JPH06161940A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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Publication number
JPH06161940A
JPH06161940A JP30849292A JP30849292A JPH06161940A JP H06161940 A JPH06161940 A JP H06161940A JP 30849292 A JP30849292 A JP 30849292A JP 30849292 A JP30849292 A JP 30849292A JP H06161940 A JPH06161940 A JP H06161940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
data
controller
processing system
data processing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30849292A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Oshiba
雅史 大柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Microcomputer System Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Microcomputer System Ltd
Priority to JP30849292A priority Critical patent/JPH06161940A/ja
Publication of JPH06161940A publication Critical patent/JPH06161940A/ja
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、システムバスの負荷軽減を
図ることにある。また、ボードシステム全体の処理時間
の短縮を図ることにある。 【構成】 複数の機能モジュールを互いに結合するため
のシステムバスを含んでデータ処理システムが構成され
るとき、特定の機能モジュール間でのデータ転送にのみ
使用される専用バスを設け、この専用バスを介してデー
タ転送が行われる場合に、当該特定の機能モジュール以
外のモジュール間での上記システムバスの使用を可能と
し、システム全体の処理時間の短縮化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理システム、
さらにはそれにおけるデータ転送技術に関し、例えば、
データ通信に用いられるシステムボードに適用して有効
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図2には従来の通信用のシステムボード
が示される。
【0003】システムボード1は、SIO(シリアル・
インプット・アウトプット)コントローラ2、SCSI
(スモール・コンピュータ・システム・インタフェー
ス)コントローラ3、CPU(中央処理装置)4、メモ
リ5、メモリ14、DMA(ダイレクト・メモリ・アク
セス)コントローラ6を含み、各機能ブロックによって
システムバスが共有されている。上記SIOコントロー
ラ2は、シリアル回線7に接続されており、SCSIコ
ントローラ3は、SCSIバス8を介してディスク装置
9に結合されている。
【0004】上記の構成において、ディスク装置9から
シリアル回線7にデータを転送する場合、先ず、CPU
4からSIOコントローラ2、SCSIコントローラ
3、DMAコントローラ6に動作設定する。SCSIコ
ントローラ3は、ディスク装置9に転送要求を出す。転
送要求を受取ったディスク装置9は、SCSIバスを介
して、SCSIコントローラ3へのデータ転送を開始す
る。次に、データを受取ったSCSIコントローラ3
は、DMAコントローラ6に転送要求を出す。転送要求
を受取ったDMAコントローラは、システムバスのバス
件を獲得した後に、SCSIコントローラ3からSIO
コントローラ2へシステムバスを介してデータ転送を行
う。データを受取ったSIOコントローラ2は、シリア
ル回線7を介してデータを送信する。
【0005】上記のようなシステムボードにおけるデー
タ転送処理について記載された文献の例としては、19
89年にCQ出版株式会社から発行された、「別冊イン
タフェース最新SCSIマニュアル(第7頁)」があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によれば、SIOコントローラ2と、SCSIコント
ローラ3との間でデータ転送を行う場合、システムバス
15を独占してしまうために、CPU4やDMAコント
ローラ6は、上記SIOコントローラ2と、SCSIコ
ントローラ3との間のデータ転送が終了するまで、シス
テムバス15を使用することができない。このことは、
システムボード全体のデータ処理時間の短縮を阻害する
主たる要因とされる。
【0007】本発明の目的は、システムバスの負荷軽減
を図ることにある。また、本発明の別の目的は、ボード
システム全体の処理時間の短縮を図ることにある。
【0008】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0010】すなわち、複数の機能モジュールを互いに
結合するためのシステムバスとを含んでデータ処理シス
テムが構成されるとき、特定の機能モジュール間でのデ
ータ転送にのみ使用される専用バスを設ける。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、上記専用バスを介して
データ転送が行われる場合に、上記特定の機能モジュー
ルは、上記システムバスから切り放され、このことが、
当該特定の機能モジュール間でのデータ転送期間におい
て、当該特定の機能モジュール以外のモジュール間での
上記システムバスの使用を可能とし、システム全体の処
理時間の短縮化を達成する。
【0012】
【実施例】図1には、本発明の一実施例であるシステム
ボードが示される。
【0013】図1に示されるシステムボードは、特に制
限されないが、通信用LSI20と、CPU4、DMA
コントローラ6、メモリ5,14などの機能モジュール
がシステムバス15によって結合され、互いにデータの
やり取りが可能とされる。CPU4によってバス使用権
が獲得された場合には、このCPU4によってメモリ
5,14や、通信用LSI20の動作制御や、当該CP
U4の制御下で、所望のデータ転送が可能とされるし、
また、DMAコントローラ6によってバス使用権が獲得
された場合には、メモリ5,14等に対するダイレクト
メモリアクセスが可能とされる。
【0014】上記通信用LSI20は、上記システムバ
ス15に結合可能な端子と、それ以外に、シリアル回線
7、SCSIバス8のそれぞれに結合可能な端子を有
し、後述するように、内部に形成された専用のバス1
0,11を使用することにより、上記システムバス15
を使用しない状態で、シリアル回線7と、ディスク装置
9との間のデータ転送を可能とする。そのような通信用
LSIは、特に制限されないが、公知の半導体性製造技
術により、単結晶シリコンなどの一つの半導体基板に形
成される。
【0015】特に制限されないが、上記通信用LSI2
0は、SIOコントローラ12、SCSIコントローラ
13、FIFO(先読み・先出し)バッファ18を含
み、それらが、内部バス10,11や状態信号線によっ
て結合される。ここで、状態信号には、特に制限されな
いが、EMPTY(エンプティ)信号17とFULL
(フル)信号16とが含まれる。EMPTY信号17
は、FIFOバッファ18にデータが格納されていない
状態ではハイレベル状態とされるが、1バイト以上のデ
ータが格納された時点でローレベルにアサートされる。
また、FULL信号16は、FIFOバッファ18にデ
ータを格納するための空き領域が十分にある場合にはロ
ーレベル状態とされるが、この空き領域が無くなったと
き、若しくは十分な空き領域が無くなったときに 、ハ
イレベルにアサートされる。このような状態信号は、S
IOコントローラ12や、SCSIコントローラ13に
伝達されることによって、FIFOバッファ18との間
のデータのやり取りが制御される。
【0016】さらに、上記SIOコントローラ12は、
シリアル回線7に接続されており、シリアル回線7を介
してシリアルデータのやり取りを制御する。また、SC
SIコントローラ13は、SCSIバス8を介してディ
スク装置9に結合されており、ディスク装置9との間の
パラレルデータ転送を制御する。
【0017】上記の構成において、ディスク装置9から
シリアル回線7へデータを送出する場合について説明す
る。
【0018】先ず、CPU4によって通信LSI20の
動作設定が行われる。その設定に基づいて、SCSIコ
ントローラ13は、ディスク装置9に対して転送要求を
出す。この転送要求を受取ったディスク装置9は、SC
SIバス8を介してSCSIコントローラ13に対する
データ転送を開始する。SCSIコントローラ13に転
送されたデータは、内部バス10を介してFIFOバッ
ファ18に伝達され、このFIFOバッファ18に順次
格納される。FIFOバッファ18へデータが格納され
た時点で、状態信号の一つとされる、ENPTY信号1
7がローレベルにアサートされる。このENPTY信号
17がローレベルにアサートされた時点で、SIOコン
トローラ12、内部バス11を介してFIFOバッファ
18からデータを取出し、それをシリアル回線7に送出
する。
【0019】SCSIコントローラ13は、FULL信
号16がハイレベルになるか、又は予め設定された転送
バイト数になるまで、内部バス10を介してFIFOバ
ッファ18に連続してデータを転送することができる。
また、SIOコントローラ2はEMPTY信号17がハ
イレベルになるまで、内部バス11を介してFIFOバ
ッファ18からデータを取出すことができる。尚、シリ
アル回線7へのデータ転送は、予め設定されたバイト数
に達した時点で終了される。
【0020】このように、ディスク装置9からシリアル
回線7へデータを転送する場合に、システムバス15
は、CPU4から通信用LSI20に動作設定をするた
めだけに使用され、この動作設定が完了された以降は、
システムバス15は、少なくとも、ディスク装置9から
シリアル回線7へデータに関して未使用とされる。それ
により、このシステムバスの負荷軽減を図ることができ
る。また、この未使用状態を積極的に利用して、例え
ば、DMAコントローラ6を動作させて、メモリ5から
メモリ14へのデータ転送を行うことができる。換言す
れば、SIOコントローラ12、FIFOバッファ1
8、SCSIコントローラ13をシステムバス側から動
作可能状態とするための選択信号を、選択状態にしなけ
れば、結果的に、データ通信状態にある通信LSI20
をシステムバス15から切り放すことができるので、そ
れによって、システムバス15を共有する他の機能モジ
ュール間のデータ転送が可能とされる。このことは、C
PU4がバスマスタとして機能する場合も同様である。
このように、システムバス15が有効に使用されること
によって、当該システムボード1全体としての処理時間
の短縮化を図ることができる。
【0021】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0022】例えば、上記実施例では、SIOコントロ
ーラ12、FIFOバッファ18、SCSIコントロー
ラ13が、一つの半導体基板に形成された通信用LSI
20を使用したが、SIOコントローラ12、FIFO
バッファ18、SCSIコントローラ13がそれぞれ一
つの半導体基板に個別的に形成されるものを適用しても
良い。
【0023】上記実施例では、複数の機能ブロックを一
つのボードに搭載して成るもについて説明したが、図1
において、ディスク装置9を除く、全ての機能ブロック
を、一つの半導体基板に形成するようにしてもよい。
【0024】上記実施例では、FIFOバッファ18を
設けることによって、SIOコントローラ12とSCS
Iコントローラ13とのデータ転送タイミングのずれを
吸収するようにしたが、このFIFOバッファ18に代
えてデュアルポートRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)を適用することができる。
【0025】さらに図1において、通信用LSI20
と、システムバス15との間にバスコントロール回路を
設け、SIOコントローラ12とSCSIコントローラ
13との間でデータ転送が行われる期間、このバスコン
トロール回路によって、当該通信用LSI20をシステ
ムバス15から切り放すようにしてもよい。尚、この場
合のバスコントロール回路は、通信用LSI20の外部
に配置しても良いし、当該通信用LSI20の内部に配
置するようにしても良い。
【0026】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である通信用
のシステムボードに適用した場合について説明したが、
例えば通信チャネルを含むシングルチップマイクロコン
ピュータや各種通信制御装置に適用することができる。
【0027】本発明は、少なくとも複数の機能ブロック
がバスによって結合されることを条件に適用することが
できる。
【0028】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0029】すなわち、専用バスを介してデータ転送が
行われる場合に、特定の機能モジュールをシステムバス
から切り放し、システムバスを解放することにより、当
該システムバスの負荷軽減が図れ、また、当該特定の機
能モジュール間でのデータ転送期間において、当該特定
の機能モジュール以外のモジュール間での上記システム
バスの使用が可能とされるので、それによって、システ
ム全体の処理時間の短縮が可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるシステムボードの構成
ブロック図である。
【図2】従来のシステムボードの構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 システムボード 4 CPU 5 メモリ 6 DMAコントローラ 7 シリアル回線 8 SCSIバス 9 ディスク装置 10 内部バス 11 内部バス 12 SIOコントローラ 13 SCSIコントローラ 14 メモリ 15 システムバス 16 FULL信号 17 EMPTY信号 18 FIFOバッファ 20 通信用LSI

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置に結合可能な第1の機能モジュ
    ールと、この第1の機能モジュールとの間でデータ転送
    を行う第2のモジュールと、第1,第2のモジュールを
    含む複数の機能モジュールを互いに結合するためのシス
    テムバスとを含むデータ処理システムにおいて、上記第
    1,第2の機能モジュール間でのデータ転送にのみ使用
    される専用バスを設けたことを特徴とするデータ処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 上記第1,第2の機能モジュールが一つ
    の半導体基板に形成された請求項1記載のデータ処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 上記第1,第2の機能モジュールを含む
    複数の機能モジュールが一つの半導体基板に形成された
    請求項1記載のデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 上記第1の機能モジュールは、シリアル
    データの入出力を制御するための第1のコントローラと
    され、上記第2の機能モジュールは、ディスク装置との
    間のデータのやり取りを制御する第2のコントローラと
    された請求項1,2又は3記載のデータ処理システム。
JP30849292A 1992-11-18 1992-11-18 データ処理システム Withdrawn JPH06161940A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30849292A JPH06161940A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 データ処理システム

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Publications (1)

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JPH06161940A true JPH06161940A (ja) 1994-06-10

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ID=17981666

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JP30849292A Withdrawn JPH06161940A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 データ処理システム

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JP (1) JPH06161940A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100334044B1 (ko) * 1998-04-20 2002-04-26 아끼구사 나오유끼 통신 기능을 갖는 시스템 lsi
JP2012160148A (ja) * 2011-02-03 2012-08-23 Rohm Co Ltd システムlsi

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KR100334044B1 (ko) * 1998-04-20 2002-04-26 아끼구사 나오유끼 통신 기능을 갖는 시스템 lsi
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000201