JPH06156264A - 列車格納装置 - Google Patents

列車格納装置

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JPH06156264A
JPH06156264A JP33103392A JP33103392A JPH06156264A JP H06156264 A JPH06156264 A JP H06156264A JP 33103392 A JP33103392 A JP 33103392A JP 33103392 A JP33103392 A JP 33103392A JP H06156264 A JPH06156264 A JP H06156264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
train
housing
storage
trains
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP33103392A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Tokioka
伴行 時岡
Tadashi Nakamura
正 中村
Masao Arai
征夫 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPH06156264A publication Critical patent/JPH06156264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 敷地を有効に利用し且つ短時間の入出庫を可
能とする。 【構成】 昇降装置によって列車格納部8,9,10を
上下揺動させ、列車格納部8,9,10に上下に複数段
に設けられた格納用線路5,6,7のうちの何れかの出
入口側13の端部を敷地と同一高さに合せ、列車4を入
庫させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、列車格納装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電車などの列車は、格納や保守などのた
めの基地が必要である。
【0003】特に、いわゆる通勤路線を走る列車は、近
年の輸送力増強の要請に伴って、1編成が10両以上に
も及ぶ長大なものとなっているため、このような長大な
列車を格納できる基地を確保しなければならない。
【0004】従来、このような列車基地は、図4に示す
ように、本線1に近接した敷地に、格納しようとする列
車以上の長さを有する格納用線路2を、列車の編成数以
上に設け、前記各格納用線路2を多数の転轍器(いわゆ
るポイント)を有する複雑な導線3を介して前記本線1
に接続した構成を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の列車基地には、以下のような問題があった。
【0006】即ち、格納用線路2や導線3は、敷地に平
面的に配置されているため、広大な面積の敷地が必要と
なり、しかも、列車は短時間のうちにどの格納用線路2
からでも任意に入出庫(特に出庫)させ得るようにする
必要があるので、導線3部分の構成が複雑化してしま
う。
【0007】本発明は、上述の実情に鑑み、敷地を有効
に利用し且つ短時間の入出庫を可能とする列車格納装置
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、列車を格納す
るための格納用線路を上下に複数段有する列車格納部を
設け、該列車格納部をピット内に収容すると共に、列車
格納部の反出入口側の端部を中心として上下に揺動可能
に枢支し、列車格納部の出入口側の端部近傍に列車格納
部を上下動させる昇降装置を設けたことを特徴とする列
車格納装置にかかるものである。
【0009】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【0010】列車を入庫させる場合には、昇降装置によ
って列車格納部を上下揺動させ、列車格納部に上下に複
数段に設けられた格納用線路のうちの何れかの出入口側
の端部を敷地と同一高さに合せ、列車を入庫させる。
【0011】列車を出庫させる場合には、上記とは反対
の手順を行い、出庫させたい列車が格納された格納用線
路を敷地と同一の高さに合せる。
【0012】本発明によれば、列車を立体的に格納する
ことができるので、少ない敷地で多くの列車を格納する
ことができ、しかも短時間で入出庫を行わせることがで
きる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0014】図1〜図3は、本発明の一実施例である。
【0015】列車4を格納するための格納用線路5,
6,7を上下に複数段(図では3段になっている)有す
る列車格納部8,9,10を設ける(図では3基を並列
に設けている)。
【0016】該各列車格納部8,9,10を図示しない
本線と隣接する敷地11に形成されたピット12内に収
容すると共に、各列車格納部8,9,10の反出入口側
13の端部を水平軸14を中心としてそれぞれ別個に上
下に揺動可能に枢支し、列車格納部8,9,10の出入
口側13の端部近傍に門構15を設け、該門構15と各
列車格納部8,9,10の上部との間に各列車格納部
8,9,10を別個に上下動させるための油圧シリンダ
などの昇降装置16,17,18を設ける。
【0017】尚、図2では、列車格納部8,9,10を
水平とした時に、中間の格納用線路5,6,7が敷地1
1と同一のレベルとなるようにしている。
【0018】更に、前記敷地11に、各列車格納部8,
9,10における各段の格納用線路5,6,7の出入口
側13の端部と選択的に接続可能な待機用線路19,2
0,21を設け、各待機用線路19,20,21と図示
しない本線から分岐された導線22との間を接続する分
岐線路部23を設ける。
【0019】尚、図1では導線22は2列の構成となっ
ているが、1列でも3列以上としても良い。
【0020】又、待機用線路19,20,21は、列車
4の入出庫をより効率良く行わせるためには列車4一編
成分以上の長さを確保しておくのが良い。
【0021】次に、作動について説明する。
【0022】朝などに、通勤用の列車4を数分間隔で出
庫させる場合、各昇降装置16,17,18を伸縮動し
て各格納用線路5,6,7を別個に上下動させ、各段の
列車格納部8,9,10のうち、最初に出庫する列車4
が格納された列車格納部8,9,10を対応する待機用
線路19,20,21に位置合せし、列車4を各待機用
線路19,20,21へ導き出しておき、この状態で、
各待機用線路19,20,21に接続された分岐線路部
23を切替えて、各分岐線路部23の列車4を導線22
を介して出庫順に図示しない本線へ送り出す。
【0023】こうして、各待機用線路19,20,21
のうちのいずれかから列車4が送り出されたら、空にな
った待機用線路19,20,21に、対応する列車格納
部8,9,10の格納用線路5,6,7から次に出庫す
る列車4を補充しておく。
【0024】以後上記を繰返すことにより、列車4を数
分間隔で効率良く出庫させることができる。
【0025】一日の運行が終了した列車4を列車格納部
8,9,10へ入庫させる場合、上記とは反対に、図示
しない本線から導線22へ移した列車4を分岐線路部2
3を介して、何れかの待機用線路19,20,21へと
導き、待機用線路19,20,21から対応する列車格
納部8,9,10の空いている格納用線路5,6,7へ
格納させる。
【0026】このように、任意の格納用線路5,6,7
へ列車4を入出庫させることが可能である。
【0027】尚、列車運用上、列車4の入庫順と次の日
の出庫順との間には関連がない場合が多く、又、列車4
の運用は前日以前に予め決定されているのが普通なの
で、列車4格納の際には、次の日に各列車格納部8,
9,10から交互に列車4が出庫されるよう配分して入
庫させ且つ、各列車格納部8,9,10では上段の格納
用線路5から順番に、或いは、下段の格納用線路7から
順番に出庫されるよう配分して入庫させるのが好まし
い。
【0028】このようにすれば、待機用線路19,2
0,21を効率良く交互に利用することができるので、
より素速い出庫が行えるからである。
【0029】このように本発明によれば、列車4を立体
的に格納することができるので、少ない敷地11で多く
の列車4を格納することができ、しかも短時間で入出庫
を行わせることができる。
【0030】又、列車4の格納本数と、上下の切替え速
度や切替に要する動力や全体の剛性などとのバランスを
考慮すると、図2のように各列車格納部8,9,10を
上下3段とするのが好ましく、列車4の格納数を増加さ
せたい場合には、列車格納部8,9,10自体を増設す
るようにする。
【0031】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の列車格納
装置によれば、敷地を有効に利用し且つ短時間の入出庫
を可能とするという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部破断した平面図であ
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】一般的な列車基地の平面図である。
【符号の説明】
4 列車 5,6,7 格納用線路 8,9,10 列車格納部 12 ピット 13 出入口側 16,17,18 昇降装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車を格納するための格納用線路を上下
    に複数段有する列車格納部を設け、該列車格納部をピッ
    ト内に収容すると共に、列車格納部の反出入口側の端部
    を中心として上下に揺動可能に枢支し、列車格納部の出
    入口側の端部近傍に列車格納部を上下動させる昇降装置
    を設けたことを特徴とする列車格納装置。
JP33103392A 1992-11-17 1992-11-17 列車格納装置 Pending JPH06156264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33103392A JPH06156264A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 列車格納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33103392A JPH06156264A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 列車格納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06156264A true JPH06156264A (ja) 1994-06-03

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ID=18239080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33103392A Pending JPH06156264A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 列車格納装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07317356A (ja) * 1994-05-25 1995-12-05 Kawasaki Heavy Ind Ltd シーソ式立体車両格納設備
CN102913014B (zh) * 2012-07-31 2017-01-25 中铁工程设计院有限公司 通过列车升降平台实现列车立体存放的方法
CN108756365A (zh) * 2018-08-14 2018-11-06 福建工程学院 一种跷跷板式双层双向泊车装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07317356A (ja) * 1994-05-25 1995-12-05 Kawasaki Heavy Ind Ltd シーソ式立体車両格納設備
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CN108756365A (zh) * 2018-08-14 2018-11-06 福建工程学院 一种跷跷板式双层双向泊车装置
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