JPH0616232B2 - 同期信号処理回路 - Google Patents

同期信号処理回路

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JPH0616232B2
JPH0616232B2 JP62080820A JP8082087A JPH0616232B2 JP H0616232 B2 JPH0616232 B2 JP H0616232B2 JP 62080820 A JP62080820 A JP 62080820A JP 8082087 A JP8082087 A JP 8082087A JP H0616232 B2 JPH0616232 B2 JP H0616232B2
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JP
Japan
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input
voltage
synchronizing signal
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純一 百武
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、モニタテレビ、ディスプレイモニタ等に用
いられる、同期信号処理回路に関するものである。
〔従来の技術〕
ディスプレイモニタ等に入力される同期信号は、多種多
様な方式があり、水平同期信号と垂直同期信号とが分離
され入力される方式または混合されたままで入力される
方式の2方式が存在し、またそれらの振幅が1.0VP-P
ら5.0VP-Pまで種々のものがありさらにその極性につい
ても正負両極性のものがあり、これらの組合わせで多く
のものが存在しうる。これらの同期信号を処理するため
ディスプレイモニタには同期信号処理回路を設け該回路
において波形整形を行い、その出力の振幅と極性とが常
に一定になるようにしている。第2図はその従来例であ
る。
図において、13は容量、10はコンパレータ、V
基準電圧源、12は極性判定回路としてのロウパスフィ
ルタ(LPF)、11はEX−OR回路である。
入力された同期信号は容量13結合でコンパレータ10
に入力され、該コンパレータ10で基準電圧Vと比較
され、一定振幅で入力と同極性のままコンパレータより
出力される。その後出力の一方はEX−OR回路11に
直接入力される。LPF12は極性判定回路としての役
割を果たし、正極正入力ならばLow電圧、負極性入力な
らばHigh電圧を出力する。従ってEX−OR回路11の
出力には常に負極性かつ一定振幅の同期信号が得られ
る。
第3図(a)は正極性で振幅1VP-P、 第3図(b)は負極性で振幅5VP-Pでの各点の電圧波形を
示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の同期信号処理回路は以上の様に構成されており、
入力同期信号が1.0〜5.0VP-Pの振幅で、正負両極性の
場合でも、出力として一定の振幅及び一定の極性の同期
信号が得られるが、欠点として以下のものが挙げられ
る。
極性判定回路のためにコンデンサを必要とし、IC
化が困難である。このコンデンサは水平または垂直の周
波数を十分に減衰させるために1μF以上のものが必要
となり、IC化した場合には外部に該コンデンサを接続
するための端子が必要である。
極性判定回路の応答速度が遅いために、正から負、
または負から正へ極性が急激に変化した場合、正常な出
力が得られるまでに時間がかかる。
無入力時に出力がHighとなるかLowとなるかが不安
定であり、入力端子にノイズが混入した場合に何らかの
出力が出てしまう。本来無入力時には、第2図の例をと
ると、High電圧に固定されるのが望ましい。なぜなら入
力がある時には常に負極性の同期信号が出力され、その
Lowのタイミング時に次段の同期信号処理が能動的に行
われるため、無入力の時にHighつまり出力がある時の基
準電圧側(非能動側)であれば次段の回路も非能動動作
をするため都合がよいからである。
この発明は、上記のような従来のものの問題点に鑑みて
なされたもので、LPFによる極性判定回路を用いるこ
となく種々の同期信号入力に対し一定の同期信号出力を
得ることができる同期信号処理回路を得ることを目的と
している。
〔発明が解決しようとする問題点〕 この発明に係る同期信号処理回路は、入力電圧が2つの
基準電圧間のときLowをそれ以外のときはHighを出力す
るウインドウコンパレータを設け、入力同期信号の平均
電圧を上記2つの基準電圧の中間値になるように設定
し、かつ該入力同期信号を容量結合で上記ウインドウコ
ンパレータに入力するようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、ウインドウコンパレータを用い、
その2つの基準電圧を最適に設定するように構成したの
で極性判定回路を用いずに常に一定の振幅と一定の極性
の出力が得られ、かつ無入力時にも最適な出力を得るこ
とができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による同期信号処理回路の原
理図である。
図において、1はウインドウコンパレータ、13は結合
容量、V,V,Vは第1,第2,第3の基準電圧
源である。
次に動作について説明する。同期信号は容量結合で入力
されその平均DC電圧はV(第1の基準電圧)となる
ように基準電圧源Vと抵抗Rとで与えられ、その後
ウインドウコンパレータ1に入力される。点線内は2つ
のコンパレータ1a,1bとOR回路1cよりなるウイ
ンドウコンパレータであり、その比較基準電圧はV
(第3,第2の基準電圧)で設定されており、V
>Vの関係にしておく。すると、E点の電圧と出力の
電圧との関係は第4図のように、VとVとの間の電
圧の時には出力Low、V以上あるいはV以下では出
力はHighとなる。さらにVはVとVとの中点のD
C電圧に設定しておく。V−V=V−V=aと
する。いまaの電圧値を最適に設定すると、入力同期信
号が1〜5VP-Pの範囲に渡って、正極性でも負極性で
も、出力として、一定振幅の正極性同期信号が得られる
事が第4図よりわかる。
ここでaの電圧の設定については、d>a>cを常に満
足するように選べばよい。bの電圧の最小値は入力同期
信号の振幅が1VP-Pで、パルスデューティ比が最大の
時で、cの電圧の最大値は入力同期信号の振幅が5V
P-Pでパルスデューティ比が最大の時である。いま同期
信号のパルスデューティ比は水平同期信号で2〜10%、
垂直同期信号で0.3〜2%程度であるのが通常である。
以上よりbの電圧は900mV以上、cの電圧は500mV以
下となる。従ってaの電圧は900mV>a>500mVを満
足するように選べばよく、700mVが最適である。
以上の様にウインドウコンパレータを用い、入力信号の
平均DC電圧(V)と比較基準電圧(V,V)と
を最適に設定すれば種々の入力同期信号に対し、常に一
定の極性かつ振幅の出力が得られる。
更に、本実施例では無入力時にはLow電圧の出力となる
ので、次段の回路を能動的に動作させてしまう事もな
く、またノイズが含まれていても±700mV以内であれ
ば出力はLowのままである。さらに極性判定回路も不要
のため、コンデンサもなく、IC化も容易で応答速度も
早い。
第5図は本発明の原理に基づき、これをIC化した場合
の実施例である。本実施例は2つの差動増幅器1d,1
eを用いてコンパレータ1a,1b及びOR回路1cを
構成したものであり、この実施例の構成ではV
,Vの設定はR,R,R,Rの抵抗比に
よって容易に設定できる。また、出力はこの例では負極
性の同期信号でVCCを基準電圧として(VCC−R×
I)で示される電圧まで下がる。無信号時の出力はVCC
となる。
なお、上記実施例では、V−V=V−V=700
mVになるように設定したが、入力される同期信号の種
類によっては必ずしもこの関係である必要がない事は明
白である。また基準電圧の絶対値は直接は関与せず、V
,V,Vの電位差のみで特性は決定される。
このように、本実施例では (i)無入力時には出力として出力がある時の基準電圧
側(非能動側)の電圧が得られるため、次段回路との結
合が容易であり、 (ii)無入力時での耐ノイズ性に強い。
(iii)また基準電圧の設定精度が要求されないため、
IC化が容易で、 (iv)応答が早く、 (v)コンデンサが不要のため、IC化が容易で、しか
もIC化した時の端子数が従来に比し少なくなる。
(vi)また水平同期信号,垂直同期信号,複合同期信号
のどれに対しても応用できる。この複合同期信号に対し
ても適用できる理由は、複合同期信号は水平同期信号と
垂直同期信号とが加わったものであるが、前述の様に垂
直のデューテイサイクルは水平に比べ十分小さく、従っ
て複合同期信号のデューティサイクルは殆ど水平のそれ
に等しいためである。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る同期信号処理回路によれ
ば、ウインドウコンパレータに容量結合で同期信号を入
力しかつその平均電圧をウインドウコンパレータの2つ
の基準電圧の中間の値になるように設定したので、時定
数回路による極性判別回路を設けることなく種々の同期
信号入力に対して一定の同期信号出力が可能となる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による同期信号処理回路の原
理的構成を示す回路図、第2図は従来の同期信号処理回
路を示す回路図、第3図は従来例の各点の電圧波形を示
す図で、第3図(a)は入力同期信号が1VP-Pのときの波
形図、第3図(b)は5VP-Pのときの波形図である。第4
図は入力同期信号に対するウインドウコンパレータの入
出力特性を示す図、第5図は第1図の実施例をIC化し
た際の回路構成を示す図である。 図において、1はウインドウコンパレータ、V
,Vは基準電圧源、13はコンデンサである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号電圧が2つの基準電圧の間にある
    ときはハイまたはロウをそれ以外のときにはロウまたは
    ハイを出力する機能を有し容量結合で入力された入力同
    期信号の極性,振幅を一定にするためのウインドウコン
    パレータと、 上記入力同期信号の平均電圧をVに設定するための第
    1の基準電圧源と、 上記ウインドウコンパレータの2つの基準電圧V,V
    をV<V<Vなる関係が成立するように設定す
    る第2,第3の基準電圧源とを備えたことを特徴とする
    同期信号処理回路。
  2. 【請求項2】上記ウインドウコンパレータは、2つの差
    動増幅器からなり、 該両差動増幅器の一方の差動トランジスタのベースには
    結合容量を介して入力同期信号が入力され、 他方の差動トランジスタのベースにはそれぞれ上記第
    2,第3の基準電圧源が接続され共通接続されたコレク
    タから波形整形された同期信号が出力されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の同期信号処理回路。
JP62080820A 1987-03-31 1987-03-31 同期信号処理回路 Expired - Fee Related JPH0616232B2 (ja)

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JPH0823458A (ja) * 1994-07-05 1996-01-23 Nec Corp 同期検出回路

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