JPH061593U - 造作部材 - Google Patents

造作部材

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Publication number
JPH061593U
JPH061593U JP4727292U JP4727292U JPH061593U JP H061593 U JPH061593 U JP H061593U JP 4727292 U JP4727292 U JP 4727292U JP 4727292 U JP4727292 U JP 4727292U JP H061593 U JPH061593 U JP H061593U
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JP
Japan
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joining
power cord
skirting board
recess
outlet
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Pending
Application number
JP4727292U
Other languages
English (en)
Inventor
芳治 田嶋
Original Assignee
段谷産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 段谷産業株式会社 filed Critical 段谷産業株式会社
Priority to JP4727292U priority Critical patent/JPH061593U/ja
Publication of JPH061593U publication Critical patent/JPH061593U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家電機器等の電源コードが収納できる造作部
材を提供する。 【構成】 表面に接合凹部(3)、収納用凹部(4)を
有する巾木本体(1)と、接合用凹部(3)に接合させ
る接合用凸部(5)を有する蓋用巾木(2)とからなる
造作部材。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、巾木用造作部材に関し、詳しくは、家庭において複数の電気機器の 電源コードが床面に露出しないよう巾木内に収納できる造作部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、AV機器、家電機器等は、電源コードが床面に露出されたままで設置さ れている。
【0003】
【考案が解決すべき課題】
ところが、近年、電気機器が家庭内で普及し、設置時に電気機器の黒い電源コ ードが無造作に床面に露出されて目立ち、せっかくの部屋のインテリアを損ねて いた。また、コンセントまで距離があり表面に電源コードが露出している場合、 歩いている最中、足に引っ掛けてつまずいたり、激しい場合、電源コードをコン セントから外してしまい突然電気機器を停止させてしまうなどのハプニングを生 じさせ、電気機器の故障の原因になっていた(特に最近家庭内でも普及しつつあ るパーソナルコンピュータ等のOA機器に関しては致命傷)。
【0004】 さらに、設置場所からコンセントが近く電源コードが表面に露出しない場合で も、電源コードは電気機器の背面など目立たない部屋隅部の床面に置かれるのが 普通なため、電源コード周囲にほこりがたまりやすく、電気機器にもほこりが侵 入して悪影響を及ぼしたり、また、掃除する際にも電源コードがじゃまになり掃 除機やほうきがスムーズにかけられないなどの問題があった。
【0005】 本考案の目的は、床面に露出されている電気機器の電源コードがすっきりと隠 れ目立たなくする電源コードの収納可能な造作部材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案の造作材は、上記課題を解決するために創案されたもので、表面上下部 または片側部に接合用凹部が長手方向に形成され、表面中央部に収納用凹部が長 手方向に形成された巾木本体と、前記巾木本体表面に形成された接合用凹部に接 合させるために裏面上下部または片側部に接合用凸部が長手方向に形成された蓋 用巾木からなる造作部材により解決したものである。
【0007】
【作用】
本考案の造作部材において、巾木本体中央部の収納用凹部を形成したのは電気 機器の電源コードを収納するためであり、また、請求項2においては、蓋用巾木 の所定間隔の位置に表面側から裏面側まで貫通する引き出し用穴を形成したのは 収納した電源コードをコンセントおよび電気機器本体の位置で取り出すためであ る。それにより、電源コードの接続部以外は巾木内に隠れる。
【0008】 以下、本考案を造作部材を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は本考案における造作部材の断面斜視図、図2は造作部材の断面図、図3 は造作部材の正面図である。また、1は巾木本体、2は蓋用巾木、3は接合用凹 部、4は収納用凹部、5は接合用凸部、6は引き出し用穴、7は電源コード、8 は壁面、9は床面、10はコンセントプラグ、11はコンセントである。
【0010】 巾木本体1は、合板、MDF、LVL、パーティクルボードなど単体、または それらの複合材料を基材とし、表面に天然木突板や塩ビシート等で表面化粧が施 されるのが通常であるが、素材、仕上げ等何ら限定するものではない。
【0011】 そして、表面側には接合用凹部3と収納用凹部4が形成されている。接合用凹 部3は、後述する蓋用巾木2に有する接合用凸部5と接合させるための凹部であ り、収納用凹部4は、電気機器の電源コードを収納させるための凹部である。
【0012】 また、収納用凹部4において、大きさとしては、電源コードが3〜5本収納で きる程度であれば複数の電気機器(例:テレビとビデオデッキなど)の電源コー ドが同時に収納できる。
【0013】 なお、電源コードは縦に収納できるようにした方が好ましい。というのは複数 の電気機器の電源コードの場合、コンセントの位置から収納して電気機器本体の 位置で各々電源コードを引き出すわけであるが、途中で電源コード同志が絡まっ て混在してしまう可能性が高いので、収納用凹部は電源コードを縦に1本づつ配 置し、どの機器の電源コードか把握できるよう浅く形成するのがよい。
【0014】 蓋用巾木2は、基材としてはMDF、発泡ウレタンなどの基材の表面にエンボ ス加工、着色塗装が施されたものなどを用いればよい。
【0015】 そして、蓋用巾木2の上部には巾木本体1の接合用凹部3と接合するための接 合用凸部5が形成されている。なお、機器本体およびコンセントの位置で電源コ ードを引き出すための引き出し用穴6は、造作部材製造時にあらかじめ所定間隔 に形成していてもよく、また、電源コードを収納した後、機器本体とコンセント の位置でその都度任意に形成してもよい。
【0016】 穴の大きさとしては、2本程度引き出せれる大きさであればよい。また、所定 間隔にあらかじめ形成する場合は、10cm程度と細かい方がよく、コンセント の位置に柔軟に対応できるようにするのがよい。しかし、細かい間隔に多数穴を 形成するので逆に見苦しいと想像される場合があるが、巾木は通常暗い色で着色 されており、かつ穴の幅も電源コードの直径(約5mm程度が多い)程度なので 何ら目立つものではなく問題にならない。
【0017】 つぎに、本考案の造作部材の使用方法について説明する。
【0018】 まず、造作部材自体の施工は、常用の釘打ち等の方法により、壁床継ぎ目部に 固着させればよい。釘打ち位置は、電源コード7を収納するための収納用凹部4 とすれば、後に接合させる蓋用巾木2により完全に隠れ見かけも良い。
【0019】 つぎに、電気機器を任意の場所に設置し、電源コード7を巾木本体1の収納用 凹部4に収納していき、コンセント11の位置でコンセントプラグ10をコンセ ント11に接続する。そして、蓋用巾木2で巾木本体1の蓋をする際、電気機器 とコンセントの位置と対応できる引き出し用穴6から電源コードを引き出し、電 気機器とコンセント接続位置以外を蓋用巾木2で覆う。
【0020】
【考案の効果】
本考案の造作部材によれば、本体内に電源コードの収納可能な空間を設けたの で、AV機器や家電機器を設置する際、機器本体からコンセントの位置まで距離 がある場合、電源コードを無造作に床面に露出させることなく、巾木内にコンセ ントの位置までスマートに収納でき、部屋のインテリアを損ねることがない。
【0021】 さらには、電源コードが床面に露出しないのでほこりもたまりにくいし、掃除 する際も何ら問題なくスムーズに行うことができる。また、足に引っ掛けてつま ずいたり、電源コードをコンセントから外して突然電気機器を停止させてしまう 危険性がないのはいうまでもない。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】造作部材の断面斜視図
【図2】造作部材の断面図
【図3】造作部材の正面図
【符号の説明】
1 巾木本体 2 蓋用巾木 3 接合用凹部 4 収納用凹部 5 接合用凸部 6 取り出し用穴 7 電源コード 8 壁面 9 床面 10 コンセントプラグ 11 コンセント

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に接合用凹部(3)が長手方向に沿
    って形成され、表面下部に収納用凹部(4)が長手方向
    に沿って形成された巾木本体(1)と、前記巾木本体
    (1)表面に形成された接合用凹部(3)に接合させる
    ための裏面対応位置に接合用凸部(5)が長手方向に沿
    って形成された蓋用巾木(2)とからなることを特徴と
    する造作部材。
  2. 【請求項2】 蓋用巾木(2)が所定間隔の位置に表面
    側から裏面側まで貫通する引き出し用穴(6)が複数形
    成された蓋用巾木(2)であることを特徴とする請求項
    1記載の造作部材。
JP4727292U 1992-06-11 1992-06-11 造作部材 Pending JPH061593U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4727292U JPH061593U (ja) 1992-06-11 1992-06-11 造作部材

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JP4727292U JPH061593U (ja) 1992-06-11 1992-06-11 造作部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH061593U true JPH061593U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12770661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4727292U Pending JPH061593U (ja) 1992-06-11 1992-06-11 造作部材

Country Status (1)

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JP (1) JPH061593U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03190521A (ja) * 1989-12-14 1991-08-20 Natl House Ind Co Ltd 屋内配線システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03190521A (ja) * 1989-12-14 1991-08-20 Natl House Ind Co Ltd 屋内配線システム

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