JPH06155705A - 複数の版胴用キャリッジを備える回転印刷機用印刷ユニット - Google Patents
複数の版胴用キャリッジを備える回転印刷機用印刷ユニットInfo
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- JPH06155705A JPH06155705A JP5169932A JP16993293A JPH06155705A JP H06155705 A JPH06155705 A JP H06155705A JP 5169932 A JP5169932 A JP 5169932A JP 16993293 A JP16993293 A JP 16993293A JP H06155705 A JPH06155705 A JP H06155705A
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 2
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- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F9/00—Rotary intaglio printing presses
- B41F9/06—Details
- B41F9/18—Auxiliary devices for exchanging forme cylinders
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転印刷機を停止させることなく、一つの版
胴から次の版胴へと自動的に切り替えできる印刷ユニッ
トを提供することを目的としている。 【構成】 印刷ユニット１に二つの版胴８，９を支持す
るキャリッジ４，５を収容する空間２を形成する。版胴
８，９にロール紙３９を押圧するための圧胴４０の末端
部が、垂直面を制御可能に移動するようにした可動スラ
イド３６によって受容され、各スライドが、印刷ユニッ
ト１の側部に設けられた水平な案内装置３０に沿って位
置を制御可能に移動する移動台３１によって受容され
る。印刷機が運転状態のままで、圧胴４０は版胴８から
９（又はその逆）へと移動できるので、印刷機を止めず
に版胴８の交換ができる。
胴から次の版胴へと自動的に切り替えできる印刷ユニッ
トを提供することを目的としている。 【構成】 印刷ユニット１に二つの版胴８，９を支持す
るキャリッジ４，５を収容する空間２を形成する。版胴
８，９にロール紙３９を押圧するための圧胴４０の末端
部が、垂直面を制御可能に移動するようにした可動スラ
イド３６によって受容され、各スライドが、印刷ユニッ
ト１の側部に設けられた水平な案内装置３０に沿って位
置を制御可能に移動する移動台３１によって受容され
る。印刷機が運転状態のままで、圧胴４０は版胴８から
９（又はその逆）へと移動できるので、印刷機を止めず
に版胴８の交換ができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、版胴をそれぞれ受容す
る複数個のキャリッジを備えた回転印刷機用印刷ユニッ
トに関する。
る複数個のキャリッジを備えた回転印刷機用印刷ユニッ
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】回転印刷機において、例えば、製品の切
り替えをする等の場合に版胴用のキャリッジを交換する
が、これにより生じる機械の停止を回避することは周知
の目的といえる。
り替えをする等の場合に版胴用のキャリッジを交換する
が、これにより生じる機械の停止を回避することは周知
の目的といえる。
【０００３】回転印刷機で製造される印刷製品の送り出
し長さ(size of run) が各印刷ロット(run) について小
さくなっていく傾向にある場合、シリンダキャリッジや
インキ装置並びに版胴等を交換するために回転印刷機を
停止する時間が増加することは明らかなことである。同
様に、通常の当業者には良く知られていることである
が、版胴のキャリッジを交換するために、例えば、ロー
ル紙の停止や、圧胴を上昇させる等といった付加的な作
業を行わなければならない。圧胴の機能は印刷作業中に
印刷板を備える版胴にロール紙を押圧することである。
し長さ(size of run) が各印刷ロット(run) について小
さくなっていく傾向にある場合、シリンダキャリッジや
インキ装置並びに版胴等を交換するために回転印刷機を
停止する時間が増加することは明らかなことである。同
様に、通常の当業者には良く知られていることである
が、版胴のキャリッジを交換するために、例えば、ロー
ル紙の停止や、圧胴を上昇させる等といった付加的な作
業を行わなければならない。圧胴の機能は印刷作業中に
印刷板を備える版胴にロール紙を押圧することである。
【０００４】前記の作業及び付加的な作業を行った後
で、協働する印刷ユニットから版胴を受容する台を取り
出し、次に新たな版胴と共に新たなキャリッジを挿入す
ることが可能となる。
で、協働する印刷ユニットから版胴を受容する台を取り
出し、次に新たな版胴と共に新たなキャリッジを挿入す
ることが可能となる。
【０００５】更に、事前に印刷作業を行うためのキャリ
ッジの準備が必要であり、キャリッジの導入後所望の作
動速度まで前記の新らたな版胴を走行させ、次に圧胴を
降下させ、移動中のロール紙を新版胴に押圧して新たな
印刷作業行程を開始しなければならない。
ッジの準備が必要であり、キャリッジの導入後所望の作
動速度まで前記の新らたな版胴を走行させ、次に圧胴を
降下させ、移動中のロール紙を新版胴に押圧して新たな
印刷作業行程を開始しなければならない。
【０００６】印刷物を切り替える時に、複数の印刷ユニ
ットについて前述の全てを操作するには、実際のところ
回転印刷機全体を停止させなければならないので比較的
長い時間が印刷機の静止時間となり、印刷機の効率が著
しく低下することになる。
ットについて前述の全てを操作するには、実際のところ
回転印刷機全体を停止させなければならないので比較的
長い時間が印刷機の静止時間となり、印刷機の効率が著
しく低下することになる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
の技術的欠点を除去し、回転印刷機を停止させることな
く、一つの版胴から次の版胴へと自動的に切り替えでき
る印刷ユニットを提供することである。
の技術的欠点を除去し、回転印刷機を停止させることな
く、一つの版胴から次の版胴へと自動的に切り替えでき
る印刷ユニットを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明による印刷ユニッ
トは、複数の版胴キャリッジをその作動位置で受入れ、
回転している版胴にロール紙を押圧する圧胴の両端部
が、垂直面における位置を調節可能な可動スライドによ
って支持され、各スライドが移動台によって支持され、
各移動台は印刷ユニット側部に設けられた水平な案内レ
ールに沿って移動自在に支持されることを特徴とし、こ
れによって前記目的が達成される。
トは、複数の版胴キャリッジをその作動位置で受入れ、
回転している版胴にロール紙を押圧する圧胴の両端部
が、垂直面における位置を調節可能な可動スライドによ
って支持され、各スライドが移動台によって支持され、
各移動台は印刷ユニット側部に設けられた水平な案内レ
ールに沿って移動自在に支持されることを特徴とし、こ
れによって前記目的が達成される。
【０００９】前述の特徴を有する印刷ユニットを用いる
ことによって、第１印刷行程の印刷をする際に第１キャ
リッジに取付けた版胴を使用できる。この印刷行程を切
り替える場合、次の印刷作業のための第２版胴キャリッ
ジを機械内に準備し、予定された印刷に必要な回転速度
に予め設定しておく。インク装置も同時に準備し、更に
ドクター装置も調整する。
ことによって、第１印刷行程の印刷をする際に第１キャ
リッジに取付けた版胴を使用できる。この印刷行程を切
り替える場合、次の印刷作業のための第２版胴キャリッ
ジを機械内に準備し、予定された印刷に必要な回転速度
に予め設定しておく。インク装置も同時に準備し、更に
ドクター装置も調整する。
【００１０】待機位置にある第２版胴を次の印刷に使用
するには、まず垂直面を移動可能な圧胴を上昇させると
同時に該圧胴が第２キャリッジの版胴の上方に位置決め
されるまで圧胴を支持する移動台を水平運動させる。次
にスライドを下方に移動させ、ロール紙を圧胴によって
新規印刷に使用される版胴に再度押圧する。
するには、まず垂直面を移動可能な圧胴を上昇させると
同時に該圧胴が第２キャリッジの版胴の上方に位置決め
されるまで圧胴を支持する移動台を水平運動させる。次
にスライドを下方に移動させ、ロール紙を圧胴によって
新規印刷に使用される版胴に再度押圧する。
【００１１】この製造行程の交替作業はかなりの速度で
行われるので、ロール紙の流れは中断されることがな
く、機械が静止する時間はない。したがって、回転印刷
機を再スタートさせる時に発生しがちなロール紙の引裂
等といった重大な技術上の問題を回避することができ
る。
行われるので、ロール紙の流れは中断されることがな
く、機械が静止する時間はない。したがって、回転印刷
機を再スタートさせる時に発生しがちなロール紙の引裂
等といった重大な技術上の問題を回避することができ
る。
【００１２】不要になった版胴の第１キャリッジは印刷
ユニットから取り出し、次の印刷用として準備された版
胴の第３キャリッジと取り替えておくことができる。
ユニットから取り出し、次の印刷用として準備された版
胴の第３キャリッジと取り替えておくことができる。
【００１３】
【実施例】本発明の他の特徴及び利点は、本発明の好適
実施例を非制限例として示す添付の図面を参照して以下
に詳述する。第１図に示すように、印刷ユニット１の下
部には、精密ガイド３に、走行ローラ６，７が付いたキ
ャリッジ４，５を受け入れる空間２が形成されている。
実施例を非制限例として示す添付の図面を参照して以下
に詳述する。第１図に示すように、印刷ユニット１の下
部には、精密ガイド３に、走行ローラ６，７が付いたキ
ャリッジ４，５を受け入れる空間２が形成されている。
【００１４】各キャリッジには、版胴８，９並びにイン
ク装置１０，１１及びドクター装置１２，１３を設け
る。
ク装置１０，１１及びドクター装置１２，１３を設け
る。
【００１５】図面に線図で示すように、平行案内レール
３０は、版胴８，９のキャリッジ４，５を受け入れる空
間２の上方にあって、印刷ユニット１の両側部に配置さ
れる。案内レール３０は水平に配置され、精密駆動スピ
ンドル３２（望ましくはボールねじスピンドル）と係合
する移動台３１を支持するので、これにより移動台３１
の運動及び位置決めを極めて正確なものにすることが出
来る。スピンドル３２はモータ３３、望ましくは制御可
能な直流モータにより駆動される。
３０は、版胴８，９のキャリッジ４，５を受け入れる空
間２の上方にあって、印刷ユニット１の両側部に配置さ
れる。案内レール３０は水平に配置され、精密駆動スピ
ンドル３２（望ましくはボールねじスピンドル）と係合
する移動台３１を支持するので、これにより移動台３１
の運動及び位置決めを極めて正確なものにすることが出
来る。スピンドル３２はモータ３３、望ましくは制御可
能な直流モータにより駆動される。
【００１６】移動台３１の移動は、この移動台を動かす
ために移動台と機械のフレームとの間を連結する一つ又
は複数のピストン／シリンダ装置によって行うこともで
きる。この場合、移動台３１の正確な位置決めは、止め
具、望ましくは位置が調節可能な止め具による。
ために移動台と機械のフレームとの間を連結する一つ又
は複数のピストン／シリンダ装置によって行うこともで
きる。この場合、移動台３１の正確な位置決めは、止め
具、望ましくは位置が調節可能な止め具による。
【００１７】シリンダ８又はシリンダ９によって印刷さ
れるロール紙３９が、印刷ユニットの入口からローラ１
００にガイドされて印刷ユニットに入るのが効果的であ
る。同様に、移動台３１が案内レール３０に沿って移動
中にロール紙３９に加わる引張力を緩衝するために、回
動自在なダンシングローラ１０１を設けるのが望まし
い。
れるロール紙３９が、印刷ユニットの入口からローラ１
００にガイドされて印刷ユニットに入るのが効果的であ
る。同様に、移動台３１が案内レール３０に沿って移動
中にロール紙３９に加わる引張力を緩衝するために、回
動自在なダンシングローラ１０１を設けるのが望まし
い。
【００１８】各移動台３１は垂直に配置した摺動レール
３４，３５を有し、これらのレールが、圧胴４０と、ロ
ール紙３９を案内するローラ３７，３８とを有するスラ
イド３６用の精密平行案内装置を形成する。圧胴４０に
よって、ロール紙３９は相手側の版胴８又は９に既知の
方法で押圧される。
３４，３５を有し、これらのレールが、圧胴４０と、ロ
ール紙３９を案内するローラ３７，３８とを有するスラ
イド３６用の精密平行案内装置を形成する。圧胴４０に
よって、ロール紙３９は相手側の版胴８又は９に既知の
方法で押圧される。
【００１９】移動台３１の上部には駆動モータ４１（望
ましくは制御可能なモータ）を設け、該モータは直角伝
達装置４２により回転軸を９０°曲げられてスライド３
６本体に連結した送りねじ軸４３を駆動する。送りねじ
軸４３は、中間に継手４４を挿入することによりピスト
ン／シリンダ装置４５と連結し、これによってスライド
３６を迅速に上昇又は下降させることができる。
ましくは制御可能なモータ）を設け、該モータは直角伝
達装置４２により回転軸を９０°曲げられてスライド３
６本体に連結した送りねじ軸４３を駆動する。送りねじ
軸４３は、中間に継手４４を挿入することによりピスト
ン／シリンダ装置４５と連結し、これによってスライド
３６を迅速に上昇又は下降させることができる。
【００２０】印刷ユニット１の両側部には板状部材４６
を水平に配置するのが望ましく、この上に位置決め用の
ストッパ４７，４８又はリミットスイッチを設けてスラ
イド３１の作動位置を決め、スライドの水平方向におけ
る運動行程を限定する。こうして、前記スライドの固有
位置、すなわち版胴８又は９に対する印刷時の圧胴４０
の固有位置を正確に設定可能である。
を水平に配置するのが望ましく、この上に位置決め用の
ストッパ４７，４８又はリミットスイッチを設けてスラ
イド３１の作動位置を決め、スライドの水平方向におけ
る運動行程を限定する。こうして、前記スライドの固有
位置、すなわち版胴８又は９に対する印刷時の圧胴４０
の固有位置を正確に設定可能である。
【００２１】第１図に示す印刷ユニット１の空間２には
２個のシリンダキャリッジ４，５が収容されているが、
第３図に示す印刷ユニットの空間２には第２版胴キャリ
ッジ４のみが収容され、第１版胴キャリッジ５は撤去済
みである。
２個のシリンダキャリッジ４，５が収容されているが、
第３図に示す印刷ユニットの空間２には第２版胴キャリ
ッジ４のみが収容され、第１版胴キャリッジ５は撤去済
みである。
【００２２】この状態で、圧胴４０はロール紙３９を版
胴８に押圧して印刷が行われ、一方、次の印刷作業のた
めに印刷ユニット１の外側で予め準備しておいた新たな
版胴キャリッジを空間２内に導入しておくことができ
る。
胴８に押圧して印刷が行われ、一方、次の印刷作業のた
めに印刷ユニット１の外側で予め準備しておいた新たな
版胴キャリッジを空間２内に導入しておくことができ
る。
【００２３】第３図からわかるように、圧胴４０を、よ
り大きな直径の版胴８と作動連結させるか又はローラ４
０を更に降下させることによって（破線で示すように）
ローラ４０をより小さな直径のシリンダ８′と作動接触
させることが可能である。
り大きな直径の版胴８と作動連結させるか又はローラ４
０を更に降下させることによって（破線で示すように）
ローラ４０をより小さな直径のシリンダ８′と作動接触
させることが可能である。
【００２４】第４図に主要構成部品を備えるものとして
示す本発明による装置は第３図の線IV-IV Ｉにおける断
面図である。
示す本発明による装置は第３図の線IV-IV Ｉにおける断
面図である。
【００２５】印刷ユニット１の側部を図示する。可動ス
ライド３１は印刷ユニット１の内部に配置され、スピン
ドル３２によって平行案内装置３０に沿って移動可能で
ある。前記移動台の頂部側には、直角伝達装置４２を介
して送りねじ軸４３を回転運動させる制御可能なモータ
４１を設ける。図面から明らかなように、延長ロッド４
９は直角伝達装置４２から分岐し、これも印刷ユニット
１の第２側部（図示せず）上に設ける送りねじ軸４３を
駆動する。
ライド３１は印刷ユニット１の内部に配置され、スピン
ドル３２によって平行案内装置３０に沿って移動可能で
ある。前記移動台の頂部側には、直角伝達装置４２を介
して送りねじ軸４３を回転運動させる制御可能なモータ
４１を設ける。図面から明らかなように、延長ロッド４
９は直角伝達装置４２から分岐し、これも印刷ユニット
１の第２側部（図示せず）上に設ける送りねじ軸４３を
駆動する。
【００２６】送りねじ軸４３は継手４４によってピスト
ン／シリンダ装置４５と連結し、このピストン／シリン
ダ装置は、２つの平行な案内レール３４，３５相互間で
垂直方向に摺動自在に配置した軸受３６と連結する。
ン／シリンダ装置４５と連結し、このピストン／シリン
ダ装置は、２つの平行な案内レール３４，３５相互間で
垂直方向に摺動自在に配置した軸受３６と連結する。
【００２７】スライド３６はロール紙３９を案内する回
転可能なローラ３７，３８を支持し、ロール紙は２個の
版胴８，９のうちの印刷に使用されるされる方に圧胴４
０によって押圧される。
転可能なローラ３７，３８を支持し、ロール紙は２個の
版胴８，９のうちの印刷に使用されるされる方に圧胴４
０によって押圧される。
【００２８】本発明による装置の操作様態を以下に示
す。版胴８，９を支持するキャリッジ４，５が印刷ユニ
ット１内に挿入されると、圧胴は、作業シリンダとなる
例えば第１シリンダ９の上方に位置決めされる。圧胴４
０は版胴９に移動中のロール紙３９を押圧する。版胴８
は、待機位置にあって、次の印刷に備えて準備された交
代シリンダとなる。
す。版胴８，９を支持するキャリッジ４，５が印刷ユニ
ット１内に挿入されると、圧胴は、作業シリンダとなる
例えば第１シリンダ９の上方に位置決めされる。圧胴４
０は版胴９に移動中のロール紙３９を押圧する。版胴８
は、待機位置にあって、次の印刷に備えて準備された交
代シリンダとなる。
【００２９】印刷の切り替えがされるとすぐに、ピスト
ン／シリンダ装置４５は作動し、圧胴４０は版胴９から
上昇するので、移動中のロール紙３９も版胴９から離れ
て上昇する。ロール紙はそのまま流れ、モータ４１が作
動して直角伝達装置４２と駆動スピンドル４３によって
スライドが上昇し、それと共に圧胴４０が４０′の位置
に移動し、これによりモータ３３がボールねじスピンド
ル３２を回転し、移動台３１を案内３０装置に沿って迅
速に移動することが可能になる。この移動は、圧胴４０
が第２版胴８のちょうど上方にくるまで行われ、第２版
胴８は、定格回転数になるまで加速され、インク装置は
それまでに次の印刷作業の準備を終えている。前記版胴
のドクター装置は調節が終わっており、シリンダ８は回
転運動するように設定済みである。第１図に示すように
協働するストッパ４８によって固定される前記位置にお
いて、スライド３６と圧胴４０が新たに降下し、圧胴４
０はキャリッジ４のシリンダ８又は８′と作動連結す
る。かくして印刷作業が最短時間の中断の後に再開され
る。
ン／シリンダ装置４５は作動し、圧胴４０は版胴９から
上昇するので、移動中のロール紙３９も版胴９から離れ
て上昇する。ロール紙はそのまま流れ、モータ４１が作
動して直角伝達装置４２と駆動スピンドル４３によって
スライドが上昇し、それと共に圧胴４０が４０′の位置
に移動し、これによりモータ３３がボールねじスピンド
ル３２を回転し、移動台３１を案内３０装置に沿って迅
速に移動することが可能になる。この移動は、圧胴４０
が第２版胴８のちょうど上方にくるまで行われ、第２版
胴８は、定格回転数になるまで加速され、インク装置は
それまでに次の印刷作業の準備を終えている。前記版胴
のドクター装置は調節が終わっており、シリンダ８は回
転運動するように設定済みである。第１図に示すように
協働するストッパ４８によって固定される前記位置にお
いて、スライド３６と圧胴４０が新たに降下し、圧胴４
０はキャリッジ４のシリンダ８又は８′と作動連結す
る。かくして印刷作業が最短時間の中断の後に再開され
る。
【００３０】この後で印刷ユニットから第１版胴キャリ
ッジ５を移動させ、自由空間２の待機位置に次の印刷用
の準備が完了している新たな版胴キャリッジを導入可能
となる。
ッジ５を移動させ、自由空間２の待機位置に次の印刷用
の準備が完了している新たな版胴キャリッジを導入可能
となる。
【００３１】印刷作業をもう一度新規に調整したけれ
ば、圧胴４０の上昇、移動及び降下を前述のものと反対
の方法で行えばよい。
ば、圧胴４０の上昇、移動及び降下を前述のものと反対
の方法で行えばよい。
【図１】２個の版胴キャリッジと、圧胴を移動させるた
めの装置とを備える印刷ユニットの正面図である。
めの装置とを備える印刷ユニットの正面図である。
【図２】圧胴を中間位置に移動させるための装置の正面
図である。
図である。
【図３】第２シリンダと協働する圧胴を備え、第１シリ
ンダのキャリッジを既に移動させた印刷ユニットの正面
図である。
ンダのキャリッジを既に移動させた印刷ユニットの正面
図である。
【図４】圧胴と版胴の移動装置を示す第１図の線IV-IV
における横断面図である。
における横断面図である。
１ 印刷ユニット ４，５ キャリッジ ８，９ 版胴 ３０ 案内 ３１ 移動台 ３２ スピンドル ３３ モータ ３４，３５ 案内板 ３６ スライド ３７，３８ ローラ ３９ ロール紙 ４０ 圧胴 ４１ 駆動モータ ４３ ねじ切りスピンドル ４４ 継手 ４５ ピストン／シリンダ装置 ４６ 板状部材 ４７，４８ 止め具 １００ 案内ローラ １０１ ダンシングローラ
フロントページの続き (72)発明者 マリオ フォルノ イタリア国 15033 カザーレ モンフェ ラート、ヴィア デイ グリチニ ２ (72)発明者 ジャンフランコ ジベリーノ イタリア国 13039 トリノ ヴェルチェ レーゼ、ヴィア ヴェンチ セッテンブレ 10 (72)発明者 ジャンピエトロ ミグリエッタ イタリア国 15033 カザーレ モンフェ ラート、ヴィア サランドリ 23
Claims (7)
- 【請求項１】 版胴（８，９）を作動位置に支持する複
数個のキャリッジ（４，５）を受け入れる回転印刷機用
印刷ユニット（１）であって、回転する版胴（８，９）
にロール紙（３９）を押圧する圧胴（４０）の両端部が
可動スライド（３６）によって支持され、該スライド
（３６）が垂直面内を移動自在に構成され、該スライド
（３６）が移動台（３１）によって支持され、該移動台
（３１）が水平案内装置（３０）上を移動してその位置
を調節自在で、前記案内装置（３０）が印刷ユニット
（１）の側部に結合されていることを特徴とする回転印
刷機用印刷ユニット。 - 【請求項２】 印刷ユニット（１）の両側部に水平な平
行案内装置（３０）を設け、該平行案内装置の駆動スピ
ンドル（３２）に前記移動台（３１）を連結し、制御可
能なモータ（３３）により前記駆動スピンドル（３２）
を駆動することを特徴とする請求項１記載の回転印刷機
用印刷ユニット。 - 【請求項３】 前記各移動台（３１）が垂直に配置され
た案内帯（３４，３５）を有し、該案内帯がスライド
（３６）の精密な案内装置を構成し、該スライド（３
６）がロール紙（３９）を案内するガイドローラ（３
７，３８）を支持し、該ガイドローラ（３７，３８）の
中間にロール紙（３９）を押圧して印刷する圧胴（４
０）を設けたことを特徴とする請求項１記載の回転印刷
機用印刷ユニット。 - 【請求項４】 前記移動台（３１）が、スライド（３
６）と作動連結するねじ切り軸（４３）を駆動する制御
可能な駆動モータ（４１）を有することを特徴とする制
御１記載の回転印刷機用印刷ユニット。 - 【請求項５】 回転可能な継手（４４）を挿入した駆動
スピンドル（４３）が、スライド（３６）と作動連結す
るピストン／シリンダ装置（４５）と連結することを特
徴とする請求項１記載の回転印刷機用印刷ユニット。 - 【請求項６】 印刷ユニット（１）の各側部に、スライ
ド（３６）用の止め具として働く調節可能位置にあるス
トッパ（４７，４８）を有する水平配置の板状部材（４
６）を設け、版胴（４０）を正確な作動位置に固定可能
なことを特徴とする請求項１記載の回転印刷機用印刷ユ
ニット。 - 【請求項７】 ロール紙（３９）が、印刷ユニット
（１）の入口でローラ（１００）に案内され、案内ロー
ラ（１００）が枢動可能に取り付けたダンシングローラ
（１０１）を備えることを特徴とする請求項１記載の回
転印刷機用印刷ユニット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| ITMI921684A IT1255333B (it) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | Elemento stampa per una macchina rotativa, munito di piu' carrelli supportanti un cilindro stampa |
| IT92A001684 | 1992-07-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06155705A true JPH06155705A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=11363652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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- 1993-07-09 JP JP5169932A patent/JPH06155705A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971104 |