JPH06160102A - 振動ジャイロ - Google Patents

振動ジャイロ

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JPH06160102A
JPH06160102A JP4335373A JP33537392A JPH06160102A JP H06160102 A JPH06160102 A JP H06160102A JP 4335373 A JP4335373 A JP 4335373A JP 33537392 A JP33537392 A JP 33537392A JP H06160102 A JPH06160102 A JP H06160102A
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JP
Japan
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axis direction
vibrating
axis
displacement
vibration
Prior art date
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JP4335373A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Horikawa
俊朗 堀川
Mikio Suzuki
幹男 鈴木
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ベース12に立設された振動子14と、前記
振動子14にX軸方向に対し45度傾いた方向の振動力
を印加する加振手段16と、前記振動子14のX軸方向
及びY軸方向への変位を検出する変位検出手段18と、
前記変位検出手段18により検出された振動子14のX
軸方向への変位量とY軸方向への変位量の和より、振動
子14の振動制御を行う振動制御手段と、前記変位検出
手段18により検出された振動子14のX軸方向への変
位量とY軸方向への変位量の差の変動量より、角速度を
演算する角速度演算手段と、を備えたことを特徴とする
振動ジャイロ。 【効果】 振動子14をX軸方向に対し45度傾けて加
振しているため、入力角速度に対応するコリオリの力に
よりX軸及びY軸方向の両方に変位量の変動が生じる。
従って、前記X軸とY軸の変位量の差の変動量を求める
ことにより、高感度、高精度の角速度検出が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動ジャイロ、特に強制
振動された振動手段の振動方向と直交する方向に働くコ
リオリの力より角速度を求める振動ジャイロの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来ジャイロは船舶、航空機等の特殊な
用途に用いられているのみであったが、近年では自家用
自動車等のナビゲーションシステム、或いは軌道を要し
ない自走ロボット等にも使用されるようになっている。
これらのシステムは、ジャイロの出力を積分して方位を
決定し、且つ移動速度を積分して移動距離を求め、方位
及び移動距離に基づいて現在位置を把握するものであ
り、ジャイロの僅かな誤差も累積されてしまう。このた
め、これらの分野で用いられるジャイロには、極めて高
い角速度検出機能と共に、小型、低価格、高い耐久性等
のきびしい条件が要求されており、これらの要求に応え
るジャイロの開発が急務である。
【0003】ジャイロとしては従来より各種の原理に基
づくものが開発されているが、角速度検出感度の高さ等
からいわゆる振動ジャイロ或いは音叉ジャイロが注目さ
れている(特公平2−57247号公報等)。この振動
ジャイロは、振動している物体に回転角速度を加える
と、その振動と直角方向にコリオリの力が働く現象を応
用したものであり、振動子を一定方向に振動させ、前記
回転角速度による振動子の振動方向と直交する方向への
変位量を検出し、該変位量から方位を決定するものであ
る。そして、従来はX軸を基準軸とし、前記振動子に該
X軸方向の振動力を印加しておき、回転角速度による振
動子のX軸方向と直交するY軸方向への変位量を変位検
出器により検出し、角速度を得ていた。即ち、前記回転
角速度によるY軸方向の変位量の検出信号を、基準軸で
あるX軸方向の変位量の信号を基準信号とし信号処理し
た後、演算処理して角速度を得るのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
振動ジャイロはX軸を基準軸とし、振動子をX軸方向に
振動させているため、回転角速度が全く入力されない状
態では、当然変位検出器において検出されるY軸方向の
変位量は0となる。また、非常に微弱な回転角速度が入
力された場合、変位検出器において検出されるY軸方向
の変位量も微小となる。そして、前記微弱な角速度をY
軸方向の微小な変位量でのみ検出すると、角速度検出に
おいて満足できる精度及び感度が得られないという課題
があった。
【0005】また、前記Y軸方向の微弱な検出信号から
角速度を得るためには該検出信号を非常に高倍率に増幅
しなければならい。そして、前記検出信号にはノイズや
外乱が含まれており、検出信号を高倍率で増幅すると、
当然該ノイズや外乱も同様に高倍率に増幅されるため角
速度検出精度及び検出感度が低下するという問題もあっ
た。また、前記信号を高倍率に増幅することにより、信
号処理が非常に不安定になるとともに、高倍率に増幅す
るための増幅器のコストが高いという欠点もある。本発
明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は入力された回転角速度が微弱な場合でも、極め
て高精度、高感度で角速度検出が可能な小型、低価格の
振動ジャイロを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明にかかる振動ジャイロは、ベースに立設された
振動手段と、前記振動手段にX軸方向に対し45度傾い
た方向の振動力を印加する加振手段と、前記振動手段の
X軸方向及びY軸方向への変位を検出する変位検出手段
と、前記変位検出手段により検出された振動手段のX軸
方向への変位量とY軸方向への変位量の和より、前記振
動手段の振動制御を行う振動制御手段と、前記変位検出
手段により検出された振動手段のX軸方向への変位量と
Y軸方向への変位量の差の変動量より、角速度を演算す
る角速度演算手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】また、請求項3記載の振動ジャイロは、前
記加振手段が、前記振動手段に設けられ、振動手段の軸
芯を含む平面によってN極とS極とに分れた磁石部と、
前記振動手段の軸芯と同軸上に軸芯を有するように円筒
状に巻回され、かつ前記磁石部に該円筒状の中央部内面
が近接するように配置された励振コイルと、を備え、前
記励振コイルに周期的に励磁電流を流すことにより生じ
る磁石部と励振コイル間の磁気モーメントによって前記
振動手段にX軸方向の振動力を印加することを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明にかかる振動ジャイロは前述したように
加振手段により振動手段をX軸方向に対して45度傾か
せて強制振動させている。従って、前記X軸方向に対し
45度傾いた基準振動の状態において、振動手段の変位
はX軸方向及びY軸方向とも同一変位量で変位検出手段
により検出される。この状態で角速度ωが入力される
と、角速度ωに対応したコリオリの力Fcが働き、振動
手段は前記基準振動であるX軸方向に対し45度傾いた
振動方向から該傾きの角度が変化した方向に振動する。
このため、振動制御手段により振動手段のX軸方向とY
軸方向の変位量の和を一定に制御しておけば、入力角速
度ωに対応したコリオリの力Fcにより、前記振動方向
が変化する振動手段のX軸方向の変位量とY軸方向の変
位量は反比例しながらそれぞれ変化する。従って、角速
度演算手段において、前記X軸方向の変位量とY軸方向
の変位量の差の変動量に基づき入力角速度ωを出力する
ことが可能となる。
【0009】このように本発明にかかる振動ジャイロ
は、X軸方向の変位量とY軸方向の変位量の差の変動量
に基づき入力角速度ωを求めるため、微弱な角速度も高
感度で検出できると共に、ノイズや外乱等の信号はX軸
方向及びY軸方向の検出信号に同程度に含まれるため、
X軸方向とY軸方向の変位量の差においては、該ノイズ
や外乱等の影響を受けることなく極めて高精度で角速度
検出を行うことが可能となる。さらに、前記振動手段の
基準振動をX軸方向から45度傾けた方向とすることに
より、該基準振動において既にX軸及びY軸の両方向と
もに大きな検出信号が得られるので、大きな増幅度を必
要とせず、安定した信号処理が可能となる。
【0010】また、本発明にかかる請求項3記載の振動
ジャイロの加振手段は、振動手段の軸芯と同軸上に軸芯
を有する円筒状励振コイルを設けているので、前記円筒
状励振コイルに励磁電流を流すと、振動手段の軸芯と平
行に磁界が発生する。そして、前記磁界により振動手段
に設けられた磁石部と励振コイル間に磁力が生じ、該磁
力に基づく磁気モーメントにより振動手段を加振させて
いる。さらに、前記磁石部と円筒状励振コイルの中央部
内面を近接して配置しているため、励振コイルに流す励
磁電流が微少でも振動手段を加振することができ、かつ
励振コイルを小型化することができる。さらに、振動手
段と励振コイルの軸芯を同軸上に配置することにより、
組立精度を高くすることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を
説明する。図1には本発明の一実施例にかかる振動ジャ
イロが示されており、同図(A)は側断面図、(B)は
正面断面図である。同図に示す振動ジャイロ10は、ベ
ース12と、該ベース12に立設した振動手段としての
振動子14と、振動子14を振動させる加振手段16
と、光電型エンコーダよりなる変位検出手段18とを備
える。そして、ベース12には筒状のハウジング20が
設置され、該ハウジング20はその上端で変位検出手段
18を支持している。前記振動子14は丸棒状に形成さ
れ、該振動子14の上端にはメインスケール22が設け
られている。
【0012】また、加振手段16は、ドーナツ状に形成
された磁石板24と、前記振動子14の軸芯と同軸上に
軸芯を有するように円筒状に巻回された励振コイル26
とを有している。そして、前記ドーナツ状の磁石板24
は、その中央の穴が振動子14の先端側に嵌合されてい
る。また、前記円筒状の励振コイル26は、その中央部
内面が前記ドーナツ状の磁石板24の外周と近接するよ
うに配置され、ハウジング20の内壁に固定されたコイ
ルボビン28に巻回している。さらに、前記振動子14
に嵌合された磁石板24は、該磁石板24の平面断面図
である図2に示すように振動子14の軸芯を通るY軸を
該軸芯を中心に時計と逆回りに45度回転させたy軸に
よってN極とS極とに分れている。なお、前記振動子1
4のy軸方向及び該y軸方向と直交するx軸方向の共振
周波数は略同一である。
【0013】本実施例にかかる振動ジャイロ10は概略
以上のように構成され、次に図3〜図5により本発明の
加振手段16及び角速度の検出機構を説明する。まず、
図3に示す励振コイル26を所定の周期で励磁させると
(図4(A))、励振コイル26の軸芯、即ち振動子1
4の軸芯と平行に磁界が発生する。そして、前記磁界の
極の方向は、励振コイル26に流す電流の方向によって
決定される。即ち、図3に示す励振コイル26の巻始め
側から巻終り側へと順方向に電流を流すと、励振コイル
26の図中上側にN極が、下側にS極が発生する。ま
た、逆に励振コイル26の巻終り側から巻始め側へと逆
方向に電流を流すと、励振コイル26の図中上側にS極
が、下側にN極が発生する。
【0014】そして、図3に示すように磁石板24の例
えば図中右側にN極、左側にS極が位置した場合、前記
励振コイル26に順方向の電流を流すと、前述したよう
に図中上側にN極が、下側にS極が発生するため、磁石
板24のS極である左側には上側に引上げられ力が、逆
にN極である右側には下側に押し下げられる力が夫々発
生する。また、励振コイル26に逆方向の電流を流す
と、前述したように発生する磁界の極の方向が反対とな
るため、磁石板24のS極である左側には下側に押し下
げられ力が、N極である右側には上側に引上げられる力
が発生する。このため、前記磁石板24に発生する上側
に引上げられる力を+Fm、下側に押し下げられる力を
−Fmとし、振動子14の軸芯から磁石部24のドーナ
ツ状の幅の中心点までの距離をlとすると、振動子14
は、 M=2Fml(M:曲げモーメント) の曲げモーメントを受けることとなる。
【0015】従って、振動子14の共振状態での振動波
に同期して、図3に示す励振コイル26の巻始め側から
巻終り側へと順方向に、次に巻終り側から巻始め側へと
逆方向に交互に励振コイル26へ電流を流すことによっ
て発生する、前記曲げモーメントにより振動子14が加
振されることとなる。ここで、前述したように磁石板2
4のS極とN極は、振動子14の軸芯を通るY軸を該軸
芯を中心に時計と逆回りに45度回転させたy軸によっ
て分れている。従って、前記加振された振動子14は、
図3(A)に示すx軸方向(図5に示すP1(Px,Py)−P
2(-Px,-Py))に振動する。即ち、振動子14の基準振動
となる振動方向は、XY座標に対して時計と逆回りに4
5度回転させたxy座標におけるx軸方向となる。
【0016】従って、前記振動子14のx軸方向の基準
振動は、図4(B),(C)に示すように、X軸方向及
びY軸方向に対してそれぞれ同一振幅の振動となる。以
上のように励振コイル26へ電流を流すことによって振
動子14を加振させ、さらに励磁周期を調整し、振動子
14の略共振周波数fでx軸方向に振動させる。そし
て、前記強制振動させている振動子14に例えば既知の
角速度ωaを入力し、励振コイルの出力波形と、コリオ
リの力により発生するy軸方向の振幅の波形を比較し、
共振周波数fや励振コイルの出力を微調整し、振動速度
Vxが一定の大きさとなるようにする(図4(D))。
これに対し、未知の角速度ωが入力されると、角速度ω
に対応するコリオリの力Fcが図3(A)に示すy軸方
向に発生する(図4(E))。前述したように振動子1
4の共振周波数fは、x軸,y軸方向ともに同じである
から、振動子はy軸方向にも振動する。
【0017】この結果、y軸方向への振動の振幅を測定
することにより、コリオリの力、すなわち角速度ωを検
出することができるのである。ここで、前述したように
x軸方向への強制振動において、X軸及びY軸方向へ同
一振幅の振動をしているため、前記y軸方向への振動は
X軸及びY軸方向への振動の振幅に対してそれぞれ変化
を生じさせる(図4(F),(G))。従って、前記変
化したX軸及びY軸方向への振動の振幅より、前記y軸
方向への振動の振幅を検出することができるのである。
次に前記振動子14のx軸方向の振動を制御するための
振動制御手段について説明する。
【0018】前述したように、角速度ωが加わると、振
動子14はy軸方向にも振幅するため図5に示すQ1(Q
x,Qy)−Q2(-Qx,-Qy)の軌跡を描く。一方、角速度ωは
y軸方向の速度Vy(速度最大点=y軸振幅がゼロにな
る点)に比例する。また、Vyは、Vx(x軸方向速
度)にも比例するため、Vxを一定に制御すれば角速度
ωはVyの変化のみに比例することとなる。ここで、振
動子14の原点からの距離x及び速度Vxはそれぞれ次
の数1により示される。
【数1】x=Px・sin2πf・t Vx=dx/dt=2πf・Px・cos2πf・t なお、Px:最大振幅,f:周波数,t:時間である。
前記数1より、最大速度はcos2πf・t=1又は−
1の時に、Vx=2πf・Pxとなる。
【0019】ここで、振動子14をその共振周波数fで
振動させ、かつ振幅Pxが常に一定になるように制御す
る必要がある。そして、前述したようにxy座標はXY
座標を時計と逆回りに45度回転させた座標であり、振
動子14のx軸方向への振動は、XY座標におけるX軸
方向及びY軸方向に対してはそれぞれ同じ振幅をするた
め、x軸における前記振幅PxとX軸方向の振幅X及び
Y軸方向の振幅Yとの関係は、
【数2】x=1/21/2(X+Y) となる。従って、振幅Xと振幅Yとの和を一定に制御す
れば振幅Pxも一定となる。
【0020】そこで本実施例においては、自励振制御機
構を採用し、図6に示すように振動波検出手段30及び
加振制御手段32を設けており、該振動波検出手段30
として光電型エンコーダ18のX軸エンコーダ18a、
X軸プリアンプ34及びY軸エンコーダ18b、Y軸プ
リアンプ18bを、また加振制御手段32として移相器
36、自動制御利得回路(AGC)38及び増幅器40
を備えている。そして、X軸エンコーダ18aにより振
動子14のX方向への振動状態を、Y軸エンコーダ18
bにより振動子14のY方向への振動状態をそれぞれ検
出し、X軸エンコーダ18aの出力をX軸プリアンプ3
4により、Y軸エンコーダ18bの出力をY軸プリアン
プ54により増幅して、それぞれ増幅された出力信号の
和が移相器36により適正な位相に変移され、振動子1
4を振動させる同期と必要な大きさを得るため、増幅器
40に入力される。また、X軸プリアンプ34の出力と
Y軸プリアンプ54の出力の和はAGC38にも入力さ
れ、この正弦波の振幅を検出して振動子14の加振に必
要な利得を増幅器40に指示する。
【0021】そして、増幅器40は所望の加振利得で、
かつ振動子14の共振状態に同期して、前記加振手段1
6に加振制御が行なわれる。また、本実施例にかかる角
速度演算手段50は、前記X軸プリアンプ34からの出
力とY軸プリアンプ54からの出力との差を用いる。即
ち、本実施例においては前述したように振動子14をX
Y座標から45度傾いたxy座標におけるx軸方向に振
動させているため、該基準振動においてX軸方向へもY
軸方向へもそれぞれ同じく変位している。そして、角速
度が入力されると振動子14はy軸方向へも振動をし、
X軸方向及びY軸方向の変位量にそれぞれ該y軸方向の
振幅に対応した変動が生じる。ここで、前記x軸方向は
X軸方向から45度傾いており、該45度を基準にコリ
オリの力により変化する微小角の範囲においてX軸方向
とY軸方向の振幅波形はそれぞれ略直線となる。そし
て、前記加振制御手段によりX軸方向とY軸方向の変位
量の和は一定に制御されているため、前記角速度の入力
によるX軸方向とY軸方向の変位量の変動は反比例の関
係にあるものと擬制される。従って、前記X軸方向とY
軸方向の変位量の差もy軸方向の振幅に比例すると考え
てよい。
【0022】しかしながら、前記振動子14をx軸方向
に振動させることにより得られるX軸方向及びY軸方向
の大きな検出信号も前記それぞれの差を取ってから同期
検波等の信号処理をしたのでは、該差の検出信号におい
て桁落ちしてしまい、SN比が低下してしまう。そこ
で、本実施例においては、図6に示す角速度演算手段5
0を用いている。即ち、前記角速度演算手段50は、前
記それぞれの検出信号の差を取る前に、X軸プリアンプ
34からの検出信号をX軸同期検波回路(PSD)42
において、Y軸プリアンプ54からの検出信号を基準信
号として信号処理し、同様にY軸プリアンプ54からの
検出信号をY軸PSD44において、X軸プリアンプ3
4からの検出信号を基準信号として信号処理する。そし
て、前記ぞれぞれの処理信号の差が、演算回路46に入
力される。ここで、角速度ωはy方向振幅に比例するか
ら、演算回路46において、係数Aを適当に調整し、乗
算することにより乗算値は角速度ωとなる。さらに、積
分演算器により積分を行えば、角度出力を得ることがで
きる。
【0023】なお、本実施例においは、X軸プリアンプ
34及びY軸プリアンプ54からの検出信号の中から基
準信号に同期した変動成分を抽出する手段として、X軸
PSD42及びY軸PSD44を用いたが、例えば変調
器あるいは乗算器等を用いることも、あるいはマイコン
チップ等のソフトによるコンピュータ処理によって検出
することも可能である。以上のようにして本実施例にか
かる振動ジャイロによれば、振動子14の共振状態に同
期して、該振動子14の振幅が一定になるように制御す
ることができる。また、振動子14の基準振動をX軸か
ら45度傾けたx軸方向とすることにより、角速度入力
によるy軸方向の振幅をX軸とY軸の両方の変位の変動
から検出することができ、さらに該X軸及びY軸方向に
おける大きな検出信号において同期検波処理した後にそ
れぞれの処理信号の差をとり角速度演算を行っているた
め、検出信号の桁落ちを最小限に抑え、SN比の高い角
速度信号を得ることができる。
【0024】次に図7〜図14に基づき本発明にかかる
変位検出手段18について説明する。図7には、本発明
の一実施例にかかる光電型エンコーダの基本構成を示す
縦断面図が示されており、また図8には図7に示すIー
I線での断面図が示されている。同図において、光電型
エンコーダ18は、そのメインスケール22が移動部材
56に設けられ、又インデックススケール21が移動部
材58に設けられている。そして、移動部材56,58
の相対移動量を検出するものである。インデックススケ
ール21の図6中上面には、一個の発光素子60及び四
個の受光素子62a,62b,…62dが配置されてい
る。発光素子60及び各受光素子62のリード線は、プ
リント基板64に固定されている。
【0025】前記メインスケール22には、図9に示す
縞状格子68が形成されており、該縞状格子68は、中
央に透明面70が設けられ、該透明面70から外側に向
って、X軸とY軸方向とにそれぞれ平行な2組の平行線
からなるロ字状のクロム蒸着反射面72と透明面70と
が交互に繰り返し形成され構成されている。また、前記
ロ字状の一つの透明面70と該透明面70の外側に隣接
する一つの反射面72を1パターンとし、該1パターン
のピッチP1〜Pnが同一に形成されている。さらに、図
10に示すようにロ字状の反射面72の面積は、内側か
ら外側に向けて単調増加しており、従って前記1パター
ンのピッチP1〜Pnにおける反射面72の占める割合も
内側から外側に(P1からPnに)向けて一定比率で増加
している。
【0026】一方、インデックススケール21は、図1
1に示すようにクロム蒸着面が形成されたガラス板より
なり、該クロム蒸着面の前記発光素子60の対応位置に
はY軸に平行な出射スリット74a,74b及びX軸に
平行な出射スリット74c,74dが設けられている。
さらに前記クロム蒸着面の前記受光素子62a,…62
dのそれぞれの対応位置である前記各出射スリット74
の外側には、入射スリット76a,76b,76c,7
6dが形成されている。このため、発光素子60から出
射した光Lは、例えば二次光源となる出射スリット74
aを介して出射し、メインスケール22の縞状格子68
の内、Y軸方向に平行な透過面70aと反射面72aの
縞状で一部反射され、入射スリット76aを介して受光
素子60aに受光される。
【0027】すなわち、メインスケール22の縞状格子
68上に照射された光の内、透明面70に照射された光
は反射されず、反射面72に照射された光のみが反射し
て入射スリット76a方向に進行する。そして、前記縞
状格子68は、前述したように透明面70と反射面72
の1パターンのピッチP1〜Pnにおける反射面72の占
める割合が内側から外側に向けて一定比率で増加してい
るため、前記光Lが照射する位置が縞状格子68の外側
にいく程、反射される光が増し、受光素子60での受光
量も増大する。すなわち、メインスケール22のX方向
位置は受光素子62aの受光量に反映することとなるた
め、受光量変化を検出することによりメインスケール2
2のX方向変位を把握することができることとなる。な
お、受光素子62a,62bの出力は図12に示す回路
により差動増幅された電圧出力とされる。
【0028】すなわち受光素子62a,62bはそれぞ
れフォトトランジスタよりなり、そのフォトトランジス
タ62aの電流出力Iaは、並列接続されたオペレーシ
ョンアンプ80及び半固定抵抗82よりなる電流・電圧
変換アンプ84により電圧変化として出力される。ま
た、フォトトランジスタ62bの電流出力Ibは、同様
の構成を有する電流・電圧変換アンプ86により電圧変
化として出力される。各フォトトランジスタ62a,6
2bの電流出力Ia,Ibは図13に示すように逆位相で
あることから、並列接続された抵抗88及びオペレーシ
ョンアンプ90よりなる差動増幅アンプ34により差動
増幅することで、図14に示すような電圧出力Vout
得ることができる。
【0029】なお、同様に、Y軸方向の変位に対して
も、縞状格子68のX軸方向に平行な透明面70bと反
射面72b、出射スリット74c,74d、入射スリッ
ト76c,76d、受光素子62c,62dが作用し、
優れたリニアリティを有した状態でY軸方向へのメイン
スケール22の変位を検出することができる。ここで、
前記X軸及びY軸方向のメインスケール22の変位量の
検出感度、及び検出可能な変位範囲は、縞状格子68の
透明面70と反射面72の1パターンのピッチ幅、及び
ロ字状の反射面72の内側から外側に向けての面積の増
加量によって変化する。
【0030】表1及び表2には、前記1パターンのピッ
チ幅を変えた例が示されている。
【表1】 ──────────────────────────────────── P1 P2 P3 ・・・・・・・・・・Pn-2 Pn-1 Pn ──────────────────────────────────── 反射面線幅(μm) 2 4 6 ・・・・・・・・・・46 48 50 ──────────────────────────────────── 透明面線幅(μm) 48 46 44 ・・・・・・・・・・ 4 2 0 ──────────────────────────────────── 反射面の比率(%) 4 8 12 ・・・・・・・・・・92 96 100 ────────────────────────────────────
【0031】
【表2】 ──────────────────────────────────── P1 P2 P3 ・・・・・・・・・・Pn-2 Pn-1 Pn ──────────────────────────────────── 反射面線幅(μm) 2 4 6 ・・・・・・・・・・96 98 100 ──────────────────────────────────── 透明面線幅(μm) 98 96 94 ・・・・・・・・・・ 4 2 0 ──────────────────────────────────── 反射面の比率(%) 2 4 6 ・・・・・・・・・・92 96 100 ──────────────────────────────────── 表1の縞状格子68においては、前記1パターンのピッ
チ幅を50μmとし、反射面72を形成するクロム線幅
を内側から外側へ1ピッチ当り2μmづつ増加させてい
る。
【0032】従って、ピッチP1〜Pnまでのピッチ数は
25となり、ピッチP1〜Pnまでのトータルの長さは1
250μm(1.25mm)となる。また、表2の縞状
格子68においては、前記1パターンのピッチ幅を10
0μmとし、反射面72を形成するクロム線幅を内側か
ら外側へ1ピッチ当り2μmづつ増加させている。従っ
て、ピッチP1〜Pnまでのピッチ数は50となり、ピッ
チP1〜Pnまでのトータルの長さは5000μm(5m
m)となる。
【0033】表1の例は、ピッチ幅を表2の例に比べ1
/2と短くし、クロム線幅の1ピッチ当りの増加量は表
2の例と同一としているため、内側から外側への1ピッ
チ中に占める反射面72の比率の増加は、表2の例と比
較し表1の例の方が大きくなる。従って、同一変位量に
おいては、表1の例のように1パターンのピッチ幅を短
くする程、反射率が急激に変化するので検出感度は向上
する。なお、前記表1及び表2においては、1パターン
のピッチ幅を変えたが、反射面72を形成するクロム線
幅の1ピッチ当りの増加量を増やしても同様に反射率の
変化は大きくなり検出感度は向上する。すなわち、1パ
ターンのピッチ幅、及び反射面72の1ピッチ当りの増
加量(=ピッチ数)によって決定されるピッチP1〜Pn
までのトータルの長さが短い程、反射率が大きく変化し
検出感度は向上することとなる。従って、表1及び表2
の例においては、ピッチP1〜Pnまでのトータルの長さ
の比が1.25mm:5mm=1:4であり、ピッチ幅
を100μmとした表2の例に比べピッチ幅を50μm
とした表1の例の方が約4倍の検出感度を得ることがで
きる。
【0034】一方、前記ピッチP1〜Pnまでのトータル
の長さを長くすれば検出感度は下がってしまうが、当然
変位検出可能な位置範囲(前記図14に示す−PX〜+
X)は広くなる。すなわち、メインスケール22の変
位を検出できる位置範囲は、透明面70及び反射面72
により形成されている縞状格子68に対応する範囲とな
るため、ピッチP1〜Pnまでのトータルの長さが1.2
5mmである表1の縞状格子68に比べ、ピッチP1
nまでのトータルの長さが5mmである表2の縞状格
子68の方が4倍の位置範囲においてメインスケール2
2の変位検出が可能となる。
【0035】以上のように、前記縞状格子68のピッチ
幅、及び反射面72の1ピッチ当りの増加量を調節し、
ピッチP1〜Pnまでのトータルの長さを適切な値に設計
することにより、幅広いダイナミックレンジを得ること
ができ、メインスケール22の相対移動量の大きさに対
応した位置範囲において、高感度、高精度で変位検出が
可能となる。また、本実施例にかかる光電型エンコーダ
18は、縞状格子68を介した光量の変化による電圧値
を測定し、該電圧値のアナログ信号からメインスケール
22の変位検出をしているため、回路がシンプルで小
型、安価な光電型エンコーダを得ることが可能となる。
なお、本実施例においては、反射面72の面積を内側か
ら外側へ単調増加させた縞状格子68の構成としたが、
該面積を内側から外側へ単調減少させても可能である。
【0036】また、本実施例においては、透明面70と
反射面72からなる1パターンのピッチ幅を同一とし、
前記反射面72の面積を内側から外側に向けて単調増加
させたが、必ずしも前記ピッチ幅を同一とする必要はな
く、例えばピッチ幅を内側から外側に向けて広げた場
合、1ピッチ中の反射面72の占める割合(反射面72
による反射率)が一定の比率で増加するように1ピッチ
中の反射面72の面積を増加させればよい。また、前記
実施例においては磁石板の形状をドーナツ状としたが、
図15(A)に示すように磁石板の断面の形状を中央に
振動子が嵌合するための穴の開いた正四角形状、同図
(B)に示す八角形状、或いは同図(C)に示す十字形
状とすることも可能である。さらに、同図(C)に示す
ように磁石板の両端124a,124bのみを磁石とす
ることも可能である。
【0037】磁石板はx軸方向とy軸方向の共振周波数
が等しいこと、すなわちダイナミックバランスが等しい
ことが要求される。さらに、前記実施例においては磁石
板のN極とS極とを振動子の軸芯を通るy軸で分け、励
振コイルを励磁させることにより磁石板と励振コイル間
に生じる曲げモーメントによって振動子を加振させてい
るが、図16に示すように磁石板のN極とS極とを振動
子の軸芯を通るY軸、及び磁石板の中心を通る水平線に
よってそれぞれ接する部分を異極となるように分け、励
振コイルを励磁させることにより生じる磁力、すなわち
磁石板と励振コイル間のX軸方向への引きつけ、及び反
発力によって振動子を加振させることも可能である。ま
た、前記実施例においては加振手段を振動子の先端側に
設けたが、図17に示すように振動子の固定側に設ける
ことも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる振動
ジャイロによれば、振動手段をX軸方向に対し45度傾
けて加振しているため、入力角速度に対応するコリオリ
の力によりX軸及びY軸方向の両方に変位量の変動が生
じる。従って、前記X軸とY軸の変位量の差の変動量を
求めることにより、高感度、高精度の角速度検出が可能
となる。また、本発明の請求項3記載の振動ジャイロ
は、振動子を非接触で加振することとしたので、簡単な
構成で極めて正確な角速度検出を行なうことが可能とな
る。また、磁石部と励振コイルを近接して設け、前記励
振コイルに励磁電流を流すことによって発生する前記磁
石部の磁気モーメントで振動子を加振することとしたの
で、微少の励磁電流を励振コイルに流すだけで振動子が
加振され、さらに励振コイルも非常に小型化することが
可能となる。また、励振コイルの軸芯を振動子の軸芯と
同軸上としたので、高精度、かつ容易に組立が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる振動ジャイロの概略
構成の説明図である。
【図2】図1に示した振動ジャイロの磁石板の平面断面
図である。
【図3】,
【図4】,
【図5】図1に示した振動ジャイロの振動手段及び角速
度測定原理の説明図である。
【図6】図1に示した振動ジャイロの振動制御手段及び
角速度演算手段の説明図である。
【図7】図1に示した振動ジャイロに用いられる光電型
エンコーダの概略構成の説明図である。
【図8】図6に示した光電型エンコーダの発光素子及び
受光素子の配置の説明図である。
【図9】図6に示す光電型エンコーダのメインスケール
に形成された縞状格子の説明図である。
【図10】図6に示す縞状格子の反射面の位置による面
積変化の説明図である。
【図11】図6に示す光電型エンコーダのインデックス
スケールの説明図である。
【図12】図6に示す光電型エンコーダの受光素子から
の信号の差動増幅回路の構成説明図である。
【図13】,
【図14】図11に示した回路による信号処理状態の説
明図である。
【図15】磁石板の形状例の説明図である。
【図16】磁石板の分割例の説明図である。
【図17】加振手段の設置位置の例の説明図である。
【符号の説明】
10 … 振動ジャイロ 12 … ベース 14 … 振動子 18 … 変位検出手段 24 … 磁石板 26 … 励振コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに立設された振動手段と、 前記振動手段にX軸方向に対し所定角度傾いた方向の振
    動力を印加する加振手段と、 前記振動手段のX軸方向及びY軸方向への変位を検出す
    る変位検出手段と、 前記変位検出手段により検出された振動手段のX軸方向
    への変位量とY軸方向への変位量の和より、前記振動手
    段の振動制御を行う振動制御手段と、 前記変位検出手段により検出された振動手段のX軸方向
    への変位量とY軸方向への変位量の差の変動量より、角
    速度を演算する角速度演算手段と、を備えたことを特徴
    とする振動ジャイロ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の振動ジャイロにおいて、
    加振手段による振動手段の振動方向が、X軸方向に対し
    45度傾いた方向に加振されたことを特徴とする振動ジ
    ャイロ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の振動ジャイロにおいて加
    振手段が、 前記振動手段に設けられ、振動手段の軸芯を含む平面に
    よってN極とS極とに分れた磁石部と、 前記振動手段の軸芯と同軸上に軸芯を有するように円筒
    状に巻回され、かつ前記磁石部に該円筒状の中央部内面
    が近接するように配置された励振コイルと、を備え、 前記励振コイルに周期的に励磁電流を流すことにより生
    じる磁石部と励振コイル間の磁気モーメントによって前
    記振動手段にX軸方向の振動力を印加することを特徴と
    する振動ジャイロ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2150822A1 (en) * 2007-06-01 2010-02-10 Vti Technologies Oy A method for measuring angular velocity and a vibrating micromechanical sensor of angular velocity

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