JPH06155810A - 記録制御装置 - Google Patents

記録制御装置

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Publication number
JPH06155810A
JPH06155810A JP31857992A JP31857992A JPH06155810A JP H06155810 A JPH06155810 A JP H06155810A JP 31857992 A JP31857992 A JP 31857992A JP 31857992 A JP31857992 A JP 31857992A JP H06155810 A JPH06155810 A JP H06155810A
Authority
JP
Japan
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print head
printer
dots
overlapped
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31857992A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiro Hosokawa
直洋 細川
Atsushi Nakamura
敦 中村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP31857992A priority Critical patent/JPH06155810A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定方向に複数の記録素子を有する印字ヘッ
ドにより前記所定方向と異なる方向に主走査して1行分
の印字を形成する際に、隣接する行の印字データの一部
を重ねて印字する記録装置において、重ね部分のドット
数を任意に設定できるようにして、印字濃度むらなどを
防止する。 【構成】 印字データをプリンタ制御回路2のレジスタ
4〜7に取り込み、各々の出力をトランジスタTr1〜
Trnを介してドットプリンタの印字ヘッド1に供給
し、印字を行う。その際、重ね部分の上下の2ビットの
出力はそれぞれアンドゲートQ6〜Q9を介して供給
し、これらのアンドゲートQ6〜Q9の出力をレジスタ
8の出力イネーブル信号E1〜E4により制御し、重ね
部分のドットを有効か無効かにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定方向に複数の記録
素子を有した印字ヘッドにより前記所定方向と異なる方
向に主走査することで1行分の印字を形成し、かつ1行
の印字の端の部分に前行または後行の印字データを重ね
てドット印字する記録装置における記録制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、印字ヘッドを搭載したキャリ
ッジを水平方向に移動させ、シリアル印字を行う熱転写
プリンタやインクジェットプリンタ等のドットプリンタ
が知られている。このようなドットプリンタを駆動する
場合、1行印字するごとにヘッドを搭載したキャリッジ
をリターンさせて、印字用紙を1行分垂直方向に移動さ
せている。そして、次行を印字する際に、垂直方向に並
んでいる印字ヘッドの上部数ドットに前行に印字した印
字データを出力する重ね領域を設けて、重ね印字を行っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来装置では、重ね部分のドット数が固定されて
いるため、接続されるプリンタによって紙送り精度が異
なる場合、紙送り精度の悪いプリンタに対しては隙間が
生じたり、紙送り精度の良いプリンタに対しては余分な
重ねにより印字濃度むらが生じるという問題点があっ
た。また、同一のプリンタであっても製品によるばらつ
きや経年変化による紙送り精度の悪化等の要因に対して
の対応が取れず、さらにプリンタの種類にも大きく左右
され、例えば印字濃度むらの生じにくい熱転写プリンタ
では重ね部分を多めに取れるが、インクジェットプリン
タ等では重ね部分を多めにとると印字濃度むらが生じた
り、インクによるぬれが大きくなったりするという問題
点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、プリンタの種類や精度に合わせて重ね
部分のドット数を任意に設定でき、印字濃度むらの発生
を防止することができ、また経年変化や印字速度の違い
に対しても対応することが可能な記録制御装置を得るこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の記録制御装置
は、被印字体に対して所定方向に複数の記録素子を備え
た印字ヘッドを有し、この印字ヘッドにより前記所定方
向と異なる方向に主走査して1行分の印字を形成する記
録装置において、前記主走査により隣接する行の印字デ
ータの一部を重ねて印字するべく前記印字ヘッドを駆動
するとともに、重なり部分のドット数を任意に設定可能
にしたものである。
【0006】
【作用】本発明の記録制御装置においては、印字ヘッド
が一方向に移動して1行分の印字を形成する際に、隣接
する行の重ね部分のドット数が任意に設定される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示す回路図
である。図において、1は熱エネルギーを用いてインク
に状態変化を生起させることによりインクを吐出する方
式のインクジェット機構を有したドットプリンタの印字
ヘッドで、被印字体(印字用紙)に対して所定方向(垂
直方向)に複数のドットが構成され、また各ドットに対
応した発熱抵抗体を備えており、この発熱抵抗体に電圧
VHの直流電源が接続されている。2は上記ドットプリ
ンタを制御するプリンタ制御回路で、印字ヘッド1を駆
動するドライブ回路が構成されている。
【0008】上記プリンタ制御回路2は、本システムの
データバス3からの印字データをラッチする8ビット
(bit)のソフトウエアにより書き込み可能な複数の
レジスタ4〜7と、オーバラップコントロール用のレジ
スタ8とが備えられている。そして、印字ヘッド1が上
記所定方向と異なる水平方向に移動して1行分の印字を
形成する際に、レジスタ8により前行か後行または双方
の印字データの一部を重ねて印字する重ね部分のドット
を有効または無効にして垂直方向のドット数を任意に設
定する構成となっている。
【0009】上記各レジスタ4〜8のクロック入力端子
にはそれぞれアンド(論理和)ゲートQ1〜Q5の出力
端子が接続されており、これらのアンドゲートQ1〜Q
5にチップセレクト信号S1〜S5及びライト信号S6
が入力されるようになっている。また、各レジスタ4〜
7の出力信号は各々電流制限用の抵抗R1,R2,……
R(n−1),Rnを介してトランジスタTr1,Tr
2,……Tr(n−1),Trnのベースに供給される
が、上述の重ね部分のドットに対応する上下二つずつの
出力信号はアンドゲートQ6〜Q9を介してトランジス
タTr1,Tr2,Tr(n−1),Trnに供給され
るようになっている。そして、各トランジスタT1〜T
rnのエミッタ側は接地され、コレクタ側は上記印字ヘ
ッド1の各々の発熱抵抗体に接続されている。また上記
アンドゲートQ6〜Q9には、レジスタ8から出力され
るイネーブル信号E1〜E4が入力されるようになって
いる。
【0010】図2は上記のプリンタ制御回路2を有した
電子タイプライタの本体構成を示すブロック図である。
図中、9は全体を制御するCPU(中央処理装置)、1
0はCPU9のプログラム,ワークエリア及びテキスト
データなどを格納するメモリ、11はキーボード、12
は上述の印字ヘッド1を有したドットプリンタである。
【0011】上記のような構成の電子タイプライタにお
いては、CPU9は印字するドットデータを図1の各レ
ジスタ4〜7に書き込んでその印字データの印字を開始
するが、この時、オーバラップコントロール用のレジス
タ8をセットすることで、アンドゲートQ6〜Q9を介
装した重ね部分の任意のドットを出力禁止状態にするこ
とができる。すなわち、レジスタ8からのイネーブル信
号E1,E2により上側2ビットの出力をコントロール
し、イネーブル信号E3,E4により下側2ビットの出
力をコントロールしている。
【0012】ここで、上述のように、ドットプリンタ1
2のペーパーフィードは上下2ドット分重ねてペーパー
フィードする設定とし、印字データを格納するレジスタ
4の上方向2ドットは前の行に印字したデータを格納
し、またレジスタ7の下方向2ドットは後の行(次行)
に印字するデータを格納するものとしている。このた
め、例えば前行と後行の重ね部分を上下1ドットづつと
する場合には、CPU9はレジスタ8に出力イネーブル
信号E1,E4が“0”、イネーブル信号E2,E3が
“1”になるような値を書き込む。これにより、レジス
タ4,7の出力データにかかわらずアンドゲートQ6,
Q9の出力は常に“0”となり、トランジスタTr1,
Trnはオンとならず、印字ヘッド1の対応する発熱抵
抗体にヒート電流が流れないので、上下1ドットの印字
は行われない。またこの時、アンドゲートQ7,Q8は
常にレジスタ4,7からの出力を通すため、レジスタ
4,7からの出力が“1”であればトランジスタTr
2,Tr(n−1)はオンとなり、このドット部分は印
字されることになる。
【0013】このように、ドットプリンタ12における
印字データの出力のうち重ね部分を任意に設定可能な手
段を有することで、この回路に接続されるプリンタの種
類や精度に合わせて重ね部分のドット数を任意の値に設
定することができる。例えば、熱転写プリンタがこのド
ライブ回路に接続される場合は多めの重ね部分を選択
し、液体のインクを用いるインクジェットプリンタの場
合は紙のぬれをできるだけ少なくするため重ね部分を少
なめにすることができる。
【0014】また、紙送り精度の非常に高いプリンタに
対しては重ね部分を少なめにすることができ、精度の悪
いプリンタに対しては多めにとることができる。さら
に、同一プリンタにおいて、印字速度に複数段階がある
場合、その印字速度に応じて例えば印字速度が速い場合
は重ね部分も多めにとり、また遅い場合は少なめにとる
という調節も可能となる。
【0015】したがって、印字濃度むらの発生を防止す
ることができるとともに、経年変化や印字速度の違いに
対しても上記のように容易に対応することができる。
【0016】図3は本発明の他の実施例の構成を示す回
路図である。図中、13〜16は前行と後行の重ね部分
である上下2ドットに対応するトランジスタTr1,T
r2,Tr(n−1),Trnと印字ヘッド1との間に
介装されたディップスイッチなどのスイッチで、印字ヘ
ッド1の重ね部分のドット数を有効または無効にして垂
直方向のドット数を任意に設定する構成となっている。
【0017】この回路では、スイッチ13〜16がオン
の場合はそれに対応したドットだけ重ね印字が行われ、
オフの場合は重ね印字は行われない。したがって、プリ
ンタの種類や精度に合わせて重ね部分のドット数を任意
に設定でき、印字濃度むらの発生を防止できるなど、図
1の実施例と同様の効果を得ることができる。また、本
実施例では、量産品のプリンタの紙送り量にばらつきが
ある場合、上記スイッチ13〜16による機器毎の調節
が容易である。さらに、図3のプリンタ制御回路2を全
てIC(集積)化することにより、上述の重ね部分の調
節をICの端子処理にて簡単に行うことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、印字ヘ
ッドが1行分の印字を形成する際に、隣接する行の重ね
部分のドット数を任意に設定可能にするため、プリンタ
の種類や精度に合わせて重ね部分のドット数を任意に設
定でき、印字濃度むらの発生を防止することができ、ま
た経年変化や印字速度の違いに対しても対応することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す回路図
【図2】 図1の制御回路を有した電子タイプライタの
構成を示すブロック図
【図3】 本発明の他の実施例の構成を示す回路図
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 プリンタ制御回路 8 レジスタ(制御手段) 12 ドットプリンタ 13〜16 スイッチ(制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印字体に対して所定方向に複数の記録
    素子を備えた印字ヘッドを有し、この印字ヘッドにより
    前記所定方向と異なる方向に主走査して1行分の印字を
    形成する記録装置において、前記主走査により隣接する
    行の印字データの一部を重ねて印字するべく前記印字ヘ
    ッドを駆動するとともに、重なり部分のドット数を任意
    に設定可能にしたことを特徴とする記録制御装置。
JP31857992A 1992-11-27 1992-11-27 記録制御装置 Withdrawn JPH06155810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31857992A JPH06155810A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 記録制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31857992A JPH06155810A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 記録制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06155810A true JPH06155810A (ja) 1994-06-03

Family

ID=18100715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31857992A Withdrawn JPH06155810A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 記録制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06155810A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084005A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Ricoh Co Ltd 画像形成方法、画像処理方法、プログラム、記憶媒体、画像処理装置、画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084005A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Ricoh Co Ltd 画像形成方法、画像処理方法、プログラム、記憶媒体、画像処理装置、画像形成装置

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Effective date: 20000201