JPH06162317A - 自動支払機などの立ち上げ時加温装置 - Google Patents
自動支払機などの立ち上げ時加温装置Info
- Publication number
- JPH06162317A JPH06162317A JP4353451A JP35345192A JPH06162317A JP H06162317 A JPH06162317 A JP H06162317A JP 4353451 A JP4353451 A JP 4353451A JP 35345192 A JP35345192 A JP 35345192A JP H06162317 A JPH06162317 A JP H06162317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- startup
- cash dispenser
- automatic cash
- automatic payment
- payment machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 寒冷地の冬期における朝一番の立ち上げ時
に、自動支払機などの内部結露を防止して、立ち上げ時
のトラブルを未然に防止することができる。 【構成】 金属製箱状ケース内に断熱体を設けるととも
に、この断熱体の上面に面状発熱体を設け、かつこの面
状発熱体の上面に金属体を設け、前記金属製箱状ケース
の上端両側部に、自動支払機などの内部に配置した電気
回路近傍の外部に着脱自在に取り付けるための取り付け
部を設けた。
に、自動支払機などの内部結露を防止して、立ち上げ時
のトラブルを未然に防止することができる。 【構成】 金属製箱状ケース内に断熱体を設けるととも
に、この断熱体の上面に面状発熱体を設け、かつこの面
状発熱体の上面に金属体を設け、前記金属製箱状ケース
の上端両側部に、自動支払機などの内部に配置した電気
回路近傍の外部に着脱自在に取り付けるための取り付け
部を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばキャッシュコー
ナーの自動支払機や自動販売機などの立ち上げ時加温装
置に関し、特に寒冷地の冬期における朝一番の立ち上げ
時の作動を良好にすることができるようにしたものであ
る。
ナーの自動支払機や自動販売機などの立ち上げ時加温装
置に関し、特に寒冷地の冬期における朝一番の立ち上げ
時の作動を良好にすることができるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばキャッシュコーナーは、防
犯,防火上素通しで火の気のない場所に設置されている
ことが多い。従ってこのキャッシュコーナーに設置され
ている自動支払機などは、特に寒冷地の冬期における朝
一番の立ち上げ時において、寒さのためその立上りに時
間がかかっていた。そこで、従来はキャッシュコーナー
全体を暖房したり、あるいは自動支払機中に加温装置を
組み込むなどして立ち上げ時間の迅速化を図ることが試
みられていた。しかしながら、上記のようにキャッシュ
コーナー全体を暖房したり、自動支払機中に加温装置を
組み込むことは、設備に多大な費用を要するばかりでな
く、その保守、管理も面倒となり、経済的負担が大き
く、簡単に実施することができないのが、実情であっ
た。
犯,防火上素通しで火の気のない場所に設置されている
ことが多い。従ってこのキャッシュコーナーに設置され
ている自動支払機などは、特に寒冷地の冬期における朝
一番の立ち上げ時において、寒さのためその立上りに時
間がかかっていた。そこで、従来はキャッシュコーナー
全体を暖房したり、あるいは自動支払機中に加温装置を
組み込むなどして立ち上げ時間の迅速化を図ることが試
みられていた。しかしながら、上記のようにキャッシュ
コーナー全体を暖房したり、自動支払機中に加温装置を
組み込むことは、設備に多大な費用を要するばかりでな
く、その保守、管理も面倒となり、経済的負担が大き
く、簡単に実施することができないのが、実情であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、通常は、上
記のようにキャッシュコーナー全体を暖房したり、自動
支払機中に加温装置を組み込むことが簡単にできないた
め、立ち上げ時に時間がかかるという問題点があったば
かりでなく、自動支払機が作動して機内の温度が上昇す
ると、機外との温度差により自動支払機中に内部結露が
発生し、この内部結露によって、自動支払機中に内蔵さ
れたセンサーなどの電気回路が誤動作し、トラブルを発
生するなどの問題点があった。
記のようにキャッシュコーナー全体を暖房したり、自動
支払機中に加温装置を組み込むことが簡単にできないた
め、立ち上げ時に時間がかかるという問題点があったば
かりでなく、自動支払機が作動して機内の温度が上昇す
ると、機外との温度差により自動支払機中に内部結露が
発生し、この内部結露によって、自動支払機中に内蔵さ
れたセンサーなどの電気回路が誤動作し、トラブルを発
生するなどの問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決することを目的とし、金属製箱状ケース内に断熱体を
設けるとともに、この断熱体の上面に面状発熱体を設
け、かつこの面状発熱体の上面に金属体を設け、前記金
属製箱状ケースの上端両側部に、自動支払機などの内部
に配置した電気回路近傍の外部に着脱自在に取り付ける
ための取り付け部を設けたことを特徴とするものであ
る。
決することを目的とし、金属製箱状ケース内に断熱体を
設けるとともに、この断熱体の上面に面状発熱体を設
け、かつこの面状発熱体の上面に金属体を設け、前記金
属製箱状ケースの上端両側部に、自動支払機などの内部
に配置した電気回路近傍の外部に着脱自在に取り付ける
ための取り付け部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【実施例】図1〜図3は、本発明の自動支払機などの立
ち上げ時加温装置の好適な一実施例を示す図であり、図
1は本発明の加温装置を自動支払機に設置した状態を示
す側面図、図2は本発明の加温装置の斜視図、図3は本
発明の加温装置の断面図である。
ち上げ時加温装置の好適な一実施例を示す図であり、図
1は本発明の加温装置を自動支払機に設置した状態を示
す側面図、図2は本発明の加温装置の斜視図、図3は本
発明の加温装置の断面図である。
【0006】各図は本発明の自動支払機などの立ち上げ
時加温装置の好適な一実施例を示し、図1において、1
は内部にセンサーなどの電気回路を配置した自動支払機
であり、2はこの自動支払機1などの内部に配置したセ
ンサーなどの電気回路近傍の外部に着脱自在に取り付け
た図2〜図3に示す本発明の立ち上げ時加温装置であ
る。
時加温装置の好適な一実施例を示し、図1において、1
は内部にセンサーなどの電気回路を配置した自動支払機
であり、2はこの自動支払機1などの内部に配置したセ
ンサーなどの電気回路近傍の外部に着脱自在に取り付け
た図2〜図3に示す本発明の立ち上げ時加温装置であ
る。
【0007】この本発明の立ち上げ時加温装置2におい
て、3は金属製箱状ケースであり、この金属製箱状ケー
ス3の内部には断熱体4が設けられ、この断熱体4の上
面に例えばプラヒートのごとき面状発熱体5が設けられ
ている。この面状発熱体5の上面には金属体6が設けら
れ、熱伝達性を良くしてある。さらに前記金属製箱状ケ
ース3の上端両側部を若干折曲して、この部分に、自動
支払機1などの内部に配置したセンサーなどの電気回路
近傍の外部(本発明の実施例では、自動支払機1の底
部)に着脱自在に取り付けるための例えば磁石,マジッ
クファスナー,接着材などからなる取り付け部7が設け
られている。
て、3は金属製箱状ケースであり、この金属製箱状ケー
ス3の内部には断熱体4が設けられ、この断熱体4の上
面に例えばプラヒートのごとき面状発熱体5が設けられ
ている。この面状発熱体5の上面には金属体6が設けら
れ、熱伝達性を良くしてある。さらに前記金属製箱状ケ
ース3の上端両側部を若干折曲して、この部分に、自動
支払機1などの内部に配置したセンサーなどの電気回路
近傍の外部(本発明の実施例では、自動支払機1の底
部)に着脱自在に取り付けるための例えば磁石,マジッ
クファスナー,接着材などからなる取り付け部7が設け
られている。
【0008】8はコンセント9により電源に接続され、
前記面状発熱体5に接続されている安全装置付コントロ
ーラである。この安全装置付コントローラ8は、ヒータ
ー温度を0〜50℃に設定でき、かつ室温を0〜30℃
に設定でき、無段階制御できるようになっている。これ
らの温度制御は、例えば金属サーミスタによりオン・オ
フされるようになっている。また、24時間タイマーに
より適宜の作動時間を設定できるようになっている。
前記面状発熱体5に接続されている安全装置付コントロ
ーラである。この安全装置付コントローラ8は、ヒータ
ー温度を0〜50℃に設定でき、かつ室温を0〜30℃
に設定でき、無段階制御できるようになっている。これ
らの温度制御は、例えば金属サーミスタによりオン・オ
フされるようになっている。また、24時間タイマーに
より適宜の作動時間を設定できるようになっている。
【0009】このように、特に冬期において自動支払機
1などに、金属製箱状ケース3内に断熱体4を設けると
ともに、この断熱体4の上面に面状発熱体5を設け、か
つこの面状発熱体5の上面に金属体6を設け、前記金属
製箱状ケース3の上端両側部に、自動支払機1などに着
脱自在に取り付けるための取り付け部7を設けた本発明
の立ち上げ時加温装置2を、前記取り付け部7により自
動支払機1などの内部に配置したセンサーなどの電気回
路近傍の外部に取り付け、さらに前記安全装置付コント
ローラ8を調節してヒーター温度を寒さに応じて適宜温
度に設定し、室温をほぼ20〜23℃に設定し、タイマ
ーにより作動時間を朝一番の立ち上げ時に設定すると、
この朝一番の立ち上げ時に前記電気回路が暖められ、寒
さのための温度差により発生する自動支払機などの内部
結露を防止することができる。
1などに、金属製箱状ケース3内に断熱体4を設けると
ともに、この断熱体4の上面に面状発熱体5を設け、か
つこの面状発熱体5の上面に金属体6を設け、前記金属
製箱状ケース3の上端両側部に、自動支払機1などに着
脱自在に取り付けるための取り付け部7を設けた本発明
の立ち上げ時加温装置2を、前記取り付け部7により自
動支払機1などの内部に配置したセンサーなどの電気回
路近傍の外部に取り付け、さらに前記安全装置付コント
ローラ8を調節してヒーター温度を寒さに応じて適宜温
度に設定し、室温をほぼ20〜23℃に設定し、タイマ
ーにより作動時間を朝一番の立ち上げ時に設定すると、
この朝一番の立ち上げ時に前記電気回路が暖められ、寒
さのための温度差により発生する自動支払機などの内部
結露を防止することができる。
【0010】なお、本実施例においては、本発明の立ち
上げ時加温装置2を自動支払機に取り付けた場合を説明
したが、これに限らず例えばキップなどの自動販売機な
どに取り付けても、本特許請求の範囲を逸脱するもので
はない。
上げ時加温装置2を自動支払機に取り付けた場合を説明
したが、これに限らず例えばキップなどの自動販売機な
どに取り付けても、本特許請求の範囲を逸脱するもので
はない。
【0011】
【発明の効果】本発明の自動支払機などの立ち上げ時加
温装置は、上述のように金属製箱状ケース内に断熱体を
設けるとともに、この断熱体の上面に面状発熱体を設
け、かつこの面状発熱体の上面に金属体を設け、前記金
属製箱状ケースの上端両側部に、自動支払機などの内部
に配置した電気回路近傍の外部に着脱自在に取り付ける
ための取り付け部を設けたものであるから、特に寒冷地
の冬期において自動支払機などの外部から簡単に取り付
けることができ、朝一番の立ち上げ時に前記電気回路が
暖められ、寒さのための温度差により発生する自動支払
機などの内部結露を確実に防止することができ、立ち上
げ時のトラブルを未然に防止することができ、取扱いが
容易にして、極めて経済的であるなどの効果を有する。
温装置は、上述のように金属製箱状ケース内に断熱体を
設けるとともに、この断熱体の上面に面状発熱体を設
け、かつこの面状発熱体の上面に金属体を設け、前記金
属製箱状ケースの上端両側部に、自動支払機などの内部
に配置した電気回路近傍の外部に着脱自在に取り付ける
ための取り付け部を設けたものであるから、特に寒冷地
の冬期において自動支払機などの外部から簡単に取り付
けることができ、朝一番の立ち上げ時に前記電気回路が
暖められ、寒さのための温度差により発生する自動支払
機などの内部結露を確実に防止することができ、立ち上
げ時のトラブルを未然に防止することができ、取扱いが
容易にして、極めて経済的であるなどの効果を有する。
【図1】本発明の加温装置を自動支払機に設置した状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図2】本発明の加温装置の斜視図である。
【図3】本発明の加温装置の断面図である。
1 自動支払機 2 立ち上げ時加温装置 3 金属製箱状ケース 4 断熱体 5 面状発熱体 6 金属体 7 取り付け部 8 安全装置付コントローラ 9 コンセント
Claims (1)
- 【請求項1】 金属製箱状ケース内に断熱体を設けると
ともに、この断熱体の上面に面状発熱体を設け、かつこ
の面状発熱体の上面に金属体を設け、前記金属製箱状ケ
ースの上端両側部に、自動支払機などの内部に配置した
電気回路近傍の外部に着脱自在に取り付けるための取り
付け部を設けたことを特徴とする自動支払機などの立ち
上げ時加温装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4353451A JPH06162317A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 自動支払機などの立ち上げ時加温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4353451A JPH06162317A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 自動支払機などの立ち上げ時加温装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06162317A true JPH06162317A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18430942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4353451A Pending JPH06162317A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 自動支払機などの立ち上げ時加温装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06162317A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016110551A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | サンデンホールディングス株式会社 | 自動販売機 |
US10310655B1 (en) * | 2018-06-11 | 2019-06-04 | Capital One Services, Llc | Heated ATM touch screen |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP4353451A patent/JPH06162317A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016110551A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | サンデンホールディングス株式会社 | 自動販売機 |
US10310655B1 (en) * | 2018-06-11 | 2019-06-04 | Capital One Services, Llc | Heated ATM touch screen |
US11042235B2 (en) | 2018-06-11 | 2021-06-22 | Capital One Services, Llc | Heated ATM touch screen |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4313048A (en) | Thermostatically controlled externally mounted electric aquarium heater | |
JPH06162317A (ja) | 自動支払機などの立ち上げ時加温装置 | |
JPH06162306A (ja) | 加温装置付自動支払機 | |
US4333626A (en) | Aquarium heater | |
JP2987376B2 (ja) | バッテリーの保温装置 | |
JP3426555B2 (ja) | 蓄熱暖房装置 | |
JPS59118120A (ja) | 沸騰検知装置付湯沸器 | |
JPH0548019Y2 (ja) | ||
JPS59107138A (ja) | 電気湯沸器 | |
JPS63134347U (ja) | ||
JP2000330648A (ja) | 保温装置 | |
JPH07310978A (ja) | 冷蔵庫の制御部 | |
JPS591350Y2 (ja) | ヒ−タ過熱防止構造 | |
JP2546064Y2 (ja) | アンテナ融雪機 | |
JPH0615260Y2 (ja) | 給湯器の凍結防止装置 | |
JPS6239444Y2 (ja) | ||
JPS6113882Y2 (ja) | ||
JPS6026476Y2 (ja) | 電気ヒ−タ− | |
JPH05125Y2 (ja) | ||
JPH08215107A (ja) | 便座便蓋の緩閉止装置 | |
JP2757791B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JPH0445653Y2 (ja) | ||
JPH0334599Y2 (ja) | ||
JPS5825203Y2 (ja) | 温水循環式暖房用放熱器 | |
JPH0641629U (ja) | 温蔵庫 |