JPH06161878A - メモリ書込方式 - Google Patents

メモリ書込方式

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JPH06161878A
JPH06161878A JP4331095A JP33109592A JPH06161878A JP H06161878 A JPH06161878 A JP H06161878A JP 4331095 A JP4331095 A JP 4331095A JP 33109592 A JP33109592 A JP 33109592A JP H06161878 A JPH06161878 A JP H06161878A
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JP
Japan
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ram
data
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write
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JP4331095A
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English (en)
Inventor
Jun Yamashita
純 山下
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書込アドレス信号用と書込データ用とでハッ
ファを共用するようにして、必要とするバッファ回路数
を少なくすること。 【構成】 RAM1は、予め内容が設定され、実働時に
は、入力信号としてのアドレス信号に応じた所定の出力
を行う。その際、アドレス信号は、外部からトランシー
バ3,Dタイプフリップフロップ4を介して、アドレス
入力端子Aに入力され、出力データは、データ入出力端
子Dから出力され、返送ラインLBを介して、アドレス
信号が送られてきた元のラインに返送される。RAM1
の内容を設定するためにデータ書込を行う時は、外部か
ら書込アドレス信号及び書込データ等を、バッファ5を
介してRAM1側へ供給するが、その際、バッファ5中
の1つのバッファ回路を書込アドレス信号と書込データ
とで共用し、上記書込アドレス信号は、上記返送ライン
LB,Dタイプフリップフロップ4を介して、上記RA
M1のアドレス入力端子Aに供給するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実働時に読み出しで使
われるRAM(ランダムアクセスメモリ)の内容を予め
設定するためのメモリ書込方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実働時に読み出しで使われるRAMの例
としては、例えば、画像データの濃度,色等の変換をす
るためのルックアップテーブルがある。そのようなRA
Mは、予めその内容を設定しておき、実働時には、入力
信号として所定のアドレスが与えられると、そのアドレ
スに設定されているデータが読み出される。例えば、入
力信号として画像データの画素濃度を入力すると、その
濃度値に対応するアドレスに設定されている濃度値が出
力され、結果的に画素濃度の変換が行われる。また、画
像メモリから読み出された画像データを、ルックアップ
テーブルに入力し、その濃度,色等を変換してから再び
画像メモリに戻すことにより、画像メモリに格納された
画像データを、変換後の画像データに入れ換えるという
技術がある。
【0003】図6は、第1従来例の回路図である。図6
において、1はRAM、2,5はバッファ、3はトラン
シーバ、4はDタイプフリップフロップである。RAM
1は、アドレス入力端子A及びデータ出力端子Dをそれ
ぞれn本ずつ有している。そして、チップセレクト入力
端子CS/(/は負論理を示す)をH(ハイ)レベルに
すると、RAM1は非選択となり、データ出力端子Dか
らの出力は高インピーダンスになる。また、チップセレ
クト入力端子CS/がL(ロー)レベルで、ライトイネ
ーブル入力端子WE/がHレベルの時、RAM1からの
読み出しが行われ、チップセレクト入力端子CS/がL
レベルで、ライトイネーブル入力端子WE/がLレベル
の時、RAM1への書き込みが行われる。実働時には、
ライトイネーブル入力端子WE/をHレベルにして、読
み出しの状態にしておき、nビットの入力データDIか
らnビットの出力データDOに変換する。
【0004】バッファ2,5は、イネーブル端子G/が
Lレベルの時、入力端子Aから出力端子Yへスルーとな
り、イネーブル端子G/がHレベルの時、出力端子Yは
高インピーダンスとなって、それに接続されている他の
回路と切り離されたような状態になる。
【0005】トランシーバ3は、双方向のバッファで、
方向切換信号入力端子DIRがHレベルの時、端子Aか
ら端子Bの方向に信号を通し、方向切換信号入力端子D
IRがLレベルの時、端子Bから端子Aの方向に信号を
通す。ただし、イネーブル端子G/がHレベルの時は、
端子A,端子B共高インピーダンスになる。
【0006】Dタイプフリップフロップ4は、クロック
CLKがLレベルからHレベルに変わる時、出力端子Q
の値がその時の入力端子Dの値に更新される。ただし、
アウトプットコントロール端子OC/がHレベルの時
は、Q出力は高インピーダンスになる。なお、外部から
の入力データDIOR やDIOW の添字‘R’,‘W’
は、それぞれ実働時及び書込時に使用されるデータであ
ることを表している。また、図中‘L’,‘H’が付さ
れた端子は、それぞれ常にLレベル,Hレベルに保持さ
れることを意味している。
【0007】次に、第1従来例の動作を説明する。 (実働時)実働時には、書込モード選択信号WRMOD
EをLレベルにする。その時、バッファ5のイネーブル
端子G/は、書込モード選択信号WRMODEの極性が
反転されてHレベルになるので、バッファ5の各出力端
子Yは高インピーダンスになる。一方、バッファ2,ト
ランシーバ3のイネーブル端子G/及びDタイプフリッ
プフロップ4のアウトプットコントロール端子OC/
は、書込モード選択信号WRMODEがそのまま与えら
れてLレベルになる。その結果、バッファ2は、各入力
端子Aから各出力端子Yへスルーになる。また、トラン
シーバ3及びDタイプフリップフロップ4も出力可能状
態になる。
【0008】RAM1のライトイネーブル入力端子WE
/は、バッファ2を介して常にHレベルの電位が与えら
れるので、チップセレクト入力端子CS/がLレベルに
なれば、読み出しの状態になる。そのチップセレクト入
力端子CS/の電位は、チップセレクト信号CSR /に
よって決まる。
【0009】そのような状態で、外部からトランシーバ
3に入力データDIOR を入力すると共に、チップセレ
クト信号CSR /をHレベルにすると、トランシーバ3
は端子Aから端子Bへスルーとなり、入力データDIO
R は、Dタイプフリップフロップ4の入力端子Dに入力
される。その時、Dタイプフリップフロップ4のクロッ
ク端子CLKがLレベルからHレベルに変わると、Dタ
イプフリップフロップ4の出力端子Qの出力DIは、入
力データDIOR に更新される。
【0010】次に、チップセレクト信号CSR /をLレ
ベルにすると、RAM1が読み出しの状態になり、入力
データDIOR に応じた出力がRAM1の出力端子Dか
ら出力される。その時、トランシーバ3は、方向切換信
号入力端子DIRがLレベルとなっているので、返送ラ
インLBを経てトランシーバ3の端子Bに与えられるR
AM1の出力DOが、端子Bから端子Aの方向に通って
元のラインに返送される。
【0011】(RAM内容書込時)RAM内容書込時に
は、書込モード選択信号WRMODEをHレベルにす
る。その時、バッファ2,トランシーバ3のイネーブル
端子G/及びDタイプフリップフロップ4のアウトプッ
トコントロール端子OC/は、Hレベルになるので、そ
れらの出力端子は全て高インピーダンスになる。一方、
バッファ5のイネーブル端子G/は、書込モード選択信
号WRMODEの極性が反転されて与えられ、Lレベル
になる。その結果、バッファ5は、各入力端子Aから各
出力端子Yへスルーになる。
【0012】そのような状態で、バッファ5を介してR
AM1のアドレス入力端子A及びデータ入出力端子Dに
データDIW 及びデータDIOW を入力しておき、チッ
プセレクト信号CSW /を一時的にLレベルにすると、
データDIW で指定されるアドレスにデータDIOW
書き込まれる。
【0013】次に、2枚の画像データを合成するような
場合等に有効な、複数の入力データをRAM1のアドレ
ス入力端子Aに供給する例を示す。図7は、第2従来例
の回路図である。符号は、図6のものに対応し、6はD
タイプフリップフロップである。この第2従来例では、
RAM1のアドレス入力端子は2n本あり、AUはアド
レス上位入力端子,ALはアドレス下位入力端子であ
る。
【0014】次に、第2従来例の動作を説明する。 (実働時)実働時には、書込モード選択信号WRMOD
EをLレベルにする。その時、バッファ5のイネーブル
端子G/は、書込モード選択信号WRMODEの極性が
反転されてHレベルになるので、バッファ5の各出力端
子Yは高インピーダンスになる。一方、バッファ2,ト
ランシーバ3のイネーブル端子G/及びDタイプフリッ
プフロップ4,6のアウトプットコントロール端子OC
/は、書込モード選択信号WRMODEがそのまま与え
られてLレベルになる。その結果、バッファ2は、各入
力端子Aから各出力端子Yへスルーになる。また、トラ
ンシーバ3及びDタイプフリップフロップ4,6も出力
可能状態になる。
【0015】RAM1のライトイネーブル入力端子WE
/は、バッファ2を介して常にHレベルの電位が与えら
れるので、チップセレクト入力端子CS/がLレベルに
なれば、読み出しの状態になる。そのチップセレクト入
力端子CS/の電位は、チップセレクト信号CSR /に
よって決まる。
【0016】そのような状態で、外部から入力データD
IOR をトランシーバ3に入力すると共に、チップセレ
クト信号CSR /をHレベルにすると、トランシーバ3
は端子Aから端子Bへスルーとなり、入力データDIO
R は、Dタイプフリップフロップ4の入力端子Dに入力
される。その時、Dタイプフリップフロップ4のクロッ
ク端子CLKがLレベルからHレベルに変わると、Dタ
イプフリップフロップ4の出力端子Qの出力DIは、入
力データDIOR に更新される。
【0017】次に、外部から次の入力データDIOR
印加し、チップセレクト信号CSR/をHレベルにする
と、トランシーバ3は端子Aから端子Bへスルーとな
り、データDIOR は、Dタイプフリップフロップ4の
入力端子Dに入力される。また、その前のデータはDタ
イプフリップフロップ4に保持されている。その時、D
タイプフリップフロップ4,6のクロック端子CLKが
LレベルからHレベルに変わると、Dタイプフリップフ
ロップ6,4の出力端子Qの出力は、それぞれ前のデー
タ及びその次のデータに更新される。
【0018】次に、チップセレクト信号CSR /をLレ
ベルにすると、RAM1が読み出しの状態になり、前の
データ及びその次のデータで指定される上位アドレス及
び下位アドレスで指定されるアドレスに設定されている
データがRAM1の出力端子Dから出力される。その
時、トランシーバ3は、方向切換信号入力端子DIRが
Lレベルとなっているので、返送ラインLBを経てトラ
ンシーバ3の端子Bに与えられるRAM1の出力DOが
端子Bから端子Aの方向に通って、元のラインに返送さ
れる。
【0019】(RAM内容書込時)RAM内容書込時に
は、書込モード選択信号WRMODEをHレベルにす
る。その時、バッファ2,トランシーバ3のイネーブル
端子G/及びDタイプフリップフロップ4,6のアウト
プットコントロール端子OC/は、Hレベルになるの
で、それらの出力端子は全て高インピーダンスになる。
一方、バッファ5のイネーブル端子G/は、書込モード
選択信号WRMODEの極性が反転されて与えられ、L
レベルになる。その結果、バッファ5は、各入力端子A
から各出力端子Yへスルーになる。
【0020】そのような状態で、バッファ5を介してR
AM1の上位アドレス入力端子AU,下位アドレス入力
端子AL及びデータ入出力端子DにデータDIUW,DI
W 及びデータDIOW を入力しておき、チップセレクト
信号CSW /を一時的にLレベルにすると、データDI
W,DIW で指定されるアドレスにデータDIOW が書
き込まれる。
【0021】この第2従来例を2枚の画像データの合成
に適用する場合、外部の画像メモリ(図示せず)に2枚
の画像データを格納しておき、1回目の入力では1枚の
画像の、或る画素のデータを入力し、2回目には他の1
枚の画像の、対応する画素のデータを入力する。ルック
アップテーブルとしてのRAM1の内容としては、例え
ば、2画素の内、濃度値の大きい方を出力するか、2画
素の濃度値の和を出力するように設定する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の技術では、RAM1にデータを書き込むのに、
RAM1のデータ入出力端子Dとアドレス入力端子Aと
に、別々の経路でデータを供給するので、バッファ5に
2n回路,3n回路というように多数のバッファ回路が
必要になるという問題点があった。バッファ回路が多く
なるとIC数あるいはICの端子数が多くなり、コスト
アップになる。本発明は、以上のような問題点を解決す
ることを課題とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、予め内容が設定され、実働時には、入
力されたアドレス信号に応じた所定の出力を行うRAM
と、該RAMの出力データを上記アドレス信号が送られ
てきた元のラインに返送する返送ラインと、該RAMへ
のデータ書込時に、該RAMの書込制御信号,書込アド
レス信号及び書込データを外部からRAM側へ供給する
バッファとを有するデータ処理装置のメモリ書込方式に
おいて、上記書込アドレス信号を、上記返送ラインを介
して、上記RAMのアドレス入力端子に供給することと
した。
【0024】
【作 用】RAMの内容を設定するためのデータを書
き込む際に、データ書込先のアドレスを指定するための
書込アドレス信号を、RAMの出力データを元のライン
に返送するための返送ラインを介してRAMのアドレス
入力端子に供給し、書込アドレス信号をRAMの書込デ
ータと同じ経路を使って入力する。そのため、バッファ
は、書込アドレス信号用と書込データ用とで共用するこ
とができるので、その分バッファ回路が少なくて済む。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、第1実施例の概要を示す回路図で
ある。符号は、図6のものに対応している。第1実施例
の回路は、図6に示す第1従来例のものと比較して、書
込アドレス信号を外部からRAM1のアドレス入力端子
Aへ供給するn回路のバッファ回路が削除され、Dタイ
プフリップフロップ4のアウトプットコントロール入力
端子OC/が常にLレベルに固定されている点で相違し
ている。
【0026】図2は、RAM書込時に必要な各信号を供
給するための回路図である。図2において、10はCP
U、11は一致検出回路、12はデコーダ、13はモー
ドレジスタである。CPU10からの出力信号の内、A
00〜AXXはA00を最下位とするアドレス、D00
〜D(n−1)はn本のデータ、WR/は書き込み時に
Lレベルになる信号、DS/はアドレスA00〜AX
X,データD00〜D(n−1)及び信号WR/が有効
な期間中にLレベルになるデータストローブである。D
TACK/はCPU10への応答確認信号である。
【0027】一致検出回路11は、ベースアドレスA0
2〜AXXが、この回路に割り当てられたアドレス値に
等しく、かつ、信号WR/,データストローブDS/
が、Lレベルの時にLレベルの応答確認信号DTACK
/を出力する。デコーダ12の出力Y0〜Y2は、イネ
ーブル端子G/がLレベルの時で、端子A,Bが共にL
レベルの時、出力Y0がHレベル、端子A,端子Bがそ
れぞれHレベル,Lレベルの時、出力Y1がHレベル、
端子A,端子BがそれぞれLレベル,Hレベルの時、出
力Y2がHレベルになる。ただし、イネーブル端子G/
がHレベルの時は、端子A,端子Bの電位に関係なく、
出力Y0〜Y2はLレベルとなる。
【0028】モードレジスタ13は、Dタイプフリップ
フロップで構成され、MR書込信号WRMR(デコーダ
12の出力Y0)の立ち上がりで書込モード選択信号W
RMODEをデータの最下位ビットD00の値に更新す
る。データD00〜D(n−1)は、図1のバッファ5
にデータDIOW として供給される。また、デコーダ1
2の出力Y1は、図1のバッファ5に信号CLKW とし
て供給され、出力Y2は、極性を反転してから同じく信
号CSW /として供給される。
【0029】次に、第1実施例の動作を説明する。実働
時の動作は、図6に示す第1従来例と同様であるので説
明を省略し、RAM書込時における図1及び図2の回路
の動作を、RAMの6番地と7番地のみに書き込みを行
う場合を例にして、図3のタイミングチャートを参照し
ながら説明する。なお、図3の上部に付した(1),
(2),・・・,(6)の番号は、次の各項に対応して
いる。
【0030】(1)まず、一致検出回路11のベースア
ドレス値+0番地に奇数データの書込動作を行う。すな
わち、CPU10からベースアドレスA02〜AXXを
一致検出回路11に割り当てられたアドレス値にし、ア
ドレスの最下位2ビットA00,A01を共に「0」
(Lレベル)にしたアドレス値を出力し、それと同時に
D00が「1」であるデータD00〜D(n−1)を出
力する。その結果、モードレジスタ13の入力端子Dに
Hレベルの信号が与えられると共に、デコーダ12の出
力Y0がLレベルからHレベルに変わってMR書込信号
WRMRが立ち上がり、書込モード選択信号WRMOD
EがHレベルになる。
【0031】その結果、バッファ5が入力端子Aから出
力端子Yへスルーになって、データDIOW が返送ライ
ンLBを経由してDタイプフリップフロップ4の入力端
子Dへ与えられ、信号CLKW がDタイプフリップフロ
ップ4のクロック入力端子CLKへ与えられる。また、
Lレベル電位がRAM1のライトイネーブル入力端子W
E/へ与えられ、信号CSW /がRAM1のチップセレ
クト入力端子CS/へ与えられる。その時、デコーダ1
2の入力端子A,Bは、上記アドレスの最下位2ビット
A00,A01によって、共にLレベルであるからデコ
ーダ12の出力Y1,Y2は共にLレベルである。その
ため、信号CLKW はLレベル、信号CSW /は極性が
反転してHレベルである。
【0032】(2)次に、一致検出回路11のベースア
ドレス値+1番地にRAM1の書込アドレス値「6」の
書込動作を行う。すなわち、ベースアドレスA02〜A
XXは変えずに、アドレスの最下位2ビットA00,A
01をそれぞれ「1」(Hレベル),「0」(Lレベ
ル)にしたアドレス値を出力し、それと同時にデータD
00〜D(n−1)として、「6」を出力する。その
時、デコーダ12の入力端子A,Bは、上記アドレスの
最下位2ビットA00,A01によって、それぞれHレ
ベル,Lレベルである。そのため、デコーダ12の出力
Y1、すなわち、信号CLKW がHレベルに変わり、D
タイプフリップフロップ4のクロック入力端子CLKが
LレベルからHレベルに変わる。その結果、CPU10
から出力された書込アドレス値「6」が、Dタイプフリ
ップフロップ4に信号DIとしてセットされ、RAM1
のアドレス入力端子Aに供給される。
【0033】(3)次に、一致検出回路11のベースア
ドレス値+2番地にRAM1の書込データD6の書込動
作を行う。すなわち、ベースアドレスA02〜AXXは
そのままで、アドレスの最下位2ビットA00,A01
をそれぞれ「0」(Lレベル),「1」(Hレベル)に
したアドレス値を出力し、それと同時にデータD00〜
D(n−1)として、RAM1への書込データD6を出
力する。その時、デコーダ12の入力端子A,Bは、上
記アドレスの最下位2ビットA00,A01によって、
それぞれLレベル,Hレベルである。そのため、デコー
ダ12の出力Y2がHレベルに変わって、信号CSW
がLレベルに変わり、RAM1のチップセレクト入力端
子CS/が、HレベルからLレベルに変わり、RAM1
のDタイプフリップフロップ4にセットされている書込
アドレス値である6番地に、CPU10からの書込デー
タD6が書き込まれる。
【0034】(4)(2)と同様にして、書込アドレス
値「7」をDタイプフリップフロップ4に信号DIとし
てセットし、RAM1のアドレス入力端子Aに供給す
る。 (5)(3)と同様にして、7番地にCPU10からの
書込データD7を書き込む。 (6)実働時に備えて、一致検出回路11のベースアド
レス値+0番地に偶数データ(D00が「0」)の書込
動作を行う。その結果、モードレジスタ13の入力端子
DにLレベルの信号が与えられると共に、デコーダ12
の出力Y0がLレベルからHレベルに変わってMR書込
信号WRMRが立ち上がり、書込モード選択信号WRM
ODEがLレベルになる。
【0035】図4は、第2実施例の概要を示す回路図で
ある。符号は、図7のものに対応している。第2実施例
は、図7に示す第2従来例と比較して、書込アドレス信
号を外部からRAM1のアドレス上位入力端子AU,ア
ドレス下位入力端子ALへ供給する2n回路のバッファ
回路が削除され、Dタイプフリップフロップ4,6のア
ウトプットコントロール入力端子OC/が常にLレベル
に固定されている点でのみ相違している。
【0036】実働時の動作は、図7に示す第2従来例と
同様である。RAM書込時には、RAM1のアドレス上
位入力端子AU,アドレス下位入力端子AL共返送ライ
ンLBを経由してそれぞれのアドレス値を入力する。こ
の回路に各信号を供給する回路は、第1実施例と同様、
図2に示す回路を用いる。ただし、RAM1へのデータ
書き込み毎に、CPUから一致検出回路11のベースア
ドレス値+1番地への書込動作を2回続けて行い、2個
のDタイプフリップフロップ4,6にそれぞれ下位アド
レス値及び上位アドレス値のセットが必要である。
【0037】第2実施例においてRAM1へ1つのデー
タを書き込む場合のタイミングチャートは図5のように
なる。 (1)第1実施例における(1)と同様である。 (2)第1実施例における(2)と同様である。この
時、Dタイプフリップフロップ4に上位アドレス値が信
号DIとしてセットされる。 (3)第1実施例における(2)と同様の動作を繰り返
す。この時、Dタイプフリップフロップ4に下位アドレ
ス値が信号DIとしてセットされ、Dタイプフリップフ
ロップ6に上位アドレス値が信号DIUとしてセットさ
れる。 (4)第1実施例における(3)と同様である。Dタイ
プフリップフロップ6にセットされている上位アドレス
値と、Dタイプフリップフロップ4にセットされている
下位アドレス値で決まるRAM1の番地に書込データが
書き込まれる。
【0038】なお、上記第1実施例,第2実施例におい
ては、RAM1の1個あるいは2個の番地にのみデータ
書込を行う場合を示したが、番地を最初から順次指定し
ていくことにより、RAM1の全ての番地にデータ書込
を行うようにすることもできる。
【0039】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のメモリ書込方
式によれば、返送ラインを介してRAMのアドレス入力
端子に供給し、書込アドレス信号をRAMの書込データ
と同じ経路を使って入力するので、バッファは、書込ア
ドレス信号用と書込データ用とで共用することができ、
その分バッファ回路が少なくて済む。そのため、バッフ
ァ回路用のIC数あるいはICの端子数が少なくて済む
ようになって、コストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の概要を示す回路図
【図2】 RAM書込時に必要な各信号を供給するため
の回路図
【図3】 第1実施例におけるRAM書込時のタイミン
グチャート
【図4】 第2実施例の概要を示す回路図
【図5】 第2実施例におけるRAM書込時のタイミン
グチャート
【図6】 第1従来例の回路図
【図7】 第2従来例の回路図
【符号の説明】
1…RAM、2,5…バッファ、3…トランシーバ、
4,6,13…Dタイプフリップフロップ、10…CP
U、11…一致検出回路、12…デコーダ、13…モー
ドレジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め内容が設定され、実働時には、入力
    されたアドレス信号に応じた所定の出力を行うRAM
    と、該RAMの出力データを上記アドレス信号が送られ
    てきた元のラインに返送する返送ラインと、該RAMへ
    のデータ書込時に、該RAMの書込制御信号,書込アド
    レス信号及び書込データを外部からRAM側へ供給する
    バッファとを有するデータ処理装置のメモリ書込方式に
    おいて、上記書込アドレス信号を、上記返送ラインを介
    して、上記RAMのアドレス入力端子に供給するように
    したことを特徴とするメモリ書込方式。
JP4331095A 1992-11-17 1992-11-17 メモリ書込方式 Pending JPH06161878A (ja)

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