JPH0616262B2 - Dp演算用メモリアドレス制御回路 - Google Patents

Dp演算用メモリアドレス制御回路

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JPH0616262B2
JPH0616262B2 JP63212720A JP21272088A JPH0616262B2 JP H0616262 B2 JPH0616262 B2 JP H0616262B2 JP 63212720 A JP63212720 A JP 63212720A JP 21272088 A JP21272088 A JP 21272088A JP H0616262 B2 JPH0616262 B2 JP H0616262B2
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清志 印藤
聡 三樹
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH0616262B2 publication Critical patent/JPH0616262B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ベクトル量子化に基づく単語音声認識にお
いて、ダイナミックプログラミング(以下DPと呼ぶ)
演算を高速に行うためのメモリアドレス制御回路に関す
るものである。
「従来の技術」 単語単位の認識方式において、単語辞書の表現にベクト
ル量子化の手法を導入することにより、単語辞書の記憶
量と認識の処理量の削減が可能となる。ベクトル量子化
手法を導入した認識方式では、DP演算に先立ち、ベク
トル量子化手法により予め作成されている数百程度の代
表的なスペクトルパタン(以下擬音素標準パタンと呼
ぶ)と入力音声の各フレームのスペクトルパタンとのス
ペクトル距離を計算し、距離マトリクスを作成する。D
P演算には上記距離マトリクスの中からDP演算の漸化
式に従い、必要な距離値を読みだし累積加算を行う。こ
の時、上記距離マトリクスをランダムにアクセスする必
要がある。汎用信号処理プロセッサ等で用いられている
メモリアドレス制御部では、メモリアクセス用にup/dow
nカウンタを持っているだけであり、ランダムアクセス
の場合には必要なアドレスを論理演算部で一度計算した
後アドレスカウンタに設定する必要がある。このため、
メモリアクセスの頻繁なDP演算ではアドレス生成のオ
ーバヘッドが大きくなり、処理時間の増大をまねく欠点
があった。
「課題を解決するための手段」 この発明においては、上記問題点を解決しDP演算時の
メモリアクセスを高速に行うことを目的とする。
入力音声の時間情報を示すフレーム番号が格納でき、か
つup/downが可能なカウンタと、ベクトル量子化された
擬音素標準パタンの番号を格納するレジスタと、DP演
算に必要な擬音素標準パタンの番号を退避しておくバッ
ファメモリと、上記カウンタへの入力音声フレーム番号
の設定及びカウンタのup/down制御、上記レジスタへの
擬音素標準パタン番号の設定、上記バッファメモリから
の擬音素標準パタン番号の読みだしを行う制御部とを持
ち、上記カウンタが距離マトリクスメモリの上位側アド
レス、上記レジスタが下位側アドレスを示すように構成
し、入力音声のフレーム番号の変更時には制御部からの
信号により、カウンタをup/downし、擬音素標準パタン
番号の変更時には上記バッファメモリに格納されている
擬音素標準パタン番号を上記レジスタに設定できるよう
にすることにより、DP演算時の距離マトリクスメモリ
アクセスのためのアドレス生成を高速に行う。
「実施例」 以下、図面に基づいて説明する。第1図は単語辞書とベ
クトル量子化に基づく単語音声認識において作成される
距離マトリクスとの関係を示す。第1図の距離マトリク
スは各入力音声フレームと全擬音素標準パタンとのスペ
クトル距離値が格納される。ここでdi nは入力音声フレ
ーム番号iのスペクトルパタンとn番目の擬音素標準パ
タンとのスペクトル距離を表す。擬音素標準パタン数は
計算の容易性から2のベキ乗(256,512,1024等)個が選
択される。スペクトル距離としては、例えばLPCケプ
ストラム距離、スペクトルのピークを重視したWLR距
離、WLR距離にパワー項を付加したPWLR距離等種
々の距離尺度が用いられる。
ある一つの単語辞書のjフレーム目と入力音声iフレー
ム目とのスペクトル距離dijは、以下の様にして距離マ
トリクスから読み出すことが出来る。
単語辞書からjフレーム目に格納されている擬音素番
号:nを読みだす。次に距離値マトリクスから入力音
声フレーム番号iと擬音素番号nで示される距離値d
i njを読みだす。上記di njが入力音声iフレーム目と単
語辞書jフレーム目とのスペクトル距離dijとなる。
次にDP演算に関して漸化式(1)を用いて説明する。漸
化式(1)を用いても、以降に述べるこの本発明の特徴に
関して一般性を失うものではない。(1)式におけるDP
演算の概念を第2図に示す。
但しG(k);累積距離値 G′;前の累積距離値 dij;入力音声iフレームと単語辞書jフレーム(擬音
素番号n)とのスペクトル距離値 漸化式(1)より一累積点の計算には、距離値データd
i-2,j-2、di-1,j-1、di,j-1、di-1,j、dijが必要となる。
それぞれの距離値は入力音声フレーム番号i,i-1,i-2、
擬音素番号nj-2、ni-1、njからアクセス可能である。
距離値データdi-2,j-2、di-1,j-1、di,j-1、di-1,j、dij
高速にアクセスし、DP演算を効率よく処理するために
考案したこの発明の実施例を第3図に示す。
1は入力音声フレーム番号が格納でき、かつup/down可
能なカウンタ、2は擬音素標準パタン番号を格納するレ
ジスタ、3はDP演算に必要な擬音素標準パタン番号を
退避しておくバッファメモリ、4はカウンタ1への入力
音声フレーム番号の設定及びカウンタ1のup/down制
御、レジスタ2への擬音素標準パタン番号の設定、バッ
ファメモリ3からの擬音素標準パタン番号の読みだしを
行う制御部、5は生成されたアドレスの出力端子であ
る。
ここで入力音声フレーム番号を距離マトリクスのベース
アドレス(上位側アドレス)とし、擬音素標準パタン番
号をオフセットアドレス(下位側アドレス)とすること
によりDP演算に必要な距離値を格納した距離マトリク
ス上のアドレスを示すことができる。例えば擬音素数を
256、距離マトリクスの先頭アドレスを0番地とした
場合、入力音声フレーム番号に対応する距離値マトリク
スのベースアドレスは、0,256×1,256×2,……,
256×(i-1);(ただしiは入力音声フレーム番号)と変
化する。仮にメモリアドレスのビット幅を16ビットと
した場合、上位8ビットを入力音声フレーム番号、下位
8ビットを擬音素番号とし、それぞれ第3図のカウンタ
1、レジスタ2に格納しておく。DP演算の漸化式(1)
とDP演算の概念図第2図とにより、ある一点の累積点
を計算する場合、入力音声フレーム番号は連続する3値
が必要となる。この値は入力音声フレーム番号を格納し
てあるカウンタ1をup/down制御することにより生成す
ることが出来る。従ってベースアドレスの変更時には制
御部4からのカウンタ1のup/down制御を行い、オフセ
ットアドレスの変更時にはバッファメモリ3に格納され
ている擬音素番号をレジスタ2に設定することによりア
ドレスの変更が可能となる。カウンタ1、レジスタ2に
より示されるアドレスは端子5を通して出力される。
この実施例によるアドレス生成例を第4図に示す。図は
di-2,j-2、di-1,j-1、dij、di-1,jを順次アクセスする例を
示している。各サイクルでの処理内容は以下の通りであ
る。なおカウンタ1には入力音声フレーム番号i−2が
設定されている状態を想定している。
サイクル1;バッファメモリ3より擬音素番号nj-2
読み出し本サイクルの最後でレジスタ2に設定する。
サイクル2;出力端5よりdi-2,j-2のアドレスを出力
する。
バッファメモリ3より擬音素番号nj-1を読み出し本サ
イクルの最後でレジスタ2に設定する。
カウンタ1を本サイクルの最後でカウントUP(+1)す
る。
サイクル3;出力端5よりdi-1,j-1のアドレスを出力
する。
バッファメモリ3より擬音素番号njを読み出し本サイ
クルの最後でレジスタ2に設定する。
カウンタ1を本サイクルの最後でカウントUP(+1)す
る。
サイクル4;出力端5よりdijのアドレスを出力する。
カウンタ2を本サイクルの最後でカウントdown(−1)
する。
サイクル5;出力端5よりdi-1,jのアドレスを出力す
る。
以上の処理により連続的に距離値di-2,j-2、di-1,j-1、d
ij、di-1,jがアクセス可能となる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば簡単な回路構成
によりベクトル量子化手法に基づいた単語音声認識にお
いて距離値をwaitサイクルなしに高速に読み出すことが
でき、メモリアクセスの頻繁なDP演算において、距離
値アドレス生成のオーバヘッドを削減でき認識処理時間
の短縮を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は単語辞書とベクトル量子化に基づく単語認識に
おいて作成される距離マトリクスとの関係を示す図、第
2図はDP演算の一例を示す概念図、第3図はこの発明
の一実施例を示すブロック図、第4図はアドレス生成の
一実施例を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】認識対象の単語辞書をベクトル量子化によ
    り作成されたスペクトルパタンの番号系列で表現し、そ
    の単語辞書と入力音声とのダイナミックプログラミング
    (DP)マッチングにより、単語認識を行う認識系にお
    いて、 入力音声の時間情報を示すフレーム番号が格納でき、か
    つup/down可能なカウンタと、 ベクトル量子化されたスペクトルパタンの番号を格納す
    るレジスタと、 演算に必要なスペクトルパタンの番号を退避しておくバ
    ッファメモリと、 上記カウンタへの入力音声フレーム番号の設定及びカウ
    ンタのup/down制御、上記レジスタへのスペクトルパタ
    ン番号の設定、上記バッファメモリからのスペクトルパ
    タン番号の読みだしを行う制御部とを持ち、 DP演算に用いる距離値データを格納してあるデータメ
    モリのアクセスに際して、上記カウンタが上記データメ
    モリの上位側アドレス、上記レジスタが下位側アドレス
    を示すよう構成し、 入力音声のフレーム番号の変更時には制御部からの信号
    により、上記カウンタをup/downし、スペクトルパタン
    番号の変更時には上記バッファメモリに格納されている
    スペクトルパタン番号を上記レジスタに設定できるよう
    にした事を特徴とするDP演算用メモリアドレス制御回
    路。
JP63212720A 1988-08-26 1988-08-26 Dp演算用メモリアドレス制御回路 Expired - Lifetime JPH0616262B2 (ja)

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JPH0259928A JPH0259928A (ja) 1990-02-28
JPH0616262B2 true JPH0616262B2 (ja) 1994-03-02

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