JPH06161914A - 入出力処理装置及びその診断方式 - Google Patents

入出力処理装置及びその診断方式

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JPH06161914A
JPH06161914A JP4313180A JP31318092A JPH06161914A JP H06161914 A JPH06161914 A JP H06161914A JP 4313180 A JP4313180 A JP 4313180A JP 31318092 A JP31318092 A JP 31318092A JP H06161914 A JPH06161914 A JP H06161914A
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serial
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channel device
data
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JP4313180A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Toyohara
吉宏 豊原
Shigeki Yoshino
茂樹 吉野
Isao Nakai
功 中井
Hideaki Shibata
英明 柴田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャネル装置の診断実行の都度、ケーブル線
の設置、取り外しや構成情報等の変更を不要とすること
によりコストと時間を削減すること。 【構成】 第1、第2のチャネル装置それぞれのシリア
ルパラレル変換手段1a,1bのシリアルデータ入力部
に選択手段11、13を、またクロック信号入力部に選
択手段12、14を設け、各チャネル装置のシリアルデ
ータ出力部を他方のチャネルのシリアル入力に選択手段
11、13を介して相互に配線する。動作切り換え信号
21、22の値により選択手段を切り換えて両チャネル
装置間でデータをループさせ、一方のチャネル装置を入
出力制御装置とみなし、同時に2台のチャネル装置に対
して診断を行う。ループ接続は診断プログラム中に含ま
れている構成情報によって診断時に自動的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理システムに
おいて主記憶装置と入出力制御装置間でデータの転送を
行うチャネル装置に係わり、特に、シリアルインターフ
ェースチャネルを有する入出力処理装置の診断方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、入出力システムに含まれるチャネ
ル装置の台数が増し、かつ各チャネル装置が高度な機能
を持つようになるにつれ、チャネル装置の診断は必須と
なっている。しかしながら、従来はチャネル装置の診断
の行う毎に、多くの治具と人手と時間が必要であった。
実際に入出力装置を接続することなく診断を行う従来の
方法の一つにチャネルループ法がある。この方法では1
台、または2台のチャネル装置を用いて診断を行う。例
えば、図7に示すように2台のチャネル装置を用いる場
合は第1のチャネル装置の出力信号が第2のチャネル装
置の入力信号になるように、かつ第2のチャネル装置の
出力信号が第1のチャネル装置の入力信号となるように
ケーブル線,または、専用コネクタ等を接続することに
より2台のチャネル装置間でデータの転送を行って診断
を行い、また1台のチャネル装置を用いる場合は、診断
を行うチャネル装置の出力信号がそのチャネル装置の入
力信号になるようにケーブル線,または専用コネクタ等
を接続することにより診断を行うものである。ケーブル
線等を使用しない場合は、チャネル装置内のハード共通
部でデータをループさせる方法も存在する。また、従来
の診断方式では、データ処理システム内に用意されてい
る構成情報記憶場所の中の構成情報を利用して診断を行
っている。もし診断に利用できる構成情報が構成情報記
憶場所に格納されていなければ、現在格納されている構
成情報と診断用の構成情報と交換しておかなければなら
なく、診断のために準備作業が必要になるなどの欠点を
有する。なお、この種の装置を開示したものとしては、
例えば特開平1−150956号公報などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の方法を用
いれば、多数のチャネル装置を同時に診断するには、多
数のケーブル線、専用コネクタ等が必要であり、またコ
ストや手間もかかる。特に、カスタマ所在地での設置時
診断では、多数のケーブル線等をその場に用意すること
は困難である。そして、従来から構成情報は、データ処
理システム内に複数を持つことができるがその数は限ら
れており、突発的に必要となる診断のために常時1つ以
上の必要数を確保しておくことは無理な状態にあり、診
断を行う毎に、構成情報を入れ換えたり戻したりするの
は人手がかかり、効率も悪い。本発明の目的は、診断を
行う毎に、ケーブル線や構成情報等の設置変更を不要と
することによりコストと時間を削減し、更に、ケーブル
線設置のためのスペースを不要とすることにある。また
本発明の他の目的は、チャネル装置設置場所に出向くこ
となく遠隔地からの操作によって、診断プログラムをロ
ードしチャネル装置のマイクロプログラムを起動させる
ことにより診断を可能とすることにある。本発明の更に
他の目的は、特にシリアルインターフェースを有するチ
ャネル装置において、シリアルパラレル変換手段より出
力されるデータをループさせることによりチャネル装置
内のハード共通部だけでなくシリアルパラレル変換手段
も含めて診断を行うことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は第1のチャネル
装置のシリアルパラレル変換手段のシリアルデータ入力
部分に第1のチャネル装置のシリアルデータ入力信号と
第2のチャネル装置のシリアルデータ出力信号の選択手
段を設け、第1のチャネル装置の受信クロック手段入力
部分にチャネル装置の受信クロック信号(第2のクロッ
ク手段)と第1のチャネル装置の送信クロック信号(第
1のクロック手段)の選択手段を設け、第2のチャネル
装置のシリアルパラレル変換手段のシリアルデータ入力
部分に第2のチャネル装置のシリアルデータ入力信号と
第1のチャネル装置のシリアルデータ出力信号の選択手
段を設け、第2のチャネル装置の受信クロック手段入力
部分に第2のチャネル装置の受信クロック信号(第2の
クロック手段)と第2のチャネル装置の送信クロック信
号(第1のクロック手段)の選択手段を設ける。受信ク
ロック手段入力部分にクロックの選択手段を具備するこ
とにより受信クロック手段と送信クロック手段のクロッ
クの位相が異なる場合でもデータのループが可能とな
る。なお、上記第1のチャネル装置と第2のチャネル装
置における上記送信クロック手段(第1のクロック手
段)は周波数、位相とも同一のものを用いている。本発
明は、上記の合計4個の選択手段を有し、動作切り換え
信号の値により各チャネル装置が送信クロック手段と受
信クロック手段のクロック信号の選択と各チャネル装置
のシリアルパラレル変換手段が各チャネル装置に対する
シリアルデータ入力信号と他方のチャネル装置のシリア
ルデータ出力信号の選択を行うことを特徴とする。又そ
の際チャネル間の転送用のクロック信号として共通のク
ロック手段(送信クロック手段、即ち第1のクロック手
段)を用いている。そして上記の動作切り換え手段を用
い、診断プログラムの中に、動作切り換え指示機能とチ
ャネル装置が入出力動作を行うためのマイクロプログラ
ム、そのマイクロプログラムを入れたチャネル装置との
間で入出力動作を行うためのチャネル装置のマイクロプ
ログラム、及び入出力処理装置が動作するのに必要な構
成情報を複数個持たせている。
【0005】
【作用】本発明は、互いに独立した2台のチャネル装置
を用いて構成したシリアルインターフェースを有する入
出力処理装置の診断を行うとき4個の選択手段を具備す
ることにより、動作切り換え信号の値により、第2のチ
ャネル装置の送信クロック手段(第1のクロック手段)
を用いて、第1のチャネル装置のハード共通部から転送
されたnビットのデータを両チャネル装置のシリアルパ
ラレル変換手段を介して第2のチャネル装置のハード共
通部へ転送し、同様に、第1のチャネル装置の送信クロ
ック手段(第1のクロック手段;これは上記第2のチャ
ネルの送信クロック手段と等しい)により第2のチャネ
ル装置のハード共通部から転送されたnビットのデータ
を両チャネル装置のシリアルパラレル変換手段を介して
第1のチャネル装置のハード共通部へ転送することがで
きる。これにより互いに独立な2台のチャネル装置を用
いてシリアルインターフェースを有する入出力処理装置
の診断を行うことができる。
【0006】上記の動作切り換え手段を用い、診断プロ
グラムの中に、動作切り換え指示機能とチャネル装置が
入出力動作を行うためのマイクロプログラム、そのマイ
クロプログラムを入れたチャネル装置との間で入出力動
作を行うためのチャネル装置のマイクロプログラム、及
び入出力処理装置が動作するのに必要な構成情報を複数
持たせることにより、いつでも、装置の構成に依らず、
任意に構成情報を換え、かつ、任意のマイクロプログラ
ムを任意のチャネル装置に入れ、連続し繰り返して診断
を行うことができ、2台のチャネル装置、即ちデータ転
送の送信側と受信側両方のチャネル装置の機能を同時に
診断することができ診断性能および診断効率を上げるこ
とができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の原理説明図、図4はチャネル
装置の概要説明図である。本発明は第1のチャネル装置
のシリアルパラレル変換手段1aのシリアルデータ入力
部分に第1のチャネル装置のシリアルデータ入力信号と
第2のチャネル装置のシリアルデータ出力信号の選択手
段11を設け、第1のチャネル装置の受信クロック手段
入力部分に第1のチャネル装置の受信クロック信号と第
1のチャネル装置の送信クロック信号の選択手段12を
設け、第2のチャネル装置のシリアルパラレル変換手段
1bのシリアルデータ入力部分に第2のチャネル装置の
シリアルデータ入力信号と第1のチャネル装置のシリア
ルデータ出力信号の選択手段13を設け、第2のチャネ
ル装置の受信クロック手段入力部分に第2のチャネル装
置の受信クロック信号とチャネル装置の送信クロック信
号の選択手段14を設ける。受信クロック手段入力部分
にクロックの選択手段を具備することにより受信クロッ
ク手段と送信クロック手段のクロックの位相が異なる場
合でもデータのループが可能となる。ここで、送信クロ
ック信号(第1のクロック手段)と受信クロック信号
(第2のクロック手段)について説明する。本発明の実
施例では、送信クロック信号(第1のクロック手段)
は、第1のチャネル、第2のチャネルとも周波数、位相
は等しく、例えば第5図に示すような周波数200MH
z、パルス幅2.5nSのクロックを使用している。ま
た受信クロック信号(第2のクロック手段)は、周波数
とパルス幅は送信クロックと同じく、例えばそれぞれ2
00MHz、2.5nSのクロックを使用しているが、
位相は送信クロックと異なっているのみならず、第1チ
ャネルと第2チャネルとでも互いに異なっているクロッ
ク、例えば図6に示すようなクロックを使用している。
このようなクロック信号を用いることにより、入出力制
御装置と通常の入出力を行っているときには、各チャネ
ル装置は送信か受信かによってそれぞれの送信クロック
信号と受信クロック信号を用いるが、ループを形成した
診断時には受信側のチャネル装置も送信側チャネルの送
信クロック信号と同じ周波数、位相をもつ送信クロック
信号(第1のクロック手段)を用いることで転送の同期
を取ることができる。
【0008】以上合計4個の選択手段を有し、動作切り
換え信号の値により各チャネル装置が送信クロック手段
と受信クロック手段のクロック信号の選択と各チャネル
装置のシリアルパラレル変換手段が各チャネル装置に対
する入出力制御装置からのシリアルデータ入力信号と他
方のチャネル装置からのシリアルデータ出力信号の選択
を行うことを特徴とする。上記の動作切り換え手段を用
い、診断プログラムの中に、動作切り換え指示機能とチ
ャネル装置が入出力動作を行うためのマイクロプログラ
ム、そのマイクロプログラムを入れたチャネル装置との
間で入出力動作を行うためのチャネル装置のマイクロプ
ログラム、及び入出力処理装置が動作するのに必要な構
成情報を複数持たせることにより、いつでも、装置の構
成に依存せず、任意の構成情報をデータ処理システムの
記憶領域への展開と、任意のマイクロプログラムを各チ
ャネル装置への転送と、2台のチャネル装置を用いた診
断が可能となる。
【0009】以下に本発明の実施例をより詳細に説明す
る。図2に本発明のハード面における一実施例の構成図
を示す。図2中、図1で示したものと同じものは同一の
記号で示している。ここでは、各チャネル装置のハード
共通部とシリアルパラレル変換手段間で転送されるデー
タを10ビットとする。ハード共通部は、転送データを
一時蓄える機能と、8ビットの主記憶装置からのデータ
コードとチャネル動作に適用される10ビットのデータ
コードを互いに変換する機能を有している。動作切り換
え手段2aと2bから送られてくる動作切り換え信号2
1と22がそれぞれ'0'(通常時)のときは、選択手段
12は第1のチャネル装置の受信クロック手段のクロッ
ク信号を、選択手段14は第2のチャネル装置の受信ク
ロック手段のクロック信号を、選択手段11、13は入
出力制御装置から転送された1ビットのシリアルデータ
入力信号をそれぞれ選択する。この場合各チャネル装置
は、主記憶装置1eと入出力制御装置1f間でデータの
転送を行う。動作切り換え手段2aと2bから送られて
くる動作切り換え信号21と22がそれぞれ'1'(診断
時)のときは、選択手段12、14はそれぞれ第1のチ
ャネル装置の送信クロック手段のクロック信号を、選択
手段11は、第2のチャネル装置のシリアルパラレル変
換手段1bが転送した1ビットシリアルデータ出力信号
を、13は第1のチャネル装置のシリアルパラレル変換
手段1aが転送出力した1ビットシリアルデータ出力信
号をそれぞれ選択する。この場合2つのチャネル装置は
ループを形成し、相互でデータの転送を行う。
【0010】これらの操作により第1のチャネル装置の
ハード共通部1cから転送された10ビットのデータが
第1のチャネル装置のシリアルパラレル変換手段1aに
より1ビットのシリアルデータに変換された後、第1の
チャネル装置の第1のクロック手段で出力され、更に、
その1ビットシリアルデータが第2のチャネル装置のシ
リアルパラレル変換手段1bに第2のチャネルの第1の
クロック手段(上記第1のチャネル装置の第1のクロッ
ク手段と同一)で入力され10ビットのデータに変換さ
れた後第2のチャネル装置のハード共通部1dに転送さ
れる。同様に、第2のチャネル装置のハード共通部1d
から転送された10ビットのデータが第2のチャネル装
置のシリアルパラレル変換手段1bにより1ビットのシ
リアルデータに変換された後、第2のチャネルの第1の
クロック手段で出力され、更に、その1ビットのシリア
ルデータが第1のチャネル装置のシリアルパラレル変換
手段1aに第1チャネル装置の第1クロック手段で入力
され10ビットのデータに変換された後第1のチャネル
装置のハード共通部1cに転送される。以上のように、
2つのチャネル装置間でループを形成した場合、一方の
チャネル装置からのシリアルデータを他方のチャネル装
置のシリアルパラレル変換手段で受信する場合に同一の
クロック信号(第1のクロック手段)を用いることによ
り、送受信の同期を取ることができる。
【0011】図3に本発明の利用例を示し、2台以上の
シリアルインタフェースのチャネル装置を含む入出力処
理装置35、主記憶装置1e、命令プロセッサ38、診
断プログラム格納媒体31を有するデータ処理システム
における入出力処理装置の診断方法を説明する。電源投
入後、オペレータ操作にてハードディスクやフロッピー
ディスクなどの磁気ディスク装置、半導体ディスク装置
および磁気テープ装置のような診断プログラム格納媒体
31から主記憶装置1eへ診断プログラム32をロード
し、診断メニューから診断の種類とシステムの構成情報
とチャネル装置のマイクロプログラムを選択もしくは自
動的に決定し、診断プログラム36を実行させる。診断
を実行するとき、既にチャネル装置に接続しているケー
ブル類と入出力装置はそのまま接続した状態で構わな
い。
【0012】診断プログラムの実行により、診断プログ
ラム内の構成情報を主記憶装置1eなどの所定の場所へ
展開し、シリアルパラレル変換手段1a,1bに対しル
ープへの切り換えを指示する。切り換え指示を受けたシ
リアルパラレル変換手段1a,1bは、既に説明したよ
うに動作切り換え手段からの動作切り換え信号によりシ
リアルデータ入力信号と受信クロック手段のクロック信
号を切り換えてループ動作を行えるようにする。そし
て、ハード共通部3aに入出力動作を行うためのマイク
ロプログラムをロードし、ハード共通部3bにハード共
通部3aとの間で入出力動作を行うためのマイクロプロ
グラムをロードし、各々のチャネル装置を稼働させる。
すると、ハード共通部3aとハード共通部3bは、シリ
アルパラレル変換手段1a,1bのループ手段を使っ
て、所定のプロトコルによりお互いを認識しデータ転送
を行う準備を完了させる。
【0013】ここでは診断するデータ転送の一例とし
て、主記憶装置1eのデータを第1のチャネル装置のハ
ード共通部3aに送り、これを第1のチャネル装置のシ
リアルパラレル変換手段1a,第2のチャネル装置のシ
リアルパラレル変換手段1bを介して第2のチャネル装
置のハード共通部3bに送り第2のチャネル装置のハー
ド共通部3bが主記憶装置1e内の別の領域に書き込み
を行う手順を述べる。診断プログラムにより、命令プロ
セッサ38からチャネル装置を起動する入出力命令が、
入出力処理装置35のハード共通部3aへ出されると、
ハード共通部3aは入出力命令により、主記憶装置1e
からチャネルコマンドワードCCWを読み出しデータ転
送の指示を解読する。そして、ハード共通部3aは、主
記憶装置1eから転送するデータを読みだし、ハード共
通部3bに対しデータを送ることを指示するコマンドフ
レームをシリアルパラレル変換手段1a,1bのループ
手段を介して送る。ここで言うフレームとは、特定のビ
ットパターンが1つのコードを表し1つのキャラクタに
対応するものを複数種連ねたものであり、特定のプロト
コルにより意味を持つキャラクタの集まりである。ハー
ド共通部3bは、コマンド応答フレームをハード共通部
3aへ送り、データを受け取る意志を伝える。ハード共
通部3aは、コマンド応答を受け付けたこと示すフレー
ムをハード共通部3bに送り、続いてデータのフレーム
を転送する。ハード共通部3bはデータを受け取り、主
記憶装置1eに書き込む。データの転送が終了するとデ
ータ転送結果を示すステータスフレームをハード共通部
3aへ送る。ハード共通部3aはステータスを受け取っ
たことを示すフレームをハード共通部3bへ送る。最後
にハード共通部3bは、コマンドフレームからの一連の
やり取りを終了させるフレームをハード共通部3aに送
る。ハード共通部3aは、入出力命令の実行終了を報告
し命令プロセッサに入出力割込みが発生する。診断プロ
グラムにより、割込み内容と主記憶装置内の元データと
データ転送後書き込まれたデータを比較チェックし、診
断結果をオペレータに報告する。
【0014】続いて、チャネル装置を停止させ、構成情
報を必要に応じて取り換え、今度は、先程とは逆にハー
ド共通部3bに入出力動作を行うためのマイクロプログ
ラムをロードし、ハード共通部3aにハード共通部3b
との間で入出力動作を行うためのマイクロプログラムを
ロードし、各々のチャネル装置を稼働させ、主記憶装置
1eのデータをハード共通部3bに送り、シリアルパラ
レル変換手段1b,シリアルパラレル変換手段1aを介
してハード共通部3aに送りハード共通部3aが主記憶
装置1e内の別の領域に書き込みを行い結果をチェック
する一連の動作を繰り返して診断を行う。この方法によ
って、データ転送の送信側と受信側両方のチャネル装置
の機能を同時に診断することができ診断性能および診断
効率を上げることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
4個の選択手段を具備することにより互いに独立した2
台のチャネル装置間においてnビットのシリアルデータ
を転送することができるため、診断を行うためにケーブ
ル線、または専用コネクタ等を設置することなく、しか
も、既に接続しているケーブルやチャネル装置などはそ
のままの状態でシリアルインターフェースを有するチャ
ネル装置の診断を行うことができる。このためケーブル
線等設置のための時間の削減によりチャネル装置の診断
の効率化を計ることができ、また、費用の削減をもたら
す。また、遠隔地からの診断が可能となる。更に、それ
ぞれがハード共通部だけでなくシリアルインターフェー
スを有する2台のチャネル装置から構成される入出力処
理装置において、シリアルパラレル変換手段を含めた診
断が可能なため信頼性の高い入出力処理装置を提供でき
るという効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明のハード面における一実施例説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例説明図である。
【図4】チャネル装置の概要説明図である。
【図5】本発明における送信クロック(第1のクロック
手段)を示す図である。
【図6】本発明における送信クロックと2つのチャネル
の受信クロック(第2のクロック手段)を示す図であ
る。
【図7】従来のチャネル装置診断方式の概要説明図であ
る。
【符号の説明】
1a、1b シリアルパラレル変換手段 1c、1d チャネル装置内のハード共通部 1e 主記憶装置 1f 入出力制御装置 11、12、13、14 選択手段 15 第1のチャネル装置の受信クロック手段(第2の
クロック手段) 16 第2のチャネル装置の受信クロック手段(第2の
クロック手段) 2a、2b 動作切り換え手段 21、22 動作切り換え信号 3a、3b ハード共通部 31 診断プログラム格納媒体 32 診断プログラム 33 構成情報 34 マイクロプログラム 35 入出力処理装置 36 主記憶装置にロードされた診断プログラム 37 展開された構成情報 38 命令プロセッサ 51、52 ケーブル線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 英明 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所汎用コンピュータ事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置と入出力制御装置間でデータ
    の転送を行う複数のチャネル装置からなる入出力処理装
    置であって、 上記各チャネル装置は、主記憶装置とバイト単位でデー
    タの転送を行うハード共通部とnビットのパラレルデー
    タと1ビットのシリアルデータを互いに変換するシリア
    ルパラレル変換手段とを具備し、上記ハード共通部と上
    記シリアルパラレル変換手段間はnビット単位にデータ
    の転送を行い、上記シリアルパラレル変換手段と上記入
    出力制御装置間は1ビット単位にデータ転送を行うもの
    であって、 さらに上記各チャネル装置は、上記ハード
    共通部と上記シリアルパラレル変換手段とを介して入出
    力制御装置へデータを転送する第1のクロック手段と、
    上記入出力制御装置から上記シリアルパラレル変換手段
    を介して上記ハード共通部へデータを転送する第2のク
    ロック手段と、上記チャネル装置と上記入出力制御装置
    間の転送が有効か無効を示す動作切り換え信号を発生す
    る動作切り換え手段を具備するとともに、 各々のチャネル装置における上記第1のクロック手段と
    上記第2のクロック手段のクロックは周波数が等しく位
    相が異なり、上記動作切り換え信号の値により上記チャ
    ネル装置と上記入出力制御装置間のデータ転送を有効か
    無効にそれぞれ切り換えを可能とするとともに、 それぞれのチャネル装置間では上記第1のクロック手段
    のクロックは周波数も位相も等しく、上記第2のクロッ
    ク手段のクロックは周波数が等しく位相が異なることを
    特徴とする複数のチャネル装置を有する入出力処理装置
  2. 【請求項2】 請求項1記載の入出力処理装置を診断す
    る診断方式において、上記入出力処理装置の第2のチャ
    ネル装置のシリアルパラレル変換手段から出力されるシ
    リアルデータ出力信号を第1のチャネル装置のシリアル
    パラレル変換手段のシリアルデータ入力信号とし、第1
    のチャネル装置の受信クロックを上記第1のチャネル装
    置の第1のクロック手段に切り換え、第1のチャネル装
    置のシリアルパラレル変換手段から出力されるシリアル
    データ出力信号を第2のチャネル装置のシリアルパラレ
    ル変換手段のシリアルデータ入力信号とし、第2のチャ
    ネル装置の受信クロックを上記第2のチャネル装置の第
    1のクロック手段に切り換えることにより、第1のチャ
    ネル装置のシリアルパラレル変換手段から出力されるシ
    リアルデータを第2のチャネル装置のシリアルパラレル
    変換手段を介して第2のチャネル装置のハード共通部に
    転送し、かつ第2のチャネル装置のシリアルパラレル変
    換手段から出力されるシリアルデータを第1のチャネル
    装置のシリアルパラレル変換手段を介して第1のチャネ
    ル装置のハード共通部に転送することにより診断を行う
    ことを特徴とする入出力処理装置の診断方式。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の入出力処理装置の診断方
    式において、診断プログラムの中にチャネル装置が入出
    力動作を行うためのマイクロプログラム、そのマイクロ
    プログラムを入れたチャネル装置との間で入出力動作を
    行うためのチャネル装置のマイクロプログラム、及び入
    出力処理装置が動作するのに必要な構成情報を有し、上
    記構成情報をデータ処理システムの記憶領域へ展開し、
    任意のマイクロプログラムを各チャネル装置へ転送し、
    診断前に2台のチャネル装置に対しチャネル装置と入出
    力制御装置間のデータ転送を無効に切り換える指示を
    し、診断終了後にチャネル装置と入出力制御装置間のデ
    ータ転送を有効に切り換える指示を出す機能を有し、か
    つ、診断を行う入出力命令の発行および診断結果の判定
    を行う機能を具備し、診断プログラムの実行により、任
    意に構成情報を換え、かつ、任意のマイクロプログラム
    を任意のチャネル装置に入れ、繰り返して診断を行うこ
    とにより、データ転送の送信側と受信側両方のチャネル
    装置の機能を同時に診断することを特徴とする入出力処
    理装置の診断方式。
JP4313180A 1992-11-24 1992-11-24 入出力処理装置及びその診断方式 Pending JPH06161914A (ja)

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JPH06161914A true JPH06161914A (ja) 1994-06-10

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JP4313180A Pending JPH06161914A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 入出力処理装置及びその診断方式

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JP (1) JPH06161914A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008242209A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Casio Comput Co Ltd Lcdデータ転送システム

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JP2008242209A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Casio Comput Co Ltd Lcdデータ転送システム

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