JPH06161524A - ロボットコントローラ - Google Patents

ロボットコントローラ

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JPH06161524A
JPH06161524A JP30889892A JP30889892A JPH06161524A JP H06161524 A JPH06161524 A JP H06161524A JP 30889892 A JP30889892 A JP 30889892A JP 30889892 A JP30889892 A JP 30889892A JP H06161524 A JPH06161524 A JP H06161524A
Authority
JP
Japan
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program
robot
communication
execution
read
Prior art date
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Pending
Application number
JP30889892A
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English (en)
Inventor
Yasushi Suzuki
康司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP30889892A priority Critical patent/JPH06161524A/ja
Publication of JPH06161524A publication Critical patent/JPH06161524A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】産業用ロボットを制御するためのロボットコン
トローラにおいて、外部コンピュータからプログラムを
読み込んで実行させる場合に、通信が完了するまでのロ
ボットの停止による作業時間の無駄をなくす。 【構成】実行専門プログラム実行部1がロボットプログ
ラム実行中に、後から実行する別のロボットプログラム
の読み込み命令を実行すると、通信起動部3により通信
専門プログラム実行部2が起動され、外部コンピュータ
から別のロボットプログラムの読み込みが行われる。読
み込み判断部4では前記別のロボットプログラムを実行
する段階になったときに、当該プログラムが読み込まれ
ているかどうかが判断され、読み込まれているときは、
読み込みプログラム実行部5により実行専門プログラム
実行部1が起動され、読み込んだ別のロボットプログラ
ムが実行される。読み込まれていないときは、当該プロ
グラムが読み込まれるまで、実行専門プログラム実行部
1の実行が停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、産業用ロボットを制
御するためのロボットコントローラに関し、詳しくは、
ロボットコントローラの通信制御機能に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットを制御するためのロボッ
トコントローラには、マイクロコンピュータが搭載され
ており、そこに記憶されたプログラムにより動作の制御
が行われている。産業用ロボットを運転させる場合、ロ
ボットプログラム実行中に、外部につないだコンピュー
タから別のロボットプログラムを読み込むことにより、
コントローラ本体では記憶しきれないプログラムを実行
させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コントローラは1つのCPUで通信の制御とロボットプ
ログラムの実行を行っていたため、ロボットプログラム
実行中に外部コンピュータとの通信命令を実行すると、
CPUの能力的な問題により、通信が終わるまでは次の
ステップに移ることはできなかった。このように、従来
のコントローラでは外部コンピュータとの通信が終わる
までロボットが停止することになり、作業時間が無駄に
なるという問題点があった。
【0004】この発明は、外部コンピュータとの通信と
ロボットプログラムの実行を並列的に行うことにより、
ロボットを効率的に稼動できるようにしたロボットコン
トローラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係わるロボットコントローラにおいて
は、ロボットプログラムを実行するための実行専門プロ
グラム実行手段と、外部コンピュータから別のロボット
プログラムを読み込むための通信専門プログラム実行手
段と、前記ロボットプログラムの実行中に、後から実行
する別のロボットプログラムの読み込み命令に従って、
前記通信専門プログラム実行手段を起動する通信起動手
段と、前記別のロボットプログラムを実行する段階で、
当該別のロボットプログラムが読み込まれているかどう
かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記別
のロボットプログラムが読み込まれていると判断された
ときは、当該別のロボットプログラムを実行させ、前記
別のロボットプログラムが読み込まれていないと判断さ
れたときは、前記別のロボットプログラムが読み込まれ
るまで、前記実行専門プログラム実行手段の実行を停止
させる読み込みプログラム実行手段とを具えたことを特
徴とする。
【0006】
【作用】ロボットプログラムの実行中に、後から実行す
る別のロボットプログラムの読み込み命令を受け付ける
と、通信専門プログラム実行手段が起動され、外部コン
ピュータから別のロボットプログラムの読み込みが行わ
れる。この間、実行専門プログラム実行手段では、前記
ロボットプログラムの次のステップの処理を実行する。
前記別のロボットプログラムを実行する段階になったと
きに、当該プログラムが読み込まれているときは、読み
込んだ別のロボットプログラムを実行する。また、前記
別のロボットプログラムが読み込まれていないときは、
当該プログラムが読み込まれるまで、前記実行専門プロ
グラム実行手段の実行を停止する。
【0007】これによれば、後から実行する別のロボッ
トプログラムの通信中に、コントローラ本体のロボット
プログラムの他の命令を実行できるので、ロボットを効
率良く稼動させることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明に係わるロボットコントロー
ラの一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は、この発明に係わるロボットコント
ローラの機能的な構成を示すブロック図である。このロ
ボットコントローラ10は、実行専門プログラム実行部
1、通信専門プログラム実行部2、通信起動部3、読み
込み判断部4、読み込みプログラム実行部5とから構成
され、ロボットプログラム実行中に、外部コンピュータ
から別のロボットプログラムを読み込んで実行すること
ができるロボットコントローラを前提としている。
【0010】実行専門プログラム実行部1は、コントロ
ーラ本体で記憶しているロボットプログラムと外部コン
ピュータから読み込んだロボットプログラムを実行す
る。
【0011】通信専門プログラム実行部2は、通信起動
部3からの指示により、外部コンピュータから通信によ
って別のロボットプログラムを読み込む。
【0012】通信起動部3は、前記ロボットプログラム
の実行中に、後から実行する別のロボットプログラムの
読み込み命令に従って、前記通信専門プログラム実行部
2を起動する。
【0013】読み込み判断部4は、前記別のロボットプ
ログラムを実行する段階で、当該別のロボットプログラ
ムが読み込まれているかどうかを判断する。この判断
は、例えば、別のロボットプログラムのジョブ実行時に
通信が完了しているかどうかをフラグを参照することに
より判断することができる。そして、通信が完了したか
どうかの結果を読み込みプログラム実行部5に通知す
る。
【0014】読み込みプログラム実行部5は、前記読み
込み判断部4により、前記別のロボットプログラムが読
み込まれていると判断されたときは、実行専門プログラ
ム実行部1により別のロボットプログラムを実行させ、
前記別のロボットプログラムが読み込まれていないと判
断されたときは、前記別のロボットプログラムが読み込
まれるまで、前記実行専門プログラム実行部1の実行を
停止させる。
【0015】図2は、図1に示したロボットコントロー
ラ10の具体的なハードウェア構成を示したブロック図
である。
【0016】図2のロボットコントローラは、外部コン
ピュータとの通信を行うための通信専門のCPUユニッ
ト11と、ロボットプログラムを実行するための実行専
門のCPUユニット12から構成されている。
【0017】通信専門のCPUユニット11は、外部コ
ンピュータとの通信を行うためのCPU13を具え、バ
ッファ14、ROM15、RAM16、共通RAM17
により構成されている。また、CPUユニット11は回
線を通じて外部コンピュータ21と接続されている。
【0018】実行専門のCPUユニット12は、ロボッ
トプログラム実行用のCPU18を具え、ROM19、
RAM20により構成されている。実行専門のCPUユ
ニット12は共通RAM17を介して通信専門のCPU
ユニット11と接続されている。
【0019】図2のロボットコントローラでは、ロボッ
トプログラムの実行中に外部コンピュータとの通信命令
が実行された場合、通信専門のプログラムを起動し、ロ
ボットプログラムは次のステップへ進む。コントローラ
のプログラムには、ロボットプログラムと通信専門プロ
グラムとを管理するプログラムが常時走っており、この
プログラムによって両プログラムは並列的に実行され
る。通信専門のプログラムによる通信が終わらないうち
に、その通信によって読み込まれているはずのプログラ
ムを実行する段階になったときは、その通信が終わるま
でロボットプログラムの実行を待機させる。また、通信
が終わっている場合は、読み込んだロボットプログラム
がただちに実行される。すなわち、ロボットプログラム
の始めの部分に、後から実行する別のロボットプログラ
ムを通信によって読み込むための命令を入れておけば、
通信中に本来のロボットプログラムを実行できるので、
ロボットを効率的に稼動することができる。
【0020】次に、上記ロボットコントローラのロボッ
トプログラム実行時の動作を図3を用いて説明する。
【0021】図3(a)、(b)は、溶接用ロボットの
動作の流れを示したもので、(a)は従来形のロボット
コントローラにおける動作の流れ、(b)はこの実施例
のロボットコントローラ10における動作の流れを示し
ている。
【0022】従来形のロボットコントローラ(a)で
は、ロボットプログラムの実行中に外部コンピュータと
の通信命令を実行すると、CPUは外部コンピュータと
の通信を開始し、通信が終了した時点で次のステップに
移るという動作を行っていたため、通信が終わるまでは
次のステップに進むことができなかった。これに対し
て、実施例のロボットコントローラ(b)では、実行専
門のCPUユニットがロボットプログラムのジョブ読込
みの時に、通信専門のCPUユニットに対して通信プ
ログラム(別タスク)の起動をかけ、後から実行する別
のロボットプログラムの読み込みを実行させている。そ
して、ジョブ実行の時には、通信が完了しているかど
うかをフラグにより判断し、完了していれば実行に移
り、完了していなければ終了するまで待機するという動
作を行っている。これによれば、ロボットの実行と通信
を並列的に行うようにしているので、通信の完了と同時
に次のステップに進むことができる。また、通信が完了
するまでに待機する時間は従来に比べてはるかに少なく
て済む。
【0023】上述したロボットコントローラによるロボ
ットプログラム実行時の処理手順を図4のフローチャー
トにより説明する。ここでは、ロボットコントローラ本
体で記憶しているロボットプログラムを第1のプログラ
ム、外部コンピュータから読み込まれるロボットプログ
ラムを第2のプログラムと呼ぶ。
【0024】まず、第1のプログラムを実行して(ステ
ップ101)、第2のプログラの通信による読み込み命
令を待つ(ステップ102)。ここで、読み込み命令を
受け付けたときは、通信専門のCPUユニットを起動す
る(ステップ103)。これにより、外部コンピュータ
から第2のプログラムの読み込みが行われる。また、こ
の間、実行専門のCPUユニットでは、第1のプログラ
ムの次のステップの処理を実行する。次に、第2のプロ
グラムを実行する段階になったかどうかを判断し(ステ
ップ104)、その段階になったときは、通信が完了し
ているかどうかを判断する(ステップ105)。ここ
で、通信が完了していないときは、完了するまで第1の
プログラムの実行を待機させる(ステップ106)。ま
た、通信が完了している場合は、読み込んだ第2のプロ
グラムをただちに実行する(ステップ107)。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
ロボットコントローラでは、ロボットプログラムの実行
中に、後から実行する別のロボットプログラムの通信に
よる読み込みを並列的に行い、前記別のロボットプログ
ラムを実行する段階で通信が完了しているときは、読み
込んだ別のロボットプログラムを実行するようにしたた
め、後から実行する別のロボットプログラムの通信中
に、コントローラ本体のロボットプログラムの他の命令
を実行することができるので、無駄な待ち時間がなくな
り、ロボットを効率良く稼動させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるロボットコントローラの機能
的な構成を示すブロック図。
【図2】図1に示したロボットコントローラの具体的な
ハードウェア構成を示したブロック図。
【図3】溶接用ロボットの動作の流れを示した図。
【図4】ロボットコントローラによるロボットプログラ
ム実行時の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…実行専門プログラム実行部 2…通信専門プログラム実行部 3…通信起動部 4…読み込み判断部 5…読み込みプログラム実行部 10…ロボットコントローラ 11…通信専門のCPUユニット11 12…実行専門のCPUユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のプログラム実行中に、外部から第2
    のプログラムを読み込んで実行するロボットコントロー
    ラにおいて、 第1および第2のプログラムを実行するためのプログラ
    ム実行手段と、 外部から第2のプログラムを読み込むための通信プログ
    ラム実行手段と、 前記第1のプログラムの実行中に、後から実行する第2
    のプログラムの読み込み命令に従って、前記通信プログ
    ラム実行手段を起動する通信起動手段と、 前記第2のプログラムを実行する段階で、当該第2のプ
    ログラムが読み込まれているかどうかを判断する判断手
    段と、 前記判断手段により、前記第2のプログラムが読み込ま
    れていると判断されたときは、当該第2のプログラムを
    実行させる読み込みプログラム実行手段と、 を具えたことを特徴とするロボットコントローラ。
JP30889892A 1992-11-18 1992-11-18 ロボットコントローラ Pending JPH06161524A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30889892A JPH06161524A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 ロボットコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30889892A JPH06161524A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 ロボットコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06161524A true JPH06161524A (ja) 1994-06-07

Family

ID=17986599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30889892A Pending JPH06161524A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 ロボットコントローラ

Country Status (1)

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JP (1) JPH06161524A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009116528A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Toyota Motor Corp 生産指示装置
JP2018015817A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 株式会社安川電機 ロボットシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009116528A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Toyota Motor Corp 生産指示装置
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