
理なくしかも高い生産能率で品質の高い電池を大量生産
することができる。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例の概略構成を示した図であり、
第2図は第1図の実施例の部分断面図である。これらの
図において、11及び12は支持フレーム13に支持さ
れた回転軸14,15に回転自在に固定された合成樹脂
シート原反である。合成樹脂シート原反11及び12
は、ボビンに熱熱溶着性合成樹脂シート16及び17を
巻回して構成されている。シート原反11及び12から
引き出されたシート16及び17は、ガイドローラ18
〜23によって案内されて対面部24に送給される。ガ
イドローラ19及び22は、図示しない電動機等の駆動
源によって周期的に周期回転駆動される定ピッチ送りロ
ーラである。シート16及び17は、ガイドローラ19
及び22が所定の角度回転する毎に一定ピッチづつ対面
部24に送給されて下方に垂下する。対面部24は、2
枚のシート16及び17を所定の間隔をあけて平行に対
面させる場所である。ローラ20及び23と案内ピン2
5及び26とにより、シート16及び17は対面部24
に至る前に、下方に向かうに従って間隔が狭まる受入部
を形成している。この受入部は、上方に配置された極板
群成形体投入装置27から投入される極板群成形体がシ
ート16及び17の間に容易に入るようにする機能を果
たしている。
極板群成形体投入装置27は、極板群成形体を図示しな
いストッカから搬出する投入コンベーヤ28装置と、ガ
イドベルト29と、投入コンベヤー装置28によって搬
送された極板群成形体を所定の姿勢で投入位置に導くガ
イドシュータ30と、シャッター機構31とから構成さ
れる。投入コンベヤー装置28に取付けられたバケット
状アタッチメントの中に極板群成形体が向きを揃えてセ
ットされ、極板群成形体はガイドベルト29を通ってガ
イドシュータ30上に落とされてシャッタ機構31で止
まる。シャッター機構31は、後述する第1の溶着装置
32によってサイドシール部が形成された後に、1個の
極板群成形体を対面部24に投入するように図示しない
操作機構によって駆動される。
対面部24の下部には、インパルスシーラからなる第1
の溶着装置32が配置されている。第1の溶着装置32
は、シート16及び17が下方に垂下される通路の両側
に1対の加熱片32a及び32bを備えており、これら
の加熱片32a及び32bは図示しない移動手段によっ
て互いの先端が衝合されるように移動される。これらの
加熱片32a及び32bは、シート16及び17を幅方
向に所定の幅寸法で溶着してサイドシール部Aを形成で
きるように、シート16及び17の幅寸法に略等しい幅
寸法を有している。そしてシート16及び17が、所定
のピッチで送給される毎に、加熱片32a及び32bが
衝合動作を行ってシート同志の溶着が行われる。
第3図A及びBに示した加工過程に見られるように、第
1の溶着装置32によりサイドシール部Aが形成される
と、シャッター機構31から極板群成形体がシート16
及び17の間に挿入される。シートの送給により次のサ
イドシール部Aが形成されると、板群成形体は一対のサ
イドシール部Aの間に位置決めされてシート16及び1
7の送給とともに下方に移動する。
第1溶着装置32の下方には、シート16及び17の送
給ピッチの長さの正数倍に等しい距離だけ加熱片32a
及び32bから離れた位置に、胴体シール用溶着装置3
3とポイントシール用溶着装置34とが配置されてい
る。これらの溶着装置33及び34によって第2の溶着
装置が構成されている。胴体シール用溶着装置33は、
シート16及び17の幅方向の一方の端縁部と極板群成
形体1の成形キャップ5の両側面とを溶着して、胴体シ
ール部B(第3図)を形成する。なお胴体シール用溶着
装置33の移動加熱片33a及び33bの接触部には、
第5図に示した従来の装置の加熱片9aと同様に、成形
キャップ5の側面にぴたりと嵌まる形状を有する接触面
が形成されている。第4図Aに示したように、成形キャ
ップ5の極柱固定部5b及び5cの先端には傾斜面5b1
及び5c1が形成されているため、移動加熱片33a及び
33bが互いに近付いた時に傾斜面5b1及び5c1が移動
加熱片33a及び33bの接触面と整合するように極板
群成形体1を上方に移動させて位置決め作用を果たす。
したがって、胴体シール用溶着装置33による胴体シー
ル部の形成が完了すると、極板群成形体1は一対のサイ
ドシール部A,Aのほぼ中央に位置決め保持される。
ポイントシール用溶着装置34は、第4図Bに示したポ
イントシール部2c(第3図では符号Cで示す部分)を
形成するための溶着装置であり、胴体シール部Bとサイ
ドシール部Aとの間を溶着する移動加熱片34a及び3
4bを備えている。なお本実施例では、胴体シール用溶
着装置33の移動加熱片33a及び33bとポイントシ
ール用溶着装置34の移動加熱片34a及び34bは、
共通の移動機構35により同時に移動させられる。
36は、垂下してきたシート16及び17と極板群成形
体とからなる連結体を掴み、シート16及び17の送給
ピッチと同期して連結体を下方に下げるキャッチャー装
置である。このキャッチャー装置36の下部には、シー
ト切断装置37が配置されている。シート切断装置37
は、サイドシール部Aをシートの幅方向に2分割するよ
うに構成されている。通常は、シートを1ピッチ送給す
る毎に切断操作を行うが、電池が複数連結された状態の
ものを作る場合には、所定数ピッチ毎に切断操作を行
う。切断された電池は、切断装置37の下方に配置され
た排出コンベヤー装置38によって排出される。
上記の各装置の制御は、制御盤39内に収納された制御
装置によって行われる。
なお上記実施例において、製造を開始する場合には、予
め2枚のシート16及び17をキャッチャー装置36の
位置まで送給しておき、シートの横揺れを確実に防止し
てから製造を開始してもよいが、対面部24までシート
を送給しておいてシートを自然に垂らした状態で製造を
行ってもよい。これは極板群成形体は、重量が重いた
め、特にキャッチャー装置36を用いなくても、横揺れ
を防止することができるからである。
また上記実施例においては、外装容器2の下端部を開放
した状態にある電解液を入れる前の電池を製造している
が、成形キャップ5に電解液注入部が設けてある場合に
は、ポイントシール用溶着装置34の下方に、外装容器
2の下端部を溶着する溶着装置を配置すればよい。その
場合、その他の構成は上記実施例と同じである。
[発明の効果] 本発明によれば、外装容器を作るために送給される合成
樹脂シートが極板群成形体の搬送手段を兼ねるため、製
袋加工、溶着加工を1つの装置内に簡単に組み込むこと
ができる上、複雑で価格の高い搬送手段及び位置決め手
段を用いる必要がない。特に、合成樹脂シートを対面部
から下方に垂下させて送給する構造を採用しているた
め、合成樹脂シートを極めて簡単な構造で送給すること
ができる。また本発明によれば、一度の溶着作業によっ
て外装容器の製造と成形キャップへの溶着を行わずに、
合成樹脂シートを所定ピッチづつ送給しながら、合成樹
脂シートが送給される毎に所定の溶着処理を順次行うの
で、無理なくしかも高い生産能率で品質の高い電池を大
量生産することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の概略構成図、第2図は第1図
の実施例の概略部分断面図、第3図(A)及び(B)は
製造工程を示すための説明図、第4図(A)は極板群成
形体を示す斜視図、第4図(B)は電解液を入れる前の
状態の電池を示す斜視図、第5図は従来の電池製造技術
を示す図である。 1……極板群成形体、2……外装容器、2a……サイド
シール部、2b……胴体シール部、2c……ポイントシ
ール部、3……極板群、5……成形キャップ、11,1
2……合成樹脂シート原反、16,17……熱溶着性合
成樹脂シート、18〜23……ガイドロール(シート送
給機構)、24……対面部、27……極板群成形体投入
装置、28……投入コンベヤー装置、30……ガイドシ
ューター、31……シャッタ機構、32……第1の溶着
装置、33……胴体シール用溶着装置、34……ポイン
トシール用溶着装置、36……キャッチャー装置、37
……切断装置、38……排出コンベヤー装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山名 匠 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新神 戸電機株式会社内 (72)発明者 薮井 喜巳 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新神 戸電機株式会社内 (72)発明者 弘中 健介 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新神 戸電機株式会社内 (72)発明者 和田 容尚 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新神 戸電機株式会社内 (72)発明者 松林 敏 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新神 戸電機株式会社内 (72)発明者 兼岡 継雄 東京都中央区日本橋馬喰町1―4―16 藤 森工業株式会社内 (72)発明者 松本 裕史 東京都中央区日本橋馬喰町1―4―16 藤 森工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−147369(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】極板群の極柱部に熱溶着性合成樹脂からな
    る成形キャップが取付けられた極板群成形体が熱溶着性
    合成樹脂シートからなる外装容器内に配置され、前記成
    形キャップに前記外装容器の開口端縁部が液密に溶着さ
    れてなる密閉形鉛蓄電池の製造装置において、 前記熱溶着性合成樹脂シートがロール状に巻回された一
    対の合成樹脂シート原反と、 前記一対の合成樹脂シート原反から前記一対の熱溶着性
    合成樹脂シートを両側から対面部に所定のピッチで送給
    し、前記対面部から前記一対の熱溶着性合成樹脂シート
    を下方に垂下させるシート送給機構と、 前記一対の熱溶着性合成樹脂シートが前記所定ピッチで
    送給される毎に前記対面部の下部において前記一対の熱
    溶着性合成樹脂シートを幅方向に所定の幅で相互に溶着
    してサイドシール部を形成する第1の溶着装置と、 前記サイドシール部が形成される毎に前記一対の熱溶着
    性合成樹脂シートの間に前記対面部の上方から前記極板
    群成形体をその両側面が前記一対の熱溶着性合成樹脂シ
    ートの内側面と対向するようにして横向きに投入する極
    板群成形体投入装置と、 前記第1の溶着装置の下方に配置されて少なくとも前記
    一対の熱溶着性合成樹脂シートの幅方向の一方の縁部を
    それぞれ前記極板群成形体の前記成形キャップの両側面
    に液密に溶着する第2の溶着装置と、 前記第2の溶着装置の下方に配置されて前記サイドシー
    ル部を前記熱溶着性合成樹脂シートの幅方向に切断する
    シート切断装置とを備えてなる密閉形鉛蓄電池の製造装
    置。
  2. 【請求項2】前記極板群成形体投入装置は、前記極板群
    成形体を搬送する投入コンベヤー装置と、該投入コンベ
    ヤー装置によって搬送された前記極板群成形体を所定の
    姿勢で投入位置に導くガイドシュータと、前記投入位置
    に配置されて前記極板群成形体を前記側方溶着部が形成
    された後に前記一対の熱溶着性合成樹脂シートの間に投
    入するシャッター機構とからなる請求項1に記載の密閉
    形鉛蓄電池の製造装置。
  3. 【請求項3】前記第2の溶着装置と前記シート切断装置
    との間に前記シート送給機構と同期して、溶着された前
    記一対の熱溶着性合成樹脂シートを下方に移動させるキ
    ャッチャー装置が配置されている請求項2に記載の密閉
    形鉛蓄電池の製造装置。
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