JPH06159893A - トンネル形冷凍チャンバ - Google Patents

トンネル形冷凍チャンバ

Info

Publication number
JPH06159893A
JPH06159893A JP5172869A JP17286993A JPH06159893A JP H06159893 A JPH06159893 A JP H06159893A JP 5172869 A JP5172869 A JP 5172869A JP 17286993 A JP17286993 A JP 17286993A JP H06159893 A JPH06159893 A JP H06159893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shroud
tunnel
cooling atmosphere
region
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5172869A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3373897B2 (ja
Inventor
Paul Antoine Coffre
ポール・アントワーヌ・コフレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAMANUERUZU IND GIYAZU Ltd
Commonwealth Industrial Gases Ltd
Original Assignee
KAMANUERUZU IND GIYAZU Ltd
Commonwealth Industrial Gases Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAMANUERUZU IND GIYAZU Ltd, Commonwealth Industrial Gases Ltd filed Critical KAMANUERUZU IND GIYAZU Ltd
Publication of JPH06159893A publication Critical patent/JPH06159893A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3373897B2 publication Critical patent/JP3373897B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D3/00Devices using other cold materials; Devices using cold-storage bodies
    • F25D3/10Devices using other cold materials; Devices using cold-storage bodies using liquefied gases, e.g. liquid air
    • F25D3/11Devices using other cold materials; Devices using cold-storage bodies using liquefied gases, e.g. liquid air with conveyors carrying articles to be cooled through the cooling space
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/36Freezing; Subsequent thawing; Cooling
    • A23L3/361Freezing; Subsequent thawing; Cooling the materials being transported through or in the apparatus, with or without shaping, e.g. in form of powder, granules, or flakes
    • A23L3/362Freezing; Subsequent thawing; Cooling the materials being transported through or in the apparatus, with or without shaping, e.g. in form of powder, granules, or flakes with packages or with shaping in form of blocks or portions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/36Freezing; Subsequent thawing; Cooling
    • A23L3/37Freezing; Subsequent thawing; Cooling with addition of or treatment with chemicals
    • A23L3/375Freezing; Subsequent thawing; Cooling with addition of or treatment with chemicals with direct contact between the food and the chemical, e.g. liquid nitrogen, at cryogenic temperature

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的な冷凍処理を行なえるトンネル形冷凍
チャンバを提供する。 【構成】 トンネル形冷凍チャンバ1はハウジング2を
備え、ハウジングのキャビティ6内の冷却用雰囲気はハ
ウジングの一端7から他端8へ流動する。冷凍すべき物
品12を搬送するコンベヤ11がハウジング内を延在し
ている。ハウジング内にシュラウド13を配置する。シ
ュラウドはコンベヤ近接開口16を有し、その内部の内
側領域20と、内側領域とハウジングとの間の外側領域
21とを画成する。シュラウドはシュラウド部分24、
25を含み、それらシュラウド部分の各々が、内側領域
と外側領域との間で流体の連通を可能にする連通開口2
6、27を備える。電動ファン29、30が冷却用雰囲
気を、連通開口を通り、コンベヤ近接開口を通り、更に
前記物品の間をすり抜けるように流動させる。シュラウ
ド部分間を流れる冷却用雰囲気の長手方向の流動の略々
全てが外側領域を介して流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネル形冷凍チャンバ
に関する。本発明は主として食品の冷凍処理に用いるこ
とを目的として開発されたものであるため、以下の説明
においては、食品の冷凍処理という用途を具体例として
取上げて説明して行くことにする。しかしながら、容易
に理解されるように、本発明は、この食品の冷凍処理と
いう特定の用途に限定されるものではなく、その他の様
々な物品の冷凍にも好適に使用し得るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
トンネル形冷凍チャンバの構成は次のようなものであ
る。先ず、トンネル形ハウジングと、このハウジングを
貫通して延在する、メッシュ・ベルト等を使用したエン
ドレス・コンベヤとを備えている。このコンベヤは、冷
凍すべき調理済食品等を載せて、トンネル形ハウジング
の中を搬送するためのものである。トンネル形ハウジン
グの中には、その長手方向に並べて幾つものファンを配
設してあり、それらファンによって、使用している冷却
用雰囲気を循環させるようにしている。
【0003】冷却用雰囲気の理想的な流れ方は、冷却用
雰囲気がコンベヤ上の食品の間をすり抜けるようにして
流れ、更にコンベヤのメッシュ・ベルトを透過して、再
びファンへ戻るという流れ方であり、このような流れ方
とすることができれば、効率的な冷却処理を行なうこと
ができる。しかしながら実際には、冷却用雰囲気のうち
の多くの部分が、コンベヤの上方だけで循環してしま
い、そのため、トンネル形ハウジングの中を搬送されて
行く食品を冷凍するためには、大して役に立っていない
というのが実情である。
【0004】この問題を解決するために、コンベヤの下
方をコンベヤと平行に流れる冷却用雰囲気の二次流れを
形成し、この二次流れによってベンチュリ効果を発生さ
せ、それによって、冷却用雰囲気が食品の間をすり抜
け、更にコンベヤのメッシュ・ベルトを透過して流れる
ようにするという方法が提案されている。しかしながら
この方法を用いたトンネル形冷凍チャンバでは、必要な
冷却用雰囲気の二次流れを作り出すために、トンネル形
ハウジングの中に、追加のモータを幾つか配設しなけれ
ばならない。従って、それら追加のモータが発生する熱
が、トンネル形冷凍チャンバの全体効率を低下させてし
まう。また、より大きなベンチュリ効果を発生させよう
として、追加のモータの台数や、その1台あたりの消費
電力を増大させると、発生する熱も更に増大することに
なる。更にこの種のトンネル形冷凍チャンバには、冷却
用雰囲気がトンネル形ハウジングの導出口から漏出する
のを防止するための適切な備えがなされていないという
不都合もあった。
【0005】従来のトンネル形冷凍チャンバには更に、
その中央ゾーンである噴霧ゾーンの中の冷却用雰囲気の
流れが乱され、不整な流れになるという問題もあった。
噴霧ゾーンの中の冷却用雰囲気は、トンネル形ハウジン
グ中で最も温度の低い冷却用雰囲気であり、製品の冷却
を均一にするためには、この噴霧ゾーンの中の冷却雰囲
気が、コンベヤの幅方向のどの位置に対しても均一に分
配されるようにすることが望まれる。そのための方法と
して、噴霧ゾーンの両端部に夫々にカーテンを設けるこ
とも考えられるが、ただしそれだけでは、噴霧ゾーン中
の冷却用雰囲気を、噴霧ゾーンに隣接するゾーンにおけ
る冷却用雰囲気の循環から充分に隔離することはできな
い。
【0006】従って本発明の目的は、少なくともその1
つの好適実施例においては、従来例に付随している以上
の不都合のうちの少なくとも1つを克服ないし大幅に改
善することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の局面によ
れば、以下の如きトンネル形冷凍チャンバが提供され
る。即ち、そのトンネル形冷凍チャンバは、該トンネル
形冷凍チャンバの長手方向に延在し、冷却用雰囲気を包
含し、その冷却用雰囲気を一端から他端へ流動させるト
ンネル形ハウジングと、冷却用雰囲気が実質的に透過す
ることができる構造の、前記ハウジングを貫通して延在
する、冷凍すべき物品を搬送するためのコンベヤ手段
と、前記ハウジングの内部に配置され、前記コンベヤに
近接した部分にコンベヤ近接開口を有するシュラウドで
あって、該シュラウドの内部の領域である内側領域と、
該内側領域と前記ハウジングとの間の領域である外側領
域とを画成している前記シュラウドとを備え、前記シュ
ラウドは、長手方向に並置された第1シュラウド部分と
第2シュラウド部分とを含んでおり、それら第1シュラ
ウド部分及び第2シュラウド部分の各々が、連通開口と
気体流動手段とを備えており、前記連通開口は前記内側
領域と前記外側領域との間で流体の連通を可能にする開
口であり、前記気体流動手段は、冷却用雰囲気を、前記
連通開口を通り、前記コンベヤ近接開口を通り、更に前
記物品の間をすり抜けさせて流動させるための手段であ
り、前記第1シュラウド部分と前記第2シュラウド部分
との間における冷却用雰囲気の長手方向の流動の略々全
てが、前記外側領域の中の流動であるようにしてあるこ
とを特徴とするトンネル形冷凍チャンバである。
【0008】以上において、前記シュラウドが、前記内
側領域の中の、前記第1シュラウド部分と前記第2シュ
ラウド部分との間に配設されたガス・カーテンを含んで
おり、該ガス・カーテンが、冷却用雰囲気が前記内側領
域を通って前記第1シュラウド部分と前記第2シュラウ
ド部分との間を流動することを実質的に阻止しているよ
うにしてあることが好ましい。
【0009】本発明の第2の局面によれば、以下の如き
トンネル形冷凍チャンバが提供される。即ち、そのトン
ネル形冷凍チャンバは、該トンネル形冷凍チャンバの長
手方向に延在し、冷却用雰囲気を包含し、その冷却用雰
囲気を一端から他端へ流動させるトンネル形ハウジング
と、冷却用雰囲気が実質的に透過することができる構造
の、前記ハウジングを貫通して延在する、冷凍すべき物
品を搬送するためのコンベヤ手段と、前記ハウジングの
内部に配置され、前記コンベヤに近接した部分にコンベ
ヤ近接開口を有するシュラウドであって、該シュラウド
の内部の領域である内側領域と、該内側領域と前記ハウ
ジングとの間の領域である外側領域とを画成している前
記シュラウドとを備え、前記シュラウドは、長手方向に
並置された第1シュラウド部分と第2シュラウド部分と
を含んでおり、それら第1シュラウド部分及び第2シュ
ラウド部分の各々が、連通開口と気体流動手段とを備え
ており、前記連通開口は前記内側領域と前記外側領域と
の間で流体の連通を可能にする開口であり、前記気体流
動手段は、冷却用雰囲気を、前記連通開口を通り、前記
コンベヤ近接開口を通り、更に前記物品の間をすり抜け
させて流動させるための手段であり、前記第1シュラウ
ド部分と前記第2シュラウド部分との間における冷却用
雰囲気の長手方向の流動の略々全てが、前記内側領域の
中の流動であるようにしてあることを特徴とするトンネ
ル形冷凍チャンバである。
【0010】以上において、前記シュラウドが、前記第
1シュラウド部分と前記第2シュラウド部分との間の接
続部から前記ハウジングへ向かって外方へ延出する延出
壁部を含んでおり、該延出壁部が、冷却用雰囲気が前記
外側領域を通って前記第1シュラウド部分と前記第2シ
ュラウド部分との間を流動することを実質的に阻止して
いるようにしてあることが好ましい。
【0011】更に以上において、前記シュラウドを少な
くとも2つ含んでおり、それら少なくとも2つの前記シ
ュラウドが、前記ハウジングの中に、長手方向に連続し
て配置されており、それによって、互いに隣接するシュ
ラウド部分の間における冷却用雰囲気の流動が、前記内
側領域の中と前記外側領域の中との、交互の流動となる
ようにしてあることが好ましい。
【0012】以上における好適な構成態様の1つとし
て、互いに隣接するシュラウド部分どうしが、前記内側
領域において中間ガス・カーテンによって互いに隔てら
れているという構成態様がある。
【0013】本発明の第3の局面によれば、以下の如き
トンネル形冷凍チャンバが提供される。即ち、そのトン
ネル形冷凍チャンバは、冷却用雰囲気を包含し、その冷
却用雰囲気を第1端から第2端へ流動させるトンネル形
ハウジングと、冷却用雰囲気が実質的に透過することが
できる構造の、前記ハウジングを貫通して延在する、冷
凍すべき物品を搬送するためのコンベヤ手段と、前記ハ
ウジングの内部に配置され、前記コンベヤに近接した部
分にコンベヤ近接開口を有するシュラウドであって、該
シュラウドの内部の領域である内側領域と、該内側領域
と前記ハウジングとの間の領域である外側領域とを画成
している前記シュラウドとを備え、前記シュラウドは、
冷却用雰囲気を前記内側領域へ導入するゾーンである第
1ゾーンと、該第1ゾーンに隣接して該第1ゾーンと前
記第1端との間に位置する第2ゾーンとを含んでおり、
該第2ゾーンは、少なくとも1つの開口と、その開口を
通して冷却用雰囲気を前記内側領域から前記外側領域へ
流すための気体流動手段とを備えており、更に、こうし
て前記外側領域へ流れ込んだ冷却用雰囲気が、該外側領
域の中を通って前記第1ゾーンの横を通り過ぎて前記第
2端へ向かって流されて行くようにしてあることを特徴
とするトンネル形冷凍チャンバである。
【0014】以上において、前記第1ゾーンと前記第2
ゾーンとが、前記内側領域においてガス・カーテンによ
って互いに隔てられているようにすることが好ましい。
【0015】
【実施例】以下に、添付図面を参照しつつ、本発明の好
適実施例について説明して行く。ただし、この好適実施
例についての説明は、あくまでも本発明の具体例を提示
することを目的とするものである。
【0016】図1及び図2に示すように、トンネル形冷
凍チャンバ1は、このトンネル形冷凍チャンバ1の長手
方向に延在するトンネル形ハウジング2を含んでいる。
トンネル形ハウジング2はベース部3とアーチ形壁部4
とを有しており、それらによって冷却キャビティ6を画
成している。冷却キャビティ6は、冷却用雰囲気を包含
しており、この冷却用雰囲気は、ハウジング2の第1の
端部7から第2の端部8へ向かって流動する。また、コ
ンベヤ手段として、エンドレスのメッシュ・ベルト11
を使用している。このコンベヤ手段即ちベルト11は、
冷凍すべき物品12を搬送するためのものであり、ハウ
ジング2の中を貫通して延在している。ハウジング2の
中には更にシュラウド13を配設してある。このシュラ
ウド13は、ベルト11の幅方向に延展しており、その
下端縁部14、15が開口16を画成している。更にこ
のシュラウド13は、このシュラウド13の内部の領域
である内側領域20と、その内側領域20とハウジング
2との間の領域である外側領域21とを画成している。
シュラウド13は、長手方向に並置された第1シュラウ
ド部分24と第2シュラウド部分25とを含んでおり、
それらシュラウド部分は各々が2つずつの開口を備えて
いる(即ち、第1シュラウド部分24は2つの開口26
を備えており、第2シュラウド部分25は2つの開口2
7を備えている)。これら開口26、27は内側領域2
0と外側領域21との間の流体の連通を可能にしてい
る。また、気体流動手段として、電動ファン29、30
を使用している。この気体流動手段即ち電動ファン2
9、30は、冷却用雰囲気を、夫々の開口26、27を
通り、更に開口16を通り、更に物品12の間をすり抜
けるようにして流動させるためのものである。尚、第1
シュラウド部分24と第2シュラウド部分25との間に
おける、冷却用雰囲気の長手方向の流動は、その略々全
てが外側領域21の中の流動である。
【0017】内側領域20の中の、第1シュラウド部分
24と第2シュラウド部分25との間には、ガス・カー
テン31を配設してあり、このガス・カーテン31は、
冷却用雰囲気の、長手方向の流動に対して抵抗として働
く。ガス・カーテン31は、図5に明らかに示したよう
に、吊下部材33から垂下して下端がベルト11に近接
して位置している複数の互いに平行な可撓性を有する帯
状体32から成る。この種のガス・カーテンは当業界に
おいては周知のものである。
【0018】シュラウド13は更に、シュラウド部分2
4に隣接して配置されているシュラウド部分35と、シ
ュラウド部分25に隣接して配置されているシュラウド
部分36とを含んでいる。これらシュラウド部分35と
36とは各々が2つずつの開口を備えている(シュラウ
ド部分35は2つの開口37を備えており、シュラウド
部分36は2つの開口38を備えている)と共に、それ
ら開口に対応した電動ファン39と40とを備えてお
り、更に、ガス・カーテン41と42とを備えている。
ガス・カーテン41及び42は、互いに隣接するシュラ
ウド部分どうしの間における、内側領域20を通る冷却
用雰囲気の長手方向の流動に対して抵抗として働く。
【0019】互いに隣接しているシュラウド部分24と
35とは、それらの外側領域21が延出壁部49によっ
て互いに隔てられており、また同様に、互いに隣接して
いるシュラウド部分25と36も、それらの外側領域2
1が延出壁部50によって互いに隔てられている。延出
壁部49は、シュラウド部分24と35との間の接続部
から外方へ延出してその外縁部がハウジング2に当接な
いし近接しており、また、延出壁部50は、シュラウド
部分25と36との間の接続部から外方へ延出してその
外縁部がハウジング2に当接ないし近接している。これ
によって、夫々の延出壁部によって隔てられているシュ
ラウド部分どうしの間における、外側領域21を通る冷
却用雰囲気の長手方向の流動を実質的に阻止している。
【0020】以上のようにした結果、シュラウド部分3
5の外側領域21へ流れ込んだ冷却用雰囲気は、ファン
39によって、このシュラウド部分35の内側領域20
と外側領域21との間を循環させられ、この循環に際し
て、ベルト11に載せられて搬送されている物品の間を
すり抜けるようにして、それら物品の近傍を通過するこ
とになる。こうしてシュラウド部分35を循環している
冷却用雰囲気は、延出壁部49が設けられているため
に、外側領域21を通って更に長手方向へ流動すること
は阻止されている。そのため冷却用雰囲気は、ガス・カ
ーテン41を徐々に通過して、シュラウド部分24の内
側領域20へ流れ込んで行く。この後、そこへ流れ込ん
だ冷却用雰囲気は、ファン29の作用によってシュラウ
ド部分24の内側領域と外側領域との間を循環させら
れ、その際に、ベルト11上の物品の間をすり抜けるよ
うにして、それら物品の近傍を通過して流れる。ここで
は、ガス・カーテン31を設けてあるため、こうして循
環している冷却用雰囲気が長手方向へ流動してシュラウ
ド部分25へ流れて行く際の流れに対する抵抗は、外側
領域21を通る流れに対する抵抗よりも、内側領域20
を通る流れに対する抵抗の方がはるかに大きい。そのた
め、シュラウド部分25へ流れて行く冷却用雰囲気の流
動は、その略々全てが、外側領域21を通る流動とな
る。
【0021】容易に理解されるように、もう一方の、互
いに隣接するシュラウド部分25及び36も、冷却用雰
囲気のジグザグ流動経路を形成する構成となっており、
しかもそのジグザグ流動経路は、上で説明したシュラウ
ド部分35及び24が形成している流動経路と同様のも
のである。従って、シュラウド部分25及び36を流れ
る冷却用雰囲気の流動の形態は、以上に説明した流動形
態と実質的に同一のものである。
【0022】以上のシュラウド部分24、25、35、
及び36は、それらが集合した全体によって、このトン
ネル形冷凍チャンバ1の導入ゾーン52を画成してい
る。冷凍される物品は、端部8に形成されている開口5
3からこのトンネル形冷凍チャンバ1の中へ入り、ハウ
ジング2の中を次々と長手方向へ搬送されて行き、この
搬送の向きは、冷却用雰囲気の長手方向の流動の向きと
逆向きである。これによって、冷凍される物品を、次第
により低温の冷却用雰囲気に曝して行くようにしてい
る。
【0023】ハウジング2の中には更に、その端部7の
近傍に導出ゾーン55を設け、また導入ゾーン52とこ
の導出ゾーン55との間に、噴霧ゾーン56を設けてあ
る。図1及び図4から明らかなように、シュラウド13
は、シュラウド57部分を含んでおり、このシュラウド
部分57は、噴霧領域56の全長に亙って延在してお
り、上で述べたシュラウド部分の内側領域と外側領域と
に連続する内側領域と外側領域とを画成している。シュ
ラウド部分57は、その両側に隣接している夫々のシュ
ラウド部分との間をガス・カーテン59と60で隔てて
あり、これによって、このシュラウド部分57の中の流
れを乱す原因となる外部からの影響をできるだけ小さく
している。
【0024】噴霧ゾーン56は、その内側領域20の中
に、縦横に間隔を置いて並べた複数の噴霧口61を備え
た噴霧口格子体を備えている。外部からトンネル形冷凍
チャンバ1へ導入される冷却用雰囲気は、それら複数の
噴霧口61を介して導入される。また、しずく回収用の
トレイ62を備えており、凝縮液体が発生したときに
は、このトレイ62によってそれを回収するようにして
いる。複数の噴霧口61の配列態様は、ベルト11の幅
方向のどの位置においても冷却用雰囲気を略々均一に供
給することができ、それによって冷却及び冷凍を均一に
行なえるような配列態様としてある。
【0025】図1及び図3から明らかなように、導出ゾ
ーン55は、ただ1つのシュラウド部分63から成り、
このシュラウド部分63は、導入ゾーンを成している上
述の夫々のシュラウド部分と同様の構成であるが、ただ
しそれらシュラウド部分とは異なる重要な相違点があ
る。相違点の1つは、シュラウド部分63では、ファン
64が、冷却用雰囲気を、内側領域20の中から開口6
5を介して外側領域21へ吸い出すように機能している
点である。もう1つの相違点は、隔壁70を設けること
によって、冷却用雰囲気がシュラウド部分63の外側領
域と内側領域との間で循環するのを阻止していることで
ある。そのため、外側領域21へ吸い出された冷却用雰
囲気は、この外側領域21の中を、噴霧ゾーン56を素
通りして、端部8へ向かって流れて行く。
【0026】端部7には開口66を形成してあり、冷凍
された物品は、この開口66を介してトンネル形冷凍チ
ャンバ1から外へ出される。図示の実施例ではシュラウ
ド部分63の一端を端部7の内面に当接させることによ
って、開口66が、内側領域20とだけ連通するように
してあり、これによって、このトンネル形冷凍チャンバ
1の中の冷却用雰囲気が外部に漏出しないよう、漏出防
止を図っている。この構成の利点は、冷却用雰囲気を端
部7の近傍から吸引することができるため、冷却用雰囲
気をトンネル形冷凍チャンバ1の中に保持して物品12
の冷凍処理をより効率的に行なえることにある。更にま
た、冷却用雰囲気は通常、液体窒素か液体二酸化炭素か
のいずれかを含んでいるため、それらが気化したガスが
トンネル形冷凍チャンバから漏出することがないように
漏出防止を施すことが望まれる。本発明は、この漏出防
止が可能なように構成してあるため、作業者の安全性レ
ベルを更に向上させ得るものとなっている。
【0027】このトンネル形冷凍チャンバ1の使用方法
について説明すると、先ず、冷却用雰囲気を噴霧ゾーン
へ導入する。噴霧ゾーンへ導入された冷却用雰囲気は、
噴霧ゾーンの内側領域20から、ガス・カーテン59と
60とを通過して、導入ゾーンと導出ゾーンとの双方へ
徐々に流れ込んで行く。一部の冷却用雰囲気はベルト1
1を透過して外側領域21へ流入するが、こうして外側
領域へ流入した冷却用雰囲気は、ファン64の作用によ
り、このトンネル形冷凍チャンバ1の長手方向に、導入
ゾーンの方へ向かって流動して行く。
【0028】導出ゾーンの内側領域へ流入した冷却用雰
囲気は、ファン64の作用により、この内側領域から開
口65を介して吸い出され、更に、噴霧ゾーンの外側領
域を通過して導入ゾーンへ流され、このとき、噴霧ゾー
ンを経由して再び導出ゾーンの内側領域へ戻ることはな
い。従って、シュラウド13の作用により、冷却用雰囲
気が開口66から外部へ漏出することが防止されている
と共に、噴霧ゾーンの中の冷却用雰囲気の流れが乱され
て不整になることも防止されている。
【0029】導入ゾーンへ流入した冷却用雰囲気は、上
述したようにシュラウド13の内側領域と外側領域との
間で循環を繰り返すと同時に、開口52の近傍に配設し
てある排気用ファン(不図示)の作用により、開口52
の方へ吸引されて流動して行く。ファン29、30、3
9、40、及び64は、一度に作動させるファンの個数
とその回転速度とを調節可能にしてあり、それらを調節
することによって、ハウジング内の冷却用雰囲気の循環
の強さと温度勾配とを、所望のものとすることができる
ようにしている。
【0030】シュラウド13は、既存のトンネル形冷凍
チャンバに、後からの改造によって付加することも可能
であり、そうすれば、既存のトンネル形冷凍チャンバに
おいても本発明の利点を享受することができるようにな
る。ベルトの幅寸法や長さが様々なものであっても、各
部の寸法を適宜縮小ないし拡大することによって対応で
き、また、ベルトの走行速度も、必要な処理時間に合わ
せて適宜設定すれば良い。処理時間についての具体的な
例を挙げるならば、例えばミートパイ等の製品では、約
2分間の処理によって適切な冷凍状態にすることがで
き、また、トレイ詰のラザーニヤ等の調理済食品では、
その冷凍処理前の温度が60℃であれば、処理時間は約
30秒になる。尚、これら具体例の数字は、トンネル形
冷凍チャンバの動作温度が約−40℃〜−120℃の温
度範囲に維持されている場合の数字である。
【0031】更には、冷却用雰囲気の供給流量も可変に
してあることから、本発明は、従来例に係る既存の様々
なトンネル形冷凍チャンバの、あらゆる種類のものに好
適に使用し得るものとなっている。一般的に冷却用雰囲
気の供給流量として採用されている値は、200kg/hr
〜2000kg/hr である。
【0032】本発明の更に別の実施例として、シュラウ
ド13延在範囲を、トンネル形冷凍チャンバ1の全長よ
りも短くした実施例がある。この種の実施例の具体的な
構成を挙げるならば、例えば、シュラウドの長さをトン
ネル形冷凍チャンバの長さよりも大幅に短くして、噴霧
ゾーンと導出ゾーンとだけをシュラウドで覆うようにし
たものがある。
【0033】特に好適な1つの実施例として、ファン6
4を回転速度可変のファンとし、その回転速度を、開口
66の近傍の気体温度に応答して変化させるようにした
実施例がある。その気体温度が所定の温度値以下に下が
ったならば、それは、過剰な冷却用雰囲気が開口66を
通って外部へ漏出している証拠であり、それゆえファン
64の回転速度を上げてその漏出を止めるようにする。
また、これとは逆に、開口66の近傍の気体温度が高け
れば、それは、内側領域から冷却用雰囲気を吸い出すの
が早すぎるため、開口66から、このトンネル形冷凍チ
ャンバ1の中へ外気が吸い込まれていることの証拠であ
る。この場合には、ファン64の回転速度を下げて、こ
のトンネル形冷凍チャンバの中への外気の流入を止める
ようにする。外気の流入を止めないと、トンネル形冷凍
チャンバの効率が低下することに加えて、トンネル形冷
凍チャンバ内の湿度が増大するという問題が発生するお
それもある。
【0034】容易に理解されるように、ファンの回転速
度を可変にすることに加えて、或いはファンの回転速度
を可変にする代わりに、ファンの羽根のピッチを可変に
することによって、トンネル形冷凍チャンバ1の中を流
れる冷却用雰囲気の流量を必要流量にすることも可能で
ある。更に加えて、このトンネル形冷凍チャンバ1の導
入口53の近傍に配設してある排気用ファンも、回転速
度を可変にすることに関しては、ファン64と同様の構
成とすることが好ましく、その場合には、導入口53の
近傍に適当な温度センサを備えるようにすれば良い。
【0035】次に、図6に示した本発明の別実施例につ
いて詳細に説明する。この図6の別実施例において、先
に説明した実施例の構成要素と対応する構成要素には同
一の引用符号を付してある。シュラウド部分24は、セ
ンターライン70aにおいてヒンジで取付けられてお
り、それによって、互いに向かいあった2つのシュラウ
ド壁部71と72とが画成されている。これらシュラウ
ド壁部71と72とは、その各々が夫々に、下方に突出
したカラー部73と74とを備えており、それらカラー
部73と74とは夫々に開口26を画成している。それ
ら開口26は、ファン29の羽根77が丁度納まる寸法
に形成してあり、これによって、内側領域20と外側領
域21との間で冷却用雰囲気を好適に循環させることが
できるようにしている。
【0036】シュラウド壁部71及び72は、それらの
下端縁部78及び79を、長手方向に間隔を置いて設け
た複数の支持部材80によって支持してある。それら支
持部材80に関する好ましい1つの構成例を挙げるなら
ば、例えば、それら支持部材80の一端を、シュラウド
壁部71の下端縁部78ないしシュラウド壁部72の下
端縁部79に取外し可能に保持して連結し、その他端
を、トンネル形ハウジング2のアーチ形壁部4の内面に
備えた連結部材82に取付けるようにした構成とするの
が良い。また、それを更に好ましいものとした具体な構
成例を挙げるならば、それら支持部材80の両端の連結
構造を、ヒンジを用いた連結構造するか、或いは枢動自
在に保持する連結構造として、それら支持部材80の端
部と、シュラウド壁部ないし連結部材との間の係合を、
相対回転が容易な係合とするのが良い。
【0037】このトンネル形冷凍チャンバ1のハウジン
グ2の、アーチ形壁部4とベース部3とは、清掃を容易
にするために分離可能にしてある。アーチ形壁部4は複
数の部分に分割してあり、通常の清掃のための分離操作
は、アーチ形壁部4の個々の部分ごとに個別に行なえる
ようにしている。尚、図6及び図7の実施例では、アー
チ形壁部4の1つの部分を、その下のシュラウド部分2
4の長さに対応した長さにしてある。アーチ形壁部4の
この部分を持ち上げると、1つにはシュラウド部分24
をセンターライン70aにおいてヒンジで取付けてあ
り、もう1つにはアーチ形壁部4のこの部分とシュラウ
ド壁部71、72の下端縁部78、79とを支持部材8
0で連結してあるために、シュラウド壁部71及び72
が、互いに相対的に、またベース部材3に対して相対的
に、ヒンジを中心にして揺動する。従って、清掃や保守
等のために内側領域20に対して作業を行なう際の作業
性がシュラウド13によって妨げられることが殆どな
く、良好な作業性が達成されている。尚、図7は、アー
チ形壁部4を持ち上げたときの、トンネル形冷凍チャン
バの状態を示したものである。
【0038】容易に理解されるように、図6及び図7に
ついて説明したセンターラインにおいてヒンジで取付け
るシュラウド部分の構成は、トンネル形冷凍チャンバの
中の全てのシュラウド部分に適用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るトンネル形冷凍チャン
バの縦断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った横断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った横断面図である。
【図4】図1の4−4線に沿った横断面図である。
【図5】図1の5−5線に沿った横断面図である。
【図6】本発明の別実施例に係るトンネル形冷凍チャン
バの横断面図である。
【図7】図6のトンネル形冷凍チャンバの、アーチ形壁
部を持ち上げた状態での横断面図である。
【符号の説明】
1 トンネル形冷凍チャンバ 2 ハウジング 3 ベース部 4 アーチ形壁部 7 第1の端部 8 第2の端部 11 コンベヤ・ベルト 12 物品 13 シュラウド 14、15 下端縁部 16 開口 20 内側領域 21 外側領域 24、25 シュラウド部分 26、27 開口 29、30 電動ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・アントワーヌ・コフレ オーストラリア連邦ニュー・サウス・ウエ ルズ 2067,チヤッツウッド,センテニア ル・アベニュー 25

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル形冷凍チャンバにおいて、 該トンネル形冷凍チャンバの長手方向に延在し、冷却用
    雰囲気を包含し、その冷却用雰囲気を一端から他端へ流
    動させるトンネル形ハウジングと、冷却用雰囲気が実質
    的に透過することができる構造の、前記ハウジングを貫
    通して延在する、冷凍すべき物品を搬送するためのコン
    ベヤ手段と、前記ハウジングの内部に配置され、前記コ
    ンベヤに近接した部分にコンベヤ近接開口を有するシュ
    ラウドであって、該シュラウドの内部の領域である内側
    領域と、該内側領域と前記ハウジングとの間の領域であ
    る外側領域とを画成している前記シュラウドとを備え、
    前記シュラウドは、長手方向に並置された第1シュラウ
    ド部分と第2シュラウド部分とを含んでおり、それら第
    1シュラウド部分及び第2シュラウド部分の各々が、連
    通開口と気体流動手段とを備えており、前記連通開口は
    前記内側領域と前記外側領域との間で流体の連通を可能
    にする開口であり、前記気体流動手段は、冷却用雰囲気
    を、前記連通開口を通り、前記コンベヤ近接開口を通
    り、更に前記物品の間をすり抜けさせて流動させるため
    の手段であり、前記第1シュラウド部分と前記第2シュ
    ラウド部分との間における冷却用雰囲気の長手方向の流
    動の略々全てが、前記外側領域の中の流動であるように
    してあることを特徴とするトンネル形冷凍チャンバ。
  2. 【請求項2】 前記シュラウドが、前記内側領域の中
    の、前記第1シュラウド部分と前記第2シュラウド部分
    との間に配設されたガス・カーテンを含んでおり、該ガ
    ス・カーテンが、冷却用雰囲気が前記内側領域を通って
    前記第1シュラウド部分と前記第2シュラウド部分との
    間を流動することを実質的に阻止していることを特徴と
    する請求項1記載のトンネル形冷凍チャンバ。
  3. 【請求項3】 前記シュラウドが、前記第1シュラウド
    部分及び前記第2シュラウド部分の長手方向の夫々反対
    側の端部に配設した、第3シュラウド部分及び第4シュ
    ラウド部分を含んでおり、前記第1シュラウド部分と前
    記第3シュラウド部分との間における冷却用雰囲気の長
    手方向の流動の略々全て、並びに前記第2シュラウド部
    分と前記第4シュラウド部分との間における冷却用雰囲
    気の長手方向の流動の略々全てが、前記内側領域の中の
    流動であるようにしてあることを特徴とする請求項1記
    載のトンネル形冷凍チャンバ。
  4. 【請求項4】 前記シュラウドが、前記第1シュラウド
    部分と前記第3シュラウド部分との間の接続部から外方
    へ延出する延出壁部と、前記第2シュラウド部分と前記
    第4シュラウド部分との間の接続部から外方へ延出する
    延出壁部とを含んでおり、それら延出壁部は、それらの
    外縁部が前記ハウジングに当接ないし近接して位置して
    おり、これによって、前記外側領域を通る冷却用雰囲気
    の長手方向の流動を阻止するようにしてあることを特徴
    とする請求項3記載のトンネル形冷凍チャンバ。
  5. 【請求項5】 前記シュラウド部分の各々が、前記内側
    領域において、隣接するシュラウド部分との間を中間ガ
    ス・カーテンによって隔てられていることを特徴とする
    請求項3記載のトンネル形冷凍チャンバ。
  6. 【請求項6】 前記トンネル形ハウジングが、ベース部
    と、横方向に並置された複数の側壁部とを含んでおり、
    該複数の側壁部は前記ベース部から延出しており前記ベ
    ース部に対して係合及び脱係合が自在であり、更に、前
    記シュラウド部分のうちの少なくとも1つのシュラウド
    部分が、長手方向軸心の周りに揺動自在であるようにヒ
    ンジ結合されており、前記複数の側壁部のうちの1つな
    いし幾つかが前記ベース部から脱係合されたときには、
    該シュラウド部分が回動できるようにしてあることを特
    徴とする請求項1記載のトンネル形冷凍チャンバ。
  7. 【請求項7】 前記シュラウド部分のうちの前記少なく
    とも1つのシュラウド部分が、その中央部においてヒン
    ジで取付けられ、それによって、互いに向かいあった2
    つのシュラウド壁部を形成しており、それら2つのシュ
    ラウド壁部は、夫々が前記側壁部のうちの近接している
    方の側壁部に連結されており、それによって、前記側壁
    部を前記ベース部材と係合させる際のその側壁部の移動
    と、前記側壁部を前記ベース部材から脱係合させる際の
    その側壁部の移動とに応じて、それらシュラウド壁部が
    持ち上げられた姿勢と降ろされた姿勢との間で移動する
    ようにしてあることを特徴とする請求項6記載のトンネ
    ル形冷凍チャンバ。
  8. 【請求項8】 トンネル形冷凍チャンバにおいて、 該トンネル形冷凍チャンバの長手方向に延在し、冷却用
    雰囲気を包含し、その冷却用雰囲気を一端から他端へ流
    動させるトンネル形ハウジングと、冷却用雰囲気が実質
    的に透過することができる構造の、前記ハウジングを貫
    通して延在する、冷凍すべき物品を搬送するためのコン
    ベヤ手段と、前記ハウジングの内部に配置され、前記コ
    ンベヤに近接した部分にコンベヤ近接開口を有するシュ
    ラウドであって、該シュラウドの内部の領域である内側
    領域と、該内側領域と前記ハウジングとの間の領域であ
    る外側領域とを画成している前記シュラウドとを備え、
    前記シュラウドは、長手方向に並置された第1シュラウ
    ド部分と第2シュラウド部分とを含んでおり、それら第
    1シュラウド部分及び第2シュラウド部分の各々が、連
    通開口と気体流動手段とを備えており、前記連通開口は
    前記内側領域と前記外側領域との間で流体の連通を可能
    にする開口であり、前記気体流動手段は、冷却用雰囲気
    を、前記連通開口を通り、前記コンベヤ近接開口を通
    り、更に前記物品の間をすり抜けさせて流動させるため
    の手段であり、前記第1シュラウド部分と前記第2シュ
    ラウド部分との間における冷却用雰囲気の長手方向の流
    動の略々全てが、前記内側領域の中の流動であるように
    してあることを特徴とするトンネル形冷凍チャンバ。
  9. 【請求項9】 前記シュラウドが、前記第1シュラウド
    部分と前記第2シュラウド部分との間の接続部から前記
    ハウジングへ向かって外方へ延出する延出壁部を含んで
    おり、該延出壁部が、冷却用雰囲気が前記外側領域を通
    って前記第1シュラウド部分と前記第2シュラウド部分
    との間を流動することを実質的に阻止していることを特
    徴とする請求項8記載のトンネル形冷凍チャンバ。
  10. 【請求項10】 前記シュラウドを少なくとも2つ含ん
    でおり、それら少なくとも2つの前記シュラウドが、前
    記ハウジングの中に、長手方向に連続して配置されてお
    り、それによって、互いに隣接するシュラウド部分の間
    における冷却用雰囲気の流動が、前記内側領域の中と前
    記外側領域の中との、交互の流動となるようにしてある
    ことを特徴とする請求項8記載のトンネル形冷凍チャン
    バ。
  11. 【請求項11】 互いに隣接するシュラウド部分どうし
    が、前記内側領域において中間ガス・カーテンによって
    互いに隔てられていることを特徴とする請求項8記載の
    トンネル形冷凍チャンバ。
  12. 【請求項12】 前記トンネル形ハウジングが、ベース
    部と、横方向に並置された複数の側壁部とを含んでお
    り、該複数の側壁部は前記ベース部から延出しており前
    記ベース部に対して係合及び脱係合が自在であり、更
    に、前記シュラウド部分のうちの少なくとも1つのシュ
    ラウド部分が、長手方向軸心の周りに揺動自在であるよ
    うにヒンジ結合されており、前記複数の側壁部のうちの
    1つないし幾つかが前記ベース部から脱係合されたとき
    には、該シュラウド部分が回動できるようにしてあるこ
    とを特徴とする請求項8記載のトンネル形冷凍チャン
    バ。
  13. 【請求項13】 前記シュラウド部分のうちの前記少な
    くとも1つのシュラウド部分が、その中央部においてヒ
    ンジ結合されていて、互いに向かいあった2つのシュラ
    ウド壁部を形成しており、それら2つのシュラウド壁部
    は夫々が前記側壁部のうちの近接している方の側壁部に
    連結されており、それによって、前記側壁部を前記ベー
    ス部材と係合させる際のその側壁部の移動と、前記側壁
    部を前記ベース部材から脱係合させる際のその側壁部の
    移動とに応答して、それらシュラウド壁部が、持ち上げ
    られた姿勢と降ろされた姿勢との間で移動するようにし
    てあることを特徴とする請求項12記載のトンネル形冷
    凍チャンバ。
  14. 【請求項14】 トンネル形冷凍チャンバにおいて、冷
    却用雰囲気を包含し、その冷却用雰囲気を第1端から第
    2端へ流動させるトンネル形ハウジングと、冷却用雰囲
    気が実質的に透過することができる構造の、前記ハウジ
    ングを貫通して延在する、冷凍すべき物品を搬送するた
    めのコンベヤ手段と、前記ハウジングの内部に配置さ
    れ、前記コンベヤに近接した部分にコンベヤ近接開口を
    有するシュラウドであって、該シュラウドの内部の領域
    である内側領域と、該内側領域と前記ハウジングとの間
    の領域である外側領域とを画成している前記シュラウド
    とを備え、前記シュラウドは、冷却用雰囲気を前記内側
    領域へ導入するゾーンである第1ゾーンと、該第1ゾー
    ンに隣接して該第1ゾーンと前記第1端との間に位置す
    る第2ゾーンとを含んでおり、該第2ゾーンは、少なく
    とも1つの開口と、その開口を通して冷却用雰囲気を前
    記内側領域から前記外側領域へ流すための気体流動手段
    とを備えており、更に、こうして前記外側領域へ流れ込
    んだ冷却用雰囲気が、該外側領域の中を通って前記第1
    ゾーンの横を通り過ぎて前記第2端へ向かって流されて
    行くようにしてあることを特徴とするトンネル形冷凍チ
    ャンバ。
  15. 【請求項15】 前記第1ゾーンと前記第2ゾーンと
    が、前記内側領域においてガス・カーテンによって互い
    に隔てられていることを特徴とする請求項14記載のト
    ンネル形冷凍チャンバ。
  16. 【請求項16】 前記気体流動手段による冷却用雰囲気
    の移送速度を、前記第1端における温度ないし前記第1
    端の近傍における温度に基づいて制御するようにしてあ
    り、且つ、該移送速度を、該温度が所定の温度範囲以下
    に低下することないし所定の温度範囲以上に上昇するこ
    とに応答して夫々上昇及び低下させるようにしてあるこ
    とを特徴とする請求項14記載のトンネル形冷凍チャン
    バ。
JP17286993A 1992-07-13 1993-07-13 トンネル形冷凍チャンバ Expired - Fee Related JP3373897B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU3508 1992-07-13
AUPL350892 1992-07-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06159893A true JPH06159893A (ja) 1994-06-07
JP3373897B2 JP3373897B2 (ja) 2003-02-04

Family

ID=3776289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17286993A Expired - Fee Related JP3373897B2 (ja) 1992-07-13 1993-07-13 トンネル形冷凍チャンバ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5365752A (ja)
JP (1) JP3373897B2 (ja)
CA (1) CA2100486A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9402855D0 (en) * 1994-02-15 1994-04-06 Air Prod & Chem Tunnel freezer
US5444985A (en) * 1994-05-13 1995-08-29 Liquid Carbonic Corporation Cryogenic tunnel freezer
US5577392A (en) * 1995-01-17 1996-11-26 Liquid Carbonic Corporation Cryogenic chiller with vortical flow
SE9500688L (sv) * 1995-02-23 1996-03-11 Frigoscandia Equipment Ab Anordning för behandling av produkter med luft
NL1008720C2 (nl) * 1998-03-26 1999-09-28 Gti Koudetechniek B V Inrichting en werkwijze voor het invriezen van voedselproducten.
JP3671121B2 (ja) * 1998-08-10 2005-07-13 プラクスエア・テクノロジー・インコーポレイテッド 衝突冷却装置
SE515811C2 (sv) 1999-01-20 2001-10-15 Frigoscandia Equipment Ab Apparat för gasbehandling av produkter innefattande en högtryckskammare
US6334330B2 (en) 1999-07-26 2002-01-01 Praxair, Inc. Impingement cooler
US6849134B2 (en) * 2001-09-10 2005-02-01 Kemet Electronics Corporation Minimum volume oven for producing uniform pyrolytic oxide coatings on capacitor anodes
US6557367B1 (en) 2002-03-28 2003-05-06 Praxair Technology, Inc. Impingement cooler with improved coolant recycle
EP1543276B1 (en) * 2002-08-20 2014-12-24 Linde, Inc. Flow enhanced tunnel freezer
DK200500335A (da) * 2005-03-04 2006-09-05 Carnitech As Impingement fryser
US20070214679A1 (en) * 2006-03-17 2007-09-20 Brandt Robert O Jr Thermal impingement apparatus
FR2908111B1 (fr) 2006-11-02 2009-12-04 Eco France Sac pliable.
WO2009012780A2 (en) * 2007-07-25 2009-01-29 Dantech Food Systems Pte Ltd. Apparatus for thermal gas treatment
AU2008350648A1 (en) * 2008-02-14 2009-08-20 Linde Aktiengesellschaft Device for freezing and/or cooling products
ITBO20090800A1 (it) * 2009-12-15 2011-06-16 Sts Internat S R L Dispositivo per il raffreddamento di una fila di bicchieri in plastica inseriti parzialmente l'uno dentro l'altro e movimentati lungo una linea di alimentazione
CN102367102B (zh) * 2010-08-10 2013-07-17 昆山科信橡塑机械有限公司 具有风冷功能的传送装置
US20120067066A1 (en) * 2010-09-20 2012-03-22 Conagra Foods Lamb Weston, Inc. Freeze tunnel and methods of use
US9557090B2 (en) * 2011-04-06 2017-01-31 Celltronix Method and scalable devices for hyper-fast cooling
GB2540218A (en) * 2015-07-06 2017-01-11 Linde Ag Heat flux control tunnel for food preservation and removal of micro-organisms
US10907881B2 (en) * 2016-08-15 2021-02-02 Messer Industries Usa, Inc. Mechanical snow and ice removal for impinger
EP3333521A1 (en) * 2016-12-06 2018-06-13 Linde Aktiengesellschaft Apparatus and method for reducing temperature of products
EP3502594A1 (en) * 2017-12-19 2019-06-26 Air Liquide Deutschland GmbH Apparatus and method for cooling products
AU2019219837A1 (en) * 2019-08-23 2021-03-11 Golden Produce I.P. Pty Ltd Sequential cooling tunnel and method of use

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2679115A (en) * 1950-12-28 1954-05-25 Proctor & Schwartz Inc Tobacco drying apparatus
US3170309A (en) * 1961-09-18 1965-02-23 Chill Master Corp Device for chilling the interiors of drinking glasses
US3393532A (en) * 1966-10-20 1968-07-23 Design Process Engineering Inc Refrigerated conveyor system
US3938350A (en) * 1972-05-05 1976-02-17 Cryogenics Corporation Of America Freeze tunnel
US3813895A (en) * 1972-09-28 1974-06-04 Air Prod & Chem Food freezing apparatus
US3841109A (en) * 1973-02-09 1974-10-15 Chemetron Corp Chiller apparatus
US4056950A (en) * 1976-05-25 1977-11-08 Dca Food Industries, Inc. Food processor with an air balancing system
US4077226A (en) * 1976-07-06 1978-03-07 Restaurant Technology, Inc. Cryogenic freezer
US4078398A (en) * 1976-10-04 1978-03-14 Cloudy & Britton, Inc. Food freezing tunnel with improved freezing air flow apparatus
US4750276A (en) * 1984-05-10 1988-06-14 Donald Paul Smith Impingement thermal treatment apparatus with collector plate
GB8611539D0 (en) * 1986-05-12 1986-06-18 Boc Group Plc Food freezing apparatus
FR2600406B1 (fr) * 1986-06-18 1988-08-05 Air Liquide Procede et tunnel de refroidissement
US4852358A (en) * 1988-07-16 1989-08-01 Union Carbide Corporation Cryogenic combination tunnel freezer
US4949555A (en) * 1989-05-02 1990-08-21 Chao Ching I Refrigerator
US5148687A (en) * 1990-09-28 1992-09-22 Hitachi Zosen Corporation Cooling apparatus for bulk material

Also Published As

Publication number Publication date
CA2100486A1 (en) 1994-01-14
US5365752A (en) 1994-11-22
JP3373897B2 (ja) 2003-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3373897B2 (ja) トンネル形冷凍チャンバ
US4834063A (en) Food cooking oven with duct fingers and method
CA1172513A (en) Material treatment
US8807021B2 (en) Methods of cooking in continuous cooking oven systems
CA2559790C (en) Air impingement conveyor oven
EP0024159B1 (en) Cryogenic freezer
EP3573477B1 (en) Spiral conveyor thermal processing system
EP2234499B1 (en) Assembly for treating food products comprising two treatment devices
US6418834B1 (en) Apparatus for treating an item during travel of the item along a treating trough
US6713107B2 (en) Airflow distribution systems for food processors
JP2002535596A (ja) 製品の気体処理装置
US6531172B2 (en) Method for treating an item during travel of the item along a treating trough
EP2111112B1 (en) Treatment device for treating food products with conditioned air
HUP0104137A2 (hu) Flexibilis konvejorszalag, ilyen konvejorszalagot tartalmazó klímakamra, valamint eljárás termékek folyamatos üzemű klímakamrás kezelésére
EP0182878A1 (en) Continuous feed oven
EP1214553B1 (en) A thermal processing chamber and a method of thermally processing products
US11485581B2 (en) Air balance tunnel for spiral conveyor
JP2000028251A (ja) 食品凍結装置
WO1996032615A1 (en) Crust freezer
US6023852A (en) Drying apparatus for coated objects
AU2001230032A1 (en) Continuous flow freezing plant, in particular for edible ice products
WO2005033601A2 (en) Method and apparatus for treating a product with conditioned air
US20040244220A1 (en) Multi-zone, multi-conveyor dryer and conversion methods and kit
JP3398886B2 (ja) 業務用解凍装置
JP3606483B2 (ja) 食品凍結装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021018

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees