JPH0616146Y2 - 門扉あるいはフェンス等のネット装着体 - Google Patents

門扉あるいはフェンス等のネット装着体

Info

Publication number
JPH0616146Y2
JPH0616146Y2 JP1987194430U JP19443087U JPH0616146Y2 JP H0616146 Y2 JPH0616146 Y2 JP H0616146Y2 JP 1987194430 U JP1987194430 U JP 1987194430U JP 19443087 U JP19443087 U JP 19443087U JP H0616146 Y2 JPH0616146 Y2 JP H0616146Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
welding
bar
crosspiece
bars
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987194430U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0196999U (ja
Inventor
律 木村
Original Assignee
新日軽株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新日軽株式会社 filed Critical 新日軽株式会社
Priority to JP1987194430U priority Critical patent/JPH0616146Y2/ja
Publication of JPH0196999U publication Critical patent/JPH0196999U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0616146Y2 publication Critical patent/JPH0616146Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gates (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、上下桟の間にネットを装着してなる門扉ある
いはフェンス等のネット装着体に関する。
[従来の技術及びその解決すべき問題点] 従来、上下桟の間にネットを装着してなる門扉あるいは
フェンス等において、棒材を交差させて溶接したネット
を上下桟に溶接によって接合する構造のものでは、溶接
後に電解着色、浸漬塗装、粉体塗装等により上下桟とネ
ットを同時に着色していた。このため、上下桟とネット
の色を同色にせざるを得ないという欠点があった。
[問題点を解決するための手段] 上記従来の問題点を解決する本考案は、上下桟の間にネ
ットを装着してなる門扉あるいはフェンス等のネット装
着体において、上記上下桟を桟本体とネット溶接部を有
し上記桟本体の両側面の一部を覆う溶接桟の2部材によ
って構成してなり、上記ネットを構成する棒材の交差部
を溶接すると共に上記棒材の上下桟側端部と上記溶接桟
のネット溶接部とを各々溶接してなり、上記溶接桟の両
側片の端縁を桟本体に長手方向にスライド嵌合すると共
に、この溶接桟の両側片を上記桟本体の側面に重合させ
てなり、かつ上記溶接桟及びネットを上記桟本体と異な
る色に着色してなる構成としている。
[実施例] 以下、本考案の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
第1図から第5図に本考案をネット装着体である門扉に
適用した一実施例を示す。第1図は本実施例に係る門扉
の外観図、第2図は第1図の縦断面図、第3図は第1図
の横断面図、第4図は要部断面図、第5図は第4図の分
解斜視図である。
本実施例による門扉は、左右の縦桟30,30と共に枠
組みされる上下桟1,2の間にネット3を装着して構成
される。
上記上下桟1,2は、それぞれ桟本体5,6と、溶接桟
7,8の2部材によって構成されている。桟本体5,6
は、左右の縦桟30,30に対してビス止めによって止
着される部分であり、図示の如く断面略方形状に形成さ
れている。この桟本体5,6の両側面には、上記溶接桟
7,8を連結するための嵌合溝5a,5a及び6a,6
aが設けられている。また、この嵌合溝5a,5a,6
a,6aは、桟本体5,6両側面のほぼ中央長手方向に
沿って延びている。
上記溶接桟7,8は、桟本体5の下半分及び桟本体6の
上半分を覆うカバー部9,10と、ネット3を溶接する
ネット溶接部11,12よりなる。カバー部9,10
は、図示の如く桟本体5,6の幅とほぼ等しい幅の断面
U字形に形成されていて、桟本体5の下半分及び桟本体
6の上半分を覆うことができるようにしてある。また、
このカバー部9,10の両先端には、上述した桟本体
5,6の嵌合溝5a,6aに嵌合する嵌合片9a,9
a,10a,10aが長手方向に沿って設けられてい
る。
上記桟本体5,6と溶接桟7,8との連結は、溶接桟
7,8の嵌合片9a,9a,10a,10aを桟本体
5,6の嵌合溝5a,5a,6a,6aにスライド嵌合
することによってなされる。なお、桟本体5,6のカバ
ー部9,10によって覆われる部分は、カバー部9,1
0の肉厚分だけ幅を狭くしてあり、これによって桟本体
5,6の側面とカバー部9,10の側面とが面一に連続
するようにしてある。また、上記桟本体5,6及び溶接
桟7,8は、各々押出し型材によって形成されている。
ネット3を溶接するための上記ネット溶接部11,12
は、図示の如くカバー部9,10の中心位置から突出さ
せて設けられ、カバー部9の長手方向に沿って延びてい
る。また、このネット溶接部11,12の先端部11
a,12aは、ネット3との溶接をしやすくするため断
面円形状に膨出した形状としてある。
上下桟5,6間に装着されるネット3は、複数本の棒材
14を縦横格子状に交差させて組み、その各交差部を溶
接することにより全体として四角形状に形成されてい
る。そして、このネット3を構成する縦の棒材14の上
下桟1,2側の端部が、溶接桟7,8のネット溶接部1
1,12にそれぞれ溶接され、これによってネット3と
溶接桟7,8とが互いに止着されている。なお、棒材1
4の交差部の溶接と、棒材14端部のネット溶接部1
1,12への溶接は、溶接機によって一度に行うことが
できる。また、上記溶接には、通電溶接等が用いられ
る。
上記溶接桟7,8は、上記の如くネット3が止着された
状態で桟本体5,6にスライド嵌合して連結される。そ
して、その後桟本体5,6を縦桟30,30にビス止め
するものである。なお、縦桟30,30の内側面には、
ネット3を構成する横の棒材14の端部が嵌る溝30
a,30aが長手方向に設けられている。
上述の如く本実施例では、上下桟1,2を桟本体5,6
と溶接桟7,8とに分割したので、ネット3を溶接桟
7,8に溶接した状態で桟本体5,6を別々に着色し、
その後溶接桟7,8を桟本体5,6に連結すれば、ネッ
ト3と桟本体5,6の色を変えることができる。また、
上記実施例では、溶接桟7,8が桟本体5,6のほぼ半
分を覆うようにしたので、上下桟1,2自体を色分けす
ることができることとなる。
なお、桟本体と溶接桟の形状については、実施例のもの
に限定されず種々変更可能である。また、桟本体と溶接
桟との連結構造については、桟本体側に溝を形成し溶接
桟側にその溝にスライド嵌合する突部を形成する場合を
示したが、桟本体側に突部を溶接桟側に溝を形成するこ
ともできる。また、上記溝及び突部は必ずしも長手方向
にわたって設けることはなく、所定間隔をおいて複数設
けるようにしてもよい。
さらに、溶接桟のネット溶接部の形状は、ネットを構成
する棒材を溶接しうる形状であれば実施例のものに限定
されない。さらに、必ずしも溶接桟の長手方向にわたっ
て設けることはなく、縦の棒材と対応する個所のみに設
けてもよい。
また、ネットを左右の縦桟にも止着する場合には、縦桟
を桟本体と溶接桟に分けて構成することも可能である。
さらに、実施例は、本考案を門扉に適用した場合を示し
たが、その他のネット装着体(例えば、フェンス)に適
用することができるのはいうまでもない。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、上下桟を桟本体と溶接桟
の2部材で構成し、ネットを構成する棒材の交差部を溶
接すると共に、棒材の端部を溶接桟のネット溶接部に溶
接し、桟本体と溶接桟を嵌合連結するので、桟本体とネ
ット及び溶接桟を別々に着色することができるようにな
り、桟本体とネットの色分けが可能となる。また、桟本
体の両側面の一部を溶接桟が覆っているため、溶接桟と
ネットとを桟本体に対し異なる色のツートーンカラーに
彩色することができる。
しかも上記溶接桟の端縁をスライド嵌合によって桟本体
に結合したので、上記ツートーンカラーの境界がズレた
り隙間ができたりすることがなく装飾効果を一層向上さ
せることができる。
更に、上記溶接桟を桟本体の側面に重合させるので、両
者を強固に結合させることができる。
更にまた、ネットを構成する棒材を溶接桟のネット溶接
部に溶接するので、ネットの組立てとネットの桟への接
合を一度の溶接によって簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の外観図、第2図は第1図に
示す一実施例の縦断面図、第3図は第1図に示す一実施
例の横断面図、第4図は一実施例の要部断面図、第5図
は第4図の分解図である。 1,15,20:上桟 2:下桟 3:ネット 5,6:桟本体 7,8:溶接桟 5a,6a:嵌合溝 9,10:カバー部 11,12:ネット溶接部 14:棒材 30:縦桟

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下桟の間にネットを装着してなる下記要
    件を備えることを特徴とする門扉あるいはフェンス等の
    ネット装着体。 (イ)上記上下桟を桟本体と、ネット溶接部を有し上記桟
    本体の両側面の一部を覆う溶接桟の2部材によって構成
    してなる。 (ロ)上記ネットを構成する棒材の交差部を溶接すると共
    に、上記棒材の上下桟側端部と上記溶接桟のネット溶接
    部とを各々溶接してなる。 (ハ)上記溶接桟の両側片の端縁を桟本体に長手方向にス
    ライド嵌合すると共に、この溶接桟の両側片を上記桟本
    体の側面に重合させてなる。 (ニ)上記溶接桟及びネットを上記桟本体と異なる色に着
    色してなる。
JP1987194430U 1987-12-22 1987-12-22 門扉あるいはフェンス等のネット装着体 Expired - Lifetime JPH0616146Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987194430U JPH0616146Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22 門扉あるいはフェンス等のネット装着体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987194430U JPH0616146Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22 門扉あるいはフェンス等のネット装着体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0196999U JPH0196999U (ja) 1989-06-28
JPH0616146Y2 true JPH0616146Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=31485160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987194430U Expired - Lifetime JPH0616146Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22 門扉あるいはフェンス等のネット装着体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0616146Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592315Y2 (ja) * 1980-03-17 1984-01-21 西濃アルナ販売株式会社 アルミニウム製門扉
JPH065479Y2 (ja) * 1986-05-28 1994-02-09 吉田工業株式会社 境界仕切装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0196999U (ja) 1989-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0616146Y2 (ja) 門扉あるいはフェンス等のネット装着体
EP0120859A1 (de) Rahmen für honigwaben
JPH0122080Y2 (ja)
JPS5826311Y2 (ja) 建具用格子体
JPH0350219Y2 (ja)
JPH017827Y2 (ja)
JPH059397Y2 (ja)
JPH0428400Y2 (ja)
JPH0343295Y2 (ja)
JPH0322479Y2 (ja)
JPS6346585U (ja)
JPH0247744Y2 (ja)
JPS624563U (ja)
JPS6346624Y2 (ja)
JPS6435831U (ja)
JPS5826312Y2 (ja) 建具用格子体
JPH0246676Y2 (ja)
JPS6019868Y2 (ja) アルミニウム製フエンス
JPH0442675U (ja)
JPH0323015Y2 (ja)
JPH0322478Y2 (ja)
JPS6378662U (ja)
JP2000050730A (ja) フェンス
JPS642980U (ja)
JPS5893183U (ja) 合成樹脂製扉