JPH0616207U - ガムテープ貼着式の封函装置 - Google Patents

ガムテープ貼着式の封函装置

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JPH0616207U
JPH0616207U JP5433192U JP5433192U JPH0616207U JP H0616207 U JPH0616207 U JP H0616207U JP 5433192 U JP5433192 U JP 5433192U JP 5433192 U JP5433192 U JP 5433192U JP H0616207 U JPH0616207 U JP H0616207U
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box
water
gum
tape
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勝義 毛利
定司 毛利
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勝義 毛利
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、供給されるガムテープの移動速度に
関係なく、何時でも該ガムテープの糊添付面に所定量の
水を塗布することが出来ると共に、該水が塗布されたガ
ムテープを所定の長さで、且つ確実に函体まで案内する
ことが出来ると共に、函体の座窟等の変形をも防止し
て、確実に、しかも綺麗にガムテープを貼着して該函体
を封函することが出来る極めて優れたガムテープ貼着式
の封函装置を提供するものである。 【構成】少なくとも一対の対面する封函片が設けられた
函体の該封函片を、ガムテープの貼着によって封着する
ガムテープ貼着式の封函装置に於いて、該封函装置本体
には、該封函片の相互に跨がって貼着されるべく順次排
出されるガムテープを前記封函片に押圧する少なくとも
2基の押圧ローラーが、前記函体の搬送方向に沿って所
定の間隔を有して設けられてなり、しかも該押圧ローラ
ーの各々が、一端側が回転自在に軸支されたアーム体の
他端側に設けられてなると共に、該アーム体の夫々の回
転動を介して相互が接離自在に設けたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガムテープ貼着式の封函装置、更に詳しくは封函片が設けられた函 体の該封函片を、ガムテープの貼着によって該函体に封着するためのガムテープ 貼着式の封函装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のガムテープ貼着式の封函装置としては図7に示す様に、封函装 置本体15の上部にガムテープドラム16が設けられ、且つ該ガムテープドラム16の 下方には、該ガムテープドラム16から供給されるガムテープ16a を垂下させて保 持すると共に、該ガムテープ16a の糊添付面16b に所定量の水を塗布する水塗布 装置17が、錘18等によって該糊添付面側に付勢(矢印E)されるべく振子状に吊 設されると共に、前記垂下されたガムテープ16a の被糊添付面16c 側には、順次 搬送されてくる函体19に対面(図示せず)して設けられた封函片19a の相互に跨 がって貼着されるガムテープ16a を、該封函片19a に押圧する2基の押圧ローラ ー20,20a が、一端側が同軸21で軸支された2本のアーム22,22a の他端側に所 定の間隔で前後に位置ずれして設けられたものである。
【0003】 即ち、上記構成からなる封函装置に於いては、搬送されてきた函体19の前面部 19b が、前記垂下されたガムテープ16a の糊添付面16b に接触すると同時に前記 押圧ローラーの一方が前記ガムテープ16a の糊添付面16b と接触する函体19の前 面部19b を押圧すると共に、他方の押圧ローラーが該函体19の封函片19a の相互 に跨がって貼着されるガムテープ16a を、前記封函片19a に押圧することによっ て所望の封函作業を行うことが出来るものである。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のガムテープ貼着式の封函装置には下記の様な問題点 があった。
【0004】 即ち、上記ガムテープ貼着式の封函装置に設けられた2基の押圧ローラーは、 垂下されたガムテープの糊添付面に接触すると同時に該押圧ローラーの一方が前 記ガムテープの糊添付面と接触する函体の前面部を押圧すると共に、他方の押圧 ローラーが該函体の封函片の相互に跨がって貼着されるガムテープを、前記封函 片に押圧することから、前記函体の前面部の押圧と封函片部の押圧が同時に前記 2基の押圧ローラーに押圧されることによって前記函体の前面部に貼着されたガ ムテープが確実に貼着する前に外れてしまうだけでなく、該函体の角部が座窟す べく変形してしまうと共に、ガムテープにも皺や弛みが生じてしまう。
【0005】 更に、上記ガムテープ貼着式の封函装置に設けられた水塗布装置はガムテープ の糊添付面側に付勢されることにより該ガムテープの糊添付面に所定量の水を塗 布することが出来るものであるが、如何せん、単に錘等によって前記糊添付面に 付勢されて該糊添付面に当接するだけでは移動するガムテープの糊添付面に必要 十分な水を万遍なく塗布することは出来ず、更に該水の塗布量を多くすれば該ガ ムテープの下方に位置決めされた函体に水が垂れて該函体が使用不可能になると いう種々の問題があった。
【0006】 而して、本考案は上記種々の問題を全て解決するものであり、供給されるガム テープの移動速度に関係なく、何時でも該ガムテープの糊添付面に所定量の水を 塗布することが出来ると共に、該水が塗布されたガムテープを所定の長さで、且 つ確実に函体まで案内することが出来ると共に、函体の座窟等の変形をも防止し て、確実に、しかも綺麗にガムテープを貼着して該函体を封函することが出来る 極めて優れたガムテープ貼着式の封函装置を提供することを課題とするものであ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するために以下の手段を講じたものである。
【0008】 即ち、本考案は、少なくとも一対の対面する封函片が設けられた函体の該封函 片を、ガムテープの貼着によって封着するガムテープ貼着式の封函装置に於いて 、該封函装置本体には、該封函片の相互に跨がって貼着されるべく順次排出され るガムテープを前記封函片に押圧する少なくとも2基の押圧ローラーが、前記函 体の搬送方向に沿って所定の間隔を有して設けられてなり、しかも該押圧ローラ ーの各々が、一端側が回転自在に軸支されたアーム体の他端側に設けられてなる と共に、該アーム体の夫々の回転動を介して相互が接離自在に設けられた点にあ る。
【0009】 更に、前記封函装置本体には、連続供給されるガムテープを、略水平状態にす る水平ガイドと、該水平ガイドを介して略水平状態で移動するガムテープの糊添 付面に所定量の水を塗布する水塗布装置と、該水塗布装置を介して糊添付面に所 定量の水が塗布されたガムテープを所定の長さに切断する切断装置と、該切断装 置によって切断され、且つ略水平状態で排出されるガムテープを略垂直方向に転 向させて前記函体まで案内する垂直ガイドとが設けられた点にある。
【0010】
【作用】
即ち、上記構成からなるガムテープ貼着式の封函装置に於いては、順次排出さ れるガムテープを前記封函片に押圧する少なくとも2基の押圧ローラーが、前記 函体の搬送方向に沿って所定の間隔を有して設けられ、しかも該押圧ローラーの 各々が、一端側が回転自在に軸支されたアーム体の他端側に設けられてなると共 に、該アーム体の夫々の回転動を介して相互が接離自在に設けられてなることか ら、搬送されてきた函体の前面部が、前記垂下されたガムテープの糊添付面に接 触すると同時に前記押圧ローラーの一方が前記函体の前面部を押圧しつつ、該ガ ムテープの先端部へ移動した後、再び該先端部から封函片部へと移動することで 確実にガムテープの先端部を函体の前面部に確実に貼着させることが出来ると共 に、前記封函片部へと移動した押圧ローラーによって封函片を押圧することが出 来る。
【0011】 更に、上記構成からなるガムテープ貼着式の封函装置に於いては、該封函装置 本体に、連続供給されるガムテープを略水平状態にする水平ガイドと、該水平ガ イドを介して略水平状態で供給されるガムテープの糊添付面に所定量の水を塗布 する水塗布装置とが設けられてなることから、該水塗布装置の水吐出部を前記ガ ムテープが密着した状態で摺動することで常に所定量の水を該ガムテープの糊添 付面に万遍なく塗布することが出来る。
【0012】 更に、上記構成からなるガムテープ貼着式の封函装置には、前記水塗布装置を 介して糊添付面に所定量の水が塗布されたガムテープを所定の長さに切断する切 断装置と、該切断装置によって切断され、且つ略水平状態で排出されるガムテー プを略垂直方向に転向させ、且つ前記箱体まで案内する垂直ガイドとが設けられ てなることから、前記水が塗布され、しかも水平状態で排出されるガムテープを 所定の長さで、且つ確実に前記函体まで転向させて案内することが出来る。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
【0014】 図1乃至図3に於いて、1はガムテープ貼着式の封函装置本体を示す。
【0015】 2は供給されるガムテープ6を略水平状態とするために、該ガムテープ6を上 下より挾持する一対の水平挾持体8a,8bとからなる水平ガイドを示し、前記ガム テープ貼着式の封函装置本体1の略中央部に螺子等によって取付けられてなる。
【0016】 尚、上記水平挾持体8a,8bの双方には、モーター(図示せず)等の駆動手段に よって所定の方向に回転(矢印B)し、且つ前記ガムテープ6の表裏面を同時に 押圧し挾持することで該ガムテープ6を移動(矢印C)させる回転ローラー9a, 9bが設けられてなる。
【0017】 3は上記回転ローラー9a,9bによって移動する(矢印C)ガムテープ6の糊添 付面6aに水を塗布するための水塗布装置を示し、内部に水を貯留可能な引出状の 水貯留ケース3aと、該水貯留ケース3aに貯留された水を毛細管現象によって汲み 上げて吐出する水吐出部3bとからなり、前記水平ガイド2の後方に螺子等によっ て取付けられてなる。
【0018】 尚、上記水塗布装置3の上方には、該水塗布装置3の水貯留ケース3aに貯留さ れた水を温めて常に一定の温度に保つことで、該水が塗布された前記ガムテープ の糊添付面の糊の粘着状態を高めるためのヒーター12及び前記水吐出部3b上を摺 動するガムテープ6を押圧することで、該ガムテープ6の糊添付面6aに万遍なく 水を塗布させるための押圧装置13が設けられてなる。
【0019】 4は上記水塗布装置3によって糊添付面6aに水が塗布されると共に、前記水平 ガイドに設けられた回転ローラー9a,9bを介して移動するガムテープ6を所定の 長さに切断するための切断刃4aを具備した切断装置を示し、ソレノイドコイル、 カム又は歯車等の駆動手段(図示せず)を介して前記ガムテープ6を切断すべく 上下動(矢印D)する構成からなる。
【0020】 5は上記水塗布装置3から略水平状態で排出されるガムテープ6を略垂直方向 に転向するための垂直ガイドを示し、該ガムテープ6を挾持すべく対向して設け られた少なくとも一対の垂直挾持体10a ,10b とからなり、前記水塗布装置3の 後方に設けられてなる。
【0021】 尚、上記垂直ガイド5を構成する垂直挾持体10a ,10b は図4に示す様に、前 記ガムテープ6の長さ方向に沿うべく形成された複数の板体11と、各板体11間に 介在される複数のカラー13と、該板体11及びカラー13に貫通することで該板体11 及びカラー13より構成された垂直挾持体10a ,10b を装置本体1に取り付けるた めのボルト14とにより構成されてなる。
【0022】 7a,7bは順次搬送されてくる函体19の対面する封函片19a (片方図示せず)の 相互に跨がって貼着されるべく順次排出されるガムテープ6を前記封函片に押圧 する少なくとも2基の押圧ローラーを示し、前記函体19の搬送方向に沿って所定 の間隔を有して設けられ、しかも該押圧ローラー7a,7bの各々は、一端側が回転 自在に軸支7e,7fされたアーム体7c 7dの他端側に設けられてなると共に、該ア ーム体の夫々の回転動を介して相互が接離自在に設けられてなる。
【0023】 本実施例に係るガムテープ貼着式の封函装置は以上の構成からなるが、次に係 る封函装置を使用し、連続搬送されてくる函体7の封函片7aを該函体7に封着す る場合について説明する。
【0024】 先ず、図2に示す様に、供給されたガムテープ6は水平ガイド2によって略水 平状態にされると共に、該水平ガイド2を構成する水平挾持体8a,8bの双方に設 けられた回転ローラー9a,9bによって後方に設けられた水塗布装置3まで移動す ることになる。
【0025】 従って、上記水塗布装置3まで移動したガムテープ6は、図3に示す様に該ガ ムテープ6の糊添付面6aを該水塗布装置3の水吐出部3bに密着させて摺動するこ とから、該ガムテープ6の糊添付面6aには万遍なく所定量の水が塗布されること になる。
【0026】 よって、所定量の水が塗布されたガムテープ6は該水塗布装置3から略水平状 態で排出されつつ、垂直ガイド5を構成する一対の垂直挾持体10a ,10b に挾持 されることによって垂直方向に転向されると共に、切断装置4を介して所定の長 さに切断されて排出されることになる。
【0027】 尚、上記の如く切断されて排出されたガムテープ6は図5(イ)に示す様に、 順次搬送されてくる函体19の前面部19b に接触すると共に該前面部19b 並びに前 記押圧ローラー7a,7bによって挾持されることとなるが、この時該押圧ローラー 7a,7bの各々は、一端側が回転自在に軸支7e,7fされたアーム体7c 7dの夫々の 回転動を介して相互が接近(矢印E,矢印F)することとなる。
【0028】 従って、上記の様に押圧ローラー7a,7bの相互が、一端側が回転自在に軸支7e ,7fされたアーム体7c 7dを介して接近(矢印E,矢印F)すべく回転動するこ とによって、前記前方側の押圧ローラー7aは搬送されてきた函体19の前面部19b が、前記垂下されたガムテープ6の糊添付面に接触すると同時に前記押圧ローラ ー7aが前記函体19の前面部19b を押圧しつつ、該ガムテープ6の先端部へ移動し た後、再び該先端部から封函片部へと、同図(ロ)の様に移動することで確実に ガムテープ6の先端部を函体19の前面部19b に確実に貼着させることが出来ると 共に、前記封函片部へと移動した2基の押圧ローラー7a,7bによって封函片19a を押圧することが出来る。
【0029】 更に、図6(イ)に示す様に、2基の押圧ローラー7a,7bによって封函片19a を押圧されて搬送される函体19が、該封函片19a の終了位置まで搬送された後に は、同図(ロ)に示す様に、前記押圧ローラー7a,7bは相互に離間すべく離れる (矢印G,矢印H)ことによって初期設定の位置まで戻ることとなるが、この時 後方の押圧ローラー7bは、前記封函片19a の終了位置から前記函体19の後面部19 c へ移動する際に、ガムテープ6を押圧しつつ該ガムテープ6の後端部に移動し 再び該ガムテープ6の後端部から封函片部へと移動することで確実に該ガムテー プ6の後端部を函体19の後面部19c に確実に貼着させることが出来るのである。
【0030】 尚、上記実施例に於いて、ガムテープ貼着式の封函装置には、順次搬送されて くる函体の封函片の相互に跨がって貼着されるべく順次排出されるガムテープを 前記封函片に押圧する少なくとも2基の押圧ローラーが、前記函体の搬送方向に 沿って所定の間隔を有して設けられてなり、しかも該押圧ローラーの各々が、一 端側が回転自在に軸支されたアーム体の他端側に設けられてなると共に、該アー ム体の夫々の回転動を介して相互が接離自在に設けられてなるが、例えば前記2 基の押圧ローラーが、図7の様に、前記封函装置本体に着脱自在に設けられた函 体7に一体的に具備されて相互が接近(矢印J)及び離間(矢印I)すべく設け られていてもよく、該押圧ローラー、アーム体の形状、数量、取付け箇所、更に 該アーム体の駆動機構等も決して限定されるものではなく、函体の下面部に設け られた封函片を押圧すべく封函装置の下方に上向きで設けられていてもよく、更 に、上下面部双方に設けられた封函片を押圧すべく前記函体の上方、下方に対向 して複数台設置されていてもよい。
【0031】 尚、上記実施例に於いて、供給されるガムテープを略水平状態とする水平ガイ ドは、該ガムテープを挾持し、且つ所定の方向に移動させるための回転ローラー を具備した少なくとも一対の水平挾持体からなるが、回転ローラーの有無は決し て必須の要件ではなく、又水平ガイドも必ず一対の水平挾持体で構成されていな くてもよく、要は供給されるガムテープを略水平状態とするものであればその具 体的な形状、数量、構成等も決して限定されない。
【0032】 更に、上記実施例に於いて、水塗布装置は内部に水を貯留可能な引出状の水貯 留ケースと、該水貯留ケースに貯留された水を毛細管現象によって汲み上げて吐 出する水吐出部とから構成されてなるが、本考案は決してこれに限定されず、要 は略水平状態で移動するガムテープの糊添付面に所定量の水を万遍なく塗布すべ く内部に水を貯留可能な水貯留部及び水吐出部を有していれば、形状、機構等の 具体的な構成、更にヒーターの有無も限定されるものではない。
【0033】 尚、上記実施例に於いて、切断装置はソレノイドコイル、カム又は歯車等の駆 動手段(図示せず)を介して前記ガムテープを切断すべく上下動(矢印D)する 構成からなるが、封函装置本体に予め具備された回転刃(図示せず)の突出によ ってガムテープを切断してもよく、その切断手段の具体的な機構等も決して限定 されない。
【0034】 更に、上記実施例に於いて、前記水塗布装置から略水平状態で排出されるガム テープを略垂直方向に転向するための垂直ガイドは、ガムテープを挾持すべく対 向して設けられた少なくとも一対の垂直挾持体とからなり、しかも該垂直挾持体 はガムテープの長さ方向に沿うべく形成された複数の板体と、各板体間に介在さ れる複数のカラーと、該板体及びカラーに貫通することで該板体及びカラーより 構成されてなるが、要は糊添付面に水が塗布されて排出されるガムテープの移動 方向に、且つ該ガムテープの該糊添付面に沿って複数の凸状体11が、所定の間隔 を有して並設された構成であれば合成樹脂等によって一体成形されたものでもよ く、その具体的な形状、数量等も決して限定されるものではない。
【0035】 尚、上記実施例に於いて、水平ガイド、水塗布装置、切断装置、垂直ガイドを 具備したガムテープ貼着式の封函装置は、順次搬送されてくる函体の上面部に設 けられた封函片のみを封着すべく該函体の上方に設けられてなるが、該函体の下 面部に設けられた封函片を封着すべく該函体の下方に設けられていてもよく、更 に、上下面部双方に設けられた封函片を封着すべく前記函体の上方、下方に対向 して複数台設置されていてもよい。
【0036】 更に、上記実施例に於いて、少なくとも2基の押圧ローラーが接離自在に設け られたガムテープ貼着式の封函装置は、連続供給されるガムテープを、略水平状 態にする水平ガイドと、該水平ガイドを介して略水平状態で移動するガムテープ の糊添付面に所定量の水を塗布する水塗布装置と、該水塗布装置を介して糊添付 面に所定量の水が塗布されたガムテープを所定の長さに切断する切断装置と、該 切断装置によって切断され、且つ略水平状態で排出されるガムテープを略垂直方 向に転向させて前記函体まで案内する垂直ガイドとから構成されてなるが、本考 案の必ずしも必須要件でないのは言うまでもなく、要は順次搬送さてくる函体の 封函片に跨がって貼着されるガムテープを順次供給することが出来るものであれ ばよい。
【0037】 而して、本考案に於ける水平ガイド、水塗布装置、切断装置、垂直ガイド等の 具体的な形状や大きさ、数量、機構等の構成も全て本考案の意図する範囲内で任 意に設計変更自在である。
【0038】
【考案の効果】 叙上の様に、本考案は少なくとも一対の対面する封函片が設けられた函体の該 封函片を、ガムテープの貼着によって封着するガムテープ貼着式の封函装置に於 いて、該封函装置本体には、該封函片の相互に跨がって貼着されるべく順次排出 されるガムテープを前記封函片に押圧する少なくとも2基の押圧ローラーが、前 記函体の搬送方向に沿って所定の間隔を有して設けられてなり、しかも該押圧ロ ーラーの各々が、一端側が回転自在に軸支されたアーム体の他端側に設けられて なると共に、該アーム体の夫々の回転動を介して相互が接離自在に設けられてな ることから、搬送されてきた函体の前面部が、前記垂下されたガムテープの糊添 付面に接触すると同時に前記押圧ローラーの一方が前記函体の前面部を押圧しつ つ、該ガムテープの先端部へ移動した後、再び該先端部から封函片部へと移動す ることで確実にガムテープの先端部を函体の前面部に確実に貼着させることが出 来ると共に、前記封函片部へと移動した押圧ローラーによって封函片を押圧する ことが出来る。
【0039】 従って、前記函体の前面部に貼着されるガムテープに皺や弛みを生じさせるこ となく確実に貼着することが出来るだけでなく、該函体の角部の変形をも防止す ることが出来る。
【0040】 更に、本考案に於けるガムテープ貼着式の封函装置に於いて、垂直ガイドには 、該ガムテープの糊添付面側に、該ガムテープの長さ方向に沿うべく複数の凸状 体が、所定の間隔を有して並設されてなることから、糊添付面に水が万遍なく塗 布されて排出されるガムテープとの当接面積を少なくすることでスムーズに該ガ ムテープ6を水平状態から垂直状態に転向させて函体まで案内することが出来る という格別な効果をも有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に於けるガムテープ貼着式の封函装置を
示す正面図。
【図2】本考案のガムテープ貼着式の封函装置の水平ガ
イド及び切断装置を示す要部拡大正面図。
【図3】本考案のガムテープ貼着式の封函装置の水塗布
装置及び垂直ガイドを示す要部拡大正面図。
【図4】図1のA−A線拡大断面図。
【図5】押圧ローラーの作動状態を示し、同図(イ),
(ロ)は拡大正面図。
【図6】押圧ローラーの作動状態を示し、同図(イ),
(ロ)は拡大正面図。
【図7】押圧ローラーの他の実施例を示す正面図。
【図8】従来のガムテープ貼着式の封函装置を示す正面
図。
【符号の説明】
1…ガムテープ貼着式の封函装置本体 2…水平ガイド 3…水塗布装置 4…切断装置 5…垂直ガイド 6…ガムテープ 6a…糊添付面 7a…押圧ローラー 7b…押圧ローラー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の対面する封函片が設け
    られた函体の該封函片を、ガムテープの貼着によって封
    着するガムテープ貼着式の封函装置に於いて、該封函装
    置本体(1) には、該封函片(19a) の相互に跨がって貼着
    されるべく順次排出されるガムテープ(6) を前記封函片
    (19a) に押圧する少なくとも2基の押圧ローラー(7a),
    (7b) が、前記函体(19)の搬送方向に沿って所定の間隔
    を有して設けられてなり、しかも該押圧ローラー(7a),
    (7b) の各々が、一端側が回転自在に軸支(7e),(7f) さ
    れたアーム体(7c),(7d) の他端側に設けられてなると共
    に、該アーム体(7c),(7d) の夫々の回転動を介して相互
    が接離自在に設けられた構成にしてなることを特徴とす
    るガムテープ貼着式の封函装置。
  2. 【請求項2】 前記アーム体(7c),(7d) に設けられた少
    なくとも2基の押圧ローラー(7a),(7b) が、前記封函装
    置本体(1) に着脱自在に設けられた函体(7) に一体的に
    具備されてなることを特徴とする請求項1記載のガムテ
    ープ貼着式の封函装置。
  3. 【請求項3】 前記封函装置本体(1) には、連続供給さ
    れるガムテープ(6) を、略水平状態にする水平ガイド
    (2) と、該水平ガイド(2) を介して略水平状態で移動す
    るガムテープ(6) の糊添付面(6a)に所定量の水を塗布す
    る水塗布装置(3)と、該水塗布装置(3) を介して糊添付
    面(6a)に所定量の水が塗布されたガムテープ(6) を所定
    の長さに切断する切断装置(4) と、該切断装置(4) によ
    って切断され、且つ略水平状態で排出されるガムテープ
    (6) を略垂直方向に転向させて前記函体(7) まで案内す
    る垂直ガイド(5) とが設けられてなることを特徴とする
    請求項1又は2記載のガムテープ貼着式の封函装置。
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