JPH06161455A - 波形記憶再生装置 - Google Patents

波形記憶再生装置

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JPH06161455A
JPH06161455A JP5072968A JP7296893A JPH06161455A JP H06161455 A JPH06161455 A JP H06161455A JP 5072968 A JP5072968 A JP 5072968A JP 7296893 A JP7296893 A JP 7296893A JP H06161455 A JPH06161455 A JP H06161455A
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JP
Japan
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waveform
data
input
memory
signal
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JP5072968A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Ichiki
哲二 市来
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音信号入力型の波形記憶再生装置において、
音信号を適正なタイミングで入力可能とする。 【構成】 入力端子30から入力した音信号をA/D変
換回路54により波形データTWDに変換する一方、入
力音信号のレベルが所定値以上になったことをレベル検
出回路40で検出し、その検出信号に応じてアドレスカ
ウンタ16Aを動作させることにより波形メモリ10の
記憶領域M1 に波形データTWDを書込む。入力音信号
が所定レベルまで減衰したことを検出回路40で検出
し、その検出信号に応じてカウンタ16Aの動作を停止
させて書込停止とする。書込停止時にリセットスイッチ
60をオンすると、カウンタ16Aがリセットされると
共に、発光ダイオード64がANDゲート62を介して
点灯駆動され、次の音信号の波形データの書込みが可能
である旨表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所望の音信号を入力
してその波形データを波形メモリに記憶するようにした
波形記憶再生装置に関し、特に音信号の入力前に波形デ
ータが書込可能である旨表示することにより音信号を適
正なタイミングで入力可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、音信号入力型の波形記憶再生装置
としては、入力音信号が所定レベルに達したことを検出
して書込動作を開始するようにしたものが知られている
(例えば、特開昭55−166698号公報参照)。そ
して、この従来装置にあっては、波形メモリに関して最
大アドレスを検出して書込動作を停止するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、音信号を入力すると、該音信号の波形データの書込
みが自動的に開始される。このため、記憶モード時に
は、記憶したい音以外の音を入力しないように注意する
必要がある。しかし、入力操作を行なう者には、記憶可
能な状態にあることがわかりにくいので、不所望の音入
力に基づいて波形データを記憶したり、記憶可能でない
ときに音信号を入力したためその波形データを記憶でき
なかったりする事態が生じた。
【0004】また、上記した従来技術によると、波形メ
モリには、1音分の波形データしか記憶することができ
ない。そこで、複数音分の波形データを記憶可能にする
ため、1音目の波形データの書込終了後に2音目の波形
データを書込むようにすることが考えられる。この場
合、2音目の音信号を適正なタイミングで入力しない
と、2音目の波形データが1音目の波形データに重ねて
書込まれるような事態も生ずる。
【0005】この発明の目的は、適正なタイミングで音
信号を入力することができる新規な波形記憶再生装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る波形記憶
再生装置は、音信号を入力するための入力手段と、読み
書き可能な波形記憶手段と、前記入力手段から入力され
る音信号のレベルが所定値以上になったことを検出して
検出信号を発生する検出手段と、前記入力手段から入力
される音信号の波形を表わす波形データを前記波形記憶
手段に書込む書込手段であって、前記検出手段からの検
出信号に応じて書込みを開始するものと、前記入力手段
から音信号を入力する前に前記波形記憶手段への波形デ
ータの書込みが可能である旨表示する表示手段と、前記
波形記憶手段から波形データを読出して音信号を再生す
る再生手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、音信号を入力する前
に波形データの書込みが可能である旨表示するようにし
たので、この表示を見てから音信号を入力するようにす
れば、該音信号の波形データを正常な形で記憶すること
ができる。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるオートリ
ズム装置の回路構成を示すものであり、このオートリズ
ム装置は、時分割的な12個の発音チャンネルを有する
リズム音源部RTGをそなえている。すなわち、リズム
音源部RTG内には、12音分の波形データを書込可能
なRAMからなる第1の波形メモリ10と、12音分の
波形データが予めファクトリセットされたROM(リー
ド・オンリィ・メモリ)からなる第2の波形メモリ12
とが設けられ、選択されたリズムパターンに従っていず
れかの波形メモリ(10又は12)から時分割的に波形
データを読出すことによりオートリズム演奏が行なわれ
るものである。第1の波形メモリ10への波形データ書込み(図1) 図1の回路において、第1の波形メモリ10に波形デー
タを書込むにあたっては、書込/読出制御スイッチ14
をオンする。すると、書込/読出制御信号W/Rが
“1”となり、第1の波形メモリ10及び下位アドレス
データ発生回路16が書込モードとなる。また、ゲート
回路18が導通するのでチャンネル表示器20にチャン
ネルナンバデータCHに応じてチャンネルナンバが表示
されると共に、ゲート回路22が導通するのでアドレス
表示器24に書込用の下位アドレスデータWADに応じ
て下位アドレスが表示されるようになる。
【0009】波形データ書込みの際は、RAM/ROM
切換スイッチ26を予めオン状態にする。こうすると、
メモリ選択信号RA/ROが“1”となり、スタート・
エンドアドレスデータ発生回路28内のRAMからなる
スタートアドレスメモリ28Bが利用可能となる。
【0010】入力端子30には、マイクロホン32又は
テープレコーダ等の外部機器34を接続することにより
任意の音信号(例えば打楽器音、人や動物の声等の信
号)を入力可能である。いま、所望の音信号を入力した
ものとすると、この入力音信号は、入力アンプ36及び
抵抗R1 を介してスピーカ38に供給されて発音される
一方、入力アンプ36を介してレベル検出回路40に供
給される。
【0011】レベル検出回路40は、入力信号の立上り
開始にほぼ同期してR−Sフリップフロップ42をセッ
トする。このため、フリップフロップ42の出力Qは
“1”となり、これに応じて立上り微分回路44からス
タートアドレス用の書込命令パルスWIS が送出され、
スタート・エンドアドレスデータ発生回路28に供給さ
れる。
【0012】スタート・エンドアドレスデータ発生回路
28では、書込/読出制御信号W/Rが“1”になると
12進カウンタからなるチャンネルカウンタ28Aがリ
セットされる。このチャンネルカウンタからは、チャン
ネルナンバ0を表わすチャンネルナンバデータCHが送
出され、これに応じてチャンネル表示器20はチャンネ
ルナンバ0を表示する。また、回路28では、スタート
アドレスメモリ28Bのチャンネルナンバ0に対応した
記憶領域に1音目のスタートアドレス0を示すスタート
アドレスデータが書込命令パルスWIS に応じて書込ま
れる。そして、このスタートアドレスデータは、書込後
直ちに読出され、上位アドレスデータUADとして加算
器46に供給される。
【0013】ところで、上記のようにフリップフロップ
42の出力Qが“1”になると、ORゲート48の出力
が“1”になり、この出力がANDゲート50に供給さ
れる。また、ANDゲート50にはインバータ52を介
して書込命令パルスWIS も供給される。このため、A
NDゲート50の出力は、フリップフロップ42の出力
Qが“1”になった後書込命令パルスWIS のパルス幅
に相当する期間だけ遅れて“1”となり、この出力は書
込イネーブル信号WENとして下位アドレスデータ発生
回路16に供給される。
【0014】下位アドレスデータ発生回路16には、書
込用アドレスカウンタ16Aが設けられており、このカ
ウンタは、書込イネーブル信号WENが“1”になる
と、クロック信号φを計数して書込用の下位アドレスデ
ータWADを送出し、これに応じてアドレス表示器24
が下位アドレスを表示する。また、下位アドレスデータ
WADは、加算器46に供給され、前述した上位アドレ
スデータUADと加算される。そして、加算器46から
の加算出力は、アドレスデータADとして第1の波形メ
モリ10に供給される。
【0015】アナログ/ディジタル(A/D)変換回路
54は、入力アンプ36からの入力音信号を各サンプル
点毎にA/D変換して各サンプル点毎に振幅を表わすデ
ィジタル形式の波形データTWDを第1の波形メモリ1
0に供給する。
【0016】第1の波形メモリ10では、前述のアドレ
スデータADに応じてチャンネルナンバ0に対応した記
憶領域M1 が指定され、この記憶領域M1 に最初の1音
分の波形データTWDが書込まれる。この場合、記憶領
域M1 のスタートアドレスS1 は、前述したように0で
ある。また、エンドアドレスE1 は、次に述べるように
して定められる。
【0017】すなわち、最初の1音の減衰終了にほぼ同
期してレベル検出回路40がフリップフロップ42をリ
セットすると、フリップフロップ42の出力Qは
“0”、出力Q’は“1”となる。遅延回路56は、ク
ロック信号φの数周期分だけフリップフロップ42の出
力Qを遅延させるために設けられたもので、フリップフ
ロップ42の出力Qが“0”になると、遅延回路56の
出力は該数周期分遅れて、“0”となり、これに応じて
書込イネーブル信号WENも“0”となる。このため、
下位アドレスデータ発生回路16では、書込用アドレス
カウンタ16Aがクロック信号φの計数を停止し、この
ときまでのカウント値がエンドアドレスE1 となる。こ
のように、1音目の減衰終了から若干遅れてエンドアド
レスを定めるようにすると、1音目の記憶領域M1 に若
干の余裕をもたせることができる。なお、エンドアドレ
スE1 はアドレス表示器24を見て確認することができ
る。
【0018】立下り微分回路58は、遅延回路56の出
力が“1”から“0”に変化するのに同期してエンドア
ドレス用の書込命令パルスWIE を発生し、スタート・
エンドアドレスデータ発生回路28に供給する。この回
路28では、RAMからなるエンドアドレスメモリ28
Cのチャンネルナンバ0に対応した記憶領域にエンドア
ドレスE1 を示すエンドアドレスデータが書込命令パル
スWIE に応じて書込まれる。この書込まれたエンドア
ドレスデータは、第1の波形メモリ10からの波形デー
タ読出しを停止制御するのに用いられるものである。
【0019】上記のようにして最初の1音分の波形デー
タの書込処理が終った後は、カウンタリセットスイッチ
60をオンする。すると、カウンタリセット信号ACR
が“1”となり、これに応じて下位アドレスデータ発生
回路16内の書込用アドレスカウンタ16Aがカウント
値0にリセットされる。また、フリップフロップ42の
出力Q’=“1”を受取っているANDゲート62は、
カウンタリセット信号ACR=“1”に応じて出力が
“1”となり、これに応じて発光ダイオード64が点灯
する。この発光ダイオード64の点灯により2音目の波
形データの書込みが可能である旨表示される。
【0020】この後、ステップスイッチ66を1回オン
してステップ信号SSを発生させると、回路28内のチ
ャンネルカウンタ28Aのカウント値が1アップする。
すなわち、このチャンネルカウンタからは、チャンネル
ナンバ1を表わすチャンネルナンバデータCHが発生さ
れ、これに応じてチャンネル表示器20がチャンネルナ
ンバ1を表示する。
【0021】次に、入力端子30を介して2番目の音信
号を入力したものとすると、上記したと同様にして書込
命令パルスWIS が発生され、これに応じて回路28で
はスタートアドレスメモリ28Bのチャンネルナンバ1
に対応した記憶領域に2音目のスタートアドレスデータ
が書込まれる。この2音目のスタートアドレスデータ
は、1音目のエンドアドレスE1 に1を加えたスタート
アドレスS2 を表わす。そして、2音目のスタートアド
レスデータは、上位アドレスデータUADとして加算器
46に供給される。
【0022】ANDゲート50は、上記したと同様にし
て書込イネーブル信号WENを発生し、これに応じて回
路16内の書込用アドレスカウンタ16Aは書込用の下
位アドレスデータWADを加算器46に供給する。従っ
て、上記したと同様にして加算器46からのアドレスデ
ータADに応じて第1の波形メモリ10のチャンネルナ
ンバ1に対応した記憶領域M2 に2音目の波形データT
WDが書込まれる。
【0023】2番目の入力音の減衰終了から若干遅れて
ANDゲート50の出力が“1”から“0”になると、
上記したと同様にして回路16内の書込用アドレスカウ
ンタ16Aが計数を停止し、このときまでのカウント値
が2音目のエンドアドレスE2 となる。また、立下り微
分回路58が書込命令パルスWIE を発生し、これに応
じて回路28ではエンドアドレスメモリ28Cのチャン
ネルナンバ1に対応した記憶領域にエンドアドレスE2
を示すエンドアドレスデータが書込まれる。
【0024】この後は、上記したと同様にしてカウンタ
リセットスイッチ60をオンしてからステップスイッチ
66によりチャンネルナンバを1アップしては所望の音
信号を入力する処理をくりかえすことにより第1の波形
メモリ10には最大で12音分の波形データを書込むこ
とができ、それによって12個の発音チャンネルに対す
る12個のリズム音源の割当てが可能となる。このよう
な順次書込方式によると、第1の波形メモリ10におけ
る12音分の記憶領域M1 〜M12のアドレス数はそれぞ
れ対応する入力音の波形データ量に応じて決まり、異な
る音を入力する限り一定とならない。
【0025】なお、第1の波形メモリ10に書込んだ波
形データを消去したいときは、消去スイッチ65をオン
する。すると、消去スイッチ65につながれたインバー
タ67の出力からなる消去命令信号ERが“0”とな
り、第1の波形メモリ10の波形データが消去されると
共に、スタートアドレスメモリ28B及びエンドアドレ
スメモリ28Cのアドレスデータが消去される。記憶データに基づくオートリズム演奏(図1) オートリズム演奏にあたっては、第1の波形メモリ10
又は第2の波形メモリ12のいずれかの記憶データを利
用する。
【0026】まず、第1の波形メモリ10の記憶データ
を利用する場合について説明する。この場合、書込/読
出制御スイッチ14をオフ状態とすると、書込/読出制
御信号W/Rが“0”となり、第1の波形メモリ10及
び下位アドレスデータ発生回路16が読出モードとな
る。また、ゲート回路18及び22が非導通となるの
で、チャンネル表示器20及びアドレス表示器24のい
ずれにおいても表示が行なわれない。
【0027】スタート・エンドアドレスデータ発生回路
28では、読込/読出制御信号W/Rが“0”になる
と、チャンネルカウンタ28Aがクロック信号φを計数
してチャンネルナンバデータCHを発生する。チャンネ
ルカウンタ28Aは12進カウンタで構成されているの
で、チャンネルナンバデータCHとしては、0〜11の
チャンネルナンバを表わすデータが順次に且つ反復的に
送出される。
【0028】第1の波形メモリ10を利用する際は、R
AM/ROM切換スイッチ26を予めオン状態にしてお
くので、回路28内では、各々RAMからなるスタート
アドレスメモリ28B及びエンドアドレスメモリ28C
が利用可能である。すなわち、スタートアドレスメモリ
28Bからは、チャンネルナンバデータCHに応じて1
2チャンネル(12音)分のスタートアドレスデータが
順次に読出され、各スタートアドレスデータは上位アド
レスデータUADとして加算器46に供給される。ま
た、エンドアドレスメモリ28Cからは、チャンネルナ
ンバデータCHに応じて12チャンネル分のエンドアド
レスデータが順次に読出され、各エンドアドレスデータ
EADは比較器68に比較入力Bとして供給される。
【0029】リズムパターンパルス発生回路70は、マ
ーチ、ワルツ、スウィング…のような多数のリズム種類
にそれぞれ対応した多数のリズムパターンがファクトリ
セットされたリズムパターンメモリ等を含むもので、リ
ズムパターンメモリからどのリズムパターンを読出すか
はリズムセレクタ72からのリズム選択データSELに
よって指定されるようになっている。
【0030】各リズム種類に対応するリズムパターン
は、一例としてテンポクロックパルスのカウント値0〜
95にそれぞれ対応した1小節分のパターンデータによ
って構成されるもので、各カウント値に対応するパター
ンデータは該カウント値に対応する発音タイミングで1
2個の発音チャンネルのうちどのチャンネルを発音すべ
きか表わすようになっている。
【0031】リズムスタート/ストップスイッチ74を
オンすると、スタート/ストップ制御信号ST/SPが
“1”となり、これに応じてリズムパターンパルス発生
回路70が、選択されたリズム種類に対応するリズムパ
ターンに従ってリズムパターンパルスRPを時分割的に
送出する。すなわち、各リズムパターンパルスは、チャ
ンネルナンバデータCHに基づいて12個のタイムスロ
ットのうち発音すべきチャンネルに対応するタイムスロ
ットに割当てられた形で下位アドレスデータ発生回路1
6に供給され、該チャンネルに対する発音命令信号とし
て利用される。
【0032】下位アドレスデータ発生回路16には、ク
ロック信号φを時分割的に計数可能な読出用アドレスカ
ウンタ16Bが設けられており、このカウンタは、リズ
ムパターンパルスにより発音すべく指示されたチャンネ
ルのタイミングでクロック信号φを計数し、その計数出
力を読出用の下位アドレスデータRADとして加算器4
6に供給する。下位アドレスデータRADは、比較入力
Aとして比較器68にも供給される。
【0033】加算器46は、上位アドレスデータUAD
としてのスタートアドレスデータと読出用の下位アドレ
スデータRADとを加算し、その加算出力をアドレスデ
ータADとして第1の波形メモリ10に供給する。この
結果、第1の波形メモリ10からは、アドレスデータA
Dに応じて波形データが時分割的に読出されることにな
る。例えば、ある発音タイミングに関してチャンネルナ
ンバ0及び2のチャンネルでの発音を指示すべくリズム
パターンパルスRPが、発生された場合には、第1の波
形メモリ10からは、記憶領域M1 及びM3 の波形デー
タが時分割的に読出される。そして、各記憶領域毎に波
形データの読出しが終ると、比較器68が比較入力A及
びBの一致に応じて一致信号EQを発生し、これに応じ
て読出用アドレスカウンタ16Bの一致に係るチャンネ
ルに対応したカウント値が0にリセットされる。
【0034】セレクタ76は、メモリ選択信号RA/R
Oが“1”であるので、入力Aを選択する状態にある。
このため、第1の波形メモリ10から読出された波形デ
ータはセレクタ76を介してアキュムレータ78に供給
される。
【0035】アキュムレータ78は、チャンネルナンバ
データCHに基づいて複数チャンネル分の読出データを
累算して混合波形を表わす波形データを出力するもの
で、その出力データはディジタル/アナログ(D/A)
変換回路80によりアナログ信号に変換される。そし
て、D/A変換回路80からのアナログ信号は、出力ア
ンプ82及び抵抗R2 を介してスピーカ38に供給さ
れ、音響に変換される。
【0036】上記のようにして、選択されたリズムパタ
ーンに従って第1の波形メモリ10から時分割的に波形
データを読出すことによりオートリズム演奏が行なわれ
る。この場合、第1の波形メモリ10の波形データを書
換えることにより任意のリズム音源群を設定可能である
ため、変化に富んだリズム演奏を楽しむことができる。
【0037】なお、オートリズム演奏を停止させたいと
きは、リズムスタート/ストップスイッチ74をオフす
ればよい。
【0038】次に、第2の波形メモリ12の記憶データ
を利用する場合について説明する。この場合、書込/読
出制御スイッチ14をオフ状態とすることは前述の第1
の波形メモリ利用の場合と同様であるが、RAM/RO
M切換スイッチ26はオフ状態にする。すると、メモリ
選択信号RA/ROが“0”となり、これに応じて回路
28内の各々ROMからなるスタートアドレスメモリ2
8D及びエンドアドレスメモリ28Eが利用可能とな
る。また、メモリ選択信号RA/RO=“0”に応じて
セレクタ76が第2の波形メモリ12の読出データから
なる入力Bを選択する状態となる。
【0039】この後、リズムスタート/ストップスイッ
チ74をオンすると、メモリ10,28B及び28Cの
代りにメモリ12,28D及び28Eを用いる点を除い
て上記したと同様の時分割読出動作によりオートリズム
演奏が行なわれる。下位アドレスデータ発生回路(図2) 図2は、下位アドレスデータ発生回路16の一構成例を
示すものである。
【0040】書込モード時において、ANDゲート90
は、書込イネーブル信号WEN=“1”に応じて導通
し、クロック信号φを書込用アドレスカウンタ16Aに
供給する。カウンタ16Aは、クロック信号φを計数
し、その計数出力からなる書込用下位アドレスデータW
ADをセレクタ92に入力Aとして供給する一方、図1
に示したようにスタート・エンドアドレスデータ発生回
路28及びゲート回路22に供給する。
【0041】セレクタ92は、書込/読出制御信号W/
Rが“1”である書込モード時において入力Aを選択す
る。このため、カウンタ16Aからの書込用下位アドレ
スデータWADは、セレクタ92を介して図1の加算器
46に供給される。
【0042】入力音の減衰終了後、書込イネーブル信号
WENが“0”になると、ANDゲート90が非導通に
なり、これに応じてカウンタ16Aが計数停止となる。
【0043】なお、カウンタ16Aは、カウンタリセッ
ト信号ACRに応じてリセットされる。
【0044】読出モード時においては、時分割ラッチ回
路94及び読出用アドレスカウンタ16Bが利用可能で
ある。リズムパターンパルスRPは、クロック信号φで
調時される12ステージ/1ビットのシフトレジスタ
(S/R)96に入力される。シフトレジスタ96から
送出されたリズムパターンパルスは、ORゲート98を
介して12ステージ/1ビットのシフトレジスタ(S/
R)100に入力され、クロック信号φに応じてシフト
される。そして、シフトレジスタ100から送出された
リズムパターンパルスは、ANDゲート102及びOR
ゲート98を介して再びシフトレジスタ100に入力さ
れ、以後この閉ループで循環的に記憶される。
【0045】シフトレジスタ100から送出されたリズ
ムパターンパルスはゲート回路104にも供給される。
ゲート回路104は、加算器106から12ステージ/
mビット(mはカウンタ16Aのビット数に対応)のシ
フトレジスタ(S/R)108に至るデータ路に設けら
れたもので、加算器106は、シフトレジスタ108の
出力データの最下位ビットに“1”を加えて送出し、シ
フトレジスタ108は、クロック信号φに応じてシフト
動作を行なうようになっている。従って、ゲート回路1
04、加算器106及びシフトレジスタ108は、シフ
トレジスタ96及び100と同期して動作するような時
分割カウンタを構成している。
【0046】この時分割カウンタは、シフトレジスタ1
00が例えば第0チャンネルのタイミング毎にリズムパ
ターンパルスを送出すると、第0チャンネルに対応する
タイミング毎にカウント値が1アップする。このこと
は、第1〜第11チャンネルのタイミングについても同
様である。カウンタ16Bでは、このようにして12チ
ャンネル分の時分割計数が可能である。
【0047】カウンタ16Bの計数出力は、読出用下位
アドレスデータRADとして送出され、セレクタ92に
入力Bとして供給される。セレクタ92は、読出モード
時に書込/読出制御信号W/R=“0”に応じて入力B
を選択する状態にあるので、読出用下位アドレスデータ
RADは、セレクタ92を介して図1の加算器46及び
比較器68に供給される。
【0048】1音分の波形データの読出終了後に比較器
68から一致信号EQが発生されると、この一致信号
は、ORゲート110を介してインバータ112に供給
される。このため、インバータ112の出力“0”に応
じてANDゲート102が非導通となり、循環記憶され
ていたリズムパターンパルスは消去される。従って、ゲ
ート回路104は、一致に係るチャンネルのタイミング
で非導通となり、該チャンネルに対応したカウント値は
0にリセットされる。
【0049】一致信号EQが発生される前に、循環記憶
されているリズムパターンパルスとチャンネル同一のリ
ズムパターンパルスRPが到来したときは、このリズム
パターンパルスがORゲート110及びインバータ11
2を介してANDゲート102を非導通にするので、一
致信号EQの場合と同様にしてカウンタ16Bのカウン
ト値がリセットされる。また、このときのリズムパター
ンパルスは、シフトレジスタ96及びORゲート98を
介してシフトレジスタ100に入力され、前述したと同
様に循環記憶される。このため、カウンタ16Bは、リ
セットされたチャンネルに関して再び計数動作を開始す
る。この結果、1音分の波形データの読出しの途中で同
一音についてリズムパターンパルスが発生された場合に
は、該波形データを先頭アドレスに戻って読出すことが
可能となる。スタート・エンドアドレスデータ発生回路(図3) 図3は、スタート/エンドアドレスデータ発生回路28
の一構成例を示すものである。
【0050】書込モード時において、セレクタ110
は、書込/読出制御信号W/R=“1”に応じて図1の
ステップスイッチ66からのステップ信号SSを選択し
てチャンネルカウンタ28Bに供給する状態にある。
【0051】チャンネルカウンタ28Bは、書込/読出
制御信号W/Rが“1”になると、この信号を入力とす
る立上り微分回路112の出力に応じてリセットされ
る。このときのカウント値(チャンネルナンバ)0を表
わすチャンネルナンバデータCHは、図1のゲート回路
18に供給される一方、比較器114に入力Aとして供
給される。比較器114の入力Bとしては、データ源1
16から数値1を表わすデータが供給されている。
【0052】比較器114は、入力A及びBを比較して
A≧Bのとき出力“1”を発生するものであるが、上記
のようにカウンタ28Aのカウント値が0であるときは
出力が“0”である。このため、セレクタ118は、デ
ータ源120から数値0を示すデータ(全ビット“0”
のデータ)を選択してスタートアドレスメモリ28Bに
供給する。このとき、メモリ28Bでは、チャンネルナ
ンバデータCHに応じてチャンネルナンバ0に対応した
記憶領域が指定されている。
【0053】最初の入力音に応答して書込命令パルスW
S が発生されると、このパルスに応じてメモリ28B
のチャンネルナンバ0に対応した記憶領域には0を示す
スタートアドレスデータが書込まれる。このスタートア
ドレスデータは、書込命令パルスWIS がなくなると、
メモリ28Bから読出され、セレクタ122に入力Aと
して供給される。
【0054】書込モード時において、セレクタ122
は、メモリ選択信号RA/RO=“1”に応じて入力A
を選択する状態にあるので、メモリ28Bから読出され
たスタートアドレスデータはセレクタ122を介して上
位アドレスデータUADとして図1の加算器46に供給
される。
【0055】最初の入力音の減衰が終了して図2のカウ
ンタ16Aが計数を停止すると、このときまでのカウン
ト値を表わす書込用下位アドレスデータWADがエンド
アドレスメモリ28Cに供給される。このとき、メモリ
28Cでは、チャンネルナンバデータCHに応じてチャ
ンネルナンバ0に対応した記憶領域が指定されている。
カウンタ16Aの計数停止に同期して書込命令パルスW
E が発生されると、このパルスに応じてメモリ28C
のチャンネルナンバ0に対応した記憶領域にはカウンタ
16Aの停止時のカウント値を表わす下位アドレスデー
タWADがエンドアドレスデータとして書込まれる。ま
た、メモリ28Cに書込まれたのと同じ下位アドレスデ
ータWAD(エンドアドレスデータ)が書込命令パルス
WIE に応じてラッチ回路124にラッチされる。
【0056】この後、ステップ信号SSが発生される
と、カウンタ28Aのカウント値が1となり、これに応
じてメモリ28B及び28Cではチャンネルナンバ1に
対応した記憶領域が指定される。また、カウンタ28A
のカウント値が1になると、比較器114の出力が
“1”となり、これに応じてセレクタ118は加算器1
26の出力を選択してメモリ28Bに供給するようにな
る。
【0057】加算器126は、ラッチ回路124からの
エンドアドレスデータと、データ源128からの数値1
を表わすデータとを加算するものであり、この加算によ
りエンドアドレス値より1だけ大きいスタートアドレス
値が定められる。
【0058】2番目の入力音に応答して書込命令パルス
WIS が発生されると、このパルスに応じてメモリ28
Bのチャンネルナンバ1に対応した記憶領域には加算器
126の出力データが2音目のスタートアドレスデータ
として書込まれる。
【0059】この後は、上記したと同様の動作によりメ
モリ28B及び28Cに最大で12チャンネル分のアド
レスデータを書込むことができる。
【0060】なお、メモリ28B及び28Cに書込まれ
たアドレスデータは、図1の消去スイッチ65をオンし
て消去命令信号ERを“0”とすることにより消去する
ことができる。
【0061】次に、読出モードの場合について説明す
る。この場合、セレクタ110は、書込/読出制御信号
W/R=“0”に応じてクロック信号φを選択し、カウ
ンタ28Aに供給する。カウンタ28Aは、クロック信
号φを計数することによりそのカウント値が0,1,2
…11,0,1のように変化する。各カウント値に対応
したチャンネルナンバデータCHに応じてメモリ28
B,28C,28D及び28Eからそれぞれデータが読
出される。
【0062】スタートアドレスメモリ28B及び28D
から読出されたスタートアドレスデータはそれぞれ入力
A及びBとしてセレクタ122に供給され、エンドアド
レスメモリ28C及び28Eから読出されたエンドアド
レスデータはそれぞれ入力A及びBとしてセレクタ13
0に供給される。
【0063】セレクタ122及び130は、いずれもメ
モリ選択信号RA/ROに応じて選択動作が制御される
もので、第1の波形メモリ10を利用する場合は、RA
/RO=“1”に応じていずれも入力Aを選択する。こ
のため、上位アドレスデータUADとしては、メモリ2
8Bからの読出データが送出されると共に、エンドアド
レスデータEADとしては、メモリ28Cからの読出デ
ータが送出される。また、第2の波形メモリ12を利用
する場合には、RA/RO=“0”に応じてセレクタ1
22及び130がいずれも入力Bを選択する。このた
め、上位アドレスデータUADとしては、メモリ28D
からの読出データが送出されると共に、エンドアドレス
データEADとしては、メモリ28Eからの読出データ
が送出される。メモリ選択制御回路の変形例(図4) 図4は、メモリ選択制御回路の変形例を示すもので、こ
の回路から送出されるメモリ選択信号RA’/RO’
は、読出モード時においてのみ図1の回路でメモリ選択
信号RA/ROの代りに使用されるものである。
【0064】書込/読出制御信号W/Rが“1”になる
(書込モードになる)と、立上り微分回路132が出力
パルスを発生して12ステージ/1ビットのシフトレジ
スタ(S/R)134をリセットすると共に、セレクタ
136が入力Aを選択する状態となる。このような状態
において、RAM指定スイッチ138をオンすると、信
号“1”がORゲート140を介してシフトレジスタ1
34に入力される。この結果、第0チャンネルのリズム
音源として第1の波形メモリ(RAM)10の記憶領域
1 の波形データを利用可能となる。また、スイッチ1
38をオンしなければ、第0チャンネルのリズム音源と
して、第2の波形メモリ(ROM)12のチャンネルナ
ンバ0に対応した記憶領域の波形データが利用可能であ
る。
【0065】次に、図1のステップスイッチ66を1回
オンしてステップ信号SSを発生させると、この信号は
セレクタ136を介してシフトレジスタ134にシフト
パルスSFPとして供給され、これに応じてシフトレジ
スタ134では、1ステージ分のシフト動作が行なわれ
る。この状態では、第0チャンネルについて上記したと
同様にして第1チャンネルのリズム音源指定(“1”又
は“0”によるRAM又はROMの選択)が可能とな
る。
【0066】上記のようにしてチャンネルナンバ0〜1
1の各チャンネル毎に“1”(RAM)又は“0”(R
OM)のメモリ選択が可能であるが、一例として第0〜
第3チャンネルについては“1”を、第4〜第11チャ
ンネルについては“0”をそれぞれ指定することもでき
る。このようにした場合は、第4〜第11チャンネルに
ついてはリズム音源として第2の波形メモリ12の波形
データを利用することになるので、第1の波形メモリ1
0への4音目以降の波形データ書込みを省略することが
でき、12音分の波形データを書込むのに比べて入力操
作が簡単となる実益がある。
【0067】読出モード時においては、セレクタ136
が書込/読出制御信号W/R=“0”に応じてクロック
信号φを選択し、シフトレジスタ134にシフトパルス
SFPとして供給する。このため、シフトレジスタ13
4からは、12チャンネル分の“1”又は“0”の信号
が順次に読出され、各信号はORゲート140を介して
再びシフトレジスタ134に入力される。この結果、シ
フトレジスタ134からは、各チャンネル毎に“1”又
は“0”を表わす時分割多重形式のメモリ選択信号R
A’/RO’が反復的に送出されるようになる。
【0068】読出モード時において、メモリ選択信号R
A’/RO’を図1の回路でメモリ選択信号RA/RO
の代りに用いると、メモリ28B,28C及び10を含
むRAM群と、メモリ28D,28E及び12を含むR
OM群とが時分割的に切換えられるようになる。従っ
て、第1の波形メモリ10のリズム音源と第2の波形メ
モリ12のリズム音源とを併用したオートリズム演奏が
可能であり、シフトレジスタ134及びメモリ10の記
憶内容を適宜変更することにより変化に富んだリズム演
奏を楽しむことができる。他の実施例(図5) 図5は、この発明の他の実施例による自動伴奏装置をそ
なえた電子楽器の回路構成を示すもので、図1における
と同様の部分には同様の符号を付して示す。この実施例
の特徴は、オートベース音発生にこの発明を適用したこ
とである。
【0069】鍵盤回路150は、メロディ演奏用の第1
の鍵域及び伴奏用の第2の鍵域を有する一段又は複数段
の鍵盤を含むもので、この鍵盤からは、押鍵検出回路1
52により鍵操作情報が検出されるようになっている。
【0070】第1及び第2の鍵域から検出された鍵操作
情報は、楽音形成回路156に供給される。楽音形成回
路156は、供給される鍵操作情報に基づいてメロディ
音信号、コード音信号等の楽音信号を形成し、抵抗R3
を介してスピーカ38に供給する。従って、スピーカ3
8からは、第1及び/又は第2の鍵域で押された鍵に対
応する楽音が発生される。
【0071】第2の鍵域から検出された鍵操作情報は、
ベースパターンパルス発生回路158に供給される。こ
の回路158には、リズムセレクタ72からリズム選択
データSELも供給される。
【0072】ベースパターンパルス発生回路158は、
コード名検出回路、ベースパターンメモリ、音高決定回
路等を含むものである。
【0073】コード名検出回路は、供給される鍵操作情
報に基づいてコード名(根音及びコードタイプ)を検出
するものである。また、ベースパターンメモリは、メジ
ャ、マイナ、セブンス等のコードタイプにそれぞれ対応
したベースパターンをリズム種類毎に記憶したもので、
各ベースパターンは、各発音タイミング毎に発音すべき
ベース音の根音に対する音程を表わす音程データを含ん
でいる。ベースパターンメモリからは、選択されたリズ
ム種類及び検出されたコードタイプに応じたベースパタ
ーンの音程データが読出される。音高決定回路は、検出
された根音と、読出された音程データとに基づいて発音
すべきベース音の音高を決定し、その音高に対応するタ
イムスロットにベースパターンパルスBPを割当てて送
出する。
【0074】ベース音源部BTGは、前述したリズム音
源部RTGと同一構成のもので、任意の12音を入力可
能である。入力音信号は、抵抗R4 を介してスピーカ3
8に供給され、音響に変換される。
【0075】ベースパターンパルスBPは、前述の下位
アドレスデータ発生回路16と同一構成の下位アドレス
データ発生回路16’にリズムパターンパルスRPの代
りに供給される。ベース音源部BTG内のRAMからな
る第1の波形メモリ(図1のメモリ10に対応)には、
12音分の波形データを順次に書込可能であり、一例と
してG2 ,G# 2,A2 ,A# 2,B2 のバス音と、C3
# 3,D3 ,D# 3,E3 のベースギター音と、F3 ,F
# 3のギター音とにそれぞれ対応した波形データを順次に
書込可能である。このようにした場合、前述のベースパ
ターンパルスBPが例えば第11チャンネルに対応する
タイムスロットに割当てられたのであれば、ベース音源
部BTGからは、F# 3のギター音信号が送出される。そ
して、このギター音信号は、抵抗R5 を介してスピーカ
38に供給され、音響に変換される。
【0076】図5の実施例によれば、オートベース演奏
に用いるべきベース音源群を任意に設定可能であり、変
化に富んだベース演奏を楽しむことができる。
【0077】なお、上記実施例では、リズムパターン、
ベースパターン等の伴奏パターンとして、ファクトリセ
ットされたものを用いるようにしたが、伴奏パターンを
ユーザーが任意にセット(プログラム)できるようにし
てもよい。
【0078】また、この発明は、オートアルペジョ音発
生等にも適用可能である。
【0079】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、音信
号を入力する前に波形データの書込みが可能である旨表
示する表示手段を設けたので、表示を参考にすることで
適正なタイミングで入力することができ、スムーズな波
形記憶が可能になる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係るオートリズム装置
の回路構成を示すブロック図である。
【図2】 図1における下位アドレスデータ発生回路の
一構成例を示す回路図である。
【図3】 図1におけるスタート・エンドアドレスデー
タ発生回路の一構成例を示す回路図である。
【図4】 メモリ選択制御回路の変形例を示す回路図で
ある。
【図5】 この発明の他の実施例に係る自動伴奏装置を
そなえた電子楽器の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 10:波形メモリ、16:下位アドレスデータ発生回
路、28:スタート・エンドアドレスデータ発生回路、
30:入力端子、40:レベル検出回路、54:A/D
変換器、64:発光ダイオード、70:リズムパターン
パルス発生回路、80:D/A変換回路、158:ベー
スパターンパルス発生回路、RTG:リズム音源部、B
TG:ベース音源部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音信号を入力するための入力手段と、 読み書き可能な波形記憶手段と、 前記入力手段から入力される音信号のレベルが所定値以
    上になったことを検出して検出信号を発生する検出手段
    と、 前記入力手段から入力される音信号の波形を表わす波形
    データを前記波形記憶手段に書込む書込手段であって、
    前記検出手段からの検出信号に応じて書込みを開始する
    ものと、 前記入力手段から音信号を入力する前に前記波形記憶手
    段への波形データの書込みが可能である旨表示する表示
    手段と、 前記波形記憶手段から波形データを読出して音信号を再
    生する再生手段とを備えた波形記憶再生装置。
JP5072968A 1993-03-08 1993-03-08 波形記憶再生装置 Pending JPH06161455A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5376603A (en) * 1976-12-17 1978-07-07 Fujitsu Ltd Automatic collecting system for sound signal
JPS5987567A (ja) * 1982-11-10 1984-05-21 Fujitsu Ltd 可変長デ−タ記憶制御方式
JPS5927642B2 (ja) * 1980-02-14 1984-07-07 川崎製鉄株式会社 継目無管の押込穿孔装置

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