JPH06160518A - 車載用レーダ装置 - Google Patents

車載用レーダ装置

Info

Publication number
JPH06160518A
JPH06160518A JP4308839A JP30883992A JPH06160518A JP H06160518 A JPH06160518 A JP H06160518A JP 4308839 A JP4308839 A JP 4308839A JP 30883992 A JP30883992 A JP 30883992A JP H06160518 A JPH06160518 A JP H06160518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
distance
group
signal
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4308839A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuyuki Fukushima
冬樹 福島
Takahiko Sugimoto
多佳彦 杉本
Takahiko Fujisaka
貴彦 藤坂
Yoshimasa Ohashi
由昌 大橋
Tomomasa Kondo
倫正 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4308839A priority Critical patent/JPH06160518A/ja
Publication of JPH06160518A publication Critical patent/JPH06160518A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビーム幅を距離に無関係に車両の横幅程度に
することで、近距離の車両に対してはビームを形成する
ための演算量を削減し、遠距離では地面からの反射によ
る不要信号の電力を抑制することで検出精度を向上する
ものである。 【構成】 1は送信アンテナ、2は送信ビームを形成す
る送信機、3は送信アンテナ群、4は帯域制限、位相検
波、増幅を行う受信機群、5はアナログ信号からディジ
タル信号に変換するA/D変換器、6は自車からの距離
に無関係に受信ビーム幅を一定にするビーム形成器、7
は目標信号を検出する目標検出器、8は目標検出器7の
結果からある距離内に他車有りと判定された場合、警報
を発生する警報器、9はオペレータである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ミリ波、マイクロ波
等のレーダを自動車に搭載し、このレーダを用いて路面
状況、対地速度、前後左右で走行する他車との相対速
度、車間距離、自車の運動パターン等を計測し、計測し
た情報を用いて、衝突、脱輪等の事故を防止し、安全運
転を支援する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、遠距離衝
突防止用レーダ、至近距離レーダ、対地レーダなどがあ
り、超音波、マイクロ波、ミリ波または光等を送信源と
している。図10は例えば衝突防止等を目的として特公
開平4−21145に示された従来の車載レーダ装置の
基本構成図であり、図において、13はアンテナ、14
はFM変調や検波を行うマイクロ波回路、15は検波出
力を増幅する受信回路、16は受信回路出力から速度情
報を取り出す速度検出回路、17は受信回路出力から距
離情報と振幅情報を取り出す距離検出回路、18は速
度、距離及び粗さを算出するCPU、19はマイクロ波
回路でFM−CW変調するためのスイープ信号を発生す
るスイープ電圧生成回路である。
【0003】次に動作について説明する。マイクロ波回
路14にある発振器よりFM−CW変調されたマイクロ
波が出力され、アンテナ13に送られる。アンテナ13
の取付け位置は車の前バンパーに設置し、路面情報を得
る時には路面に対する入射角度を約75度になるよう
に、また前方情報を得る時には路面に平行になるよう
に、機械的または電子的に切替える。
【0004】アンテナ13から送信されたマイクロ波
は、路面または先行車で反射し、再びアンテナ13で受
信され、マイクロ波回路14で検波されビート信号が抽
出され、速度検出回路16と距離検出回路17に分配さ
れる。このビート信号は、FM部分とCW部分の周波数
成分を持ち、CW部分は先行車と自車との相対速度を示
すドップラー周波数fdを生じ、FM部分はマイクロ波
のレーダと路面もしくは先行車との間を往復する時間τ
に相当する周波数frからfd分減少した周波数fbが
得られる。また、路面で反射するマイクロ波は滑らかな
路面では前方散乱が多く後方散乱が少ないため受信でき
る信号の強度が弱く、路面が粗いほど後方散乱が多くな
るので受信信号の強度は強くなる。従って、ビート信号
の強弱は路面の粗さを示す。
【0005】速度検出回路16と距離検出回路17では
それぞれビート信号より帯域制限フィルタによりfdと
fbを抽出し、ディジタル信号に変換してCPU18に
おくられる。CPU18はこのfd,fb及びビート信
号の強度より、自車の対地速度、先行車との相対速度、
車間距離、路面の粗さを算定する。これらの速度や距離
の情報からブレーキを制御し、衝突の防止、安全速度維
持、安全な車間距離の維持等を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載用レーダ装
置は上記のように構成されているので、距離に無関係に
同一の形状の受信ビームにより他車を監視しているた
め、図9に示すように、近距離の車両に対してはビーム
幅が車両の横幅以下になると、車両の横幅以下にビーム
幅を狭くしても車両からの受信電力は大きくならないこ
とから、必要以上の演算を行い受信ビームを狭くしてい
ることになり、また、遠距離では受信ビームの幅が広が
り、車両の存在する地点近辺からの反射波のみ参照して
も、地面からの反射による不要信号の電力が大きくなる
ため、他車の検出精度に悪影響を及ぼす問題点があっ
た。
【0007】この発明は、このような問題点を解消する
ためになされたもので、ビーム幅を距離に無関係に車両
の横幅程度にすることで、近距離の車両に対してはビー
ムを形成するための演算量を削減し、遠距離では地面か
らの反射による不要信号の電力を抑制することを目的と
するものである。
【0008】また、従来の車載用レーダ装置は上記のよ
うに構成されているので、先行車の監視のみを行ってい
るため、後方車については注目していない問題点があっ
た。
【0009】この発明は、このような問題点を解消する
ためになされたもので、自車の後方についても監視でき
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る車
載用レーダ装置は、送信ビームを形成する送信機と、上
記送信ビームを放射する送信アンテナと、電波を受信す
る受信アンテナ群と、受信信号の帯域制限、位相検波、
増幅を行う受信機群と、上記受信機群から出力したアナ
ログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器群
と、ビーム幅が距離に無関係に一定となるビームを形成
するビーム形成器と、上記ビーム形成器の出力信号によ
り目標信号を検出する目標検出器と、上記目標検出器か
ら出力した結果からあらかじめ設定した距離内について
他車の有無を判定し、他車有りの場合はオペレータに警
報を発する警報器とを備えたものである。
【0011】また、請求項2の発明に係る車載用レーダ
装置は、送信ビームを形成する送信機と、上記送信ビー
ムを放射する送信アンテナと、電波を受信する受信アン
テナ群と、受信信号の帯域制限、位相検波、増幅を行う
受信機群と、上記受信機群から出力したアナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器群と、ビーム幅
が距離に無関係に一定となるビームを形成するビーム形
成器と、上記ビーム形成器の出力信号により目標信号を
検出する目標検出器と、上記目標検出器から出力した結
果をオペレータに指示する指示器とを備えたものであ
る。
【0012】また、請求項3の発明に係る車載用レーダ
装置は、送信ビームを形成する送信機と、上記送信ビー
ムを放射する送信アンテナと、電波を受信する受信アン
テナ群と、受信信号の帯域制限、位相検波、増幅を行う
受信機群と、上記受信機群から出力したアナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器群と、ビーム幅
が距離に無関係に一定となるビームを形成するビーム形
成器と、上記ビーム形成器の出力信号により目標信号を
検出する目標検出器と、上記目標検出器から出力した結
果からあらかじめ設定した距離内について他車の有無を
判定し、他車有りの場合は、設定した距離以上に他車が
離れるように、自車の速度を制御する速度制御器とを備
えたものである。
【0013】また、請求項4の発明に係る車載用レーダ
装置は、請求項1,2または3記載の車載用レーダ装置
において、送信アンテナ、受信アンテナ群を少なくとも
2組備え、自車の前後などの異なる方向を監視するもの
である。
【0014】
【作用】請求項1の発明における車載用レーダ装置は、
ビーム幅を自車からの距離に無関係に一定とすること
で、近距離ではビーム形成の演算量を削減し、遠距離で
は地面からの反射による不要信号の電力が大きい問題か
ら発生する検出精度の劣化を改善し、自車の前方近距離
に存在する他車について警告できる。
【0015】また、請求項2の発明における車載用レー
ダ装置は、ビーム幅を自車からの距離に無関係に一定と
することで、近距離ではビーム形成の演算量を削減し、
遠距離では地面からの反射による不要信号の電力が大き
い問題から発生する検出精度の劣化を改善し、自車の前
方に存在する他車の存在状況を表示できる。
【0016】また、請求項3の発明における車載用レー
ダ装置は、ビーム幅を自車からの距離に無関係に一定と
することで、近距離ではビーム形成の演算量を削減し、
遠距離では地面からの反射による不要信号の電力が大き
い問題から発生する検出精度の劣化を改善し、自車の前
方に存在する他車の存在を探知し速度を減速できる。
【0017】また、請求項4の発明における車載用レー
ダ装置は、自車の前後などの異なる方向を監視できる。
【0018】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は送信アンテナ、2は送信ビー
ムを形成する送信機、3は送信アンテナ群、4は帯域制
限、位相検波、増幅を行う受信機群、5はアナログ信号
からディジタル信号に変換するA/D変換器、6は自車
からの距離に無関係に受信ビーム幅を一定にするビーム
形成器、7は目標信号を検出する目標検出器、8は目標
検出器7の結果からある距離内に他車有りと判定された
場合、警報を発生する警報器、9はオペレータである。
【0019】次に動作について説明する。送信アンテナ
1、送信機2から発射された電波はガード、地面、他車
に反射して受信アンテナ群3で受信される。受信された
信号は受信機群4で帯域制限、位相検波、増幅される。
受信機群4の出力信号はA/D変換器群5でアナログ信
号からディジタル信号に変換される。A/D変換器群5
の出力信号はビーム形成器6に入力される。ビーム形成
器6では距離に応じて図7のようにビーム形成されてい
る。ビームの幅は、ほぼ他車の横幅と一致するように形
成されているので、距離に無関係にビーム幅は一定とな
る。ビーム形成器6では、図8に示すようにS0 ,S
1 ,…,Sn(r)-1が入力した場合、計算式(1)の処理
を行い結果を出力する。計算式(1)において加算点数
n(r)とW0 ,W1 ,…,Wn(r)-1を調節してビーム
幅とビームの方向を制御する。
【0020】
【数1】
【0021】ビーム形成器6からの出力信号は目標検出
器7に入力される。目標検出器7では、あらかじめ設定
されたスレッショルドレベル以上の電力の検出された距
離について他車が有ると判定する。目標検出器7で各距
離における他車の有無の判定結果は警報器8に伝達され
る。警報器8ではある設定された距離内に他車があると
目標検出器7において判定されていた場合、オペレータ
9に警報を発する。
【0022】実施例2.以下、この発明の実施例2を図
について説明する。図2において送信アンテナ1、送信
機2、受信アンテナ群3、受信機群4、A/D変換器群
5、ビーム形成器6、目標検出器7は実施例1の場合と
同様に動作する。10はオペレータ9に処理結果を表示
する指示器である。
【0023】次に動作について説明する。送信機2、送
信アンテナ1から発射された電波はガード、地面、他車
に反射して受信アンテナ群3で受信され、実施例1と同
様に動作し、目標検出器7により各距離における他車の
有無を判定する。目標検出器7による判定結果は指示器
10に伝達される。指示器10では各距離における判定
結果をオペレータ9に指示する。
【0024】実施例3.以下、この発明の実施例3を図
について説明する。図3において送信アンテナ1、送信
機2、受信アンテナ群3、受信機群4、A/D変換器群
5、ビーム形成器6、目標検出器7、オペレータ9、指
示器10は実施例1の場合と同様に動作する。11は目
標検出器7よりあらかじめ設定された距離内に他車有り
と判定された場合、設定された距離以上に他車が離れる
ように自車の速度を減速する速度制御器である。
【0025】次に動作について説明する。送信機2、送
信アンテナ1から発射された電波はガード、地面、他車
に反射して受信アンテナ群3で受信され、実施例1と同
様に動作し目標検出器7により各距離における他車の有
無を判定する。目標検出器7による判定結果は速度制御
器11に伝達される。速度制御器11はある設定した距
離内に他車が有り伝達された場合、設定した距離以上に
他車が離れるように自車を減速する。
【0026】実施例4.以下、この発明の実施例4を図
について説明する。図4において送信アンテナ1、送信
機2、受信アンテナ群3、受信機群4、A/D変換器群
5、ビーム形成器6、目標検出器7、オペレータ9、警
報器8は実施例1の場合と同様に動作する。12は前方
に取り付けられた送信アンテナと後方に取り付けられた
送信アンテナから交互に送信ビームを出力するように制
御するアンテナ切り換えスイッチである。
【0027】次に動作について説明する。送信機2、自
車の前方に取り付けられた送信アンテナ1から発射され
た電波はガード、地面、他車に反射して受信アンテナ群
3で受信され、実施例1と同様に動作し、目標検出器7
により各距離における他車の有無を判定する。目標検出
器7により判定結果は警報器8に伝達される。警報器8
ではあらかじめ設定された距離内に他車が有りと目標検
出器7において判定されていた場合、オペレータ9に警
報を発する。次にアンテナ切り換えスイッチ12を切り
換え、自車の後方に取り付けられた送信アンテナ1から
電波を発射し、上記と同様に動作する。以下、切り換え
スイッチ12により自車の前方に取り付けられた送信ア
ンテナ1と後方に取り付けられた送信アンテナ1から交
互に電波が発射され上記の動作を繰り返す。
【0028】実施例5.以下、この発明の実施例5を図
について説明する。図5において送信アンテナ1、送信
機2、受信アンテナ群3、受信機群4、A/D変換器群
5、ビーム形成器6、目標検出器7、オペレータ9、警
報器8は実施例1の場合と同様に動作する。アンテナ切
り換えスイッチ12は実施例4の場合と同様に動作す
る。
【0029】次に動作について説明する。送信機2、自
車の前方に取り付けられた送信アンテナ1から発射され
た電波はガード、地面、他車に反射して受信アンテナ群
3で受信され、実施例1と同様に動作し、目標検出器7
により各距離における他車の有無を判定する。目標検出
器7により判定結果は指示器10に伝達される。指示器
10では各距離における判定結果をオペレータ9に指示
する。次に、アンテナ切り換えスイッチ12を切り換
え、自車の後方に取り付けられた送信アンテナ1から電
波を発射し、上記と同様に動作する。以下、切り換えス
イッチ12により自車の前方に取り付けられた送信アン
テナ1と後方に取り付けられた送信アンテナ1から交互
に電波が発射され上記の動作を繰り返す。
【0030】実施例6.以下、この発明の実施例6を図
について説明する。図6において送信アンテナ1、送信
機2、受信アンテナ群3、受信機群4、A/D変換器群
5、ビーム形成器6、目標検出器7、オペレータ9、速
度制御器11は実施例3の場合と同様に動作する。アン
テナ切り換えスイッチ12は実施例4の場合と同様に動
作する。
【0031】次に動作について説明する。送信機2、自
車の前方に取り付けられた送信アンテナ1から発射され
た電波はガード、地面、他車に反射して受信アンテナ群
3で受信され、実施例1と同様に動作し、目標検出器7
により各距離における他車の有無を判定する。目標検出
器7による判定結果は速度制御器11に伝達される。速
度制御器11はある設定した距離内に他車が有りと伝達
された場合、設定した距離以上に他車が離れるように自
車を減速する。次に、アンテナ切り換えスイッチ12を
切り換え、自車の後方に取り付けられた送信アンテナ1
から電波を発射し、上記と同様を行い、速度制御器11
においてある設定した距離内に他車が有りと伝達された
場合、設定した距離以上に他車が離れるように自車を加
速する。以下、切り換えスイッチ12により自車の前方
に取り付けられた送信アンテナ1と後方に取り付けられ
た送信アンテナ1から交互に電波が発射され上記の動作
を繰り返す。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ビーム幅を距離に無関係に車両の横幅程度にするこ
とで、近距離の車両に対してはビームを形成するための
演算量を削減し、遠距離では地面からの反射による不要
信号の電力を抑制することで検出精度を改善し、自車の
前方などの近距離に存在する他車について警告できる。
【0033】また、請求項2の発明によれば、ビーム幅
を距離に無関係に車両の横幅程度にすることで、近距離
の車両に対してはビームを形成するための演算量を削減
し、遠距離では地面からの反射による不要信号の電力を
抑制することで検出精度を改善し、自車の前方などに存
在する他車の存在状況を表示できる。
【0034】また、請求項3の発明によれば、ビーム幅
を距離に無関係に車両の横幅程度にすることで、近距離
の車両に対してはビームを形成するための演算量を削減
し、遠距離では地面からの反射による不要信号の電力を
抑制することで検出精度を改善し、自車の前方などに存
在する他車の存在を探知し速度を制御できる。
【0035】また、請求項4の発明によれば、自車の前
後などの異なる方向に存在する他車を監視して他車に対
応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による車載用レーダ装置の
構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例2による車載用レーダ装置の
構成を示す図である。
【図3】この発明の実施例3による車載用レーダ装置の
構成を示す図である。
【図4】この発明の実施例4による車載用レーダ装置の
構成を示す図である。
【図5】この発明の実施例5による車載用レーダ装置の
構成を示す図である。
【図6】この発明の実施例6による車載用レーダ装置の
構成を示す図である。
【図7】この発明による他車までの距離とビーム幅の関
係を示す図である。
【図8】この発明によるビーム形成器の構成を示す図で
ある。
【図9】従来の車載用レーダ装置による他車までの距離
とビーム幅の関係を示す図である。
【図10】従来の車載用レーダ装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 送信アンテナ 2 送信機 3 受信アンテナ群 4 受信機群 5 A/D変換器群 6 ビーム形成器 7 目標検出器 8 警報器 9 オペレータ 10 指示器 11 速度制御器 12 アンテナ切り換えスイッチ 13 アンテナ 14 マイクロ波回路 15 受信回路 16 速度検出回路 17 距離検出回路 18 CPU 19 スイープ電圧生成回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は送信アンテナ、2は送信ビー
ムを形成する送信機、3は受信アンテナ群、4は帯域制
限、位相検波、増幅を行う受信機群、5はアナログ信号
からディジタル信号に変換するA/D変換器群、6は自
車からの距離に無関係に受信ビーム幅を一定にするビー
ム形成器、7は目標信号を検出する目標検出器、8は目
標検出器7の結果からある距離内に他車有りと判定され
た場合、警報を発生する警報器、9はオペレータであ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】実施例5.以下、この発明の実施例5を図
について説明する。図5において送信アンテナ1、送信
機2、受信アンテナ群3、受信機群4、A/D変換器群
5、ビーム形成器6、目標検出器7、オペレータ9、
示器10は実施例2の場合と同様に動作する。アンテナ
切り換えスイッチ12は実施例4の場合と同様に動作す
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】次に動作について説明する。送信機2、自
車の前方に取り付けられた送信アンテナ1から発射され
た電波はガード、地面、他車に反射して受信アンテナ群
3で受信され、実施例1と同様に動作し、目標検出器7
により各距離における他車の有無を判定する。目標検出
器7による判定結果は速度制御器11に伝達される。速
度制御器11はある設定した距離内に他車が有りと伝達
された場合、設定した距離以上に他車が離れるように自
車を減速する。次に、アンテナ切り換えスイッチ12を
切り換え、自車の後方に取り付けられた送信アンテナ1
から電波を発射し、上記と同様に動作し、速度制御器1
1においてある設定した距離内に他車が有りと伝達され
た場合、設定した距離以上に他車が離れるように自車を
加速する。以下、切り換えスイッチ12により自車の前
方に取り付けられた送信アンテナ1と後方に取り付けら
れた送信アンテナ1から交互に電波が発射され上記の動
作を繰り返す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 由昌 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社電子システム研究所内 (72)発明者 近藤 倫正 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社電子システム研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信ビームを形成する送信機と、上記送
    信ビームを放射する送信アンテナと、電波を受信する受
    信アンテナ群と、受信信号の帯域制限、位相検波、増幅
    を行う受信機群と、上記受信機群から出力したアナログ
    信号をディジタル信号に変換するA/D変換器群と、ビ
    ーム幅が距離に無関係に一定となるビームを形成するビ
    ーム形成器と、上記ビーム形成器の出力信号により目標
    信号を検出する目標検出器と、上記目標検出器から出力
    した結果からあらかじめ設定した距離内について他車の
    有無を判定し、他車有りの場合はオペレータに警報を発
    する警報器とを備えたことを特徴とする車載用レーダ装
    置。
  2. 【請求項2】 送信ビームを形成する送信機と、上記送
    信ビームを放射する送信アンテナと、電波を受信する受
    信アンテナ群と、受信信号の帯域制限、位相検波、増幅
    を行う受信機群と、上記受信機群から出力したアナログ
    信号をディジタル信号に変換するA/D変換器群と、ビ
    ーム幅が距離に無関係に一定となるビームを形成するビ
    ーム形成器と、上記ビーム形成器の出力信号により目標
    信号を検出する目標検出器と、上記目標検出器から出力
    した結果をオペレータに指示する指示器とを備えたこと
    を特徴とする車載用レーダ装置。
  3. 【請求項3】 送信ビームを形成する送信機と、上記送
    信ビームを放射する送信アンテナと、電波を受信する受
    信アンテナ群と、受信信号の帯域制限、位相検波、増幅
    を行う受信機群と、上記受信機群から出力したアナログ
    信号をディジタル信号に変換するA/D変換器群と、ビ
    ーム幅が距離に無関係に一定となるビームを形成するビ
    ーム形成器と、上記ビーム形成器の出力信号により目標
    信号を検出する目標検出器と、上記目標検出器から出力
    した結果からあらかじめ設定した距離内について他車の
    有無を判定し、他車有りの場合は、設定した距離以上に
    他車が離れるように、自車の速度を制御する速度制御器
    とを備えたことを特徴とする車載用レーダ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の車載用レー
    ダ装置において、送信アンテナ、受信アンテナ群を少な
    くとも2組備え、自車の前後などの異なる方向を監視す
    ることを特徴とする車載用レーダ装置。
JP4308839A 1992-11-18 1992-11-18 車載用レーダ装置 Pending JPH06160518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4308839A JPH06160518A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 車載用レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4308839A JPH06160518A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 車載用レーダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06160518A true JPH06160518A (ja) 1994-06-07

Family

ID=17985907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4308839A Pending JPH06160518A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 車載用レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06160518A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2729226A1 (fr) * 1995-01-11 1996-07-12 Mitsubishi Electric Corp Systeme d'identification de cibles mobiles dans une unite de radar montee dans un poste de base et unites de radar installees dans un poste de base et dans un poste mobile, utilisables avec ce systeme
JPWO2002099456A1 (ja) * 2001-05-30 2004-09-16 株式会社日立製作所 レーダ装置
US7463185B2 (en) 2005-06-15 2008-12-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. Radar apparatus having wide-angle detection
JP2015137915A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 富士通テン株式会社 レーダ装置、車両制御システム、および、信号処理方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2729226A1 (fr) * 1995-01-11 1996-07-12 Mitsubishi Electric Corp Systeme d'identification de cibles mobiles dans une unite de radar montee dans un poste de base et unites de radar installees dans un poste de base et dans un poste mobile, utilisables avec ce systeme
JPWO2002099456A1 (ja) * 2001-05-30 2004-09-16 株式会社日立製作所 レーダ装置
US7463185B2 (en) 2005-06-15 2008-12-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. Radar apparatus having wide-angle detection
JP2015137915A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 富士通テン株式会社 レーダ装置、車両制御システム、および、信号処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5467072A (en) Phased array based radar system for vehicular collision avoidance
US6127965A (en) Method and apparatus for rejecting rain clutter in a radar system
JP3428009B2 (ja) 車両用レーダ装置
EP1548458A2 (en) Vehicle-mounted radar
US20030004633A1 (en) Safe distance algorithm for adaptive cruise control
US20020072843A1 (en) Safe distance algorithm for adaptive cruise control
JP3733914B2 (ja) 車両の物体検出装置,車両の安全制御方法,自動車
JPWO2002099456A1 (ja) レーダ装置
JP4627749B2 (ja) 車載用レーダ装置
JP3036268B2 (ja) 車載用安全運転支援装置
US20040140927A1 (en) Length measurement with radar
CN112654888A (zh) 电子设备、电子设备的控制方法、以及电子设备的控制程序
JP6989766B2 (ja) レーダー装置及び物標検出方法
JPH06162397A (ja) 車載用レーダ装置
WO2020241235A1 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
US20150048968A1 (en) In-vehicle radar apparatus and target detection method thereof
JPH06160518A (ja) 車載用レーダ装置
JPH04299800A (ja) 車両相互の衝突防止用マイクロ波装置およびこのためのデータ伝送法
JP2008209343A (ja) 車載用レーダシステム
JP2002062352A (ja) 車載用レーダ装置
JP2008039581A (ja) 車載用レーダ装置およびその制御方法
JP2001021646A (ja) 車載レーダ装置
JP3496606B2 (ja) レーダ装置
JPH06168400A (ja) 自動車用レーダ
JP3016316B2 (ja) 車載用レーダ装置