JPH0615796B2 - 窓ガラスの昇降装置 - Google Patents

窓ガラスの昇降装置

Info

Publication number
JPH0615796B2
JPH0615796B2 JP61205502A JP20550286A JPH0615796B2 JP H0615796 B2 JPH0615796 B2 JP H0615796B2 JP 61205502 A JP61205502 A JP 61205502A JP 20550286 A JP20550286 A JP 20550286A JP H0615796 B2 JPH0615796 B2 JP H0615796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
carrier plate
window glass
guide rail
flanges
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61205502A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6363879A (ja
Inventor
淳一 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohi Seisakusho Co Ltd filed Critical Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority to JP61205502A priority Critical patent/JPH0615796B2/ja
Publication of JPS6363879A publication Critical patent/JPS6363879A/ja
Publication of JPH0615796B2 publication Critical patent/JPH0615796B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、窓ガラスの昇降装置の改良に関する。
「従来の技術」 従来の窓ガラスの昇降装置としては、第6図〜第8図に
示すように、本願の出願人が先願で提案したものがあ
る。
すなわち、窓ガラスの昇降軌跡に沿って配設されるガイ
ドレール1にキャリヤプレート2が摺動可能に嵌合して
おり、ガイドレール1とキャリヤプレート2とはいずれ
も溝形断面をしていて、ガイドレール1をキャリヤプレ
ート2が抱持するように嵌合している。ガイドレール1
とキャリヤプレート2との間にはスライダ3が介装され
て摺動を助けている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の窓ガラスの昇降装置で
は、窓ガラスの面に平行な方向に荷重が加わった場合、
溝形の側壁を曲げようとする力が発生し、その方向は断
面の方向からして剛性が低く、微小ではあるがキャリヤ
プレート2の側壁が変位したりして嵌合関係が変化する
ことにより摺動抵抗がへ化し、操作荷重のむらや、ジャ
ダー現象が生じたりするおそれがあるという問題点があ
った。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、簡単な構成で、ガイドレールとキャリヤプレー
トとを確実に嵌合させ、窓ガラスをガタつきなく支持す
ることができるようにして上記問題点を解決した窓ガラ
スの昇降装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、 窓ガラスの昇降軌跡に沿って窓ガラスの両側縁で一対の
ガイドレールを配設し、該ガイドレールに沿う部位を有
するよう駆動ケーブルを掛け回すとともに、窓ガラスに
固結されるキャリヤプレートを該ガイドレールに摺動可
能に嵌合させ、前記駆動ケーブルを前記キャリヤプレー
トに固結して移動させることにより昇降駆動するように
した窓ガラスの昇降装置において、 前記ガイドレールは、窓ガラス面に対し略直立する一対
の案内フランジと、該案内フランジの先で先端を外側に
向けて突出する保持部とを有する溝形断面をなす一方、
前記キャリヤプレートは前記ガイドレールの一対の案内
フランジおよび保持部の外側を抱持する溝形断面をなし
ており、 前記キャリヤプレートと前記ガイドレールとの間に前記
キャリヤプレートの溝形の内面に沿うとともに前記ガイ
ドレールの両案内フランジおよび保持部に沿うよう成形
されたスライダを介装し、いずれか一方の案内フランジ
の内面に圧接して前記スライダとの間に該案内フランジ
を挾持するガイドローラを前記キャリヤプレートに装着
したことを特徴とする窓ガラスの昇降装置に存する。
「作用」 しかして、キャリヤプレートは、キャリヤプレートとガ
イドレールとの間に介装されたスライダを介して摺動す
るとともに、スライダとガイドローラとの間にガイドレ
ールの案内フランジを挾持し、案内フランジを両側から
押えることにより、確実に、かつ剛性高くキャリヤプレ
ートとガイドレールとを嵌合させるものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示している。
第3図および第4図に示すように、昇降装置10は、窓
ガラスAの昇降軌跡に沿って相互に並行な一対の溝形断
面をしたガイドレール20,20が配設され、そのガイ
ドレール20,20のそれぞれ上部及び下部が連結部材
11,11で固結されてユニット状の枠部材12が形成
されており、この枠部材12を基礎にして各種部材が装
着されている。
第4図でわかるように、上下の連結部材11,11には
取付用のナット13,13…が固設されている。また連
結部材11,11には、一方のガイドレール20寄りに
上下の案内プーリ14,14が装着され、案内プーリ1
4,14にケーブル15が掛け回され、案内プーリ1
4,14の間のケーブル15はガイドレール20に沿っ
ている。ケーブル15は手動駆動部16に延ばされ、そ
この駆動プーリ16aに巻き掛けて固結されている。
ガイドレール20,20には窓ガラスAに固結されるキ
ャリヤプレート30,30aが摺動可能に嵌合されてい
る。キャリヤプレート30にはケーブル15が固結され
ている。
第1図に示すように、ガイドレール20は、底部21の
両側から案内フランジ22,22が延びた溝形をしてい
て、案内フランジ22の先には外側に突出するカール部
23が形成された一定断面に形成され、全体として窓ガ
ラスAの昇降軌跡に沿った曲線状をしている。ガイドレ
ール20はロール成形で製造可能である。
第1図〜第3図に示すように、一方のキャリヤプレート
30について説明すると、キャリヤプレート30は、窓
ガラスAへの固結片31を有しており、キャリヤプレー
ト30本体はガイドレール20のカール部23を含む開
口側を抱持する溝形断面をしている。すなわち、溝形断
面の底部32から抱持フランジ33,33が延び、その
先に内側に曲がる抱え片34が折設されている。固結片
31は底部32に固着されている。他方のキャリヤプレ
ート30aについては前記一方のキャリヤプレート30
と同様であるので、図面に符号を付して詳細な説明は省
略する。
キャリヤプレート30,30aはそれぞれ対応するガイ
ドレール20を抱持し、抱持フランジ33,33の基部
に穿設した2箇所の係止孔35,35に嵌合されたスラ
イダ40を介してそれぞれが対応するガイドレール20
に摺動可能かつ離脱不能に嵌合している。
スライダ40は弾性を有する合成樹脂の一体成形品で、
キャリヤプレート30,30aにつきそれぞれ2個装着
され、キャリヤプレート30の溝形の内面に沿った断面
形状をしており、溝形の底面41の中心部にしゅう曲し
た弾撥部42が形成され、両翼に摺動部43が形成され
ている。摺動部43には、キャリヤプレート30の係止
孔35に係止される突起44が突設されている。
スライダ40の底面41および弾撥部42の中央部を貫
通して透孔45が穿設され、そこにガイドローラ50が
挿通している。ガイドローラ50は、キャリヤプレート
30の底部32に枢支ピン51を立設し、枢支ピン51
の頭部にローラ体52を回動可能に軸装して成る。ロー
ラ体52はガイドレール20の案内フランジ22,22
のいずれか一方に圧接するように配設されている。
したがって、ガイドレール20の一方の案内フランジ2
2は、キャリヤプレート30の抱持フランジ33にバッ
クアップされたスライダ40の摺動部43と、ローラ体
52とにより両側から挾持されている。
次に作用を説明する。
手動駆動部16の駆動プーリ16aを回転駆動すると、
ケーブル15が縦動され、キャリヤプレート30が昇降
されてそれに固結されている窓ガラスAが昇降して開閉
される。
ガイドレール20とキャリヤプレート30との間に介装
されているスライダ40は、摺動部43,43が弾撥部
42の弾撥力でキャリヤプレート30,30aに固く嵌
合し、その内側にガイドレール20を抱持して案内す
る。ガイドレール20の一方の案内フランジ22はガイ
ドローラ50のローラ体52によりスライダ40の摺動
部43の反対側からも押えられ、挾持されており、ガイ
ドレール20は窓ガラスAの面方向の両方向から規制さ
れている。
キャリヤプレート30,30aの昇降に追従して、キャ
リヤプレート30はガイドローラ50とスライダ40と
を介して摺動案内され、摺動抵抗が昇降時にバラつくこ
とがなく安定しており、ガタつくことなく、ジャダー現
象を起こすことなくキャリヤプレート30,30aは円
滑に昇降する。
「発明の効果」 本発明に係る窓ガラスの昇降装置によれば、スライダと
ガイドローラとによりガイドレールの案内フランジを挾
持し、ガイドレールとキャリヤプレートとが安定して嵌
合させ、かつガイドローラを案内フランジの内側に介装
し、ガラス面に平行な方向の剛性を確保できるようにし
たから、窓ガラスの昇降時に、一対のガイドレールの平
行度の誤差があったりして窓ガラス面に平行な方向の荷
重が加わっても摺動関係に影響を与えることがなく、窓
ガラスの昇降時に摺動抵抗が大幅に変化することがなく
なり、ガタつかず、ジャダー現象を起しにくい窓ガラス
の昇降装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示しており、第1
図は昇降装置の水平断面図、第2図はキャリヤプレート
の分解斜視図、第3図は昇降装置を装備したドアの正面
図、第4図は昇降装置の斜視図、第5図はキャリヤプレ
ートの正面図、第6図〜第8図は従来例を示しており、
第6図は昇降装置の水平断面図、第7図はキャリヤプレ
ートの正面図、第8図はキャリヤプレートの分解斜視図
である。 10……昇降装置、12……枠部材 15……ケーブル、20……ガイドレール 22……案内フランジ 30,30a……キャリヤプレート 33……抱持フランジ、40……スライダ 42……弾撥部、43……摺動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓ガラスの昇降軌跡に沿って窓ガラスの両
    側縁で一対のガイドレールを配設し、該ガイドレールに
    沿う部位を有するよう駆動ケーブルを掛け回すととも
    に、窓ガラスに固結されるキャリヤプレートを該ガイド
    レールに摺動可能に嵌合させ、前記駆動ケーブルを前記
    キャリヤプレートに固結して移動させることにより昇降
    駆動するようにした窓ガラスの昇降装置において、 前記ガイドレールは、窓ガラス面に対し略直立する一対
    の案内フランジと、該案内フランジの先で先端を外側に
    向けて突出する保持部とを有する溝形断面をなす一方、
    前記キャリヤプレートは前記ガイドレールの一対の案内
    フランジおよび保持部の外側を抱持する溝形断面をなし
    ており、 前記キャリヤプレートと前記ガイドレールとの間に前記
    キャリヤプレートの溝形の内面に沿うとともに前記ガイ
    ドレールの両案内フランジおよび保持部に沿うよう成形
    されたスライダを介装し、いずれか一方の案内フランジ
    の内面に圧接して前記スライダとの間に該案内フランジ
    を挾持するガイドローラを前記キャリヤプレートに装着
    したことを特徴とする窓ガラスの昇降装置。
JP61205502A 1986-09-01 1986-09-01 窓ガラスの昇降装置 Expired - Lifetime JPH0615796B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61205502A JPH0615796B2 (ja) 1986-09-01 1986-09-01 窓ガラスの昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61205502A JPH0615796B2 (ja) 1986-09-01 1986-09-01 窓ガラスの昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6363879A JPS6363879A (ja) 1988-03-22
JPH0615796B2 true JPH0615796B2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=16507919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61205502A Expired - Lifetime JPH0615796B2 (ja) 1986-09-01 1986-09-01 窓ガラスの昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0615796B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947623U (ja) * 1972-07-28 1974-04-25
JPS59102878U (ja) * 1982-12-28 1984-07-11 坂本工業株式会社 ウインドレギユレ−タ
JPH0439984Y2 (ja) * 1985-01-30 1992-09-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6363879A (ja) 1988-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4561211A (en) Vehicle door and window assembly
US5062240A (en) Vehicle door
JP3912744B2 (ja) ウィンドウレギュレータ装置
JPH0345850Y2 (ja)
US3427748A (en) Guiding arrangement for sliding windows of automotive vehicles
US5050347A (en) Vehicle door
WO2001066895A1 (en) Dual drum and rail window regulator drive system
JPH0615796B2 (ja) 窓ガラスの昇降装置
JPS5823248B2 (ja) 自動車のスライデイングル−フにおけるガイドレ−ル構造
CN112238738B (zh) 侧窗卷帘装置的辅助导引构造
JPS637676Y2 (ja)
CN215595299U (zh) 漂移轮
JP2547258B2 (ja) 窓と窓上昇アームとの間の連結装置
JP3756424B2 (ja) ワイヤ式ウィンドレギュレータ
JPH0645032Y2 (ja) ワイヤ式ウインドレギュレータのキャリアプレート
CN115538878B (zh) 一种车窗导轨总成
JPH0429834B2 (ja)
JPS61250279A (ja) 自動車用ドアのウインドガラス昇降装置
JPH0323017Y2 (ja)
JPH082377Y2 (ja) 昇降装置
JPH0323016Y2 (ja)
JPH0534411Y2 (ja)
JP2524160Y2 (ja) ドアウインドウレギュレータ
JPH0343354Y2 (ja)
JPH0318620Y2 (ja)